JP7008465B2 - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のバルブを駆動するとともに、その駆動状態を内燃機関の運転状況に応じて変更する可変動弁機構に関する。
図9(a)(b)は、本出願人の先の出願の可変動弁機構90である(特許文献1)。この可変動弁機構90は、カムシャフト91と、カムシャフト91と平行に延びる支持シャフト92と、支持シャフト92にその軸長方向に変位可能に軸支されたリンクアーム93と、リンクアーム93を回動させる回動装置94と、カムシャフト91からバルブにまで延びる伝達機構95とを含み構成されている。
カムシャフト91には、第一駆動カム91aと、それとはプロフィールが異なる第二駆動カム91bと、周方向に延びる複数本の溝からなるレール溝91rとが形成されている。リンクアーム93は、レール溝91rに択一的に係合する第一アーム93a及び第二アーム93bを備え、回動方向一方に回動すると第一アーム93aがレール溝91rに係合することで相対的に軸長方向一方側の第一位置p1に変位し、回動方向他方に回動すると第二アーム93bがレール溝91rに係合することで相対的に軸長方向他方側の第二位置p2に変位する。
伝達機構95は、リンクアーム93と一緒に軸長方向に変位する入力ローラ95aを備えている。伝達機構95は、リンクアーム93が第一位置p1に変位すると、入力ローラ95aが第一駆動カム91aに当接するようになることで、第一駆動カム91aの力をバルブに伝達するようになり、リンクアーム93が第二位置p2に変位すると、入力ローラ95aが第二駆動カム91bに当接するようになることで、第二駆動カム91bの力をバルブに伝達するようになる。
特開2014-224496号公報
リンクアーム93は、第一又は第二のどちらかのアーム93a,93bがレール溝91rに係合している状態では、該係合によりリンクアーム93の軸長方向への変位が規制されるため、たとえこの時に内燃機関の振動等により、リンクアーム93に軸長方向への力が加わっても、それによりリンクアーム93が意図しない位置に変位してしまうことはない。
しかしながら、切替時には、一方のアームとレール溝91rとの係合が解除されてから他方のアームがレール溝91rに係合するため、一瞬どちらのアーム93a,93bもレール溝91rに係合しないタイミングがある。その時に内燃機関の振動等によりリンクアーム93に軸長方向への力が加わると、リンクアーム93がレール溝91rから外れた意図しない位置に変位してしまう。また、それにより、駆動カム91a,91bに対する入力ローラ95aの位置もずれてしまう。そのため、カム半乗り状態になる等の異常が発生し、摩耗や無理な力が加わるおそれがある。
他方、一方のアームとレール溝91rとの係合が解除される前に他方のアームがレール溝91rに係合するようにした場合、両方のアーム93a,93bがレール溝91rに係合するタイミングでは、レール溝91rから両方のアーム93a,93bに力が加わることで、リンクアーム93に無理な力が加わる。
そこで、第一及び第二のどちらのアームもレール溝に係合しないタイミングで、内燃機関の振動等によりリンクアームに軸長方向への力が加わっても、リンクアームがレール溝から外れた意図しない位置に変位しないようにすることを、本発明の課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の内燃機関の可変動弁機構は、内燃機関の回転に従い回転する軸体であって、駆動カムと周方向に延びる複数本の溝からなるレール溝とが形成されたカムシャフトと、カムシャフトと平行に延びる支持シャフトと、支持シャフトにその軸長方向に変位可能に軸支された可動体であって、レール溝に択一的に係合する第一アーム及び第二アームを備え、軸周方向一方に回動すると第二アームとレール溝との係合が解除されてから第一アームがレール溝に係合することで相対的に軸長方向一方側の第一位置に変位し、軸周方向他方に回動すると第一アームとレール溝との係合が解除されてから第二アームがレール溝に係合することで相対的に軸長方向他方側の第二位置に変位するリンクアームと、リンクアームを回動させる回動装置と、カムシャフトからバルブにまで延びる機構であって、リンクアームと一緒に軸長方向に変位する入力部を備え、リンクアームが第一位置に変位すると、入力部が所定の駆動カムに当接するようになることで、該駆動カムの力をバルブに伝達するようになり、リンクアームが第二位置に変位すると、入力部が該所定の駆動カムに当接しなくなることで、該駆動カムの力をバルブに伝達しなくなる伝達機構と、を備えた内燃機関の可変動弁機構において、
