JP5241352B2 - 加湿機 - Google Patents

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本発明は、貯水タンクの水を給水経路により加湿フィルタの上方から落下させ、加湿フィルタを通過する空気を加湿し、加湿フィルタから落下し受水トレイで受けた水を回収水経路により貯水タンクに回収する加湿機に関するものである。
従来の気化式の加湿機は、給水タンクから給水された水を吸水性のある加湿フィルタに含浸させ、含浸させた水を加湿フィルタを通過する空気中に気化させることにより、湿度を上昇させるように構成されている。水を加湿フィルタに含浸させるには、給水タンク内、又は給水タンクから給水されたトレイ内の水に加湿フィルタの下端を浸して、毛細管現象により加湿フィルタに吸上げさせる方法が一般的である。また、トレイ内の水をポンプで汲み上げて加湿フィルタに掛ける方法もある。
特許文献1には、水タンクから加湿トレイに給水し、加湿トレイからポンプによって汲み上げた水を加湿フィルタに供給し、加湿フィルタに供給された水を気化させて加湿する加湿装置が開示されている。この加湿装置では、加湿運転中にポンプを間欠的に駆動することにより、加湿フィルタに付着した過剰な水が流下又は気化することで減少し、これにより、加湿フィルタの表面積が増大し、水の気化量を増加させる。
特許文献2には、貯水タンクの水を気化させて加湿する加湿フィルタをジグザグ形状に形成し、この加湿フィルタを装着する枠体に加湿フィルタの折曲部を保持する保持爪を水平方向に複数個設け、加湿フィルタのジグザグ形状を略等分に保持させて気化量を安定化させる加湿装置が開示されている。
特開2008−32314号公報 特開2003−106578号公報
上述したような給水タンク内又はトレイ内の水に加湿フィルタの下端を浸す方法では、水に微量に溶解しているカルシウム及びマグネシウム等の溶解成分が、加湿フィルタ内で水が気化する一方で残留して高濃度となって行き、ついには炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム等の結晶となって加湿フィルタ表面に析出する。加湿フィルタ表面に結晶が析出すると、水の気化が妨げられ、加湿能力が低下するので、加湿フィルタを交換しなければならないという問題がある。トレイ内の水を汲み上げて加湿フィルタに掛ける方法においても、トレイ内の水は、循環されず気化するのみであるので、溶解成分濃度が高くなって行き、加湿フィルタ表面に析出し易くなって行くので、同様の問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、加湿フィルタ表面に水の溶解成分の結晶が析出せず、加湿能力が低下しないので、加湿フィルタを交換する必要がない加湿機を提供することを目的とする。
本発明に係る加湿機は、上から下へ順に配設された加湿フィルタ、受水トレイ、回収水経路及び貯水タンクと、該貯水タンクから前記加湿フィルタの上方迄布設された給水経路と、該給水経路に設けられたポンプとをハウジング内に備え、前記貯水タンクから給水経路及びポンプで水を汲み上げ、汲み上げた水を前記給水経路の1又は複数の口から前記加湿フィルタへ落下させ、加湿フィルタを通過する空気を加湿する一方、該加湿フィルタから落下し前記受水トレイで受けた水を前記回収水経路で前記貯水タンクに回収する加湿機であって、前記受水トレイに落下した水に前記加湿フィルタの下端部を浸すように構成してあり、前記ハウジングは、側壁に設けられ、前記貯水タンクを差し込む為の開口部と、該開口部から差し込まれた貯水タンクを所定位置に位置決めして収容する収容室とを備えることを特徴とする。
