JP7002960B2 - 加湿機 - Google Patents

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Description

本発明は、加湿機に関し、特に気化式の加湿機に関する。
近年、健康指向の高まりにより、室内の空気に適正な湿度を与えるための加湿機が広く用いられている。特に、水の加熱蒸発を伴わずに加湿を可能とする気化式の加湿機は、室内温度を変えずに湿度調節をなし得ることから、その普及が拡大している。
気化式の加湿機は、吸気口と送気口とを結ぶ送風路の内部に水を含侵させた加湿フィルタと送風ファンとを配してなり、送風ファンの動作により吸気口を経て送風路内に導入される空気を加湿フィルタに通し、該加湿フィルタの下流側に送り出される気化水分を含む湿り空気を、送気口を経て室内に送り出すように構成されている。
加湿フィルタは、高い含水性を有すると共に通気が可能な材料(不織布等)のシートであり、吸気口の内側に送風路内への導入空気との接触が可能となるように配してある。加湿フィルタは、定量の水を貯留する水受け皿に下部を浸漬させてあり、気化により失われた水分を水受け皿からの吸い上げにより補充するようになしてある。水受け皿の一側には貯水タンクが設けてあり、水受け皿の内部には、加湿フィルタの吸い上げによる水面の低下に応じて貯水タンク内の水が逐次補給され、常時定量の水が貯留されるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記構成の加湿機では、加湿フィルタに直接水を供給する水受け皿とは別に、当該水受け皿に水を供給するための貯水タンクが設けられている。このため、貯水タンクの水がなくなれば、貯水タンクを加湿機から取り外して、当該貯水タンクに水を供給する必要がある。貯水タンクの形状や、給水場所によっては、貯水タンクへの水の供給がし難い場合がある。また、水を満たした貯水タンクは重くなり、持ち運びが困難となる。
そこで、上記の問題を解消するために、特許文献2には、水を蓄える貯水容器内に加湿フィルタを設置し、当該貯水容器に直接水を供給する気化式加湿器が開示されている。この気化式加湿器では、貯水容器は従来の水受け皿に相当し、且つ、貯水タンクとしての機能も備えているため、貯水タンクを取り外して給水する必要がない。
特開2005-331181号公報 特許第6179948号公報
ところで、特許文献2に開示された気化式加湿器では、貯水容器に給水するための注水口が、気化式加湿器本体の上部に設けられている。しかも、気化式加湿器本体の上部には、加湿された空気を排出する排気口も設けられている。このため、気化式加湿器を作動させた状態で、注水口から水を注ぐ場合、排気口から排出される空気の影響を受けて、注水口にうまく水が入らないおそれがある。
本発明の一態様は、加湿機の動作状態で、注水口から水を注ぐ場合に、排気口から排出される空気の影響を受けずに、注水口へ適切に水を注ぐことができる加湿機を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加湿機は、貯水トレイと、上記貯水トレイの水を用いて空気を加湿する加湿部と、上記貯水トレイに外部から水を供給する給水口と、上記加湿部によって加湿された空気を外部に放出する吹出口と、を備えた加湿機であって、上記給水口は、上記吹出口から吹き出す風の影響を受けない位置に形成され、上記加湿部は、上記貯水トレイに、一部が水に浸漬されるように配置される加湿フィルタと、上記加湿フィルタに風を吹き付けることで、当該加湿フィルタに含まれた水を気化させる送風部と、を備え、上記貯水トレイは、上記加湿フィルタの前後で第1の領域、第2の領域に区分けされ、上記給水口から供給される水は上記第1の領域に供給され、上記送風部が送風する風は、上記貯水トレイの上記第1の領域、上記加湿フィルタ、上記第2の領域の順に流れ、上記吹出口から吹き出されることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、加湿機の動作状態で、注水口へ適切に水を注ぐことができる。
