JP6995002B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
下記特許文献1には、車両のバックドアに取付られるスイッチ装置が開示されている。このスイッチ装置について簡単に説明すると、スイッチ装置は、下側へ開放された矩形筒状のスイッチケース(ケース)と、スイッチケースの内部に進退可能に配置された操作部材(操作ノブ)と、スイッチケースの下側の開口部を塞ぐ防水カバーと、を含んで構成されている。
また、操作部材の下端部は、スイッチケースの開口部から下側へ突出されており、防水カバーは、当該下端部を下側から覆っている。具体的には、防水カバーは、スイッチケースの下端面を被覆するカバー部(以下、端面カバー部という)と、端面カバー部から下側へ膨出された操作カバー部と、を含んで構成されており、操作カバー部によって操作部材の下端部が覆われている。そして、操作カバー部を上側へ押圧操作することで、操作部材が上側へ移動して、スイッチ装置が作動するようになっている。
特開2009-110867号公報
しかしながら、上記スイッチ装置では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、スイッチ装置をバックドアに取付けたときには、スイッチ装置がバックドアのアウタパネル(取付部材)の外側面に隣接して配置されるようになる。このため、スイッチ装置がバックドアに取付けられた状態では、側面視で、スイッチ装置の下端部(詳しくは、操作カバー部)とバックドアのアウタパネルとの間に隙間が形成される。このため、スイッチ装置をバックドアに取付けたときの見栄えが低下する虞がある。
一方、スイッチ装置をバックドアに取付けたときの見栄えを向上するために、スイッチケースにおけるアウタパネルと隣接する壁部を下側へ延ばして、上記隙間を詰めることが考えられる。この場合には、防水カバーの端面カバー部も下側に配置されて、当該端面カバー部及び操作カバー部が、スイッチ装置における操作面を構成するようになる。このため、操作者が、下側に配置された端面カバー部を押圧操作したときには、端面カバー部の上側への移動がスイッチケースによって阻止されるため、操作部材を上側へ良好に移動させることができなくなる。これにより、操作者に対する操作フィーリングが低下する可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮して、取付状態における見栄えを向上しつつ、操作フィーリングを向上することができるスイッチ装置を提供する。
形態1:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、取付部材に取付けられるスイッチ装置であって、筒状に形成され、側壁の一部が前記取付部材の取付面と対向して配置される対向壁として構成されたケースと、前記ケースの軸方向に進退可能に前記ケースの内部に配置され、前記ケースの軸方向一方側の開口部から前記ケースの軸方向一方側へ突出された操作部を有する操作ノブと、前記ケースの軸方向一端部において前記操作部を覆うように前記開口部を塞ぐと共に、弾性変形可能に構成された防水カバーと、を備え、前記防水カバーが、前記開口部の端面を被覆する端面カバー部と、前記操作部を前記ケースの軸方向一方側から覆うノブカバー部と、前記ケースの軸方向から見て、前記ノブカバー部から前記対向壁の端面と重なる位置まで張り出された張出部と、前記張出部と前記端面カバー部との間に設けられ、前記張出部における前記ケースの軸方向他方側への移動を許容する移動許容部と、を含んで構成されているスイッチ装置。である。
形態2:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記移動許容部が、前記取付面側へ開放された凹部として構成されていることを特徴とするスイッチ装置である。
形態3:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ケースの軸方向における前記移動許容部の長さが、前記ケースの軸方向における前記操作ノブの操作ストローク以上に設定されていることを特徴とするスイッチ装置である。
形態4:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記操作部における前記対向壁側の端部には、前記対向壁側へ向かうに従い前記ケースの軸方向他方側へ傾斜された傾斜面が形成され、前記端面カバー部と前記ノブカバー部とが、前記傾斜面に沿って延在された連結カバー部によって連結されており、前記張出部が、前記連結カバー部と前記ノブカバー部との接続部分から張出されていることを特徴とするスイッチ装置である。
形態5:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記防水カバーの内周面には、前記連結カバー部と前記ノブカバー部との接続部分において、前記ケースの軸方向他方側へ開放された抉り部が形成されていることを特徴とするスイッチ装置である。
