JP7006501B2 - フォークリフト - Google Patents

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Description

本発明は、フォークリフトに関する。
従来、フォークリフトを用いて荷物を荷台に置く際、フォーク(爪)がパレットから大きくはみ出していると、爪が前方に積み上げられている他の荷物やパレット、壁等に衝突してしまうことがある。また、図14に示すように、爪が荷物200Aを載置するパレット100Aからはみ出していない場合であっても、パレット100Aが前方に積み上げられている他の荷物200Bやパレット100B、壁等に衝突してしまうこともある。特に、荷物を高所に積み上げる場合、少しでも前方の荷物に接触すると荷崩れを起こしてしまうため、フォークリフトの操作に精密なコントロールを要していた。
また、本来はパレットに対して適切な爪の長さがあるが、パレットの大きさはまちまちであり、個々のパレットに対してわざわざ爪の長さを調整していると、作業効率が下がってしまう。そのため、パレットに対して爪が短いまま使用することもある。
フォークと前方障害物との衝突を未然に防ぐ技術として、フォークの下端部分の前方にある障害物を測定可能な位置に非接触測定器を取付けた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-195334号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、走行中に前方障害物との衝突を防ぐことはできるが、パレット上の荷物を荷台に置く際、荷物の前方が荷台に遮られて見えなくなるため、荷台上にある荷物を検出することができず、荷台上にある荷物との衝突を防ぐことができない。
また、例えば、フォークの先端にカメラを取り付けて、フォーク先端から前方の障害物までの長さを測定し、フォーク先端と前方障害物との衝突を未然に防ぐ方法も考えられる。しかしながら、図15に示すように、フォーク4がパレット100に対して短い(フォーク4先端がパレット100内に留まる)場合、単にフォーク4先端に取り付けたカメラ61、62による前方の測距だけでは、フォーク4先端から前方対象物200までの距離Laを測定することしかできないため、パレット100から前方対象物200までの正確な距離Lsを測定することができない。
上記のカメラによる前方の測距に加え、パレットの長さを入力することで、パレットから前方対象物までの距離を算出する方法もあるが、大きさがまちまちのパレットの長さを個々に入力するのは手間であった。
本発明は、運搬中のパレットと前方障害物との衝突を未然に防止することが可能なフォークリフトを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
フォーク先端に配置されたカメラにより前方対象物までの距離を測定する測距部を備えるフォークリフトにおいて、
前記測距部により測定された前記前方対象物までの距離と前記フォークが差し込まれたパレットの形状情報とに基づいて前記パレット先端から前記前方対象物までの距離を算出し、当該算出した距離が所定の閾値以下であるか否かを判定する衝突判断部と、
前記衝突判断部により前記算出した距離が所定の閾値以下であると判定された場合に、警報を出力させる又は移動を停止させる制御を行う衝突制御部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフォークリフトにおいて、
前記フォーク先端から前記前方対象物までの距離を算出する背景距離算出部と、
前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離を算出する差込口距離算出部と、
を備え、
前記衝突判断部は、前記背景距離算出部により算出された前記フォーク先端から前記前方対象物までの距離と前記差込口距離算出部により算出された前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離との差分に基づいて前記パレット先端から前記前方対象物までの距離を算出し、当該算出した距離が所定の閾値以下であるか否かを判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のフォークリフトにおいて、
前記フォークが前記パレットに差し込まれる前に前記カメラにより撮影された画像に基づいて、前記パレットの差込口を認識するパレット差込口認識部と、
前記パレット差込口認識部により認識された前記パレットの差込口の大きさを推定し、当該推定した前記パレットの差込口の大きさと、前記パレットの差込口の形状と、を記憶部に記憶させる差込口記憶部と、
を備え、
前記差込口距離算出部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれた後に前記カメラにより撮影された画像と前記差込口記憶部により前記記憶部に記憶された前記パレットの差込口の形状とに基づいて、前記パレットの出口側の差込口を認識し、当該認識した前記パレットの出口側の差込口の高さと前記差込口記憶部により前記記憶部に記憶された前記パレットの差込口の大きさとに基づいて、前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離を算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のフォークリフトにおいて、
