JP7000908B2 - 渦電流式金属センサ及び渦電流検出方法 - Google Patents
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Description
その後、図6に示す手順にて渦電流の測定を繰り返し行う(ステップS4)。
なおステップS1の初期補正、ステップS3の強制補正は必須ではなく、要求される仕様に応じて適宜組み合わせても良い。
初期補正を行ったのちに補正及び強制補正を行う場合には、基準コイル(本明細書では第1コイル1)の計測時間を一定とし検知コイル(本明細書では第2コイル2)の計測時間を調整するのが望ましい。
図12は、第1変形例における渦電流式金属センサの構成を示す断面図である。図12において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第1変形例では、基板10の下面に、例えば銅箔のパターン印刷により、第1コイル1と第2コイル2とを、絶縁層を挟んで同軸状に積層させて形成している。また、基板10の上面には、コイルは形成されておらず、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。第1コイル1及び第2コイル2は、電子チップ4及び回路部品5の実装位置の直下に形成されている。よって、渦電流式金属センサの構成の更なる小型化を図ることができる。
図13は、第2変形例における渦電流式金属センサの構成を示す断面図である。図13において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第2変形例では、基板10の一端部の上面に、別部品の空心コイルを実装して第1コイル1を形成し、基板10の一端部の下面に、第1コイル1と同軸をなして、別部品の空心コイルを実装して第2コイル2を形成している。基板10の上面の残りの領域には、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。
図14は、第3変形例における渦電流式金属センサの構成を示す断面図である。図14において、図1及び図2と同一又は同様な部材には同一番号を付している。第3変形例では、基板10の一端部の上面に、別部品の2個の空心コイルを積層実装して第1コイル1及び第2コイル2を形成している。2個の空心コイルは基板上に第2コイル2、第1コイル1の順に積層する。第2コイル2と第1コイル1との間には絶縁層を設ける。基板10の上面の残りの領域には、上述した実施の形態と同様な電子チップ4、回路部品5及びコネクタ3が実装されている。なお、図13に示す構成とは異なり、基板10の下面に、上記のような2個の空心コイルの積層構成をなす第1コイル1及び第2コイル2を形成するようにしても良い。
2 第2コイル
3 コネクタ
4 電子チップ
5 回路部品
6 第1発振回路
7 第2発振回路
10 基板
20 渦電流式金属センサ
30 金属(被検出物)
41 計測部
42 調整部
43 算出部
44 変換部
Claims (14)
- 金属からなる被検出物の渦電流を検出する渦電流式金属センサにおいて、
第1コイルを含んで発振する第1発振回路と、
第2コイルを含んで発振する第2発振回路と、
前記第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振パルス数を計測する計測部と、
前記計測部による前記第1発振回路における発振パルス数の計測時間、及び、前記計測部による前記第2発振回路における発振パルス数の計測時間の少なくとも一方を調整する調整部と、
該計測部にて計測したパルス数の差分を算出する算出部と、
該算出部にて算出した差分を前記被検出物の渦電流に変換する変換部と
を備えることを特徴とする渦電流式金属センサ。 - 前記計測部は、前記第1発振回路における発振パルス数と、前記第2発振回路における発振パルス数とを交互に計測するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の渦電流式金属センサ。
- 前記第1コイル及び第2コイルは、同軸状に配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の渦電流式金属センサ。
- 前記第1発振回路及び第2発振回路の構成部材は、前記第1コイル及び第2コイルを除いて共通であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の渦電流式金属センサ。
- その一面に前記第1コイルが配され、その他面に前記第2コイルが配されている基板を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の渦電流式金属センサ。
