JP2018155504A - 誘電率センサ及び誘電率検出方法 - Google Patents

誘電率センサ及び誘電率検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低コストかつ高精度に被検出物の誘電率の変化を検出でき、容易に検知感度を調整できる誘電率センサ、及び、誘電率センサを用いた誘電率検出方法を提供する。【解決手段】被検出物が存在する領域に配された第1コンデンサ11を含んで発振する第1発振回路6と、被検出物が存在しない領域に配された第2コンデンサ12を含んで発振する第2発振回路7と、時間を表す基準時間信号を外部装置から受信する受信部と、第1発振回路6及び第2発振回路7夫々における発振周波数を基準時間信号に基づいて計測する計測部41と、計測部41にて計測した発振周波数の差分を算出する算出部42と、算出部42にて算出した差分を誘電率の変化として変換する変換部43とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、被検出物の誘電率を検出する誘電率センサ、及び、該誘電率センサを用いた誘電率検出方法に関する。
電子写真方式の複写機またはプリンタは、感光体上に形成された静電画像を現像するために使用される現像ユニット内のトナーの濃度または残量を磁気的に検出するトナーセンサを備えている。
例えば、特許文献1においては、被検出物が存在する領域に配された第1コンデンサを含んで発振する第1発振回路と、被検出物が存在しない領域に配された第2コンデンサを含んで発振する第2発振回路とを備え、第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振周波数を計測し、計測した発振周波数の差分を算出して該差分を誘電率の変化として変換して、トナーの濃度または残量を磁気的に検出する誘電率センサが開示されている。
特開2016−176913号公報
上述したような従来の誘電率センサでは、使用しているマイクロコンピュータに内蔵されている発振器のクロック信号に基づいて第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振周波数が一定の時間間隔で計測される。
また、クロックにおいては、いわゆるEMI(放射ノイズ)問題を回避するために、一般には意図的に周波数をランダムに変動させるスペクトラム拡散等が施されている。更に、クロック信号には低周波数の揺らぎ(ジッタ)が存在し微小に周波数が変更する。従って、従来の誘電率センサでは、内蔵クロックを用いて発振周波数を計測しても、正確な計測ができず、誤差が発生するという問題がある。
外部に専用の発振子(発振器)を設け、このクロック信号を基準とする方法もあるが、発振器は高価であるので製品の製造コストが高くなるうえに、製品の構造を複雑にするという問題がある。
また、従来の誘電率センサにおいては、検知感度を調整するために、検知対象物との距離を物理的に変える必要があったが、誘電率センサ、及び誘電率センサが取付られる取付部材に個体差があるため、容易でなかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低コストかつ高精度に被検出物の誘電率の変化を検出できる誘電率センサ、及び、誘電率センサを用いた誘電率検出方法を提供することであり、また容易に検知感度を調整できる誘電率センサを提供することである。
本発明に係る誘電率センサは、被検出物の誘電率を検出する誘電率センサにおいて、前記被検出物が存在する領域に配された第1コンデンサを含んで発振する第1発振回路と、前記被検出物が存在しない領域に配された第2コンデンサを含んで発振する第2発振回路と、時間を表す基準時間信号を外部装置から受信する受信部と、前記第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振周波数を前記基準時間信号に基づいて計測する計測部と、該計測部にて計測した発振周波数の差分を算出する算出部と、該算出部にて算出した差分を誘電率の変化として変換する変換部とを備えることを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、被検出物が存在する領域に配した第1コンデンサを含む第1発振回路の発振周波数と、被検出物が存在しない領域に配した第2コンデンサを含む第2発振回路の発振周波数とを、計測部で計測する。この際、計測部は、外部装置から受信部で受信した基準時間信号に基づいて計測を行う。算出部は、計測部が計測した両発振周波数の差分を算出し、変換部は、算出部が算出した差分を誘電率の変化として変換する。被検出物が多くなると誘電率が大きくなって第1コンデンサの静電容量が増えて、第1発振回路の発振周波数は低下する。よって、夫々の発振回路による発振周波数の差分から誘電率の変化を検出することができる。受信部にて、外部からの基準時間信号を受けることができる。