本発明の実施形態1に係る加湿機の外観を示す斜視図であり、(a)は前面蓋を装着した状態を示す斜視図であり、(b)は前面蓋を取り外した状態を示す斜視図である。 (a)は、図1の(a)のAA線矢視断面図であり、(b)は、図1の(a)のBB線矢視断面図である。 (a)(b)は、図1に示す加湿機が備える水位センサの取り付け位置を説明するための図である。 図1に示す加湿機における制御ブロック図である。 本発明の実施形態1の変形例の概略構成断面図である。 本発明の実施形態2に係る加湿機の概略断面図である。 本発明の実施形態3に係る加湿機の概略断面図である。 図7に示す加湿機の要部構成を示す概略斜視図である。 図7に示す加湿機のシャワー構造を示す概略構成斜視図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。本実施形態では、本発明を、気化式の加湿機に適用した例について説明する。なお、本発明を適用する加湿機は、気化式の加湿機以外の他の形式の加湿機、例えば、スチーム(加熱)式、超音波式の加湿機であってもよい。
(加湿機の概要)
図1は、本実施形態に係る加湿機101の外観を示し斜視図であり、(a)は裏蓋1を装着した状態を示す斜視図、(b)は裏蓋1を取り外した状態を示す斜視図である。
図2の(a)は、図1の(a)のAA線矢視断面図であり、(b)は、図1の(a)のBB線矢視断面図である。
加湿機101は、図1に示すように、上面に排気口(吹出口)11と給水口12が設けられている。排気口11は、加湿機101内部で加湿された空気を排出するための開口である。給水口12は、加湿機101の下方の貯水トレイ2に水を供給するための開口である。
排気口11は、加湿機101の前面側(操作パネル等が設けられている側、すなわち貯水トレイ2から上記排気口11まで加湿された空気を導く吹出路20の形成面(本体の他側面)側)に設けられ、当該加湿機101の前面側に加湿された空気を排出するように設計されている。一方、給水口12は、排気口11とは反対側の加湿機101の裏面側(貯水トレイ2への給水路(溝13,第1給水路14,第2給水路15)の形成面(本体の一側面)側)に設けられ、当該加湿機101の上部から下部に設けられた貯水トレイ2に水を供給するように設計されている。このように、給水口12と排気口11は隣接していない。つまり、給水口12は、排気口11から排出される空気の影響を受けない位置に形成されている。ここで、排気口11から排出される空気の影響を受けない位置とは、当該排気口11から排出される空気によって、注水中の水が飛び散らない位置をいう。具体的に、排気口11から排出される空気の影響を受けない位置とは、給水中の水が排気口11から排出される空気と接触しない位置をいう。
図1の(a)に示すように、加湿機101の裏面には、着脱自在な裏蓋1が設けられている。裏蓋1を取り外すと、図1の(b)に示すように、給水口12と貯水トレイ2とを繋げるように形成された溝13が露出する。給水口12から注がれた水は、溝13を伝って貯水トレイ2に注がれる。溝13の露出した面は、裏蓋1を加湿機101に装着することで塞がる。これにより、図2の(a)に示すように、給水口12から貯水トレイ2までの第1給水路14が形成される。この第1給水路14は、後述する貯水トレイ2に形成された第2給水路15に連通する。
貯水トレイ2は、加湿機101の裏側から着脱自在に設けられている。具体的には、貯水トレイ2は、図1の(a)に示すように、加湿機101に装着した状態から矢印方向に移動させることで、当該加湿機101から取り外す構造となっている。
貯水トレイ2には、加湿機101に装着した状態で、第1給水路14に連通する第2給水路15が形成されている。従って、第2給水路15に第1給水路14から水が供給されることで、貯水トレイ2内に水が満たされることになる。
また、貯水トレイ2内には、加湿フィルタ16が設置されている。加湿フィルタ16は、高い含水性を有すると共に通気が可能な材料(不織布等)のシートであり、加湿機101内の送風路17から貯水トレイ2内に送り込まれた空気と接触するように配置されている。具体的には、加湿フィルタ16は、図2の(a)に示すように、定量の水を貯留する貯水トレイ2内で下部が浸漬した状態で設置されている。つまり、加湿フィルタ16は、水に浸漬されていない上部(吸水部分)に空気が接触しながら通過できるように貯水トレイ2内に設置されている。従って、加湿フィルタ16に接触した空気によって当該加湿フィルタ16に含まれる水が気化され、加湿された空気として排気口11から外部に排出される。
ここで、加湿フィルタ16の貯水トレイ2の底面からの高さは、例えば、貯水トレイ2の底面から上面までの高さに等しいことが好ましい。これにより、加湿フィルタ16を通過しない空気を極力少なくすることで、湿度を適切にコントロールした空気を排気口11から排出することができる。従って、貯水トレイ2の底面からの高さをHとした場合、加湿フィルタ16の高さもHであることが好ましい。
加湿機101には、図2の(a)(b)に示すように、送風路17に空気を送り込むための送風ファン18と、送風ファン18を駆動するモータ19とが設けられている。
