JP7006596B2 - 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
前記決済手段は、(1)前記第1蓄電池を制御する第1コントローラへ、前記商品の商品電力量に相当する電力を放電する放電指示を送信し、(2)前記商品を前記顧客へ販売する販売者の負荷設備を管理する第2コントローラへ、前記商品の商品電力量を示す決済情報を送信する。
前記決済ステップにおいて、(1)前記第1蓄電池を制御する第1コントローラへ、前記商品の商品電力量に相当する電力を放電する放電指示を送信し、(2)前記商品を前記顧客へ販売する販売者の負荷設備を管理する第2コントローラへ、前記商品の商品電力量を示す決済情報を送信する。
図1は、実施形態1に係る情報処理装置2000を使用環境と共に例示するブロック図である。図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
本実施形態の情報処理装置2000によれば、顧客側蓄電池102に蓄えられた電力を商品の決済に利用することができる。こうすることで、顧客側蓄電池102に蓄えられた電力を、顧客が利用する電子機器や照明器具などの負荷に消費させる方法以外の新たな用途で有効活用することができる。よって、顧客側蓄電池102に蓄えられた電力を効率的に利用できるようになる。
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
情報処理装置2000は、様々な場面において、商品の決済に利用されうる。図4は、情報処理装置2000が利用される場面を例示する図である。図4(a)は、情報処理装置2000が、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗における商品の決済に利用されるケースを例示している。具体的には、情報処理装置2000は、商品の決済に利用されるレジ端末700である。レジ端末700は、商品を決済対象として登録するために利用される商品登録装置である。店員は、レジ端末700を用いて決済対象の商品に関する情報を取得する。例えば店員は、レジ端末700に接続されているバーコードリーダなどを用いて、決済対象の商品から、その商品に関する情報を読み取る。そして、レジ端末700は、取得した商品の情報に基づいて、顧客側コントローラ104への放電指示の送信、及び販売者側コントローラ204への決済情報の送信を行うことで、商品の決済を実行する。
図6は、実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。商品電力量取得部2020は、決済対象の商品について商品電力量を取得する(S102)。決済部2040は、顧客側蓄電池102に蓄えられている電力を用いて、決済対象の商品について決済を行う(S104)。
商品電力量取得部2020は、決済対象の商品の商品電力量を取得する(S102)。商品電力量取得部2020が商品電力量を取得する方法は様々である。以下、その方法の一例を示す。ここで例示する方法以外の方法については、後述の実施形態で説明する。
決済部2040は、顧客側蓄電池102に蓄えられている電力を用いて、決済対象の商品について決済を行う(S104)。具体的には、(1)顧客側蓄電池102による電力系統への放電、及び(2)販売者側コントローラ204への決済情報の送信によって決済が行われる。以下、それぞれについて具体的に説明する。
決済部2040は、顧客側蓄電池102を制御する顧客側コントローラ104に対し、商品電力量に相当する量の電力を電力系統へ放電するように指示を送る(放電指示を送信する)。決済部2040によって送信される放電指示には、放電すべき電力の量が示されている。顧客側コントローラ104は、決済部2040から受信した放電指示に示されている量の電力を系統電力へ放電するように、顧客側蓄電池102を制御する。なお、顧客側コントローラ104による顧客側蓄電池102の制御には、「蓄電池を制御するコントローラが、特定の量の電力を電力系統へ放電するように蓄電池を制御する」という既存の制御技術を利用することができる。
決済部2040は、販売者側コントローラ204に対し決済情報を送信する。販売者側コントローラ204は、受信した決済情報を決済履歴記憶部208に記憶させる。
決済部2040によって決済が実行されるタイミング(放電指示と決済情報が送信されるタイミング)は任意である。例えば決済部2040は、決済の実行を指示する操作を受け付け、その操作を受け付けたタイミングで決済を実行する。
図9は、実施形態2に係る情報処理装置2000を使用環境と共に例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1と同様に計算機1000を用いて実現される(図3参照)。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態の情報処理装置2000の各機能を実現するプログラムが含まれる。
本実施形態では、情報処理装置2000によって送信された決済情報に基づいて販売者側蓄電池206の充電が行われる。そのため販売者は、顧客から商品の対価として提供される電力を蓄えておき、その電力を自由なタイミングで利用できる。よって、例えば決済時に販売者側電力システム200で電力が不足していない場合でも、情報処理装置2000を利用した決済を行える。このことから、本実施形態によれば、実施形態1と比較し、情報処理装置2000を利用した決済を実行できる機会が多くなる。
図10は、実施形態3の情報処理装置2000を例示する図である。下記で説明する点を除き、実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
