JP7001536B2 - 下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置 - Google Patents

下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7001536B2
JP7001536B2 JP2018087450A JP2018087450A JP7001536B2 JP 7001536 B2 JP7001536 B2 JP 7001536B2 JP 2018087450 A JP2018087450 A JP 2018087450A JP 2018087450 A JP2018087450 A JP 2018087450A JP 7001536 B2 JP7001536 B2 JP 7001536B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
gear
coating
lower layer
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018087450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019088180A (ja
Inventor
剛 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Izumi Co Ltd
Original Assignee
Maxell Izumi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maxell Izumi Co Ltd filed Critical Maxell Izumi Co Ltd
Priority to CN201811203711.3A priority Critical patent/CN109768506A/zh
Publication of JP2019088180A publication Critical patent/JP2019088180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7001536B2 publication Critical patent/JP7001536B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

本発明は、架設電線の絶縁被覆の下層被覆を剥ぎ取る下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置に関する。
架設電線は地上よりも数メートル以上高い位置で架空配線されている。配電のため分岐接続する際は、工事作業者は、絶縁性の操作棒を用いて電線被覆剥ぎ取り装置を操作し、活線状態で架設電線の絶縁被覆を所定範囲で剥ぎ取る作業を行う。
従来、架設電線の外径規格に各々対応した複数の被覆剥ぎ取り具を予め準備しておき、架設電線の外径規格や断面積規格に応じて前記被覆剥ぎ取り具を交換する構成の電線被覆剥ぎ取り装置が知られている(特許文献1:特開2009-060753号公報、特許文献2:特開2008-136299号公報)。また、電線被覆剥ぎ取り装置を下方の作業者が操作し、把持部と先端部とが絶縁された絶縁性の操作棒(ドライブフックと称される)が知られている(特許文献3:特開2008-253059号公報)。
特開2009-060753号公報 特開2008-136299号公報 特開2008-253059号公報
架設電線は、絶縁被覆が一層からなり、当該絶縁被覆を剥ぎ取ると芯線が露出する構成が知られている。その一方で、架設電線は、絶縁被覆が二層以上からなり、絶縁被覆を剥ぎ取ろうとすると上層被覆が剥ぎ取られるとともに、下層被覆が露出して芯線が露出しないものが存在する。つまり、絶縁被覆が二層以上からなる構成の電線の場合、上層の絶縁被覆を剥ぎ取っても下層被覆が露出するため、さらに下層被覆を剥ぎ取る必要がある。
従来の電線被覆剥ぎ取り装置は、下層被覆に刃先が食い込まないため下層被覆を剥ぎ取って芯線を露出させることが困難である。また、工事作業者が、被覆剥ぎ刃の刃先角度を鈍角に再調整する等して刃先を下層被覆に食い込ませようとすると芯線に傷が入る虞がある。そして、架設電線は、屋外の現場にて架設電線における下層被覆の有無が判明する場合も少なからずある。この場合、現場で、架設電線の下層被覆の外径に合わせて被覆剥ぎ取り具の位置合わせをしなければならないため準備作業が煩雑となる等の問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、芯線に傷を付けることなく、下層被覆の剥ぎ取り作業が可能であり、尚且つ前記電線の下層被覆に合わせた位置合わせが簡単にできる構成の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置を提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明に係る下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置は、架設された電線を収容する収容空間を有するフレームと、前記収容空間への前記電線の入口となる切り欠きが形成されるとともに第1回転軸を軸心として前記電線の周囲を回動可能に前記フレームに内蔵される第1ギヤと、前記フレームに内蔵され前記第1ギヤを連動させる第2ギヤと、前記第1回転軸と直交する第2回転軸を軸心として操作棒と連結可能に配設される連結部と、前記連結部と前記フレームとに連結固定されて前記操作棒の回転力を前記第2ギヤに伝達するギヤボックスとを有する本体部と、前記第1ギヤと共回り可能に連結される被覆剥ぎ部と、を備え、前記被覆剥ぎ部は、前記収容空間に収容された状態の前記電線に当接可能に配設される受け部と、前記受け部に対して摺動可能で前記受け部と共に前記電線を把持可能に配設されるスライド部と、を有し、前記受け部は、前記電線の下層被覆に当接する溝形状の把持面が形成されており、前記電線の前記下層被覆に食い込み可能な凸部が前記把持面に所定間隔で形成されており、かつ、前記第1回転軸の軸方向と平行に所定間隔でスリットが設けられて前記把持面と前記凸部とが形成されていることを特徴とする。一例として、前記本体部は、前記フレーム内に配設されて前記第1ギヤの回転方向が前記被覆剥ぎ部の進行方向と逆方向の場合に前記第1ギヤの回転を規制する第1ラチェットを備える。
