JP7004843B2 - 室外機の防音ユニット - Google Patents
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Description
<室外機1の構成>
図1及び図2を参照しながら、本発明の実施の形態1に係る防音ユニット20について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る室外機1及び防音ユニット20を示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る室外機1の防音ユニット20を示す斜視図である。
次に、図1及び図2を参照しながら防音ユニット20について説明するが、図2は防音ユニット20を背面側から見て示す斜視図であり、当該防音ユニット20の内部側の構造については図示されていない。そのため、防音ユニット20の具体的な構造、室外機1との位置関係、及び室外機1から排出される空気の流れ等については、主に図1を参照されたい。
また、防音壁部21は、当該防音壁部21の表裏を貫通する不図示のスリットを更に備えていてもよい。これにより、空間Mの内部から外部への放熱性を向上させることができる。
以上、説明したように、本実施の形態1の防音ユニット20では、室外機1の吹出口2aと対向する空間Mを囲うように防音壁部21を配置することで、室外機1の動作中における騒音を抑制することができる。このとき、この防音ユニット20では、温度センサー24の検知結果に基づき、制御部25が強制循環ファン22を回転駆動させる。これにより、防音ユニット20では、空間Mに対して排出される室外機1からの熱を帯びた空気を、強制循環ファン22によって、当該空間Mの外部へと積極的に放出することができる。このため、室外機1から排出される空気の流れを阻害することはない。よって、室外機1における放熱性の低下を未然に回避でき、当該室外機1における熱交換性能の低下を未然に回避できると共に、室外機1の内部の電気部品の温度上昇を未然に回避することができる。かくして、本実施の形態1に係る室外機1の防音ユニット20によれば、室外機1の騒音低下を図りつつ、室外機1の性能低下を抑制できる。
<防音ユニット30の構成>
次に、図3及び図4を参照しながら、本発明の実施の形態2に係る防音ユニット30について説明する。図3は、本発明の実施の形態2に係る室外機1及び防音ユニット30を示す断面図である。図4は、本発明の実施の形態2に係る室外機1及び防音ユニット30を示す斜視図である。なお、本実施の形態2における室外機1は、筐体2の機械室5側の側面パネルに、当該機械室5内の熱を放出するための排熱孔5aの近傍に後述する開口部12が設けられている点を除き、前述した実施の形態1における室外機1と同様の構成である。このため、室外機1の構成に関する重複した説明は割愛するものとする。
以上、説明したように、本実施の形態2の防音ユニット30では、室外機1の吹出口2aと対向する空間Mを囲うように防音壁部31を配置することで、室外機1の動作中における騒音を抑制することができる。このとき、この防音ユニット30では、空間Mの内部温度と、室外機1の内部温度との温度差によって生じる伝熱作用を利用して冷却装置としての空気導入部を機能させる。これにより、防音ユニット30では、空間Mに対して排出される室外機1からの熱を帯びた空気の一部を、一端32に沿って開口部12を介して機械室5の内部へと移動させる。また、防音ユニット30では、熱を帯びた空気のその他を、スリット部34を介して空間Mの外部へと放出させる。そして防音ユニット30では、室外機1から仕切板3の通風孔3aを介して機械室5へと導入された空気と、開口部12を介して空間Mから機械室5へと移動された空気とを、機械室5内の電気部品の冷却に利用した後、排熱孔5aから筐体2の外部へと放出させる。このようにして、防音ユニット30では、空間Mに対して排出される室外機1からの熱を帯びた空気を、空間Mの外部へと積極的に放出できるばかりか、機械室5内の電気部品をも効率的に冷却することができる。このため、室外機1から排出される空気の流れを阻害することはない。よって、室外機1における放熱性の低下を未然に回避でき、当該室外機1における熱交換性能の低下を未然に回避できると共に、室外機1の内部の電気部品の温度上昇を未然に回避することができる。かくして、本実施の形態2に係る室外機1の防音ユニット30によれば、室外機1の騒音低下を図りつつ、室外機1の性能低下を抑制できる。
<防音ユニット30の構成>
次に、図5及び図6を参照しながら、本発明の実施の形態3に係る防音ユニット40について説明する。図5は、本発明の実施の形態3に係る室外機1及び防音ユニット40を示す断面図である。図6は、本発明の実施の形態3に係る室外機1の防音ユニット40を示す斜視図である。なお、本実施の形態3における室外機1は、前述した実施の形態1における室外機1と同様の構成である。このため、室外機1の構成に関する重複した説明は割愛するものとする。
これにより、空間Mの内部温度と、室外機1の内部温度との温度差によって生じる伝熱作用を更なる冷却装置として利用することで、風路室4を通って室外機1の吹出口2aから空間Mに排出された熱を帯びた空気を、防音壁部41に沿って移動させる(矢印D)。
そして、防音ユニット40では、防音壁部41によって囲われる空間Mに対して排出される、室外機1の熱を帯びた空気を、当該防音壁部41の一端45及び他端46と、室外機1との間の隙間47から空間Mの外部へと積極的に放出させる(矢印E)。