形態6:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記張出部の外側面と前記ノブカバー部の外側面とが面一に形成されていることを特徴とするスイッチ装置である。
形態7:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記取付部材が、車両のバックドアを構成するアウタパネルであることを特徴とするスイッチ装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、取付状態における見栄えを向上しつつ、操作フィーリングを向上することができる。
図1は、本実施の形態のスイッチ装置を車両のバックドアに取付けた状態で示す車両の車幅方向から見た側断面図である。 図2は、本実施の形態のスイッチ装置の幅方向中央部付近を示すスイッチ装置の左側から見た側断面図である。 図3は、図2に示されるスイッチ装置を分解した分解斜視図である。 図4は、図1に示されるスイッチ装置の張出部付近を拡大して示す側断面図である。 図5は、比較例のスイッチ装置の幅方向中央部付近を示すスイッチ装置の左側から見た側断面図である。 図6は、図5に示されるスイッチ装置を車両のバックドアに取付けた状態で示す車両の車幅方向から見た側断面図である。
以下、図面を用いて、本実施の形態に係るスイッチ装置20について説明する。図1に示されるように、スイッチ装置20は、車両(自動車)のバックドア10に設けられている。そして、図面において適宜示される矢印VUは、車両の車両上側を示しており、矢印VFは、車両の車両前側を示している。また、図面における紙面上下方向を、車両の車幅方向としている。以下、始めに車両のバックドア10の構成について説明し、次いでスイッチ装置20の構成について説明する。
バックドア10は、バックドア10の車両外側部分を構成する「取付部材」としてのアウタパネル12を有しており、アウタパネル12は、側面視で車両上側へ向かうに従い車両前側へ傾斜されている。また、アウタパネル12の車両後側には、ガーニッシュ14が離間して設けられており、ガーニッシュ14は、図示しない位置においてアウタパネル12に固定されている。これにより、ガーニッシュ14の下端部とアウタパネル12との間には、車両下側へ開放された取付孔16が形成されており、ガーニッシュ14の下端部とアウタパネル12との間にスイッチ装置20が配置される構成になっている。また、アウタパネル12の後面は、スイッチ装置20に対する取付面12Aとして構成されている。
(スイッチ装置20について)
次に、図1~図4を用いてスイッチ装置20について説明する。なお、図面において適宜示される矢印UPは、スイッチ装置20の上側を示しており、矢印FRは、スイッチ装置20の前側を示しており、矢印RHは、スイッチ装置20の右側(幅方向一方側)を示している。以下、上下、前後、左右の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、スイッチ装置20の上下、前後、左右を示すものとする。また、スイッチ装置20の前後方向は、アウタパネル12の取付面12Aに対して直交する方向と一致しており、スイッチ装置20の左右方向(幅方向)は、車両の車幅方向と一致している。さらに、スイッチ装置20の上下方向は、車両上下方向に対して傾斜して、左右方向から見てアウタパネル12の取付面12Aに沿った方向と一致している。
スイッチ装置20は、全体として前後方向を厚み方向とし、左右方向に延在された略直方体状に形成されている。スイッチ装置20は、スイッチ装置20の外郭を構成するケース30と、ケース30内に配置されたスイッチ機構部40及び操作ノブ70と、スイッチ装置20の下端部を構成する防水カバー80と、を含んで構成されている。以下、スイッチ装置20の各構成について説明する。
<ケース30について>
ケース30は、樹脂材によって構成されている。ケース30は、上下方向を軸方向とし且つ左右方向を長手方向とした略矩形筒状に形成されている。具体的には、ケース30は、ケース30の前部を構成する「対向壁」としての前側壁31と、ケース30の後部を構成する後側壁32と、ケース30の幅方向両側部を構成する左側壁33及び右側壁34と、を含んで構成されている。
ケース30における左側壁33及び右側壁34には、ケース30の幅方向外側へ突出された左右一対の固定片35(図3参照)が一体に形成されており、固定片35は、略前後方向を板厚方向として配置されている。また、固定片35には、円形状の固定孔35Aが貫通形成されている。そして、図示しないボルトなどの固定部材が固定孔35A内に挿入されて、固定片35(すなわち、ケース30)が、固定部材によってガーニッシュ14に固定されている。これにより、スイッチ装置20がガーニッシュ14を介してアウタパネル12(バックドア10)に取付けられている。
スイッチ装置20のバックドア10へ取付状態では、アウタパネル12(の取付面12A)が、ケース30の前側壁31の前側に隣接して配置されて、前後方向において、前側壁31とアウタパネル12(の取付面12A)とが対向している(図1参照)。これにより、スイッチ装置20が、アウタパネル12の取付面12Aに沿って設置されている。