この加湿機では、ハウジング内で、加湿フィルタ、受水トレイ、回収水経路及び貯水タンクが、上から下へ順に配設され、給水経路が、貯水タンクから加湿フィルタの上方迄布設され、ポンプが、給水経路に設けられている。貯水タンクから給水経路及びポンプで水を汲み上げ、汲み上げた水を給水経路の1又は複数の口から加湿フィルタへ落下させ、加湿フィルタを通過する空気を加湿する一方、加湿フィルタから落下し受水トレイで受けた水を回収水経路で貯水タンクに回収する。加湿フィルタの下端部を受水トレイに落下した水に浸してあり、貯水タンクを差し込む為の開口部が、ハウジングの側壁に設けられ、収容室が、開口部から差し込まれた貯水タンクを所定位置に位置決めして収容する。
本発明に係る加湿機は、前記ハウジングの底部に前記収容室が設けられており、複数の車輪を有し、前記貯水タンクを載置する台車と、前記収容室の床に設けられ、前記台車を案内する案内部とを更に備え、前記貯水タンクを載置した前記台車が前記案内部で案内されることにより、前記貯水タンクを前記所定位置に位置決めするように構成してあることを特徴とする。
この加湿機では、ハウジングの底部に貯水タンクの収容室が設けられており、複数の車輪を有する台車が、貯水タンクを載置し、収容室の床に設けられた案内部が、台車を案内する。貯水タンクを載置した台車が案内部で案内されることにより、貯水タンクを所定位置に位置決めする。
本発明に係る加湿機は、前記ハウジングの底部に前記収容室が設けられており、前記貯水タンクの底部に配設された複数の車輪と、前記収容室の床に設けられ、前記貯水タンクを案内する案内部とを更に備え、該貯水タンクが該案内部で案内されることにより、該貯水タンクを前記所定位置に位置決めするように構成してあることを特徴とする。
この加湿機では、ハウジングの底部に貯水タンクの収容室が設けられており、複数の車輪が貯水タンクの底部に配設され、収容室の床に設けられた案内部が、貯水タンクを案内する。貯水タンクは、案内部で案内されることにより、所定位置に位置決めされる。
本発明に係る加湿機は、前記案内部は、前記車輪を案内する1又は複数の案内溝を備え、前記車輪が該案内溝で案内されるように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る加湿機は、前記ハウジングの底部に前記収容室が設けられており、前記貯水タンクを載置し保持する保持ケースと、前記収容室の床に回動自在に固定された複数のコロと、前記保持ケースの外底に設けられ、前記貯水タンクを案内する案内部とを更に備え、前記貯水タンクを載置した前記保持ケースが前記案内部で案内されることにより、前記貯水タンクを前記所定位置に位置決めするように構成してあることを特徴とする。
この加湿機では、ハウジングの底部に収容室が設けられており、保持ケースが、貯水タンクを載置して保持し、複数のコロが、収容室の床に回動自在に固定され、保持ケースの外底に設けられた案内部が、貯水タンクを案内する。貯水タンクを載置した保持ケースが案内部で案内されることにより、貯水タンクを所定位置に位置決めする。
本発明に係る加湿機は、前記案内部は、前記保持ケースが前記収容室に差し込まれたときに、前記コロが遊嵌され回動する1又は複数の溝を備え、該溝内で前記コロが回動することにより、前記保持ケースが案内されるように構成してあることを特徴とする。
この加湿機では、案内部は、保持ケースが収容室に差し込まれたときに、1又は複数の溝にコロが遊嵌されて回動し、溝内でコロが回動することにより、保持ケースが案内される。
本発明に係る加湿機は、前記貯水タンクは、前記給水経路に接続する為の給水管と、前記回収水経路に接続する為の回収水管とが突設され、前記給水経路は、給水管と接続する為の給水連結部を備え、前記回収水経路は、回収水管と接続する為の回収水連結部を備えていることを特徴とする。
この加湿機では、貯水タンクには、給水経路に接続する為の給水管と、回収水経路に接続する為の回収水管とが突設されている。給水経路の給水連結部が給水管と接続し、回収水経路の回収水連結部が回収水管と接続する。