送風ファン18は、モータ19によって駆動されると、加湿機101の吸気口(図示せず)から外気を送風路17内に導入して、当該送風路17から貯水トレイ2に向けて空気を送り出すようになっている。送風ファン18は、図2の(a)では、シロッコファンを例示しているが、軸流ファンであってもよい。
送風路17からの空気は、貯水トレイ2内の加湿フィルタ16の手前の空間である第1の領域21に送り込まれる。そして、当該加湿フィルタ16に接触しながら通過して、当該貯水トレイ2の加湿フィルタ16を介して第1の領域21と反対側の空間である第2の領域22を経て、吹出路20を通り排気口11から外部に送り出される。従って、加湿フィルタ16,送風路17および送風ファン18によって、貯水トレイ2の水を用いて空気を加湿する加湿部を構成している。また、送風路17と送風ファン18によって、加湿フィルタ16に含まれた水を気化させる送風部を構成している。
以上のように、上記構成の加湿機101では、上記給水口12から上記貯水トレイ2まで水を導く給水路(第1給水路14、第2給水路15)と、導入された外気を上記貯水トレイ2から上記排気口11まで導く送風路(送風路17、吹出路20)とが別に形成されている。
(給水路)
次に、貯水トレイ2への給水路について説明する。
給水路は、上述したように、図2の(a)に示す給水口12から第1給水路14を経て、第2給水路15までの経路である。第1給水路14は、送風路17の外側面に沿って形成され、且つ、図1の(b)に示すように、裏蓋1と、当該裏蓋1を取り外した状態で露出する溝13とによって構成されている。裏蓋1の裏面(溝13に対向する面)と溝13の表面は、ロータス効果奏する微細な凹凸(シボ加工)が施されている。これにより、汚れが付着し難くなる。
また、裏蓋1を取り外せば、溝13が露出された状態となるため、第1給水路14の清掃等の手入れが容易になる。
第2給水路15は、図2の(a)に示すように、貯水トレイ2の端部に形成されており、第1給水路14と連通する部分の第1開口部15aから水を取り入れ、当該貯水トレイ2の下方に向けて形成された第2開口部15bから水を排出するようになっている。これにより、貯水トレイ2には、底辺から水が供給されることになる。
なお、第2給水路15の内面も、裏蓋1の裏面、溝13の表面と同様に、ロータス効果奏する微細な凹凸(シボ加工)が施されている。これにより、汚れが付着し難くなる。
また、給水口12の給水面についても、ロータス効果奏する微細な凹凸(シボ加工)が施されている。これにより、汚れが付着し難くなる。さらに、第1給水路14の給水面は、第1給水路14に向かって水が流れ込むような放射反射面形状となっていることが好ましい。これにより、給水口12の給水面のどの部分に注水しても、水が飛散せず、且つ、外にこぼれずに、第1給水路14に向かって水が適切に流れ込むようになる。
以上のように、給水口12から注がれた水は、給水路を構成する、第1給水路14、第2給水路15を経て、貯水トレイ2に供給される。給水路から供給された水は、貯水トレイ2の第1の領域21側に流れ込み、加湿フィルタ16を経て第2の領域22に流れ込む。つまり、送風路17に近い側から遠い側に向かって水が供給されることになる。
通常、貯水トレイ2への給水のタイミングは、当該貯水トレイ2の貯水量が所定の量以下になったときできある。例えば、貯水トレイ2の貯水量が所定の量以下になれば、使用者に報知(音声によるお知らせ、LEDの点灯など)して、給水を促すようにしている。
本実施形態では、貯水トレイ2の貯水量を検出するために、水位センサを用いる。
(水位センサ)
図3の(a)は、図1の(a)のBB線矢視断面図を示し、図3の(b)は、図3の(a)に示す領域Xの拡大図を示す。
図3の(b)に示すように、水位センサ31は、貯水トレイ2の第2の領域22の上部に設けられ、当該貯水トレイ2の水面3から当該水位センサ31(水位センサ31自身)までの距離を測定することで、貯水トレイ2の貯水量を検出している。このように、水位センサ31は、貯水トレイ2の水面3からの距離を測定するため、水面3はできるだけ穏やかなほうが好ましい。従って、貯水トレイ2では、第1の領域21側に水が供給されるため、水面3が波立ち、測定誤差が生じるおそれがあるが、加湿フィルタ16によって隔てられた第2の領域側では水面3が比較的穏やかである。このため、水位センサ31は、図3の(b)に示すように、第2の領域22側の水面3を測定する位置に形成されていることが好ましい。
(加湿制御)
