JP7008411B2 - 機器情報管理システム - Google Patents

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本発明は、建造物に固定的に設置される設備機器を複数備え、通信回線を介して設備機器のそれぞれとの間で情報通信可能であり、設備機器に対するアクセス権限を有している利用者と設備機器とが関連付けられた認証情報を記憶し、及び、設備機器の運転状況を示す機器運転情報を設備機器のそれぞれから受信して記憶する管理サーバ装置を備える機器情報管理システムに関する。
特許文献1には、家屋等の建造物に固定的に設置される設備機器を備え、通信回線を介して設備機器との間で情報通信可能である管理サーバ装置を備える機器情報管理システムが記載されている。この機器情報管理システムでは、設備機器は、自身の運転状況を示す機器運転情報を管理サーバ装置に対して送信し、管理サーバ装置は、その機器運転情報を記憶する。そして、管理サーバ装置は、設備機器の利用者が使用する利用者通信機器からアクセスがあったとき、その機器運転情報を利用者通信機器へ送信して利用者に閲覧させる。その結果、利用者は、設備機器がどのような運転を行っているのかを遠隔地から確認できる。また、この機器情報管理システムでは、管理サーバ装置は、利用者通信機器から設備機器への制御指令情報の伝達を仲介することを行う。その結果、利用者は、設備機器の運転を遠隔地から制御できる。
尚、特許文献1に記載のような機器情報管理システムにおいて、設備機器の機器運転情報の閲覧や、設備機器に対する遠隔制御を、正当な利用者に限定して許可するのが通常である。
特許文献2に記載の機器情報管理システムでは、設備機器は、給湯器などの機器と、その機器を利用するときに用いる操作端末(所謂、リモコン装置)とを有している。管理サーバ装置は、利用者による設備機器に対するアクセス権限の登録を管理することを行う。そして、ある建造物を住居としている利用者は、その建造物に設置される設備機器に対するアクセス権限を有していれば、その利用者が使用する利用者通信機器を用いて管理サーバ装置にアクセスし、その管理サーバ装置を介して、その設備機器(給湯器)の遠隔操作を行うことができるようになっている。
尚、元の利用者が退去した場合、管理サーバ装置に記憶されている、設備機器とその設備機器に対するアクセス権限を有している利用者とが関連付けられた認証情報が削除されなければ、元の利用者が当該設備機器を遠隔操作できてしまう。その場合、設備機器が、次の転入者、即ち、真の利用者の意図しない態様で運転される可能性がある。
このような問題の発生を回避するため、特許文献2に記載のシステムでは、設備機器は、自身の一定時間以上の通電停止を感知した場合にはこれを退去と見なし、利用者通信機器からの遠隔操作を拒否する遠隔操作不可モードに移行するような構成となっている。
特開2004-005496号公報 特許第4771846号公報
尚、集合住宅などでは、元の利用者が退去しても設備機器には通電が継続される場合がある。例えば、集合住宅において、各戸に設置されるインターネット通信機器などが共用の設備機器として設置されており、元の利用者が退去してもそのインターネット通信機器には通電が継続される場合が考えられる。そのため、特許文献2のシステムでは、元の利用者が退去しても設備機器(インターネット通信機器)への通電が継続している場合に、その元の利用者が退去したとは判定されない可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、利用者の退去などに伴って設備機器の使用が中止されたとき、その設備機器に対するアクセス権限の消失を簡単な構成で実現できる機器情報管理システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る機器情報管理システムの特徴構成は、建造物に固定的に設置される設備機器を複数備え、通信回線を介して前記設備機器のそれぞれとの間で情報通信可能であり、前記設備機器に対するアクセス権限を有している利用者と前記設備機器とが関連付けられた認証情報を記憶し、及び、前記設備機器の運転状況を示す機器運転情報を前記設備機器のそれぞれから受信して記憶する管理サーバ装置を備える機器情報管理システムであって、