本発明に係る誘電率センサは、前記第1コンデンサは、前記被検出物が存在する領域に設けられた一対の電極を有し、前記第2コンデンサは、前記被検出物が存在しない領域に設けられた一対の電極を有することを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、被検出物が存在する領域に設けられた一対の電極にて第1コンデンサを形成し、被検出物が存在しない領域に設けられた一対の電極にて第2コンデンサを形成する。
本発明に係る誘電率センサは、前記第1コンデンサは、前記被検出物が存在する領域に設けられた一個の電極を有することを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、被検出物が存在する領域に設けられた一個の電極と外部の仮想電極にて第1コンデンサを形成する。
本発明に係る誘電率センサは、前記基準時間信号は前記外部装置のクロック信号であることを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、被検出物を有する外部装置からの基準時間信号は外部装置のクロック信号であり、計測部は斯かる外部装置のクロック信号に基づいて第1発振回路及び第2発振回路における発振周波数の計測を行う。外部クロック信号を基準時間信号とすることで正確な誘電率を検出することができる。
本発明に係る誘電率センサは、前記基準時間信号は前記外部装置のクロック信号が逓倍された信号であることを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、被検出物を有する外部装置からの基準時間信号は外部装置のクロック信号が逓倍された信号であり、計測部は逓倍されたクロック信号に基づいて第1発振回路及び第2発振回路における発振周波数の計測を行う。クロック信号を逓倍化することで誘電率センサの感度を調整することができる。
本発明に係る誘電率センサは、前記基準時間信号は前記外部装置のクロック信号に基づく、前記計測部による発振周波数の計測期間を表す制御信号であることを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、被検出物を有する外部装置からの基準時間信号は、外部装置のクロック信号に基づく、発振周波数の計測期間を表す制御信号であり、計測部は斯かる制御信号に基づいて第1発振回路及び第2発振回路における発振周波数の計測を行う。外部クロック信号に基づいて精度が高い検出を行うことができる。
本発明に係る誘電率センサは、前記受信部によって受信された基準時間信号に対して逓倍処理を行う処理部を備えることを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、処理部は例えばPLL(Phase Locked Loop)回路を有しており、受信部によって受信された基準時間信号を整数倍にする。クロック信号を逓倍化することで誘電率センサの感度を調整することができる。
本発明に係る誘電率センサは、誘電率の検知感度が調整可能であることを特徴とする。
本発明の誘電率センサにあっては、例えば、受信部によって受信された基準時間信号が処理部にて逓倍処理可能であるから、計測部による発振周波数の計測の頻度(間隔)を変えることができ、誘電率の検知感度を調整できる。
本発明に係る誘電率検出方法は、被検出物の誘電率を検出する誘電率検出方法において、前記被検出物が存在する領域に第1コンデンサを配置するとともに、前記被検出物が存在しない領域に第2コンデンサを配置し、時間を表す基準時間信号を外部装置から受信し、前記基準時間信号に基づいて、前記第1コンデンサを含んで発振する第1発振回路の発振周波数、及び、前記第2コンデンサを含んで発振する第2発振回路の発振周波数を夫々計測し、計測した発振周波数の差分を算出し、算出した差分を誘電率の変化として変換することを特徴とする。