一般的な加湿制御は、湿度センサによって検出された湿度および温度センサによって検出された温度によって設定された湿度を保つように制御される。通常、貯水トレイ2の貯水量によって加湿フィルタ16が露出している部分、すなわち風が当たる部分の大きさが変わっていることが考慮されない。この加湿フィルタ16が露出している部分の面積が大きければ、風が当たる面積が大きくなるため、風量が少なくても気化した空気を多く発生させることができる。逆に、加湿フィルタ16が露出している部分の面積が小さければ、風が当たる面積が小さくなるため、風量を多くしないと気化した空気を多く発生させることができない。
従って、湿度制御を行なう際に、加湿フィルタ16が露出している部分の面積に関わらず、当該加湿フィルタ16に当てる風の風量を一定にしていれば、貯水トレイ2の貯水量によって目的とする湿度にするのに要する時間が長くなる場合がある。
そこで、水位センサ31によって貯水トレイ2の貯水量が測定できれば、貯水トレイ2に載置された加湿フィルタ16がどの程度露出されているかを予測できる。これを利用して加湿量を調整することで、目的とする湿度にするのに要する時間を短くできる。
図4は、貯水トレイ2の貯水量を考慮した場合の加湿制御を行なうための制御ブロック図である。制御部30は、水位センサ31、温度センサ32、湿度センサ33からの検出値によって、送風ファン18を駆動するモータ19の回転数を制御するようになっている。
具体的には、制御部30は、湿度センサ33によって検出された湿度が設定された湿度よりも低くなれば、温度センサ32によって検出された温度、水位センサ31によって検出された水位に応じてモータ19の駆動を制御する。モータ19の駆動制御は、送風ファン18の回転数を、湿度、温度、水位に対応付けられた回転数となるように制御することである。
<変形例>
図5は、図1に示す加湿機101の貯水トレイ2の水面3にフタ41をした状態を示す図である。
図5に示すように、貯水トレイ2の水面3に、当該水面3の形状に合わせた形状のフタ41が載置されている。このフタ41は、水よりも比重の軽く、撥水性を有しているものであればどのような材質であってもよい。例えば発泡性材料、多孔質材料、プラスチック等が好ましく、また、撥水性を有さない材料を撥水処理したものであってもよい。
貯水トレイ2の水面3にフタ41を載置することで、当該貯水トレイ2を運ぶ際の揺れに起因して水がこぼれるのを防止することができる。特に、貯水トレイ2を格納した状態で加湿機101を持ち運んだときにフタ41を載置するのが好ましい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(加湿機の概要)
図6は、本実施形態に係る加湿機101の概略構成を示す概略断面斜視図である。本実施形態に係る加湿機101は、前記実施形態1の加湿機101とは、貯水トレイ2の第1の領域21に抗菌材51が設置されている点で異なり、その他構成は同じである。
抗菌材51は、貯水トレイ2内の水を抗菌する抗菌剤である。抗菌材51は、水の中で抗菌成分を拡散させて、水の抗菌を行なっている。また、貯水トレイ2の第1の領域21は、給水側であるため、水が供給され、水が波立つ。従って、抗菌材51は、貯水トレイ2の第1の領域21側に載置するのが好ましい。これにより、効果的に抗菌成分を拡散させることができる。ここで、抗菌材51は、貯水トレイ2内において、給水時の水の落下の影響を受ける位置、すなわち水が供給され、水が落下して波の立つ第1の領域21の任意の位置に配置されていればよい。
抗菌材51としては、例えば銀・銅・亜鉛などの金属イオンを溶出する無機化合物、銀・銅・亜鉛の金属微粒子、銀ゼオライト、銀含有リン酸ジルコニウム、ヨウ素化合物類、フェノール類、第4級アンモニウム塩類、イミダゾール化合物類、安息香酸類、過酸化水素、クレゾール、クロルヘキシジン、イルガサン、アルデヒド類、ソルビン酸等の薬剤やリゾチーム・セルラーゼ・プロテアーゼなどの酵素製剤、カテキン類、竹抽出物、ヒノキ抽出物、わさび抽出物、からし抽出物などの天然成分抽出物などが好ましい。また、抗菌材51として防カビ剤を用いてもよく、防カビ剤としては、有機窒素化合物、硫黄系化合物、有機酸エステル類、有機ヨウ素系イミダゾール化合物、ベンザゾール化合物などが好ましい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(加湿機の概要)
図7は、本実施形態に係る加湿機102の概略構成断面図である。図8は、図7に示す加湿機102の概略構成斜視図である。
本実施形態に係る加湿機102は、前記実施形態1の加湿機101とほとんど同じ構成であるが、給水路の第2給水路15の代わりに、第3給水路61および第4給水路62を用いている点で異なる。
