JP6998567B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関する。
1つの光源グループを含むローカル照明システムと、ローカル照明システムと異なる無線通信方式であり、他の光源グループを含むリモート照明システムとを有する照明システムが特許文献1に開示されている。この照明システムは、インターネットを含む広域のコンピューティングネットワークにより、ローカル照明システムとリモート照明システムとを通信可能に接続する。
特表2017-502475号公報
このような照明システムでは、ローカル照明システムとリモート照明システムとの通信は、インターネットを介してのみ通信することが可能であり、ローカル照明システムとリモート照明システムとがローカル通信をすることはできていない。このため、ローカル照明システムとリモート照明システムとが互いに異なる通信プロトコルを用いている場合、ローカル照明システムとリモート照明システムとが通信するには、インターネットを介さなくてはならない。これでは、ローカル照明システムとリモート照明システムとの間の通信に時間が掛かってしまう。
そこで、本開示は、インターネットを介することなく、異なる2つのローカルネットワーク間の通信速度を高めることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一態様に係る照明装置は、第1ローカルネットワークを構成する1以上の第1装置と、前記第1ローカルネットワークと異なる第2ローカルネットワークを構成する1以上の第2装置とを接続する照明装置であって、第1通信プロトコルで前記1以上の第1装置と無線通信する第1処理部と、前記第1通信プロトコルと異なる第2通信プロトコルで前記1以上の第2装置と無線通信する第2処理部と、前記第1処理部に前記1以上の第1装置と無線通信させることと、前記第2処理部に前記1以上の第2装置と無線通信させることとを切り替える制御部とを備え、前記制御部は、さらに、前記第1処理部が前記1以上の第1装置から第1情報を受信した場合に、前記第2処理部に前記第2通信プロトコルで前記第1情報を、前記1以上の第2装置宛に送信させ、前記第2処理部が前記1以上の第2装置から第2情報を受信した場合に、前記第1処理部に前記第1通信プロトコルで前記第2情報を、前記1以上の第1装置宛に送信させ、当該照明装置は、前記第1情報及び前記第2情報を取得し、前記第1情報及び前記第2情報に基づく点灯シーンで照明可能である。
本開示によれば、インターネットを介することなく、異なる2つのローカルネットワーク間の通信速度を高めることができる。
図1は、実施の形態1に係る照明システムを示す概略図である。 図2は、実施の形態1に係る照明システムを示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る照明システムの第3照明装置の動作を示す説明図である。 図4は、実施の形態1に係る照明システムの動作を示すシーケンス図である。 図5は、実施の形態1に係る照明システムの動作を示すシーケンス図である。 図6は、実施の形態2に係る照明システムを示すブロック図である。 図7は、実施の形態2に係る照明システムの通信装置の動作を示す説明図である。 図8は、実施の形態2に係る照明システムの動作を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態2に係る照明システムの動作を示すシーケンス図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下、本開示の実施の形態に係る照明装置について説明する。
(実施の形態1)
[構成]
図1は、実施の形態1に係る照明システム1を示す概略図である。図2は、実施の形態1に係る照明システム1を示すブロック図である。
図1に示すように、照明システム1は、無線通信機能を有する、複数の照明装置、第3照明装置30等により構成されている。この照明システム1では、複数の照明装置のうち、互いに隣り合う照明装置が無線通信することで無線通信経路を構築したローカルネットワークを構成している。ローカルネットワークは、隣り合う照明装置に限られず、照明装置の無線通信可能な距離内における所定ホップ数の照明装置の間で構成されていてもよい。ここでいうローカルネットワークとは、照明装置同士で無線通信経路を構築しているネットワークのことをいう。
照明システム1は、第1ローカルネットワーク10と、第2ローカルネットワーク20と、第3照明装置30とを有する。第1ローカルネットワーク10内での通信プロトコルと、第2ローカルネットワーク20内での通信プロトコルとが異なっている場合に、照明システム1では、光の色相、色温度等といった調光制御及び調色制御の1つ又は複数を組み合わせて照明装置が点灯する点灯シーンを示す制御コマンドを、第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20とが共有することを可能にする。
なお、本実施の形態では、第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20とが通信装置30を介して無線通信で接続しているが、第1ローカルネットワーク10の代わりに1のメッシュネットワークである第1メッシュネットワークを用いてもよく、第2ローカルネットワーク10の代わりに他のメッシュネットワークである第2メッシュネットワークを用いてもよい。
[第1ローカルネットワーク]
第1ローカルネットワーク10は、1以上の第1照明装置11により構成され、第2ローカルネットワーク20と異なるローカルネットワークである。1以上の第1照明装置11のうちの一部は、第3照明装置30と無線通信可能に接続されている。各々の第1照明装置11は、各々の第1照明装置11を操作することが可能な通信端末機と通信可能である。第1ローカルネットワーク10では、第1通信プロトコルの無線通信方式にて、各々の第1照明装置11間で無線通信している。本実施の形態では、第1通信プロトコルは、ZigBee通信である。第1照明装置11は、第1装置の一例である。なお、第1装置は、照明装置に限定しなくてもよく、エアコン、プリンタ、スマートフォン等の装置であってもよい。
