JP7011147B2 - 発光素子載置用基体の製造方法及びそれを用いた発光装置の製造方法並びに発光素子載置用基体及びそれを用いた発光装置 - Google Patents
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本実施形態はこのような事情に鑑みてなされたものであり、コストを低減した発光素子載置用基体の製造方法及びそれを用いた発光装置の製造方法並びに発光素子載置用基体及びそれを用いた発光装置を提供することを目的とする。
また、本発明の一実施形態に係る発光素子載置用基体は、複数の導電体コアと、前記それぞれの導電体コアの側面を被覆する光反射性の絶縁部材と、前記絶縁部材同士が接合された集合体と、前記集合体を被覆する遮光性樹脂と、を備え、前記導電体コアの上面、前記導電体コアの下面並びに前記上面及び前記下面の周囲の前記絶縁部材は前記遮光性樹脂から露出されている。
第1実施形態に係る発光素子載置用基体100の製造方法は、導電体コア12の表面に光反射性の絶縁部材14を有するコア部16を複数配列する工程と、複数のコア部16を遮光性樹脂20によって一体に固定する工程を備える。以下、図1A~4を参照しながら、本実施の形態に係る発光素子載置用基体の製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、球状のコア部16を配列する。ここでは、コア部16と略同じ大きさの球状の絶縁性スペーサ部材18を用いてコア部16の位置を調整している。具体的には、一列に配列された複数(図2においては4つ)のコア部16で構成されるコア部の組の間に、1つの絶縁性スペーサ部材18が配置された列と、複数の絶縁性スペーサ部材18のみが配置された列が交互に複数配置されている。このコア部16およびコア部の組は、発光装置200の電極として用いられる。そのため、この発光素子載置用基体100を用いて作製される発光装置200の数に応じて、例えば、コア部16またはコア部の組は、数十個~数千個設けられる。コア部の配列は一次元配列や二次元配列の他、コア部を積層した三次元配列であってもよい。
図2のように配列されたコア部16及び絶縁性スペーサ部材18は、隣接する箇所で互いに接着剤等を用いて接着されて、コア部同士あるいはコア部と絶縁性スペーサ部材18が接合されたコア部の集合体を形成する。後述する遮光性樹脂形成工程でコア部16及び絶縁性スペーサ部材18を固定することが可能であるため、この接着工程は仮固定治具を用いる場合は省略可能である。
次に、コア部の集合体を被覆するよう略直方体のキャビティを有する金型を用いて、遮光性樹脂組成物を金型内に注入し成形して、図3に示すようにコア部の集合体が遮光性樹脂20に完全に内包された略直方体の基体準備体120を得る。金型のランナー及びゲートは適宜設ければ良い。これにより、複数のコア部16及び絶縁性スペーサ部材18を遮光性樹脂20によって一体に固定することができる。この際、コア部16や絶縁性スペーサ部材18の間の隙間から、遮光性樹脂組成物を流入させることができるため、遮光性樹脂20を容易に成形することができる。さらに、コア部16と絶縁性スペーサ部材18が球状であることで、これらの間の隙間の形状を複雑にすることができ、コア部16または絶縁性スペーサ部材18と遮光性樹脂20との密着性が向上する。
次に、得られた基体準備体120の上下面から所定の厚みを研削や研磨等で除去し、除去後の基体準備体の上面及び下面において導電体コア12の一部を絶縁部材14及び遮光性樹脂20から露出させる。これにより、導電体コア12、絶縁部材14及び遮光性樹脂20が当該除去工程後の基体準備体の上下面において、略面一に配置される。