前記測距部は、一対のカメラを有し、前記フォークが前記パレットに差し込まれる前は前記一対のカメラによる測距を行い、前記フォークが前記パレットに差し込まれた後は前記一対のカメラのいずれか一方による測距を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のフォークリフトにおいて、
前記差込口距離算出部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれた後に前記カメラにより撮影された画像の明度に基づいて、前記パレットの出口側の差込口の形状を検出し、当該検出した前記パレットの出口側の差込口の形状と前記記憶部に記憶された前記パレットの差込口の形状とに基づいて、前記パレットの出口側の差込口を認識することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載のフォークリフトにおいて、
マストから前記パレット後端までの距離を測定するセンサーを備え、
前記差込口距離算出部は、前記パレットの長さと、前記フォークの長さと、前記センサーにより測定された前記マストから前記パレット後端までの距離と、に基づいて、前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離を算出することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のフォークリフトにおいて、
前記差込口距離算出部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれる前に前記カメラにより撮影された前記パレットの画像に基づいて、前記パレットの長さを推定することを特徴とする。
本発明によれば、運搬中のパレットと前方障害物との衝突を未然に防止することができる。
本実施形態に係るフォークリフトの概略構成を示す図である。 本実施形態に係るフォークリフトの制御構造を示す機能ブロック図である。 測距部の概略構成を示す正面図及び側面断面図である。 一対のカメラによりそれぞれ撮影される画像の一例を示す図である。 パレットの出口側の差込口近傍で一対のカメラが撮影する様子の一例を示す平面図である。 本実施形態に係るフォークリフトの動作の一例を示すフローチャートである。 パレットにフォークが差し込まれる様子の一例を示す図である。 パレット内部からみた背景の一例を示す図である。 フォーク及びパレットと前方対象物との位置関係を示す平面図である。 差込口の画像上の高さの一例を示す図である。 ピンホールカメラモデルを示す図である。 変形例に係るフォークリフトの動作の一例を示すフローチャートである。 フォーク及びパレットの位置関係を示す側面図である。 パレットが前方に積み上げられている他の荷物やパレットと衝突する様子の一例を示す図である。 フォークがパレットに対して短い場合の測距における課題を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[1.構成の説明]
本実施形態に係るフォークリフト1は、図1及び図2に示すように、車体2と、マスト3と、フォーク4と、リフトチェーン5と、測距部6と、警報装置7と、記憶部8と、制御部10と、を備えて構成されている。フォークリフト1は、荷物を載置するパレット100(図7等参照)にフォーク4を差し込むことで、荷物を運搬することができる。
車体2は、操舵装置21と、運転席22と、前輪23及び後輪24と、を備えて構成されている。前輪23及び後輪24は、車体2の両側面のそれぞれに設けられ、それぞれ車体2に対して回転可能に支持されている。
フォークリフト1の運転者が、運転席22で操舵装置21を操作することで、車体2が路面を走行するとともに、車体2の進行方向を変更することができる。
マスト3は、車体2の前面に取付けられている支柱であり、その軸線は上下方向に伸びている。
フォーク4は、マスト3に上下方向に移動可能に取付けられている。フォーク4は、一対のツメ4a、4bを有している。一対のツメ4a、4bは、車体2の左右方向に互いに離間した位置に配置されており、マスト3側から車体2の前方に向かって伸びている。
リフトチェーン5は、マスト3に設置されており、フォーク4と係合している。リフトチェーン5がフォーク昇降装置(図示省略)により駆動されると、それによってフォーク4が昇降される。フォーク4の上下方向の位置は、フォーク昇降装置の駆動量によって特定可能となっている。
測距部6は、一対のカメラ61、62からなるステレオカメラである。測距部6は、図3(A)及び図3(B)に示すように、フォーク4(が有する一対のツメ4a、4bのいずれか一方)の先端に取り付けられている。本実施形態では、測距部6は、ツメ4aの先端に、フォーク4(ツメ4a)の先端と一対のカメラ61、62の先端とが一致するように取り付けられている。
測距部6は、一対のカメラ61、62で撮影した画像の対象物を検出し、その視差によって対象物までの距離を測定する。なお、測距部6は、一対のカメラ61、62のいずれか一方のみを使用することで、単眼カメラとしても機能する。測距部6は、単眼カメラとして機能する場合、移動中に撮影された連続画像に映る対象物の画面上の動きと撮影位置の変位量とに基づいて、対象物までの距離を測定することができる(所謂モーションステレオ法)。