この構成によれば、操作棒の操作によって前記スライド部を所定回転させるとスライド部が架設電線の下方位置となり、受け部に近づく方向にスライド部を押し上げるなどして摺動させると、受け部に形成された溝形状の把持面が電線の下層被覆に当接し、受け部とスライド部とが電線の下層被覆を把持するとともに第1回転軸の軸心と電線の中心線とが一致して回転可能な状態となり、受け部とスライド部とを回転させることで下層被覆を剥ぎ取ることができる。
本発明によれば、架設電線の芯線に傷を付けることなく、下層被覆の剥ぎ取り作業が可能であり、尚且つ架設電線の下層被覆に合わせた位置合わせが簡単にできる構成の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置が実現する。
本発明の実施形態に係る下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置の例を示す概略の斜視図であり、正面側から見た図である。 本実施形態に係る下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置の正面図である。 本実施形態の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置の使用態様の例を示す概略の図である。 本実施形態と関連する上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置の例を示す概略の斜視図であり、正面側から見た図である。 電線被覆剥ぎ取り装置を構成する本体部の例を示す概略の正面図である。 図5における内部構造を一部省略して示すVI-VI線断面図である。 電線被覆剥ぎ取り装置の本体部におけるギヤの配置例を示す概略の構造図である。 電線被覆剥ぎ取り装置を構成する被覆剥ぎ部の例を示す概略の正面図である。 図8における内部構造を一部省略して示す断面図である。 上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置の使用態様の例を示す概略の図である。
本実施形態は、架設電線の絶縁被覆を剥ぎ取る電線被覆剥ぎ取り装置1であり、特に、下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1である。以下、単に「装置1」と称する場合がある。以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。ここでは、装置1の各部の位置関係を説明し易くするため、図中にX,Y,Zの矢印で向きを示している。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
ここでは、架設された電線E1は、アルミニウム等の金属からなる芯線の外側に下層被覆E1bが形成され、下層被覆E1bの外側に上層被覆E1aが形成された構成となっている。下層被覆E1bは、セパレータが含まれる。絶縁被覆E1aと絶縁被覆E1bとは、耐熱塩化ビニル、架橋ポリエチレン、その他既知の絶縁性樹脂材料からなる。
[上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置]
先ず、本実施形態と関連する上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置100について、以下に説明する。
図5~図7は、装置100を構成する本体部5を示す図である。第1ギヤ11は、中央に電線E1の外径よりも大きな貫通穴11aが形成されており、外径側に電線E1の入口となる切り欠きU1が形成されており、貫通穴11aと切り欠きU1とは連続している。第1ギヤ11は、貫通穴11aおよび切り欠きU1が形成された外歯車であり、正面視で「C形状」を呈している(図7参照)。
一例として、本体部5は、フレーム2の外側で第1ギヤ11に連結固定されて共回りする保持部6を備える。フレーム2の両側には回動可能に2つの支持板25が配設されている。支持板25は、正面視で「C形状」を呈しており、第1ギヤ11を挟み込んで連結固定されている。そして、フレーム2の正面側に隣接して保持部6が配設され、支持板25と保持部6とが連結固定されている。
図6に示すように、本体部5は、第1回転軸P1と直交する第2回転軸P2を軸心として第1操作棒94と連結可能に配設される連結部3と、第1操作棒94の回転力を第2ギヤ12に伝達するため連結部3とフレーム2とに連結固定されるギヤボックス4とを有する。図6の例では、ギヤ32とギヤ42とが、ギヤボックス4に配設される。ギヤ32は、シャフト31に連結固定されており、ギヤ42と噛合する。ギヤ42と第2ギヤ12とは、いずれもシャフト41に連結固定されている。ギヤ32とギヤ42とは、マイタギヤである。この例によれば、ギヤ32とギヤ42とを同一部品とすることができる。なお、この例に限定されず、ギヤ32とギヤ42とを、ベベルギヤとする場合がある。なお、第1操作棒94は、ジョイント付き操作棒であり、例えば特許文献3等に記載された従来品が適用できる。