各々の第1照明装置11は、例えば、シーリングライト、ダウンライト等であり、天井、壁等の造営材に設置される。各々の第1照明装置11は、第1発光モジュール111と、第1通信部114と、第1照明制御部112と、第1電源部113とを有する。
第1発光モジュール111は、第1照明制御部112により調光制御及び調色制御される。第1発光モジュール111は、基板と、基板に実装された複数の発光素子とを有する。
基板は、複数の発光素子を実装するためのプリント配線基板であり、略矩形状に形成されている。基板としては、例えば、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板等を用いることができる。
発光素子は、基板に実装されている。発光素子は、LED(Light Emitting Diode)素子で構成されている。本実施の形態では、発光素子は、青色光、緑色光及び赤色光を発光するRGBタイプのLED素子である。発光素子は、RGB3色に限られず、RGBW4色であってもよいし、BW2色(青白2色)であってもよい。
第1通信部114は、アンテナ及び無線モジュールを有する。複数の第1通信部114の内の、ある第1通信部114は、第3照明装置30と無線通信することが可能である。第1通信部114は、第2ローカルネットワーク20で設定された点灯シーン等を示す第制御コマンドを受信したり、第1ローカルネットワーク10で設定された点灯シーン等を示す第1制御コマンドを送信したりする。第1制御コマンドは、第1情報の一例である。
また、第1通信部114は、自身を備える第1照明装置11と異なる第1照明装置11の第1通信部114と、無線通信を行う。これにより、各々の第1照明装置11は、近くに存在する自身以外の各々の第1照明装置11と通信可能である。無線通信方式としては、例えば、IEEE802.15.1で規格されているWiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等のような無線通信方式が用いられる。本実施の形態では、2.4GHz帯の周波数帯を用いて無線通信されている。
本実施の形態では、第1ローカルネットワーク10は、ZigBeeのメッシュルーティングである。ZigBeeでは、ネットワークの構築においてはメッシュルーティングの機能を用いて最適なルートを探して構築する。
第1照明制御部112は、第1発光モジュール111、第1通信部114、及び第1電源部113と電気的に接続されている。第1照明制御部112は、例えば第1発光モジュール111の点灯回路を制御することで、第1発光モジュール111から出射させる光を調光制御及び調色制御することができる。
第1照明制御部112は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備えたマイクロコンピュータを用いて構成することができる。第1照明制御部112は、例えばメモリ部に記憶させた適宜のプログラムを実行させることで、所定の照明制御動作を行うことができる。メモリ部は、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Rad Only Memory)などの不揮発性半導体メモリを用いて構成することができる。
第1電源部113は、商用電源から供給される交流電力を、整流、平滑及び降圧等して所定レベルの直流電力に変換し、当該直流電力を第1発光モジュール111に供給する構成要素である。
[第2ローカルネットワーク]
第2ローカルネットワーク20は、1以上の第2照明装置21により構成されたネットワークである。1以上の第2照明装置21のうちの一部は、第3照明装置30と無線通信可能に接続されている。各々の第2照明装置21は、各々の第2照明装置21を操作することが可能な通信端末機と通信可能である。第2ローカルネットワーク20では、第2通信プロトコルの無線通信方式にて、各々の第2照明装置21間で無線通信している。本実施の形態では、第2通信プロトコルは、Bluetooth(登録商標)通信である。第2照明装置21は、第2装置の一例である。なお、第2装置は、照明装置に限定しなくてもよく、エアコン、プリンタ、スマートフォン等の装置であってもよい。
各々の第2照明装置21は、例えば、シーリングライト、ダウンライト等であり、天井、壁等の造営材に設置される。各々の第2照明装置21は、第2発光モジュール121と、第2通信部124と、第2照明制御部122と、第2電源部123とを有する。本実施の形態の各々の第2照明装置21は、ベースライトである。
第2発光モジュール121は、第2照明制御部122により調光制御及び調色制御される。第2発光モジュール121は、基板と、基板に実装された複数の発光素子とを有する。
基板は、複数の発光素子を実装するためのプリント配線基板であり、略矩形状に形成されている。基板としては、例えば、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板等を用いることができる。
発光素子は、基板に実装されている。発光素子は、LED(Light Emitting Diode)素子で構成されている。本実施の形態では、発光素子は、青色光、緑色光及び赤色光を発光するRGBタイプのLED素子である。発光素子は、RGB3色に限られず、RGBW4色であってもよいし、BW2色(青白2色)であってもよい。
第2通信部124は、アンテナ及び無線モジュールを有する。複数の第2通信部124の内の、ある第2通信部124は、第3照明装置30と無線通信することが可能である。第2通信部124は、第1ローカルネットワーク10で設定された点灯シーン等を示す第1制御コマンドを受信したり、第2ローカルネットワーク20で設定された点灯シーン等を示す第2制御コマンドを送信したりする。第2制御コマンドは、第2情報の一例である。
また、第2通信部124は、自身を備える第2照明装置21と異なる第2照明装置21の第2通信部124と、無線通信を行う。これにより、各々の第2照明装置21は、近くに存在する自身以外の各々の第2照明装置21と通信可能である。