ここで、測距部6をステレオカメラとして機能させる場合、原理的に左右の画像の対象物を検出し、その視差によって距離を測定する。ステレオカメラの場合、わかりやすい模様や縦方向の線がないと、正確に距離を測定できないという課題がある。特に、パレット100の出口側の差込口101の手前付近では、図4及び図5に示すように、一方のカメラ61には縦線(差込口101の側端部分を示す線)L1が映っていても(カメラ61により撮影される画像を示す図4(A)参照)、もう一方のカメラ62には縦線L1が映っていない(カメラ62により撮影される画像を示す図4(B)参照)こともあり得る。また、差込口101の横方向の線は見えていても、パレット100の内部は暗いため、大きな傷でもない限り、視差が取りにくいという課題がある。
一方、測距部6を単眼カメラとして機能させる場合、移動中に撮影された連続画像に映る対象物の画面上の動きと撮影位置の変位量とに基づいて、対象物までの距離を測定する。単眼カメラの場合、車のように、単に平面上を移動するものには適しているが、フォークリフト1の場合、マスト3がその下端を軸として前後に稼働するため、フォーク4の傾きが変わってしまい、フォークリフト1自体は動いていなくても画面内の被写体が動いてしまうという課題がある。
したがって、測距部6は、フォーク4がパレット100に差し込まれる前は、視差が取りやすいため、距離の推定がより正確なステレオカメラ(一対のカメラ61、62)による測距を行うようにし、フォーク4がパレット100に差し込まれた後は、視差が取りにくいため、視差を取る必要がない単眼カメラ(一対のカメラ61、62のいずれか一方)による測距を行うようにするとよい。
警報装置7は、制御部10より所定の信号(パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれがある旨を示す信号)を受信すると、フォークリフト1の運転者に向けて警報を発する。なお、警報は、ランプ等の視覚情報、ブザー等の聴覚情報、又は、それらの組み合わせのいずれであってもよい。
記憶部8は、HDD、半導体メモリーなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部10から読み書き可能に記憶する。
制御部10は、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロプロセッサによって構成されている。制御部10は、車体2に搭載されている。制御部10は、フォーク昇降装置(図示省略)と、測距部6と、警報装置7と、記憶部8と、等に接続されており、これらの動作を制御する。例えば、制御部10は、フォーク昇降装置を駆動することで、フォーク4を上下方向に移動させる。また、制御部10は、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれがある旨の信号を受信すると、その旨の信号を警報装置7に向けて出力する。これにより、運転者に向けて警報が発せられる。そして、警報が発せられた時に運転者がフォークリフト1の移動を停止させることで、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突する前にパレット100又はフォーク4の移動を停止させることができる。
[2.動作の説明]
次に、本実施形態に係るフォークリフト1の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。この動作は、フォークリフト1に荷物を載せていない状態で開始される。
まず、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62により撮影された画像を取得し、一時的に記憶部8に格納する(ステップS101)。また、制御部10は、取得した画像に対し、必要に応じて歪み補正などを行う。すなわち、制御部10は、画像管理部11(図2参照)として機能する。はじめは、フォーク4をパレット100に差し込んでいない状態で測距部6の一対のカメラ61、62により撮影された画像を取得する。
次に、制御部10は、ステップS101で取得した画像を参照して、フォーク4がパレット100に差し込まれているか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、制御部10は、差込状態判断部14(図2参照)として機能する。はじめは、フォーク4をパレット100に差し込んでいない状態で撮影されているため、パレット100にフォーク4が差し込まれていないと判定する。
通常、パレット100には、フォーク4を差し込むための差込口101が設けられている(図7参照)。差込口101は、1つの側面から反対側の側面まで貫通するように設けられており、いずれの側面からもフォーク4を差し込むことができるようになっている。ステップS102において、制御部10は、例えば、トンネルに入ったときのように、画像の周縁部が極端に暗く(暗い色をしており)、画像の中央付近に比較的明るい部分(出口側の差込口101に相当する部分)がある場合は、フォーク4がパレット100に差し込まれている状態だと判断することができる。または、簡易の光センサーを使用して、画像の明暗の状態から判断するようにしてもよい。
制御部10は、フォーク4がパレット100に差し込まれていると判定した場合(ステップS102:YES)、ステップS107へと移行する。