本発明では、小型かつ簡単な構成であっても、より低コストにて、より高精度に被検出物の誘電率を検出することができ、さらに特定の実施形態では容易に検知感度を調整することができる。
本発明の誘電率センサの構成を示す斜視図である。 本発明の誘電率センサの構成を示す断面図である。 本発明の誘電率センサの現像ユニットへの設置例を示す断面図である。 本発明の誘電率センサの機能構成を示すブロック図である。 本発明の誘電率センサの一構成例を示す回路図である。 本発明の誘電率センサの適用例を示す側面図である。 第1コンデンサ,第2コンデンサの電極形状を示す平面図である。 本発明の誘電率センサの動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の誘電率センサの動作を説明するためのフローチャートである。 変形例における誘電率センサの構成の一部を示す断面図である。 プラス電極の形状を示す平面図である。 変形例における誘電率センサの構成を示す分解斜視図である。 変形例における誘電率センサの構成を示す断面図である。 変形例における誘電率センサの適用例を示す側面図である。 図12及び図13に示す構成のセンサと筐体との接続関係を模式的に示す図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1及び図2は、本発明の誘電率センサ20の構成を示す斜視図及び断面図である。
図1及び図2において、10は扁平矩形状の基板である。基板10の一端部の一面(下面)には第1コイル1が形成されている(図2参照)。また、基板10の一端部の他面(上面)には、第1コイル1と同軸をなして、第2コイル2が形成されている。これらの第1コイル1及び第2コイル2は、例えば、基板10への銅箔パターンの印刷により形成される。
基板10の他端部の上面には、他端から一部を突出させてコネクタ3が実装されている。基板10の中央部の上面には、後述する各種の処理を行うマイクロコンピュータからなる電子チップ4が実装されている。さらに、電子チップ4の近傍には、回路部品5が実装されている。
第1コイル1に対応する上部位置に絶縁層21を介して一対の電極11a,11bを有する第1コンデンサ11が設けられており、第2コイル2に対応する上部位置に絶縁層22を介して一対の電極12a,12bを有する第2コンデンサ12が設けられている。コイル及びコンデンサの積層構成により、センサの小型化を図れる。誘電率センサ20は、以上のような構成をなす。
図1及び図2に示す例では、第1コンデンサ11及び第2コンデンサ12をそれぞれ対応する第1コイル1及び第2コイル2の上部に設けているが、第1コイル1及び第2コイル2の側部に第1コンデンサ11及び第2コンデンサ12をそれぞれ設けても良い。この場合には、絶縁層21,22の介装は不要である。
図3は、本発明の誘電率センサ20の現像ユニットへの設置例を示す断面図である。基板10を境界として、現像ユニット内に第1コンデンサ11(検出用)が位置し、現像ユニット外に第2コンデンサ12(参照用)が位置する。なお、図3にあっては、前述した第1コイル1、第2コイル2、コネクタ3、電子チップ4、回路部品5などの図示を省略している。
図4は、本発明の誘電率センサ20の機能構成を示すブロック図である。図4において、図1及び図2と同一または同様な部分には同一の符号を付している。
第1コイル1と第1コンデンサ11とを含んで第1発振回路6が構成されており、第2コイル2と第2コンデンサ12とを含んで第2発振回路7が構成されている。電子チップ4は、第1発振回路6及び第2発振回路7夫々における発振周波数を計測する計測部41と、計測部41で計測した発振周波数の差分を算出する算出部42と、算出部42にて算出した差分を誘電率の変化として変換する変換部43とを機能的に有している。
回路部品5は、例えば、PLL回路を有する処理部50を備えており、処理部50は後述する第5端子(受信部)によって受信された、時間を表す基準時間信号に対して逓倍処理を行うことができる。このように処理部50によって逓倍処理された基準時間信号に基づいて、計測部41は発振周波数の計測を行う。