リンクアームが第一位置に配されたときにリンクアームに係合する機構であって、該係合によりリンクアームの軸長方向への変位を抑制し、第二アームがレール溝に係合してリンクアームが第一位置から第二位置に変位するときにはその変位力により該機構とリンクアームとの係合が解除される第一係合機構と、リンクアームが第二位置に配されたときにリンクアームに係合する機構であって、該係合によりリンクアームの軸長方向への変位を抑制し、第一アームがレール溝に係合してリンクアームが第二位置から第一位置に変位するときにはその変位力により該機構とリンクアームとの係合が解除される第二係合機構と、を備え、
第一係合機構は、リンクアームの軸長方向一方への変位可能範囲を第一位置までに規制する第一規制部と、リンクアームが第一位置に配されたときにリンクアームの軸長方向他方への変位を抑制する第一抑制部とを備え、該規制と該抑制とによりリンクアームに係合し、第二係合機構は、リンクアームの軸長方向他方への変位可能範囲を第二位置までに規制する第二規制部と、リンクアームが第二位置に配されたときにリンクアームの軸長方向一方への変位を抑制する第二抑制部とを備え、該規制と該抑制とによりリンクアームに係合し、
リンクアームは、相対的に軸長方向他方側にある第一部位と、相対的に軸長方向一方側にある第二部位とを備え、第一部位と第二部位との間に、支持シャフトから突出した規制部材が設置され、規制部材の軸長方向他方側の端面が第一規制部であり、リンクアームが第一位置よりも軸長方向一方に変位しようとしたときには第一部位が第一規制部に当接し、規制部材の軸長方向一方側の端面が第二規制部であり、リンクアームが第二位置よりも軸長方向他方に変位しようとしたときには第二部位が第二規制部に当接することを特徴とする。
本発明によれば、リンクアームを第一位置から第二位置に変位させる際における、第一アームとレール溝との係合が解除されてから第二アームがレール溝に係合するまでの間のタイミングで、内燃機関の振動等によりリンクアームに軸長方向への力が加わっても、第一係合機構があるため、リンクアームは軸長方向に変位しない。また、リンクアームを第二位置から第一位置に変位させる際における、第二アームとレール溝との係合が解除されてから第一アームがレール溝に係合するまでの間のタイミングで、内燃機関の振動等によりリンクアームに軸長方向への力が加わっても、第二係合機構があるため、リンクアームは軸長方向に変位しない。そのため、どちらの時も、リンクアームが、レール溝から外れた意図しない位置に変位してしまうことがなく、確実に切替を行うことができる。また、第一又は第二アームがレール溝に係合してリンクアームが第一位置及び第二位置の一方から他方に変位するときには、その変位力により、リンクアームは、係合している第一又は第二係合機構との係合が解除されるので、リンクアームに無理な力が加わることもない。
図1(a)は実施例の可変動弁機構を斜め前からみた斜視図、(b)は斜め後からみた斜視図である。 図2(a)はその可変動弁機構においてリンクアームを第一位置に配した状態を示す底面図、(b)は第二位置に配した状態を示す底面図である。 図3(a)は同可変動弁機構においてリンクアームを第一位置に配した状態を示す正面図、(b)は第二位置に配した状態を示す正面図である。 図4(a)は同可変動弁機構においてリンクアームを第一位置に配した状態を示す背面図、(b)は第二位置に配した状態を示す背面図である。 図5(a)は同可変動弁機構においてリンクアームを第一位置に配した状態を示す部分拡大斜視図、(b)は第二位置に配した状態を示す部分拡大斜視図である。 図6(a)はそのリンクアームの第一アームがレール溝に係合した状態を示す側面図、(b)はその状態からリンクアームを回動させて両アームがレール溝から外れた状態を示す側面図である。 図7(a)はその両アームがレール溝から外れた時の状態を示す部分拡大正面図、(b)はその状態からリンクアームをさらに回動させて第二アームをレール溝に係合させた状態を示す側面図である。 図8(a)は第二アームをレール溝に係合させた直後を示す部分拡大正面図、(b)はその状態からカムシャフトが回転してリンクアームが中間位置に変位した状態を示す部分拡大正面図、(c)はさらにカムシャフトが回転してリンクアームが第二位置に変位した状態を示す部分拡大正面図である。 図9(a)は従来例の可変動弁機構においてリンクアームを第一位置に配した状態を示す斜視図、(b)は第二位置に配した状態を示す斜視図である。