- 金属からなる被検出物の渦電流を検出する渦電流検出方法において、
前記被検出物からの距離が互いに異なる第1コイル及び第2コイルを含む組コイルを配置し、
前記第1コイルを含んで発振する第1発振回路の発振パルス数、及び、前記第2コイルを含んで発振する第2発振回路の発振パルス数を夫々計測し、
前記第1発振回路の発振パルス数を計測する第1計測時間、及び、前記第2発振回路の発振パルス数を計測する第2計測時間の少なくとも一方を調整し、
計測した発振パルス数の差分を算出し、
算出した差分を前記被検出物の渦電流に変換することを特徴とする渦電流検出方法。 - 前記第2コイルの前記被検出物からの距離が前記第1コイルの前記被検出物からの距離より短い場合に、前記第2計測時間が前記第1計測時間より相対的に長くなるように前記第1計測時間及び前記第2計測時間の少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項6に記載の渦電流検出方法。
- 金属からなる被検出物の渦電流を検出する渦電流式金属センサにおいて、
前記被検出物の渦電流によりインダクタンスが変化する第1コイルを含んで発振する第1発振回路と、
前記被検出物の渦電流によりインダクタンスが変化する第2コイルを含んで発振する第2発振回路と、
前記第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振パルス数を計測する計測部と、
前記計測部による前記第1発振回路における発振パルス数が所定値となるように計測時間を調整する第1調整部と、
前記第1調整部で調整した前記第1発振回路における発振パルス数の計測時間、及び、前記第2発振回路における発振パルス数の計測時間の少なくとも一方を、所定の環境下にて計測したそれぞれの発振パルス数に基づいて調整する第2調整部と、
前記第1調整部及び前記第2調整部による調整後の計測時間で、前記計測部にて計測した発振パルス数の差分を算出する算出部と、
前記算出部にて算出した差分を前記被検出物の渦電流に変換する変換部と
を備えることを特徴とする渦電流式金属センサ。 - 前記第2調整部は前記第2発振回路における発振パルス数の計測時間を調整することを特徴とする請求項8に記載の渦電流式金属センサ。
- 前記算出部は、前記第1調整部及び前記第2調整部による計測時間の調整後、所定の環境下で、前記計測部にて、前記第1調整部及び前記第2調整部による調整後の計測時間で計測した発振パルス数の差分を算出し、
前記算出部が算出した差分により、前記第1発振回路における発振パルス数、及び、前記第2発振回路における発振パルス数の少なくとも一方を調整する第3調整部
をさらに備えることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の渦電流式金属センサ。 - 前記第3調整部は前記第2発振回路における発振パルス数を調整することを特徴とする請求項10に記載の渦電流式金属センサ。
- 上記所定の環境下は基準金属板を用いて、実現すること
を特徴とする請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の渦電流式金属センサ。 - 金属からなる被検出物の渦電流を検出する渦電流検出方法において、
検知コイル及び基準コイルを同軸上、又は互いの軸が平行でかつ軸方向で重なるようにした組コイルを配置し、
前記基準コイルを含んで発振する基準発振回路の発振パルス数を、予め定めた初期計測時間で計測し、
計測した発振パルス数が所定値となるように、前記初期計測時間を調整した第1計測時間を求め、
求めた前記第1計測時間と同じ時間を第2計測時間に設定し、基準金属板を検知コイル近傍所定位置に配置した後、
前記第1計測時間で前記基準発振回路の発振パルス数、及び前記第2計測時間で前記検知コイルを含んで発振する検知発振回路の発振パルス数をそれぞれ計測し、
計測した2つの発振パルス数に基づいて、前記第1計測時間及び前記第2計測時間の少なくとも一方を調整し、
前記基準金属板が除かれ前記被検出物が存在する環境下で、前記第1計測時間で前記基準発振回路の発振パルス数、及び前記第2計測時間で前記検知発振回路の発振パルス数をそれぞれ計測し、
計測した発振パルス数の差分を算出し、
算出した差分を前記被検出物の渦電流に変換することを特徴とする渦電流検出方法。 - 前記第2計測時間を調整することを特徴とする請求項13に記載の渦電流検出方法。
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