JP6999133B2 - ストレーナ装置 - Google Patents
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Description
ア.軸線に沿って延び一端が開口され他端が閉塞された収容空間と、上記軸線と交差する方向に延びて上記収容空間に連なる入口通路および出口通路と、を有するボデイと、
イ.筒形状をなし一端が開口され他端が閉塞され、周壁に上記入口通路および上記出口通路にそれぞれ連なる一対の連通口を有し、上記一端の開口を上記収容空間の開口と同じ向きにした状態で、上記収容空間に収容された収容位置と、上記収容空間の開口から突出する突出位置との間で移動可能なケースと、
ウ.上記ケースに収容され、流体の流通を許容しながら、異物を流体から除去する異物除去手段と、
エ.上記収容空間の内周において上記入口通路および上記出口通路と上記開口との間に装着され、上記ケースが上記収容位置に位置した状態と上記突出位置に位置した状態において、上記ケースの外周と上記収容空間の内周との間をシールするシール手段と、
オ.上記ケースの開口を開放可能に封鎖する封鎖手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、第1シールリングにより、ケースが収容空間に収容された状態と突出した状態で、ケース外周と収容空間の内周との間をシールすることができる。第2シールリングにより、ケースを収容位置から突出位置へと移動させる過程でも、ケース外周と収容空間の内周との間をシールすることができる。
上記構成によれば、ケースを安定して支持することができる。
上記構成によれば、ケースを設定された収容位置と突出位置に確実に保持することができ、特にケースの突出位置において第1シールリングによるシール機能を確実に実行することができる。
上記構成によれば、カートリッジを用いることにより、異物除去手段の取り出しと再装着を簡単に行うことができる。
上記構成によれば、ケースおよびカートリッジの構造を簡略化することができる。
上記構成によれば、カートリッジをつまみ部を掴んで簡単にケースから取り出すことができる。
上記構成によれば、カートリッジの全周にわたって流体が流通するので、異物除去効果を高めることができる。
上記構成によれば、ケース蓋により簡単な構造でケースの開口を封鎖でき、外蓋により収容空間の開口端とケースを封鎖することができる。
上記構成によれば、外蓋を外して逆に向け、ケース蓋の係合凸部と外蓋のネジ穴とを螺合させた状態で外蓋を掴みながら引くことにより、ケースを簡単に収容空間から抜き取ることができる。
図1、図6に示すように、ストレーナ装置は、主たる構成要素として、ボデイ10と、ケース20と、異物除去手段30と、ケース20のための封鎖手段40と、ボデイ10とケース20との間のシール手段50と、外蓋60とを備えている。
カートリッジ31の一端が開口し他端が閉塞している。カートリッジ31の開口端がケース20の閉塞端部22に当接し、その閉塞端がケース20の開口端21側に配置されている。カートリッジ31の周壁の図1における下部はケース20の一対の連通口24に対向して配置されている。カートリッジ31の閉塞端にはつまみ部32が突出形成されている。
ケース蓋41がケース20の雌ネジ27に螺合され、シールリング49がケース20の開口端21近傍の内周面に接することにより、ケース20の開口端21が封鎖される。
上記外蓋60がボデイ10の第1突出部11aに螺合され、シールリング55が外蓋60のスカート部内周に接することにより、収容空間13の開口端13aが気密に封鎖されている。
最初に、図2に示すように外蓋60をボデイ10の筒部11から外し、この外蓋60を逆さにしてそのネジ穴62にケース蓋41の係合凸部45を螺合させ、この状態で外蓋60を手で掴んで引く。これにより、ケース20の閉塞端部22に装着されている係止リング26が、収容空間13の奥側収容部13yの第1係止溝16aから外れ、ケース20は収容空間13の開口端13aから軸線L1に沿って引き出される。やがて図2に示すように係止リング26が第2係止溝16bに嵌ることにより、ケース20は設定された突出位置で保持される。
ケース20が突出位置にある時には、入口通路14Aに流入したガスはケース20、カートリッジ31、フィルタ35を通らずに、収容空間13の中間収容部13zを通って出口通路14Bへと向かう。
カートリッジ31’内に円筒形状のフィルタ35が収容されている。フィルタ35の一端部はカートリッジ31’の装着部37に嵌め込まれている。
本発明のストレーナ装置は、ガス以外の流体通路例えば水道管に装着されて、水道管を流れる水から塵埃等の異物を除去するために用いることができる。
11 筒部
12 接続口部
13 収容空間
13y 奥側収容部
14A 入口通路
14B 出口通路
16a 第1係止溝
16b 第2係止溝
20,20’ ケース
22 閉塞端部
24 連通口
25 装着溝
26 係止リング
28 流路構成部
28a 第1部分
28b 第2部分
29 内部通路
30,30’ 異物除去手段
31,31’ カートリッジ
32 つまみ部
35 フィルタ(異物除去材料)
35’ 除湿剤(異物除去材料)