ケース30の上下方向中間部には、段差部30A(図1及び図2参照)が形成されており、段差部30Aは、ケース30の縦断面視で、ケース30の内側へ屈曲された略クランク状を成すと共に、ケース30の周方向全周に亘って形成されている。具体的には、ケース30の下側(軸方向一方側)の開口部30Bが、ケース30の上側(軸方向他方側)の開口部よりも小さくなるように、段差部30Aが形成されている。すなわち、ケース30の下部における外周面が、ケース30の上部における外周面に対してケース30の内側へ一段下がった位置に配置されている。
また、ケース30の前側壁31及び後側壁32における上端部には、左右一対の係止孔30C(図3参照)がそれぞれ貫通形成されている(図3では、前側壁31に形成された係止孔30Cのみを図示している)。係止孔30Cは、略矩形状に形成されて、ケース30の幅方向中央部に対して左右対称の位置に配置されている。
さらに、ケース30の前側壁31の外周面には、図示しない逃し孔部が貫通形成されている。
<スイッチ機構部40について>
スイッチ機構部40は、ケース30の上部内に収容されている。このスイッチ機構部40は、ベース部材50と、ラバーコンタクト60と、を含んで構成されている。
[ベース部材50について]
ベース部材50は、樹脂材によって構成されている。このベース部材50は、上下方向を板厚方向とし且つ左右方向を長手方向とする略矩形プレート状に形成されており、ベース部材50の大きさが、ケース30の上部の開口部の大きさよりも僅かに小さく設定されている。ベース部材50の外周部には、前述したケース30の係止孔30Cに対応する位置において、4箇所の係止爪51(図3参照)が形成されている(図3では、前側の2箇所の係止爪51のみを図示している)。そして、ベース部材50がケース30の上部内に収容され、係止爪51がケース30の係止孔30Cの周縁部に係止されて、ベース部材50がケース30に固定されている。
ベース部材50には、一対のターミナル52が設けられており、ターミナル52は、インサート成形などの手法によってベース部材50と一体に形成されている。このターミナル52は、上下方向を板厚方向とし且つ左右方向を長手方向とする略長尺板状に形成されて、前後方向に所定の間隔を空けて配置されている。また、ターミナル52の下面が、ベース部材50から下側へ露出されている。そして、ターミナル52には、ハーネス53の一端部が接続されており、ハーネス53の他端部が、車両の制御部(図示省略)に接続されている。
また、ベース部材50の左右方向両端部には、位置決めボス55(図3参照)が形成されており、位置決めボス55は、上下方向を軸方向とした略円柱状に形成されて、ベース部材50から下側へ突出されている。
さらに、ターミナル52の長手方向両端部には、固定接点56(図3参照)が設けられており、固定接点56の下面が、ベース部材50から下側へ露出されている。そして、一対のターミナル52における左端部の固定接点56同士が対を成して構成されており、一対のターミナル52における右端部の固定接点56同士が対を成して構成されている。
[ラバーコンタクト60について]
ラバーコンタクト60は、ゴムなどの弾性体によって構成されている。ラバーコンタクト60は、全体として、上下方向を板厚方向とし且つ左右方向を長手方向とする略矩形プレート状に形成されており、ラバーコンタクト60の大きさがベース部材50の大きさと略一致している。そして、ラバーコンタクト60が、ベース部材50に対して下側に隣接し、ケース30の段差部30Aに対して上側に隣接して配置されており、ベース部材50とケース30の段差部30Aとによって、ラバーコンタクト60の外周部が上下方向に挟持されている。これにより、ラバーコンタクト60が、ケース30に固定されている。
また、ラバーコンタクト60には、前述したベース部材50の位置決めボス55に対応する位置において、左右一対の位置決め部61(図3参照)が形成されている。位置決め部61は、上側へ開放された略有底円筒状に形成されて、ラバーコンタクト60から下側へ突出されている。そして、位置決めボス55の下端部が、位置決め部61内に上側から嵌入されて、ベース部材50に対するラバーコンタクト60の位置が決定される構成になっている。
さらに、ラバーコンタクト60の略中央部には、逃げ部62が形成されている。逃げ部62は、下側へ隆起された凹状に形成されると共に、下側から見て、左右方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。この逃げ部62は、ラバーコンタクト60の変形によってラバーコンタクト60内から放出される空気の収容、および、ラバーコンタクト60の弾性復帰によってラバーコンタクト60内に吸入される空気の放出を行う役割をなす。