第一及び第二係合機構の態様は上記のとおりであるが、参考態様として、第一係合機構は、リンクアームが第一位置に配されたときにリンクアームに軸長方向両側から当接することでリンクアームの軸長方向両側への変位を抑制するコ字形部材を備え、第二係合機構は、リンクアームが第二位置に配されたときにリンクアームに軸長方向両側から当接することでリンクアームの軸長方向両側への変位を抑制する別のコ字形部材を備えた態様を挙げる。
第一及び第二抑制部の態様は、特に限定されないが、次の態様を例示する。
[i]第一抑制部は、リンクアームが第一位置に配されたときに弾性力でリンクアームを軸長方向一方に付勢することでリンクアームの軸長方向他方への変位を抑制し、第二抑制部は、リンクアームが第二位置に配されたときに弾性力でリンクアームを軸長方向他方に付勢することでリンクアームの軸長方向一方への変位を抑制する態様。
[ii]第一抑制部は、リンクアームが第一位置に配されたときにリンクアームと第一抑制部との当接部の軸長方向他方側に配されることでリンクアームの軸長方向他方への変位を抑制し、第二抑制部は、リンクアームが第二位置に配されたときにリンクアームと第二抑制部との当接部の軸長方向一方側に配されることでリンクアームの軸長方向一方への変位を抑制する態様。
なお、これら2つの態様の両方を兼ね備えた態様で実施することもできる。
第一及び第二規制部の態様は規制部材が1つで済む点で上記のとおりであるが、参考態様として、シリンダヘッド等に規制部材が設けられた態様や、規制部材を2つ備え、一方の規制部材に第一規制部が設けられ、他方の規制部材に第二規制部が設けられた態様を挙げる。
第一及び第二抑制部の態様は、特に限定されないが、構造がシンプルになる点で、規制部材に一の弾性部材が取り付けられ、該一の弾性部材に、第一抑制部と第二抑制部とが設けられていることが好ましい。
但し、これに限定されず、例えば、シリンダヘッド等に弾性部材が取り付けられた態様や、弾性部材を2つ備え、一方の弾性部材に第一抑制部が設けられ、他方の弾性部材に第二抑制部が設けられた態様や、弾性部材に取り付けられたパッドに第一又は第二抑制部が設けられた態様等、種々の態様で実施できる。
第一及び第二抑制部の数は、特に限定されないが、より強固にリンクアームの変位を抑制できる点で、第一抑制部には、第一部位に作用する一方の第一抑制部と、第二部位に作用する他方の第一抑制部とがあり、第二抑制部には、第二部位に作用する一方の第二抑制部と、第一部位を作用する他方の第二抑制部とがあることが好ましい。
但し、これに限定されず、例えば、第一又は第二抑制部が1つのみである態様等、種々の態様で実施できる。
伝達機構の態様は、特に限定されないが、リンクアームと共に軸長方向に変位する部分(入力部等)の質量が小さくなる点で、伝達機構は、支持シャフトに軸長方向に変位不能に軸支されたロッカアームを備え、ロッカアームに入力部が軸長方向に相対変位可能に取り付けられていることが好ましい。
但し、これに限定されず、例えば、伝達機構は、支持シャフトに軸長方向に変位可能に軸支されたロッカアームを備え、該ロッカアームに入力部が形成され、該ロッカアーム自体がリンクアームと一緒に軸長方向に変位する態様等、種々の態様で実施できる。
入力部の態様は、特に限定されないが、駆動カムと入力部との間の摩擦を低減できる点で、入力部は、駆動カムに回転可能に当接する入力ローラであることが好ましい。但し、これに限定されず、例えば、入力部は、駆動カムに摺接するパッドである態様等、種々の態様で実施できる。
ロッカアームの態様は、特に限定されないが、ロッカアームが1本で済むと共に軸長方向に分散して力が加わる点で、1つのロッカアームで2つのバルブを駆動し、該1つのロッカアームには、2つの入力部が軸長方向に並べて取り付けられ、カムシャフトには、入力部毎に前記所定の駆動カムが設けられていることが好ましい。
但し、これに限定されず、例えば、バルブ毎にロッカアームが設けられた態様や、2つのバルブを駆動する1つのロッカアームに入力部が1つのみ取り付けられた態様等、種々の態様で実施できる。