図5は、本発明の誘電率センサ20の一構成例を示す回路図である。図5において、コイルL1及びコイルL2は夫々、前述した第1コイル1及び第2コイル2に該当し、コンデンサC11及びコンデンサC12は夫々、前述した第1コンデンサ11及び第2コンデンサ12に該当する。また、マイクロコンピュータU1は、前述した電子チップ4に相当する。
コイルL1の一端は、マイクロコンピュータU1の第6端子に接続され、コイルL2の一端は、マイクロコンピュータU1の第3端子に接続されている。コイルL1の他端及びコイルL2の他端はコンデンサC1を介してトランジスタQ1のベースに接続されている。トランジスタQ1のベース、コレクタ間には抵抗R2が設けられ、トランジスタQ1のベース、エミッタ間にはコンデンサC2が設けられている。トランジスタQ1のコレクタは、マイクロコンピュータU1の第2端子に接続されているとともに、抵抗R3を介して接地されている。
コンデンサC11は、コイルL1と並列に設けられており、コンデンサC11の一端はマイクロコンピュータU1の第6端子に接続され、コンデンサC11の他端はコンデンサC1を介してトランジスタQ1のベースに接続されている。コンデンサC12は、コイルL2と並列に設けられており、コンデンサC12の一端はマイクロコンピュータU1の第3端子に接続され、コンデンサC12の他端はコンデンサC1を介してトランジスタQ1のベースに接続されている。
マイクロコンピュータU1の第1端子には、電源電圧Vddの入力端子が接続されている。電源電圧Vddの入力端子は、抵抗R1を介してトランジスタQ1のエミッタに接続されている。抵抗R1とトランジスタQ1のエミッタとの間にはコンデンサC3の一端が接続され、コンデンサC3の他端は接地されている。電源電圧Vddの入力端子と前記第1端子との間にはコンデンサC6の一端が接続され、コンデンサC6の他端は接地されている。マイクロコンピュータU1の第8端子には、接地用の端子が接続されている。
マイクロコンピュータU1の第7端子には、抵抗R4を介して、誘電率に相当する検出電圧Voutを出力する出力端子が接続されている。該出力端子と抵抗R4との間にはコンデンサC7の一端が接続され、コンデンサC7の他端は接地されている。マイクロコンピュータU1の第4端子には、抵抗R6を介して、オフセット制御を行うための制御電圧Vcontを入力する入力端子が接続されている。マイクロコンピュータU1の第4端子と抵抗R6との間にはコンデンサC5の一端が接続され、コンデンサC5の他端は接地されている。
マイクロコンピュータU1の第5端子には、抵抗R5を介して、複写機(外部装置)100のクロック信号出力端子101が接続されている。第5端子と抵抗R5との間にはコンデンサC4の一端が接続され、コンデンサC4の他端は接地されている。複写機100は上述した現像ユニットを有する。
複写機100にはクロック信号を生成する高精度の発振器(図示せず)が内蔵されており、斯かるクロック信号に基づいて各種デジタル処理が行われる。マイクロコンピュータU1が有する発振器が生成するクロック信号に対して一般にはいわゆるEMIの対策としてスペクトラム拡散等が施されている。
本実施の形態に係る誘電率センサ20においては、複写機100の発振器が生成する、スペクトラム拡散等が施されていないクロック信号(以下、基準時間信号ともいう)をマイクロコンピュータU1の第5端子が受信できるように構成されている(第5端子をクロック信号の受信端子(受信部)に割り当てている)。受信した前記基準時間信号に基づいて、計測部41が発振周波数の計測を行う。また、複写機100からマイクロコンピュータU1の第5端子が前記基準時間信号を受信した場合、処理部50が受信した前記基準時間信号の周波数を逓倍する処理を行い、逓倍処理された基準時間信号に基づいて、計測部41が発振周波数の計測を行うように構成しても良い。すなわち、前記基準時間信号は複写機100のクロック信号が逓倍処理された信号であっても良い。なお、斯かる逓倍処理は、上述したように誘電率センサ20にて行われても良く、複写機100にて行われても良い。
図3にあっては、第1コンデンサ11を現像ユニット内に第2コンデンサ12を現像ユニット外に配置するようにしているが、第1コンデンサ11及び第2コンデンサ12の両方を現像ユニット内に配置しても良い。図6は、この場合のコンデンサの配置例を示しており、本発明の誘電率センサの適用例を示す側面図である。
