JP7002652B2 - 排泄情報記録プログラム、排泄情報記録方法、及び排泄情報記録用コンピュータ - Google Patents

排泄情報記録プログラム、排泄情報記録方法、及び排泄情報記録用コンピュータ Download PDF

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Description

本発明は、排泄情報記録プログラム、排泄情報記録方法、及び排泄情報記録用コンピュータに関する。
介護施設等では、介護者は、一般的に介護施設で定めた時間間隔で被介護者のおむつを交換する(例えば、特許文献1参照)。
特願2017-39587号公報
ところで、介護者が、被介護者のおむつを所定間隔で交換した場合であっても、おむつ交換時に、排泄物が吸収パッドやおむつから漏れてしまっていることがある。このような排泄物の漏れを防ぐためには、例えば、おむつの交換間隔を短くすることが考えらえるが、介護者の負担が増加してしまう。また、吸収パッドやおむつの使用方法等が適切でない場合にも、排泄物がおむつの外に漏れることもあるため、おむつの交換間隔を短くしても効果が得られないこともある。したがって、被介護者の着用するおむつ等から、排泄物が外に漏れることを防ぐことは難しかった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、排泄情報記録プログラム、排泄情報記録方法、及び排泄情報記録用コンピュータを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、コンピュータに、被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を受け付ける第1受付処理と、前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を受け付ける第2受付処理と、前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、画面に表示させる第1表示処理と、を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラムである。
本発明によれば、被介護者の着用する吸収パッドやおむつから、排泄物が外に漏れることを防ぐことができる。
端末10を説明するための図である。 排泄情報記録プログラムが実行された際の処理の一例を示すフローチャートである。 おむつ着用時刻入力画面70を説明するための図である。 漏れ防止アドバイス表示処理の一例を示すフローチャートである。 漏れ発見時刻入力画面71を説明するための図である。 サイズ確認処理の一例を示すフローチャートである。 サイズ確認画面72を説明するための図である。 使用方法確認処理の一例を示すフローチャートである。 使用方法確認画面73を説明するための図である。 おむつの撮影を促すメッセージを示す図である。 漏れ防止方法特定処理の一例を示すフローチャートである。 アドバイス画面75を説明するための図である。 吸収量確認画面76を説明するための図である。 アドバイス画面77を説明するための図である。 アドバイス画面80を説明するための図である。 記録確認処理の一例を示すフローチャートである。 記録確認画面81を説明するための図である。 記録情報300を説明するための図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
コンピュータに、被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を受け付ける第1受付処理と、
前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を受け付ける第2受付処理と、前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、画面に表示させる第1表示処理と、を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラムである。
このようなプログラムによれば、介護者は、漏れを防ぐメッセージに沿った対策をとることができるため、被介護者の着用する吸収パッドやおむつから、排泄物が外に漏れることを防ぐことができる。
かかるプログラムであって、前記第2時刻と前記第1時刻との差が所定時間以内か否かを判定する判定処理を、前記コンピュータに実行させ、前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間以内である場合、前記吸収性物品の吸収量を増加させる情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、介護者は、おむつや吸収パッドの吸収量を増加させることにより、外漏れの発生を防ぐことができる。
かかるプログラムであって、前記第2時刻と前記第1時刻との差が所定時間以内か否かを判定する判定処理を、前記コンピュータに実行させ、前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間より長い場合、前記被介護者の吸収性物品交換間隔を前記所定時間より短くする情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、介護者は、被介護者のおむつの交換間隔を短くすることができるため、介護者は、より確実に、被介護者のおむつ等から排泄物が漏れることを防ぐことができる。
かかるプログラムであって、前記第2時刻と前記第1時刻との差が所定時間以内か否かを判定する判定処理を、前記コンピュータに実行させ、前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間より長い場合、前記被介護者に前記吸収性物品を着用させる時刻を、前記第1時刻から変更する情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、介護者は、被介護者のおむつを着用する時刻を変更することができる。これにより、おむつの交換間隔の時間を変化させない場合であっても、被介護者が交換間隔内で排泄する回数を減らすことも可能であるため、漏れが発生する可能性を低下させることができる。