回動装置の態様は、特に限定されないが、リンクアームを軸長方向一方に回動させる一方のアクチュエータと、軸長方向他方に回動させる他方のアクチュエータとを備えた態様を例示する。但し、これに限定されず、例えば、軸長方向他方に回動させるリターンスプリングを備えた態様等、種々の態様で実施できる。アクチュエータは、特に限定されないが、電磁ソレノイドや油圧機構やモータ機構などを備えたものを例示する。
リンクアームと入力部との係合の態様は、特に限定されないが、入力部が入力ローラ等である場合にも係合しやすくなる点で、リンクアームが入力部に軸長方向両側から摺接することが好ましい。但し、これに限定されず、例えば、入力部がリンクアームに軸長方向両側から摺接する態様等、種々の態様で実施できる。
リンクアームが第二位置に変位したときのバルブの駆動状態は、特に限定されないが、次の態様を例示する。
[i]カムシャフトには前記所定の駆動カムとはプロフィールが異なる第二駆動カムが設けられ、リンクアームが第二位置に変位すると、入力部が第二駆動カムに当接することで、伝達機構は第二駆動カムの力をバルブに伝達するようになる態様。
[ii]カムシャフトにはノーズを備えない円カムが設けられ、リンクアームが第二位置に変位すると、入力部が円カムに当接することで、伝達機構はバルブに力を伝達しなくなる態様。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。但し、本発明は実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。
図1(a)(b)は実施例の可変動弁機構101を示す斜視図である。可変動弁機構101は、バルブスプリング(図示略)が取り付けられたバルブ109を周期的に押圧することで、バルブスプリングとの共働でバルブ109を開閉する。可変動弁機構101は、カムシャフト1と、カムシャフト1と平行に延びる支持シャフト2と、支持シャフト2にその軸長方向に変位可能に軸支されたリンクアーム3と、リンクアーム3を軸周方向に回動させる回動装置4と、カムシャフト1からバルブ109にまで延びる伝達機構5とを備えている。
カムシャフト1は、内燃機関が2回転する毎に1回転する。カムシャフト1には、気筒毎に、軸長方向に並ぶ第一駆動カム11と第二駆動カム12との組が2組と、3本の溝16,17,18からなるレール溝15とが設けられている。第一及び第二の各駆動カム11,12は、いずれも断面形状が円形のベース円とベース円から突出したノーズとからなり、第一駆動カム11のノーズの方が、第二駆動カム12のノーズよりも作用角が広い。第一駆動カム11と第二駆動カム12とは、軸長方向に交互に設けられている。
レール溝15は、第一切替溝16と係止溝17と第二切替溝18との3本の溝からなる。係止溝17は、リンクアーム3を軸長方向d1,d2に変位不能に係止するための溝であって、カムシャフト1の周方向に軸長方向にずれることなく環状に延びている。
第一切替溝16は、リンクアーム3を軸長方向一方d1に変位させるための溝であって、係止溝17よりも軸長方向他方d2側に設けられている。第一切替溝16は、その基端から所定の位置までは、カムシャフト1の回転方向の反対方向に軸長方向d1,d2にずれることなく延びており、該所定の位置からは、カムシャフト1の回転方向の反対方向に進むに従い軸長方向一方d1側に進む螺旋状に延びて係止溝17に合流している。
第二切替溝18は、リンクアーム3を軸長方向他方d2に変位させるための溝であって、係止溝17よりも軸長方向一方d1側に設けられている。第二切替溝18は、その基端から所定の位置までは、カムシャフト1の回転方向の反対方向に軸長方向d1,d2にずれることなく延びており、該所定の位置からは、カムシャフト1の回転方向の反対方向に進むに従い軸長方向他方d2側に進む螺旋状に延びて係止溝17に合流している。
リンクアーム3は、支持シャフト2に外嵌された基部33と第一筒状部35と第二筒状部38との3つの部材と、それら3つ部材33,35,38の上部どうしを繋ぐ上側架橋部34と、第一筒状部35と第二筒状部38との後部どうしを繋ぐ後側架橋部36と、第一筒状部35と第二筒状部38との前部どうし繋ぐ前側架橋部37とを備えている。後側架橋部36は四角形枠状であり、該後側架橋部36が回動装置4により押圧されることでリンクアーム3が回動する。基部33には、第一アーム31が突設され、第一アーム31の先端部には、第一切替溝16及び係止溝17に係入可能な第一係入部31aが突設されている。上側架橋部34には、第二アーム32が突設され、第二アーム32の先端部には、第二切替溝18及び係止溝17に係入可能な第二係入部32aが突設されている。