さらに、ラバーコンタクト60には、左右一対のスイッチ部63が形成されており、スイッチ部63は、前述した対を成す固定接点56に対して下側にそれぞれ配置されている。このスイッチ部63は、スイッチ部63の上部を構成するスイッチ基部63Aと、スイッチ部63の下部を構成する作動部63Bと、を含んで構成されている。スイッチ基部63Aは、ラバーコンタクト60から下側へ膨出された略円形ドーム状を成している。具体的には、スイッチ基部63Aの直径寸法が下側へ向かうにつれて小さくなるように設定されており、スイッチ基部63Aの上端部は上側へ開放されている。作動部63Bは、下側へ開放された略円筒状に形成されている。そして、作動部63Bが、スイッチ基部63Aと同軸上に配置されて、作動部63Bの上端部が、スイッチ基部63Aの下端部に接続されている。
また、スイッチ基部63Aの内部には、図示しない可動接点が設けられており、可動接点は、スイッチ基部63Aの底壁に固定されている。そして、後述する操作ノブ70によって上側への操作力が作動部63Bに付与されると、スイッチ基部63Aが弾性変形すると共に、作動部63B及び可動接点が、対を成す固定接点56側(上側)へ変位する構成になっている。そして、可動接点が、対を成す固定接点56に当接することで、対を成す固定接点56同士が電気的に接続されて、制御部がスイッチ装置20のオン信号を検知するようになっている。
<操作ノブ70について>
操作ノブ70は、上側へ開放された略有底矩形筒状に形成されている。詳しくは、下側から見た操作ノブ70の外形が、ケース30の下側の開口部30Bと相似形を成しており、操作ノブ70の大きさが、ケース30の開口部30Bよりも僅かに小さく設定されている。そして、操作ノブ70が、上下方向(ケース30の軸方向)に進退可能(移動可能)に、ケース30の下部内に配置されている。
具体的には、操作ノブ70が、初期位置(図2において実線にて示される操作ノブ70の位置)と、初期位置に対して上側へ移動したフル操作位置(図2において2点鎖線にて示される操作ノブ70の位置:FOP)と、の間を移動可能に構成されている。なお、操作ノブ70の初期位置では、後述する防水カバー80によって操作ノブ70の下側(ケース30の軸方向一方側)の移動が制限される構成になっている。また、操作ノブ70の初期位置とフル操作位置(FOP)との間に位置する導通位置(図2において1点鎖線にて示される操作ノブ70の位置:CP)では、後述する操作ノブ70の操作ボス73によって押圧されたラバーコンタクト60の可動接点がベース部材50の対をなす固定接点56に接触して、固定接点56を導通する構成になっている。一方、操作ノブ70のフル操作位置(FOP)では、操作ノブ70の上端がラバーコンタクト60に当接して、操作ノブ70の上側(ケース30の軸方向他方側)の移動が制限される構成になっている。すなわち、初期位置にある操作ノブ70の下面と導通位置(CP)にある操作ノブ70の下面との間の距離が、操作ノブ70の操作ストロークST(図2参照)として設定されている。
また、操作ノブ70における前面には、操作ノブ70の略左右方向中央部において、前側へ開放されたガイド溝71(図3参照)が形成されており、ガイド溝71は、上下方向に沿って延在されると共に上下方向に貫通している。そして、ケース30の前側壁31に形成されたガイドキー(図示省略)が、ガイド溝71内に上下方向に相対移動可能に挿入されている。さらに、操作ノブ70における左右の側面には、略前後方向中央部において、操作ノブ70の幅方向外側へ突出された左右一対のガイドキー72(図3参照)が形成されており(図3では、右側のガイドキー72のみを図示している)、ガイドキー72は、上下方向に沿って延在されている。そして、ガイドキー72が、ケース30の左側壁33及び右側壁34に形成されたガイド溝(図示省略)内に、上下方向に相対移動可能に挿入されている。以上により、操作ノブ70が、ケース30によってガイドされながら、ケース30に対して上下方向に相対移動する構成になっている。
さらに、操作ノブ70の底壁には、ラバーコンタクト60のスイッチ部63に対応する位置において、左右一対の操作ボス73が、形成されている。操作ボス73は、略円筒状に形成されて、操作ノブ70の底壁から上側へ延出されている。操作ボス73の上端面は、スイッチ部63の下端面に対して下側に隣接して配置されている。これにより、初期位置における操作ノブ70の上側への移動が制限されている。そして、操作ノブ70が上側へ押圧操作されたときには、操作ボス73がスイッチ部63を上側へ押圧しながら、操作ノブ70がフル操作位置へ移動するようになっている。一方、操作ノブ70に対する押圧操作が解除されたときには、スイッチ部63が元の状態に弾性変形することで、操作ボス73がスイッチ部63によって下側へ押圧されて、操作ノブ70が初期位置に復帰するようになっている。
また、操作ノブ70の下端部(一端部)は、操作部74として構成されており、操作ノブ70の初期位置において、操作部74が、ケース30の開口部30Bから下側へ突出されている。さらに、操作部74における前側(アウタパネル12側)の角部(端部)には、面取りが施されている。すなわち、操作ノブ70の当該角部には、傾斜面75が形成されており、傾斜面75が、側面視で、前側へ向かうに従い上側へ傾斜されると共に、操作ノブ70の幅方向全体に亘って延在されている。
<防水カバー80について>
防水カバー80は、弾性を有する部材(本実施の形態では、エラストマ)によって構成されると共に、上側へ開放された略有底矩形筒状に形成されている。また、防水カバー80は、ケース30と一体に形成されて、操作ノブ70の操作部74を下側(ケース30の軸方向一方側)から覆うように、ケース30の下側の開口部30Bを塞いでいる。
具体的には、防水カバー80は、ケース30の下部における外周面を被覆する略矩形筒状の外周カバー部81と、外周カバー部81の下端部から下側へ膨出され且つ操作ノブ70における操作部74の外周部を覆う操作カバー部82と、を含んで構成されている。
また、操作カバー部82は、外周カバー部81における下端部からケース30の内側へ延出され且つケース30の開口部30Bの下端面を被覆する端面カバー部83と、操作ノブ70の操作部74を下側から覆うノブカバー部84と、ノブカバー部84の外周部と端面カバー部83の内側端部を連結し且つ操作ノブ70の角部を被覆するコーナーカバー部85と、有している。
そして、前述のように、操作ノブ70の操作部74は、ケース30の開口部30Bから下側へ突出されているため、防水カバー80のノブカバー部84が端面カバー部83よりも下側に配置されると共に、操作ノブ70の下面の下側に隣接して配置されている。また、ノブカバー部84の外側面(下面)は、バックドア10の取付孔16から下側へ操作可能に露出されている。
さらに、コーナーカバー部85における前端部(具体的には、操作ノブ70の傾斜面75を前側から覆う部分)は、「連結カバー部」としての傾斜カバー部85Aとして構成されている。傾斜カバー部85Aは、操作ノブ70の傾斜面75に沿って形成されている。すなわち、傾斜カバー部85Aは、側断面視で、前側(アウタパネル12側)へ向かうに従い上側(ケース30の軸方向他方側)へ傾斜されている。
さらに、防水カバー80の下端部には、張出部86が形成されている。張出部86は、ノブカバー部84と傾斜カバー部85Aとの接続部分から前側(アウタパネル12側)へ張り出されると共に、防水カバー80の幅方向全体に亘って形成されている。この張出部86は、下側から見て、ケース30の前側壁31の下端面(すなわち、端面カバー部83)及び外周カバー部81と重なって配置されている。より詳しくは、張出部86の前端面(先端面)が、外周カバー部81の前面と面一を成すように、張出部86がノブカバー部84から前側へ張り出されている。また、張出部86の外側面(下面)とノブカバー部84の外側面(下面)とが面一に配置されている。
さらに、張出部86は、端面カバー部83に対して下側に離間して配置されている。これにより、防水カバー80の下端部には、張出部86と端面カバー部83との間において、前側へ開放された「移動許可部」としての凹部87が形成されている。凹部87は、防水カバー80の略幅方向全体に延在された溝状に形成されており、凹部87の開口部が、前後方向において、アウタパネル12の取付面12Aと対向して配置されている。これにより、張出部86における上側への移動が、凹部87によって許容される構成になっている。さらに、上下方向における凹部87の寸法W(図2参照)は、操作ノブ70の操作ストロークSTよりも大きく設定されている。
また、防水カバー80における内側面には、傾斜カバー部85Aとノブカバー部84との接続部分において、上側へ開放された抉り部88が形成されており、抉り部88は防水カバー80の幅方向に沿って延在されている。これにより、防水カバー80では、抉り部88が形成された部位における板厚(肉厚)が、抉り部88以外の部位における板厚(肉厚)よりも薄く設定されている。なお、防水カバー80では、抉り部88以外の部位における板厚(肉厚)が、略一定に構成されている。
さらに、防水カバー80の外周カバー部81の前面には、逃し孔部89(図3参照)が形成されており、逃し孔部89は、ケース30の逃し孔と同軸上に配置されている。また、防水カバー80の前面には、逃し孔部89に対応する位置において、シール90(図3参照)が貼着されている。このシール90は、空気を通過可能に、水などの液体を通過不能に構成されたシールによって構成されている。
(作用効果)
次に、スイッチ装置20に対する操作を、比較例のスイッチ装置100と比較しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
始めに、図5及び図6を用いて、比較例のスイッチ装置100の構成について説明する。スイッチ装置100では、以下に示す点を除いて、本実施の形態のスイッチ装置20と同様に構成されている。なお、図5及び図6では、スイッチ装置100において、本実施の形態と同様に構成された部分には、同一の符号を付している。
このスイッチ装置100は、取付状態におけるスイッチ装置100の下端部とバックドア10のアウタパネル12(取付面12A)との間の隙間を小さくするスイッチ装置として構成されている。すなわち、スイッチ装置100では、操作ノブ70において傾斜面75が省略されている。また、スイッチ装置100では、ケース30の前側壁31の下端面と操作ノブ70の下面とが面一となるように、ケース30の前側壁31の下端が、本実施の形態のスイッチ装置20と比べて下側へ延びている。