発光素子載置用基体100の導電体コア12の露出された部分に、メッキやスパッタ等によって金属膜22を形成してもよい。本実施形態においては、図5に示すように複数の導電体コア12の露出面をつなげるように、導電体コア12の露出面、絶縁部材14の露出面及び遮光性樹脂20の表面に金属膜22を形成している。具体的には、上述の複数のコア部16が一列に配列された4つのコア部16からなるコア部の組それぞれに対し、2つの金属膜22が配置されている。つまり、2つのコア部に対して1つの金属膜22が形成されており、金属膜22は複数分離して配置されている。金属膜22の材料としては、金属膜22が発光素子24又は発光装置の外部と接続端子(コネクタ)等を介して接続されることから、導電性の高いものや、機械的及び電気的な接続性が高いものが好ましい。また、発光素子24が載置される面となる上面31側の金属膜22には、光反射性の高い材料(例えばAg等)を用いることが好ましい。金属膜は全ての導電体コアの露出面に形成しなくてもよく、必要な箇所に形成されていればよい。
このようにして得られた金属膜付発光素子載置用基体の上面に、複数の発光素子を載置する。本実施形態においては、図5に示すように、正負一対の電極を一つの面に備える発光素子24を、その電極が配置された面を発光素子載置用基体100の側に向け発光素子載置用基体100の上面31にフリップチップ実装する。この時、一つの金属膜22と一つの発光素子24の正または負の電極がそれぞれ電気的に接続される。発光素子載置用基体100と発光素子24との間の導電接続手段としては、半田や異方性導電ペースト等を用いることができる。
図5に示すように、封止材26で、発光素子24と発光素子載置用基体100の上面31(発光素子を載置した面)を被覆して封止し、発光装置集合体130を形成する。
本実施形態では、発光素子載置用基体を大面積化することにより、一括して発光素子の載置や封止等の処理ができる発光装置数を増やし、これにより製造コストを抑制することができる。
そして、発光装置集合体130を所定の切断線に沿って少なくとも2以上のコア部を含むように切断し、個片化して、図6で示すような発光装置200とする。切断線は、導電体コア12を切断しない位置に設けられることが好ましい。例えば、遮光性樹脂20及び/または複数の絶縁性スペーサ部材18のみが配置された列に沿って複数の絶縁性スペーサ部材18を切断する位置に設けられることが好ましい。発光装置集合体130を分割して個片化する分割線上の金属部材の割合が高いと、個片化コストの増大を引き起こす。例えば、金型で打抜く方法又はダイサーで切断する方法では、刃物の消耗が樹脂の場合より速くなるし、金属部材があるとブレーキングが難しい。本実施形態では、あらかじめ分離された導電体コア12を一体に固定して発光素子載置用基体100として用いることで、金属材料を切断しないように個片化を行うことができる。これにより、切断が高速にでき、また切断刃の消耗が少ないので生産性を高くできる。
また、発光素子24直下の導電体コア12が光反射性の絶縁部材14で被覆され、その上に金属膜22を形成することで、放熱経路(発光素子24直下の導電体コア12)と通電経路(発光素子24の外側で金属膜22と電気的に接続される導電体コア12)の分離設計が容易になるため好ましい。
第1実施形態と同様に発光素子載置用基体100を作製した後、発光素子載置用基体100の上面31側に発光素子24からの出射光を反射可能なリフレクタを形成してもよい。例えば、図7に示すように、金型を用いて金属膜付発光素子載置用基体の金属膜22を凹部40の底面に露出するリフレクタ42を形成する。あるいは、複数の貫通孔を有する板状の成形体を準備して、上面31に貼り付けることで、リフレクタ42としてもよい。なお、リフレクタ42の形成後に金属膜22を形成してもよい。
本実施形態の発光素子載置用基体は、導電体コア12Aと電気的に接続され、遮光性樹脂20Aに埋設された保護素子50をさらに有する。