第一切替溝16の螺旋状に延びる部分は、第一及び第二駆動カム11,12のベース円作用時に、第一係入部31aに摺接する位相に設けられている。よって、リンクアーム3は、ベース円作用時に、第一切替溝16に沿って軸長方向一方d1に変位する。第二切替溝18の螺旋状に延びる部分は、第一及び第二駆動カム11,12のベース円作用時に、第二係入部32aに摺接する位相に設けられている。よって、リンクアーム3は、ベース円作用時に、第二切替溝18に沿って軸長方向他方d2に変位する。
回動装置4は、リンクアーム3を軸周方向一方r1に回動させるための第一アクチュエータ41と、リンクアーム3を軸周方向他方r2に回動させるための第二アクチュエータ42とを含み構成されている。各アクチュエータ41,42は、ボディ(図示略)と、ボディに挿入されたロッド41a,42aとからなり、ボディの内側に設置された電磁ソレノイドのON、OFFによりロッド41a,42aを繰出し及び退入させる。
伝達機構5は、支持シャフト2に外嵌されたロッカアーム53と、ロッカアーム53に取り付けられた入力ローラ51とを含み構成されている。ロッカアーム53は、第一及び第二筒状部35,38を間に挟む軸長方向d1,d2の両側で支持シャフト2に軸支された2本のアーム部55と、該アーム部55の下部どうしを繋ぐアーム架橋部54と、該アーム部55の先端部どうしを繋ぐローラシャフト52とを含み構成されている。そして、ローラシャフト52に2つの入力ローラ51が軸長方向d1,d2に変位可能かつ回転可能に外嵌されている。支持シャフト2における2つのアーム部55を間に挟む軸長方向d1,d2の両側部分には、ロッカアーム53を軸長方向d1,d2へ変位不能にするためのストッパ25が取り付けられている。
図2(a)(b)は、リンクアーム3を第一位置p1と第二位置p2とに配した状態を示す底面図である。リンクアーム3の前側架橋部37は、2つの各入力ローラ51に軸長方向d1,d2の両側から摺接する形状をしている。そのため、リンクアーム3と入力ローラ51とは、一緒に軸長方向d1,d2に変位する。なお、該図に示す二点差線のハッチングは、リンクアーム3を示すものである。よって、断面を示すものではない。このことは、図3(a)(b)及び図4(a)(b)においても同様である。
図3(a)(b)は、リンクアーム3を第一位置p1と第二位置p2とに配した状態を示す正面図である。リンクアーム3が第一位置p1に変位すると入力ローラ51が第一駆動カム11に当接するようになる。それにより、伝達機構5が第一駆動カム11の力をバルブ109に伝えるようになり、第一駆動カム11のプロフィールに従いバルブ109を駆動するようになる。リンクアーム3が第二位置p2に変位すると入力ローラ51が第二駆動カム12に当接するようになる。それにより、伝達機構5が第二駆動カム12の力をバルブ109に伝えるようになり、第二駆動カム12のプロフィールに従いバルブ109を駆動するようになる。
図4(a)(b)は、リンクアーム3を第一位置p1と第二位置p2とに配した状態を示す背面図である。第一及び第二アクチュエータ41,42は軸長方向d1,d2には変位せず、アクチュエータ41,42に対して、リンクアーム3が軸長方向d1,d2に変位する。
図5(a)(b)は、リンクアーム3を第一位置p1と第二位置p2とに配した状態を示す拡大斜視図である。第一筒状部35と第二筒状部38との間には、支持シャフトから下方に突出した規制部材6(ブッシュ)が設置されている。その規制部材6の下端面には、弾性部材7がボルト77により取り付けられている。弾性部材7は、規制部材6から軸長方向d1,d2両側にそれぞれ突出しており、各突出した部分は、中間部が上方(支持シャフト2側)に突出する形で湾曲している。
図5(a)に示すように、規制部材6の軸長方向他方d2側の端面は、リンクアーム3が第一位置p1よりも軸長方向一方d1に変位しようとしたときに第一筒状部35が当接する第一規制部61を構成しており、該当接により該変位が規制される。そして、弾性部材7の軸長方向他方d2側に突出した部分における軸長方向一方d1側部分は、リンクアーム3が第一位置p1に配されたときに第一筒状部35の軸長方向他方d2側に配されると共に第一筒状部35を軸長方向一方d1側に付勢する一方の第一抑制部71を構成している。また、弾性部材7の軸長方向一方d1側に突出した部分における軸長方向一方d1側部分は、リンクアーム3が第一位置p1に配されたときに第二筒状部38の軸長方向他方d2側に配されると共に第二筒状部38を軸長方向一方d1側に付勢する他方の第一抑制部71を構成している。そして、第一規制部61と一方及び他方の第一抑制部71とにより、リンクアーム3が第一位置p1に配されたときにリンクアーム3に係合する第一係合機構e1を構成している。