前記利用者が前記設備機器と同じ前記建造物において利用できるユーティリティ使用機器が使用不能状態であるか否かの判定に利用できる判定用情報を収集する情報収集部を備え、
前記管理サーバ装置は、前記情報収集部が収集した前記判定用情報を前記通信回線を介して受信し、前記利用者が使用する利用者通信機器から前記通信回線を介したアクセスがあったとき、前記利用者がアクセス権限を有している前記設備機器を前記認証情報に基づいて特定し、前記利用者通信機器から当該利用者がアクセス権限を有している前記設備機器への制御指令情報の伝達を仲介すること、及び、当該利用者がアクセス権限を有している前記設備機器の前記機器運転情報を前記利用者が前記利用者通信機器を使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可し、並びに、前記判定用情報に基づいて前記ユーティリティ使用機器が使用不能状態であると判定したとき、前記認証情報に含まれている前記利用者による、使用不能状態にある前記ユーティリティ使用機器と同じ前記建造物において利用される前記設備機器に対するアクセス権限を失わせる権限消失処理を行い、
前記ユーティリティ使用機器は、ガス及び水道の少なくとも一方のユーティリティを使用する機器であり、
前記情報収集部は、ユーティリティ供給路に設けられる供給元栓よりも前記ユーティリティ使用機器に近い側において、前記ユーティリティ供給路でのガスの供給圧力及び水道の供給圧力の少なくとも一方を前記判定用情報として収集する、或いは、ユーティリティ供給路に設けられる供給元栓よりも前記ユーティリティ使用機器に近い側において、前記ユーティリティ供給路での単位時間当たりのガスの供給量及び水道の供給量の少なくとも一方を前記判定用情報として収集し、
前記管理サーバ装置は、制御指令情報を前記ユーティリティ使用機器に送信して当該ユーティリティ使用機器の強制運転を行わせ、当該強制運転を行わせる前後で前記情報収集部が収集したガス又は水道の供給圧力或いはガス又は水道の供給量に変動がある場合には前記ユーティリティ使用機器が使用不能状態ではないと判定する点にある。
上記特徴構成によれば、管理サーバ装置は、利用者通信機器からアクセスがあったとき、その利用者がアクセス権限を有していれば、設備機器への制御指令情報を受け付けること、及び、機器運転情報を閲覧することの少なくとも何れか一方を許可する。つまり、利用者は、管理サーバ装置に通信回線を介してアクセスできる状況であれば、設備機器に対する遠隔制御及び機器運転情報の閲覧を行うことができる。
加えて、利用者が設備機器と同じ建造物において利用できるユーティリティ使用機器が使用不能状態であれば、利用者はその建造物から退去した状況にあると言える。例えば、利用者が建造物から退去することで、ガスや水道などのユーティリティの供給路が閉栓されると、ユーティリティ使用機器は使用不能状態になる。よって、設備機器の利用者が建造物を退去したのであれば、利用者によるその設備機器に対するアクセス権限を失わせることが好ましい。
そこで、管理サーバ装置は、情報収集部が収集した判定用情報を通信回線を介して受信し、その判定用情報に基づいてユーティリティ使用機器が使用不能状態であると判定したとき、認証情報に含まれている利用者による、使用不能状態にあるユーティリティ使用機器と同じ建造物において利用される設備機器に対するアクセス権限を失わせる権限消失処理を行う。つまり、管理サーバ装置は、設備機器の利用者が退去した場合に起こり得る事象(即ち、ユーティリティ使用機器が使用不能状態であるという事象)の有無を監視するだけで、権限消失処理を行うか否かを決定できる。
ユーティリティ使用機器が、ガス及び水道の少なくとも一方のユーティリティを使用する機器である場合、利用者が建造物から退去することで、ガスや水道などのユーティリティの供給路が閉栓されてユーティリティ使用機器が使用不能状態になると、供給元栓よりも下流側ではガスの供給圧力及び水道の供給圧力が単調減少又は全く変動しないと考えられる。また、利用者が建造物から退去することで、ガスや水道などのユーティリティの供給路が閉栓されてユーティリティ使用機器が使用不能状態になると、供給元栓よりも下流側でのガスの供給量及び水道の供給量はゼロになると考えられる。よって、ユーティリティ供給路に設けられる供給元栓よりもユーティリティ使用機器に近い側において測定されるユーティリティ供給路でのガスの供給圧力及び水道の供給圧力の少なくとも一方或いはユーティリティ供給路での単位時間当たりのガスの供給量及び水道の供給量の少なくとも一方を参照して、ユーティリティ使用機器が使用不能状態であるか否かの判定を行うことができる。