図7に示すように、本体部5は、第1ギヤ11と、第1ギヤ11を連動させる第2ギヤ12と、第2ギヤ12の両側の位置に配設され第2ギヤ12と噛合する2つの第3ギヤ13を備え、これらのギヤ11,12,13がフレーム2に内蔵されている。そして、これら第3ギヤ13の両方もしくはいずれか一方が第1ギヤ11と噛合する構成である。この構成によれば、貫通穴11aおよび切り欠きU1が形成された外歯車の第1ギヤ11に対して、第1操作棒94から第2ギヤ12に伝達された回転力を2つの第3ギヤ13のいずれかないしは両方を介して第1ギヤ11に確実に伝達することができる。図7の例では、第2回転軸P2の線上に第2ギヤ12の軸心が直交しており、2つの第3ギヤ13は、第2回転軸P2に対して対称な位置に配設される。この例によれば、2つの第3ギヤ13を同一部品とすることができる。なお、この例に限定されず、2つの第3ギヤ13を、第2回転軸P2に対して非対称な位置に配設する場合がある。
一例として、本体部5は、第1ラチェット51が配設されている。第1ラチェット51は、支持板25と連結固定された係止部51aと、フレーム2内で作動するアーム部51bとからなる。ここで、回転方向D1は、第1ギヤ11が正回転する方向であ。第1操作棒94によってシャフト31を回転方向C1に回転させると、第1ギヤ11が回転方向D1に回転する。
第1ラチェット51は、第1ギヤ11が正回転する場合に、第1ギヤ11の回転を妨げない。一方、第1ラチェット51は、第1ギヤ11が逆回転する場合に、第1ギヤ11の逆回転を規制する構成となっている。この構成によれば、第1ギヤ11の逆回転を防止するので、架設された電線E1への本体部5の挿入時(アプローチ時)に位置決めが容易にできる。尚且つ、絶縁被覆剥ぎ取り作業終了の際に、電線E1からの本体部5の取外しが容易にできる。
図8と図9は、装置100を構成する被覆剥ぎ部9を示す図である。被覆剥ぎ部9は、電線E1の外周に当接可能に配設される受け部7と、受け部7と共に電線E1を把持可能に前記受け部と連結して配設されるスライド部8と、電線E1の絶縁被覆に切り込み可能な位置でスライド部8に配設される被覆剥ぎ刃81とを有する。図8の例では、受け部7の第1把持面7aは、電線E1の外周に沿わせるように正面視で円弧状に凹みが形成されている。また、スライド部8の第2把持面8aは、例えば窒化処理等の表面処理が施されており、絶縁被覆剥ぎ取り作業における本体部5の回転時に電線E1との摩擦力の低減を図っている。スライド部8は、電線E1の外周に食い込み可能な凸部が所定間隔で第2把持面8aに形成されている構成としてもよい。
一例として、被覆剥ぎ部9は、受け部7を第1回転軸P1に接離させる方向に移動させて受け部7の位置を調節する第1調節部21を備える。第1調節部21は、スライド部8の側と反対側の位置で受け部7に連結している。この構成によれば、受け部7の回転中心を電線E1の中心線に精度よく一致させることができる。
第1調節部21の正面側には、ダイヤル21aが配設されている。一例として、第1調節部21にはカム機構が内蔵されており、ダイヤル21aを所定目盛に合わせると、前記目盛と対応したストロークで受け部7を前進または後退させる。また、第1調節部21には、ダイヤル21aをロックするロック部21bが配設される。この例によれば、ダイヤル21aを一回転させると受け部7を原点位置に復帰させることができる。なお、この例に限定されず、ラックアンドピニオン機構、ウオームギヤ機構、その他既知の機構とする場合がある。
一例として、被覆剥ぎ部9は、被覆剥ぎ刃81の刃先角度を調節する角度調節部23を備え、スライド部8の正面側にはダイヤル23aが配設されている。角度調節部23によって、被覆剥ぎ刃81は、受け部7およびスライド部8によって把持された電線E1の絶縁被覆に刃先81aが切り込む位置となるようにスライド部8に配設される。一例として、カム機構がスライド部8に内蔵されており、ダイヤル23aを所定目盛に合わせると、前記目盛と対応した角度で被覆剥ぎ刃81の刃先角度を調節する。ここで、ダイヤル23aをロックするロック部がスライド部8に配設されている。前記ロック部はダイヤル23aに設けることができる(不図示)。この例によれば、ダイヤル23aを一回転させると被覆剥ぎ刃81を原点位置に復帰させることができる。なお、この例に限定されず、ダイヤル23aと被覆剥ぎ刃81とを直結する場合や、ギヤ機構を介する場合があり、その他既知の機構とする場合がある。
第2調節部22は、第1回転軸P1と直交する第3回転軸P3を軸心として回動可能に、フック付き操作棒と係止可能に配設される第1フック22bを備える。第2調節部22は、一例として、アイナットである。この例によれば、作業者は、先端にフックが付いたフック付き操作棒を用いて、装置100から離れた位置で第2調節部22を回転させて調整することができる。なお、第2調節部22はアイナットに限定されず、アイボルト、単純な構成のナット、その他既知の締付け機構とする場合がある。
ここでは、第2調節部22は、第3回転軸P3を軸心として時計回りG1方向に回転させることでスライド部8を受け部7に接近させる構成である。この例によれば、連結ボルト92と締付け方向を逆方向として、連結ボルト92が緩まないようにできる。
被覆剥ぎ部9は、スライド部8と受け部7とを接離可能に連結する中空の支持部91が配設される。ここでは、スライド部8は円柱形状の結合部82を有し、結合部82のザグリ穴の内側面82aに、円柱状の支持部91の外周面が当接してスライド部8と受け部7とを接離可能に連結している。そして、スライド部8は、受け部7に設けられたプレート部71に沿って摺動可能に配設される.
