JP7008874B2 - ロータリ圧縮機および冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機の概略縦断面図である。
ロータリ圧縮機1は、電動機部2と、電動機部2にクランクシャフト4を介して連結され、クランクシャフト4の回転によって冷媒を圧縮する圧縮機構部3とを備え、これらが密閉容器5の内部に配置された構成を有する。この実施の形態1におけるロータリ圧縮機1は、圧縮機構部3が2つのシリンダを有するツインロータリー形の回転圧縮機を例に説明するが、これに限るものではなく、シリンダが1つまたは3つ以上のものでもよい。
図3は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機のインジェクション機構を含む要部平面図である。図4は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機のインジェクション機構を含む要部の分解平面図である。図5は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機のインジェクション機構のインジェクションピストンを示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
以上のように構成された第1圧縮機構部30Aでは、電動機部2に電力供給すると、電動機部2によってクランクシャフト4が回転する。クランクシャフト4が回転することにより、圧縮室35内で偏心軸部4aが偏心回転運動する。
ロータリ圧縮機1の運転中、圧縮室35の内圧が、インジェクション配管15から供給されるインジェクション冷媒の圧力(以下、インジェクション圧力という)以下の場合、インジェクションピストン41は図3に示すように圧縮室35側に移動し、インジェクションポート41dが開となる。これにより、インジェクション流路41cが圧縮室35に連通し、インジェクション配管15からのインジェクション冷媒が、キャップ43の内部通路、ガイド孔38およびインジェクション流路41cを介してインジェクションポート41dから圧縮室35に導入される。なお、スプリング42のばね圧はインジェクション圧力および圧縮室35の内圧に比べて十分に小さいため、ここでは無視するものとする。なお、インジェクション圧力は、回転ピストン32の回転位置によらず、一定である。
インジェクションピストン41を設ける位相角を変更することで、インジェクションポート41dが圧縮室35に開口する開口開始タイミングを変更できる。具体的には、インジェクションピストン41を設ける位相角を大きくするに連れ、開口開始タイミングが遅くなる。
上記では、回転ピストン32によってインジェクションピストン41が押圧されてインジェクションポート41dが閉じられる動作について説明したが、圧縮室35の内圧がインジェクション圧力よりも高い場合も、インジェクションピストン41がガイド孔38内に収納されてインジェクションポート41dが閉となる。具体的には、後述の図22に示すようにインジェクション回路105の流量調整弁106が閉じられてインジェクション冷媒の導入が停止され、吸入圧力がインジェクション圧力より高くなる場合が該当する。また、圧縮室35の内圧がインジェクション圧力より高くなる場合も、インジェクションピストン41がガイド孔38内に収納されてインジェクションポート41dが閉となる。これにより、圧縮室35からインジェクション流路への冷媒の逆流を防止できる。
図13において、回転ピストン32のn回転目は、吸入区間と圧縮区間とを有する。Aは、インジェクションピストン41の設置位置が位相角180°の位置のときの、回転ピストン32のn回転目におけるインジェクションポート41dの開口区間を示しており、-70°~70°である。なお、回転ピストン32が位相角290°に到達したとき、インジェクションポート41dは再び開くが、圧縮中の圧縮室35とは連通しない。
吸入口36から圧縮室35に冷媒を吸入している最中にインジェクションポート41dからインジェクション冷媒を圧縮室35に導入すると、吸入口36からの冷媒の吸入を阻害してしまい、圧縮室35へ流入する冷媒の全体流量が低下する。このため、インジェクションピストン41は、吸入口36から圧縮室35への冷媒の吸入が行われている最中に、回転ピストン32によって押圧されてガイド孔38内に収納されるように、シリンダ31に設けられる位相角を設定するとよい。具体的には例えば、図7~図11に示したようにインジェクションピストン41を設ける位相角を270°とした場合が該当する。図11は、吸入口36から圧縮室35への冷媒の吸入が行われている最中に、インジェクションピストン41が回転ピストン32によって押圧されてガイド孔38内に収納された状態を示している。これにより、冷媒の吸入中は、インジェクション流路41cが圧縮室35に対して非連通となり、インジェクション冷媒の圧縮室35への導入が停止されて冷媒吸入の阻害を抑制できる。