加湿機102は、図7に示すように、第1給水路14と、第3給水路61と、第4給水路62とで貯水トレイ2に給水するための給水路を構成している。
第3給水路61は、前記実施形態1の第2給水路15とは異なり、貯水トレイ2の上面にほぼ並行に水を導くように形成されている。第3給水路61によって導かれた水は、第4給水路62に送られる。
第4給水路62は、貯水トレイ2内に設置された加湿フィルタ16の上面に対向するように形成され、当該加湿フィルタ16の上面に向かって水を落下させる構造(図7の矢印方向に水を落下させる構造)となっている。
(給水路)
図9は、第4給水路62の水の落下構造を説明するための図であり、(a)は、加湿フィルタ16を取り外した状態を示し、(b)は加湿フィルタ16の一部を仮想的に配置した状態を示している。
第4給水路62の背面には、複数の孔62aが形成されており、これらの孔62aから当該第4給水路62に導かれた水を落下させるようになっている。第4給水路62の孔62aからの水は、当該第4給水路62に対向した加湿フィルタ16の上面に落ちることになる。つまり、給水路によって貯水トレイ2に供給される水は、一旦、加湿フィルタ16に上面に落ちて、当該貯水トレイ2内に溜ることになる。このとき、加湿フィルタ16は、落下する水により表面に付着したカルキ成分などの付着物が洗い流されることになる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加湿機は、貯水トレイ2と、上記貯水トレイ2の水を用いて空気を加湿する加湿部(加湿フィルタ16,送風路17,送風ファン18)と、上記貯水トレイ2に外部から水を供給する給水口12と、上記加湿部(加湿フィルタ16,送風ファン18)によって加湿された空気を外部に放出する吹出口(排気口11)と、を備えた加湿機であって、上記給水口12は、上記吹出口(排気口11)から吹き出す風の影響を受けない位置に形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、給水口は、上記吹出口から吹き出す風の影響を受けない位置に形成されていることで、加湿機の動作状態であっても、給水口から注がれる水が吹出口から吹き出す風によって飛び散らずに、貯水トレイに水を供給することができる。
本発明の態様2に係る加湿機は、上記態様1において、上記給水口12と上記吹出口(排気口11)は隣接していなくてもよい。
上記構成によれば、給水口と吹出口が隣接していないことで、給水口に供給される水が吹出口から吹き出す空気に接触しないようにできる。
本発明の態様3に係る加湿機は、上記態様1または2において、上記給水口12から上記貯水トレイ2まで水を導く給水路(裏蓋1、溝13、第1給水路14、第2給水路15)と、導入された外気を上記貯水トレイ2から上記吹出口(排気口11)まで導く送風路(送風路17、吹出路20)とが別に形成されていてもよい。
上記構成によれば、給水路と送風路とが別に設けられていることで、給水路を流れる水が送風路を流れる空気の影響を受けないにすることができる。
本発明の態様4に係る加湿機は、上記態様3において、上記給水路(裏蓋1、溝13、第1給水路14、第2給水路15)が、上記加湿機本体(装置本体10)の上記吹出口(排気口11)の形成部と反対側の側面に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、給水路が加湿機本体の側面に設けられていることで、給水口から注がれる水が吹出口から吹き出す風の影響を極力抑えることができる。これにより、給水口から注がれる水を貯水トレイに確実に供給することができる。
本発明の態様5に係る加湿機は、上記態様3または4において、上記給水路を構成する構成要素(裏蓋1、溝13、第1給水路14、第2給水路15)のうち、上記加湿機本体(装置本体10)から取り外すと当該給水路(裏蓋1、溝13、第1給水路14、第2給水路15)の内部を露出させる構成要素(裏蓋1)が、当該加湿機本体(装置本体10)の側面に着脱自在に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、給水路を構成する構成要素のうち、加湿機本体から取り外すと当該給水路の内部を露出させる構成要素を取り外すだけで、簡単に給水路を露出させることができる。これにより、給水路の清掃を容易に行なうことができる。