ここで、連結ボルト92は、支持部91および圧縮ばね93を挿通して第1調節部21と第2調節部22とを連結している。連結ボルト92には台形ねじが形成されている。圧縮ばね93は、支持部91に形成されたザグリ穴91aに配設されてスライド部8を受け部7から離す方向に付勢する。この構成によれば、装置1の電線E1への取り付け作業において、電線E1への本体部5の挿入時(アプローチ時)に被覆剥ぎ刃81が電線E1に当接することを防止できる。尚且つ、絶縁被覆剥ぎ取り作業終了の際に、電線E1からの本体部5の取外し時に、被覆剥ぎ刃81が電線E1に当接することを防止できる。
一例として、被覆剥ぎ部9は、電線E1の側と反対側の位置で受け部7に第2ラチェット52が配設されている。第2ラチェット52は、スライド部8の進行方向が受け部7に近づく方向と逆方向の場合に規制する構成である。この構成によれば、装置100の取り付け作業において、電線E1を把持する際に、スライド部8を電線E1の外周に当接させる作業を確実に進行させる。また、装置100の取り外し作業において、操作レバー52aを引き下げる簡単な操作で第2ラチェット52を解除することができるので、スライド部8を電線E1の外周から離す作業が迅速にできる。
ここでは、操作レバー52aが第2ラチェット52に一体的に接続されており、スリット71aがプレート部71に形成されている。また、操作レバー52aをプレート部71から離す方向に付勢する圧縮ばね等の付勢手段52bが、プレート部71に配設されている。操作レバー52aは、先端側がスリット71aから突出している。この構成によれば、操作レバー52aによって、第2ラチェット52を外部から操作できる。
そして、本体部5は、フレーム2の外側で第1ギヤ11と共回り可能に連結固定される保持部6を備えており、且つ、被覆剥ぎ部9は、第1調節部21の両側が保持部6に保持される構成となっており、押え部61を引くことで被覆剥ぎ部9が保持部6に脱着可能に取り付けられる。この構成によれば、被覆剥ぎ部9の本体部5への取り付けが簡単にできる。尚且つ、被覆剥ぎ部9の本体部5からの取り外しが簡単にできるのでメンテナンス性が向上する。本構成においては、被覆剥ぎ部9が電線E1を把持するサイズの調節可能範囲を超えた規格の電線が架設される場合は、別途、電線E1を把持するサイズの調節可能範囲を変更した被覆剥ぎ部9を準備して取り付ける場合がある。また、被覆剥ぎ部9を保持部6に脱着可能に取り付けられる場合に限定されず、被覆剥ぎ部9を保持部6に固定する場合がある。
図10は、上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置100の使用態様の例を示す概略の図である。上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1の操作方法について、以下に説明する。
準備作業として、第1調節部21のロック部21bを正回転させてロックを外し、架設された電線E1の外径規格や断面積規格に合わせて第1調節部21のダイヤル21aを回動させて受け部7の位置合わせを行い、ロック部21bを逆回転させてロックする。次に、角度調節部23のダイヤル23aのロックを外し、架設された電線E1の外径規格や断面積規格に合わせてダイヤル23aを回動させ被覆剥ぎ刃81の刃先角度を調節して、角度調節部23のダイヤル23aをロックする。このようにして、準備作業が完了する。この例によれば、ダイヤル21aおよびダイヤル23aが、いずれも装置1の正面側に配設されているので、架設された電線E1の外径規格や断面積規格に合わせた調整が容易にできる(図8参照)。
準備作業の後、第1操作棒94を装置100の連結部3に連結し、被覆剥ぎ部9をスライド部8が上側位置で受け部7が下側位置の状態として、架設された電線E1に、本体部5のフレーム2を挿入する(図10参照)。
次に、第1操作棒94の回転力を第1ギヤ11に伝達させて、被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に半回転させて、スライド部8が下側位置で受け部7が上側位置の状態とする。そして、後述するフック付き操作棒によってスライド部8を押し上げて電線E1に近接させて、フック付き操作棒によって第2調節部22を電線E1の締まる側に回転させてスライド部8を受け部7にさらに近づけて、スライド部8と受け部7とで電線E1を把持する状態となるまで電線E1を締め付ける。スライド部8と受け部7とで電線E1を把持する状態のとき、電線E1の絶縁被覆に刃先81aが切り込む位置となる。
そして、第1操作棒94の回転力を第1ギヤ11に伝達させて、被覆剥ぎ刃81が電線E1の絶縁被覆に切り込みを入れながら被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に1回転以上回転させて、電線E1の絶縁被覆を剥ぎ取る。
装置100によって電線E1の絶縁被覆を所定範囲で剥ぎ取って、第1操作棒94の回転力によってスライド部8が下側位置で受け部7が上側位置の状態とし、フック付き操作棒によって第2調節部22を電線E1の緩む側に2~3回転させてスライド部8を受け部7から少し離した状態として、被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に1回転させて電線E1の絶縁被覆を切除する。
装置100によって電線E1の絶縁被覆E1aを剥ぎ取った後、第2調節部22を電線E1の緩む側に2~3回転させてスライド部8を受け部7から離した状態として、フック付き操作棒によって操作レバー52aを下に引いて第2ラチェット52を解除し、スライド部8を受け部7からさらに離した状態とし、架設された電線E1から本体部5を取り外す。
架設電線E1の絶縁被覆が二層以上からなる場合、引き続き、前述のとおり、図3に示すように下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1によって下層被覆E1bを剥ぎ取る。このようにして、電線E1の絶縁被覆剥ぎ取り作業が完了する。
この構成によれば、第1操作棒94の操作によってスライド部8を所定回転させるとスライド部8が架設電線E1の下方位置となり、受け部7に近づく方向にスライド部8を押し上げるなどして摺動させて、第2調節部22によって受け部7とスライド部8とが電線E1を把持するとともに第1回転軸P1の軸心と電線E1の中心線とが一致して回転可能な状態となる。したがって、一つの被覆剥ぎ部9によって架設電線E1の外径が数十ミリメートルの範囲で調節可能となり、且つ、フック付き操作棒によってスライド部8を受け部7に近づく方向に押し上げてスライドさせる簡単な操作で架設電線E1の外径または架設電線E1の下層被覆E1bの外径に合わせた位置合わせができる。
[下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置]
引き続き、本実施形態の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1について、以下に説明する。
図1~図3に示すように、本実施形態の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1は、第1ギヤ11が内蔵された本体部5と、第1ギヤ11と共回り可能に連結される被覆剥ぎ部9とを備える。フレーム2は、架設された電線E1を収容する収容空間V1を有する筐体である。第1ギヤ11は、フレーム2に内蔵されており、第1回転軸P1を軸心として回転可能に配設される。ここでは、下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1の本体部5と保持部6とは、上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置100と共用しており、また、受け部7およびスライド部以外の基本構造は、上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置100と同じであるので、基本構造の詳細については、上述の説明どおりである。
下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1における被覆剥ぎ部9は、電線E1の下層被覆E1bに当接可能な溝形状の第1把持面7aが受け部7に形成されている。第1把持面7aは、正面視で「V形状」を呈している。受け部7は、正面視で「V溝形状」となっている。そして、第1把持面7aの長手方向(第1回転軸P1-P1線方向)と平行な方向に所定間隔で凸部7cが突出して配設されている。受け部7は、電線E1の下層被覆E1bに食い込み可能な凸部7cが把持面7aに所定間隔で形成されている。本実施形態では、受け部7は、第1回転軸P1-P1線の軸方向と平行に所定間隔でスリットが設けられて把持面7aと凸部7cとが形成されている。受け部7は、一例として、主要部がアルミニウムからなる。
ここでは、スライド部8の第2把持面8aは、例えば窒化処理等の表面処理が施されており、絶縁被覆剥ぎ取り作業における本体部5の回転時に電線E1との摩擦力の低減を図っている。なお、スライド部8は、電線E1の下層被覆E1bに食い込み可能な凸部が所定間隔で第2把持面8aに形成されている構成としてもよい。
図1と図2の例では、凸部7cが所定間隔で6つ配設されている。なお、上記の構成に限定されず、凸部7cは、2以上5つ以下で配設される場合や、7つ以上配設される場合がある。また、図1のようにスリットが直線状に形成されることで凸部7cが形成される構成に限定されず、スリットが格子状に形成されることで凸部7cが形成される構成の場合がある。
図3は、本実施形態に係る下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1の使用態様の例を示す概略の図である。下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1の操作方法について、以下に説明する。ここで、第1調節部21にダイヤルが付設されている装置1の場合は、準備作業として、ダイヤルのロックを外し、架設された電線E1の下層被覆E1bの外径や断面積に合わせて第1調節部21のダイヤルを回動させて受け部7の位置合わせを行い、ロックする。また、ここで、第1調節部21にダイヤルが付設されていない装置1の場合は、上記の準備作業は不要となる。
準備作業の後、既知の第1操作棒94を装置1の連結部3に連結し、被覆剥ぎ部9をスライド部8が上側位置で受け部7が下側位置の状態として、架設された電線E1に、本体部5のフレーム2を挿入する。第1操作棒94は、ジョイント付き操作棒であり、例えば特許文献3等に記載された従来品が適用できる。