図6にあって、23は模式的に示された現像ユニットの樹脂製の筐体を示しており、筐体23内にトナー(粉体)が収容されている。筐体23内にコンデンサを設ける際に、トナーを検出する検出用の第1コンデンサ11をトナー(粉体)に向かう側に配置し、参照用の第2コンデンサ12をトナー(粉体)と反対側である筐体23の内壁面に配置する。なお、第2コンデンサ12にトナーが接触することを防ぐために、樹脂製のカバーを設けることが好ましい。
図7は、第1コンデンサ11,第2コンデンサ12の電極形状を示す平面図である。第1コンデンサ11は、櫛歯状をなす一対の電極11a,11bを組み合わせて構成され、第2コンデンサ12も同様に、櫛歯状をなす一対の電極12a,12bを組み合わせて構成される。
次に、誘電率検出の動作について説明する。本実施の形態では、現像剤に含まれるトナー単独の誘電率を検出する。図8は、本発明の誘電率センサの動作を説明するためのタイミングチャートである。本実施の形態では、図5のコイルL1及びコンデンサC11(第1コイル1及び第1コンデンサ11)を含んで第1発振回路6が構成され、図5のコイルL2及びコンデンサC12(第2コイル2及び第2コンデンサ12)を含んで第2発振回路7が構成される。
第1発振回路6と第2発振回路7とを、交互に所定時間ずつ発振させ、夫々の発振における発振周波数を、外部装置からの前記基準時間信号を用いて、計測部41が計測する。所定時間は、例えば2msである。この際、図8に示すように、第1発振回路6を発振させてその発振周波数を計測する期間では第2発振回路7を発振させず、また、第2発振回路7を発振させてその発振周波数を計測する期間では第1発振回路6を発振させない。よって、互いに発振の影響を受けることなく、発振周波数を計測するので、その計測値は精度が高い。
また、制御信号を使用する場合には、計測部41による計測の開始タイミング及び終了タイミング(図8の矢印参照)を表す制御信号が前記基準時間信号を用いて生成され、計測部41は斯かる制御信号に応じて第1発振回路6及び第2発振回路7における発振周波数を計測する。
所定時間(例えば2ms)ずつの発振周波数の計測を終了すると、第1発振回路6における(コンデンサC11の静電容量に由来する)計測された発振周波数と、第2発振回路7における(コンデンサC12の静電容量に由来する)計測された発振周波数との差分を算出する。そして、算出した差分を誘電率の変化として変換し、誘電率の変化量を求める。現像ユニットに取り付けられたセンサでは、トナー量の変動を検出する。
また、第1発振回路6を発振させて、その発振周波数を計測する期間では、それ以前の第1発振回路6と第2発振回路7の計測値(例えばA′とB′)の差分を算出し、算出した差分を誘電率の変化として変換し、誘電率の変化量を求めるので、各発振回路の発振周波数の計測開始のタイミングで誘電率の変化量の更新が順次行われる。
図9は、本実施の形態に係る誘電率センサ20の動作を説明するためのフローチャートである。以下においては、説明の便宜上、複写機100のクロック信号を用いる場合を例に挙げて説明する。
先ず、複写機100は自機の発振器が生成するクロック信号を誘電率センサ20に送信し(ステップS101)、誘電率センサ20が斯かるクロック信号を受信する。
一般に、このようなクロック信号は周波数が高い場合が多いので、処理部50は受信されたクロック信号に対して逓倍処理を行う(ステップS201)。しかし、本実施の形態に係る誘電率センサ20はこれに限るものでなく、複写機100にて既に逓倍処理されたクロック信号を受信しても良い。この場合は処理部50による逓倍処理を省いても良い。
本実施の形態に係る誘電率センサ20においては、周波数を異にしたクロック信号を受信することにより、または、処理部50による逓倍処理の整数倍を変えることにより、誘電率の検知感度を調整可能である。
次いで、計測部41は、逓倍処理済みのクロック信号を基準時間信号としてこれに基づいて、第1発振回路6と第2発振回路7とを交互に所定時間ずつ発振させて発振周波数を計測する(ステップS202)。また、算出部42は、第1発振回路6にて計測された発振周波数と、第2発振回路7にて計測された発振周波数との差分を算出する(ステップS203)。更に、変換部43は、算出部42により算出された差分を誘電率の変化として(すなわち電圧出力)変換する(ステップS204)。これによって、複写機100の現像ユニットにおけるトナーの濃度を検出できる。
