JP7011315B2 - 粉体供給装置 - Google Patents
粉体供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7011315B2 JP7011315B2 JP2018106668A JP2018106668A JP7011315B2 JP 7011315 B2 JP7011315 B2 JP 7011315B2 JP 2018106668 A JP2018106668 A JP 2018106668A JP 2018106668 A JP2018106668 A JP 2018106668A JP 7011315 B2 JP7011315 B2 JP 7011315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- bottom plate
- plate member
- powder supply
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N C1CCCCC1 Chemical compound C1CCCCC1 XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
Images
Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
これにより、粉の散乱の少ない機械的散布部と、空気による混合散布部とで、食品成形物の表裏に対して均一に散布することができ、また、吸引手段が余剰粉を吸引するので余剰粉の発生が少なくなるとされている。
また、粉と空気を混合して吹き付けるので、散布する粉の供給量をコントロールすることが困難であり、吸い込みダクトにより余剰粉を吸引して再利用する工夫をする必要がある。さらに、上記のエアカーテンや吸い込みダクトなどの複雑な構造の装置を備える必要があるので、コスト高を招くという課題があった。
したがって、振動器でホッパーを振動させる必要性があり、すなわち、振動器はホッパー内の粉体が固まらないようにするだけでなく、多孔部材の複数の貫通孔に詰まった粉体を固まりにくくする働きを有しているとも考えられる。
図1は、粉体供給装置1の全体を概略的に示した斜視図である。図2は、図1の一部を分解した分解斜視図である。図3は、図1を上から視た平面図である。図4は、底板部材30から視た平面図である。図5は、図3の矢視V-V線の縦断面図である。
一方、左右駆動シリンダ43のピストン43aの先端は、第二連結部材47を介して底板保持固定部材33の第二長孔33cに沿って互いに相対的に移動可能に連結されている。
なお、本実施形態における粉体用容器20は、容器保持部材22の容器用窓孔22aに挿通して高さを調整しているが、その構成は特に限定されない。例えば、粉体用容器20は掛止部材24あるいは容器保持部材22に直接取り付けることもできる。
このような事態を回避するために、底板部材30は、図9(a)に示すように前記粉体供給孔31の周辺に、粉体用容器20の内部に向けて形成した突起部32を備えることが望ましい。
図10に示される粉体供給装置1aは、前述の粉体供給装置1に搬送手段50を用いた場合、ベルトコンベア51で搬送された食品加工物などの被対象物に供給する粉体Pの供給量を制御するものである。
なお、ベルトコンベア51はサーボモータ52によって回転駆動される。サーボモータ52は、制御装置60によって回転速度や回転駆動のON、OFFなどが制御される構成である。
次いで、制御装置60は、底板部材駆動手段40の各サーボモータ45,45を駆動して底板部材30を作動させる。すなわち、粉体Pの供給運転を開始し、粉体用容器20の粉体Pが排出口21から落下して食品加工物へ供給される。
落下した粉体Pの重量WP(供給量)は、粉体供給量検出手段53、つまり計量手段53aと制御装置60によって検出(計算)される。
したがって、所定量の粉体Pがベルトコンベア51の上の食品加工物に供給されることになる。
上記の一連の動作は、後続する食品加工物に対して同様に繰り返し行われる。
他の実施形態の粉体供給量検出手段53としては、粉体Pの供給運転を開始してから停止するまでの時間を計測し、この計測時間と、底板部材30から落下する粉体Pの流量(単位時間における)とを用いて制御装置60で計算して粉体Pの供給量を検出することができる。
図11(a),(b)は底板部材駆動手段40aを模式的に図示している。
底板部材30aは、左右のガイドレール36a,36bにガイドされて前後方向に移動可能に形成される。さらに、底板部材30aは、左右方向に長い2つの長孔37a,37bが形成されている。2つの長孔37a,37bの長手方向は互いに平行である。さらに、底板部材30aは、図11(a)に示すように複数の粉体供給孔(図1と同様で図示省略)を形成した円形状の部分的な範囲39で形成している。
なお、係合部73a,73bは対応する回転軸74a,74bに対して偏心している。しかも、係合部73aと回転軸74aの偏心量と係合部73bと回転軸74bの偏心量は同じである。また、係合部73a,73bは、前述の粉体供給装置1aにおけるガイドローラ46a,47bと同様の機能を有している。
なお、複数個のサーボモータを用いる場合、各サーボモータを同期させて用いる必要があり、しかも高価になるので、回転駆動手段として汎用モータを一つだけ用いることは、コストの低減に繋がる。つまり、図1の底板部材駆動手段40では2つのサーボモータ45を必要とするが、この実施形態の底板部材駆動手段40aでは一つの回転駆動手段で駆動することが可能であり、構成の単純化とコストの低減を同時に図ることができる。
なお、前述の実施形態では2つの駆動機構部71a,71bを使用しているが、1つの駆動機構部であっても、あるいは2つ以上の駆動機構部を用いてもよい。
