JPH02240560A - ガラス繊維の欠陥検査装置 - Google Patents

ガラス繊維の欠陥検査装置

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Publication number
JPH02240560A
JPH02240560A JP1061400A JP6140089A JPH02240560A JP H02240560 A JPH02240560 A JP H02240560A JP 1061400 A JP1061400 A JP 1061400A JP 6140089 A JP6140089 A JP 6140089A JP H02240560 A JPH02240560 A JP H02240560A
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JP
Japan
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coil
glass fiber
detection
circuit
oscillation
Prior art date
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Pending
Application number
JP1061400A
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English (en)
Inventor
Shuhei Sakaguchi
修平 坂口
Noriaki Sato
典明 佐藤
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Glass Fiber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Glass Fiber Co Ltd filed Critical Nippon Glass Fiber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ガラス繊維の欠陥検査装置に関し、特にガ
ラス繊維糸中に微小な金属片が含まれる欠陥を検出する
のに有用である。
[従来の技術] 従来のこの種のガラス繊維の欠陥検査装置としては、例
えば特開昭60−20138号公報に開示のものや、特
開昭59−214748号公報に開示のものがある。
特開昭60−20138号公報に開示のものは、第6図
に示すように、ガラス繊維糸Gが通過する貫通孔52を
穿設した導波管53と、マイクロ波送信機54と、マイ
クロ波受信機55とを具備してなっており、ガラス繊維
糸中に異物が含まれているときに生じる受信マイクロ波
の波形変化を検知して欠陥を検出している。
特開昭59−214748号公報に開示のものは、第7
図に示すように、ガラス繊維糸Gに近接して設置された
電極62.62と、その電極62゜62間に高周波電界
を与える高周波電源63と、光検出器64とを具備して
なっており、ガラス繊維糸Gに導電性物質が含まれてい
るときに生じる高周波放電の発光を検知して欠陥を検出
している。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のガラス繊維の欠陥検査装置は、構成や取扱い
が複雑となる問題点がある。
例えば第6図に示す装置f51では、数G&のマイクロ
波を用いるため、構成要素が特殊なものとなる上に、マ
イクロ波の漏洩防止などの必要があまた第7図に示す装
置61では、強い高周波電界を与えうる高出力の高周波
電源を要し、さらに、外来光の遮断などが必要となる。
そこで、この発明は、特殊な構成要素を必要とせず、取
扱いも容易なガラス繊維の欠陥検査装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明のガラス繊維の欠陥検査装置は、ガラス繊維に
近接して設置される検出用コイルと、その検出用コイル
を一部に含むか又はその検出用コイルと結合されている
発振回路と、前記検出用コイルに生じる電気的変化を検
出する検出回路とを具備してなることを構成上の特徴と
するものである。
上記構成において「発振回路」の周波数は、数Mh〜数
10MH$が好ましく、さらには10Mk〜50M−が
好ましい。
また上記構成において「検出用コイルに生じる電気的変
化」とは、検出用コイルにおける高周波信号の振幅1周
波数1位相、波形の少なくとも一つの変化を意味するも
のである。
[作用] ガラス繊維の欠陥の代表的なものはガラスモノフィラメ
ント(直径数μ)中に鉄、ニッケル等の金属の微小片(
直径1μ以下から数μ、長さ1關以下から散開)が混入
するものであるが、このような欠陥のある部分が近接し
たときと欠陥のない部分が近接したときとでは検出用コ
イルのインピーダンスが異なってくる。