無線通信方式としては、例えば、IEEE802.11で規格されているWiFi、IEEE802.15で規格されているBluetooth(登録商標)、ZigBee等のような無線通信方式が用いられる。本実施の形態では、2.4GHz帯の周波数帯を用いて無線通信されている。
本実施の形態では、第2ローカルネットワーク20は、マネージドフラッティングメッシュと呼ばれるBluetooth(登録商標) meshである。例えば、あるデバイスがブロードキャストでメッセージ(パケット)を送出すると、これを受信したデバイスが周囲のデバイスにブロードキャストで中継して通信可能な全デバイスにメッセージを行き渡らせる。しかし、このままでは、メッセージが溢れてしまうため、例えば、一度送信したメッセージは再度送信しない、又はメッセージの中継回数に制限を設ける等の制御を行う。
第2照明制御部122は、第2発光モジュール121、第2通信部124、及び第2電源部123と電気的に接続されている。第2照明制御部122は、例えば第2発光モジュール121の点灯回路を制御することで、第2発光モジュール121から出射させる光を調光制御及び調色制御することができる。
第2照明制御部122は、例えば、CPUを備えたマイクロコンピュータを用いて構成することができる。第2照明制御部122は、例えばメモリ部に記憶させた適宜のプログラムを実行させることで、所定の照明制御動作を行うことができる。
第2電源部123は、商用電源から供給される交流電力を、整流、平滑及び降圧等して所定レベルの直流電力に変換し、当該直流電力を第2発光モジュール121に供給する構成要素である。
[第3照明装置]
第3照明装置30は、例えば、シーリングライト、ダウンライト等であり、天井、壁等の造営材に設置される。第3照明装置30は、通信装置130と、第3発光モジュール141と、第3照明制御部142と、第3電源部143とを有する。
通信装置130は、第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11と、第1ローカルネットワーク10と異なる第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21とを接続するゲートウェイ装置である。通信装置130は、第1通信プロトコルで無線通信する第1ローカルネットワーク10と、第1通信プロトコルと異なる第2通信プロトコルで無線通信する第2ローカルネットワーク20と相互に無線通信することが可能である。つまり、通信装置130は、マルチプロトコルによる無線通信を行うことが可能である。
通信装置130は、1つの半導体集積回路32と、第3通信部34と、RF(Radio Frequency)部33とを有する。
1つの半導体集積回路32は、1つのICチップである。半導体集積回路32は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM等を含んで構成される。半導体集積回路32は、制御部31と、第1処理部131と、第2処理部132とを有する。
制御部31は、半導体集積回路32が有する第1処理部131、及び第2処理部132等の処理を制御するホストコントローラである。制御部31は、OSI(Open Systems Interconnection)の上位の5層を有する。第1処理部131、及び第2処理部132は、OSIの下位層に含まれる物理層である。
第1処理部131は、制御部31及びRF部33との間に接続している。第1処理部131は、第1通信プロトコルで、第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11と無線通信を行う。第1処理部131は、IPスタックを有していない通信プロトコルを使用する。IPスタックを有していない通信プロトコルは、例えば、ZigBee、Bluetooth(登録商標)等である。IPスタックは、IPを解析することができるIP層である。本実施の形態では、第1処理部131は、ZigBeeの第1通信プロトコルで無線通信を行うためのZigBeeチップである。
第1処理部131は、第3照明装置30が第1照明装置11と、RF部33、及び第3通信部34を介して、第1通信プロトコルで無線通信することで、第1照明装置11から第1制御コマンドを受信したり、第1照明装置11に第制御コマンドを送信したりする。
第2処理部132は、制御部31及びRF部33との間で、第1処理部131と並列に接続している。第2処理部132は、第2通信プロトコルで、第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21と無線通信を行う。つまり、第2処理部132は、第1処理部131と異なる通信プロトコルを用いている。第2処理部132は、IPスタックを有していない通信プロトコルを使用する。本実施の形態では、第2処理部132は、Bluetooth(登録商標)の第2通信プロトコルで無線通信を行うためのBluetooth(登録商標)チップである。
第2処理部132は、RF部33、及び第3通信部34を介して、第3照明装置30が1以上の第照明装置1と第2通信プロトコルで無線通信することで、1以上の第2照明装置21から第2制御コマンドを受信したり、1以上の第2照明装置21に第制御コマンドを送信したりする。
このことから、制御部31は、第1処理部131に1以上の第1照明装置11と無線通信させることと、第2処理部132に1以上の第2照明装置21と無線通信させることとを切り替える。制御部31は、第1処理部131が1以上の第1照明装置11から第1制御コマンドを受信した場合に、第2処理部132に第2通信プロトコルで第1制御コマンドを、1以上の第2照明装置21宛に送信させる。また、制御部31は、第2処理部132が1以上の第2照明装置21から第2制御コマンドを受信した場合に、第1処理部131に第1通信プロトコルで第2制御コマンドを、1以上の第1照明装置11宛に送信させる。