利用者が建造物から退去していないが、例えば旅行などで長期間不在にしている場合、情報収集部が収集するガス又は水道の供給圧力或いはガス又は水道の供給量に関して、利用者が建造物から退去して供給元栓が閉栓された場合と同様に全く変動が見られない場合がある。ところが本特徴構成では、管理サーバ装置は、制御指令情報を前記ユーティリティ使用機器に送信してユーティリティ使用機器の強制運転を行わせる。つまり、単に利用者が長期不在にしているだけであれば、強制運転が行われる前後で(制御指令情報を送信する前後で)、情報収集部が収集するガス又は水道の供給圧力或いはガス又は水道の供給量に変動が見られる。その結果、制御指令情報を前記ユーティリティ使用機器に送信してユーティリティ使用機器の強制運転を行わせる前後で情報収集部が収集した判定用情報に基づいて、ユーティリティ使用機器が使用不能状態ではないと判定できる。
従って、利用者の退去などに伴って設備機器の使用が中止されたとき、その設備機器に対するアクセス権限の消失を簡単な構成で実現できる機器情報管理システムを提供できる。
本発明に係る機器情報管理システムの別の特徴構成は、前記設備機器は、自身に対するアクセス権限を有している利用者を記憶しており、前記利用者通信機器から、前記管理サーバ装置を介さず且つ自身が接続されているプライベートネットワークを介してアクセスがあったとき、前記利用者が自身に対するアクセス権限を有していれば、前記利用者が使用する前記利用者通信機器から自身への前記制御指令情報を受け付けること、及び、自身の前記機器運転情報を前記利用者が前記利用者通信機器を使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可する点にある。
上記特徴構成によれば、設備機器は、利用者通信機器から、自身が接続されているプライベートネットワークを介してアクセスがあったとき、利用者が自身に対するアクセス権限を有していれば、利用者が使用する利用者通信機器から自身への制御指令情報を受け付けること、及び、自身の機器運転情報を利用者が利用者通信機器を使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可する。つまり、利用者は、例えば建造物に滞在中に利用者通信機器からプライベートネットワークに接続できる状況であれば、管理サーバ装置を介さずに、設備機器に対してアクセスできる。
本発明に係る機器情報管理システムの更に別の特徴構成は、前記設備機器は、自身に対するアクセス権限を有している利用者を記憶しており、自身に対するアクセス権限を有する前記利用者が使用する前記利用者通信機器から、前記管理サーバ装置を介さず且つ自身が接続されているプライベートネットワークを介してアクセスがあったことを、前記管理サーバ装置へ送信する点にある。
上記特徴構成によれば、管理サーバ装置は、利用者が、例えば建造物に滞在中に利用者通信機器からプライベートネットワークに接続して、設備機器に対してアクセスしたことを知ることができる。
本発明に係る機器情報管理システムの更に別の特徴構成は、前記管理サーバ装置は、前記権限消失処理によってアクセス権限が失われたことを示す情報を前記利用者の前記利用者通信機器に送信する点にある。
上記特徴構成によれば、利用者は、権限消失処理によってアクセス権限が失われたことを知ることができる。
機器情報管理システムの構成を示す図である。 利用者通信機器の表示画面例を示す図である。 利用者通信機器の表示画面例を示す図である。
以下に図面を参照して本発明に係る機器情報管理システムについて説明する。
図1は、機器情報管理システムの構成を示す図である。図示するように、機器情報管理システムは、建造物3に固定的に設置される設備機器10を複数備え、通信回線1を介して設備機器10のそれぞれとの間で情報通信可能である管理サーバ装置2を備える。図1に記載している利用者通信機器Tは、建造物3の住人等である利用者が使用している携帯電話及びスマートフォン等の携帯通信端末や通信機能を有するコンピュータ装置などである。図1には、2つの建造物3(3A,3B)を描き、各建造物3(3A,3B)に1つの設備機器10(10A,10B)が設けられている例を描いているが、建造物3の設置数及び各建造物3での設備機器10の設置数に制限は無い。