一方、制御部10は、フォーク4がパレット100に差し込まれていないと判定した場合(ステップS102:NO)、次のステップS103へと移行する。
ステップS103において、制御部10は、ステップS101で取得した画像を参照して、パレット100の入口側の差込口101を認識することができたか否かを判定する(ステップS103)。例えば、制御部10は、予め複数用意しておいた差込口101の形状画像とのパターンマッチングを行うことで、差込口101を探索する。すなわち、制御部10は、パレット差込口認識部12(図2参照)として機能する。
制御部10は、パレット100の差込口101を認識することができたと判定した場合(ステップS103:YES)、次のステップS104へと移行する。
一方、制御部10は、パレット100の差込口101を認識することができていないと判定した場合(ステップS103:NO)、ステップS101へと移行し、再度、ステップS101以降の処理を繰り返す。
ステップS104において、制御部10は、ステップS103で認識したパレット100の差込口101の形状を記憶部8に記憶させる(ステップS104)。
次に、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62によりパレット100までの距離を測距させる(ステップS105)。
次に、制御部10は、ステップS105で測定されたパレット100までの距離に基づいて差込口101の大きさを推定し、記憶部8に記憶させる(ステップS106)。すなわち、制御部10は、差込口記憶部13(図2参照)として機能する。その後、ステップS101へと移行し、再度、ステップS101以降の処理を繰り返す。
ステップS107において、制御部10は、ステップS101で取得した画像を参照して、パレット100の出口側の差込口101を認識する(ステップS107)。具体的には、制御部10は、ステップS101で取得した画像を参照して、ステップS104で記憶した差込口101形状とマッチングする形状を探索する。なお、画像内の差込口101が、部分的である可能性も考慮して探索する。フォーク4がパレット100に差し込まれている状態では、基本的に暗い部分に対して明るい部分の形状をマッチングさせて探索させることとなる。すなわち、ステップS101で取得した画像の明度に基づいてパレット100の出口側の差込口101の形状を検出し、当該検出した差込口101の形状とステップS104で記憶した差込口101の形状とをマッチングさせることで、パレット100の出口側の差込口101を認識する。
次に、制御部10は、ステップS107で認識した出口側の差込口101の内部を、パレット100の向こう側の風景(すなわち、背景)として認識する(ステップS108)。すなわち、制御部10は、背景認識部15(図2参照)として機能する。図8に、背景E1の一例を示す。
次に、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から背景(前方対象物200)までの距離La(図9参照)を算出する(ステップS109)。すなわち、制御部10は、背景距離算出部16(図2参照)として機能する。例えば、制御部10は、ステレオカメラ(一対のカメラ61、62)による視差で深度マップを作成する方法により、背景までの距離Laを算出する。この場合、作成した深度マップで最も距離が短い領域を代表点として、前方対象物200までの距離Laを算出するようにしてもよい。
次に、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から出口側の差込口101までの距離Lb(図9参照)を算出する(ステップS110)。すなわち、制御部10は、差込口距離算出部17(図2参照)として機能する。例えば、制御部10は、予め推定して記憶部8に記憶させた差込口101の大きさにより、出口側の差込口101までの距離Lbを算出する。具体的には、一対のカメラ61、62のいずれかのカメラで撮影した画像から差込口101形状を認識し、差込口101の画像上の高さhを取得する(図10参照)。ここで、ピンホールカメラモデル(図11参照)を利用すると、出口側の差込口101までの距離Lbは、次の式(1)で表される。なお、LEはレンズ、fは焦点距離、Hは差込口101の実際の高さであり、差込口101の実際の高さH、差込口101の画像上の高さh、焦点距離fは、いずれも既知の値である。
Lb=Hf/h ・・・(1)
次に、制御部10は、ステップS110で出口側の差込口101までの距離Lbを算出することができたか否かを判定する(ステップS111)。
制御部10は、出口側の差込口101までの距離Lbを算出することができたと判定した場合(ステップS111:YES)、ステップS113へと移行する。
一方、制御部10は、出口側の差込口101までの距離Lbを算出することができなかったと判定した場合(ステップS111:NO)、フォーク4先端がパレット100の出口側の差込口101(パレット100先端)から突き出していると判断し、Lb=0と設定する(ステップS112)。