そこで、この検出用コイルを発振回路の一部とすれば、
発振周波数が異なることとなる。また、この検出用コイ
ルを発振回路の負荷として結合すれば、負荷の大きさが
異なることとなる。
したがって、検出用コイルに生じる電気的変化(振幅1
周波数変化など)を検出回路で検知すれば、ガラス繊維
の欠陥を検出することが出来る。
[実施例] 以下、図に示す実施例によりこの発明を更に詳しく説明
する。なお、これによりこの発明が限定されるものでは
ない。
第1図に示すこの発明の一実施例のガラス繊維の欠陥検
査装置1は、絶縁チューブ2と、その絶縁チューブ2に
巻回された検出用コイル3と、その検出用コイル3に並
列接続されたコンデンサ4と、前記検出用コイル3をそ
の一部として含む発振回路5と、その発振回路5の発振
周波数fを電圧Vに変換するf−V変換回路6と、その
f−V変換回路6の出力電圧Vの変化を検出する検出回
路7とを具備してなっている。
絶縁チューブ2はガラスモノフィラメントを数百本束ね
たガラス繊維糸G(太さ0.1〜1−−)と接触しない
程度の内径を有し仮に接触してもガラス繊維糸Gを傷つ
けない素材のものであり、例えば直径2閤程度のテフロ
ンチューブである。その内部にガラス繊維糸Gが速度S
で通されている。
検出用コイル3とコンデンサ4とは並列共振回路を形成
し、その共振周波数が発振回路5の発振周波数fとなる
f−V変換回路6は入力周波数が高いときは低い出力電
圧を出力し、入力周波数が低いときは高い出力電圧を出
力する。
検出回路7は、前記出力電圧Vの大きさと、その大きさ
が変化する遷移時間と、変化後の一定の大きさが持続す
る持続時間とを検知し、これらから欠陥の有無と欠陥の
長さを判定して出力する。
次に上記欠陥検査装置1の動作を説明する。
ガラス繊維糸Gの欠陥のない部分が検出用コイル3の近
傍を通過しているときの発振周波数をfOとすると、f
−V変換回路6は前記発振周波数fOに対応した出力電
圧VOを出力する。
他方、例えば微小金属片を含んだ欠陥部分が検出用コイ
ル3の近傍を通過すると、検出用コイル3のインダクタ
ンスが増加するので、発振周波数は例えばflに下がり
、f−V変換回路6はその発振周波数f1に対応した出
力電圧V1を出力する。fO>flなので、VO<Vl
である。
欠陥部分が通過してしまうと、もとの発振周波数fOに
戻り、f−V変換回路6は出力電圧■0を出力する。
第2図はこの出力電圧■の時間変化を示したものである
検出回路7は、前記f−V変換回路6の出力電圧v1が
所定のレベル(例えば無視できる最大の欠陥部分が通過
したときの出力電圧v1より僅かに高い電圧値を用いる
ことか出来る)以上であれば、欠陥検出信号を出力する
。また、前記f−V変換回路6の出力電圧がVO−V1
間で変化する遷移時間τOおよび■1の持続時間τ1を
検知し、欠陥部分の長さを算出する。
すなわち、第3図に示すように、ガラスモノフィラメン
トGOの通過速度をSとしくそれはガラス繊維糸Gの通
過速度Sである)とし、検出用コイル3の実効長さ(充
分小さな欠陥部分が通過するときのfOとτ1とを得る
と(τO+τ1)×Sが実効長さになる)をWとし、ガ
ラスモノフィラメントGoに含まれる欠陥部分αの長さ
をDとするとき、 τ0<W/sならば、DζτOXs τ0≧W/sならば、D= (ro+rl)Xsで算出
した欠陥部分の長さDを出ツノする。
上記ガラス繊維の欠陥検査装置1の変形例としては、上
記検出回路7に代えて、f−V変換回路6の出力電圧■
が所定のレベル未満ではLを出力しそのレベル以上では
Hを出力するシュミットトリガ回路とHの持続時間Tを
検知する計数回路とを設け、シュミットトリガ回路から
のH出力を欠陥検出信号として出力すると共に、欠陥部
分の長さDを D#TXs−W で算出して出力するものが挙げられる。
また、他の変形例としては、前記f−V変換回路6の出
力電圧■1の大きさから欠陥部分の大きさをある程度判
定して(例えば数段階に評価して)出力するものが挙げ
られる。
なお、ノイズを避けるために、検出用コイル3の内凹を
金属ケースで覆ってシールドするのが好ましい。
次に第4図はこの発明の他の実施例のガラス繊維の欠陥
検査装置11を示すものである。
このガラス繊維の欠陥検査装置11は、絶縁チューブ1
2と、その絶縁チューブ2に巻回された発振用コイル1
3と、その発振用コイル13に並列接続された発振用コ
ンデンサ14と、前記発振用コイル13および発振用コ
ンデンサ14をその一部として含む発振回路15と、前
記発振用コイル13に磁束を介して結合された検出用コ
イル23と、その検出用コイル23に並列接続されたコ
ンデンサ24と、前記検出用コイル23の誘起電圧の変
化を検出する検出回路27とを具備してなっている。
検出用コイル23は、発振用コイル13に重ねて巻回さ
れてもよいし、発振用コイル13に近接して並べて絶縁
チューブ12に巻回されてもよい。
検出用コイル23とコンデンサ24とは並列共振回路を
