JP7000608B2 - 多重化装置、切替装置、送信システム、および送信方法 - Google Patents
多重化装置、切替装置、送信システム、および送信方法 Download PDFInfo
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Description
冗長系送出システムは本線系送出システムとGOP(Group of Pictures)位相をできるだけ合致させておくこと。また、本線信号よりも2フレーム先行して送出されるポインタスロット情報との整合を考慮して系統切替を行うこと。
MPU(Media Processing Unit)タイムスタンプとMPUの関係の整合性を考慮して切り替えること。
処理内容が変わる場合、冗長切替でバージョン番号が変化しないことを防ぐため、送出側ではバージョン番号変化をさらに行うこと。
系統切替は、なるべく音声がミュートされた状態で行うこと。
図1は、本発明の実施形態の送信方法が適用された送信システムの一例として、TLVパケットを送信するTLVパケット送信システム10の全体構成例を示すブロック図である。
図2は、符号化装置20の構成例を示すブロック図である。
MMT多重化装置30(#1)、30(#2)は、ともに同様な構成をしており、対応する各符号化装置20(#1)、20(#2)によって出力されたMMTPパケット(例えば、映像信号のMMTPパケット、音声信号のMMTPパケット、および字幕のMMTPパケット)や、図示しないEPG(電子番組ガイド)送出装置等から出力されたMMTPパケット形式のデータを多重し、多重化されたMMTPパケットを、同じ系統のスクランブラ50へ出力する。MMT多重化装置30(#1)、30(#2)は、それに加えて、必要に応じて、PAメッセージ等のMMT-SIの内部生成(再構築)をも行う。
スクランブラ50(#1)、50(#2)は、ともに同様な構成をしており、対応する各MMT多重化装置30(#1)、30(#2)から出力されたMMTPパケットに対して、著作権保護のための暗号化を施し、暗号化されたMMTPパケットを、同じ系統のIP多重化装置60へ出力する。なお、暗号化は必須ではないので、スクランブラ50を備えていない場合もある。
図5は、TLV多重化装置70の構成例を示すブロック図である。TLV多重化装置70は、同じ系統のIP多重化装置60から出力されたMMTPパケットから、主系と冗長系との切替点に対応するMMTPパケットを検出し、MMTPパケットを、TLVパケットに変換し、検出された切替点に対応するTLVパケットを生成するための装置である。以下、このようなTLV多重化装置70の構成を説明する。
図8は、冗長切替装置90の構成例を示すブロック図である。
次に、図1のような構成の送信システムの動作について図9~図11のフローチャートを用いて説明する。
Claims (5)
- TLVパケットを送信するための主系と冗長系とを備えた送信システムに適用され、前記主系と前記冗長系とのそれぞれに備えられた多重化装置であって、
前記TLVパケットに変換されるMMTP(MPEG Media Transport Protocol)パケットから、前記主系と前記冗長系との切替点に対応する切替点MMTPパケットを検出する検出部と、
前記MMTPパケットから前記TLVパケットを生成するパケット化部と、
前記TLVパケットにおいて未定義となっているパケット種別のうちの何れかを、前記切替点MMTPパケットとして割り当てることによって、前記切替点に対応するTLVパケットを生成するパケット生成部と、
を備える多重化装置。 - 前記パケット化部によって生成された前記TLVパケットに対して、前記パケット生成部によって前記切替点MMTPパケットとして割り当てられたパケット種別のTLVパケットを挿入する多重部をさらに備えた、請求項1に記載の多重化装置。
- TLVパケットを送信するための主系と冗長系とを備えた送信システムに適用され、前記主系と前記冗長系との切替を実施するための切替装置であって、
入力されたTLVパケットを検出する検出部と、
前記検出部によって検出されたTLVパケットから、前記TLVパケットにおいて未定義となっているパケット種別のうちの何れかが割り当てられた切替点MMTPパケットを識別する識別部と、
前記検出部によって検出された前記TLVパケットに対して、前記識別部による識別結果に基づいて、前記主系と前記冗長系との切替を実施する切替部と、
を備える切替装置。 - TLVパケットを送信するための主系と冗長系とを備えた送信システムであって、
前記主系と前記冗長系とのそれぞれに備えられた多重化装置と、
前記主系と前記冗長系との切替を実施するための切替装置とを備え、
前記多重化装置は、
前記TLVパケットに変換されるMMTP(MPEG Media Transport Protocol)パケットから、前記主系と前記冗長系との切替点に対応する切替点MMTPパケットを検出する第1の検出部と、
前記MMTPパケットから前記TLVパケットを生成するパケット化部と、
前記TLVパケットにおいて未定義となっているパケット種別のうちの何れかを、前記切替点MMTPパケットとして割り当てることによって、前記切替点に対応するTLVパケットを生成するパケット生成部と、
前記パケット化部によって生成された前記TLVパケットに対して、前記パケット生成部によって前記切替点MMTPパケットとして割り当てられたパケット種別のTLVパケットを挿入する多重部と、
前記多重部からのTLVパケットを、前記切替装置へ出力する送信部とを備え、
前記切替装置は、
前記送信部から出力されたTLVパケットを検出する第2の検出部と、
前記第2の検出部によって検出されたTLVパケットから、前記切替点MMTPパケットを識別する識別部と、
前記第2の検出部からのTLVパケットに対して、前記切替点MMTPパケットにおいて、前記主系と前記冗長系との切替を実施する切替部とを備える、送信システム。 - TLVパケットを送信するための主系と冗長系とを備えた送信システムに適用される送信方法であって、
前記主系と前記冗長系とのそれぞれに備えられた多重化装置において、
前記TLVパケットに変換されるMMTP(MPEG Media Transport Protocol)パケットから、前記主系と前記冗長系との切替点に対応する切替点MMTPパケットを検出し、
前記MMTPパケットから前記TLVパケットを生成し、
前記TLVパケットにおいて未定義となっているパケット種別のうちの何れかを、前記切替点MMTPパケットとして割り当てることによって、前記切替点に対応するTLVパケットを生成し、
前記生成された前記TLVパケットに対して、前記切替点MMTPパケットとして割り当てられたパケット種別のTLVパケットを挿入し、切替装置へ出力し、
前記主系と前記冗長系との切替を実施するための前記切替装置において、
前記出力されたTLVパケットを検出し、
前記検出されたTLVパケットから、前記切替点MMTPパケットを識別し、
前記検出されたTLVパケットに対して、前記切替点MMTPパケットにおいて、前記主系と前記冗長系との切替を実施する、ようにした送信方法。
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---|---|---|---|---|
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福原 健志,8K送出システムの開発 ベースバンド/符号化/多重化装置,映像情報メディア学会 2016年年次大会講演予稿集 S1-3,日本,映像情報メディア学会,2016年08月17日 |
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