次に、制御部10は、パレット100の出口側の差込口101(パレット100先端)又は測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から背景(前方対象物200)までの距離Ls(図9参照)を算出し、Lsが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS113)。すなわち、制御部10は、衝突判断部18(図2参照)として機能する。ここで、所定の閾値は、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれのある距離(例えば、100mm)のことである。この所定の閾値は、ユーザーや運転者が任意に設定できるようにしてもよい。なお、Lsは、次の式(2)で表される。
Ls=La-Lb ・・・(2)
本実施形態では、フォーク4先端がパレット100先端から突き出しているとき、Lb=0と設定される(ステップS112参照)ので、Ls=La(測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から背景(前方対象物200)までの距離)である。
制御部10は、Lsが所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS113:YES)、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれがあると判断し、警報装置7を制御して警報を出力させる(ステップS114)。これにより、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200との衝突を未然に防止することができる。すなわち、制御部10は、衝突制御部19(図2参照)として機能する。なお、ステップS114において、警報装置7を制御して警報を出力させる代わりに、フォークリフト1の移動を停止させるようにしてもよい。
一方、制御部10は、Lsが所定の閾値を超えていると判定した場合(ステップS113:NO)、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれはないと判断し、処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係るフォークリフト1は、フォーク4先端に配置されたカメラ61、62により前方対象物200までの距離を測定する測距部6と、測距部6により測定された前方対象物200までの距離とフォーク4が差し込まれたパレット100の形状情報とに基づいてパレット100先端から前方対象物200までの距離を算出し、当該算出した距離が所定の閾値以下であるか否かを判定する衝突判断部18と、衝突判断部18により算出した距離が所定の閾値以下であると判定された場合に、警報を出力させる又は移動を停止させる制御を行う衝突制御部19と、を備える。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、フォーク4先端がパレット100からはみ出していないであっても、大きさにバラツキのあるパレット100の長さを考慮して前方対象物200までの距離を測定することができるので、運搬中のパレット100と前方障害物(前方対象物200)との衝突を未然に防止することができる。よって、運搬中のパレット100と前方障害物との衝突による荷崩れの発生を防止することができる。
また、本実施形態に係るフォークリフト1は、フォーク4先端から前方対象物200までの距離を算出する背景距離算出部16と、フォーク4先端からパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出する差込口距離算出部17と、を備える。また、衝突判断部18は、背景距離算出部16により算出されたフォーク4先端から前方対象物200までの距離と差込口距離算出部17により算出されたフォーク4先端からパレット100の出口側の差込口101までの距離との差分に基づいてパレット100先端から前方対象物200までの距離を算出し、当該算出した距離が所定の閾値以下であるか否かを判定する。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、大きさにバラツキのあるパレット100の長さを考慮して前方対象物200までの距離を測定することができるので、運搬中のパレット100と前方障害物との衝突を未然に防止することができる。よって、運搬中のパレット100と前方障害物との衝突による荷崩れの発生を防止することができる。
また、本実施形態に係るフォークリフト1は、フォーク4がパレット100に差し込まれる前にカメラ61、62により撮影された画像に基づいて、パレット100の差込口101を認識するパレット差込口認識部12と、パレット差込口認識部12により認識されたパレット100の差込口101の大きさを推定し、当該推定したパレット100の差込口101の大きさと、パレット100の差込口101の形状と、を記憶部8に記憶させる差込口記憶部13と、を備える。また、差込口距離算出部17は、フォーク4がパレット100に差し込まれた後にカメラ61、62により撮影された画像と差込口記憶部13により記憶部8に記憶されたパレット100の差込口101の形状とに基づいて、パレット100の出口側の差込口101を認識し、当該認識したパレット100の出口側の差込口101の高さと差込口記憶部13により記憶部8に記憶されたパレット100の差込口101の大きさとに基づいて、フォーク4先端からパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出する。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、フォーク4先端がパレット100からはみ出していない場合のように、ステレオカメラでは視差が取りにくいケースであっても、測距部6による測距精度を十分に確保することができるので、より正確に、かつ、比較的計算量少なくパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出することができる。よって、運搬中のパレット100と前方障害物との衝突をより確実に防止することができる。