以降、誘電率センサ20による検出結果は、例えば、複写機100に送信され(ステップS205)、複写機100の表示部(図示せず)等を介して出力される(ステップS102)。
本実施の形態における誘電率センサ20においては、発振周波数の計測の計測時間を変更することができるから、検知感度を容易に調整できる。より詳しくは、複写機100のクロック信号を複写機100にて適宜処理(例えば逓倍)しても良く、複写機100から受信したクロック信号に対して、誘電率センサ20にて逓倍処理を施しても良い。
以上においては、前記基準時間信号が複写機100のクロック信号そのままである場合及び逓倍処理が施されたものである場合について説明したが、本実施の形態はこれに限られるものではない。例えば、前記基準時間信号は複写機100のクロック信号に基づく、計測部41による発振周波数の計測の開始時及び終了時を表す制御信号であっても良い。すなわち、計測部41による発振周波数の計測に用いられる制御信号が、複写機100のクロック信号に基づいて誘電率センサ20または複写機100にて生成されても良い。この場合においても制御信号の開始、終了時間を変更することで検知感度の調整は可能である。
本実施の形態に係る誘電率センサ20は、以上の記載に限るものでない。例えば、複写機100から受信したクロック信号の周波数が所定閾値以上であるか否かを判定する判定部(図示せず)を設け、該判定部によって前記所定閾値以上であると判定された場合のみ斯かる逓倍処理を行うように構成しても良い。
本実施の形態において下記のような利点があげられる。使用されるトナーの種類によっては、トナー濃度の制御範囲が変わる場合がある。この場合、例えばマイクロコンピュータU1の未使用端子を利用して、この未使用端子の電圧レベルを外部から制御することで、トナー濃度の制御範囲を、使用するトナーに適切な範囲になるように調節するオフセット機能を与えることができる。
また近年は、電子写真方式によっては高画質を得るためにトナー自体の粒径も小さくなる傾向にある。また、不要なトナーの量を極力減らして低コスト、軽量化の傾向にあり、結果として検出できる誘電率の変化が小さくなる傾向にある。小さくなった誘電率の変化を正確に検知するためには小さい誘電率の変化に対して増幅等を行って検知感度を大きくする必要がある。しかし、この場合、誘電率の変化に直線性がなくなり、正確な誘電率の検出ができないことがある。本実施の形態によれば、線形補正等のソフトウェアを利用した方法を用いることにより、悪くなった直線性を改善することが可能になり、誘電率の変化を正確に把握できることが可能になる。
なお、図5には一例として端子を8個有するマイクロコンピュータを記載したが、この構成に限定されるものではない。必要な場合には異なる端子数のマイクロコンピュータを使用し誘電率の変化などの情報をシリアル通信などの手段で、上位の制御側に伝達し、また上位側からの制御信号を受けることも可能である。
以下、上述したような手順により、誘電率の変化を検出できる(トナー量の変動を検出できる)原理を説明する。
現像ユニット内に配された第1コンデンサ11(コンデンサC11)は、トナー量の変動に応じて誘電率(静電容量)が変化する。そして、この誘電率(静電容量)の変化に応じて第1発振回路6の発振周波数が変化する。具体的には、誘電率(静電容量)が増えると発振周波数は低減する。なお、トナーは樹脂製であって磁性体ではないので、コイルL1のインダクタンスは変動しない。この第1発振回路6の発振周波数と対照用である第2発振回路7の発振周波数とには、誘電率の変化の程度に応じた分の差異が生じることになる。このように、両発振周波数の差分と誘電率の変化との間には相関関係が存在するので、本発明では、両発振回路の発振周波数の差分に基づいて被検出物の誘電率の変化を検出することが可能である。そして、このようにして被検出物(トナー)の誘電率の変化を検出できるので、検出した誘電率の変化に基づき現像ユニット内のトナー量の変動を検出できる。