図11は、実施形態3の商品電力量算出部2060によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。商品電力量算出部2060は、決済対象の商品の価格を取得する(S202)。商品電力量算出部2060は、電力単価を取得する(S204)。商品電力量算出部2060は、商品の価格及び電力単価に基づいて、商品電力量を算出する(S206)。なお、S202とS204が実行されるタイミングは、図11に示されているタイミングとは逆であってもよいし、同時であってもよい。
商品電力量算出部2060は、商品電力量の算出のために、決済対象の商品の価格を取得する。商品電力量算出部2060が商品の価格を取得する方法には、様々な方法がある。例えば商品電力量算出部2060は、実施形態1で説明した商品情報記憶装置から、決済対象の商品のIDに対応する価格(商品情報テーブル500における価格508)を取得する。また例えば、商品電力量算出部2060は、店員によって手動で入力される価格を取得してもよい。なお本実施形態の場合、商品電力量は商品電力量算出部2060によって算出されるため、商品情報テーブル500は商品電力量510を有さなくてよい。
商品電力量算出部2060は、商品電力量の算出のために、電力単価を取得する。商品電力量算出部2060が電力単価を取得する方法には、様々な方法がある。例えば商品電力量算出部2060は、電力単価を管理している装置から、電力単価を取得する。電力単価を管理する装置は、例えば店舗を管理するサーバやネットショッピングのサイトを管理するサーバなどである。この場合、電力単価は販売者ごとに定められている。また例えば、商品電力量算出部2060は、店員によって手動で入力される電力単価を取得してもよい。
商品電力量算出部2060は、商品の価格及び電力単価に基づいて商品電力量を算出する(S206)。例えば商品電力量算出部2060は、以下の数式(1)に基づいて商品iの商品電力量を算出する。
実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態1と同様に計算機1000を用いて実現される(図3参照)。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
本実施形態の情報処理装置2000によれば、商品の対価となる電力の量である商品電力量が、商品の価格及び電力単価によって算出される。こうすることで、各商品の商品電力量を、商品の価格に応じて容易に設定することができる。
本実施形態の情報処理装置2000を利用した決済では、商品の対価全ての支払いを電力で行っている。しかし、実施形態3の情報処理装置2000を利用した決済は、商品の対価全てを電力で支払う決済ではなく、商品の対価の一部のみを電力で支払う決済であってもよい。この場合、商品の対価の内、電力によって支払われる対価を除く部分については、現金やクレジットカードなど、他の任意の方法で支払いが行われる。
実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000又は実施形態2の情報処理装置2000と同様の構成を有する。下記で説明する点を除き、実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1又は実施形態2の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
決済部2040は、顧客側蓄電池102からの放電の可否に基づいて判定を行う。具体的には、決済部2040は、顧客側コントローラ104から、顧客側蓄電池102によって放電可能な電力の量を取得する。そして決済部2040は、顧客側蓄電池102によって放電可能な電力の量が、決済対象の商品の商品電力量以上である場合に、決済が可能であると判定する。一方、決済部2040は、顧客側蓄電池102によって放電可能な電力の量が、決済対象の商品の商品電力量未満である場合に、決済ができないと判定する。
このケースでは、負荷設備202が販売者側蓄電池206であることを想定する。そのため、このケースの本実施形態では、販売者側電力システム200や情報処理装置2000が、実施形態2の販売者側電力システム200や情報処理装置2000と同様の機能を有する。
決済部2040は、顧客側蓄電池102による放電の所要時間の推定値(以下、放電所要時間)、及び負荷設備202による受電の所要時間の推定値(以下、受電所要時間)に基づいて判定を行う。なお、負荷設備202が販売者側蓄電池206である場合、受電所要時間は、販売者側蓄電池206による充電の所要時間の推定値を意味する。ここで、放電所要時間は、商品電力量及び顧客側蓄電池102の定格出力に基づいて算出することができる。同様に、受電所要時間は、商品電力量及び負荷設備202の定格入力電力(以下、定格入力)に基づいて算出することができる。以下、放電所要時間や受電所要時間を利用して決済の可否を判定する方法について、さらに細かく分けて例示する。
決済部2040は、放電所要時間と受電所要時間が一致するか否かを判定する。放電所要時間と受電所要時間が一致する場合、決済部2040は決済が可能であると判定する。一方で、放電所要時間と受電所要時間が一致しない場合、決済部2040は決済ができないと判定する。
この方法では、上記判定方法3-1において放電所要時間と受電所要時間が一致しないと判定された場合に、さらに、放電所要時間と受電所要時間のうちの長い方の時間(以下、決済所要時間)が所定時間以下であるか否かを判定する。決済所要時間が所定時間以下である場合、決済部2040は決済が可能であると判定する。一方で、決済所要時間が所定値以下でない場合、決済部2040は決済ができないと判定する。上記所定時間は、例えば30分である。この所定時間は、決済部2040に予め設定されていてもよいし、決済部2040からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