また、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、測距部6は、一対のカメラ61、62を有し、フォーク4がパレット100に差し込まれる前は一対のカメラ61、62による測距を行い、フォーク4がパレット100に差し込まれた後は一対のカメラ61、62のいずれか一方による測距を行う。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、視差が取りやすい場合には距離の推定がより正確なステレオカメラによる測距を行い、視差が取りにくい場合には視差を取る必要がない単眼カメラによる測距を行うことができるので、状況に応じて最適な測距を行うことができる。よって、運搬中のパレット100と前方障害物との衝突をより確実に防止することができる。
また、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、差込口距離算出部17は、フォーク4がパレット100に差し込まれた後にカメラ61、62により撮影された画像の明度に基づいて、パレット100の出口側の差込口101の形状を検出し、当該検出したパレット100の出口側の差込口101の形状と記憶部8に記憶されたパレット100の差込口101の形状とに基づいて、パレット100の出口側の差込口101を認識する。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト1によれば、簡易な構成で容易にパレット100の出口側の差込口101を認識することができるので、容易にパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例)
例えば、上記実施形態では、パレット100内部で撮影した画像を利用して、フォーク4先端からパレット100先端までの距離Lbを算出するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、パレット100の長さ(パレット100長)を利用してLbを算出するようにしてもよい。具体的には、パレット100にフォーク4を挿入する前に、パレット100長を推定するようにし、既知の値であるフォーク4の長さと組み合わせることで、フォーク4先端からパレット100先端までの距離Lbを算出するようにしてもよい。
以下、図12のフローチャートを参照して、変形例に係るフォークリフト1の動作を説明する。
まず、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62により撮影された画像を取得し、一時的に記憶部8に格納する(ステップS201)。また、制御部10は、取得した画像に対し、必要に応じて歪み補正などを行う。
次に、制御部10は、ステップS201で取得した画像を参照して、フォーク4がパレット100に差し込まれているか否かを判定する(ステップS202)。
制御部10は、フォーク4がパレット100に差し込まれていると判定した場合(ステップS202:YES)、ステップS205へと移行する。
一方、制御部10は、フォーク4がパレット100に差し込まれていないと判定した場合(ステップS202:NO)、次のステップS203へと移行する。
ステップS203において、制御部10は、ステップS201で取得した画像を参照して、パレット100を認識することができたか否かを判定する(ステップS203)。
制御部10は、パレット100を認識することができたと判定した場合(ステップS203:YES)、次のステップS204へと移行する。
一方、制御部10は、パレット100を認識することができていないと判定した場合(ステップS203:NO)、ステップS201へと移行し、再度、ステップS201以降の処理を繰り返す。
ステップS204において、制御部10は、ステップS103で認識したパレット100の、フォーク4の延伸方向と平行な方向のパレット100長Lp(図13参照)を推定し、記憶部8に記憶させる(ステップS204)。具体的には、制御部10は、フォーク4がパレット100に差し込まれる前(ステップS202:NO)に測距部6の一対のカメラ61、62により撮影された画像を参照して、差込口101が設けられている側面のパレット100長を推定する。一般に、パレット100は、平面視で正方形状に形成されているため、フォーク4の延伸方向と平行な方向のパレット100長Lpは、差込口101が設けられている側面のパレット100長と同一である。したがって、差込口101が設けられている側面のパレット100長からLpを推定することができる。その後、ステップS201へと移行し、再度、ステップS201以降の処理を繰り返す。