本実施形態においては、図9に示すように、サイコロ状のコア部16Aを直線状に配列し、バー状の一次元配列金属コア集合体140を形成する。サイコロ状のコア部16Aは、例えば球状のコア部を整列した後で上下・前後・左右の3方向から圧接することで形成することができる。コア部16Aは、導電体コア12Aと、導電体コア12Aの表面を被覆する光反射性の絶縁部材14Aを有しており、保護素子50と電気的に接続される領域において絶縁部材14Aから導電体コア12Aが露出されている。例えば、一次元配列金属コア集合体140の一側面の絶縁部材14Aを除去することで導電体コア12Aが露出される。なお、絶縁部材14Aの除去工程なしで、保護素子50に設けたバンプを突き刺すことで絶縁部材14Aを突き破り、導電体コア12Aと保護素子50との電気的接続をとってもよい。
図9に示すように、導電体コア12Aが露出された所定の位置に保護素子50をフリップチップ実装する。この際、隣接するコア部16Aとコア部16Aの接合面を保護素子50が跨ぎ、保護素子50は保護素子50の二つの電極で導電体コア12と接合するように配置する。保護素子50と導電体コア12の電気的接続手段としては、半田付け、異方性導電ペースト、バンプ接続などを用いることができる。
図10に示すように、一次元配列金属コア集合体140と絶縁性スペーサ部材18Aを交互に整列し、接着して、平面配列金属コア集合体150を形成する。この際、保護素子50は、一次元配列金属コア集合体140と絶縁性スペーサ部材18Aの側面間に位置する。つまり、上面及び下面ではなく側面に、保護素子50が配置されるよう整列し、接着する。絶縁性スペーサ部材18Aの側面には、保護素子50が収納される凹部を設けてもよい。
次に、平面配列金属コア集合体150を被覆するよう略直方体のキャビティを有する金型を用いて、遮光性樹脂組成物を金型内に注入し成形して、平面配列金属コア集合体150を遮光性樹脂20Aに内包する基体準備体を形成する。この際、コア部16Aと絶縁性スペーサ部材18Aとの間の保護素子50のない部分の隙間が、樹脂組成物の流入経路となり、アンカーともなる。
本実施形態によれば、保護素子50が、発光素子載置用基体100A内部に包含されるため、発光素子から出た光が保護素子50に吸収されることがないから、発光装置の発光効率の低下を抑制することができる。
(コア部)
コア部は少なくとも、導電体コアと、光反射性の絶縁部材を備える。例えば、光反射性の絶縁皮膜付金属コア、光反射性の絶縁皮膜付金属球、あるいは、光反射性の絶縁皮膜付グラファイト球などである。コア部の表面は、遮光性樹脂との接合力を高めるため、細かな凹凸形状を有してもよい。
導電体コアは、発光装置の電極および/または放熱経路として用いられる部材である。そのため、材料は、電気良導体の金属等を用いることができる。例えば、Cu、Al、Ag、Au、Pt、Pd、Rh等の金属又はそれらの合金、あるいはグラファイト等の炭素素材を用いることができる。導電体コアは、発光素子載置用基体に搭載される発光素子から発せられる光を、例えば70%、好ましくは80%以上反射するものが好ましい。例えば、発光素子が青色系の発光をする場合には、Al、Ag等を用いることが好ましい。
本実施形態において、光反射性の絶縁部材は、導電体コアの側面を被覆する。光反射性の絶縁部材は、単層でもよいし複数の層が積層された構造であってもよい。複数の層が積層される場合には、導電体コアに近い側に熱硬化性樹脂の膜、最外周に接着層を備えると、コア部の集合体を作る際に接着材が不要となるか、または少量で済むため、生産性が良い。
遮光性樹脂は、複数のコア部を一体に固定する絶縁部材である。
遮光性とは、発光素子からの光(主として可視光)の例えば70%を遮光可能であり、好ましくは90%、さらに好ましくは95%以上を遮光可能であることを意味する。光を反射するものであってもよく、光を吸収するものであってもよい。例えば白色または黒色である。これにより、樹脂母材の光劣化を抑制することができる。
遮光性樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などが挙げられる。これらの樹脂には、搭載される発光素子の光に対して遮光性を有するために、光反射材、光吸収材等が添加される。これら添加材は粒子状、繊維状等であってもよい。遮光性樹脂は単一の材料から構成されてもよいし複数の異なる材料から構成されてもよく、また、複数のコア部の間のみならず上部あるいは下部に突出していてもよい。