図13(a),(b)は底板部材駆動手段40bを模式的に図示している。
底板部材30bは、前述の実施形態における図1と同様に、ベース部の上面で前後、左右の方向に滑動自在に構成されている。さらに、底板部材30bは、2つの係合孔38a,38bが形成されている。さらに、底板部材30bは、図13(a)に示すように複数の粉体供給孔(図1と同様で図示省略)を円形状の部分的な範囲39で形成している。
また、底板部材30bが全体的に円形方向に旋回動作するためには、少なくとも2つ以上の駆動機構部を用いることが望ましい。1つの駆動機構部だけでは底板部材30bが部分的に旋回動作してしまうからである。
なお、係合部77a,77bは対応する回転軸78a,78bに対して偏心している。しかも、係合部77aと回転軸78aの偏心量と係合部77bと回転軸78bの偏心量は同じである。
なお、複数個のサーボモータは同期する必要があり、しかも高価になるので、前述の底板部材駆動手段40aと同様に、一つのサーボモータ若しくは汎用モータで駆動することが望ましい。図1の底板部材駆動手段40では2つのサーボモータ45を必要とするが、この実施形態の底板部材駆動手段40bでは一つのサーボモータ若しくは汎用モータで駆動することが可能である。
10 装置本体 11 基台
12 ベース部 13 開口部
20 粉体用容器 21 排出口
22 容器保持部材 22a 容器用窓孔
30 底板部材 31 粉体供給孔
32 突起部 33 底板保持固定部材
33b 第一長孔 33c 第二長孔
34 底板押さえ部材 35 ボールキャスタ
36a,36b ガイドレール 37a,37b 長孔
38a,38b 係合孔 39 範囲(粉体供給孔の)
40,40a,40b 底板部材駆動手段 41 前後駆動シリンダ
42 シリンダ支持部材 43 左右駆動シリンダ
44 シリンダ支持部材 45 サーボモータ
46 第一連結部材 47 第二連結部材
50 搬送手段 51 ベルトコンベア
52 サーボモータ 53 粉体供給量検出手段
53a 計量手段
60 制御装置
71a,71b, 75a,75b 駆動機構部
72a,72b, 76a,76b 回転体
73a,73b, 77a,77b 係合部
74a,74b, 78a,78b 回転軸
P 粉体 Ps 錐体
B ブリッジ
Claims (3)
- 粉体を収容する粉体用容器と、
この粉体用容器の底面の排出口を塞ぐように配置された状態で移動可能に形成され、装置本体のベース部に沿って前後方向・左右方向に移動可能に設置された底板部材と、
この底板部材に、前記粉体が通過するように形成され、前記粉体用容器に収容された直上の粉体が定量だけ落下した後に粉体のブリッジを形成して落下しない大きさである複数の粉体供給孔と、
前記底板部材を前記粉体用容器の排出口に沿って移動させる底板部材駆動手段と、
前記底板部材に取り付けられ、中央に前記粉体供給孔が臨む窓部が形成されているとともに、ほぼ正方形の外形形状をなし、その一辺及び直交する他の一辺の端縁には、それぞれ左右方向及び前後方向に延びるようにして、第一長孔及び第二長孔が形成されてなる底板保持固定部材と、を具備する粉体供給装置であって、
前記底板部材駆動手段は、前後方向に該底板部材を移動させる前後駆動シリンダであるとともに、左右方向に該底板部材を移動させる左右駆動シリンダであり、
前記第一長孔、及び第二長孔には、前記底板部材駆動手段の前後駆動シリンダ、及び左右駆動シリンダの各ピストンが、その先端に取り付けられた第一及び第二の連結部材を介して取り付けられ、該底板部材駆動手段を駆動制御することにより、該底板部材を前後方向、左右方向、斜め方向、曲線状、円状に移動可能とするとともに、該底板部材の移動距離、移動速度、動作時間を調整可能としたことを特徴とする粉体供給装置。 - 前記底板部材は、前記粉体供給孔の周辺に、粉体用容器の内部に向けて形成した突起部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の粉体供給装置。
- 前記粉体用容器の排出口から粉体を落下して下方に供給される被対象物を搬送する搬送手段と、
前記排出口から落下した粉体の供給量を検出する粉体供給量検出手段と、
前記底板部材駆動手段に対して制御信号を出力するとともに、前記搬送手段に対し、制御信号を出力する制御装置とを有し、
前記制御装置は、前記粉体供給量検出手段で検出した粉体の供給量が、予め設定した設定値に達した際、前記底板部材駆動手段の駆動を停止する制御信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の粉体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106668A JP7011315B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 粉体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106668A JP7011315B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 粉体供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019208421A JP2019208421A (ja) | 2019-12-12 |
JP7011315B2 true JP7011315B2 (ja) | 2022-01-26 |
Family