ところで、図5に示すような回路構成を有するセンサでは、第1コイルL1と第1コンデンサC11、及び、第2コイルL2と第2コンデンサC12を夫々並列に接続してある。よって、当該コイルの近傍に磁性体が存在する場合には、磁性体とコイルとの相互作用で変化するインダクタンスの変化を透磁率の変化として捉えることも可能であり、被検出物が磁性体の場合には透磁率の変化を検出することも可能である。即ち、一つのセンサにて、透磁率の変化の検出と誘電率の変化の検出とを選択的に行うことが可能である。
上述した実施の形態では、基板10の上下面側にそれぞれ一対ずつの電極を設けて2つのコンデンサを形成するようにしたが、基板10の上下面側にそれぞれ一個ずつの電極を設けて周囲の仮想電極を利用して2つのコンデンサを形成するようにしても良い。以下、このようなコンデンサの構成について変形例として説明する。
図10は、変形例における誘電率センサの構成の一部を示す断面図である。図10において、10は扁平矩形状の基板であり、この基板10は、前述した図1〜図3に示した基板10に該当する。現像ユニット内に位置する基板10の上面には、平面視で図11に示すような櫛歯状をなすプラス電極13(検出用)が形成されている。また、現像ユニット外に位置する基板10の下面には、平面視で同じく図11に示すような櫛歯状をなすプラス電極14(参照用)が形成されている。なお、図10にあっては、前述した第1コイル1、第2コイル2、コネクタ3、電子チップ4、回路部品5などの図示を省略している。
図12及び図13は、変形例における誘電率センサの構成を示す分解斜視図及び断面図であり、図10の構成に、前述した第1コイル1、第2コイル2、コネクタ3、電子チップ4及び回路部品5を加えて図示している。第1コイル1に対応する上部位置に絶縁層21を介してプラス電極13が設けられており、第2コイル2に対応する上部位置に絶縁層22を介してプラス電極14が設けられている。コイル及び電極の積層構成により、センサの小型化を図れる。参照用のコンデンサを構成するプラス電極14は、コンデンサの容量変動を少なくするために、その表面を例えば樹脂等の誘電体で覆うことが好ましい。
図12及び図13に示す例では、プラス電極13及びプラス電極14をそれぞれ対応する第1コイル1及び第2コイル2の上部に設けているが、第1コイル1及び第2コイル2の側部にプラス電極13及びプラス電極14をそれぞれ設けても良い。この場合には、絶縁層21,22の介装は不要である。
このプラス電極13は、近くのマイナス電極と組み合わさって、図5のコンデンサC11に該当する。また、プラス電極14は、近くのマイナス電極と組み合わさって、図5のコンデンサC12に該当する。なお、近くのマイナス電極として、現像ユニットの筐体、プリンタの金属筐体などを使用できる。
図14は、変形例における誘電率センサの適用例を示す側面図である。図14にあって、模式的に示された現像ユニットの樹脂製の筐体23の内壁面に、図12及び図13に示す構成のセンサを、プラス電極13(検出用)がトナー(粉体)に向かう側に位置してプラス電極14(参照用)がトナー(粉体)と反対側に位置するように、配置し、この内壁面と対向する筐体23の内壁面に金属板24を配置している。
プラス電極13及びプラス電極14にはプラスの電位が印加されるので、対向する金属板24にはマイナスの電位が誘起される。ここで、金属板24は接地されていても良いが、接地されていなくてもマイナスの電位は誘起される。ところで、金属板24が無かった場合でも、プラス電極13及びプラス電極14へのプラス電位の印加により、筐体23の表面にマイナスの誘起電位は発生する。ここで、筐体23は接地されていても接地されていなくても良い。
マイナスの電位が誘起される金属板24または筐体23表面は、図12及び図13に示す構成のセンサと直接配線にて接続されているわけではないので、仮想電極といえる。そして、検出用のプラス電極13と仮想電極としての金属板24または筐体23表面とにて検出用のコンデンサは形成され、参照用のプラス電極14と仮想電極としての筐体23表面とにて参照用のコンデンサは形成される。
図15は、このような図12及び図13に示す構成のセンサと筐体23との接続関係を模式的に示す図である。図15は、仮想電極を用いて形成されたコンデンサとコンデンサ以外の回路との接続関係を示している。図15にあって、図5と同一部分には同一符号を付している。図15を回路図で表した場合、図5と同じものとなるが、この場合にコンデンサのマイナス電極は存在しないので、表された回路図は等価回路であるといえる。