36 円筒部(筒部)
37 装着部
40 封鎖手段
41 ケース蓋
50 シール手段
51 第1シールリング
52 第2シールリング
60 外蓋
Claims (9)
- ア.軸線に沿って延び一端が開口され他端が閉塞された収容空間と、上記軸線と交差する方向に延びて上記収容空間に連なる入口通路および出口通路と、を有するボデイと、
イ.筒形状をなし一端が開口され他端が閉塞され、周壁に上記入口通路および上記出口通路にそれぞれ連なる一対の連通口を有し、上記一端の開口を上記収容空間の開口と同じ向きにした状態で、上記収容空間に収容された収容位置と、上記収容空間の開口から突出する突出位置との間で移動可能なケースと、
ウ.上記ケースに収容され、流体の流通を許容しながら、異物を流体から除去する異物除去手段と、
エ.上記収容空間の内周において上記入口通路および上記出口通路と上記開口との間に装着され、上記ケースが上記収容位置に位置した状態と上記突出位置に位置した状態において、上記ケースの外周と上記収容空間の内周との間をシールするシール手段と、
オ.上記ケースの開口を開放可能に封鎖する封鎖手段と、
を備え、
上記シール手段は、上記入口通路および上記出口通路寄りの第1シールリングと、上記収容空間の開口寄りの第2シールリングとを有しており、
上記ケースが上記収容位置に位置している状態で、上記第1、第2シールリングは、上記ケースの外周において上記連通口と上記ケースの開口との間の領域に接し、
上記ケースが上記突出位置に位置している状態で、上記第1シールリングは上記ケースの閉塞端部の外周に接し、上記第2シールリングは上記ケースの外周において上記連通口と上記ケースの開口との間の領域に接することを特徴とするストレーナ装置。 - 上記収容空間は、上記入口通路および上記出口通路から見て上記収容空間の開口の反対側に延出する奥側収容部を有し、上記ケースは上記収容位置に位置している時に、上記閉塞端部が上記奥側収容部に収容されていることを特徴とする請求項1に記載のストレーナ装置。
- 上記ケースの上記閉塞端部の外周には環状の装着溝が形成され、この装着溝に係止リングが装着されており、
上記奥側収容部の内周には第1係止溝が形成され、上記収容空間の内周において上記第1シールリングと上記入口通路および上記出口通路との間には第2係止溝が形成されており、
上記ケースが上記収容位置に位置している状態では、上記係止リングが上記第1係止溝に係止され、上記ケースが上記突出位置に位置している状態では、上記係止リングが上記第2係止溝に係止されることを特徴とする請求項2に記載のストレーナ装置。 - 上記異物除去手段が、上記ケースに収容され通気性を有する筒状のカートリッジと、このカートリッジ内に収容された異物除去材料と、を有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のストレーナ装置。
- 上記カートリッジは、上記ケースに収容された状態で、その一端が上記ケースの閉塞端部に当接し、上記カートリッジの周壁の一部が上記ケースの上記一対の連通口に臨んでいることを特徴とする請求項4に記載のストレーナ装置。
- 上記カートリッジの閉塞された他端にはつまみ部が突出して形成されていることを特徴とする請求項5に記載のストレーナ装置。
- 上記ケースは、その内部空間において閉塞端部寄りに配置された流路構成部を有し、この流路構成部は、上記一対の連通口の一方に連なるとともに上記ボデイの軸線に向かって延びる第1部分と、この第1部分に連なり上記ボデイの軸線に沿って上記ケースの開口に向かって延びその先端が開口する第2部分とを有し、これら第1部分と第2部分によりL字形の内部通路が形成されており、
上記カートリッジは、筒部とこの筒部の一端に形成された環状の装着部を有し、この装着部が上記流路構成部の上記第2部分の外周に装着されており、この装着状態で上記筒部が上記ケースの周壁から離間していることを特徴とする請求項4に記載のストレーナ装置。 - 上記ボデイは、上記軸線に沿って延びる筒部と、上記筒部の側部から突出して形成された一対の接続口部とを有し、上記一対の接続口部の端面に上記入口通路と上記出口通路がそれぞれ開口しており、
上記ボデイの筒部には、上記収容空間の開口を封鎖する外蓋が螺合されており、
上記封鎖手段は、上記ケースの開口側の端部に螺合されたケース蓋を含むことを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載のストレーナ装置。 - 上記ケース蓋はその外端面に係合凸部を有し、上記外蓋は上記係合凸部と螺合可能なネジ穴を有していることを特徴とする請求項8に記載のストレーナ装置。
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JP2013521429A (ja) | 2010-03-04 | 2013-06-10 | ハイダック フィルターテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | フィルタ装置、及びフィルタ装置のために設けられたフィルタエレメント |
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