リフレクタとしては、前述した遮光性樹脂と同様の材料を用いることができる。また、遮光性樹脂と同様に光反射材を含有していることが好ましい。また、誘電体多層膜や絶縁膜と金属膜からなる多層膜を用いることもできる。
発光素子載置用基体の上面及び下面に露出された導電体コアの表面には、メッキ等により金属膜が形成されていてもよい。発光素子が載置される側となる発光素子載置用基体の上面側の金属膜は、発光素子からの光に対する反射率が高い金属を用いることが好ましい。また、発光装置の外部電極となる発光素子載置用基体の下面側の金属膜は、半田との濡れ性が良好な金属を用いることが好ましい。最表面の金属膜と導電体コアとの密着性を考慮して下地層となる金属膜を有していてもよく、金属膜は多層構造を有していてもよい。
金属膜は、後述する遮光性樹脂の形成後に設けられてもよく、遮光性樹脂の形成前に導電体コアに設けてもよい。
発光素子載置用基体に搭載可能な発光素子としては、発光ダイオード、レーザダイオード、発光トランジスタ、発光サイリスタなどが挙げられる。
発光素子は、導電体コアの露出面に載置されることが放熱性の面で好ましい。発光素子と導電体コアの間に熱伝導性が良好な絶縁部材あるいは薄い絶縁膜を設けることもある。例えば、サファイヤ基板等の絶縁性基板を用いた発光素子は、導電体コアの露出面にジャンクションアップマウントすることができる。
本実施形態の発光素子載置用基体は、さらに、絶縁性のスペーサ部材を備えてもよい。スペーサ部材をコア部とコア部の間に配置することで、コア部間の距離を設定することができる。これにより、発光素子載置用基体または発光装置の設計の自由度を高めることができる。
絶縁性スペーサ部材の材料としては、例えば、上述の光反射性の絶縁部材と同様の材料を用いることができる。樹脂を用いることで、切削、切断(個片化)などを容易に行うことができる。また、形状は、得られる発光素子載置用基体の設計によって適宜定めることができ、例えば、円柱、角柱(多面体)、球(楕円体含む)、円管(円筒)、またはこれらに近似したものがあげられる。また、最外周に接着層を備えてもよい。絶縁性スペーサ部材の表面は、遮光性樹脂との接合力を高めるため、細かな凹凸形状を有してもよい。
絶縁性スペーサ部材は調整したい距離に応じて、球状のほか、角棒や丸棒などの線状であってもよく、フィルム状や、ある程度の厚みを持ったシート状であってもよい。
発光装置は、発光素子を過電流による破壊から保護する保護素子を備えることができる。保護素子としては、例えば、ツェナーダイオードやコンデンサなどを用いることができる。片面電極のものであれば、ワイヤレスでフェイスダウン実装できるため好ましい。例えば、導電体コアの側面に接続され、遮光性樹脂に被覆されて発光素子載置用基体内部に設けられることが好ましい。保護素子と導電体コアの接続部分においては、絶縁部材が除去される。これにより、保護素子を発光素子載置用基体内に配置できるので、発光素子からの光が保護素子により吸収または遮蔽されるおそれが減り、発光装置の光取り出し効率を高めることができる。
発光装置は、発光素子を外部からの物理的、化学的な劣化要因から保護するための封止材を有していてもよい。封止材は、発光素子を直接的にまたは間接的に被覆するように形成されていればよく、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂などを好適に用いることができる。UV-LEDでは、光学ガラスを用いてもよい。
発光装置は、発光素子からの光の一部を異なる波長の光に変換する波長変換部材や光散乱部材を有していてもよい。例えば、封止材に蛍光体等の波長変換物質を含有させていてもよい。また、遮光性樹脂等の樹脂部材は熱伝導性や熱膨張率などの特性を調節するために適宜材質のフィラーを含有してもよい。
そして、図6に示すように、発光装置集合体130を複数の絶縁性スペーサ部材18のみが配置された列に沿う所定の切断線で、複数の絶縁性スペーサ部材18及び遮光性樹脂20である光反射性成形樹脂をダイサーにより切断し、個片化して、発光装置200とする。