ステップS205において、制御部10は、マスト3内部に設けられた簡易距離センサー(センサー)SEにより測定された、マスト3からパレット100後端までの距離Lk(図13参照)を取得する(ステップS205)。簡易距離センサーSEは、図13に示すように、フォーク4の根元(付け根部分)に設けられている。パレット100が完全にマスト3手前まで差し込まれているか(Lk=0であるか)は状況によるため、フォーク4の根元に簡易距離センサーSEを取り付けることで、マスト3からパレット100後端までの距離Lkを正確に測定することができる。
次に、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から出口側の差込口101までの距離Lb(図13参照)を算出する(ステップS206)。ここで、出口側の差込口101までの距離Lbは、次の式(3)で表される。なお、Lfはフォーク4の長さであり、既知の値である。Lfは、予め入力しておいた値を利用するようにしてもよい。
Lb=Lp+Lk-Lf ・・・(3)
次に、制御部10は、ステップS206で算出した出口側の差込口101までの距離Lbが0以上(Lb≧0)であるか否かを判定する(ステップS207)。
制御部10は、出口側の差込口101までの距離Lbが0以上(Lb≧0)であると判定した場合(ステップS207:YES)、ステップS209へと移行する。
一方、制御部10は、出口側の差込口101までの距離Lbが0未満(Lb<0)であると判定した場合(ステップS207:NO)、フォーク4先端がパレット100の出口側の差込口101(パレット100先端)から突き出していると判断し、Lb=0と設定する(ステップS208)。
次に、制御部10は、ステップS201で取得した画像を参照して、パレット100の出口側の差込口101を認識する(ステップS209)。
次に、制御部10は、ステップS209で認識した出口側の差込口101の内部を、パレット100の向こう側の風景(すなわち、背景)として認識する(ステップS210)。
次に、制御部10は、測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から背景(前方対象物200)までの距離La(図9参照)を算出する(ステップS211)。
次に、制御部10は、パレット100の出口側の差込口101(パレット100先端)又は測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から背景(前方対象物200)までの距離Ls(図9参照)を算出し、Lsが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS212)。Lsは、上記した式(2):Ls=La-Lbで算出することができる。
変形例では、フォーク4先端がパレット100先端から突き出しているとき、Lb=0と設定される(ステップS208参照)ので、Ls=La(測距部6の一対のカメラ61、62の位置(フォーク4先端)から背景(前方対象物200)までの距離)である。
制御部10は、Lsが所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS212:YES)、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれがあると判断し、警報装置7を制御して警報を出力させる(ステップS213)。これにより、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200との衝突を未然に防止することができる。なお、ステップS213において、警報装置7を制御して警報を出力させる代わりに、フォークリフト1の移動を停止させるようにしてもよい。
一方、制御部10は、Lsが所定の閾値を超えていると判定した場合(ステップS212:NO)、パレット100先端又はフォーク4先端と前方対象物200とが衝突するおそれはないと判断し、処理を終了する。
以上のように、変形例に係るフォークリフト1は、マスト3からパレット100後端までの距離を測定するセンサー(簡易距離センサーSE)を備える。また、差込口距離算出部17は、パレット100の長さと、フォーク4の長さと、センサーにより測定されたマスト3からパレット100後端までの距離と、に基づいて、フォーク4先端からパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出する。
したがって、変形例に係るフォークリフト1によれば、安価なセンサーを用いて低コストでマスト3からパレット100後端までの距離を測定することができるので、低コストで、かつ、精度よくフォーク4先端からパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出することができる。
また、変形例に係るフォークリフト1によれば、差込口距離算出部17は、フォーク4がパレット100に差し込まれる前にカメラ61、62により撮影されたパレット100の画像に基づいて、パレット100の長さを推定する。