本発明に係る加湿機は、前記給水連結部は、前記貯水タンクの着脱時の前記給水管の作用により開閉する給水経路開閉手段を備え、前記回収水連結部は、前記貯水タンクの着脱時の前記回収水管の作用により開閉する回収水経路開閉手段を備えることを特徴とする。
この加湿機では、給水連結部は、給水経路開閉手段が貯水タンクの着脱時の給水管の作用により開閉し、回収水連結部は、回収水経路開閉手段が貯水タンクの着脱時の回収水管の作用により開閉する。
本発明に係る加湿機は、前記給水経路開閉手段及び回収水経路開閉手段は、前記給水連結部及び回収水連結部の内部それぞれに、弁座と、該弁座それぞれへの付勢により該弁座に着座する弁体とをそれぞれ備え、前記貯水タンクを前記所定位置に位置決めすることで、前記給水連結部及び回収水連結部に挿入される前記給水管及び回収水管の端部で、前記弁体を前記付勢に抗してそれぞれ押圧して、前記弁座から離座させるように構成してあることを特徴とする。
この加湿機では、給水経路開閉手段及び回収水経路開閉手段は、給水連結部及び回収水連結部の内部それぞれに、弁座と、弁座それぞれへの付勢により弁座に着座する弁体とをそれぞれ備えている。貯水タンクを所定位置に位置決めすることで、給水連結部及び回収水連結部に挿入される給水管及び回収水管の端部で、弁体を付勢に抗してそれぞれ押圧して、弁座から離座させる。
本発明に係る加湿機は、前記受水トレイ以上の容量を有し、該受水トレイからの流出水を受ける調整槽と、該受水トレイ内に開口し、該受水トレイの上端部から溢れようとする水を前記調整層へ流出させるオーバフロー管とを更に備えることを特徴とする。
この加湿機では、受水トレイ以上の容量を有する調整槽が、受水トレイからの流出水を受け、受水トレイ内に開口したオーバフロー管が、受水トレイの上端部から溢れようとする水を調整層へ流出させる。
本発明に係る加湿機によれば、加湿フィルタ表面に水の溶解成分の結晶が析出せず、加湿能力が低下しないので、加湿フィルタを頻繁に交換する必要がない加湿機を実現することができる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る加湿機の実施の形態1の構成を示す縦断面図である。
この加湿機は、その断面積が下部へ向かって徐々に大きくなる円筒形状のハウジング1内の上端部に排気口16が設けられ、排気口16の下方には、縦連結された2つの送風ファン14,14が設けられている。2つの送風ファン14,14は、送風モータ13の上下に突出した駆動軸にそれぞれ取り付けられている。
ハウジング1内の送風ファン14,14の下方には、上から下へ配置された加湿フィルタ12、受水トレイ11、バッファ槽(調整槽、回収水経路)19及び貯水タンク2と、貯水タンク2の近傍から加湿フィルタ12の上方迄延設された送水管(給水経路)10と、送水管10の下端部に接続されたポンプ8とが設けられている。
加湿フィルタ12は、送風ファン14,14に向けて端部が開口した筒状に形成されている。加湿フィルタ12を囲むハウジング1の側壁は、吸気口15に成形されている。
受水トレイ11は、送水管10の上端部から加湿フィルタ12へ注がれ、加湿フィルタ12を伝って流れ落ちる水を受けて、バッファ槽19へ流出させる。バッファ槽19は、受水トレイ11より容量が大きい。受水トレイ11に落下した水は、加湿フィルタ12の下端部を浸している。
受水トレイ11の中央部には、バッファ槽19への貫通孔が設けられ、この貫通孔には逆止弁20が取り付けられている。逆止弁20は、バッファ槽19が受水トレイ11の下部に装着された状態で開となり、バッファ槽19が受水トレイ11から外された状態で閉となるように構成されている。
受水トレイ11には、また、その上端部から水が溢れ出ないように、受水トレイ11内に開口したオーバフロー管21が設けられており、オーバフロー管21に流れ込んだ水は、バッファ槽19へ受け入れられ、受水トレイ11の水位が調整される。