さらに、スイッチ装置100の防水カバー80では、本実施の形態の傾斜カバー部85A、張出部86、及び抉り部88が省略されており、端面カバー部83の下面とノブカバー部84の下面とが面一に配置されるように、前側の端面カバー部83が、ノブカバー部84の前端部に直接接続されている。
つまり、比較例のスイッチ装置100では、端面カバー部83がノブカバー部84の前端部から前側に延出されて、ケース30の前側壁31の下端面を被覆している。このため、図6に示されるように、比較例のスイッチ装置100をバックドア10に取付けた状態では、スイッチ装置100の下端部とアウタパネル12の取付面12Aとの間の隙間を、端面カバー部83によって小さくすることができる。これにより、比較例のスイッチ装置100では、スイッチ装置100をバックドア10に取付けたときの見栄えを向上することができる。
一方、比較例のスイッチ装置100を操作者によって操作するときには、操作者の指によって、防水カバー80のノブカバー部84を上側へ押圧する。これにより、ノブカバー部84が上側へ弾性変形して、上側への操作力が操作ノブ70に入力される。したがって、操作ノブ70が上側へ移動して、操作ノブ70の操作ボス73がラバーコンタクト60のスイッチ部63を押圧する。これにより、ラバーコンタクト60の可動接点が、ベース部材50の対を成す固定接点56に接近して、当該固定接点56に当接する。この結果、対を成す固定接点56同士が電気的に接続されて、制御部がスイッチ装置100のオン信号を検知する。
ここで、比較例のスイッチ装置100では、上述のように、ケース30の前側壁31の下端面を被覆する端面カバー部83がノブカバー部84の前端部から前側に延出されている。このため、端面カバー部83の外側面(下面)が、スイッチ装置100の操作面として構成されている。これにより、図6の矢印Aにて示されるように、操作者が、防水カバー80の端面カバー部83を押圧操作したときには、操作者が、端面カバー部83を介してケース30の前側壁31の下端面を直接押圧するようになる。すなわち、前側壁31によって上側への移動が阻止された状態の端面カバー部83を、操作者が上側へ押圧することになる。このため、操作ノブ70を上側へ移動させることができなくなる可能性がある。また、操作ノブ70を上側へ移動させるためには、上側への移動が阻止された端面カバー部83を上側へ押圧しつつ、ノブカバー部84を上側へ弾性変形させる必要がある。したがって、操作者に対する操作フィーリングが低下する。
以上により、比較例のスイッチ装置100では、スイッチ装置100をバックドア10に取付けたときの見栄えを向上できるものの、操作者に対する操作フィーリングが低下するという問題がある。
これに対して、本実施の形態のスイッチ装置20では、操作ノブ70の操作部74が、ケース30の下側の開口部30Bから下側へ突出されている。また、防水カバー80が、ケース30の開口部30Bの下端面を被覆する端面カバー部83と、操作ノブ70の操作部74を下側から覆うノブカバー部84と、を有している。すなわち、ノブカバー部84が、端面カバー部83よりも下側に配置されると共に、下側から見て、端面カバー部83に対してケース30の内側に配置されている。つまり、ノブカバー部84が、ケース30の前側壁31よりも後側に配置されるため、ノブカバー部84とアウタパネル12の取付面12Aとの間に、隙間が形成されるようになる。
ここで、防水カバー80は、張出部86を有しており、張出部86は、ノブカバー部84から前側へ張り出されて、下側から見てケース30の前側壁31の下端面(すなわち、端面カバー部83)及び外周カバー部81と重なっている。このため、ノブカバー部84とアウタパネル12の取付面12Aとの間の隙間が、張出部86によって詰められる。これにより、仮に、防水カバー80において張出部86を省略した構成と比べて、ノブカバー部84とアウタパネル12の取付面12Aとの間の隙間を小さくすることができる。すなわち、上記比較例と同様に、スイッチ装置20の下端部とアウタパネル12の取付面12Aとの間の隙間を、張出部86によって小さくすることができる。したがって、スイッチ装置20をバックドア10に取付けたときの見栄えを向上することができる。
またここで、張出部86が端面カバー部83に対して下側に離間して配置されており、張出部86と端面カバー部83との間に凹部87が形成されている。このため、張出部86における上側への移動を凹部87によって許容することができる。これにより、操作者が防水カバー80における張出部86を上側へ押圧操作したときでも、張出部86を上側へ移動させながら、ノブカバー部84を上側へ弾性変形させることができる。その結果、操作ノブ70を上側へ良好に移動させることができる。したがって、取付状態におけるスイッチ装置20の見栄えを向上するために、防水カバー80に張出部86を設けた構成にしても、操作者に対する操作フィーリングを向上することができる。