前述した種々の判定には、決済対象の商品の商品電力量が利用される。そこで決済部2040は、決済対象の商品の商品電力量が取得された後に、上述した種々の判定を行う。商品電力量が取得されるタイミングは、実施形態1や実施形態2で説明した通りである。
実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1と同様に計算機1000を用いて実現される(図3参照)。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
図16は、実施形態5の情報処理装置2000を例示する図である。下記で説明する点を除き、実施形態5の情報処理装置2000は、実施形態1又は実施形態2の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
参照情報出力部2080は、参照情報に含まれる種々の情報を得た後の任意のタイミングで参照情報を出力する。例えば、決済所要時間の算出には決済対象の商品の商品電力量が用いられるため、参照情報に決済所要時間が含まれる場合、参照情報出力部2080による参照情報の出力は、商品電力量取得部2020によって決済対象の商品の商品電力量が取得されたタイミングで行われる。なお、商品電力量取得部2020が決済対象の商品の商品電力量を取得するタイミングは、実施形態1や実施形態2で説明した通りである。
実施形態5の情報処理装置2000は、実施形態1と同様に計算機1000を用いて実現される(図3参照)。本実施形態において、前述したストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムがさらに含まれる。
本実施形態の情報処理装置2000によれば、決済に要する時間などの種々の情報が提示された後に、決済を実行するか否かが選択される。こうすることで、決済に要する時間が許容範囲であるか否かのチェックなどを顧客や店員が行った上で、決済を実行するか否かを決めることができる。よって、顧客や店員が望まない状況(決済所要時間が長時間となる状況など)で決済が実行されてしまうことを防ぐことができる。
図18は、実施形態6の情報処理装置2000を使用環境と共に例示するブロック図である。下記で説明する点を除き、図18に示す各機能構成部は、他の実施形態で説明した同符号の機能構成部と同様の機能を有する。
情報処理装置2000を利用した売電の流れについて説明する。前述したように、売電制御部2120は売電量を取得する。売電制御部2120が売電量を取得する方法は様々である。例えば売電制御部2120は、顧客や店員によって手動で入力される売電量を取得する。売電量を手動で入力する方法は、商品電力量を手動で入力する方法と同様である。
売電情報は、実施形態1などで説明した決済情報と同様に利用される。例えば、売電情報に示される売電量に対応する電気料金を販売者が電力会社に支払わなくてもよいように、電力会社から販売者に請求される電気料金が算出される。情報処理装置2000を利用した売電に伴って顧客から提供される電力への対価は、電力会社ではなく、顧客に対して特典として提供される。また前述したように、負荷設備202が販売者側蓄電池206である場合、販売者側コントローラ204は、売電情報に示される売電量の電力が販売者側蓄電池206に充電されるように、販売者側蓄電池206を制御する。
実施形態6の情報処理装置2000は、実施形態1と同様に計算機1000を用いて実現される(図3参照)。本実施形態において、ストレージ1080に記憶される各プログラムモジュールには、本実施形態で説明した各機能を実現するプログラムが含まれる。
本実施形態に情報処理装置2000によれば、売電の対価として顧客に特典が与えられる。そして顧客は、その特典を商品の決済に利用することができる。こうすることで、顧客は、売電の対価を、売電完了後の任意のタイミングで利用することができる。よって、顧客にとって、売電を利用した商品の決済の自由度が高くなる。
Claims (18)
- 商品の対価となる電力の量である商品電力量を取得する商品電力量取得手段と、
顧客の第1蓄電池に蓄えられている電力を用いて前記商品の決済を行う決済手段と、を有し、
前記決済手段は、
前記第1蓄電池を制御する第1コントローラへ、前記商品の商品電力量に相当する電力を放電する放電指示を送信し、
前記商品を前記顧客へ販売する販売者の負荷設備を管理する第2コントローラへ、前記商品の商品電力量を示す決済情報を送信する、情報処理装置。 - 前記商品の価格を取得し、前記取得した価格を前記販売者が定める電力単価で割ることで、前記商品の商品電力量を算出する商品電力量算出手段を有し、
前記商品電力量取得手段は、前記商品電力量算出手段によって算出された商品電力量を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記電力単価は複数の時間帯それぞれについて定められており、
前記商品電力量算出手段は、前記決済が行われる時間帯における前記電力単価を用いて前記商品の商品電力量を算出する、請求項2に記載の情報処理装置。 - 各時間帯についての前記電力単価は、その時間帯において前記負荷設備によって消費される電力の量に基づいて定められている、請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記商品電力量取得手段は、商品とその商品の商品電力量とを対応づけて記憶している商品電力量記憶手段から、決済対象の商品に対応づけられている商品電力量を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記商品電力量記憶手段において、前記商品は、複数の時間帯それぞれについてのその商品の商品電力量と対応づけられており、