かかるプログラムであって、前記吸収性物品の吸収量を増加させることができるか否かを示す情報を受け付ける第3受付処理を、前記コンピュータに実行させ、前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間以内の際に、前記吸収性物品の吸収量を増加させることができることを示す情報が受け付けられた場合、前記吸収性物品の吸収量を増加させる情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させ、前記吸収性物品の吸収量を増加させることができないことを示す情報が受け付けられた場合、前記被介護者の吸収性物品交換時間を前記所定時間より短くする情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、おむつ等の吸収量を増加させることができる場合には、吸収量を増加させるメッセージが表示される。このため、介護者は、介護者にとって負担の大きい対策である交換間隔の短縮化を実行する前に、有効な対策を取ることができる。
かかるプログラムであって、前記第1メッセージは、前記所定時間における前記被介護者の尿の量の測定を促す情報を更に含むこと、が望ましい。
このようなプログラムによれば、介護者は、被介護者の尿の量を測定し、尿の量を把握することができる。このため、介護者は、被介護者にとって最適なおむつまたは吸収パッドや、最適なおむつの交換間隔を把握することができる。
かかるプログラムであって、前記第2時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品のサイズが、前記被介護者に合ったサイズであるか否かを確認させるための第2メッセージを、前記画面に表示させる第2表示処理を、前記コンピュータに実行させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、被介護者が適切なサイズのおむつが着用されているかを、介護者に確認させることが可能となるため、より確実に外漏れを防ぐことができる。
かかるプログラムであって、前記第2時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品の使用方法が適切であったか否かを確認させるための第3メッセージを、前記画面に表示させる第3表示処理を、前記コンピュータに実行させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、被介護者が着用するおむつ、またはおむつに用いられる吸収パッドが正しく使用されているかを、介護者に確認させることが可能となるため、より確実に外漏れを防ぐことができる。
かかるプログラムであって、前記第3メッセージは、前記吸収性物品として使用された吸収パッドの枚数が複数であるか否かを確認させるメッセージを含むこと、が望ましい。
このようなプログラムによれば、おむつに用いられる吸収パッドの枚数が正しいかを、介護者に確認させることが可能となる。このような具体的なメッセージが表示されることにより、介護者は、何を確認すれば良いのか容易に把握することができる。
かかるプログラムであって、前記第3メッセージは、前記吸収性物品として使用されたおむつの前後が正しいか否かを確認させるメッセージを含むこと、が望ましい。
このようなプログラムによれば、おむつの前後が正しいかを、介護者に確認させることが可能となる。このような具体的なメッセージが表示されることにより、介護者は、何を確認すれば良いのか容易に把握することができる。
かかるプログラムであって、前記被介護者の着用する前記吸収性物品の使用方法が適切でない場合、前記被介護者に着用された前記吸収性物品の撮影を促す第4メッセージを、前記画面に表示させる第4表示処理を、前記コンピュータに実行させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、介護施設のスタッフや介護者は、後に撮影された画像を参照して、おむつ等から排泄物が漏れた際の状況を詳しく解析できるため、漏れの原因を具体的に把握することが可能となる。
かかるプログラムであって、前記第2時刻が受け付けられた際に表示される前記第1メッセージを、前記第2時刻に対応付けて、記憶部に記録する記録処理を、前記コンピュータに実行させること、が望ましい。
このようなプログラムによれば、外漏れが発見された際のメッセージが時刻とともに記録されるため、プログラムを利用する者は、外漏れの回数、時刻等の推移や長期的な傾向を把握することが可能となる。
コンピュータに、被介護者に着用させた吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した時刻を受け付ける受付処理と、前記時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品のサイズが、前記被介護者に合ったサイズであるか否かを確認させるためのサイズ確認メッセージを、前記画面に表示させる表示処理と、を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラムである。
このようなプログラムによれば、介護者は、漏れを発見した後に、おむつのサイズが適切であったか否かを忘れることなく確認することができる。
コンピュータに、被介護者に着用させた吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した時刻を受け付ける受付処理と、前記時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品の使用方法が適切であったか否かを確認させるための使用方法確認メッセージを、前記画面に表示させる表示処理と、を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラムである。