以上により、本実施の形態のスイッチ装置20によれば、取付状態におけるスイッチ装置20の見栄えを向上しつつ、操作フィーリングを向上することができる。
また、凹部87は、前側(すなわち、アウタパネル12の取付面12A側)へ開放されると共に、左右方向に延在された溝状に形成されている。このため、張出部86における上側への移動を簡易な構成で許容することができる。
また、凹部87の開口部とアウタパネル12の取付面12Aとが、前後方向に対向して配置されるため、スイッチ装置20を下側から見たときに、凹部87(の開口部)を視認不能にすることができる。これにより、スイッチ装置20をアウタパネル12に取付けたときの見栄えを一層向上することができる。
また、上下方向における凹部87の寸法Wが、上下方向における操作ノブ70の操作ストロークSTよりも大きく設定されている。このため、操作者が防水カバー80の張出部86を上側へ押圧操作するときに、張出部86が防水カバー80の端面カバー部83に当接することを抑制できる。すなわち、操作者が防水カバー80の張出部86を上側へ押圧操作したときでも、操作者が張出部86及び端面カバー部83を介してケース30の前側壁31の下端面を直接押圧することを抑制できる。したがって、操作者に対する操作フィーリングを一層向上することができる。
また、操作ノブ70における操作部74の前端部には、前側へ向かうに従い上側へ傾斜された傾斜面75が形成されている。さらに、防水カバー80は、端面カバー部83とノブカバー部84とを連結する傾斜カバー部85Aを有しており、傾斜カバー部85Aが、操作ノブ70の傾斜面75に沿って配置されている。そして、張出部86が、傾斜カバー部85Aとノブカバー部84との接続部分から前側へ張出されている。これにより、操作者に対する操作性を効果的に向上することができる。
すなわち、張出部86が傾斜カバー部85Aとノブカバー部84との接続部分から前側へ張出されているため、側断面視で、張出部86が所謂片持ち構造を成している。このため、操作者が張出部86を上側へ押圧操作したときには、張出部86が、その基端部を起点に屈曲して、傾斜カバー部85Aに沿うように変形する(図4において、2点鎖線にて示される張出部86を参照)。より詳しくは、張出部86が、側断面視で前側へ向かうに従い上側へ傾斜するように変形する。これにより、仮に、操作ノブ70において傾斜面75を省略した構成と比べて、操作ノブ70の前角部を上側へ押圧し易くなる。このため、この状態で操作者が張出部86をさらに上側へ押圧することで、操作者の上側への操作力を操作ノブ70の傾斜面75に伝達させて、操作ノブ70を上側へ移動させることができる。したがって、操作ノブ70において傾斜面75を省略した構成と比べて、操作者に対する操作性を効果的に向上することができる。
また、防水カバー80の内側面には、上側へ開放された抉り部88が形成されており、抉り部88は、傾斜カバー部85Aとノブカバー部84との接続部分に配置されると共に、左右方向に延在されている。これにより、防水カバー80の抉り部88が形成された部位の肉厚を、防水カバー80の抉り部88以外の部位の肉厚に対して、薄くすることができる。このため、操作者がノブカバー部84を上側へ押圧操作したときには、ノブカバー部84を、抉り部88が形成された部位を起点に上側へ容易に屈曲させることができる。したがって、ノブカバー部84を上側へ押圧操作したときに、傾斜カバー部85Aがノブカバー部84に突き当たってノブカバー部84の操作フィーリングが悪化することを抑制できる。よって、傾斜カバー部85Aを設けた場合でも、操作者がノブカバー部84を押圧操作したときの操作性をより効果的に向上することができる。
また、防水カバー80では、張出部86の外側面(下面)とノブカバー部84の外側面(下面)とが面一に形成されている。すなわち、スイッチ装置20において、バックドア10の取付孔16から下側へ露出される面が面一に形成されている。このため、スイッチ装置20をバックドア10に取付けたときの見栄えを一層向上することができる。
また、スイッチ装置20は、車両のバックドア10を構成するアウタパネル12に取付けられている。このため、スイッチ装置20をバックドア10に取付けたときの見栄えを向上することができると共に、操作フィーリングを向上することができる。
なお、本実施の形態では、上下方向における凹部87の寸法Wが、上下方向における操作ノブ70の操作ストロークSTよりも大きく設定されているが、上下方向における凹部87の寸法Wを、操作ノブ70の操作ストロークSTと同じに設定してもよい。この場合においても、操作者が防水カバー80の張出部86を上側へ押圧操作したときに、操作者が張出部86及び端面カバー部83を介してケース30の前側壁31の下端面を直接押圧することを抑制できる。
また、本実施の形態では、下側から見て、防水カバー80の張出部86と、端面カバー部83及び外周カバー部81と、が重なるように、張出部86がノブカバー部84から前側へ張り出されているが、張出部86の張出量はこれに限らない。例えば、張出部86が、下側から見て、少なくとも端面カバー部83と重なるように、張出部86をノブカバー部84から前側へ張り出してもよい。
