JP7002074B2 - 拡散燃焼バーナー - Google Patents

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この発明は、水素を燃料に含む燃料ガスを燃焼させる、非予混合タイプの拡散燃焼バーナーに関するものである。
加熱炉は、自動車、窯業、食品などの生産プロセスを支える基盤であるが、その燃料ガスとしては、メタン等の都市ガスが使用されるのが一般的である。
一方、二酸化炭素の排出量をおさえるため、水素燃料を加熱炉に用いたいという要求がある。
そこで、二酸化炭素を排出しない燃料として、水素を燃料とするバーナーが考えられているが、水素を燃料とするバーナーを加熱炉で用いる場合には、通常、燃焼負荷(燃料投入量)の大きなバーナーを加熱炉の数ヶ所に設置して運転している。そのため、加熱炉全体の温度分布や燃焼雰囲気を制御することには限界があり、それらを任意に制御することは難しい。
また、水素火炎は不揮炎(ほぼ見えない火炎)であり、輻射効果は極めて小さく、熱風による対流加熱によって炉内を加熱する形態となるが、前述のように、燃焼負荷の大きなバーナーを加熱炉の数ヶ所に設置した場合には、熱風による対流加熱によって炉内を加熱するという特徴を活かす構造とはなっていなかった。
さらに、水素は広い燃焼範囲と速い燃焼速度を有しているため、予混合タイプのバーナーでは逆火しやすいという問題があり、実用されていないのが現状である。
このような問題を解決するバーナーとして、例えば特許文献1には、一面に耐高温性多孔質部材を張設して燃焼面とした、逆火しにくい予混合タイプの水素表面燃焼バーナーが記載されている。
特開2000-18525号公報
しかしながら、水素を燃料に含む燃料ガスを燃焼させる場合には、水素ガスが速い燃焼速度を有するため、例えば特許文献1に示すようなバーナーを使用したとしても、非予混合タイプの拡散燃焼バーナーのような着火安定性と燃焼安定性を確保することは難しい、という課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、燃焼速度の速い燃料である水素を含む燃料ガスを燃焼させる場合であっても、着火安定性と燃焼安定性を確保した拡散燃焼バーナーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、水素を燃料に含む燃料ガスを燃焼させる拡散燃焼バーナーであって、前記拡散燃焼バーナーは、その筐体の内部に、隔離層によって隔離された燃料室と空気室を備え、前記燃料室には、前記水素を含む燃料ガスを外部から供給するための燃料導入管が接続され、前記空気室には、燃焼に必要な空気を外部から供給するための空気導入管が接続されており、前記燃料室から前記水素を含む燃料ガスを前記筐体の上面より上方に噴射させるマイクロ燃料ヘッドと、前記空気室から前記空気を前記筐体の表面より上方に噴射させるマイクロ空気ヘッドとを備え、前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドとはそれぞれの中心軸を同じにする柱状の管体であり、前記マイクロ燃料ヘッドの内径は2mm以下であり、前記マイクロ空気ヘッドの内径は前記マイクロ燃料ヘッドの外径よりも大きく、前記マイクロ空気ヘッドの上端は前記筐体の上面と同一面上またはそれより上方に突出しており、かつ、前記マイクロ燃料ヘッドの上端は前記マイクロ空気ヘッドの上端より上方に突出している、という位置関係に配置された前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドとの組み合わせを複数有しており、前記複数の組み合わせのうち、ある1組の前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドに火がつけばスムーズに隣の組の前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドに火が燃え移り、短時間ですべてのヘッドの組に火がついて面で燃やすことができることを特徴とする。
この発明の拡散燃焼バーナーによれば、マイクロ燃料ヘッドの上端をマイクロ空気ヘッドの上端より上方に突出させているので、火炎が安定する(着火安定性および燃焼安定性を確保できる)だけでなく、部品としてのヘッドの焼損を防止することができる。また、マイクロ燃料ヘッドの内径を2mm以下としたことにより、このマイクロ燃料ヘッドおよびマイクロ空気ヘッドの組をたくさん並べることができるので、アレイ状に面で燃やすことができるため、均一に加熱することができる。
実施の形態1における拡散燃焼バーナーの外観構成の一例を示す図である。 実施の形態1における拡散燃焼バーナーの内部構成の一部を示す断面図である。 図1に示す拡散燃焼バーナー100を上方から見た場合の上面図である。 図3に示す上面図において、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2との位置関係を示す拡大図である。 ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸との間の距離による実験結果を示す表である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
水素を燃料に含むバーナーを加熱炉で用いる場合、従来では、燃焼負荷(燃料投入量)の大きなバーナー(数10~数1000kWのバーナー)を加熱炉の数ヶ所に設置して運転していた。そのため、加熱炉全体の温度分布や燃焼雰囲気を制御することには限界があり、任意に制御することは難しかった。また、水素火炎は不輝炎(ほぼ見えない火炎)であり、輻射効果は極めて小さく、熱風による対流加熱によって炉内を加熱する形態となるが、その特徴を活かす構造となっていなかった。
実施の形態1.