図5(b)に示すように、規制部材6の軸長方向一方d1側の端面は、リンクアーム3が第二位置p2よりも軸長方向他方d2に変位しようとしたときに第二筒状部38が当接する第二規制部62を構成しており、該当接により該変位が規制される。そして、弾性部材7の軸長方向一方d1側に突出した部分における軸長方向他方d2側部分は、リンクアーム3が第二位置p2に配されたときに第二筒状部38の軸長方向一方d1側に配されると共に第二筒状部38を軸長方向他方d2側に付勢する一方の第二抑制部72を構成している。また、弾性部材7の軸長方向他方d2側に突出した部分における軸長方向他方d2側部分は、リンクアーム3が第二位置p2に配されたときに第一筒状部35の軸長方向一方d1側に配されると共に第一筒状部35を軸長方向他方d2側に付勢する他方の第二抑制部72を構成している。そして、第二規制部62と一方及び他方の第二抑制部72とにより、リンクアーム3が第二位置p2に配されたときにリンクアーム3に係合する第二係合機構e2を構成している。
次に、リンクアーム3を第一位置p1から第二位置p2に変位させるときを、図6~図8を参照に説明する。図6(a)に示すように、リンクアーム3が第一位置p1に配された状態では、第一係入部31aがレール溝15(係止溝)に係入している。そのため、たとえこのとき、内燃機関の振動等により、リンクアーム3に軸長方向d1,d2への力が加わっても、リンクアーム3は軸長方向d1,d2には変位しない。その状態から、図6(b)に示すように、リンクアーム3が回動装置4により回動方向他方r2に回動すると、第二係入部32aがレール溝15(第二切替溝)に係入する前に、第一係入部31aとレール溝15(係止溝)との係合が外れる。そのため、第一及び第二のいずれの係入部31a,32aもレール溝15に係入していない状態となる。
しかしながら、図7(a)に示すように、第一筒状部35が第一規制部61に当接することでリンクアーム3の軸長方向一方d1への変位が規制されるのに加え、一方の第一抑制部71が第一筒状部35の軸長方向他方d2側に配され且つ第一筒状部35を軸長方向一方d1側に付勢し、他方の第一抑制部71が第二筒状部38の軸長方向他方d2側に配され且つ第二筒状部38を軸長方向一方d1に付勢するので、たとえこのとき、内燃機関の振動等により、リンクアーム3に軸長方向d1,d2への力が加わっても、リンクアーム3は軸長方向d1,d2には変位しない。その状態から図7(b)に示すように、リンクアーム3が回動装置4により回動方向他方r2にさらに回動すると、第二係入部32aがレール溝15(第二切替溝)に係入する。
この瞬間は、図8(a)に示すように、未だリンクアーム3は第一位置p1に配されている。その後、カムシャフトの回転により、第二係入部が第二切替溝の螺旋状に延びる部分に差し掛かると、図8(b)に示すように、リンクアーム3が軸長方向他方d2に変位する。このとき、第一筒状部35が一方の第一抑制部71を押し下げ、第二筒状部38が他方の第一抑制部71を押し下げることで、リンクアーム3と第一係合機構e1との係合が解除される。その後、カムシャフトがさらに回転して、第二係入部が第二切替溝の螺旋状に延びる部分を通過して係止溝に進入すると、第一及び第二筒状部35,38がそれぞれ弾性部材7の上方を通過して、図8(c)に示すように、リンクアーム3が第二位置p2に配されると共に、押し下げられていた弾性部材7の両側部が弾性力で上方に戻る。そのため、一方の第二抑制部72が第二筒状部38の軸長方向一方d1側に配されると共に他方の第二抑制部72が第一筒状部35の軸長方向一方d1側に配される。また、一方の第二抑制部72が第二筒状部38を軸長方向他方d2に付勢すると共に、他方の第二抑制部72が第一筒状部35を軸長方向他方d2に付勢するようになる。そのため、第二筒状部38が第二規制部62に押し当てられる。これらにより、第二係合機構e2がリンクアーム3に係合する。