住戸等の各建造物3(3A,3B)では、内部のプライベートネットワーク14(14A,14B)と外部の通信回線1とがルータ13(13A,13B)を用いて接続されている。設備機器10(10A,10B)は、ルータ13(13A,13B)を介して外部の通信回線1に接続される。図1に示す例では、設備機器10は、燃料電池12と、その燃料電池12の設定や運転指令などを行うリモコン装置11とを有する。リモコン装置11は、ルータ13を介して通信回線1に接続された状態で外部との情報通信を行う機能を有している通信機器でもある。また、リモコン装置11は、情報記憶機能や情報処理機能なども有している。尚、設備機器10の例としては、燃料電池12とリモコン装置11との組み合わせに限定されず、様々な装置とその装置の設定や運転指令等を行うリモコン装置11との組み合わせを、本発明の設備機器10として利用できる。
加えて、本実施形態では、各建造物3(3A,3B)にはユーティリティ使用機器15(15A,15B)が設置されている。つまり、ユーティリティ使用機器15は、利用者が設備機器10と同じ建造物3において利用できる機器である。また、ユーティリティ使用機器15(15A,15B)は、プライベートネットワーク14(14A,14B)及びルータ13(13A,13B)を介して外部の通信回線1に接続される。具体的には、ユーティリティ使用機器15は、ガス及び水道の少なくとも一方のユーティリティを使用する単一又は複数の機器の組み合わせである。例えば、ガスのみを使用するユーティリティ使用機器15としては、ガスを燃焼してその燃焼熱を水の凍結予防に利用する凍結防止機器(具体的には、燃焼器へのガスの供給弁、燃焼用空気の供給用ブロア、水を循環させるポンプ等)などがある。また、水道のみを利用するユーティリティ使用機器15としては、浴槽への足し水を行うための機器(浴槽への給水路に設けられる供給弁等)などがある。更に、ガス及び水道の両方を使用するユーティリティ使用機器15としては、浴槽への足し湯を行うための機器(燃焼器へのガスの供給弁、燃焼用空気の供給用ブロア、浴槽への給湯路に設けられる供給弁等)などがある。また、上述した燃料電池12の運転にガスや水道が使用される場合には、その燃料電池12をユーティリティ使用機器15と見なすこともできる。つまり、設備機器10がユーティリティ使用機器15である場合もある。
ユーティリティ使用機器15には、ユーティリティ供給路17を経由してユーティリティが供給される。通常、ユーティリティ供給路17の途中には供給元栓18が設置され、利用者が建造物3に転入(入居)したときにその供給元栓18の開栓が行われ、利用者が建造物3から退去したときにその閉栓が行われる。また、ユーティリティ供給路17に設けられる供給元栓18よりもユーティリティ使用機器15に近い側において、ユーティリティ供給路17での単位時間当たりのユーティリティ供給量を計測できるメーターMが設置されている。更に、ユーティリティ供給路17に設けられる供給元栓18よりもユーティリティ使用機器15に近い側において、ユーティリティ供給路17でのユーティリティ供給圧力を計測できる圧力計Pが設置されている。それらユーティリティ供給量の情報及びユーティリティ供給圧力の情報は、情報収集部16(16A,16B)で収集される。情報収集部16(16A,16B)は、プライベートネットワーク14(14A,14B)及びルータ13(13A,13B)を介して外部の通信回線1に接続される。
管理サーバ装置2は、設備機器10及び情報収集部16との間での情報通信及び利用者通信機器Tとの間での情報通信を行う。管理サーバ装置2は、情報通信機能及び情報記憶機能及び演算処理機能などを有するコンピュータを用いて実現される。管理サーバ装置2の機能として、情報提示処理及び遠隔制御処理及び情報収集処理とがある。情報提示処理は、各設備機器10の運転状況を示す機器運転情報を設備機器10のそれぞれから受信して記憶し及び利用者通信機器Tに提供する機能である。遠隔制御処理は、利用者通信機器Tから設備機器10への制御指令情報の伝達を仲介する機能である。情報収集処理は、情報収集部16が収集した情報を受信して記憶する機能である。