14、14A 絶縁部材
16、16A コア部
18、18A 絶縁性スペーサ部材
20、20A 遮光性樹脂
22 金属膜
24 発光素子
26 封止材
31 上面
32 下面
40 凹部
42 リフレクタ
50 保護素子(ツェナーダイオード)
100、100A 発光素子載置用基体
120 基体準備体
130、130A 発光装置集合体
140 一次元配列金属コア集合体
150 平面配列金属コア集合体
200、200A 発光装置
Claims (17)
- 導電体コアの表面に光反射性の絶縁部材を有するコア部を、複数配列する工程と、
複数の前記コア部を遮光性樹脂によって一体に固定する工程と、
前記導電体コアの表面が前記遮光性樹脂から露出するように前記絶縁部材の一部を除去する工程と、を備える発光素子載置用基体の製造方法。 - 前記遮光性樹脂から露出された前記導電体コアの表面に、金属膜を形成する工程を有する請求項1に記載の発光素子載置用基体の製造方法。
- 前記固定する工程の前に、前記複数のコア部同士を接着する工程を有する請求項1または2に記載の発光素子載置用基体の製造方法。
- 前記固定する工程の前に、所定の前記コア部の側面に保護素子を電気的に接続する請求項1~3のいずれか1項に記載の発光素子載置用基体の製造方法。
- 前記絶縁部材の一部を除去する工程がさらに、前記絶縁部材を研削又は研磨する工程を含む請求項1~4のいずれか1項に記載の発光素子載置用基体の製造方法。
- 前記配列する工程において、絶縁性スペーサ部材を用いて前記コア部の位置を調整する請求項1~5のいずれか1項に記載の発光素子載置用基体の製造方法。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の製造方法により製造された発光素子載置用基体に、発光素子を載置する工程を有する発光装置の製造方法。
- 請求項6に記載の製造方法により製造された発光素子載置用基体に、発光素子を載置する工程を含み、
前記コア部を少なくとも2以上含むように、前記絶縁性スペーサ部材のみが配置された列に沿って、前記遮光性樹脂を切断する工程を有する発光装置の製造方法。 - 封止材により前記発光素子を被覆する工程を有する請求項7または8に記載の発光装置の製造方法。
- 発光素子載置用基体であって、
複数の導電体コアと、
前記それぞれの導電体コアの側面を被覆する光反射性の絶縁部材と、
前記絶縁部材同士が接合された集合体と、
前記集合体を被覆する遮光性樹脂と、を備え、
前記導電体コアの上面、前記導電体コアの下面並びに前記上面及び前記下面の周囲の前記絶縁部材は前記遮光性樹脂から露出されている発光素子載置用基体。 - 前記導電体コアの表面に金属膜を有する請求項10に記載の発光素子載置用基体。
- 前記複数の導電体コアのうち、少なくとも2以上が、前記金属膜によって電気的に接続される、請求項11に記載の発光素子載置用基体。
- 前記複数の導電体コアの間に、絶縁性スペーサ部材を備え、前記絶縁性スペーサ部材のうちの少なくとも1つは、上面及び下面が前記遮光性樹脂から露出されている、請求項10~12のいずれか1項に記載の発光素子載置用基体。
- 前記導電体コアの下面と前記発光素子載置用基体の下面とが同一面状である請求項10~13いずれか1項に記載の発光素子載置用基体。
- 請求項10~14のいずれか1項に記載の発光素子載置用基体と、
前記発光素子載置用基体上に載置され、前記複数の導電体コアと電気的に接続された発光素子と、を有する発光装置。 - 前記発光素子は、前記発光素子載置用基体に近い側の面に正負の電極を有しており、前記複数の導電体コアと前記発光素子の正負の電極とがそれぞれ電気的に接続される、請求項15に記載の発光装置。
- 前記導電体コアと電気的に接続され、前記遮光性樹脂に被覆された保護素子を備える、請求項15または16に記載の発光装置
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