なお、上記とは反対にリンクアーム3を第二位置p2から第一位置p1に変位させるときの説明は、上記の説明と比べて、「第一位置p1」及び「第二位置p2」の各方を他方に読み替えると共に、同様に、「第一係入部31a」及び「第二係入部32a」の各方、「回動方向一方r1」及び「回動方向他方r2」の各方、「第一切替溝」及び「第二切替溝」の各方、「第一規制部61」及び「第二規制部62」の各方、「第一筒状部35」及び「第二筒状部38」の各方、「軸長方向一方d1」及び「軸長方向他方d2」の各方、「第一抑制部71」及び「第二抑制部72」の各方、「第一係合機構e1」及び「第二係合機構e2」の各方を、それぞれ他方に読み替えて同様である。
本実施例によれば、上記のとおり、第一及び第二のいずれの係入部31a,32aもレール溝15に係合していないタイミングで、内燃機関の振動等によりリンクアーム3に軸長方向d1,d2への力が加わっても、第一及び第二係合機構e1,e2があるため、リンクアーム3が軸長方向d1,d2にずれてしまうことがない。そのため、確実に切替を行うことができる。また、第一又は第二係入部31a,32aがレール溝15(第一又は第二切替溝16,18)に係合してリンクアーム3が軸長方向d1,d2に変位する切替時には、その変位力により、リンクアーム3は、係合している第一又は第二係合機構e1,e2との係合が解除されるので、リンクアーム3に無理な力が加わることもない。
1 カムシャフト
2 支持シャフト
3 リンクアーム
4 回動装置
5 伝達機構
6 規制部材
7 弾性部材
11 第一駆動カム(所定の駆動カム)
15 レール溝
31 第一アーム
32 第二アーム
35 第一筒状部(第一部位)
38 第二筒状部(第二部位)
51 入力ローラ(入力部)
53 ロッカアーム
61 第一規制部
62 第二規制部
71 第一抑制部
72 第二抑制部
101 可変動弁機構
109 バルブ
d1 軸長方向一方
d2 軸長方向他方
e1 第一係合機構
e2 第二係合機構
p1 第一位置
p2 第二位置
r1 回動方向一方
r2 回動方向他方

Claims (7)

  1. 内燃機関の回転に従い回転する軸体であって、駆動カム(11)と周方向に延びる複数本の溝からなるレール溝(15)とが形成されたカムシャフト(1)と、
    カムシャフト(1)と平行に延びる支持シャフト(2)と、
    支持シャフト(2)にその軸長方向に変位可能に軸支された可動体であって、レール溝(15)に択一的に係合する第一アーム(31)及び第二アーム(32)を備え、軸周方向一方(r1)に回動すると第二アーム(32)とレール溝(15)との係合が解除されてから第一アーム(31)がレール溝(15)に係合することで相対的に軸長方向一方(d1)側の第一位置(p1)に変位し、軸周方向他方(r2)に回動すると第一アーム(31)とレール溝(15)との係合が解除されてから第二アーム(32)がレール溝(15)に係合することで相対的に軸長方向他方(d2)側の第二位置(p2)に変位するリンクアーム(3)と、
    リンクアーム(3)を回動させる回動装置(4)と、
    カムシャフト(1)からバルブ(109)にまで延びる機構であって、リンクアーム(3)と一緒に軸長方向(d1,d2)に変位する入力部(51)を備え、リンクアーム(3)が第一位置(p1)に変位すると、入力部(51)が所定の駆動カム(11)に当接するようになることで、該駆動カム(11)の力をバルブ(109)に伝達するようになり、リンクアーム(3)が第二位置に変位すると、入力部(51)が該所定の駆動カム(11)に当接しなくなることで、該駆動カム(11)の力をバルブ(109)に伝達しなくなる伝達機構(5)と、を備えた内燃機関の可変動弁機構において、
    リンクアーム(3)が第一位置(p1)に配されたときにリンクアーム(3)に係合する機構であって、該係合によりリンクアーム(3)の軸長方向(d1,d2)への変位を抑制し、第二アーム(32)がレール溝(15)に係合してリンクアーム(3)が第一位置(p1)から第二位置(p2)に変位するときにはその変位力により該機構とリンクアーム(3)との係合が解除される第一係合機構(e1)と、
    リンクアーム(3)が第二位置(p2)に配されたときにリンクアーム(3)に係合する機構であって、該係合によりリンクアーム(3)の軸長方向(d1,d2)への変位を抑制し、第一アーム(31)がレール溝(15)に係合してリンクアーム(3)が第二位置(p2)から第一位置(p1)に変位するときにはその変位力により該機構とリンクアーム(3)との係合が解除される第二係合機構(e2)と、を備え、