ID=68843883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018106668A Active JP7011315B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 粉体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7011315B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253125A (ja) | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Morinaga & Co Ltd | 粉粒体含有食品の製造方法及び装置 |
JP2008115013A (ja) | 2007-07-27 | 2008-05-22 | Fujio Hori | 粉粒体供給装置及び粉粒体計量装置 |
JP2012143218A (ja) | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Yamato Scale Co Ltd | 被計量物の供給装置およびこの供給装置を備える味付け装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624663Y2 (ja) * | 1976-10-02 | 1981-06-10 | ||
JPS60213634A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-25 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | バンカ−の排出装置 |
-
2018
- 2018-06-04 JP JP2018106668A patent/JP7011315B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253125A (ja) | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Morinaga & Co Ltd | 粉粒体含有食品の製造方法及び装置 |
JP2008115013A (ja) | 2007-07-27 | 2008-05-22 | Fujio Hori | 粉粒体供給装置及び粉粒体計量装置 |
JP2012143218A (ja) | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Yamato Scale Co Ltd | 被計量物の供給装置およびこの供給装置を備える味付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019208421A (ja) | 2019-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI605910B (zh) | Grinding device and grinding method | |
JP6681764B2 (ja) | 成形品製造システム | |
US9126280B2 (en) | Print head for stencil printer | |
JP4342489B2 (ja) | スープの素などの粉類のカップ内落入装置 | |
US4907720A (en) | Method and apparatus for uniformly dispensing a seasoning material | |
US20030017240A1 (en) | Seasoning system and method | |
AU2001283137A1 (en) | Seasoning system and method | |
US5846324A (en) | Seasoning spreader | |
JP7011315B2 (ja) | 粉体供給装置 | |
JP2007074978A (ja) | 粉振り装置及びそれを用いた米飯食品成形装置 | |
JP5835008B2 (ja) | 粉体供給装置 | |
US9055767B2 (en) | Food coating apparatuses, systems, and methods | |
EP2094589B1 (en) | Product transport surface comprising grooves | |
US20180228171A1 (en) | Apparatus for applying particulate matter to a substrate | |
US661999A (en) | Automatic bread-making machine. | |
JP5661481B2 (ja) | 被計量物の供給装置およびこの供給装置を備える味付け装置 | |
JP4296535B2 (ja) | 粉袋の開袋装置 | |
JP2015015921A (ja) | 粉体振りかけ装置 | |
JPH09150893A (ja) | 粒状体散布装置 | |
JP6910642B2 (ja) | 回転式粉体圧縮成形機の制御装置及び制御方法 | |
CN216757059U (zh) | 一种不锈钢厨具生产线上的纤料撒粉机 | |
JP5507476B2 (ja) | 給紙ローラーの塗装方法、給紙ローラーの塗装装置および給紙ローラー | |
CN221420019U (zh) | 一种陶瓷砖干粒布料装置 | |
KR101554439B1 (ko) | 분말양념 공급장치 | |
JP2009000162A (ja) | 打錠機における滑沢剤の外部供給方法及び外部供給機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7011315 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |