JP6837055B2 - 遠隔操作用掛止具 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔操作用掛止具に関し、特に例えば、高圧架線等に用いられる被覆電線の中間部または端部の被覆材を螺旋状に剥ぎ取る被覆剥取装置を備えた遠隔操作用掛止具に関するものである。
架線工事、例えば絶縁材料により被覆された被覆電線の端部や中間部を他の電線と接続する工事においては、被覆電線の接続対象箇所の絶縁被覆を剥ぎ取って下地の芯線を露出させる必要がある。このような被覆電線の絶縁被覆を剥ぎ取る作業は、電線間の接続、電路の分離、電線への機器の接続などを目的とした工事の中で必要となる作業であり、停電を避けて、原則として活線の状態で行われる。したがって、被覆剥取装置を絶縁操作棒に取り付けて地上から遠隔操作して作業を行うことになるが、このような作業に、従来、特許文献1に示されるような、遠隔操作用掛止具に配設された被覆剥取装置が用いられていた。
特開2009−60753号公報
このような先端に被覆剥取装置が配設された遠隔操作用掛止具では、被覆剥取装置の電線保持部および電線収容空間に被覆電線Aを収容するために、被覆電線Aの中心軸線に対してほぼ垂直な方向から遠隔操作用掛止具の先端にある被覆剥取装置(遠隔操作棒)を操作して、回転盤の回転軸心を被覆電線の中心軸線にほぼ平行に位置させた状態で、電線保持部および電線収容空間に被覆電線を導入する必要があった。また、被覆剥取装置を回転駆動させて被覆電線の絶縁被覆を剥ぎ取る過程においても、その状態を維持して被覆電線の中心軸線に対してほぼ垂直な方向から被覆剥取装置(遠隔操作棒)を操作しなければならなかった。
また、空中に架設された被覆電線Aに対して、作業場所に付随する地勢的、空間的制約や安全上の問題から、必ずしも被覆電線Aの中心軸に対して垂直の方向からアプローチすることができない場合もあり、その状況に応じた対応策が別に必要となることもあった。
このような状況下において、遠隔操作用掛止具の電線収容空間内に被覆電線を電線挿脱口より挿入させるとき又は電線収容空間内にある被覆電線を電線挿脱口より出す場合に、
電線収容空間内に被覆電線を出入させるときに電線収容空間の出入り口に設けられた開閉歯車片を直接手で操作することなく、電線挿脱口を塞ぐ開閉歯車片を回転盤に係脱させることが必要となる。
従来、開閉歯車片を回転盤に係脱させるためにプランジャが取り付けられているが、開閉歯車片を開閉する度にプランジャに過大な力がかかり、磨耗することが多く、使用できなくなることがある。
本発明は、上記の課題に鑑みて為されたものであり、耐久性に優れ、比較的簡便に操作できる遠隔操作用掛止具を提供することを目的とする。
この発明の請求項1にかかる遠隔操作用掛止具は、線状体を挿脱自在に収容する線状体収容空間が形成された遠隔操作用掛止具であって、外周の一部を切り欠いて、中央部に線状体収容空間が形成され、切り欠いた部分に線状体挿脱口が形成されてなる回転盤と、該回転盤を回転可能に保持する保持体と、該保持体を支持するとともに、遠隔操作棒の先端に取り付けられる操作棒取付手段と、前記線状体挿脱口に近接した前記回転盤に揺動可能に取り付けられた開閉歯車片とを備え、前記開閉歯車片は、開閉歯車片の回転盤に対向する面と開閉歯車片に対向する回転盤の側面との間に保持付勢部材が設けられ、前記保持付勢部材を構成するコイルばねの一方端が開閉歯車片に固定され且つ他方端が回転盤に固定され、前記開閉歯車片は、前記回転盤に対向する面に固定磁石部が形成され、前記回転盤は、前記開閉歯車片が線状体挿脱口を塞ぐ位置にあるときに開閉歯車片の固定磁石部と対向する領域に固定磁石部が形成され、前記開閉歯車片を保持体の開口部から引き出して線状体挿脱口を開状態としたときに保持付勢部材の捻転した付勢力により開状態で保持することができ、回転盤の回転により開閉歯車片が回転盤の開閉歯車先端収容部に係合し、開閉歯車片の固定磁石部および回転盤の固定磁石部が作動して線状体挿脱口を閉状態に保持することができることを特徴とする、遠隔操作用掛止具である。
この発明の請求項2にかかるこの発明の請求項2にかかる遠隔操作用掛止具は、遠隔操作用掛止具は、線状体収容部に収容された線状体がのびる側に被覆剥取装置を配設され、前記被覆剥取装置は、被覆電線を保持する電線保持部を有する皮剥ぎ具本体と、該皮剥ぎ具本体に案内支持されて前記電線保持部に対して進退動する皮剥ぎ刃とを備え、前記回転盤の回転中心に、前記皮剥ぎ具本体に保持された被覆電線の中心軸が位置するように、前記被覆剥取装置に設けられた装着台座を前記回転盤に設けられた被覆剥取装置保持部へ脱着可能に取り付け、前記遠隔操作棒の回転操作によって前記皮剥ぎ具本体を被覆電線の中心軸回りに回転させることにより、該皮剥ぎ刃を進退動させ、前進位置で前記皮剥ぎ刃を被覆電線の絶縁被覆に喰い込ませ前記皮剥ぎ刃の刃幅で前記絶縁被覆を剥ぎ取ることを特徴とする、請求項1に記載の遠隔操作用掛止具である。
本件の発明によれば、遠隔操作用掛止具は、線状体収容部に収容された線状体がのびる側に被覆剥取装置を配設され、
前記被覆剥取装置は、被覆電線を保持する電線保持部を有する皮剥ぎ具本体と、該皮剥ぎ具本体に案内支持されて前記電線保持部に対して進退動する皮剥ぎ刃とを備え、
前記回転盤の回転中心に、前記皮剥ぎ具本体に保持された被覆電線の中心軸が位置するように、前記被覆剥取装置に設けられた装着台座を前記回転盤に設けられた被覆剥取装置保持部へ脱着可能に取り付け、前記遠隔操作棒の回転操作によって前記皮剥ぎ具本体を被覆電線の中心軸回りに回転させることにより、該皮剥ぎ刃を進退動させ、前進位置で前記皮剥ぎ刃を被覆電線の絶縁被覆に喰い込ませ前記皮剥ぎ刃の刃幅で前記絶縁被覆を剥ぎ取ることができるので、耐久性に優れ、比較的簡便に操作できる遠隔操作用掛止具を提供することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
遠隔操作用掛止具10の線状体挿脱口28を右側にし且つ、被覆剥取装置200を上にし被覆剥取装置保持部400を下にした状態において、上側、下側、右側及び左側という。
本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の概要を説明するための斜視図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための正面図解図である。 図2A−A断面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための背面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための側面図解図である。 回転盤及び開閉歯車片の作動状態を示す正面図解図である。 回転盤及び開閉歯車片の作動状態を示す正面図解図である。 回転盤に開閉歯車片を取り付けた状態の図であり、(A)は正面図解図、(B)は側面図解図、(C)は断面図解図である。 回転盤を示す図であり、(A)は正面図解図、(B)は側面図解図である。 開閉歯車片を示す図であり、(A)は正面図解図、(B)は側面図解図、(C)は背面図解図である。 本発明の実施の形態1に係る被覆剥取装置の構造を説明するための、(a)は正面図解図、(b)は断面図解図である。 本発明の実施の形態に係る被覆剥取装置の構造を説明するための正面図解図(線条体挿脱口が閉の状態)である。 本発明の実施の形態に係る被覆剥取装置の構造を説明するための側面図解図(線条体挿脱口が開の状態)である。 本発明の実施の形態に係る被覆剥取装置の構造を説明するための側面図解図(線条体挿脱口が開の状態)である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための側面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための正面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための側面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の構造を説明するための正面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の使用方法を示す正面図解図である。 本発明の実施の形態に係る遠隔操作用掛止具の使用方法を示す斜視図解図である。
(遠隔操作用掛止具)
本発明の一実施の形態である、遠隔操作用掛止具10は、図1、図13及び図19に示されるように、被覆剥取装置200を装着して構成され、遠隔操作用掛止具10に連結される遠隔操作棒600からの操作によって、被覆剥取装置200を線状体である被覆電線Aの中心軸回りに回転させ、被覆剥取装置200の皮剥ぎ刃216により空中に架線された被覆電線Aの中間部あるいは端部の絶縁被覆B(図15、図17を参照)を皮剥ぎ刃216の刃幅に相当する長さで螺旋状に剥ぎ取るものである。
遠隔操作用掛止具10は、線状体である被覆電線Aを挿脱自在に収容する線状体収容空間26が形成された遠隔操作用掛止具であり、
外周の一部を切り欠いて、中央部に線状体収容空間26が形成され、切り欠いた部分に線状体挿脱口28が形成されてなる回転盤12と、該回転盤12を回転可能に保持する保持体14と、該保持体14を支持するとともに、遠隔操作棒600の先端に取り付けられる操作棒取付手段16と、前記線状体挿脱口28に近接した前記回転盤12に揺動可能に取り付けられた開閉歯車片18とを備える。
前記開閉歯車片18は、前記回転盤12に対向する面に固定磁石部20が形成され、
前記回転盤12は、前記開閉歯車片18が線状体挿脱口28を塞ぐ位置にあるときに、開閉歯車片18の固定磁石部20と対向する領域に固定磁石部22が形成されている。
遠隔操作用掛止具10は、遠隔操作棒600の回動軸630の回転を回転盤12の回転に伝達する回転伝達部24(回転伝達手段)が遠隔操作用掛止具10に連設され、回転盤12には、被覆剥取装置200を着脱可能に装着する被覆剥取装置保持部400が取り付けられている。
前記回転盤12の回転中心に、前記被覆剥取装置200に保持された被覆電線Aの中心軸が位置するように、前記被覆剥取装置200に設けられた装着台座212を前記回転盤12に設けられた被覆剥取装置保持部400へ脱着可能に取り付ける。そして、前記遠隔操作棒600の回転操作によって前記被覆剥取装置200を被覆電線Aの中心軸回りに回転させることにより、該皮剥ぎ刃216を移動させ、前進位置で前記皮剥ぎ刃216を被覆電線Aの絶縁被覆Bに喰い込ませ前記皮剥ぎ刃216の刃幅で前記絶縁被覆Bを剥ぎ取る。
回転盤12は、部分円環状本体120の外周面に後述のピニオン100に噛合する歯122が設けられ、且つ、断面円形である空間が被覆電線Aを収容可能な線状体収容空間26が、中央部に形成され、線状体収容空間26の一方に開口して形成された線状体挿脱口28が形成されてなる、部分円環状の平歯車である。
回転盤12は、回転盤12と同様に開口した形状を有する1対の回転盤保持部30が、開口形状を同一になるようにして、回転盤12の両側面に取り付けられている。
線状体収容空間26の直径および開口部の幅は、被覆電線Aの直径より若干大きく設定されており(回転盤保持部30の場合も同様)、線状体収容空間26は、被覆電線Aを収容するための空間である。
線状体収容空間26の一方に形成された開口部は、被覆電線Aを線状体収容空間26に挿入したり、被覆電線Aを線状体収容空間26から脱離したりすることを可能とする線状体挿脱口28として機能する。
なお、回転盤12を回転可能に保持する保持体14にも、被覆電線Aを挿脱するための線状体挿脱口28たる開口部が設けられている。線状体挿脱口28は、回転盤12の線状体挿脱口28と同様の形状を有しており、保持体14の開口部に回転盤12の線状体挿脱口28が位置したときに、線状体挿脱口28を介しての被覆電線Aの挿脱が可能となる。
回転盤12は、部分円環状本体120の外周に、一定の間隔をおいて歯122が形成されたセクター歯車の一種である。
開閉歯車片18は、部分歯本体130であり、円弧状本体の外周に、一定の間隔をおいて歯132が形成された、部分歯車の一種である。
開閉歯車片18は、回転盤12の外径と同径の円弧状に形成された外周面を有し、その外周面に回転盤12と同一形状の歯132が設けられている。
開閉歯車片18は、線状体挿脱口28を塞ぐための長さを備え、回転盤12と開閉歯車片18とを係止させた状態で、回転盤12と開閉歯車片18とは、ピニオン100に歯合して回転するように、環状輪体に構成されている。
回転盤12は、線状体挿脱口28の近傍に揺動軸32が設けられており、開閉歯車片18がこの揺動軸32の回りに揺動可能に取り付けられている。
回転盤12は、開閉歯車片18の取り付け部分には、開閉歯車片18の取り付けと揺動を可能とするため、回転盤12の一部が切り欠かれることによって段差状の開閉歯車取付部34が形成されている。
また、回転盤12は、開閉歯車片18の先端領域を受け入れ、係合する部分には、開閉歯車片18を受け入れるため、回転盤12の一部が切り欠かれることによって、段差状の開閉歯車先端収容部36が形成されている。
回転盤12と開閉歯車片18とは、開閉歯車片18の先端が回転盤12の線状体挿脱口28側端縁の近傍に係止されて、環状輪体を形成するように構成されている。
回転盤12と開閉歯車片18とは、環状輪体を形成して、その中央に環状空間が形成されて、被覆電線Aを挿入するための真円状貫通孔が形成される。
回転盤12は、線状体収容空間26側に円弧状縁部が形成され、開閉歯車片18は、線状体収容空間26側に円弧状縁部が形成され、回転盤12の円弧状縁部と回転盤12の円弧状縁部とが連なって、真円状の環状空間が形成される。
開閉歯車片18は、開閉歯車取付部34に取り付けられた領域及び開閉歯車先端収容部36に収容された領域においても、回転盤12における開閉歯車片18の取り付け側の表面と略々平面状になる厚さを有する平板状歯車片に形成されている。
回転盤12と開閉歯車片18とは、その歯のピッチ円の径や隣接する歯の間隔は同じであり、回転盤12の歯122と開閉歯車片18の歯132とは、連続して形成されて、ピニオン100に歯合する歯車列が形成されている。
このようにして、開閉歯車片18が回転盤12に係合した状態(線状体挿脱口28が閉状態)では、回転盤12と開閉歯車片18とは、一体の歯車として、ピニオン100により回転駆動されるように構成されている。
保持体14は、回転盤12とピニオン100とを覆うとともに、回転盤12の線状体収容空間26と線状体挿脱口28に対応して切り欠かれ、その開口部(回転盤嵌着穴74)に回転盤保持部30を介して回転盤12を回転可能に保持するものである。
保持体14は、保持部本体60と、保持部本体60に被装される蓋体62とを備え、保持部本体60と蓋体62とは、その正面形状が略々同一である。
保持体14は、被覆電線Aを挿入される略円環状の線状体挿入領域64と被覆剥取装置200を取り付けられる被覆剥取装置取付領域66とを備える。
線状体挿入領域64は、保持体14の上方に形成され、被覆剥取装置取付領域66は、保持体14の下方に形成されている。
保持体14の保持部本体60は、線状体挿入領域64の内部に、回転盤12を収容し回転されることができる回転盤回転空間68が形成され、且つ、線状体収容空間26が形成されるように構成されている。
保持体14の保持部本体60は、その外周縁に沿ってその内側を囲繞するように立設された囲繞壁によって囲まれた、空間を形成されている。
保持体14は、線状体収容空間26に被覆電線Aを挿脱するための線状体挿脱口28を形成する開口縁部70が形成されている。
開口縁部70は、保持部本体60の第1開口縁部70aと、蓋体62の第2開口縁部70bとを備える。
保持体14は、線状体挿入領域64に線状体収容空間26を形成するための線状体収容縁部72が形成されている。
線状体収容縁部72は、開口縁部70に連続して形成された、真円状の貫通孔で構成されている。
線状体収容縁部72は、保持部本体60の第1線状体収容縁部72aと、蓋体62の第2線状体収容縁部72bとを備える。
線状体収容縁部72は、回転盤保持部30を回転自在に保持するための回転盤保持部嵌合穴74を構成する。
第1線状体収容縁部72aは、第1回転盤保持部嵌合穴74aを構成し、第2線状体収容縁部72bは、第2回転盤保持部嵌合穴74bを構成する。
保持体14は、被覆剥取装置取付領域66において、ピニオン100が回転自在に取り付けられている。
保持部本体60は、被覆剥取装置取付領域66に設けられている被覆剥取装置200と連結されるように、ピニオン100が回転するための回転空間が形成されている。
回転盤保持部30は、保持体14の保持部本体60の第1線状体収容縁部72aに嵌合される第1回転盤保持部30aと、保持体14の蓋体62の第2線状体収容縁部72bに嵌合される第2回転盤保持部30bとを備える。
第1回転盤保持部30aと第2回転盤保持部30bとは、略々同一形状であるが、蓋体62の第2線状体収容縁部72bに取り付けられる第2回転盤保持部30bは、被覆剥取装置保持部400が取り付けられる部位が形成されている。
回転盤保持部30は、回転盤12の線状体収容空間26領域に取り付けられる回転盤保持部本体40と、回転盤保持部本体40の周面の外方(回転盤12に取り付く面とは反対側の面)寄りに突設された環状の鍔部42とが形成されている。
回転盤保持部30が回転盤12の側面に取り付けられた状態で、回転盤12の側面と回転盤保持部30の鍔部42との間に環状の凹部44が形成されるように構成されている。
そして、回転盤保持部30は、この環状の凹部44に保持体14の回転盤保持部嵌合穴74を取り巻く縁部が嵌め込まれるように回転盤12の側面に取り付けられ、回転盤12は、保持体14に対して回転可能に嵌着されることになる。このため、回転盤保持部嵌合穴74の直径は回転盤保持部30の外径(鍔部42が形成されていない部分)より若干大きく、また、回転盤保持部30の鍔部42が形成されていない回転盤保持部本体40の幅は、保持体14の厚みより若干広く設定されている。
開閉歯車片18は、開閉歯車片18の揺動軸32側の回転盤12に対向する面と開閉歯車片18に対向する回転盤12の側面(前述の切り欠かれた部分)との間に、線状体挿脱口28に近接した領域で、保持付勢部材80が(保持手段)が設けられている。
保持付勢部材80は、うず巻き状に巻かれたねじりコイルバネで、一方端が開閉歯車片18に固定され且つ他方端が回転盤12に固定されている。
開閉歯車片18を保持体14の開口部から引き出して線状体挿脱口28を開状態とした時(図12及び16に実線で示す状態)には、保持付勢部材80の捻転した付勢力により開状態で保持される。
そして、この開閉歯車片18の先端が回転盤12より離間した状態で線状体挿脱口28が開状態となり、回転盤12の線状体挿脱口28が保持体14の線状体収容空間26の開口部と一致しているため、被覆電線Aを線状体収容空間26に挿入し、収容保持することができる。
また、回転盤12が時計回り方向に回転するとピニオン100に歯合した開閉歯車片18が揺動する。そして、開閉歯車片18が回転盤12の切り欠かれた部分に係合し、固定磁石部20及び固定磁石部22が作動して、線状体挿脱口28を閉状態に保持することができる(図9に二点鎖線で示す状態)。
また、遠隔操作棒600等により開閉歯車片18に外力を加えれば、開状態にすることができる。
さらに、遠隔操作用掛止具10による絶縁被覆Bの剥ぎ取り作業を終えた後に、遠隔操作棒600により被覆剥取装置200を被覆電線Aから離間する方向に引き戻す操作をすると、回転盤12の固定磁石部22と開閉歯車片18の固定磁石部20とが引き離され、開閉歯車片18を揺動させて回転盤12から離脱させ、線状体挿脱口28を開状態とすることができ、これにより線状体収容空間26から被覆電線Aを脱離させることができる。
保持体14の外側面(後述の被覆剥取装置保持部400が取り付けられる側とは反対側)に、電線補助支持部が取り付けられている。
電線補助支持部は、その先端部に被覆電線Aの外径より若干大きく設定された内径を有する半円環部を備え、この半円環部に被覆電線Aを当接させることで、線状体収容空間26に導入しようとする被覆電線Aを誘導したり、線状体収容空間26に収容された被覆電線Aを補助的に支持したりするものであり、また、遠隔操作用掛止具10の回転動作による被覆電線Aのふらつきを抑止するものである。
回転伝達部24は、断面視L字状の形状を有する支持台160と、支持台160の底辺部160aの下方に取り付けられた支持筒172と、互いに直交して噛合する第1ベベルギア164と第2ベベルギア166と、第1ベベルギア164の軸心に接続される連結回転軸170と、これらの構成部品を覆う側面視直角三角形状のカバー178とを備え、さらに、保持体14の内部に、第2ベベルギア166と同軸に設けられたピニオン100を備えて構成されている。
支持筒172は、その筒状体の内部に遠隔操作棒600の先端部を受け入れることにより、被覆剥取装置200を遠隔操作棒600によって支持するためのものである。
第1ベベルギア164は、支持台160の底辺部160aの中央に形成された穴に回転可能に軸支され、ギア部164aが支持台160の底辺部160aの上方に配されている。また、第2ベベルギア166は、支持台160の側辺部160b中央に形成された穴に回転可能に軸支され、ギア部166aが支持台160の側辺部160bの側方に配されて第1ベベルギア164のギア部164aに噛合するとともに、ギア部166aと反対側の軸心部166bが支持台160の側辺部160bから突出して保持体14内を挿通し、その軸心部166bにピニオン100が取り付けられている。連結回転軸170は、支持筒172の中心軸上に位置して配され、上端が第1ベベルギア164の軸心部172bに接合されるとともに、下端には遠隔操作棒600の回動軸と係合するために断面視六角形状の頭部174が設けられている。
遠隔操作棒600としては、手元のハンドルを回転操作することにより、その回転が支持筒172及び第2ベベルギア166を介してピニオン100の回動軸に伝達される、周知の遠隔操作棒600が用いられる。
支持筒172に遠隔操作棒600の先端を差し込むことにより、連結回転軸170(頭部174)に遠隔操作棒600の回動軸630の先端部を連結させ、被覆剥取装置200を遠隔操作棒600の先端に支持することができる。そして、この状態で、遠隔操作棒600手元のハンドルを回転操作することにより、連結回転軸170を回転させ、連結回転軸170に接合された第1ベベルギア164とこれに噛合する第2ベベルギア166とを回転させ、さらに第2ベベルギア166と同軸に取り付けられたピニオン100を回転させ、ピニオン100に噛合する回転盤12およびそれに回転盤保持部30を介して取り付けられた被覆剥取装置200を回転させることができる。

(被覆剥取装置)
被覆剥取装置200は、線状体収容空間26に収容された線状体たる被覆電線Aがのびる側に被覆剥取装置200を配設されている。
被覆剥取装置200の構成について、主として図11ないし図18に基づいて説明する。
以下の説明において、後述の操作リング210が電線保持部材(上保持部材202、下保持部材204)の上方に位置し、遠隔操作棒600の先端を差し込む側が下方に位置する状態で上下方向を説明する。
被覆剥取装置200は、被覆電線Aを保持する電線保持部206を有する皮剥ぎ具本体(上保持部材202及び下保持部材204)と、該皮剥ぎ具本体に案内支持されて前記電線保持部に対して移動する皮剥ぎ刃216とを備える。
被覆剥取装置200は、遠隔操作用掛止具10に(具体的には、後述の被覆剥取装置保持部400に)着脱可能に装着することができるように構成されている。
被覆剥取装置200は、対向配置した上保持部材202と下保持部材204の対向面にそれぞれ断面半円形状の電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aが形成されており、図示するように、上保持部材202と下保持部材204との対向面を閉じたとき、電線保持凹部202aと電線保持凹部204aとにより形成される断面円形の電線保持部206に被覆電線Aの中間部を収容保持することができる。
なお、本実施の形態では、被覆剥取装置200として、上保持部材202と下保持部材204に、それぞれ内径が異なる2つの電線保持凹部202aと電線保持凹部204aが形成されたものを例示しているが、構成ならびに機能の面では両者同じである。被覆剥取装置200は、垂直軸回りに180°回転させて被覆剥取装置保持部400に装着することにより、被覆剥ぎ取り作業の対象となる被覆電線Aに対応した電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aを後述の被覆剥取装置200の線状体収容空間26に対向配置することで、その電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aを使用することができる。
以下の説明では、特に断らない限り、この作業対象となる被覆電線Aに対応した電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aを線状体収容空間26に対向配置した状態で装着した被覆剥取装置200について説明する。
なお、被覆剥取装置200は、上保持部材202と下保持部材204に、それぞれ1つの電線保持凹部202a又は電線保持凹部204aが形成されたものであってもよい。
上保持部材202と下保持部材204とは、各上保持部材202及び下保持部材204の中央部に設けられたねじ穴202b及びねじ穴204bに螺合される雄ねじ208aを有する進退軸208(螺軸)によって連結され、この進退軸208の一方の端部(図では上端部)には上方に円環部210aを有する操作リング210が取り付けられている。
進退軸208の雄ねじ208aは、進退軸208の上下方向の中間位置208cを挟んだ上方部分(上保持部材202のねじ穴202bに螺合する部分)と下方部分(下保持部材204のねじ穴202bに螺合する部分)とでは、互いに逆方向の螺旋状に形成されている。
したがって、この操作リング210(円環部210a)を一方向に回転させると、上保持部材202と下保持部材204とを互いに接近する方向に移動させて、双方の上保持部材202と下保持部材204との間の対向間隔を狭めることができ、逆に、他方向に回転させると、上保持部材202と下保持部材204とを互いに離間する方向に移動させて、双方の上保持部材202と下保持部材204との間の対向間隔を広げることができる。
また、進退軸208の他方の端部(図では上端部)は装着台座212の中央部に設けられた貫通穴212aを貫通し、その端部に取り付けたナット材208bとの間では雄ねじ208aに螺合していないため、装着台座212は進退軸208の回転に拘束されることなく進退軸208端部に係留されている。さらに、上保持部材202と下保持部材204の雌ねじ穴202b,ねじ穴204bに近接した位置に各上保持部材202及び下保持部材204を貫通する1対のガイド穴202c及びガイド穴204cが設けられ、装着台座212から起立する1対のガイド軸214がこれらの1対のガイド穴202c,ガイド穴204cを貫通している。このような構成により、上保持部材202と下保持部材204とは、進退軸208の回転により位置ずれを起こすことなく、装着台座212下面から所定寸法離れた進退軸208の中間位置208cを挟んで、その対向間隔を狭めたり、広げたりすることができる。
そして、電線保持部材(上保持部材202、下保持部材204)の上方に操作リング210が位置する状態では、電線保持部206の中心が回転盤12の回転軸心上にあり、上保持部材202と下保持部材204との対向間隔を広げ、後述の開閉歯車片18を開いて線状体挿脱口28を開の状態とすれば、電線保持部206および線状体収容空間26に被覆電線Aを導入することができる。
次に、電線保持部206および線状体収容空間26に被覆電線Aを導入した状態から、操作リング210が電線保持部206の下方に位置するように被覆剥取装置200を略180°回転させ、先端にフックを有する周知の開閉操作棒650を用いて、この操作リング210の円環部210aにフックを差し込み、一方向(本実施の形態では、下方から見て時計方向)に回転させると、上保持部材202と下保持部材204とをそれぞれ上動、下動させて双方の上保持部材202と下保持部材204との間の対向間隔を狭めることができ、導入した被覆電線Aを電線保持部206内に収容保持することができる。
さらに、被覆剥ぎ取り作業を終えた後、操作リング210の円環部210aに開閉操作棒650のフックを再度差し込み、他方向(本実施の形態1では、下方から見て反時計方向)に回転させると、上保持部材202と下保持部材204とをそれぞれ下動、上動させて双方の上保持部材202と下保持部材204との間の対向間隔を広げることができ、開閉歯車片18を開いて線状体挿脱口28を開の状態とすれば、収容していた被覆電線Aを電線保持部206および線状体収容空間26から脱離させることができる。
上下の各上保持部材202と下保持部材204との対向面にそれぞれ形成された電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aの内周面には、双方の対向面を閉じた状態で電線保持凹部202aと電線保持凹部204aとの間で連続するように螺旋状の送り出し突起202d及び送り出し突起204dが形成されている(図11及び図12を参照)。
そして、各上保持部材202及び下保持部材204には、皮剥ぎ刃216を取り付けるための取付開口218が設けられ、皮剥ぎ刃216は、その刃先216aがこの取付開口218から所定寸法だけ電線保持部206内に突出し、下保持部材204の外側面から電線保持部206の中心方向に向けて所定角度傾斜させた状態で、かつ、送り出し突起202d,送り出し突起204dの螺旋傾斜に対応する傾斜角度(所定の前進角)をもって上保持部材202に取り付けられている。
また、皮剥ぎ刃216により剥ぎ取られた絶縁被覆Bは、この取付開口218を通じて外部に排出される。
ここで、電線保持部206内に突出する寸法(上記の所定寸法)と電線保持部206中心方向に向けての傾斜角度(上記の所定角度)は、被覆電線Aの芯線Cの外径や絶縁被覆Bの厚さに対応して決められ、皮剥ぎ刃216の刃先216aを被覆電線Aの芯線Cと絶縁被覆Bとの境界部に向けて、その接線方向から進出させる(絶縁被覆に食い込ませる)ように設定することのできる寸法であり、角度である。
また、送り出し突起202d及び送り出し突起204dは、絶縁被覆Bの外表面に係合し、被覆剥取装置200が被覆電線Aの中心軸回り(図18において時計方向)に1回転するのに伴い、被覆電線Aを送り出し突起202d及び送り出し突起204dのピッチで図17の左方に送り出すことができる。そして、皮剥ぎ刃216の刃先216aがこの送り出し突起202d及び送り出し突起204dの螺旋傾斜に対応する前進角(送り出されてくる被覆電線Aに向かっていく方向に傾斜された角度)をもって取り付けられているため、刃先216aが剥ぎ取った絶縁被覆Bは、刃先216aの後方(刃先216aの刃幅方向に垂直な方向)に向けて、取付開口218から排出されることになる。
装着台座212は、上保持部材202の上方に設けられ、被覆剥取装置200を後述の被覆剥取装置保持部400に着脱可能に装着するためのものであり、その側方の面(図12で右方)に係合穴212bが設けられ、その前方の面(図12で手前方)に装着穴212cが設けられている。
係合穴212bおよび装着穴212cには、それぞれ後述の被覆剥取装置保持部400の係合突起412d及び装着ピン412eが嵌め込まれることにより、被覆剥取装置200を被覆剥取装置保持部400に装着固定する。

(被覆剥取装置保持部)
さらに、回転盤保持部30の一方の外側面に、ネジ止めにより取り付けられている被覆剥取装置保持部400の構成について、主として図1ないし5に基づいて説明する。
被覆剥取装置保持部400は、この被覆剥取装置保持部400を回転盤保持部30の外側面に取り付けられる取付部410を有している。
取付部410は、回転盤保持部30に近い一方端が回転盤保持部30の外側面にねじで固定されるとともに、他方端に被覆剥取装置装着部412が形成されている。
被覆剥取装置装着部412は、回転盤12の回転軸とほぼ平行な方向に長辺を有する長方形状の装着部底板412aと、その先端側(回転伝達部24(回転伝達手段)から離れる側)の長辺の前後両側から立ち上げられた1対の装着部側板412bと、装着部底板412aの回転伝達部24(回転伝達手段)側の短辺から立ち上げられた装着部取付板412cとを有し、装着部側板412bと装着部取付板412cとで囲まれた装着部底板412a上の領域に被覆剥取装置200の装着台座212が着脱可能に保持される。
装着部取付板412cの下方には、装着部取付板412cの内側(装着台座212側)に突出する装着ピン412eが設けられ、また、装着部側板412bには貫通孔が穿設され、この貫通孔を挿通して、先端が装着部側板412bの内側(装着台座212側)に突出する方向に付勢された係合突起412dが設けられている。
係合突起412dおよび装着ピン412eは、それぞれ装着台座212の対応する位置に設けられた前述の係合孔212bと装着穴212cに係合するものである。
係合突起412dを付勢力に抗して装着部側板412bから退出するように操作して、装着台座212を被覆剥取装置装着部412に受け入れ、装着ピン412eを係合穴212bに係合させた状態で、さらに、係合突起412dを付勢力によって装着部側板412bから進出するように操作して装着穴212cに係合することにより、被覆剥取装置200(装着台座212)を被覆剥取装置装着部412に装着固定することができる。
また、被覆剥取装置200(装着台座212)を被覆剥取装置装着部412から取り外す場合には、装着ピン412eを付勢力に抗して装着部側板412bから退出するように操作して、単に装着台座212を被覆剥取装置装着部412から引き抜けばよい。
なお、被覆剥取装置保持部400における回転盤12の回転中心から装着部底板412aの上面までの鉛直方向の寸法d(図13を参照)は、被覆剥取装置200における電線保持部206に収容される被覆電線Aの中心軸(すなわち、進退軸208の中間位置208c)から装着台座212の底面までの鉛直方向の寸法と同一に設定されており、さらに、被覆剥取装置保持部400における回転盤12の回転中心から装着部底板412aの中心線までの装着部底板412aの上面に沿った方向の寸法s(図13を参照)は、被覆剥取装置200における電線保持部206に収容される被覆電線Aの中心軸から装着台座212の中心線までの装着台座212の底面に沿った方向の寸法と同一に設定されている。
(刃先)
上下の各上保持部材202,下保持部材204の対向面にそれぞれ形成された電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aの内周面には、図11に下保持部材204側の電線保持凹部202aとして示すように、両電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aに連続するように螺旋状に送り出し突起202d及び送り出し突起204dが形成されている。
下保持部材204には、前記送り出し突起202d及び送り出し突起204dの螺旋傾斜に対応する傾斜角度にして皮剥ぎ刃216が取り付けられ、その刃先が電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aの奥側方向に斜めに向くように構成されている。
この皮剥ぎ刃216は、図11に示すように、上保持部材202と下保持部材204との対向面を閉じたとき、その刃先が電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aに突出するように取り付けられる。
皮剥ぎ刃216の刃先が電線保持凹部202a及び電線保持凹部204a内に突出する突出量は、被覆電線Aの絶縁被覆Bの厚さに対応する。
また皮剥ぎ刃216の刃先近傍には、剥ぎ取られた絶縁被覆Bを外部に排出するための排出口220が上保持部材202と下保持部材204との間に形成されている。
一対の上保持部材202と下保持部材204は、閉位置において内面にほぼ連続した送り出し突起202d及び送り出し突起204dを持った2つの電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aを形成する。
これら2つの電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aは、夫々の内径が相異なり、夫々に適合する直径の被覆電線Aに夫々の送り出し突起202d及び送り出し突起204dが圧接するようになっている。
夫々の送り出し突起202d及び送り出し突起204dは、それらの内径が最小である山頂部202e、204eの幅を小さくしてあり、これら山頂部202e、204eが被覆電線Aの絶縁被覆Bの外周に喰い込んで、被覆電線Aが上保持部材202及び下保持部材204に対して被覆電線Aの長手方向aに滑らないように構成されている。
一方の上保持部材202の夫々の電線保持凹部202aの内面には、刃先が被覆電線Aの芯線Cに接触せずに極僅かな距離を設けて絶縁被覆Bに喰込むように皮剥ぎ刃216が突設されている。
この皮剥ぎ刃216の夫々は、必要に応じ交換可能であり、その突出量は最適な設定値に予め調整可能である。
そして、この皮剥ぎ刃216の夫々の刃先の被覆電線Aの長手方向aの幅(以降刃先幅と称する)は、夫々の電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aの送り出し突起202d及び送り出し突起204dのネジピッチより少しだけ大きく設けられており、これら電線保持凹部202a及び電線保持凹部204aに沿った一対の上保持部材202と下保持部材204の被覆電線A回りの螺旋移動において、剥取り残しがないように構成されている。又、これら上保持部材202と下保持部材204の皮剥ぎ刃216の夫々の刃先近傍には、剥取られた絶縁被覆Bを上保持部材202と下保持部材204の側方へ導出するための排出口220が設けられている。
電線保持凹部202a及びねじ穴202bの側面には、剥ぎ取り後の絶縁被覆Bを導出する窓が設けられていると共に、この窓内に皮剥ぎ刃216が設けられている。この皮剥ぎ刃216は、摺接する被覆電線Aに対して所定の前進角をもって配置されている。図20では、被覆電線Aの絶縁被覆Bが剥ぎ取られ、芯線Cが現れている様子が示されている。
上保持部材202は、皮剥ぎされた絶縁被覆Bが排出口220より排出されてきたときに、排出口220の周辺に巻き付くことを防止するための巻き付け防止部230が形成されている。
巻き付け防止部230は、平面視長方形で横断面L字型の平板状板材で形成され、固着部232を上保持部材202の上面に固定され、防止片部234が上保持部材202の上方に向けて突設されている。
而して、絶縁被覆Bは、防止片部234に突き当たり上方に向けてのびてゆくように進み、巻き付け防止部230により排出口220の周辺等に巻き付くことがない。
(遠隔操作棒600)
本実施形態の遠隔操作棒600は、連結回転軸170を回転させるためのソケット本体610と、前記ソケット本体610を遠隔操作するための絶縁性の回動軸630と、前記回動軸630を回転自在に保持する操作杆632と、ソケット本体610と操作杆632とを連結するための連結アダプター620とから構成されている。
前記回動軸630は、図19に示すように、大径の頭部を備えた円筒形状に形成されており、その内周側中空部は、上端開口から下端開口に向けて、連結回転軸170を保持する連結回転軸保持部が形成されている。
前記連結回転軸保持部は、ソケット本体610の上端開口から下方に所定深さをその横断面形状が正六角形となるように形成されており、その内側面には複数のマグネットが埋め込まれている。そして、連結回転軸170は前記連結回転軸保持部内に挿入された際に、前記マグネットにより磁着保持される。
回動軸630は、操作杆632の中に回転自在に挿通されており、操作杆632を把持しながら、回動軸630を回転させることができるように構成されている。
開閉操作棒650は、図19に示すように、棒状に形成された操作杆652の先端に略U字型のフック654が取り付けられている。
(被覆剥取装置を用いた被覆電線の被覆剥取方法)
次に、図11〜図19を参照して、本発明の被覆剥取装置200を用いた被覆電線Aの被覆剥取方法について、説明する。
先ず、操作棒取付手段16の支持筒172に遠隔操作棒600の先端を挿入し、被覆剥取装置200を支持するとともに、遠隔操作棒600の回動操作手段の先端部を連結回転軸170に連結する。
そして、被覆剥取装置200の上保持部材202及び下保持部材204の電線保持部206および回転盤12の線状体挿脱口28を開の状態(保持付勢部材80により開状態を維持)にして、被覆剥取装置200を空中に架線された被覆電線Aの中間部に接近させ、電線保持部206および線状体収容空間26に被覆電線Aの中間部を収容する。
なお、被覆電線Aの中間部を電線保持部206および線状体収容空間26に収容し終えた後、遠隔操作棒600の操作により回転盤12を回転すれば、線状体挿脱口28を開状態に維持していた固定磁石部20と固定磁石部22とが外れ、開閉歯車片18は保持付勢部材80の付勢力により揺動し、線状体挿脱口28を閉状態にすることができる。
次に、開閉操作棒650の先端のフック654を操作リング210に懸架して、これを回転させることにより進退軸208を回転させ、上保持部材202を電線保持部206に向けて(進退動の上限まで)前進させて、上保持部材202及び下保持部材204(電線保持部206)に保持された被覆電線Aの絶縁被覆Bに皮剥ぎ刃216の刃先216aを喰い込ませる。
次に、遠隔操作棒600の回動操作手段である回動軸630による遠隔操作により連結回転軸170を回転させ、この回転力を回転伝達部24を介して回転盤12に伝達し、回転盤12を回転させる。これに伴い、回転盤保持部30を介して回転盤12に取り付けられた被覆剥取装置200を被覆電線Aの中心軸上にある軸心回りに回転させ、皮剥ぎ刃216がその刃幅で絶縁被覆Bを剥ぎ取ることになる。
また、絶縁被覆Bを剥ぎ取り終えた後、遠隔操作棒600を被覆電線Aから離間する方向に引き戻し操作すると、固定磁石部20と固定磁石部22が離間して、保持付勢部材80の付勢力に抗して、開閉歯車片18が回動して線状体挿脱口28が開き、被覆剥取装置200を被覆電線Aから離脱させることができる。