    第一係合機構(e1)は、リンクアーム(3)の軸長方向一方(d1)への変位可能範囲を第一位置(p1)までに規制する第一規制部(61)と、リンクアーム(3)が第一位置(p1)に配されたときにリンクアーム(3)の軸長方向他方(d2)への変位を抑制する第一抑制部(71)とを備え、該規制と該抑制とによりリンクアーム(3)に係合し、
    第二係合機構(e2)は、リンクアーム(3)の軸長方向他方(d2)への変位可能範囲を第二位置(p2)までに規制する第二規制部(62)と、リンクアーム(3)が第二位置(p2)に配されたときにリンクアーム(3)の軸長方向一方(d1)への変位を抑制する第二抑制部(72)とを備え、該規制と該抑制とによりリンクアーム(3)に係合し、
    リンクアーム(3)は、相対的に軸長方向他方(d2)側にある第一部位(35)と、相対的に軸長方向一方(d1)側にある第二部位(38)とを備え、
    第一部位(35)と第二部位(38)との間に、支持シャフト(2)から突出した規制部材(6)が設置され、
    規制部材(6)の軸長方向他方(d2)側の端面が第一規制部(61)であり、リンクアーム(3)が第一位置(p1)よりも軸長方向一方(d1)に変位しようとしたときには第一部位(35)が第一規制部(61)に当接し、
    規制部材(6)の軸長方向一方(d1)側の端面が第二規制部(62)であり、リンクアーム(3)が第二位置(p2)よりも軸長方向他方(d2)に変位しようとしたときには第二部位(38)が第二規制部(62)に当接することを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. 第一抑制部(71)は、リンクアーム(3)が第一位置(p1)に配されたときに弾性力でリンクアーム(3)を軸長方向一方(d1)に付勢することでリンクアーム(3)の軸長方向他方(d2)への変位を抑制し、
    第二抑制部(72)は、リンクアーム(3)が第二位置(p2)に配されたときに弾性力でリンクアーム(3)を軸長方向他方(d2)に付勢することでリンクアーム(3)の軸長方向一方(d1)への変位を抑制する請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
  3. 第一抑制部(71)は、リンクアーム(3)が第一位置(p1)に配されたときにリンクアーム(3)と第一抑制部(71)との当接部の軸長方向他方(d2)側に配されることでリンクアーム(3)の軸長方向他方(d2)への変位を抑制し、
    第二抑制部(72)は、リンクアーム(2)が第二位置(p2)に配されたときにリンクアーム(3)と第二抑制部(72)との当接部の軸長方向一方(d1)側に配されることでリンクアーム(3)の軸長方向一方(d1)側への変位を抑制する請求項1又は2記載の内燃機関の可変動弁機構。
  4. 規制部材(6)に一の弾性部材(7)が取り付けられ、該一の弾性部材(7)に、第一抑制部(71)と第二抑制部(72)とが設けられた請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構。
  5. 第一抑制部(71)には、第一部位(35)に作用する一方の第一抑制部(71)と、第二部位(38)に作用する他方の第一抑制部(71)とがあり、
    第二抑制部(72)には、第二部位(38)に作用する一方の第二抑制部(72)と、第一部位(35)を作用する他方の第二抑制部(72)とがある請求項1~4のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構。
  6. 伝達機構(5)は、支持シャフト(2)に軸長方向に変位不能に軸支されたロッカアーム(53)を備え、ロッカアーム(53)に入力部(51)が軸長方向に相対変位可能に取り付けられた請求項1~のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構。
  7. 1つのロッカアーム(53)で2つのバルブ(109)を駆動し、該1つのロッカアーム(53)には、2つの入力部(51)が軸長方向に並べて取り付けられ、
    カムシャフト(1)には、入力部(51)毎に前記所定の駆動カム(11)が設けられた請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
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