次に、前述の第1操作棒94の回転力を第1ギヤ11に伝達させて、被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に半回転させて、スライド部8が下側位置で受け部7が上側位置の状態とする。そして、後述するフック付き操作棒によってスライド部8を押し上げて電線E1に近接させて、フック付き操作棒によって第2調節部22を電線E1の締まる側に回転させてスライド部8を受け部7にさらに近づけて、スライド部8と受け部7とで電線E1の下層被覆E1bを把持する状態となるまで電線E1を締め付ける。
そして、第1操作棒94の回転力を第1ギヤ11に伝達させて、被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に0.5回転以上回転させて、電線E1の下層被覆E1bを剥ぎ取る。
装置1によって電線E1の下層被覆E1bを所定範囲で剥ぎ取って、第1操作棒94の回転力によってスライド部8が下側位置で受け部7が上側位置の状態とし、フック付き操作棒によって第2調節部22を電線E1の緩む側に2~3回転させてスライド部8を受け部7から少し離した状態として、フック付き操作棒によって操作レバー52aを下に引いて第2ラチェット52を解除し、スライド部8を受け部7からさらに離した状態とし、架設された電線E1から本体部5を取り外す。このようにして、電線E1の下層被覆E1bの剥ぎ取り作業が完了する。
本実施形態によれば、電線E1の下層被覆E1bに凸部7cを食い込ませつつ、把持面7aを当接させて、受け部7とスライド部8とが電線E1の下層被覆E1bを把持するとともに第1回転軸P1の軸心と電線E1の中心線とが一致して回転可能な状態となり、受け部7とスライド部8とを回転させることで下層被覆E1bを剥ぎ取ることができる。
本実施形態によれば、剥ぎ取り刃81が配設されていないので、下層被覆E1bを所定長さに亘って剥ぎ取る際に、芯線を傷つけることがなく、作業者のスキルに頼らなくとも、安定した剥ぎ取り作業が可能となる。
図1や図2に示す例では、保持部6の側で、外部から操作可能な位置に、ロック部21bを備えている。この例では、ロック部21bはカムレバーである。これにより、絶縁被覆剥ぎ取り操作時にダイヤル21aに緩みが生じることを防止できる。また、カムレバーの位置により、ロック状態が一目でわかるので、ロック忘れが防止できる。なお、上記の構成に限定されず、ダイヤル21aとロック部21bとを取り付けない構成としてもよい。
第2調節部22は、第1回転軸P1と直交する第3回転軸P3を軸心として回動可能に、フック付き操作棒と係止可能に配設される第1フック22bを備える。第1フック22bは、ハーフリング形状となっており、第3回転軸P3の軸上に、フック付き操作棒の先端部の第2磁石と吸着し合う第1磁石22aが配設されている。第2調節部22は、例えばアイナットである。この例によれば、作業者は、先端にフックが付いたフック付き操作棒を用いて、装置1から離れた位置で第2調節部22を回転させて調整することができる。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1は、フレーム2の外側で第1ギヤ11と共回り可能に保持部6が連結固定される構成を説明したが、この構成に限定されない。例えば、被覆剥ぎ部9のプレート部をフレーム2の外側で第1ギヤ11と共回り可能に連結固定することが可能である。
また、電線E1の絶縁被覆構成に応じて、現場で、被覆剥ぎ部9をアタッチメントとして付け替えて対応することができる。つまり、一つの装置1で、上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置100と下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置1とを使い分けることができる。
1 下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置
2 フレーム
3 連結部
4 ギヤボックス
5 本体部
6 保持部
7 受け部
7a 第1把持面
7c 凸部
8 スライド部
8a 第2把持面
9 被覆剥ぎ部
11 第1ギヤ
12 第2ギヤ
13 第3ギヤ
21 第1調節部
22 第2調節部
22a 第1磁石
22b 第1フック
23 角度調節部
25 支持板
31 シャフト
32 ギヤ
41 シャフト
42 ギヤ
43 圧縮ばね
51 第1ラチェット
52 第2ラチェット
52a 操作レバー
61 押え部
71 プレート部
81 被覆剥ぎ刃
81a 刃先
91 支持部
92 連結ボルト
93 圧縮ばね
94 第1操作棒
100 上層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置
E1 電線(架設された電線)
E1a 絶縁被覆(上層被覆)
E1b 絶縁被覆(下層被覆)
P1 第1回転軸
P2 第2回転軸
P3 第3回転軸
P4 第4回転軸
U1 切り欠き
V1 収容空間

Claims (8)