この実施の形態1は、水素を燃料に含む燃料ガスを燃焼させる、非予混合タイプの拡散燃焼バーナーに関するものである。
図1は、この発明の実施の形態1における拡散燃焼バーナー100の外観構成の一例を示す図である。また、図2は、この発明の実施の形態1における拡散燃焼バーナー100の内部構成の一部を示す断面図である。
図1および図2に示すように、この拡散燃焼バーナー100は、筐体10の内部にそれぞれ独立した燃料室11と空気室12を備えている。この際、燃料室11と空気室12は隔離層13により隔離されており、下から燃料室11、隔離層13、空気室12の順に重ねられた二重構造となっている。
また、燃料室11には、水素を含む燃料ガスAを外部から供給するための燃料導入管21が接続され、空気室12には、燃焼に必要な空気Bを外部から供給するための空気導入管22が接続されている。これにより、燃料室11には燃料ガスAが送り込まれ、空気室12には空気Bが送り込まれる。
さらに、燃料室11から水素を含む燃料ガスAを筐体10の上面3より上方に噴射させるマイクロ燃料ヘッド1と、空気室12から空気Bを噴射させるマイクロ空気ヘッド2とを備えている。このマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2は中心軸を同じにする円柱状の管体であり、マイクロ燃料ヘッド1の内径は2mm以下とし、この実施の形態1では1mmのものを使用する。また、マイクロ空気ヘッド2の内径はマイクロ燃料ヘッド1の外径よりも大きい。すなわち、マイクロ空気ヘッド2は、マイクロ燃料ヘッド1を囲むように配置されている。なお、この実施の形態1では、マイクロ燃料ヘッド1の外径は1.2mm、マイクロ空気ヘッド2の内径は2mmとする。
このように配置することにより、図2に示すように、燃料ガスAはマイクロ燃料ヘッド1の円柱状の管体の穴から上方に噴射され、空気Bはマイクロ空気ヘッド2の円柱状の管体とマイクロ燃料ヘッド1の円柱状の管体とで挟まれたドーナツ状の穴から上方に噴射される。すなわち、この拡散燃焼バーナー100は、燃料ガスAと空気Bとが別々に噴出され、そこでようやく燃料ガスAと空気Bとが混合することにより燃焼する非予混合タイプの拡散燃焼バーナーである。
なお、この実施の形態1では、マイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2はそれぞれの中心軸を同じにする円柱状の管体として説明するが、それぞれの中心軸を同じにする柱状の管体であれば、円柱状である必要はない。例えば、楕円柱状であってもよいし、正六角柱状や正八角柱状などであってもよいし、その正六角柱や正八角中の角が少し丸みを帯びているような柱状などであってもよい。
また、図2では、マイクロ空気ヘッド2は、この拡散燃焼バーナー100の筐体10の上面3よりも少しだけ上方に突出させて配置されているが、マイクロ空気ヘッド2の上端が筐体10の上面3と同一面上であってもよい。一方、マイクロ燃料ヘッド1は、マイクロ空気ヘッド2よりもさらに上方に突出させて配置されている。
すなわち、マイクロ空気ヘッド2の上端は筐体10の上面3と同一面上またはそれより上方に突出しており、かつ、マイクロ燃料ヘッド1の上端はマイクロ空気ヘッド2の上端より上方に突出している。
これは、水素を燃料に含む燃料ガスAを用いる際に、水素は燃焼速度が速いため、もしマイクロ燃料ヘッド1がより突出していないと、火がついてもすぐに消えてしまい火炎が安定しないからである。また、水素を含む燃料ガスが噴出するマイクロ燃料ヘッド1の方が突出していることにより、空気が冷えるため、部品としてのヘッドの焼損が防止されるという効果もある。
さらに、図2では、マイクロ空気ヘッド2の下端は、この拡散燃焼バーナー100の筐体10の上面3の下面と同じ位置までの長さとなっている(面一になっている)が、上面3の下面よりさらに下方に突出していてもよい。また、図2では、マイクロ空気ヘッド2と上面3は別部材であるように示されているが、マイクロ空気ヘッド2と上面3を一体型の部材として構成してもよい。
同様に、図2では、マイクロ燃料ヘッド1の下端は、隔離層13の下面と同じ位置までの長さとなっている(面一になっている)が、隔離層13の下面よりさらに下方に突出していてもよい。また、図2では、マイクロ燃料ヘッド1と隔離層13は別部材であるように示されているが、マイクロ燃料ヘッド1と隔離層13を一体型の部材として構成してもよい。