また、管理サーバ装置2は、ユーティリティ使用機器15の運転状況を示す情報を収集してもよい。更に、管理サーバ装置2からユーティリティ使用機器15に対する遠隔制御を実施してもよい。つまり、管理サーバ装置2は、制御指令情報を、上述したようなユーティリティ使用機器15に通信回線1を介して送信してそのユーティリティ使用機器15の強制運転を行わせることもできる。
尚、上述した情報提示処理及び遠隔制御処理は、特定の利用者(アクセス権限を有している利用者)にしか提供されない。例えば、設備機器10Aについての情報提示処理及び遠隔制御処理は、建造物3Aの例えば住人である利用者にしか提供されない。具体的には、管理サーバ装置2は、設備機器10Aに対するアクセス権限を有している利用者と設備機器10Aとが関連付けられた認証情報を記憶している。同様に、管理サーバ装置2は、設備機器10Bに対するアクセス権限を有している利用者と設備機器10Bとが関連付けられた認証情報を記憶している。
図1に示す認証情報の例では、管理サーバ装置2は、設備機器10Aに対するアクセス権限を有している利用者として、利用者a1を記憶している。また、管理サーバ装置2は、設備機器10Bに対するアクセス権限を有している利用者として、利用者b1及び利用者b2を記憶している。利用者a1が使用するのは利用者通信機器Ta1(T)であり、利用者b1が使用するのは利用者通信機器Tb1(T)であり、利用者b2が使用するのは利用者通信機器Tb2(T)である。そして、管理サーバ装置2は、利用者が使用する利用者通信機器Tから通信回線1を介したアクセスがあったとき、利用者がアクセス権限を有している設備機器10を認証情報に基づいて特定し、利用者通信機器Tからその利用者がアクセス権限を有している設備機器10への制御指令情報の伝達を仲介すること、及び、その利用者がアクセス権限を有している設備機器10の機器運転情報を利用者が利用者通信機器Tを使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可するように構成されている。
尚、管理サーバ装置2へアクセスしてきた利用者がアクセス権限を有しているか否かを識別する手法としては、利用者通信機器Tを用いてアクセスしてきた利用者に対してパスワードなどを入力させ、その入力結果が正しい場合にアクセス権限を有していると識別する手法や、利用者が使用する利用者通信機器Tの機器識別情報を取得し、その機器識別情報が登録済みのものである場合にアクセス権限を有していると識別する手法など、様々な認証方法を利用できる。
本実施形態では、各設備機器10は、電力が供給されている間、設定期間毎に管理サーバ装置2に対して情報を送信する。各設備機器10が管理サーバ装置2に対して送信する情報は、例えば、設備機器10の運転状況を示す機器運転情報である。そして、管理サーバ装置2は、設備機器10の運転状況を示す機器運転情報を設備機器10のそれぞれから受信して記憶する。
図1に示す例では、管理サーバ装置2は、機器運転情報として、設備機器10Aとしての燃料電池12Aの発電状況についての情報と、設備機器10Bとしての燃料電池12Bの発電状況についての情報とを記憶している。例えば、発電状況についての情報として、現在は発電中であるか又は停止中であるかの現状、現在の発電電力、過去の所定期間での発電電力量、過去の発電電力又は発電電力量の推移、故障の有無などの様々な情報がある。
また、管理サーバ装置2は、各建造物3に設置されている設備機器10及びユーティリティ使用機器15及び情報収集部16の組み合わせに関する利用機器情報を記憶している。その結果、管理サーバ装置2は、情報収集部16から情報を受信したとき、それがどの建造物3で収集された情報であるのかを判定できる。
図2は、利用者通信機器Tの表示画面例を示す図である。図示するように、利用者通信機器Tの表示画面に、設備機器10としての燃料電池12の運転状況が示されている。具体的には、利用者通信機器Tには、燃料電池12が現在発電中であること、及び、燃料電池12の過去の発電電力の推移が表示されている。また、利用者が「遠隔制御」ボタン20に対する選択入力を行うことで、その設備機器10としての燃料電池12への遠隔制御を指令するモードに移行することもできる。