以上、説明したように、本実施の形態3の防音ユニット40では、室外機1の吹出口2aと対向する空間Mを囲うように防音壁部41を配置することで、室外機1の動作中における騒音を抑制することができる。このとき、この防音ユニット40では、温度センサー43の検知結果が室外機1の冷房運転状態を示す基準値を上回った場合、散水制御部44が散水部42を作動させる。これにより、空間Mの内部温度と、室外機1の内部温度との温度差によって生じる伝熱作用を更なる冷却装置として利用することで、風路室4を通って室外機1の吹出口2aから空間Mに排出された熱を帯びた空気を、防音壁部41に沿って移動させる。そして、防音ユニット40では、防音壁部41によって囲われる空間Mに対して排出される、室外機1の熱を帯びた空気を、当該防音壁部41の一端45及び他端46と、室外機1との間の隙間47から空間Mの外部へと積極的に放出させる。このようにして、防音ユニット40では、空間Mに対して排出される室外機1からの熱を帯びた空気を、空間Mの外部へと積極的に放出することができる。このため、室外機1から排出される空気の流れを阻害することはない。よって、室外機1における放熱性の低下を未然に回避でき、当該室外機1における熱交換性能の低下を未然に回避できると共に、室外機1の内部の電気部品の温度上昇を未然に回避することができる。かくして、本実施の形態3に係る室外機1の防音ユニット40によれば、室外機1の騒音低下を図りつつ、室外機1の性能低下を抑制できる。
Claims (4)
- 少なくとも室外機の吹出口と対向する空間を囲うように配置される防音壁部と、
前記防音壁部によって囲われる前記空間に対して前記室外機から排出される前記室外機の熱を、前記空間の内部から外部へと積極的に放出する冷却装置と、
を備え、
前記冷却装置は、
前記防音壁部の一端側が前記室外機の外周を覆うケースに設けられた開口部を覆うように当該ケースと接続されてなる空気導入部を有し、
前記空気導入部は、前記防音壁部によって囲われる前記空間の内部と、前記室外機の内部とを連通させ、
前記空間の内部温度と、前記室外機の内部温度との温度差によって生じる伝熱作用により、前記空間に排出される前記室外機の熱を、当該空間の内部から前記室外機の内部へと移動させて放出する室外機の防音ユニット。 - 少なくとも室外機の吹出口と対向する空間を囲うように配置される防音壁部と、
前記防音壁部によって囲われる前記空間に対して前記室外機から排出される前記室外機の熱を、前記空間の内部から外部へと積極的に放出する冷却装置と、
を備え、
前記冷却装置は、
前記防音壁部に対して散水する散水部を有し、
前記散水部を作動させ、前記防音壁部によって囲われる前記空間に対して排出される前記室外機の熱を、当該空間の内部から外部へと放出する室外機の防音ユニット。 - 前記室外機から排出される空気の温度を検出する温度検出部と、
前記散水部の動作を制御する散水制御部と、を有し、
前記散水制御部は、
前記温度検出部の検知結果が前記室外機の運転状態を示す基準値を上回った場合、前記散水部を作動させる請求項2に記載の室外機の防音ユニット。 - 前記防音壁部は、当該防音壁部の表裏を貫通するスリットを更に有する請求項1~3のいずれか1項に記載の室外機の防音ユニット。
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---|---|---|---|
PCT/JP2018/041315 WO2020095378A1 (ja) | 2018-11-07 | 2018-11-07 | 室外機の防音ユニット |
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JPWO2020095378A1 JPWO2020095378A1 (ja) | 2021-06-03 |
JP7004843B2 true JP7004843B2 (ja) | 2022-01-21 |
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ID=70611672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020556399A Active JP7004843B2 (ja) | 2018-11-07 | 2018-11-07 | 室外機の防音ユニット |
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WO (1) | WO2020095378A1 (ja) |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2000274740A (ja) | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和ユニット |
JP2003148769A (ja) | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2018-11-07 WO PCT/JP2018/041315 patent/WO2020095378A1/ja active Application Filing
- 2018-11-07 JP JP2020556399A patent/JP7004843B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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WO2020095378A1 (ja) | 2020-05-14 |
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