JP6995091B2 - 癌患者をスクリーニングするための方法及びキット - Google Patents
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Description
今日、癌は、一般的に、UICC-TNMシステムに従って分類される。TNM(「腫瘍-所属リンパ節-転移(Tumor-Node-Metastasis)」)ステージ分類システムは、腫瘍のサイズ、所属リンパ節における腫瘍の有無、及び遠隔転移の有無を使用して、腫瘍にステージ及び転帰を割り当てる。
1.免疫適応応答の遺伝子について低い発現レベル、及び免疫抑制応答を示す遺伝子について高い発現レベルを有する患者は、不良な予後(例えば短い無病生存期間)を有するだけでなく、処置の場合にも生存期間を有意に改善させないだろう。
2.免疫適応応答の遺伝子について高い発現レベル、及び免疫抑制応答を示す遺伝子について低い発現レベルを有する患者は、良好な予後(例えば長い無病生存期間)を有するだけでなく、処置の場合にも生存期間を有意に改善させないだろう。
3.免疫適応応答の遺伝子について高い発現レベル、及び免疫抑制応答を示す遺伝子について高い発現レベルを有する患者は、中間の予後を示すが、抗腫瘍処置は、生存期間に対して有意な影響(例えば、中間の予後から良好な予後)を及ぼすだろう。
それ故、本発明の主題は、癌患者をスクリーニングするための、特に癌患者が抗腫瘍処置の恩恵を受けるかどうかを決定するための方法及びキットである。
本発明は、
i)患者から得られた腫瘍サンプルにおいて、ヒト適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子GA1~GAnの発現レベルELA1~ELAn、及びヒト免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子GI1~GInの発現レベルELI1~ELInを決定する工程、
ii)工程i)で決定された発現レベルELA1~ELAn及びELI1~ELInを、予め決定された参照値ELRA1~ELRAn及びELRI1~ELRInと比較する工程(前記の予め決定された参照値は、前記遺伝子の発現レベル並びにカプランマイヤー曲線分析による患者の生存及び関連したログランクp値に従って、一団の癌患者を2つのグループに分別するように選択された)、
iii)患者が、良好(予め決定された参照値よりも高いレベル)又は不良(予め決定された参照値よりも低いレベル)の適応免疫応答及び良好又は不良の免疫抑制応答を有するかどうかを結論付ける工程
を含む、癌患者をスクリーニングするための方法に関する。
- CXCL13、CXCL9、CCL5、CCR2、CXCL10、CXCL11、CXCR3、CCL2及びCX3CL1からなるケモカイン及びケモカインレセプターのファミリー、
- IL15からなるサイトカインファミリー、
- IFNG、IRF1、STAT1、STAT4及びTBX21からなるTH1ファミリー、
- ITGAE、CD3D、CD3E、CD3G、CD8A、CD247、CD69及びICOSからなるリンパ球膜レセプターファミリー、
- GNLY、GZMH、GZMA、GZMB、GZMK、GZMM及びPRF1からなる細胞障害性分子ファミリー、
及びキナーゼLTK
からなる群より選択される。
- 抗原依存的なT細胞サブタイプの刺激の共阻害:遺伝子CD276、CTLA4、PDCD1、CD274又はVTCN1(B7H4)、
- マクロファージ及び樹状細胞の不活性化、並びにNK細胞の不活性化:遺伝子TSLP、CD1A又はVEGFA、
- 癌幹細胞マーカーの発現、分化及び/又は発癌:PROM1、IHH、
- 腫瘍環境において産生される免疫抑制タンパク質の発現:遺伝子PF4、REN、VEGFA
を含む。
- 適応免疫応答を示す遺伝子:CD3G、CD8A、CCR2及びGZMA、
- 免疫抑制応答を示す遺伝子:REN、IL17A、CTLA4及びPDCD1
である。
- CCR2、CD3G、IL17A及びREN、並びに
- CD8A、CCR2、REN及びPDCD1
である。
合したターゲット核酸配列)は、その後、サンプル(例えば、プローブが結合する細胞又は組織サンプル)を、ラベル化された検出試薬、例えば選択されたハプテン又はリガンドに特異的な抗体(又はレセプター、又は他の特異的な結合対)と接触させることによって検出することができる。検出試薬を、フルオロフォア(例えばQUANTUM DOTS(登録商標))又は別の間接的に検出可能な部分でラベル化することができるか、あるいはフルオロフォアでラベル化され得る1つ以上の追加の特異的結合対(例えば二次抗体又は特異的抗体)と接触させることができる。
a)癌を患う患者から腫瘍組織サンプルの収集物を提供する工程;
b)工程a)で準備された収集物に含まれる各腫瘍組織サンプルについての関連遺伝子の発現レベルを決定する工程;
c)前記発現レベルに従って、腫瘍組織サンプルを順位付けする工程;
d)その発現レベルに従って順位付けされた、それぞれ増加しているメンバー数、減少しているメンバー数の部分集合対に、前記腫瘍組織サンプルを分類する工程;
e)工程a)で提供した各腫瘍組織サンプルについて、対応する癌患者についての実際の臨床転帰に関する情報(すなわち、無病生存期間(DFS)又は全生存期間(OS)又はその両方)を提供する工程;
f)腫瘍組織サンプルの各部分集合対について、カプランマイヤー生存率曲線を得る工程;
g)腫瘍組織サンプルの各部分集合対について、両方の部分集合間の統計学的有意性(p値)を計算する工程;