図1に示すように、各利用者は、管理サーバ装置2を介さずに、利用者通信機器Tを使用して、自身が利用している設備機器10へアクセスすることもできる。つまり、設備機器10は、自身に対するアクセス権限を有している利用者を記憶しており、利用者通信機器Tから、自身が接続されているプライベートネットワーク14を介してアクセスがあったとき、利用者が自身に対するアクセス権限を有していれば、利用者が使用する利用者通信機器Tから自身への制御指令情報を受け付けること、及び、自身の機器運転情報を利用者が利用者通信機器Tを使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可する。加えて、設備機器10は、自身に対するアクセス権限を有する利用者が使用する利用者通信機器Tから、自身が接続されているプライベートネットワーク14を介してアクセスがあったことを、管理サーバ装置2へ送信する。その結果、管理サーバ装置2は、利用者が、例えば建造物3に滞在中に利用者通信機器Tからプライベートネットワーク14に接続して、設備機器10に対してアクセスしたことを知ることができる。
次に、管理サーバ装置2が行うアクセス権限管理制御について説明する。管理サーバ装置2は、上述した情報提示処理及び遠隔制御処理及び情報収集処理を常時行いながら、このアクセス権限管理制御を並行して行っている。
本実施形態では、情報収集部16は、収集した情報を所定の期間毎に管理サーバ装置2に対して送信する。ここで、情報収集部16は、利用者が建造物3から退去した後も電力の供給が行われて、管理サーバ装置2に対して情報を送信できる構成になっている。そして、管理サーバ装置2は、アクセス権限管理制御において、情報収集部16から受信した情報を、利用者が設備機器10と同じ建造物3において利用できるユーティリティ使用機器15が使用不能状態であるか否かの判定に利用できる判定用情報として利用する。そして、管理サーバ装置2は、判定用情報に基づいてユーティリティ使用機器15が使用不能状態であると判定したとき、認証情報に含まれている利用者による、使用不能状態にあるユーティリティ使用機器15と同じ建造物3において利用される設備機器10に対するアクセス権限を失わせる権限消失処理を行う。
例えば、情報収集部16は、ユーティリティ供給路17に設けられる供給元栓18よりもユーティリティ使用機器15に近い側において、ユーティリティ供給路17でのユーティリティ供給圧力を判定用情報として収集する。よって、利用者が建造物3から退去することで、ガスや水道などの供給元栓18が閉栓されてユーティリティ使用機器15が使用不能状態になると、供給元栓18よりも下流側ではユーティリティ供給圧力が単調減少又は全く変動しないと考えられる。よって、管理サーバ装置2は、ユーティリティ供給路17に設けられる供給元栓18よりもユーティリティ使用機器15に近い側において測定されるユーティリティ供給圧力を参照して、ユーティリティ使用機器15が使用不能状態であるか否かの判定を行うことができる。そして、管理サーバ装置2は、利用機器情報を参照して、使用不能状態にあるユーティリティ使用機器15と同じ建造物3において利用される設備機器10に対する利用者のアクセス権限を失わせる権限喪失処理を行う。これにより、例えば、建造物3から住人(利用者)が退去した後、その住人が設備機器10に対する遠隔制御を行えなくなる。
或いは、情報収集部16は、ユーティリティ供給路17に設けられる供給元栓18よりもユーティリティ使用機器15に近い側においてユーティリティ供給路17での単位時間当たりのユーティリティ供給量を判定用情報として収集する。よって、利用者が建造物3から退去することで、ガスや水道などの供給元栓18が閉栓されてユーティリティ使用機器15が使用不能状態になると、供給元栓18よりも下流側でのユーティリティ供給量はゼロになると考えられる。よって、管理サーバ装置2は、ユーティリティ供給路17に設けられる供給元栓18よりもユーティリティ使用機器15に近い側において測定されるユーティリティ供給量を参照して、ユーティリティ使用機器15が使用不能状態であるか否かの判定を行うことができる。そして、管理サーバ装置2は、利用機器情報を参照して、使用不能状態にあるユーティリティ使用機器15と同じ建造物3において利用される設備機器10に対する利用者のアクセス権限を失わせる権限喪失処理を行う。これにより、例えば、建造物3から住人(利用者)が退去した後、その住人が設備機器10に対する遠隔制御を行えなくなる。