貯水タンク2は、直方体形状であり、その上部に着脱自在に蓋板24が取り付けられ、蓋板24には、給水管3及び回収水管4が貫通して内外に延設されている。
図2は、図1とは反対側から見た縦断面図であり、回収水管4及び給水管3は、互いに平行に蓋板24内外に延設されている。
貯水タンク2は、ハウジング1内下部に設けられた収容室25に収容されており、図3に示すように、ハウジング1(収容室25)の一部側壁を兼ねるタンクケース(台車)7に載置された状態で、収容室25の側壁に設けられた差込口を経由して出し入れされる。タンクケース7には、収容室25の一部側壁を兼ねる部分に、把手18が設けられている。
タンクケース7に載置された状態で、収容室25から取り出された貯水タンク2は、図4に示すように、タンクケース7から外すことができ、蓋板24を外すことにより内部の清掃及び水の補給等が行い易くなっている。
タンクケース(台車)7には、その外底部に車輪6が、把手18に近い側に1つ、把手18に遠い側に2つ取り付けられている。収容室25の床には、図5の拡大縦断面図に示すように、把手18に遠い側の2つの車輪6,6をそれぞれ案内する案内溝(案内部)22,22が設けられている。案内溝22,22により、2つの車輪6,6をそれぞれ案内されることにより、貯水タンク2は、収容室25内の所定位置に位置決めされて収容される。
貯水タンク2を車輪6付きのタンクケース(台車)7に載置する構成とすることにより、貯水タンク2の出し入れが容易になる。また、貯水タンク2の容量を大きくすることができる。
尚、本実施の形態1では、貯水タンク2は、タンクケース(台車)7に載置された状態で、収容室25に収容されるが、タンクケース(台車)7は必ずしも必要ではない。その場合、本実施の形態1と同様に、貯水タンク2の外底部に車輪6を3つ直接取り付けることにより、案内溝22,22を利用して、貯水タンク2を収容室25内の所定位置に位置決めして収容することができる。
給水管3及び回収水管4は、貯水タンク2が収容室25内の所定位置に位置決めされて収容された状態で、加湿機本体の連結部5に収納された給水連結部5a及び回収水連結部5bにそれぞれ連結される。給水連結部5a及び回収水連結部5bは、それぞれ逆止弁(給水経路開閉手段、回収水経路開閉手段)を内蔵しており、各逆止弁は、弁座への付勢により弁座に着座する弁体をそれぞれ備えている。
給水管3及び回収水管4が、給水連結部5a及び回収水連結部5bにそれぞれ連結されると、給水管3及び回収水管4の各端部が、給水連結部5a及び回収水連結部5bの各弁体を付勢に抗してそれぞれ押圧して、各弁体を各弁座から離座させた状態となる。これにより、給水連結部5a及び回収水連結部5bは、それぞれ開状態となる。
一方、給水管3及び回収水管4の各端部が、給水連結部5a及び回収水連結部5bから外されると、各弁体が各弁座に着座した状態となり、給水連結部5a及び回収水連結部5bは、それぞれ閉状態となる。
給水管3は、給水連結部5aを介して、吸上げ管9の一方の端部に接続され、吸上げ管9の他方の端部は、上述したポンプ8の吸込口に接続され、ポンプ8の吐出口は、送水管10に接続されている。給水連結部5a、吸上げ管9及び送水管10は、給水経路を構成している。
送水管10は、加湿フィルタ12の上方に迄延設されており、加湿フィルタ12上方の送水管10には、図示しない複数の注水口が設けられている。
バッファ槽19の最下部と回収水連結部5bの入口とは連結されており、回収水連結部5bの出口は回収水管4に接続されている。バッファ槽19及び回収水連結部5bは、回収水経路を構成している。
このような構成の加湿機では、ポンプ8で給水管3及び吸上げ管9により、貯水タンク2から吸上げられた水が、送水管10経由で加湿フィルタ12の上端部に注がれ、注がれた水は加湿フィルタ12に含浸される。一方、送風ファン14,14により吸気口15から吸込まれた空気は、加湿フィルタ12を通過する際に加湿され、送風ファン14,14を経て、排気口16から室内へ送風される。