このようなプログラムによれば、介護者は、漏れを発見した後に、おむつの使用法が適切であったか否かを忘れることなく確認することができる。
被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を、コンピュータが受け付ける第1受付ステップと、前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を、前記コンピュータが受け付ける第2受付ステップと、前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの前記排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、前記コンピュータが画面に表示させる第1表示処理ステップと、を含むことを特徴とする排泄情報記録方法である。
このような方法によれば、被介護者の着用する吸収パッドやおむつから、排泄物が外に漏れることを防ぐことができる。
被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を受け付ける第1受付処理部と、前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を受け付ける第2受付処理部と、前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの前記排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、画面に表示させる第1表示処理部と、を含むことを特徴とする排泄情報記録用コンピュータである。
このようなコンピュータによれば、被介護者の着用する吸収パッドやおむつから、排泄物が外に漏れることを防ぐことができる。
===本実施形態===
図1は、端末10を示す図である。端末10は、スマートフォンやタブレットであり、端末10には、様々な機能が実現される。端末10は、被介護者の「排泄情報(排泄物に関する情報)」を記録する処理や、記録結果に基づいて、被介護者の着用するおむつやおむつの吸収パッドから排泄物が外へ漏れること(以下、「外漏れ」という。)を防ぐためのアドバイス等を表示する処理を実行する。なお、本実施形態では、「おむつ」および「吸収パッド」は、ともに「吸収性物品」に相当する。そして、吸収パッドから排泄物が外へ漏れる状態とは、吸収パッドからは排泄物が漏れているものの、おむつの外には漏れていない状態をいう。また、おむつから排泄物が外へ漏れる状態とは、被介護者のおむつから排泄物が外へ漏れ、例えば被介護者の衣服や被介護者の使用するベッドに排泄物が付着する状態をいう。
端末10(コンピュータ)は、記憶部20、制御部21、入力部22、画面23、通信部24及びカメラ25を有している。
記憶部20は、端末10のプロセッサ(不図示)が実行する排泄情報記録プログラム(以下、「プログラム」という。)や各種情報を記憶する。記憶部20は、例えば、介護施設での介護の対象となる被介護者に関する情報(例えば、名前、性別、生年月日、身長、体重)、おむつを交換した日時(日付及び時刻)、外漏れの発見日時、介護施設で定められたおむつの交換間隔の時間に関する情報を記憶する。
制御部21は、端末10に設けられたプロセッサ(不図示)が、プログラムを実行することにより、端末10に実現される機能ブロックである。制御部21は、端末10を統括制御するとともに、各種処理を実行するブロックを複数含む。なお、制御部21に実現される機能ブロックについての詳細は後述する。
入力部22には、端末10を操作者(以下、単に「操作者」という。)の操作結果が入力される。また、入力部22は、端末10のタッチパネルである画面23のタップ操作により実現される。なお、本実施形態において、端末10を操作する者は、例えば、介護施設の介護者やスタッフである。
画面23は、制御部21からの指令や操作者の操作結果に基づいて各種の情報を表示し、通信部24は、各種情報を他の機器等とやり取りする。また、カメラ25は、撮影によって画像データを取得する。
<<制御部21に実現される機能ブロック>>
制御部21は、第1時刻受付処理部50、第2時刻受付処理部51、吸収量情報受付処理部52、
判定処理部53、第1画面表示処理部54、第2画面表示処理部55、第3画面表示処理部56、及び第4画面表示処理部57を含む。
第1時刻受付処理部50(第1受付処理部)は、介護者が、被介護者のおむつを交換し、被介護者におむつを着用させた時刻T1(第1時刻)を受け付ける。
第2時刻受付処理部51(第2受付処理部)は、介護者が、被介護者の着用するおむつ、または吸収パッド(以下、単に「パッド」という。)から排泄物が漏れていることを発見した時刻T2(第2時刻)を受け付ける。
吸収量情報受付処理部52は、被介護者のおむつの吸収量、またはおむつに用いられるパッドの吸収量を増加させることができるか否かに関する情報を受け付ける。なお、おむつの吸収量は、例えば、おむつ自体に設けられた「吸収体」の厚みを厚くすることにより増加させることができる。また、パッドの吸収量は、例えば「パッド」の種類を変更等することにより増加させることができる。
判定処理部53は、被介護者におむつを着用させた時刻T1と、おむつから排泄物が漏れていることを発見した時刻T2との差が、介護施設で定められた、所定時間のおむつの交換間隔以内か否かを判定する。
第1画面表示処理部54(第1表示処理部)は、おむつまたはパッドから排泄物が漏れることを防ぐためのアドバイスを含むアドバイス画面75,77,80(後述)を、画面23に表示させる。
第2画面表示処理部55は、被介護者の着用するおむつのサイズが、被介護者に合ったサイズであるか否かを確認するためのサイズ確認画面72(後述)を、画面23に表示させる。
第3画面表示処理部56は、被介護者の着用したおむつの使用方法が適切であるか否かを確認するための使用方法確認画面73(後述)を、画面23に表示させる。