尚、管理サーバ装置2が、ユーティリティ供給圧力やユーティリティ供給量をどのように解析して、ユーティリティ使用機器15が使用不能状態であるか否かの判定を行うのかは適宜設定可能である。
以上のように、利用者の退去などに伴って設備機器10の使用が中止されたとき、その設備機器10に対するアクセス権限の消失を簡単な構成で実現できる機器情報管理システムを提供できる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、機器情報管理システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成については適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、燃料電池12とその燃料電池12の設定や運転指令などを行うリモコン装置11との組み合わせを、本発明の設備機器10として用いる例を説明したが、建造物3に固定的に設置される様々な機器とリモコン装置11との組み合わせを、本発明の設備機器10として利用できる。例えば、冷房運転や暖房運転などを行うエアコン(空調装置)とその設定や運転指令などを行うリモコン装置11との組み合わせを、本発明の設備機器10として利用できる。図3は、利用者通信機器Tの表示画面例を示す図である。図示するように、利用者通信機器Tの表示画面に、設備機器10としてのエアコンの運転状況が示されている。具体的には、利用者通信機器Tには、エアコンが現在運転中であること、及び、エアコンの過去の設定温度の推移が表示されている。また、利用者が「遠隔制御」ボタン21に対する選択入力を行うことで、その設備機器10としてのエアコンへの遠隔制御を指令するモードに移行することもできる。
他にも、給湯器とその設定や運転指令などを行うリモコン装置11との組み合わせを、本発明の設備機器10として利用できる。
更に、建造物3に固定的に設置される様々な機器とリモコン装置11との組み合わせを設備機器10とするのではなく、建造物3に固定的に設置される一つの機器のみで設備機器10が構成されても構わない。
<2>
上記実施形態において、管理サーバ装置2が、制御指令情報をユーティリティ使用機器15に送信してユーティリティ使用機器15の強制運転を行わせてもよい。強制運転としては、上記実施形態で説明したような凍結防止機器の運転や、浴槽への足し水、浴槽への足し湯、貯湯タンクの湯沸かしなど適宜設定可能である。尚、管理サーバ装置2が、ユーティリティ使用機器15をどのようなタイミングで強制運転させるのかは適宜設定可能である。
例えば、利用者が建造物3から退去していないが、旅行などで長期間不在にしている場合、上述したように情報収集部16が収集するユーティリティ供給圧力やユーティリティ供給量に関して、利用者が建造物3から退去して供給元栓18が閉栓された場合と同様に全く変動が見られない場合がある。
ところが、管理サーバ装置2が、制御指令情報を前記ユーティリティ使用機器15に送信してユーティリティ使用機器15の強制運転を行わせると、単に利用者が長期不在にしているだけであれば、強制運転が行われる前後で(制御指令情報を送信する前後で)、情報収集部16が収集するユーティリティ供給圧力やユーティリティ供給量に変動が見られると考えられる。それに対して、利用者が建造物3から退去して供給元栓18が閉栓されていれば、情報収集部16が収集するユーティリティ供給圧力やユーティリティ供給量に変動が見られないと考えられる。このようにして、制御指令情報をユーティリティ使用機器15に送信してユーティリティ使用機器15の強制運転を行わせる前後で情報収集部16が収集した判定用情報に基づいて、ユーティリティ使用機器15が使用不能状態であるか否かを判定できる。
<3>
上記実施形態では機器運転情報の例を幾つか挙げたが、機器運転情報として、上記実施形態では記載していないような設備機器10の運転に関わる様々な情報を採用することができる。
<4>
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、利用者の退去などに伴って設備機器の使用が中止されたとき、その設備機器に対するアクセス権限の消失を簡単な構成で実現できる機器情報管理システムに利用できる。