加湿フィルタ12に含浸されなかった水は、加湿フィルタ12に付着するカルシウム及びマグネシウム等の溶解成分を洗い流して、受水トレイ11で受けられる。受水トレイ11が受けた水は、バッファ槽19、回収水連結部5b及び回収水管4経由で、貯水タンク2に回収される。
貯水タンク2に回収されたカルシウム及びマグネシウム等の溶解成分濃度の高い水は、貯水タンク2内で薄められる。これにより、給水管4からの給水の溶解成分濃度が高くなって行くことを抑制することができる。また、貯水タンク2の水位がある程度(例えば半分)低下したところで、水を入替えることにより、加湿フィルタ12の劣化(塩類の析出)を防止することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明に係る加湿機の実施の形態2の構成を示す縦断面図である。
この加湿機では、貯水タンク2aは、ハウジング1a内下部に設けられた収容室25aに収容されており、図7に示すように、ハウジング1a(収容室25a)の一部側壁を兼ねるタンクケース(保持ケース)7aに載置された状態で、収容室25aの側壁に設けられた差込口を経由して出し入れされる。タンクケース7aには、収容室25aの一部側壁を兼ねる部分に、把手18が設けられている。
タンクケース7aに載置された状態で、収容室25aから取り出された貯水タンク2aは、図8に示すように、タンクケース7aから外すことができ、蓋板24を外して内部の清掃及び水の補給等が行い易くなっている。
収容室25aの床には、図9の拡大縦断面図に示すように、貯水タンク2aを載置したタンクケース7aを移動させ易いように、4つのコロ17,17,17,17が配設されている。また、タンクケース7aには、その外底部に、コロ17,17,17,17を遊嵌させ回動させる為の2つの溝(案内部)23,23が凹設されている。
貯水タンク2aを載置したタンクケース7aが、収容室25aに差し込まれたときに、溝23,23にコロ17,17,17,17が遊嵌され回動することにより、タンクケース7aが案内され、貯水タンク2aが、収容室25a内の所定位置に位置決めされて収容される。この加湿機のその他の構成及び動作は、上述した実施の形態1で説明した加湿機の構成及び動作と同様であるので、同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
尚、本実施の形態2では、貯水タンク2aは、タンクケース7aに載置された状態で、収容室25aに収容されるが、タンクケース7aは必ずしも必要ではない。その場合、本実施の形態2と同様に、貯水タンク2aの外底部に2つの溝23,23を直接凹設することにより、コロ17,17,17,17を利用して、貯水タンク2aを収容室25a内の所定位置に位置決めして収容することができる。
本発明に係る加湿機の実施の形態の構成を示す縦断面図である。 図1とは反対側から見た縦断面図である。 タンクケースに載置された貯水タンク及び収容室の関係を示す説明図である。 貯水タンク及びタンクケースの関係を示す説明図である。 収容室の床に設けられた案内溝及びタンクケースの車輪を拡大して示す拡大縦断面図である。 本発明に係る加湿機の実施の形態の構成を示す縦断面図である。 タンクケースに載置された貯水タンク及び収容室の関係を示す説明図である。 貯水タンク及びタンクケースの関係を示す説明図である。 収容室の床に設けられたコロ、及びタンクケースの底に凹設された溝を拡大して示す拡大縦断面図である。
符号の説明
1,1a ハウジング
2,2a 貯水タンク
3 給水管
4 回収水管
5 連結部
5a 給水連結部(給水経路開閉手段)
5b 回収水連結部(回収水経路開閉手段)
6 車輪
7 タンクケース(台車)
7a タンクケース(保持ケース)