本発明の態様6に係る加湿機は、上記態様3~5の何れか1態様において、上記加湿部(加湿フィルタ16,送風路17,送風ファン18)は、上記貯水トレイ2に一部が水に浸漬されるように配置される加湿フィルタ16と、上記加湿フィルタ16に風を吹き付けることで、当該加湿フィルタ16に含まれた水を気化させる送風部(送風路17,送風ファン18)と、を備え、上記加湿フィルタ16は、上記給水路(裏蓋1、溝13、第1給水路14、第2給水路15)から排出される水の落下位置に配置されていてもよい。
上記の構成によれば、加湿フィルタは、貯水トレイに給水される都度、水を上面から受けることになるため、当該加湿フィルタに付着した汚れを洗い流すことができる。これにより、加湿フィルタの清掃回数を減らすことができるため、加湿機の清掃の手間を省くことが可能となる。
本発明の態様7に係る加湿機は、上記態様1~6の何れか1態様において、上記貯水トレイ2の水面3の位置からの距離を測定することで、当該貯水トレイ2の水位を検出する水位センサ31を備えていてもよい。
上記の構成よれば、加湿フィルタが貯水トレイに浸漬されている距離を把握することができる。これにより、現時点で加湿フィルタが水面から露出している高さに応じて、加湿フィルタに吹き付ける風の風量を制御すれば、加湿量を適切に制御した空気を加湿機本体から排出することができる。
本発明の態様8に係る加湿機は、上記態様1~7の何れか1態様において、上記貯水トレイ2において、給水時の水の落下の影響を受ける位置に抗菌剤(抗菌材51)が配置されていてもよい。
上記構成によれば、給水時の水の落下によって生じる波により、抗菌剤の抗菌成分を貯水トレイ内に迅速に拡散させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 裏蓋(給水路)
2 貯水トレイ
3 水面
11 排気口(吹出口)
12 給水口
13 溝(給水路)
14 第1給水路(給水路)
15 第2給水路(給水路)
15a 第1開口部
15b 第2開口部
16 加湿フィルタ(加湿部)
17 送風路(加湿部、送風部)
18 送風ファン(加湿部、送風部)
19 モータ
20 吹出路
21 第1の領域
22 第2の領域
30 制御部
31 水位センサ
32 温度センサ
33 湿度センサ
41 フタ
51 抗菌材
61 第3給水路
62 第4給水路
101 加湿機
102 加湿機

Claims (7)

  1. 貯水トレイと、
    上記貯水トレイの水を用いて空気を加湿する加湿部と、
    上記貯水トレイに外部から水を供給する給水口と、
    上記加湿部によって加湿された空気を外部に放出する吹出口と、を備えた加湿機であって、
    上記給水口は、上記吹出口から吹き出す風の影響を受けない位置に形成され
    上記加湿部は、
    上記貯水トレイに、一部が水に浸漬されるように配置される加湿フィルタと、
    上記加湿フィルタに風を吹き付けることで、当該加湿フィルタに含まれた水を気化させる送風部と、を備え、
    上記貯水トレイは、
    上記加湿フィルタの前後で第1の領域、第2の領域に区分けされ、
    上記送風部が送風する風は、上記貯水トレイの上記第1の領域、上記加湿フィルタ、上記第2の領域の順に流れ、上記吹出口から吹き出され、
    上記給水口から供給される水は上記第1の領域に供給されることを特徴とする加湿機。
  2. 上記給水口と上記吹出口は隣接していないことを特徴とする請求項1に記載の加湿機。
  3. 上記給水口から上記貯水トレイまで水を導く給水路と、導入された外気を上記貯水トレイから上記吹出口まで導く送風路とが別に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の加湿機。
  4. 上記給水路が、加湿機本体の上記吹出口の形成部と反対側の側面に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の加湿機。
  5. 上記給水路を構成する構成要素のうち、上記加湿機本体から取り外すと当該給水路の内部を露出させる構成要素が、当該加湿機本体の側面に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の加湿機。
  6. 上記加湿フィルタは、上記給水路から排出される水の落下位置に配置されていることを特徴とする請求項3~5の何れか1項に記載の加湿機。
  7. 上記貯水トレイにおいて、給水時の水の落下の影響を受ける位置に抗菌剤が配置されていることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の加湿機。
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