  1. 架設された電線を収容する収容空間を有するフレームと、前記収容空間への前記電線の入口となる切り欠きが形成されるとともに第1回転軸を軸心として前記電線の周囲を回動可能に前記フレームに内蔵される第1ギヤと、前記フレームに内蔵され前記第1ギヤを連動させる第2ギヤと、前記第1回転軸と直交する第2回転軸を軸心として操作棒と連結可能に配設される連結部と、前記連結部と前記フレームとに連結固定されて前記操作棒の回転力を前記第2ギヤに伝達するギヤボックスとを有する本体部と、前記第1ギヤと共回り可能に連結される被覆剥ぎ部と、を備え、前記被覆剥ぎ部は、前記収容空間に収容された状態の前記電線に当接可能に配設される受け部と、前記受け部に対して摺動可能で前記受け部と共に前記電線を把持可能に配設されるスライド部と、を有し、
    前記受け部は、前記電線の下層被覆に当接する溝形状の把持面が形成されており、前記電線の前記下層被覆に食い込み可能な凸部が前記把持面に所定間隔で形成されており、かつ、前記第1回転軸の軸方向と平行に所定間隔でスリットが設けられて前記把持面と前記凸部とが形成されていること
    を特徴とする下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  2. 前記本体部は、前記第2ギヤの両側の位置に配設されて前記第2ギヤと噛合する2つの第3ギヤを備え、前記第3ギヤの両方もしくはいずれか一方が前記第1ギヤと噛合すること
    を特徴とする請求項記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  3. 前記本体部は、前記フレーム内に配設されて前記第1ギヤの回転方向が前記被覆剥ぎの進行方向と逆方向の場合に前記第1ギヤの回転を規制する第1ラチェットを備えること
    を特徴とする請求項1または2記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  4. 前記本体部は、前記第1ギヤに連結固定されて前記フレームに沿って回転する保持部を備え、
    前記被覆剥ぎ部が前記保持部に取り付けられること
    を特徴とする請求項1~のいずれか一項記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  5. 前記被覆剥ぎ部は、前記受け部を前記第1回転軸に接離させる方向に移動させて前記受け部の位置を調節する第1調節部を備え、前記第1調節部は、前記スライド部の側と反対側の位置で前記受け部に連結されること
    を特徴とする請求項1~のいずれか一項記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  6. 前記被覆剥ぎ部は、前記スライド部を前記第1回転軸に接離させる方向に移動させて前記スライド部の位置を調節する第2調節部を備え、前記第2調節部は、前記受け部の側と反対側の位置で前記スライド部に連結されること
    を特徴とする請求項記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  7. 前記被覆剥ぎ部は、前記スライド部と前記受け部とを接離可能に連結する中空の支持部と、前記支持部に形成されたザグリ穴に配設されて前記スライド部を前記受け部から離す方向に付勢する圧縮ばねと、前記支持部および前記圧縮ばねを挿通して前記第1調節部と前記第2調節部とを連結する連結ボルトと、を備えること
    を特徴とする請求項記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
  8. 前記受け部は、前記スライド部を摺動させるプレート部と、前記スライド部の進行方向が前記受け部に近づく方向と逆方向の場合に規制する第2ラチェットと、外部から操作可能に前記第2ラチェットに接続される操作レバーと、を備えること
    を特徴とする請求項または記載の下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置。
JP2018087450A 2017-11-09 2018-04-27 下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置 Active JP7001536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201811203711.3A CN109768506A (zh) 2017-11-09 2018-10-16 下层覆层用电线覆层剥除装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017216044 2017-11-09
JP2017216044 2017-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019088180A JP2019088180A (ja) 2019-06-06