ここで、実際に水素を燃料に含む燃料ガスを燃焼させた実験、および、それによって得られた結果について説明する。なお、今回の発明とは直接の関係はないので図示および詳細な説明は省略するが、水素投入量と空気比とが、水素炎にどのような影響を及ぼすかについても実験を行った。まず、空気比を一定(1.05)として、水素投入量を0.1kW~1.0kWまで徐々に増やしていくと、火炎伸長も徐々に大きくなっていくことがわかった。また、水素投入量を一定(0.1kWの場合、0.5kWの場合、1.0kWの場合)として、空気比を1.05~2.0まで徐々に増やしていっても、水素投入量が同じであれば、火炎伸長もほぼ同じであることがわかった。すなわち、水素炎の火炎形状については、水素投入量と空気比とを調整することによって制御可能であるという結果が得られた。
次に、図3は、図1に示す拡散燃焼バーナー100を上方から見た場合の上面図である。図1および図3に示すように、この実施の形態における拡散燃焼バーナー100は、3×10=30組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2を並べている。そして、前述のとおり、マイクロ燃料ヘッド1の内径は、2mm以下とする。これは、2mmより大きな内径になると、これほど多くは並べられなくなるため、面で燃やすことにならないからである。すなわち、このマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の組数が多い拡散燃焼バーナーの方が、アレイ状に面で燃やすことができるため、均一に加熱できるというメリットがある。
図4は、図3に示す上面図において、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2との位置関係を示す拡大図である。また、図5は、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸との間の距離による実験結果を示す表である。
図4に示すように、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸との間の距離をLとする。図5では、この中心軸間の距離Lを5.0mm、7.5mm、10.0mm、12.5mm、15.0mm、17.5mm、20.0mm、22.5mmとした場合の8種類について、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2でついた火が隣に燃え移っていくかどうかをテストした結果を示している。
そして、図5に示すとおり、L=5.0mm、7.5mm、10.0mm、12.5mm、15.0mm、17.5mmの場合には、何の問題もなくスムーズに火が隣の組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2に燃え移り、最終的にすべてのヘッドの組に火がついて、面で燃やすことができた。また、L=20.0mmの場合には、多少、時間がかかるケースも見受けられたが、最終的にすべてのヘッドの組に火がついて、面で燃やすことができた。しかし、L=22.5mmの場合には、隣に火が燃え移らず、火がつかないヘッドの組が存在した。
この実験結果により、Lを20mmより大きくすると、隣のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の組に火が燃え移らないことがあると考えられる。そして、一箇所でも火がついていない箇所があると、急にドンッと燃える可能性があるため、確実にすべての組のヘッドに火がついていないと危険である。したがって、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の中心軸との間の距離Lは、20mm以下であることが望ましい。
また、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2と、それと隣り合うマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2との中心軸間の距離Lの下限値としては、マイクロ燃料ヘッド1の内径や管厚、マイクロ空気ヘッド2の管厚や外径によって可能な値は必然的に決まる。なお、Lが小さいほどたくさんのヘッドの組を並べることができるが、あまりにも小さいものは製作も困難であるため、マイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の内径や管厚に合わせて妥当な下限値が必然的に決まる。
すなわち、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2の中心軸と、それと隣り合う組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2の中心軸との間の距離を、20mm以下とすることにより、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2に火がつけばスムーズに隣の組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2にも火が燃え移り、短時間ですべてのヘッドの組に火がついて面で燃やすことができるので、製作可能で、かつ、安全に、均一に加熱することができる。
