JP7000866B2 - 電気コネクタ - Google Patents
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Description
図1~図3を参照して、電気コネクタ1の概要について説明する。図1~図3に示されるように、電気コネクタ1は、リセプタクルコネクタ10(第1コネクタ)と、プラグコネクタ20(第2コネクタ)と、ロック部材30とを備える。リセプタクルコネクタ10は、回路基板50に取り付けられ、回路基板50に電気的に接続されている。プラグコネクタ20は、電気ケーブル60(接続体)に取り付けられ、電気ケーブル60に電気的に接続されている。
図4~図7を参照してリセプタクルコネクタ10について詳細に説明する。リセプタクルコネクタ10は、全体としてY軸方向に沿って延びる長尺状のコネクタであり、回路基板50の主面50sに取り付けられている。そのため、図6及び図7に示されるように、リセプタクルコネクタ10の端部10a(一方のコネクタ端部)及び端部10b(他方のコネクタ端部)は、Y軸方向において互いに対向している。図6及び図7に示されるように、リセプタクルコネクタ10は、シェル11と、ハウジング12と、複数の導電端子13(第1導電端子)とを含む。
次に、図4、図5及び図8~図11を参照し、プラグコネクタ20について詳細に説明する。図8~図11に示されるように、プラグコネクタ20は、シェル21と、ハウジング22と、複数の導電端子23(第2導電端子)と、抜去操作部24とを含む。
図1~図4及び図8~図10を参照し、ロック部材30について詳細に説明する。ロック部材30は、上述したように、リセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ20とが嵌合した嵌合状態を保持するように構成されている。図1~図3に示されるように、例えばロック部材30は、回路基板50の主面50sと対向してY軸方向に沿って延び、プラグコネクタ20に取り付けられている。そのため、図8~図10に示されるように、ロック部材30の端部30a(一方のロック端部)及び端部30b(他方のロック端部)は、Y軸方向において互いに対向している。
次に、図3~図5を参照し、リセプタクルコネクタ10及びプラグコネクタ20の嵌合状態について説明する。リセプタクルコネクタ10及びプラグコネクタ20が嵌合する際には、リセプタクルコネクタ10の収容空間V(図6参照)にプラグコネクタ20の嵌合凸部W(図9参照)が収容される。
次に、図11~図13を参照し、プラグコネクタ20をリセプタクルコネクタ10に嵌合させる手順(以下、「嵌合手順」という。)について説明する。まず、図11に示されるように、分離状態(嵌合前の状態)において、リセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ20とをZ軸方向に互いに対向配置させ、Z軸方向に沿った嵌合方向(図11の矢印DF1方向)にプラグコネクタ20を移動させてリセプタクルコネクタ10に嵌合させる。これにより、リセプタクルコネクタ10の導電端子13の接触部13cとプラグコネクタ20の導電端子23の接触部23cとが互いに電気的に接続される。
次に、図11~図14を参照し、プラグコネクタ20をリセプタクルコネクタ10から抜去する手順(以下、「抜去手順」という。)について説明する。まず、図12及び図13に示されるように、嵌合状態において、ロック部材30の装着状態を解除する。このとき、はじめにロック係合部32及びコネクタ係合部11gの係合を解除し、当該係合が解除された状態において、ロック部材30を、回動軸34を中心に図12及び図13の矢印DR1方向(本体部31をプラグコネクタ20に対して離隔させる方向)に回動させる。具体的には、図12に示されるように、本体部31における端部30a,30b寄りの部分に設けられている解除操作部33を作業者等が指等で持ち上げることにより、ロック係合部32及びコネクタ係合部11gの係合状態からの解除操作及びロック部材30の回動操作を連続して行う。
本実施形態に係る電気コネクタ1は、リセプタクルコネクタ10と、Z軸方向に沿ってリセプタクルコネクタ10に嵌合するように構成され、且つ、Z軸方向と交差(例えば直交)するX軸方向に延びる電気ケーブル60が取り付けられたプラグコネクタ20と、リセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ20とが嵌合した嵌合状態を保持するように構成されたロック部材30とを備える。リセプタクルコネクタ10は、ロック部材30に係合可能な少なくとも一つのコネクタ係合部11gを含む。ロック部材30は、リセプタクルコネクタ10に装着された際に、嵌合状態のプラグコネクタ20をリセプタクルコネクタ10との間で挟む本体部31と、コネクタ係合部11gと係合可能に構成された少なくとも一つのロック係合部32と、本体部31から延びており、コネクタ係合部11gとロック係合部32との間の係合を解除する操作が行えるように構成された少なくとも一つの解除操作部33とを含む。
以上、本開示に係る実施形態について説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。例えば、電気コネクタ1は、回路基板の配線と電気ケーブルとを電気的に接続するための電気コネクタに限定されない。例えば、プラグコネクタ20がX軸方向に延びるフレキシブルプリント基板の配線に電気的に接続されていてもよく、電気コネクタ1は、例えば回路基板の配線同士を電気的に接続する、いわゆる基板対基板用の電気コネクタであってもよい。このように、プラグコネクタ20に接続された接続体がフレキシブルプリント基板である場合においても煽りが生じやすい。電気コネクタ1は、フレキシブルプリント基板の煽りによる外力の作用によっても嵌合状態を維持可能である。
Claims (12)
- 第1コネクタと、