前記商品電力量取得手段は、前記商品電力量記憶手段において決済対象の商品と前記決済が行われる時間帯とに対応づけられている前記商品電力量を取得する、請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記商品電力量記憶手段において前記商品に対応づけられている、各時間帯についての商品電力量は、その時間帯において前記負荷設備によって消費される電力の量に基づいて定められている、請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記商品の購入が前記販売者の店舗において行われる場合、前記商品電力量取得手段は、その店舗に設置されている商品登録装置によってその商品の識別子が読み取られたことに応じて、その商品の商品電力量を取得し、
前記商品登録装置は、前記商品を決済対象として登録する装置である、請求項1乃至7いずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記販売者の第1コンピュータと前記顧客の第2コンピュータとが通信回線を介して接続されており、
前記第1コンピュータは、前記第2コンピュータからの要求に応じて前記商品に関する情報を前記第2コンピュータへ送信し、
前記商品電力量取得手段は、前記第1コンピュータが前記第2コンピュータから前記要求を受信したことに応じて、前記商品の商品電力量を取得する、請求項1乃至7いずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記決済手段は、
前記第1コントローラから、前記第1蓄電池によって放電可能な電力の量を取得し、
前記第1蓄電池によって放電可能な電力の量が前記商品の商品電力量以上である場合に、その商品の決済を行う、請求項1乃至9いずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記負荷設備は第2蓄電池であり、
前記第2コントローラにより、前記決済情報に示される量の電力が前記第2蓄電池に充電され、
前記決済手段は、
前記第2コントローラから、前記販売者が所有する蓄電池の空き容量を取得し、
前記空き容量が前記商品の商品電力量以上である場合に、その商品の決済を行う、請求項1乃至9いずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記決済手段は、前記第1蓄電池が前記商品電力量の電力を放電するために要する放電所要時間と、前記負荷設備が前記商品電力量の電力を受電するために要する受電所要時間とが一致する場合に、前記商品の決済を行う、請求項1乃至9いずれか一つに記載の情報処理装置。
- 前記決済手段は、前記第1蓄電池が前記商品電力量の電力を放電するために要する放電所要時間と、前記負荷設備が前記商品電力量の電力を受電するために要する受電所要時間との内の長い方が所定値以下である場合に、前記商品の決済を行う、請求項1乃至9いずれか一つに記載の情報処理装置。
- 前記第1蓄電池の定格出力電力、前記第1蓄電池が前記商品電力量の電力を放電するために要する放電所要時間、前記負荷設備の定格入力電力、前記負荷設備が前記商品電力量の電力を受電するために要する受電所要時間、及び前記放電所要時間と前記受電所要時間の内のいずれか長い方を表す決済所要時間のいずれか1つ以上を含む参照情報を出力する参照情報出力手段と、
前記商品の決済を行うか否かの選択を表す入力を受け付ける入力受付手段と、を有し、
前記決済手段は、前記受け付けた入力が、前記商品の決済を行うことの選択を表す場合に、前記商品の決済を行う、請求項1乃至9いずれか一つに記載の情報処理装置。 - 情報処理装置、第1コントローラ、及び第2コントローラを有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
商品の対価となる電力の量である商品電力量を取得する商品電力量取得手段と、
顧客の第1蓄電池に蓄えられている電力を用いて前記商品の決済を行う決済手段と、を有し、
前記決済手段は、
前記第1コントローラへ、前記商品の商品電力量に相当する電力を放電する放電指示を送信し、
前記第2コントローラへ、前記商品の商品電力量を示す決済情報を送信し、
前記第1コントローラは、前記送信された放電指示に示されている量の電力を前記第1蓄電池に放電させ、
前記第2コントローラは、前記送信された決済情報を決済情報記憶手段に記憶させる、情報処理システム。 - 前記第2コントローラにより、前記決済情報に示される量の電力が第2蓄電池に充電される、請求項15に記載の情報処理システム。
- コンピュータによって実行される制御方法であって、
商品の対価となる電力の量である商品電力量を取得する商品電力量取得ステップと、
顧客の第1蓄電池に蓄えられている電力を用いて前記商品の決済を行う決済ステップと、を有し、
前記決済ステップにおいて、
前記第1蓄電池を制御する第1コントローラへ、前記商品の商品電力量に相当する電力を放電する放電指示を送信し、
前記商品を前記顧客へ販売する販売者の負荷設備を管理する第2コントローラへ、前記商品の商品電力量を示す決済情報を送信する、制御方法。 - 請求項17に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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