第4画面表示処理部57は、被介護者の着用したおむつの撮影を促すメッセージを、画面23に表示させる。
<<<排泄情報記録プログラムの実行する処理の概要>>>
図2及び図3を参照としつつ、本実施形態のプログラムが実行する処理S10について説明する。ここでは、便宜上、特定の「被介護者A」の排泄情報を記録する場合を例に説明する。また、本実施形態では、介護施設での夜から翌朝にかけたおむつの交換間隔が、例えば「7時間(所定時間)」であるとする。つまり、例えば「被介護者A」のおむつを、「被介護者A」が就寝するタイミングである22時に交換すると、次のおむつの交換タイミングは、翌朝5時となる。
まず、画面23に表示された、排泄情報記録プログラムを示すアイコン(不図示)を操作者がタップすると、プログラムが起動される(S20)。この結果、制御部21は、図3に示すおむつ着用時刻入力画面70を、画面23に表示する(S21)。ここで、おむつ着用時刻入力画面70は、
メッセージ画像100,101と、アイコン102を含む。メッセージ画像100は、「おむつを着用させた時刻を入力してください」との表示を含み、メッセージ画像101は、日時を入力するための画像であり「X月X日 〇時〇分」との表示を含む。また、アイコン102は、介護者が、「被介護者A」のおむつの外に排泄物が漏れていることを発見した際にタップされるアイコンであり、「外漏れ発見」との表示を含む。
操作者が、画面23をタップして、メッセージ画像101に、おむつを交換した日時(例えば、「5月24日 22時05分」)を入力すると、第1時刻受付処理部50は、「5月24日 22時05分」を「被介護者A」におむつを着用させた時刻T1(第1時刻)として受け付ける(S22:第1受付処理)。
また、ここでは、見回りを行うスタッフや、おむつを交換する介護者が「被介護者A」のおむつ、またはパッドから排泄物が漏れているか否かを確認する。そして、例えば、おむつ交換を行う介護者が「被介護者A」に外漏れが生じていることを発見すると、アイコン102はタップされる(S23:Yes)。この結果、漏れ防止アドバイス表示処理(後述)が実行される(S24)。一方、翌朝のおむつ交換タイミング(朝5時)において、「被介護者A」のおむつから排泄物が漏れていない場合、アイコン102はタップされず(S23:No)、処理は終了する。
===漏れ防止アドバイス表示処理S24===
図4は、漏れ防止アドバイス表示の一例を示すフローチャートである。まず、上述したアイコン102がタップされると、制御部21は、漏れ発見時刻入力画面71を、画面23に表示させる(S30)。漏れ発見時刻入力画面71は、メッセージ画像110,111を含む。メッセージ画像110は、「漏れ発見時刻を入力してください」との表示を含み、メッセージ画像111は、日時を入力するための画像であり「X月X日 〇時〇分」との表示を含む。
漏れを発見した操作者が、画面23をタップして、メッセージ画像111に漏れを発見した日時(例えば、「5月25日 05時03分」)を入力すると、第2時刻受付処理部51は、「5月25日 05時03分」を、排泄物の漏れを発見した時刻T2(第2時刻)として受け付ける(S31:第2受付処理)。そして、制御部21は、サイズ確認処理を実行する(S32)。
===サイズ確認処理S32等===
図6は、サイズ確認処理S32の一例を示すフローチャートである。まず、第2画面表示処理部55は、図7に示すサイズ確認画面72を、画面23に表示させる(S50:第2表示処理)。ここで、サイズ確認画面72は、「被介護者A」に着用されたおむつのサイズが適切であるか否かを確認するための画面であり、メッセージ画像120,121を含む。
メッセージ画像120(第2メッセージ)は、「おむつのサイズは適切ですか?」との表示(サイズ確認メッセージ)を含み、メッセージ画像121は、おむつのサイズが適切か否かを選択させる選択肢「はい」、「いいえ」を含む。
ここで、操作者は、「被介護者A」に着用された実際のおむつのサイズを確認し、適切なサイズであるか否かを判断する。なお、「被介護者A」のおむつのサイズが適切であるか否かは、例えば、「被介護者A」の身長、体重等に基づいて予め定められている。例えば、本実施形態の「被介護者A」に適切なサイズは、「S(Small)サイズ」~「L(Large)サイズ」のうち、「Sサイズ」であることとする。このため、ここでは、操作者は「被介護者A」に適切なサイズである「Sサイズ」が着用されているかを確認する。
このようなメッセージ画像120が表示されることにより、介護者は、被介護者のおむつが適切なサイズであるかを忘れることなく、確認することができる。このため、本実施形態では、外漏れが発生した原因の特定が容易となる
そして、操作者は、「被介護者A」のおむつが適切なサイズであると判断すると、メッセージ画像121の選択肢「はい」をタップし、「被介護者A」のおむつが適切なサイズでないと判断すると、メッセージ画像121の選択肢「いいえ」をタップする。この結果、制御部21は、メッセージ画像121における、「はい」または「いいえ」のうち、選択された選択肢を受け付ける(S51)。
そして、制御部21は、処理S51で受け付けられた選択肢に基づいた処理を実行する(S33)。具体的には、制御部21は、「被介護者A」のおむつのサイズが適切でないことを示す「いいえ」の選択肢が受け付けられると(S33:No)、サイズに関するアドバイス(不図示)を画面23に表示する(S34)。なお、処理S34では、例えば、「被介護者のおむつのサイズが誤っていると外漏れが発生することがあります 適切なサイズのおむつを使用してください」とのアドバイスが表示される。
一方、「被介護者A」のおむつのサイズが適切であることを示す「はい」の選択肢が受け付けられると(S33:Yes)、使用方法確認処理(後述)を実行する(S35)。
==使用方法確認処理S35等==