本実施の形態では、第1照明装置11と第3照明装置30との間でZigBee通信が行われた場合、制御部31は、第1処理部131が1以上の第1照明装置11から取得した第1制御コマンドを取得する。制御部31は、第1処理部131がZigBee通信で取得した第1制御コマンドを、第2処理部132に出力する。第2処理部132は、Bluetooth(登録商標)通信で1以上の第2照明装置21宛に、取得した第1制御コマンドを送信する。
また、制御部31は、第1処理部131を用いた無線通信と、第2処理部132を用いた無線通信とを排他的に行う。具体的には、第1処理部131と第2処理部132とは、一定の受信間隔と受信時間によって制御コマンドを間欠的に受信している。本実施の形態では、第1処理部131が第1制御コマンドを受信可能となる受信期間を「スキャンウィンドウ」と呼び、スキャンウィンドウの受信間隔を「スキャンインターバル」と呼ぶ。第2処理部132においても同様である。本実施の形態では、第1処理部131及び第2処理部132のスキャンウィンドウは排他的である。当然のことながら、第3照明装置30は、スキャンインターバルごとに制御コマンドを間欠的に送信しているため、スキャンウィンドウが、制御コマンドの送信時間と重ならなければ第3照明装置30が制御コマンドを受信できない。このことから、本実施の形態では、1以上の第1照明装置11と第3照明装置30との間でのZigBee通信と、1以上の第2照明装置21と第3照明装置30との間でのBluetooth(登録商標)通信とが、排他的かつ交互に行われる。なお、単に制御コマンドという場合は、第1制御コマンド及び第2制御コマンドを包含した総称として用いる。
第3通信部34は、RF部33に接続されている。第3通信部34は、1以上の第1照明装置11及び1以上の第2照明装置21から制御コマンドを受信したり、1以上の第1照明装置11及び1以上の第2照明装置21に制御コマンドを送信したりする無線通信用のアンテナである。
RF部33は、第1処理部131及び第2処理部132から、制御コマンドを取得すれば、フィルタリング、増幅等を行って第3通信部34に出力する。また、RF部33は、第3通信部34で受信された1以上の第1照明装置11からの第1制御コマンドをフィルタリングして、第1処理部131に出力したり、1以上の第2照明装置21からの第2制御コマンドをフィルタリングして、第2処理部132に出力したりする。
RF部33は、送信回路と、受信回路とを有する。送信回路は、例えば送信する制御コマンドについて、制御コマンドが示す送信帯域の信号を抽出する送信フィルタと、送信フィルタを通過後の信号を高周波信号にアップコンバートする送信ミキサと、アップコンバート後の高周波信号を増幅するプリアンプ等を有する。受信回路は、例えば第3通信部34が受信した1以上の第1照明装置11及び1以上の第2照明装置21からの高周波信号を低周波数信号に変換する受信ミキサ等を有する。
第3発光モジュール141は、第3照明制御部142により調光制御及び調色制御される。第3発光モジュール141は、基板と、基板に実装された複数の発光素子とを有する。
基板は、複数の発光素子を実装するためのプリント配線基板であり、略矩形状に形成されている。基板としては、例えば、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板等を用いることができる。
発光素子は、基板に実装されている。発光素子は、LED(Light Emitting Diode)素子で構成されている。本実施の形態では、発光素子は、青色光、緑色光及び赤色光を発光するRGBタイプのLED素子である。発光素子は、RGB3色に限られず、RGBW4色であってもよいし、BW2色(青白2色)であってもよい。
第3照明制御部142は、通信装置10が取得した制御コマンドをメモリ等の記憶部に記憶させ、第3発光モジュール141も制御コマンドが示す点灯シーンで点灯する。つまり、第3照明制御部142は、第1制御コマンドを受信した場合には、第1制御コマンドに基づいた点灯シーンとなるように、第3発光モジュール141が出射する光を制御する。また、第3照明制御部142は、第2制御コマンドを受信した場合には、第2制御コマンドに基づいた点灯シーンとなるように、第3発光モジュール141が出射する光を制御する。
第3照明制御部142は、通信装置130、第3発光モジュール141、及び第3電源部143と電気的に接続されている。第3照明制御部142は、例えば第3発光モジュール141の点灯回路を制御することで、第3発光モジュール141から出射させる光を調光制御及び調色制御することができる。
第3照明制御部142は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備えたマイクロコンピュータを用いて構成することができる。第照明制御部12は、例えばメモリ部に記憶させた適宜のプログラムを実行させることで、所定の照明制御動作を行うことができる。
第3電源部143は、商用電源から供給される交流電力を、整流、平滑及び降圧等して所定レベルの直流電力に変換し、当該直流電力を第3発光モジュール141に供給する構成要素である。
[動作]
次に、照明システム1の動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係る照明システム1の通信装置130の動作を示す説明図である。図4は、実施の形態1に係る照明システム1の第3照明装置30の動作を示すシーケンス図である。
図4に示すように、ここでは、ユーザが操作端末を介して操作することで、第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11から第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21に第1制御コマンドが送信される場合を例に挙げて説明する。
まず、第3照明装置30の通信装置130は、1以上の第1照明装置11に対して、ユーザが設定した第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11の点灯シーンを示す第1制御コマンドを取得するために、1以上の第1照明装置11に対してリクエストの送信を行う(S11)。具体的には、制御部31は、第3通信部34を介して、1以上の第1照明装置11にリクエストを送信する。