8 ポンプ
9 吸上げ管(給水経路)
10 送水管(給水経路)
11 受水トレイ
12 加湿フィルタ
14 送風ファン
15 吸気口
16 排気口
17 コロ
18 把手
19 バッファ槽(調整槽、回収水経路)
20 逆止弁
21 オーバフロー管
22 案内溝(案内部)
23 溝(案内部)
24 蓋板
25,25a 収容室

Claims (8)

  1. 上から下へ順に配設された加湿フィルタ、受水トレイ、回収水経路及び貯水タンクと、該貯水タンクから前記加湿フィルタの上方迄布設された給水経路と、該給水経路に設けられたポンプとをハウジング内に備え、前記貯水タンクから給水経路及びポンプで水を汲み上げ、汲み上げた水を前記給水経路の1又は複数の口から前記加湿フィルタへ落下させ、加湿フィルタを通過する空気を加湿する一方、該加湿フィルタから落下し前記受水トレイで受けた水を前記回収水経路で前記貯水タンクに回収する加湿機であって、
    前記受水トレイに落下した水に前記加湿フィルタの下端部を浸すように構成してあり、前記ハウジングは、側壁に設けられ、前記貯水タンクを差し込む為の開口部と、該開口部から差し込まれた貯水タンクを所定位置に位置決めして収容する収容室とを備えることを特徴とする加湿機。
  2. 前記ハウジングの底部に前記収容室が設けられており、複数の車輪を有し、前記貯水タンクを載置する台車と、前記収容室の床に設けられ、前記台車を案内する案内部とを更に備え、前記貯水タンクを載置した前記台車が前記案内部で案内されることにより、前記貯水タンクを前記所定位置に位置決めするように構成してある請求項1記載の加湿機。
  3. 前記ハウジングの底部に前記収容室が設けられており、前記貯水タンクの底部に配設された複数の車輪と、前記収容室の床に設けられ、前記貯水タンクを案内する案内部とを更に備え、該貯水タンクが該案内部で案内されることにより、該貯水タンクを前記所定位置に位置決めするように構成してある請求項1記載の加湿機。
  4. 前記ハウジングの底部に前記収容室が設けられており、前記貯水タンクを載置し保持する保持ケースと、前記収容室の床に回動自在に固定された複数のコロと、前記保持ケースの外底に設けられ、前記貯水タンクを案内する案内部とを更に備え、前記貯水タンクを載置した前記保持ケースが前記案内部で案内されることにより、前記貯水タンクを前記所定位置に位置決めするように構成してある請求項1記載の加湿機。
  5. 前記貯水タンクは、前記給水経路に接続する為の給水管と、前記回収水経路に接続する為の回収水管とが突設され、前記給水経路は、給水管と接続する為の給水連結部を備え、前記回収水経路は、回収水管と接続する為の回収水連結部を備えている請求項1から4の何れか1項に記載の加湿機。
  6. 前記給水連結部は、前記貯水タンクの着脱時の前記給水管の作用により開閉する給水経路開閉手段を備え、前記回収水連結部は、前記貯水タンクの着脱時の前記回収水管の作用により開閉する回収水経路開閉手段を備える請求項5記載の加湿機。
  7. 前記給水経路開閉手段及び回収水経路開閉手段は、前記給水連結部及び回収水連結部の内部それぞれに、弁座と、該弁座それぞれへの付勢により該弁座に着座する弁体とをそれぞれ備え、前記貯水タンクを前記所定位置に位置決めすることで、前記給水連結部及び回収水連結部に挿入される前記給水管及び回収水管の端部で、前記弁体を前記付勢に抗してそれぞれ押圧して、前記弁座から離座させるように構成してある請求項6記載の加湿機。
  8. 前記受水トレイ以上の容量を有し、該受水トレイからの流出水を受ける調整槽と、該受水トレイ内に開口し、該受水トレイの上端部から溢れようとする水を前記調整層へ流出させるオーバフロー管とを更に備える請求項1から7の何れか1項に記載の加湿機。
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