1 :通信回線
2 :管理サーバ装置
3 :建造物
10 :設備機器
15 :ユーティリティ使用機器
16 :情報収集部
17 :ユーティリティ供給路
18 :供給元栓
T :利用者通信機器

Claims (4)

  1. 建造物に固定的に設置される設備機器を複数備え、
    通信回線を介して前記設備機器のそれぞれとの間で情報通信可能であり、前記設備機器に対するアクセス権限を有している利用者と前記設備機器とが関連付けられた認証情報を記憶し、及び、前記設備機器の運転状況を示す機器運転情報を前記設備機器のそれぞれから受信して記憶する管理サーバ装置を備える機器情報管理システムであって、
    前記利用者が前記設備機器と同じ前記建造物において利用できるユーティリティ使用機器が使用不能状態であるか否かの判定に利用できる判定用情報を収集する情報収集部を備え、
    前記管理サーバ装置は、
    前記情報収集部が収集した前記判定用情報を前記通信回線を介して受信し、
    前記利用者が使用する利用者通信機器から前記通信回線を介したアクセスがあったとき、前記利用者がアクセス権限を有している前記設備機器を前記認証情報に基づいて特定し、前記利用者通信機器から当該利用者がアクセス権限を有している前記設備機器への制御指令情報の伝達を仲介すること、及び、当該利用者がアクセス権限を有している前記設備機器の前記機器運転情報を前記利用者が前記利用者通信機器を使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可し、並びに、
    前記判定用情報に基づいて前記ユーティリティ使用機器が使用不能状態であると判定したとき、前記認証情報に含まれている前記利用者による、使用不能状態にある前記ユーティリティ使用機器と同じ前記建造物において利用される前記設備機器に対するアクセス権限を失わせる権限消失処理を行い、
    前記ユーティリティ使用機器は、ガス及び水道の少なくとも一方のユーティリティを使用する機器であり、
    前記情報収集部は、ユーティリティ供給路に設けられる供給元栓よりも前記ユーティリティ使用機器に近い側において、前記ユーティリティ供給路でのガスの供給圧力及び水道の供給圧力の少なくとも一方を前記判定用情報として収集する、或いは、ユーティリティ供給路に設けられる供給元栓よりも前記ユーティリティ使用機器に近い側において、前記ユーティリティ供給路での単位時間当たりのガスの供給量及び水道の供給量の少なくとも一方を前記判定用情報として収集し、
    前記管理サーバ装置は、制御指令情報を前記ユーティリティ使用機器に送信して当該ユーティリティ使用機器の強制運転を行わせ、当該強制運転を行わせる前後で前記情報収集部が収集したガス又は水道の供給圧力或いはガス又は水道の供給量に変動がある場合には前記ユーティリティ使用機器が使用不能状態ではないと判定する機器情報管理システム。
  2. 前記設備機器は、
    自身に対するアクセス権限を有している利用者を記憶しており、
    前記利用者通信機器から、前記管理サーバ装置を介さず且つ自身が接続されているプライベートネットワークを介してアクセスがあったとき、前記利用者が自身に対するアクセス権限を有していれば、前記利用者が使用する前記利用者通信機器から自身への前記制御指令情報を受け付けること、及び、自身の前記機器運転情報を前記利用者が前記利用者通信機器を使用して閲覧することの少なくとも何れか一方を許可する請求項1に記載の機器情報管理システム。
  3. 前記設備機器は、
    自身に対するアクセス権限を有している利用者を記憶しており、
    自身に対するアクセス権限を有する前記利用者が使用する前記利用者通信機器から、前記管理サーバ装置を介さず且つ自身が接続されているプライベートネットワークを介してアクセスがあったことを、前記管理サーバ装置へ送信する請求項1又は2に記載の機器情報管理システム。
  4. 前記管理サーバ装置は、前記権限消失処理によってアクセス権限が失われたことを示す情報を前記利用者の前記利用者通信機器に送信する請求項1~3の何れか一項に記載の機器情報管理システム。
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