図8は、使用方法確認処理S35の一例を示すフローチャートである。まず、第3画面表示処理部56は、図9に示す使用方法確認画面73を、画面23に表示させる(S60:第3表示処理)。ここで、使用方法確認画面73は、「被介護者A」が着用するおむつ及びおむつに用いられるパッドの使用方法が適切であるか否かを確認するための画面であり、メッセージ画像130,131を含む。
メッセージ画像130(第3メッセージ)は、「おむつ及びパッドの使用方法は適切ですか?」、「吸収パッドが2枚以上使われていないかを確認してください」、「おむつの前後が正しいかを確認してください」との表示(使用方法確認メッセージ)を含む。また、メッセージ画像131は、使用方法が適切か否かを選択させる選択肢「はい」、「いいえ」を含む。
ここで、操作者は、「被介護者A」に着用された実際のおむつ及びパッドの使用状態を確認し、使用方法が適切か否かを判断する。なお、「被介護者A」のおむつ等の適切な使用方法は、予め定められており、操作者は、例えば、メッセージ画像130に含まれる項目等を確認する。なお、本実施形態では、メッセージ画像130には、パッドの枚数と、おむつの前後に関する事項の表示が含まれることをしたが、これに限られない。例えば、「被介護者の性別用のおむつかを確認してください」等の事項が含まれていても良い。このようなメッセージが表示されると、介護者は、「被介護者A」の性別に合ったおむつが、「被介護者A」に着用されているかを確認する。また、操作者は、おむつの適切な使用方法が記載された介護施設のマニュアル等を参照しつつ、おむつの使用方法が適切か否かを判断しても良い。
このようなメッセージ画像130が表示されることにより、介護者は、被介護者のおむつ等の使用方法を忘れることなく、確認することができる。このため、本実施形態では、外漏れが発生した原因の特定が容易となる。
操作者は、「被介護者A」のおむつ等の使用方法が適切であると判断すると、メッセージ画像131の選択肢「はい」をタップし、使用方法が適切でないと判断すると、メッセージ画像131の選択肢「いいえ」をタップする。この結果、制御部21は、メッセージ画像131における、「はい」または「いいえ」のうち、選択された選択肢を受け付ける(S61)。
また、使用方法が適切であることを示す選択肢「はい」が選択されると(S62:Yes)、制御部21は、使用方法確認処理S35を終了する。一方、使用方法が適切でないことを示す選択肢「いいえ」が選択されると(S62:No)、制御部21は、図10に示すように、着用されたおむつの撮影を促すメッセージ140(第4メッセージ)を、画面23に表示する(S63:第4表示処理)。ここで、メッセージ140は、「着用されたおむつをカメラで撮影してください」との表示を含む。そして、操作者が、端末10を操作して、「被介護者A」に着用されたおむつ(例えば、複数のパッドが使用されたおむつ)を撮影すると、使用済みのおむつの画像が、画像データとして記憶部20に格納される(S64)。なお、記憶部20に画像データが格納されると、介護施設の介護者、スタッフは、画像データを適宜参照できるため、おむつの誤った使用方法についての知見を蓄積することができる。
また、制御部21は、図4において、使用方法確認処理S35で受け付けられた選択肢に基づいた処理を実行する(S36)。具体的には、制御部21は、処理S61で、おむつの使用方法が適切でないことを示す「いいえ」の選択肢が受け付けられると(S36:No)、使用方法に関するアドバイス(不図示)を画面23に表示する(S37)。なお、処理S37では、例えば、「おむつ、またはパッドの使用方法が誤っていると外漏れが発生することがあります パッド及びおむつは正しく使用してください」とのアドバイスが表示される。一方、処理S61で、おむつの使用方法が適切であることを示す「はい」の選択肢が受け付けられると(S36:Yes)、漏れ防止方法特定処理(後述)を実行する(S38)。
==漏れ防止方法特定処理S38==
図11は、漏れ防止方法特定処理S38の一例を示すフローチャートである。まず、判定処理部53は、「被介護者A」におむつを着用させた時刻T1と、外漏れを発見した時刻T2との差が上述したおむつ交換の間隔である「7時間(所定時間)」以内であるか否かを判定する(S70)。
<<時刻T1,T2の差が所定時間以内でない場合>>
時刻T1,T2の差が「7時間」より長い場合(S70:No)、第1画面表示処理部54は、アドバイス画面75を、画面23に表示させる(S71:第1表示処理)。アドバイス画面75は、図12に示すように、メッセージ画像150,151を含む。メッセージ画像150(第1メッセージ)は、「おむつの交換間隔を短くしてください」との表示を含み、メッセージ画像151(第1メッセージ)は、「最適なおむつ交換間隔を把握するには尿量測定が有効です 尿量測定を行ってください」との表示を含む。
このようなメッセージ画像150が表示されることにより、例えば介護者は、「被介護者A」のおむつ交換間隔を「7時間」より短くすることができる。このような対策が施されることにより、外漏れが発生する確率を低下させることができる。また、介護者は、別途、夜22時~翌朝5時までの「7時間」の間に、「被介護者A」が排泄する尿量を測定しても良い。尿量が測定されると、どの程度の間隔で「被介護者A」のおむつを交換する必要があるかを把握できるため、外漏れが発生する可能性を更に低下させることができる。
<<時刻T1,T2の差が所定時間以内の場合>>
また、時刻T1,T2の差が「7時間」以内の場合(S70:Yes)、制御部21は、図13に示す、吸収量確認画面76を、画面23に表示させる(S72)。吸収量確認画面76は、メッセージ画像160,161を含む。メッセージ画像160は、「おむつまたはパッドの吸収量は増加可能ですか?」、「おむつまたはパッドの吸収量については、所定サイトを参照してください」との表示を含む。
なお、メッセージ画像160の「所定サイト」は、例えば、おむつの提供者の商品を紹介等するインターネットのサイトへ案内する情報を含む表示である。操作者は、このようなインターネットのサイトで商品(おむつ、パッド)についての説明を参照することにより、使用しているおむつ等の吸収量を増加させることが可能か否かを判断することができる。また、メッセージ画像161は、パッドの吸収量の増加が可能か否かを選択させる選択肢「はい」、「いいえ」を含む。