また、本実施の形態では、防水カバー80に抉り部88が形成されているが、防水カバー80において、抉り部88を省略してもよい。
また、本実施の形態では、防水カバー80における抉り部88以外の部位における肉厚が一定に構成されているが、防水カバー80において、抉り部88以外の部位の肉厚を可変させてもよい。例えば、張出部86の肉厚を、他の部分の肉厚と比べて薄くしてもよい。
また、本実施の形態の防水カバー80において、凹部87の溝幅を凹部87の開口側へ向かうに従い広くするように構成してもよい。具体的には、図4において2点鎖線にて示されるように、凹部87の上側の内周面を傾斜面87Aとして形成してもよい。これにより、張出部86がその基端部を起点に屈曲したときに、張出部86が端面カバー部83に干渉することを抑制できる。したがって、操作者に対する操作フィーリングをより一層向上することができる。
また、本実施の形態では、スイッチ装置20は、ガーニッシュ14を介してバックドア10のアウタパネル12に取り付けられているが、スイッチ装置20をボルトなどの固定部材を用いて直接、アウタパネル12に固定するようにしてもよい。
10 バックドア
12 アウタパネル(取付部材)
12A 取付面
14 ガーニッシュ
16 取付孔
20 スイッチ装置
30 ケース
30A 段差部
30B 開口部
30C 係止孔
31 前側壁
32 後側壁
33 左側壁
34 右側壁
35 固定片
35A 固定孔
40 スイッチ機構部
50 ベース部材
51 係止爪
52 ターミナル
53 ハーネス
55 位置決めボス
56 固定接点
60 ラバーコンタクト
61 位置決め部
62 逃げ部
63 スイッチ部
63A スイッチ基部
63B 作動部
70 操作ノブ
71 ガイド溝
72 ガイドキー
73 操作ボス
74 操作部
75 傾斜面
80 防水カバー
81 外周カバー部
82 操作カバー部
83 端面カバー部
84 ノブカバー部
85 コーナーカバー部
85A 傾斜カバー部(連結カバー部)
86 張出部
87 凹部(移動許可部)
88 抉り部
89 逃し孔部
90 シール
ST 操作ストローク
W 寸法
100 スイッチ装置

Claims (7)

  1. 取付部材に取付けられるスイッチ装置であって、
    筒状に形成され、側壁の一部が前記取付部材の取付面と対向して配置される対向壁として構成されたケースと、
    前記ケースの軸方向に進退可能に前記ケースの内部に配置され、前記ケースの軸方向一方側の開口部から前記ケースの軸方向一方側へ突出された操作部を有する操作ノブと、
    前記ケースの軸方向一端部において前記操作部を覆うように前記開口部を塞ぐと共に、弾性変形可能に構成された防水カバーと、
    を備え、
    前記防水カバーが、
    前記開口部の端面を被覆する端面カバー部と、
    前記操作部を前記ケースの軸方向一方側から覆うノブカバー部と、
    前記ケースの軸方向から見て、前記ノブカバー部から前記対向壁の端面と重なる位置まで張り出された張出部と、
    前記張出部と前記端面カバー部との間に設けられ、前記張出部における前記ケースの軸方向他方側への移動を許容する移動許容部と、
    を含んで構成されているスイッチ装置。
  2. 前記移動許容部が、前記取付面側へ開放された凹部として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記ケースの軸方向における前記移動許容部の長さが、前記ケースの軸方向における前記操作ノブの操作ストローク以上に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記操作部における前記対向壁側の端部には、前記対向壁側へ向かうに従い前記ケースの軸方向他方側へ傾斜された傾斜面が形成され、
    前記端面カバー部と前記ノブカバー部とが、前記傾斜面に沿って延在された連結カバー部によって連結されており、
    前記張出部が、前記連結カバー部と前記ノブカバー部との接続部分から張出されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記防水カバーの内周面には、前記連結カバー部と前記ノブカバー部との接続部分において、前記ケースの軸方向他方側へ開放された抉り部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ装置。
  6. 前記張出部の外側面と前記ノブカバー部の外側面とが面一に形成されていることを特徴とする請求項1~請求項5の何れか1項に記載のスイッチ装置。
  7. 前記取付部材が、車両のバックドアを構成するアウタパネルであることを特徴とする請求項1~請求項6の何れか1項に記載のスイッチ装置。
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