なお、この発明の実施の形態1にける拡散燃焼バーナー100の材質としては、例えばステンレスやチタンやインコネルなどであり、この実施の形態1では、この拡散燃焼バーナー100を3Dプリンターで製作している。この結果、図1の外観構成図に示すとおり、ネジどめの必要がないため、ネジどめするタイプのバーナーに比べて、小型化することができるというメリットもある。
以上のように、この発明の実施の形態1における拡散燃焼バーナー100によれば、マイクロ燃料ヘッド1の上端をマイクロ空気ヘッド2の上端より上方に突出させているので、火炎が安定する(着火安定性および燃焼安定性を確保できる)だけでなく、部品としてのヘッドの焼損を防止することができる。また、マイクロ燃料ヘッド1の内径を2mm以下としたことにより、このマイクロ燃料ヘッド1およびマイクロ空気ヘッド2の組をたくさん並べることができるので、アレイ状に面で燃やすことができるため、均一に加熱することができる。
さらに、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2の中心軸と、それと隣り合う組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2の中心軸との間の距離Lを、20mm以下としたことにより、ある1組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2に火がつけばスムーズに隣の組のマイクロ燃料ヘッド1とマイクロ空気ヘッド2にも火が燃え移り、短時間ですべてのヘッドの組に火がついて面で燃やすことができるので、製作可能で、かつ、安全に、均一に加熱することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 マイクロ燃料ヘッド
2 マイクロ空気ヘッド
3 筐体10の上面
10 筐体
11 燃料室
12 空気室
13 隔離層
21 燃料導入管
22 空気導入管
100 拡散燃焼バーナー

Claims (2)

  1. 水素を燃料に含む燃料ガスを燃焼させる拡散燃焼バーナーであって、
    前記拡散燃焼バーナーは、その筐体の内部に、隔離層によって隔離された燃料室と空気室とを備え、
    前記燃料室には、前記水素を含む燃料ガスを外部から供給するための燃料導入管が接続され、前記空気室には、燃焼に必要な空気を外部から供給するための空気導入管が接続されており、
    前記燃料室から前記水素を含む燃料ガスを前記筐体の上面より上方に噴射させるマイクロ燃料ヘッドと、前記空気室から前記空気を前記筐体の表面より上方に噴射させるマイクロ空気ヘッドとを備え、
    前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドとはそれぞれの中心軸を同じにする柱状の管体であり、前記マイクロ燃料ヘッドの内径は2mm以下であり、前記マイクロ空気ヘッドの内径は前記マイクロ燃料ヘッドの外径よりも大きく、前記マイクロ空気ヘッドの上端は前記筐体の上面と同一面上またはそれより上方に突出しており、かつ、前記マイクロ燃料ヘッドの上端は前記マイクロ空気ヘッドの上端より上方に突出している、という位置関係に配置された前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドとの組み合わせを複数有しており、
    前記複数の組み合わせのうち、ある1組の前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドに火がつけばスムーズに隣の組の前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドに火が燃え移り、短時間ですべてのヘッドの組に火がついて面で燃やすことができる
    ことを特徴とする拡散燃焼バーナー。
  2. ある1組の前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドの中心軸と、それと隣り合う組の前記マイクロ燃料ヘッドと前記マイクロ空気ヘッドの中心軸との間の距離が、20mm以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の拡散燃焼バーナー。
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