h)発現レベルの参照値ELRとして、p値が最も小さい発現レベル値を選択する工程
の工程を含む方法を実施することによって決定され得る。
- 上記の方法に従って癌患者をスクリーニングする工程、
- 患者が、ヒト適応免疫応答及びヒト免疫抑制応答の各々について良好な応答者であると結論づける工程、
- 患者に適切な抗癌処置、好ましくは化学療法処置又は免疫治療処置、好ましくは後者を施す工程
からなる工程を含む、癌の処置法である。
1.患者が、ヒト適応免疫応答及びヒト免疫抑制応答の各々について良好な応答者又は不良な応答者であるかどうかの決定
患者の結腸直腸腫瘍のサンプルによる遺伝子CD3G(免疫適応応答を示す遺伝子)及びREN(免疫抑制応答を示す遺伝子)の発現レベルが以下のように評価された:
患者はステージIIの結腸直腸癌を有していた。
CD3G: dCt=20.13
REN: dCt=20.15
比較工程の結果は、CD3Gについての「Hi」値及びRENについての「Hi」値からなるので、中間の予後がもたらされ、考えられる化学療法を用いての処置又は抗PDL1mAbによる処置又は任意の他の効果的な処置は、患者の生存率に対して有意な影響を与えそうである。
1.患者が、ヒト適応免疫応答及びヒト免疫抑制応答の各々についての良好な応答者又は不良な応答者であるかどうかの決定
第二の患者の結腸直腸腫瘍のサンプルによる遺伝子CD3G及びRENの発現レベルが、実施例1の手順に従って評価された:
患者はステージIIの結腸直腸癌を有していた。
CD3G: dCt=25.33
REN: dCt=31.51。
比較工程の結果は、CD3Gについての「Lo」値及びRENについての「Lo」値からなるので、不良な予後がもたらされ、考えられる化学療法又は抗PDL1mAbによる処置を用いての抗腫瘍処置は、患者の生存率に対して有意な影響を全く与えないだろう。
「カットオフ」値からなる比較のために使用される参照値は、例えば、本明細書において以後に記載されているように予め決定され得る。
b)108人の異なる患者からのRNAサンプルを、実施例1の技術を使用して、収集物の各腫瘍組織サンプルについての遺伝子CD8A及びCTLA4の発現レベルを決定するために分析した(Taqmanコホート);
c)腫瘍組織サンプルを、各遺伝子についてのその発現レベルに従って順位付けした。
d)分析された105個の腫瘍組織サンプルを、その発現レベルに従って順位付けされたそれぞれ増加しているメンバー番号、減少しているメンバー番号の部分集合の対に分類した:部分集合1の対:一方は遺伝子CD8Aの最善の発現レベルを有するサンプル、及び他方は遺伝子CD8Aのより低い発現レベルを有する全104個のサンプル。次いで、部分集合2の対:一方は遺伝子CD8Aの最善の発現レベルを有する2個のサンプル、及び他方は遺伝子CD8Aのより低い発現レベルを有する103個のサンプル等々、最後に、部分集合104の対;一方はCD8Aの最善の発現レベルを有する104個のサンプル、及び他方は遺伝子CD8Aの最も低い発現レベルを有するサンプル。
e)各腫瘍組織サンプルについて、対応する患者についての実際の臨床転帰に関する情報(すなわち、無病生存期間(DFS)又は全生存期間(OS)又はその両方)が得られた。コホートの観察時間は診断から最後の接触(死亡又は最後のフォローアップ)までの期間であった。データは、再発又は死亡しなかった患者については最後のフォローアップ時に検討されていた。進行/死亡又は最後のフォローアップまでの最小:最大値は、それぞれ、(0:136)か月であった。フォローアップデータが入手できなかった3人の患者は、生存分析から除外された。再発までの期間又は無病期間は、再発患者については手術日から確定腫瘍再発日までの期間として、また無病患者については手術日から最後のフォローアップ日までの期間として定義された。
g)部分集合の各対についての両方の部分集合間の統計学的有意性(p値)を計算し、曲線で報告し;典型的な曲線は図2で示される。曲線は、一般的に凹面形であり、極端な部分集合の対は高いp値を有する。
h)参照値ELRは、p値が最小になるように選択される。
- 「HiHi」と分類され化学療法剤による処置を受けさせた患者、対、「HiHi」と分類されたが化学療法剤による処置を受けさせなかった患者、
- 「HiHi」と分類されなかったが(=その他)化学療法剤による処置を受けさせた患者、対、「HiHi」と分類されなかったが化学療法剤による処置を受けさせなかった患者。
例えば、第一の遺伝子対(CCL5-REN)について
- 0.0000(<0.0001)、それ故0.05未満のログランクP値は有意であり、補正されたハザード比の数値は無限であり、このことは、両方の遺伝子について高い発現レベルを有する患者群について、処置患者群において腫瘍の再発はなく、化学療法剤による処置が、患者の容態に対して重要な改善をもたらしたことを意味する。
実線:「Hi-Hi」処置患者(14人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(25人の患者)
破線:処置された「他の」患者(12人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(22人の患者)。
- 0.0000(<0.0001)、それ故0.05未満のログランクP値が有意であり、補正されたハザード比の数値は無限であり、このことは、化学療法を受けた「HiHi」患者が、120か月後に腫瘍を再発しなかったことを意味する。
曲線の記号の説明表は、図7と同じである:
実線:「Hi-Hi」処置患者(9人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(9人の患者)