なお、筐体23内のトナーが参照用のプラス電極14に接触しないように、プラス電極14の表面を樹脂等の誘電体で覆っても良い。
このような構成をなす変形例であっても、センサのプラス電極と仮想のマイナス電極との間の誘電率がトナー量に応じて変動することを利用して、トナー量の変動を検出できる。なお、誘電率の変化量を求めてトナー量の変動を検出する手順は、前述した図1及び図2に示す構成例の場合と同様である。このように変形例にあっては、プラス電極のみを有するセンサを用い、このプラス電極と仮想電極との間でコンデンサを形成して誘電率の変化(トナー量の変動)を検出できる。
なお、上述した例では、プラス電極14と仮想電極とを用いて参照用のコンデンサを形成することとしたが、参照用のコンデンサについては、一対の電極を用いて形成しても良く、この場合には、図7に示したような一対の電極12a,12bを基板10に配置する。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 第1コイル
2 第2コイル
3 コネクタ
4 電子チップ
5 回路部品
6 第1発振回路
7 第2発振回路
10 基板
11 第1コンデンサ
12 第2コンデンサ
11a,11b,12a,12b 電極
13,14 プラス電極
20 誘電率センサ
41 計測部
42 算出部
43 変換部
50 処理部
100 複写機(外部装置)

Claims (9)

  1. 被検出物の誘電率を検出する誘電率センサにおいて、
    前記被検出物が存在する領域に配された第1コンデンサを含んで発振する第1発振回路と、
    前記被検出物が存在しない領域に配された第2コンデンサを含んで発振する第2発振回路と、
    時間を表す基準時間信号を外部装置から受信する受信部と、
    前記第1発振回路及び第2発振回路夫々における発振周波数を前記基準時間信号に基づいて計測する計測部と、
    該計測部にて計測した発振周波数の差分を算出する算出部と、
    該算出部にて算出した差分を誘電率の変化として変換する変換部と
    を備えることを特徴とする誘電率センサ。
  2. 前記第1コンデンサは、前記被検出物が存在する領域に設けられた一対の電極を有し、前記第2コンデンサは、前記被検出物が存在しない領域に設けられた一対の電極を有することを特徴とする請求項1記載の誘電率センサ。
  3. 前記第1コンデンサは、前記被検出物が存在する領域に設けられた一個の電極を有することを特徴とする請求項1記載の誘電率センサ。
  4. 前記基準時間信号は前記外部装置のクロック信号であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の誘電率センサ。
  5. 前記基準時間信号は前記外部装置のクロック信号が逓倍された信号であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の誘電率センサ。
  6. 前記基準時間信号は前記外部装置のクロック信号に基づく、前記計測部による発振周波数の計測期間を表す制御信号であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の誘電率センサ。
  7. 前記受信部によって受信された基準時間信号に対して逓倍処理を行う処理部を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の誘電率センサ。
  8. 誘電率の検知感度が調整可能であることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の誘電率センサ。
  9. 被検出物の誘電率を検出する誘電率検出方法において、
    前記被検出物が存在する領域に第1コンデンサを配置するとともに、前記被検出物が存在しない領域に第2コンデンサを配置し、
    時間を表す基準時間信号を外部装置から受信し、
    前記基準時間信号に基づいて、前記第1コンデンサを含んで発振する第1発振回路の発振周波数、及び、前記第2コンデンサを含んで発振する第2発振回路の発振周波数を夫々計測し、
    計測した発振周波数の差分を算出し、
    算出した差分を誘電率の変化として変換することを特徴とする誘電率検出方法。
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