したがって、変形例に係るフォークリフト1によれば、パレット100の長さを推定した上で、フォーク4先端からパレット100の出口側の差込口101までの距離を算出することができるので、精度よく前方対象物200までの距離を測定することができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、フォーク4(ツメ4a)の先端と一対のカメラ61、62の先端とが一致する構成を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、フォーク4(ツメ4a)の先端が一対のカメラ61、62の先端よりも突出する構成を採用するようにしてもよい。この場合、フォーク4先端から出口側の差込口101までの距離又は前方対象物200までの距離を算出する際、算出結果に対し、フォーク4(ツメ4a)の先端と一対のカメラ61、62の先端のずれ量分を補正するようにするとよい。
その他、フォークリフトを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 フォークリフト
2 車体
21 操舵装置
22 運転席
23 前輪
24 後輪
3 マスト
4 フォーク
4a、4b ツメ
5 リフトチェーン
6 測距部
61、62 カメラ
7 警報装置
8 記憶部
10 制御部
11 画像管理部
12 パレット差込口認識部
13 差込口記憶部
14 差込状態判断部
15 背景認識部
16 背景距離算出部
17 差込口距離算出部
18 衝突判断部
19 衝突制御部
100 パレット
101 差込口
200 前方対象物
SE 簡易距離センサー(センサー)

Claims (7)

  1. フォーク先端に配置されたカメラにより前方対象物までの距離を測定する測距部を備えるフォークリフトにおいて、
    前記測距部により測定された前記前方対象物までの距離と前記フォークが差し込まれたパレットの形状情報とに基づいて前記パレット先端から前記前方対象物までの距離を算出し、当該算出した距離が所定の閾値以下であるか否かを判定する衝突判断部と、
    前記衝突判断部により前記算出した距離が所定の閾値以下であると判定された場合に、警報を出力させる又は移動を停止させる制御を行う衝突制御部と、
    を備えることを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記フォーク先端から前記前方対象物までの距離を算出する背景距離算出部と、
    前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離を算出する差込口距離算出部と、
    を備え、
    前記衝突判断部は、前記背景距離算出部により算出された前記フォーク先端から前記前方対象物までの距離と前記差込口距離算出部により算出された前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離との差分に基づいて前記パレット先端から前記前方対象物までの距離を算出し、当該算出した距離が所定の閾値以下であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記フォークが前記パレットに差し込まれる前に前記カメラにより撮影された画像に基づいて、前記パレットの差込口を認識するパレット差込口認識部と、
    前記パレット差込口認識部により認識された前記パレットの差込口の大きさを推定し、当該推定した前記パレットの差込口の大きさと、前記パレットの差込口の形状と、を記憶部に記憶させる差込口記憶部と、
    を備え、
    前記差込口距離算出部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれた後に前記カメラにより撮影された画像と前記差込口記憶部により前記記憶部に記憶された前記パレットの差込口の形状とに基づいて、前記パレットの出口側の差込口を認識し、当該認識した前記パレットの出口側の差込口の高さと前記差込口記憶部により前記記憶部に記憶された前記パレットの差込口の大きさとに基づいて、前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離を算出することを特徴とする請求項2に記載のフォークリフト。
  4. 前記測距部は、一対のカメラを有し、前記フォークが前記パレットに差し込まれる前は前記一対のカメラによる測距を行い、前記フォークが前記パレットに差し込まれた後は前記一対のカメラのいずれか一方による測距を行うことを特徴とする請求項3に記載のフォークリフト。
  5. 前記差込口距離算出部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれた後に前記カメラにより撮影された画像の明度に基づいて、前記パレットの出口側の差込口の形状を検出し、当該検出した前記パレットの出口側の差込口の形状と前記記憶部に記憶された前記パレットの差込口の形状とに基づいて、前記パレットの出口側の差込口を認識することを特徴とする請求項3又は4に記載のフォークリフト。
  6. マストから前記パレット後端までの距離を測定するセンサーを備え、
    前記差込口距離算出部は、前記パレットの長さと、前記フォークの長さと、前記センサーにより測定された前記マストから前記パレット後端までの距離と、に基づいて、前記フォーク先端から前記パレットの出口側の差込口までの距離を算出することを特徴とする請求項2に記載のフォークリフト。
  7. 前記差込口距離算出部は、前記フォークが前記パレットに差し込まれる前に前記カメラにより撮影された前記パレットの画像に基づいて、前記パレットの長さを推定することを特徴とする請求項6に記載のフォークリフト。
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