ここで、介護者等は、「被介護者A」に実際に着用されたおむつやパッドを確認し、より吸収量が高いおむつまたはパッドに変更可能か否かを判断する。なお、「被介護者A」がおむつしか着用していない場合は、介護者は、おむつの吸収体の厚みを厚くできるか、または、パッドを用いることが可能かを判断する。一方、「被介護者A」がおむつとパッドを用いている場合、介護者は、おむつの吸収体の厚みを厚くできるか、または、より吸収量の多いパッドが使用可能であるかを判断する。
おむつ、またはパッド吸収量を増加させることが可能、つまり、操作者が、より多くの排泄物を吸収できるおむつ、またはパッドを用いることができると判断した場合、操作者は、メッセージ画像161の選択肢「はい」をタップする。一方、おむつやパッドの吸収量を増加させることができない、つまり、操作者が、現在使用されているおむつやパッドより、吸収量が多いおむつ等はないと判断した場合、操作者は、メッセージ画像161の選択肢「いいえ」をタップする。この結果、制御部21は、メッセージ画像161の選択肢の選択結果(吸収量の増加をさせることができるか否かを示す情報)を受け付ける(S73:第3受付処理)。
そして、制御部21は、処理S73で受け付けられた選択肢の内容を判定する(S74)。ここで、おむつやパッドの吸収量増加させることができないことを示す、メッセージ画像161の選択肢「いいえ」が選択された場合(S74:No)、第1画面表示処理部54は、前述したアドバイス画面75を、画面23に表示させる(S71)。
一方、パッドの吸収量増加させることができることを示す、メッセージ画像161の選択肢「はい」が選択された場合(S74:Yes)、第1画面表示処理部54は、アドバイス画面77を、画面23に表示させる(S75:第1表示処理)。
アドバイス画面77は、図14に示すように、メッセージ画像170,171を含む。メッセージ画像170(第1メッセージ)は、「おむつまたはパッドの吸収量を増加させて下さい 〇〇おむつまたは〇〇パッドがお勧めです」との表示を含み、メッセージ画像171(第1メッセージ)は、「最適なおむつやパッドを把握するには尿量測定が有効です 尿量測定を行ってください」との表示を含む。なお、メッセージ画像170に含まれる「〇〇おむつ」や「〇〇パッド」とは、例えば、吸収量が多い製品の具体的な製品名である。
このようなメッセージ画像170が表示されることにより、例えば介護者は、より吸収量の多いおむつやパッドを用いることができるため、外漏れが発生する確率を低下させることができる。また、介護者は、別途、夜22時~翌朝5時までの「7時間」の間に、「被介護者A」が排泄する尿量を測定しても良い。尿量が測定されると、どの程度の吸収量のパッドが最適であるかを把握できるため、無駄に吸収量の多いおむつやパッドを用いることを避けることが可能となる。
==記録確認処理S39==
図16は、記録確認処理S39の一例を示すフローチャートである。なお、記録確認処理S39は、記憶部20に記憶された外漏れの発見日時を、被介護者に確認(視認)させるべく、画面23に表示させる処理である。まず、被介護者が、プログラムが実行された際に、画面23に表示されるメイン画面の記録確認用アイコン(不図示)をタップすると、制御部21は、図17に示す記録確認画面81を、画面23に表示させる(S80)。ここで、記録確認画面81は、過去何日分の外漏れを発見した時間帯を示す記録情報300(後述)を、画面23に表示させるかを選択させるための画面であり、アイコン105,106を含む。
アイコン105は、例えば、過去3日分の記録情報300を表示させる際にタップされるアイコンであり、「過去3日」との表示を含む。アイコン106は、例えば、過去1週間分の記録情報300を表示させる際にタップされるアイコンであり、「過去1週間」との表示を含む。
被介護者が、記録確認画面81のアイコン105,106の何れかをタップすると、制御部21は、タップされたアイコン(選択されたアイコン)の情報を受け付ける(S81)。そして、制御部21は、タップされたアイコンの情報に応じた期間の記録情報300を、画面23に表示する(S82)。図18は、「過去3日」と表示されたアイコン105がタップされた際に、画面23に表示される記録情報300の一例である。記録情報300は、現在の日付「6月18日」から、過去3日(「6月15日」~「6月17日」)における、外漏れを発見した時間帯を示す情報である。具体的には、図18の記録情報300は、「6月16日」の「午前4時」の時間帯(午前4時から午前5時迄)に、所定のマーク「〇」が付されることにより、「午前4時」の時間帯に外漏れが発見されたことを示している。このような記録情報300が画面23に表示されることにより、被介護者、スタッフは、過去の所定期間における介護者の外漏れ発見時刻を客観的に把握することができる。
なお、画面23に表示される記録情報300は、外漏れが発見された時間帯以外にも、記憶部20に格納されている各種情報を含んでいても良い。例えば、記憶部20に、被介護者をトイレに誘導した時刻、被介護者が排尿または排便した時刻が含まれている場合、制御部21は、トイレに誘導した時間帯、排尿、排便した時間帯も含む記録情報を画面23に表示させることとしても良い。このような各種情報が表示されると、介護者はより客観的に被介護者の介護状況や排泄パターン等を把握することができる。また、記録情報300が、外漏れが発見された時間帯以外の情報を含む場合、制御部21は、外漏れが発見された時間帯を、他の情報より目立つ状態(より視認しやすい状態)として表示しても良い。例えば、外漏れが発見された時間帯のみを、所定のマーク「☆」で表示し、他の情報(排尿、排泄した時間帯)を、マーク「〇」で表示させても良い。また、外漏れが発見された時間帯と、他の情報(排尿、排泄した時間帯)を同じマークで表示する場合、外漏れが発見された時間帯のマークのみ、他のマークとは異なる色で表示させても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