上記図2ではインジェクションポート41dが、インジェクションピストン41の軸部41bの側面であって、軸受もしくは中間板側に開口していた。これに対し、変形例1では、インジェクションポート41dが、インジェクションピストン41の軸部41bの側面であって、シリンダ周方向の吐出口37側に開口している。このように、インジェクションポート41dは、インジェクションピストン41がガイド孔38内に収納された状態でガイド孔38の内周面によって塞がれる位置に形成されていればよい。
変形例2では、ガイド孔38に2つのスプリング42およびスプリング44が収納されている。具体的には、インジェクションピストン41の頭部41aの圧縮室35側にスプリング42が配置され、頭部41aのインジェクション配管15側にスプリング44が配置されている。このように2つのスプリングを用いて運転停止時にインジェクションピストン41がガイド孔38内に収納される構成としてもよい。
実施の形態2は、実施の形態1に係るロータリ圧縮機1を備えた冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置100は、実施の形態1のロータリ圧縮機1と、凝縮器101と、膨張弁などで構成された減圧装置102と、蒸発器103とを備える。これらロータリ圧縮機1、凝縮器101、減圧装置102および蒸発器103が冷媒配管104で接続されて、冷媒が循環する主回路を形成している。また、冷凍サイクル装置100は、凝縮器101と減圧装置102との間から分岐し、ロータリ圧縮機1に接続されるインジェクション回路105を備えている。インジェクション回路105には、膨張弁等で構成され、インジェクション回路105の流量を調整する流量調整弁106が設けられている。
Claims (6)
- 圧縮室が形成されたシリンダと、前記シリンダの内周面に沿って回転する回転ピストンとを備え、前記回転ピストンが前記シリンダ内を偏心回転して前記圧縮室で冷媒を圧縮するロータリ圧縮機であって、
前記シリンダには、インジェクション配管が接続される接続口から前記圧縮室に至るガイド孔が形成され、
前記ガイド孔にインジェクション機構が配置されており、
前記インジェクション機構は、
前記インジェクション配管から供給されるインジェクション冷媒を前記圧縮室に導くインジェクション流路が形成されたインジェクションピストンと、
前記インジェクションピストンを前記ガイド孔内に収納する方向に付勢して前記インジェクションピストンを前記ガイド孔内に収納させるスプリングとを備え、
前記インジェクションピストンは、前記ガイド孔に摺動自在に配置されており、前記インジェクション配管から供給されるインジェクション冷媒による圧力に基づいて前記スプリングの付勢力に抗して前記圧縮室側に移動した状態では前記インジェクション流路を前記圧縮室に連通させる一方、前記圧縮室とは反対側に移動して前記ガイド孔内に収納された状態では前記インジェクション流路を前記圧縮室に非連通とするロータリ圧縮機。 - 前記インジェクション流路の前記圧縮室側の開口であるインジェクションポートが前記インジェクションピストンの外面に開口しており、
前記インジェクションピストンが前記ガイド孔内に収納された状態で前記インジェクションポートが前記ガイド孔の内周面によって塞がれることで、前記インジェクション流路が前記圧縮室に非連通となる請求項1記載のロータリ圧縮機。 - 前記インジェクションピストンが設置される位相角と、前記インジェクションポートのインジェクションピストン移動方向の開口位置とにより、前記インジェクションポートが前記圧縮室に開口する開口開始タイミングと開口位相範囲とが調整されている請求項2記載のロータリ圧縮機。
- 前記インジェクションピストンは、前記シリンダに形成された吸入口から前記圧縮室への冷媒の吸入が行われている最中に、前記回転ピストンによって押圧されて前記インジェクション流路が前記圧縮室に対して非連通となる位相角に形成されている請求項3記載のロータリ圧縮機。
- 前記インジェクションピストンは、前記ガイド孔内に収納されて前記インジェクション流路が前記圧縮室に対して非連通となる状態にあるときに、前記インジェクションピストンの前記圧縮室側の端面が前記シリンダの内周面に面一になるように形成されている請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機。
- 請求項1~請求項5のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機と、凝縮器と、減圧装置と、蒸発器とを有し、冷媒が循環するように構成された主回路と、
前記凝縮器と前記減圧装置との間から分岐し、前記ロータリ圧縮機に接続されるインジェクション回路と、
前記インジェクション回路の流量を調整する流量調整弁と備えた冷凍サイクル装置。
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