次に、図3及び図4に示すように、1以上の第1照明装置11は、第1通信部114を介して、第3照明装置30から送信されたリクエストを受信すると、第3照明装置30に第1制御コマンドを送信する(S1)。
次に、第3照明装置30は、第1制御コマンドを受信する。第3照明装置30に設けられている通信装置130の制御部31は、第1通信プロトコルでの無線通信を、第2通信プロトコルでの無線通信に切り替える(S12)。つまり、制御部31は、第1処理部131に1以上の第1照明装置11と第3照明装置30とがZigBee通信することで取得した第1制御コマンドを、第2処理部132にBluetooth(登録商標)通信で第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21に送信させる。なお、ここで、第3照明装置30は、受信した第1制御コマンドをメモリ等の記憶部に記憶して、自身も第1制御コマンドが示す点灯シーンで点灯する。
次に、制御部31は、第3通信部34を介して1以上の第1照明装置11から受信した第1制御コマンドを、第2処理部132に第2通信プロトコルで、第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21宛に送信させる(S13)。つまり、第2処理部132は、第3通信部34を介して、第1制御コマンドを第2通信プロトコルで1以上の第2照明装置21宛に送信する。
次に、1以上の第2照明装置21は、第2通信部124を介して、第1制御コマンドを第3照明装置30から受信する(S21)。そして、この処理は終了する。
ここでは、第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21から第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11に第2制御コマンドを送信する場合を例に挙げて説明する。
図5は、実施の形態1に係る照明システム1の動作を示すシーケンス図である。
図5に示すように、まず、第3照明装置30は、1以上の第2照明装置21に対して、ユーザが設定した第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21の点灯シーンを示す第2制御コマンドを取得するために、1以上の第2照明装置21に対してリクエストの送信を行う(S11)。
次に、1以上の第2照明装置21は、第2通信部124を介して、第3照明装置30から送信されたリクエストを受信すると、第3照明装置30に第2制御コマンドを送信する(S121)。
次に、第3照明装置30は、第2制御コマンドを受信する。第3照明装置30に設けられている通信装置130の制御部31は、第2通信プロトコルでの無線通信を、第1通信プロトコルでの無線通信に切り替える(S12)。つまり、制御部31は、第2処理部132に1以上の第2照明装置21と第3照明装置30とがBluetooth(登録商標)通信することで取得した第2制御コマンドを、第1処理部131にZigBee通信で第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11に送信させる。なお、ここで、第3照明装置30は、受信した第2制御コマンドをメモリ等の記憶部に記憶して、自身も第2制御コマンドが示す点灯シーンで点灯する。
次に、制御部31は、第3通信部34を介して1以上の第2照明装置21から受信した第2制御コマンドを、第1処理部131に第1通信プロトコルで、第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11に送信させる(S13)。つまり、第1処理部131は、第3通信部34を介して、第2制御コマンドを第1通信プロトコルで1以上の第1照明装置11宛に送信する。
次に、1以上の第1照明装置11は、第1通信部114を介して、第2制御コマンドを第3照明装置30から受信する(S101)。そして、この処理は終了する。
こうして、図4及び図5に示すように、この照明システム1では、互いに異なる第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20とを無線通信することができる。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける第3照明装置30の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る第3照明装置30は、第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11と、第1ローカルネットワーク10と異なる第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21とを接続する第3照明装置30である。また、第3照明装置30は、第1通信プロトコルで1以上の第1照明装置11と無線通信する第1処理部131と、第1通信プロトコルと異なる第2通信プロトコルで1以上の第2照明装置21と無線通信する第2処理部132と、第1処理部131に1以上の第1照明装置11と無線通信させることと、第2処理部132に1以上の第2照明装置21と無線通信させることとを切り替える制御部31とを備える。また、制御部31は、さらに、第1処理部131が1以上の第1照明装置11から第1制御コマンドを受信した場合に、第2処理部132に第2通信プロトコルで第1制御コマンドを、1以上の第2照明装置21宛に送信させる。そして、制御部31は、さらに、第2処理部132が1以上の第2照明装置21から第2制御コマンドを受信した場合に、第1処理部131に第1通信プロトコルで第2制御コマンドを、1以上の第1照明装置11宛に送信させる。