本実施形態では、時刻T1,T2の差が「7時間」より長い場合(S70:No)、第1画面表示処理部54は、図12に示すアドバイス画面75を、画面23に表示させる(S71)こととしたが、これに限られない。例えば、処理S71において、第1画面表示処理部54は、図15に示すアドバイス画面80を表示させても良い(第1表示処理)。アドバイス画面80は、「おむつを着用させる時刻を変更してください」との表示を含むメッセージ画像200(第1メッセージ)を含む。例えば、夜22時~翌朝5時までの「7時間」の間に、「被介護者A」が、夜22時30と、翌朝4時30とに排尿し、おむつに外漏れが発生することがある。このような場合、「被介護者A」のおむつを着用させる時刻を、夜22時から、夜21時に変更すると、夜22時~翌朝4時までの「7時間」において外漏れを防ぐことも可能である。このため、アドバイス画面75の代わりに、アドバイス画面80を表示させることとしても良い。
本実施形態では画面23がタップ操作され、時刻T1や「はい」または「いいえ」等の選択肢が入力され、受け付けられることとしたがこれに限られない。例えば、端末10に設けられたマイク(不図示)が受信する操作者の音声に基づいて、時刻T1や選択肢が入力され、受け付けられても良い。このような構成とすることにより、介護者は端末10の画面23をタップ操作する必要がないため、衛生面で好ましい。
また、本実施形態では、介護者の操作によって外漏れ発見時刻が入力されたが、これに限られない。例えば、被介護者の吸収性物品の外縁部に漏れ検知センサ(排泄物検知センサ)等を配置し、端末10が、漏れ検知センサが漏れを検知したことを示す信号を受信した時刻を、「外漏れ発見時刻」としても良い。
また、本実施形態では、介護者の操作によって外漏れ発見時刻が入力されたが、これに限られない。例えば、被介護者の吸収性物品の外縁部に漏れ検知センサ(排泄物検知センサ)等を配置し、端末10が、漏れ検知センサが漏れを検知したことを示す信号を受信した時刻を、「外漏れ発見時刻」としても良い。
また、実行可能なプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium with an executable program thereon)を用いて、コンピュータにプログラムを供給することも可能である。なお、非一時的なコンピュータの可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、CD-ROM(Read Only Memory)等がある。
10 端末
20 記憶部
21 制御部
22 入力部
23 画面
24 通信部
25 カメラ
50 第1時刻受付処理部
51 第2時刻受付処理部
52 吸収量情報受付処理部
53 判定処理部
54 第1画面表示処理部
55 第2画面表示処理部
56 第3画面表示処理部
57 第4画面表示処理部
70 おむつ着用時刻入力画面
71 漏れ発見時刻入力画面
72 サイズ確認画面
73 使用方法確認画面
75,77,80 アドバイス画面
76 吸収量確認画面
81 記録確認画面
100,101,110,111,120,121,130,131,140,150,151,160,161,170,171,200 メッセージ画像
102,105,106 アイコン
300 記録情報

Claims (16)

  1. コンピュータに、
    被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を受け付ける第1受付処理と、
    前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を受け付ける第2受付処理と、
    前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、画面に表示させる第1表示処理と、
    を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラム。
  2. 請求項1に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第2時刻と前記第1時刻との差が所定時間以内か否かを判定する判定処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間以内である場合、前記吸収性物品の吸収量を増加させる情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  3. 請求項1に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第2時刻と前記第1時刻との差が所定時間以内か否かを判定する判定処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間より長い場合、前記被介護者の吸収性物品交換間隔を前記所定時間より短くする情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  4. 請求項1に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第2時刻と前記第1時刻との差が所定時間以内か否かを判定する判定処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記第1表示処理は、前記差が前記所定時間より長い場合、前記被介護者に前記吸収性物品を着用させる時刻を、前記第1時刻から変更する情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  5. 請求項2または請求項3に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記吸収性物品の吸収量を増加させることができるか否かを示す情報を受け付ける第3受付処理を、前記コンピュータに実行させ、