破線:処置された「他の」患者(8人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(3人の患者)。
- 両方の遺伝子について高い発現レベルを有する患者群は最善の生存率を有するが、化学療法で処置された患者群では、非処置患者と比較して、患者の容態に対する改善はなかった。
- 他方で、両方の遺伝子について高い発現レベルを有さない2つの患者群については、非処置患者が最悪の転帰(6か月後に50%の再発)を有し、化学療法で処置された患者は、延長された無病生存期間(20か月後に50%の再発)を有し、処置後のこれらの患者の容態に対する改善を示した。
実線:「Hi-Hi」処置患者(3人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(11人の患者)
破線:処置された「他の」患者(24人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(58人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(15人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(20人の患者)
破線:処置された「他の」患者(11人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(28人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(14人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(22人の患者)
破線:処置された「他の」患者(12人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(26人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(3人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(12人の患者)
破線:処置された「他の」患者(24人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(57人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(7人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(4人の患者)
破線:処置された「他の」患者(43人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(36人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と比較して不良な予後を有する。これに対し、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群は、非処置HiHi患者よりも良好な生存率を有する。
実線:「Hi-Hi」処置患者(3人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(4人の患者)
破線:処置された「他の」患者(46人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(37人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「HiHi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(11人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(7人の患者)
破線:処置された「他の」患者(39人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(33人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「HiHi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と比較して不良な予後を有する。これに対し、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群は、非処置HiHi患者よりも良好な生存率を有する。
実線:「Hi-Hi」処置患者(39人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(33人の患者)
破線:処置された「他の」患者(11人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(7人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「HiHi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(9人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(7人の患者)
破線:処置された「他の」患者(41人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(33人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と比較して不良な予後を有する。これに対し、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群は、非処置HiHi患者よりも良好な生存率を有する。