このように、制御部31は、第1処理部131に1以上の第1照明装置11と無線通信させることと、第2処理部132に1以上の第2照明装置21と無線通信させることとを切り替える。制御部31は、第1処理部131が第1通信プロトコルで1以上の第1照明装置11から第1制御コマンドを受信した場合に、第2処理部132に第2通信プロトコルで第1制御コマンドを1以上の第2照明装置21宛に送信させることができる。また制御部31は、第2処理部132が第2通信プロトコルで1以上の第2照明装置21から第2制御コマンドを受信した場合に、第1処理部131に第1通信プロトコルで第2制御コマンドを1以上の第1照明装置11宛に送信させることができる。これにより、異なる通信プロトコルが用いられている第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20とを接続することができる。
この第3照明装置30では、インターネット及びクラウドサーバを介することなく、第3照明装置30が第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20とを通信可能に接続している。このため、インターネット及びクラウドサーバを介して、第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20との間で制御コマンドを送受信する場合に比べて、本実施の形態のような構成では、第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20との通信速度が速くなる。
したがって、この第3照明装置30によれば、インターネットを介することなく、異なる2つのローカルネットワーク間の通信速度を高めることができる。
また、本実施の形態に係る第3照明装置30において、制御部31は、第1処理部131を用いた無線通信と、第2処理部132を用いた無線通信とを排他的に行う。
このように、制御部31は、第1処理部131と1以上の第1照明装置11とが無線通信している際に第2処理部132と1以上の第2照明装置21との無線通信をさせず、第2処理部132と1以上の第2照明装置21とが無線通信している際に第1処理部131と1以上の第1照明装置11との無線通信をさせない。つまり、制御部31は、第1処理部131と1以上の第1照明装置11との無線通信と、第2処理部132と1以上の第2照明装置21との無線通信とを同時にさせない。これにより、これらを同時に無線通信させるために2つ以上の半導体集積回路32を搭載する必要もないため、この第3照明装置30では、大型化し難く、製造コストが高騰化し難い。
また、本実施の形態に係る第3照明装置30において、第1処理部131及び第2処理部132は、IPスタックを有していない通信プロトコルを使用する。
IPスタックを有していない通信プロトコルは、例えば、Bluetooth(登録商標)及びZigBee等である。第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとが互いに異なる通信プロトコルを使用しても、第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20との無線通信を接続することができる。
また、本実施の形態に係る第3照明装置30において、第1情報は、1以上の第1照明装置11の点灯シーンを制御する第1制御コマンドであり、第2情報は、1以上の第2照明装置21の点灯シーンを制御する第2制御コマンドである。第3照明装置30は、さらに、第3発光モジュール141と、第1制御コマンドを受信した場合には、第1制御コマンドに基づいた点灯シーンとなるように、第3発光モジュール141が出射する光を制御し、第2制御コマンドを受信した場合には、第2制御コマンドに基づいた点灯シーンとなるように、第3発光モジュール141が出射する光を制御する第3照明制御部142とを備える。
このように、第3照明制御部142が制御コマンドに基づいた点灯シーンとなるように、第3発光モジュール141が出射する光を制御する。この第3照明装置30は、通信プロトコルが互いに異なる他の照明装置からも制御コマンドを取得することができる。このため、第3照明装置30では、第1ローカルネットワーク10及び第2ローカルネットワーク20から取得した制御コマンドに基づいた点灯シーンで、照明を行うことができる。
(実施の形態2)
[構成]
本実施の形態に係る照明システム1の構成について説明する。
図6は、実施の形態2に係る照明システム1を示すブロック図である。図7は、実施の形態2に係る照明システム1の通信装置230の動作を示す説明図である。
施の形態1では、Bluetooth(登録商標)及びZigBeeのスキャンウィンドウが排他的であるが、図7に示すように、本実施の形態では、Bluetooth(登録商標)及びZigBeeのスキャンウィンドウが重なっている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態の通信装置230の構成は、特に明記しない場合は、実施の形態1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図6に示すように、第3照明装置30の通信装置230は、制御部31、第3通信部34、RF部33の他に、バッファ235を有する。
バッファ235は、第1処理部131及び第2処理部132とRF部33との間に接続されている。バッファ235は、送信元の1以上の第1照明装置11及び1以上の第2照明装置21から受信した、制御コマンドを、転送先の1以上の第2照明装置21及び1以上の第1照明装置11に転送するまで、一時的に記憶する。バッファ235は、制御コマンドを確実に受信するように、情報の欠落を抑制している。バッファ235は、記憶部の一例である。
Bluetooth(登録商標)及びZigBeeのスキャンウィンドウが重なっている場合は、例えば、第1処理部131に1以上の第1照明装置11と無線通信させることと、第2処理部132に1以上の第2照明装置21と無線通信させることとを切り替える場合に、切り替えに係るタイムインターバルが生じる。このタイムインターバルの間に、受信した制御コマンドをバッファ235に保存することで、Bluetooth(登録商標)通信と及びZigBee通信とが時間的に重なる部分が生じる。