第1方向に沿って前記第1コネクタに嵌合するように構成され、且つ、前記第1方向と交差する第2方向に延びる接続体が接続された第2コネクタと、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合した嵌合状態を保持するように構成されたロック部材とを備え、
前記第1コネクタは、前記ロック部材に係合可能な少なくとも一つのコネクタ係合部を含み、
前記ロック部材は、
前記第1コネクタに装着された際に、前記嵌合状態の前記第2コネクタを前記第1コネクタとの間で挟む本体部と、
前記コネクタ係合部と係合可能に構成された少なくとも一つのロック係合部と、
前記本体部から延びており、前記コネクタ係合部と前記ロック係合部との間の係合を解除する解除操作が行えるように構成された少なくとも一つの解除操作部と、
前記ロック係合部を外方から覆う保護部とを含む、電気コネクタ。 - 前記ロック部材は金属によって構成されている、請求項1に記載の電気コネクタ。
- 前記ロック部材は、前記第2コネクタに対して、前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に沿って延びる回動軸を中心に回動可能に取り付けられており、
前記回動軸は、前記本体部を、前記第2コネクタに対して近接させた位置と前記第2コネクタに対して離隔させた位置との間で回動可能とするように、前記本体部に連結されている、請求項1又は2に記載の電気コネクタ。 - 前記本体部は、前記第3方向に沿って延びる第1側縁と、前記第3方向に沿って延び且つ前記第2方向において前記第1側縁と対向する第2側縁とを含み、
前記回動軸は、前記第2方向において、前記本体部における前記第1側縁寄りに位置しており、
前記解除操作部は、前記第2方向において、前記本体部における前記第2側縁寄りに設けられている、請求項3に記載の電気コネクタ。 - 前記第1コネクタは、前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向において対向する一方のコネクタ端部及び他方のコネクタ端部を含み、
前記ロック部材は、前記第3方向において対向する一方のロック端部及び他方のロック端部を含み、
前記一方のコネクタ端部及び前記他方のコネクタ端部にはそれぞれ、前記コネクタ係合部が設けられており、
前記一方のロック端部及び前記他方のロック端部にはそれぞれ、前記ロック係合部が設けられており、
前記第3方向における前記一方のロック端部寄りの前記本体部の部分及び前記他方のロック端部寄りの前記本体部の部分の少なくとも一方には、前記解除操作部が設けられている、請求項1~4のいずれか一項に記載の電気コネクタ。 - 前記本体部は、前記一方のロック端部及び前記他方のロック端部の間に位置する中央部を含み、
前記中央部の前記第2方向における第1幅は、前記一方のロック端部及び前記他方のロック端部の前記第2方向における第2幅よりも小さい、請求項5に記載の電気コネクタ。 - 前記第1コネクタは、前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に沿って配列された複数の第1導電端子と、第1係止部とを含み、
前記第2コネクタは、前記第3方向に沿って配列された複数の第2導電端子と、前記第1係止部と係止可能に構成された第2係止部とを含み、
前記複数の第1導電端子はそれぞれ、付勢部を含み、
前記嵌合状態において、前記各付勢部は、前記第2係止部を前記第1係止部に押し付けるように構成されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の電気コネクタ。 - 前記第2コネクタは、前記第3方向に沿って延びる第1側壁と、前記第3方向に沿って延び且つ前記第2方向において前記第1側壁と対向する第2側壁とを含み、
前記第2係止部は、前記第2方向における前記第1側壁寄りに配置されており、
前記ロック係合部は、前記第2方向における前記第2側壁寄りに配置されている、請求項7に記載の電気コネクタ。 - 前記第2コネクタは、前記第3方向に沿って延びる第1側壁と、前記第3方向に沿って延び且つ前記第2方向において前記第1側壁と対向する第2側壁とを含み、
前記接続体は、前記第1側壁から前記第2側壁に向かう方向と反対の方向に沿って延び、
前記第2係止部は、前記第2方向における前記第1側壁寄りに配置されている、請求項7又は8に記載の電気コネクタ。 - 前記第2コネクタは、前記嵌合状態の前記第2コネクタを前記第1コネクタから抜去する抜去操作が行えるように構成された抜去操作部をさらに含む、請求項7~9のいずれか一項に記載の電気コネクタ。
- 前記第2コネクタは、前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に沿って延びる第1側壁と、前記第3方向に沿って延び且つ前記第2方向において前記第1側壁と対向する第2側壁とを含み、
前記接続体は、前記第1側壁から前記第2側壁に向かう方向と反対の方向に沿って延び、
前記抜去操作部は、前記第2方向における前記第2側壁寄りに配置されている、請求項10に記載の電気コネクタ。 - 前記第1コネクタは回路基板に電気的に接続されており、
前記第2コネクタは、前記接続体である電気ケーブル又はフレキシブルプリント基板に電気的に接続されている、請求項7~11のいずれか一項に記載の電気コネクタ。
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JP2008112700A (ja) | 2006-10-31 | 2008-05-15 | I-Pex Co Ltd | 電気コネクタ装置 |
JP2011238410A (ja) | 2010-05-07 | 2011-11-24 | I-Pex Co Ltd | 電気コネクタ及び電気コネクタ組立体 |
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