構成し、ガラス繊維糸Gの欠陥のない部分が検出用コイ
ル23の近傍を通過しているときの共振周波数をfoと
すると、発振用コイル13から与えられる磁束の周波数
fと検出用コイル23の誘起電圧Eの関係は第5図に示
すようになる。
このため、ガラス繊維糸Gの欠陥のない部分が発振用コ
イル13の近傍を通過しているときの発振回路15の発
振周波数をfOとすると、ガラス繊維糸Gの欠陥のない
部分が発振用コイル13および検出用コイル23の近傍
を通過しているときの検出用コイル23の誘起電圧はE
Oとなる。
欠陥部分が発振用コイル13の近傍を通過すると、発振
用コイル13のインダクタンスが変化するので、発振周
波数「が変化する。すると、第5図から理解されるよう
に検出用コイル23の誘起電圧Eは急激に低くなる。
したがって、検出回路27から欠陥検出信号が出力され
ることとなる。
上記欠陥検出装置11では、発振周波数fがわずかに変
化しても誘起電圧Eが大きく変化するので、小さな欠陥
でも高感度に検出することが出来る。
なお、ガラス繊維糸の場合は上述のように検出用コイル
の中を通過させるのが好ましいが、ガラス繊維布の場合
は検出用コイルの一端の開口の近傍を通過させるのが好
ましい。
[発明の効果] この発明のガラス繊維の欠陥検出装置によれば、G−オ
ーダーのマイクロ波や高出力の高周波電源を必要としな
いから、構成も取扱いも簡単になり、容易にガラス繊維
の欠陥を検出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のガラス繊維の欠陥検出装
置のブロック図、第2図は第1図に示す欠陥検出装置に
おける電圧の時間変化を示すグラフ、第3図は検出用コ
イルの実効長さと欠陥部分の長さの関係を示す概念図、
第4図はこの発明の他の実施例のガラス繊維の欠陥検出
装置のブロック図、第5図は第4図に示す欠陥検出装置
における誘起電圧と周波数の関係を示すグラフ、第6図
は従来のガラス繊維の欠陥検出装置の一例のブロック図
、第7図は従来のガラス繊維の欠陥検出装置の他の一例
のブロック図である。 (符号の説明) 1.11・・・ガラス繊維の欠陥検出装置2.12・・
・絶縁チューブ 3.23・・・検出用コイル 5.15・・・発振回路 7.27・・・検出回路 G・・・ガラス繊維糸 Go・・・ガラスモノフィラメント α・・・欠陥。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ガラス繊維に近接して設置される検出用コイルと、
    その検出用コイルを一部に含むか又はその検出用コイル
    と結合されている発振回路と、前記検出用コイルに生じ
    る電気的変化を検出する検出回路とを具備してなること
    を特徴とするガラス繊維の欠陥検査装置。
JP1061400A 1989-03-14 1989-03-14 ガラス繊維の欠陥検査装置 Pending JPH02240560A (ja)

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JP1061400A JPH02240560A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 ガラス繊維の欠陥検査装置

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JPH02240560A true JPH02240560A (ja) 1990-09-25

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JP1061400A Pending JPH02240560A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 ガラス繊維の欠陥検査装置

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JP (1) JPH02240560A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019144138A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 日立金属株式会社 渦電流式金属センサ及び渦電流検出方法
JPWO2018138850A1 (ja) * 2017-01-26 2019-11-07 株式会社島津製作所 磁性体の検査装置および磁性体の検査方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018138850A1 (ja) * 2017-01-26 2019-11-07 株式会社島津製作所 磁性体の検査装置および磁性体の検査方法
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