    前記第1表示処理は、
    前記差が前記所定時間以内の際に、前記吸収性物品の吸収量を増加させることができることを示す情報が受け付けられた場合、前記吸収性物品の吸収量を増加させる情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させ、前記吸収性物品の吸収量を増加させることができないことを示す情報が受け付けられた場合、前記被介護者の吸収性物品交換時間を前記所定時間より短くする情報を含む前記第1メッセージを、前記画面に表示させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  6. 請求項2から5の何れか一項に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第1メッセージは、前記所定時間における前記被介護者の尿の量の測定を促す情報を更に含むこと、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第2時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品のサイズが、前記被介護者に合ったサイズであるか否かを確認させるための第2メッセージを、前記画面に表示させる第2表示処理を、前記コンピュータに実行させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第2時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品の使用方法が適切であったか否かを確認させるための第3メッセージを、前記画面に表示させる第3表示処理を、前記コンピュータに実行させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  9. 請求項8に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第3メッセージは、前記吸収性物品として使用された吸収パッドの枚数が複数であるか否かを確認させるメッセージを含むこと、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  10. 請求項8に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第3メッセージは、前記吸収性物品として使用されたおむつの前後が正しいか否かを確認させるメッセージを含むこと、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  11. 請求項8から10の何れか一項に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記被介護者の着用する前記吸収性物品の使用方法が適切でない場合、前記被介護者に着用された前記吸収性物品の撮影を促す第4メッセージを、前記画面に表示させる第4表示処理を、前記コンピュータに実行させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  12. 請求項1から11の何れか1項に記載の排泄情報記録プログラムであって、
    前記第2時刻が受け付けられた際に表示される前記第1メッセージを、前記第2時刻に対応付けて、記憶部に記録する記録処理を、前記コンピュータに実行させること、
    を特徴とする排泄情報記録プログラム。
  13. コンピュータに、
    被介護者に着用させた吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した時刻を受け付ける受付処理と、
    前記時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品のサイズが、前記被介護者に合ったサイズであるか否かを確認させるためのサイズ確認メッセージを、画面に表示させる表示処理と、
    を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラム。
  14. コンピュータに、
    被介護者に着用させた吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した時刻を受け付ける受付処理と、
    前記時刻が受け付けられた後、前記被介護者の着用する前記吸収性物品の使用方法が適切であったか否かを確認させるための使用方法確認メッセージを、画面に表示させる表示処理と、
    を実行させることを特徴とする排泄情報記録プログラム。
  15. 被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を、コンピュータが受け付ける第1受付ステップと、
    前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を、前記コンピュータが受け付ける第2受付ステップと、
    前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの前記排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、前記コンピュータが画面に表示させる第1表示処理ステップと、
    を含むことを特徴とする排泄情報記録方法。
  16. 被介護者に吸収性物品を着用させた第1時刻を受け付ける第1受付処理部と、
    前記第1時刻に前記被介護者に着用させた前記吸収性物品から排泄物が漏れていることを発見した第2時刻を受け付ける第2受付処理部と、
    前記第1及び第2時刻に基づいて、前記吸収性物品からの前記排泄物の漏れを防ぐための第1メッセージを、画面に表示させる第1表示処理部と、
    を含むことを特徴とする排泄情報記録用コンピュータ。
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