このような被覆剥取方法では、作業者が行う操作は、(1)遠隔操作棒600を用いて被覆電線Aを被覆剥取装置200の電線保持部206と遠隔操作用掛止具10の線状体収容空間26に収容する操作と、(2)開閉操作棒650を用いて電線保持部206内に収容された被覆電線Aに皮剥ぎ刃216を喰い込ませる操作と、(3)遠隔操作棒600の回動操作手段によって被覆剥取装置200を被覆電線Aの中心軸上にある軸心回りに回転させる操作だけであり、このような簡単な操作によって、空中に架線された被覆電線Aが活線の状態でその絶縁被覆Bを容易に剥ぎ取ることができるため、安全であり、しかも、作業効率が高い。
したがって、このような被覆剥取装置200によれば、空中に架設された被覆電線Aに対して遠隔操作棒600に連結された被覆剥取装置200を地上あるいは作業車上から、被覆電線Aを電線保持部206および線状体収容空間26に収容した後、最も作業しやすい姿勢と角度で遠隔操作棒600の回動操作により回転盤12を回転させるだけで、被覆剥取装置200を被覆電線Aの中心軸回りに回転させることができるため、容易に被覆電線Aの絶縁被覆Bを剥ぎ取ることができる。
以上のように、本発明の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
10 遠隔操作用掛止具
12 回転盤
14 保持体
16 操作棒取付手段
18 開閉歯車片
20 固定磁石部(開閉歯車片)
22 固定磁石部(回転盤)
24 回転伝達部(回転伝達手段)
26 線状体収容空間
28 線状体挿脱口
30 回転盤保持部
30a 第1回転盤保持部
30b 第2回転盤保持部
32 揺動軸
34 開閉歯車取付部
36 開閉歯車先端収容部
40 回転盤保持部本体
42 鍔部
44 凹部
60 保持部本体
62 蓋体
64 線状体挿入領域
66 被覆剥取装置取付領域
68 回転盤回転空間
70 開口縁部
70a 第1開口縁部
70b 第2開口縁部
72 線状体収容縁部
72a 第1線状体収容縁部
72b 第2線状体収容縁部
74 回転盤保持部嵌合穴
74a 第1回転盤保持部嵌合穴
74b 第2回転盤保持部嵌合穴
80 保持付勢部材
100 ピニオン

120 部分円環状本体
122 歯
130 部分歯本体
132 歯

160 支持台
160a 底辺部
160b 側辺部
164 第1ベベルギア
164a ギア部
166 第2ベベルギア
166a ギア部
166b 軸心部
170 連結回転軸
172 支持筒
172b 軸心部
174 頭部
178 カバー

(被覆剥取装置)
200 被覆剥取装置
202 上保持部材
202a,204a 電線保持凹部
202b,204b ねじ穴
202c,204c ガイド穴
202d,204d 送り出し突起
204 下保持部材
206 電線保持部
208 進退軸
208a 雄ねじ
208b ナット材
208c 中間位置
210 操作リング
210a 円環部
212 装着台座
212a 貫通穴
212b 係合穴
212c 装着穴
214 ガイド軸
216 皮剥ぎ刃
216a 刃先
218 取付開口
220 排出口
202e、204e 山頂部
230 巻き付け防止部
232 固着部
234 防止片部

(被覆剥取装置保持部)
400 被覆剥取装置保持部
410 取付部
412 被覆剥取装置装着部
412a 装着部底板
412b 装着部側板
412c 装着部取付板
412e 装着ピン
412d 係合突起

(遠隔操作棒600)
610 ソケット本体
620 連結アダプター
630 回動軸
632 操作杆
650 開閉操作棒
652 操作杆
654 フック

d 寸法
s 寸法

A 被覆電線
B 絶縁被覆
C 芯線


Claims (2)

  1. 線状体を挿脱自在に収容する線状体収容空間が形成された遠隔操作用掛止具であって、
    外周の一部を切り欠いて、中央部に線状体収容空間が形成され、切り欠いた部分に線状体挿脱口が形成されてなる回転盤と、該回転盤を回転可能に保持する保持体と、該保持体を支持するとともに、遠隔操作棒の先端に取り付けられる操作棒取付手段と、前記線状体挿脱口に近接した前記回転盤に揺動可能に取り付けられた開閉歯車片とを備え、
    前記開閉歯車片は、開閉歯車片の回転盤に対向する面と開閉歯車片に対向する回転盤の側面との間に保持付勢部材が設けられ、前記保持付勢部材を構成するコイルばねの一方端が開閉歯車片に固定され且つ他方端が回転盤に固定され、
    前記開閉歯車片は、前記回転盤に対向する面に固定磁石部が形成され、
    前記回転盤は、前記開閉歯車片が線状体挿脱口を塞ぐ位置にあるときに開閉歯車片の固定磁石部と対向する領域に固定磁石部が形成され
    前記開閉歯車片を保持体の開口部から引き出して線状体挿脱口を開状態としたときに保持付勢部材の捻転した付勢力により開状態で保持することができ、回転盤の回転により開閉歯車片が回転盤の開閉歯車先端収容部に係合し、開閉歯車片の固定磁石部および回転盤の固定磁石部が作動して線状体挿脱口を閉状態に保持することができることを特徴とする、遠隔操作用掛止具。
  2. 遠隔操作用掛止具は、線状体収容部に収容された線状体がのびる側に被覆剥取装置を配設され、
    前記被覆剥取装置は、被覆電線を保持する電線保持部を有する皮剥ぎ具本体と、該皮剥ぎ具本体に案内支持されて前記電線保持部に対して進退動する皮剥ぎ刃とを備え、
    前記回転盤の回転中心に、前記皮剥ぎ具本体に保持された被覆電線の中心軸が位置するように、前記被覆剥取装置に設けられた装着台座を前記回転盤に設けられた被覆剥取装置保持部へ脱着可能に取り付け、前記遠隔操作棒の回転操作によって前記皮剥ぎ具本体を被覆電線の中心軸回りに回転させることにより、該皮剥ぎ刃を進退動させ、前進位置で前記皮剥ぎ刃を被覆電線の絶縁被覆に喰い込ませ前記皮剥ぎ刃の刃幅で前記絶縁被覆を剥ぎ取ることを特徴とする、請求項1に記載の遠隔操作用掛止具。
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