制御部31は、第1通信プロトコルで第1処理部131から受信した第1制御コマンドをバッファ235に記憶し、第2通信プロトコルで第2処理部132から第1制御コマンドを1以上の第2照明装置21に送信する場合に、バッファ235の第1制御コマンドを消去する。また、制御部31は、第2通信プロトコルで第2処理部132から受信した第2制御コマンドをバッファ235に記憶し、第1通信プロトコルで第1処理部131から第2制御コマンドを1以上の第1照明装置11に送信する場合に、バッファ235の第2制御コマンドを消去する。
なお、バッファ235にはQueue機能が備わっているため、制御部31は、第通信プロトコルで第処理部13から第制御コマンドを1以上の第照明装置1に送信する場合、及び、第2通信プロトコルで第2処理部132から第1制御コマンドを1以上の第2照明装置21に送信する場合に、送信後に戻ってきたmesh信号を再度送信しないようにバックオフ制御を行う。このため、制御部31は、送信完了してから所定期間経過後に、送信した制御コマンドを消去する。つまり、制御部31は、送信完了してから即座に制御コマンドを消去する訳ではない。所定期間とは、例えば、Queueが16個存在する場合では、16個の異なるメッセージが送信されるまでの期間である。
[動作]
次に、照明システム1の動作について説明する。
8は、実施の形態2に係る照明システム1の動作を示すシーケンス図である。
なお、実施の形態1と同様の処理についてはその説明を適宜省略する。
まず、図8に示すように、第3照明装置30の通信装置230は、1以上の第1照明装置11に対して、ユーザが設定した第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11の点灯シーンを示す第1制御コマンドを取得するために、1以上の第1照明装置11に対してリクエストの送信を行う(S11)。
次に、図7及び図8に示すように、1以上の第1照明装置11は、第1通信部114を介して、第3照明装置30から送信されたリクエストを受信すると、第3照明装置30に第1制御コマンドを送信する(S1)。もしくはスニッフィングを実施し、第一ローカルネットワークから送信されている信号を第3照明装置30が制御コマンドを送信したものを、監視する。前者はPingのように任意のタイミングで定期的に実施してもよいし、第3照明装置30のプロトコル切り替わり時に実施してもよい。
次に、第3照明装置30では、第3通信部34が第1制御コマンドを受信し、第1制御コマンドがRF部33を介してバッファ235に記憶される(S211)。
次に、第3照明装置30に設けられている通信装置230の制御部31は、第1通信プロトコルでの無線通信を、第2通信プロトコルでの無線通信に切り替える(S12)。
次に、制御部31は、第3通信部34を介して1以上の第1照明装置11から受信した第1制御コマンドを、第2処理部132に第2通信プロトコルで、第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21に送信させる(S13)。制御部31は、第2通信プロトコルで第2処理部132から第1制御コマンドを1以上の第2照明装置21に送信し、送信してからバッファ235の第1制御コマンドを所定期間経過後に消去する。
この場合の制御コマンド(S1)のディスティネーションアドレスは、アドレッシング可能な場合に第2ローカルネットワーク20の受信対象のアドレスに指定してもよいし、アドレッシングが出来ない場合(つまり、Address形態が全く異なる場合)に、第3照明装置30が保有している第2ローカルネットワーク20のアドレスを指定し、Transport Messageに第2ローカルネットワーク20のアドレスを格納し、第3照明装置30が取り出して、切り替え時にディスティネーションアドレスを置き換えてもよい。
次に、1以上の第2照明装置21は、第2通信部124を介して、第1制御コマンドを第3照明装置30から受信する(S21)。そして、この処理は終了する。
ここでは、第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21から第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11に第1制御コマンドを送信する場合を例に挙げて説明する。
図9は、実施の形態2に係る照明システム1の動作を示すシーケンス図である。
図9に示すように、まず、第3照明装置30は、1以上の第2照明装置21に対して、ユーザが設定した第2ローカルネットワーク20を構成する1以上の第2照明装置21の点灯シーンを示す第2制御コマンドを取得するために、1以上の第2照明装置21に対してリクエストの送信を行う(S11)。
次に、1以上の第2照明装置21は、第2通信部124を介して、第3照明装置30から送信されたリクエストを受信すると、第3照明装置30に第2制御コマンドを送信する(S121)。
次に、第3照明装置30は、第2制御コマンドを受信する。第3照明装置30では、第2制御コマンドがRF部33を介してバッファ235に記憶される(S211)。
次に、通信装置230の制御部31は、第2通信プロトコルでの無線通信を、第1通信プロトコルでの無線通信に切り替える(S12)。
次に、制御部31は、第3通信部34を介して1以上の第2照明装置21から受信した第2制御コマンドを、第1処理部131に第1通信プロトコルで、第1ローカルネットワーク10を構成する1以上の第1照明装置11に送信させる(S13)。制御部31は、第1通信プロトコルで第1処理部131から第2制御コマンドを1以上の第1照明装置11に送信し、送信してからバッファ235の第2制御コマンドを所定期間経過後に消去する。
次に、1以上の第1照明装置11は、第1通信部114を介して、第2制御コマンドを第3照明装置30から受信する(S101)。そして、この処理は終了する。