実線:「Hi-Hi」処置患者(15人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(8人の患者)
破線:処置された「他の」患者(3人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(2人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
実線:「Hi-Hi」処置患者(16人の患者)
点線:「Hi-Hi」の非処置患者(7人の患者)
破線:処置された「他の」患者(2人の患者)。
交互に並んだ点及び線から構成された線:非処置の「他の」患者(3人の患者)。
- 処置又は非処置の「他の」患者の曲線は類似している。それ故、抗腫瘍処置は、非「Hi-Hi」患者群に属する患者に対して有意で有益な効果をもたらさなかった。
- 処置又は非処置の「Hi-Hi」患者の曲線は異なる。非処置HiHi患者は、処置又は非処置の「その他」と類似した生存期間を有する。これに対し、処置HiHi患者は、延長された生存期間を有する。生存期間は、あらゆる他の患者群と比較して、「Hi-Hi」処置患者(抗腫瘍処置に対する応答者)からなる群においてかなり増強されている。
本出願全体を通して、種々の参考文献が、本発明が属する当技術分野の最新技術を記載している。これらの参考文献の開示は、本開示への参照により本明細書に組み入れられる。
Claims (6)
- i)ステージIVの固形癌の患者から得られた腫瘍サンプルにおいて、ヒト適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子の発現レベル及びヒト免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子の発現レベルを決定する工程、
ii)工程i)で決定されたヒト適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子の発現レベル及びヒト免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子の発現レベルを、ヒト適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子について予め決定された参照値及びヒト免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子について予め決定された参照値と比較する工程(前記の予め決定された参照値は、前記遺伝子の発現レベル並びにカプランマイヤー曲線分析による患者の生存及び関連したログランクp値に従って、一団の癌患者を2つのグループに分別するように選択された)
iii)患者の適応免疫応答が良好(予め決定された参照値よりも高いレベル)又は不良(予め決定された参照値よりも低いレベル)かどうか、及び、免疫抑制応答が良好又は不良かどうかを結論付ける工程
を含む、ステージIVの固形癌の癌患者の抗腫瘍治療への応答性を評価するためのデータを提供するための方法であって、
前記固形癌が黒色腫又は卵巣癌であり、
前記ヒト適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子が、
前記ヒト免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子が、
患者が前記良好な適応免疫応答及び前記良好な免疫抑制応答を有する場合に、抗腫瘍処置を受けるのに有利である、
方法。 - ヒト適応免疫応答を示す1つの遺伝子及びヒト免疫抑制応答を示す1つの遺伝子を、工程i)において使用する、請求項1に記載の方法。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の方法において、ヒト適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子の発現レベル及びヒト免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子の発現レベルの決定の工程を実施するための、プライマー又はプローブとして使用される核酸又は抗体を含むキット。
- 前記核酸又は抗体が、前記適応免疫応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子及び前記免疫抑制応答を示す1つ又はいくつかの遺伝子に特異的である、請求項4に記載のキット。
- 前記核酸が、請求項1又は2に記載の遺伝子に特異的な核酸から選択される、請求項4又は5に記載のキット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP12305975 | 2012-08-06 | ||
EP12305975.0 | 2012-08-06 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015525857A Division JP6559566B2 (ja) | 2012-08-06 | 2013-08-05 | 癌患者をスクリーニングするための方法及びキット |
Publications (3)
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