JP7001536B2 true JP7001536B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=66763572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018087450A Active JP7001536B2 (ja) 2017-11-09 2018-04-27 下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7001536B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7369050B2 (ja) * 2019-11-05 2023-10-25 マクセルイズミ株式会社 電線被覆剥ぎ取り装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136328A (ja) 2006-11-29 2008-06-12 Kansai Electric Power Co Inc:The 皮剥ぎ装置及びそれを用いた被覆電線の皮剥ぎ工法
JP2009177898A (ja) 2008-01-23 2009-08-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 接地短絡器具
JP2015023596A (ja) 2013-07-16 2015-02-02 日立金属株式会社 ケーブル絶縁体除去工具およびケーブル絶縁体除去方法
WO2017183614A1 (ja) 2016-04-22 2017-10-26 株式会社永木精機 遠隔操作用掛止具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055775Y2 (ja) * 1987-04-30 1993-02-16
JPH02139408U (ja) * 1989-04-21 1990-11-21

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136328A (ja) 2006-11-29 2008-06-12 Kansai Electric Power Co Inc:The 皮剥ぎ装置及びそれを用いた被覆電線の皮剥ぎ工法
JP2009177898A (ja) 2008-01-23 2009-08-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 接地短絡器具
JP2015023596A (ja) 2013-07-16 2015-02-02 日立金属株式会社 ケーブル絶縁体除去工具およびケーブル絶縁体除去方法
WO2017183614A1 (ja) 2016-04-22 2017-10-26 株式会社永木精機 遠隔操作用掛止具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019088180A (ja) 2019-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6837055B2 (ja) 遠隔操作用掛止具
KR101977011B1 (ko) 전선 피박 및 테이핑 기능을 갖는 간접활선용 자동 개폐 피박기 및 이를 이용한 간접활선 전선 피박공법 및 간접활선 전선 테이핑공법
WO2021068590A1 (zh) 一种导线剥皮装置以及导线剥皮系统
JP5631703B2 (ja) ヤットコ用アダプタ
KR101652663B1 (ko) 지중케이블용 수동 피박기 및 그 피박기를 이용한 지중케이블 피박공법
US11258238B2 (en) Wire stripping tool
CN106374396B (zh) 高压电缆剥切装置
JP7001536B2 (ja) 下層被覆用電線被覆剥ぎ取り装置
CA3081186A1 (en) Armored cable stripping tool for cutting the armor in two places
US20100269637A1 (en) Electrical wire tool
GB2153158A (en) Co-axial cable end portion preparation
US4945636A (en) Coaxial cable stripper
JP7105122B2 (ja) 電線被覆剥ぎ取り装置
JP6995303B2 (ja) 被覆剥取装置及びこれを用いた被覆剥取方法
US20080047147A1 (en) Shielded conduit cutting device for small BX electrical cables
JP2807006B2 (ja) 電線切断・接続装置
JP5886346B2 (ja) 電線被覆剥取器
CN104617524B (zh) 剥皮机
KR100966458B1 (ko) 자동 튜브 절단 장치
JP7369050B2 (ja) 電線被覆剥ぎ取り装置
JP2008136328A (ja) 皮剥ぎ装置及びそれを用いた被覆電線の皮剥ぎ工法
CN207732363U (zh) 一种多功能剥线刀
JP2016208792A (ja) 間接活線用切断工具
JP7508074B1 (ja) 駆動ユニット
JP2011120722A (ja) 電気工事用多機能工具及びカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20190801

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7001536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150