こうして、図8及び図9に示すように、この照明システム1では、互いに異なる第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20とを無線通信することができる。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける第3照明装置30の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る第3照明装置30は、さらに、バッファ235を備える。また、制御部31は、さらに、第1通信プロトコルで第1処理部131から受信した第1制御コマンドをバッファ235に記憶し、第2通信プロトコルで第2処理部132から第1制御コマンドを1以上の第2照明装置21に送信する場合に、バッファ235の第1制御コマンドを消去する。そして、制御部31は、第2通信プロトコルで第2処理部132から受信した第2制御コマンドをバッファ235に記憶し、第1通信プロトコルで第1処理部131から第2制御コマンドを1以上の第1照明装置11に送信する場合に、バッファ235の第2制御コマンドを消去する。
これによれば、制御部31は、第1処理部131が1以上の第1照明装置11から第1制御コマンドを受信している間は、この第1制御コマンドをバッファ235に記憶させておく。一方で、制御部31は、第2処理部132が1以上の第2照明装置21から第2制御コマンドを受信している間は、この第2制御コマンドをバッファ235に記憶させておく。これらのことから、この第3照明装置30では、1以上の第1照明装置11及び1以上の第2照明装置21から受信した制御コマンドの欠落を防ぐことができる。また、第1制御コマンドを1以上の第照明装置1に送信する場合、及び第2制御コマンドを1以上の第照明装置1に送信する場合に、各々の制御コマンドを消去するため、制御コマンドでバッファ235が溢れることもない。これらのことから、第1ローカルネットワーク10と第2ローカルネットワーク20との間で安定した情報通信を行うことができる。
本実施の形態における他の作用効果についても、実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記照明装置に限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態に係る照明装置において、第3照明制御部は、半導体集積回路に接続されていることを図2及び図6で図示しているが、これに限定されず、RF部と接続されていてもよい。この場合、RF部から制御コマンドを取得することができる。
また、上記各実施の形態に係る照明装置に含まれる各処理部は、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
10 第1ローカルネットワーク
11 第1照明装置(第1装置)
20 第2ローカルネットワーク
21 第2照明装置(第2装置)
30 第3照明装置(照明装置)
31 制御部
131 第1処理部
132 第2処理部

Claims (5)

  1. 第1ローカルネットワークを構成する1以上の第1装置と、前記第1ローカルネットワークと異なる第2ローカルネットワークを構成する1以上の第2装置とを接続する照明装置であって、
    第1通信プロトコルで前記1以上の第1装置と無線通信する第1処理部と、
    前記第1通信プロトコルと異なる第2通信プロトコルで前記1以上の第2装置と無線通信する第2処理部と、
    前記第1処理部に前記1以上の第1装置と無線通信させることと、前記第2処理部に前記1以上の第2装置と無線通信させることとを切り替える制御部とを備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1処理部が前記1以上の第1装置から第1情報を受信した場合に、前記第2処理部に前記第2通信プロトコルで前記第1情報を、前記1以上の第2装置宛に送信させ、
    前記第2処理部が前記1以上の第2装置から第2情報を受信した場合に、前記第1処理部に前記第1通信プロトコルで前記第2情報を、前記1以上の第1装置宛に送信させ
    当該照明装置は、前記第1情報及び前記第2情報を取得し、前記第1情報及び前記第2情報に基づく点灯シーンで照明可能であ
    照明装置。
  2. 前記制御部は、前記第1処理部を用いた無線通信と、前記第2処理部を用いた無線通信とを排他的に行う
    請求項1に記載の照明装置。
  3. さらに、記憶部を備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1通信プロトコルで前記第1処理部から受信した前記第1情報を前記記憶部に記憶し、前記第2通信プロトコルで前記第2処理部から前記第1情報を前記1以上の第2装置に送信する場合に、前記記憶部の前記第1情報を消去し、
    前記第2通信プロトコルで前記第2処理部から受信した前記第2情報を前記記憶部に記憶し、前記第1通信プロトコルで前記第1処理部から前記第2情報を前記1以上の第1装置に送信する場合に、前記記憶部の前記第2情報を消去する
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記第1処理部及び第2処理部は、IPスタックを有していない通信プロトコルを使用する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第1情報は、前記1以上の第1装置の点灯シーンを制御する第1制御コマンドであり、
    前記第2情報は、前記1以上の第2装置の点灯シーンを制御する第2制御コマンドであり、
    さらに、光源と、
    前記第1制御コマンドを受信した場合には、前記第1制御コマンドに基づいた前記点灯シーンとなるように、前記光源が出射する光を制御し、前記第2制御コマンドを受信した場合には、前記第2制御コマンドに基づいた前記点灯シーンとなるように、前記光源が出射する光を制御する制御回路とを備える
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明装置。
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