JP6994075B2 - 耐水性の携行型時計ケース - Google Patents

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Description

本発明は、耐水性の携行型時計(例、腕時計、懐中時計)のケースに関し、特に、ダイビングウォッチ用のものに関する。
機械式又は電子式の携行型時計を水中で用いるためには、計時器用ムーブメントやタイムベースの計時器用モジュールを搭載している携行型時計ケースが密封されていなければならない。このために、携行型時計ケースは、ミドル部の第1の側に密封固定される裏部と、第1の側とは反対側のミドル部の第2の側に固定される風防とを備える。携行型時計の裏部、ミドル部及び風防を組み付けるために、パッキンが用いられる。また、携行型時計機能の制御メンバーないし設定メンバーは、待機位置において、ケースのミドル部を貫通するように密封取り付けされている。
潜水中などのときには携行型時計ケース内の圧力が大気圧に近く、携行型時計ケースは、一般的には、携行型時計ケースの高い水圧に耐えるように構成していたり組み付けられたりしていない。伝統的な携行型時計の単純なパッキンでは、非常に深くまで潜水しているときに耐水性が良好であることを確実にするために十分ではない。
スイス特許文献CH690870A5には、耐水性の携行型時計ケースが記載されている。この携行型時計ケースは、上側でミドルベゼルに固定された風防と、ミドル部の内ねじにねじ込まれることによって固定される裏部によって構成している。この風防は、円環状の環状パッキンを用いてミドル部に固定され、ミドル部のリムに支えられる。また、裏部の外側リムとミドル部の下面の間にもパッキンが設けられる。また、ねじ山が高い水圧で損傷する可能性があるため、耐久性が高い金属によって作られたドームも設けられる。このドームは、裏部の内側面、そして、ミドル部の内側縁部に支えられる。しかし、携行型時計ケースがこのように構成していても、非常に深い深さまで潜水しているときにケースの耐水性が良好であることを確実にすることはできていない。このことは望ましくない。
スイス特許文献CH372606は、裏部を囲み風防によって閉じられる中央部ないしミドル部を備える耐水性の携行型時計ケースについて記載している。ねじ山付きリングは、裏部の傾斜した外側面に支えられて裏部を保持し、ミドル部に接続された固定部にねじ込まれる。このような構成では、非常に深い深さまで潜水しているときにケースの良好な耐水性を確実にすることはできない。このことは望ましくない。
したがって、本発明は、深い深さに潜水するために高い水圧に耐えるように構成している耐水性の携行型時計ケースを提案することによって、上述の従来技術の課題を解決することを主な目的とする。
このために、本発明は、独立請求項1に記載の特徴を備える耐水性の携行型時計ケースに関する。
従属請求項2~16に、耐水性の携行型時計ケースの特定の実施形態が定められている。
この耐水性の携行型時計ケースの利点は、一体的な金属ガスケットを用いて風防がミドル部に固定されていることと、ミドル部と風防の接触面が傾いていることに基づいている。金属製の固定用ガスケットは、風防をミドル部に固定する操作の前に、固定面を補完する形状となっている。ミドル部が概して円筒状である場合、風防とミドル部に、又はさらにはミドル部の反対側に取り付けられた裏部に、テーパー状の支持面が形成される。このようにして、風防と裏部にかかる圧力の力は、テーパー状の支持面を介して、そして、一体的な金属ガスケットを用いて、ミドル部に伝達される。
好ましいことに、アモルファス金属によって作られた一体的なガスケットの場合、固定用ガスケットを用いて風防をミドル部に固定することは、特に、熱間加工によって行われる。このことによって、応力集中を防ぎ、風防の強度を高め、携行型時計ケースの密封性を高める。
好ましいことに、風防をミドル部に固定する操作の間に、加熱されたアモルファス金属ガスケットは、軟化した状態にあり、これによって、各接触面の仕上げのいずれの間隙をも充填しつつ、風防の接触面及びミドル部の接触面に適切に当てられる。また、ミドル部に固定された風防を冷却するときにこのアモルファス金属ガスケットは、ミドル部と風防の間の応力インタフェースとして作用する。なぜなら、チタンなどによって作られたミドル部の熱膨張係数が、サファイアなどによって作られた風防のものよりも大きいためである。
図面を参照しながら以下の説明を読むことによって、耐水性の携行型時計ケースの目的、利点及び特徴をよく理解することができるであろう。
図1aは、本発明に係る耐水性のケースを備える携行型時計の一実施形態の断面図、及び本発明に係るミドル部に対する風防の固定を示している部分的な詳細断面図である。 図1bは、本発明に係る耐水性のケースを備える携行型時計の一実施形態の断面図、及び本発明に係るミドル部に対する風防の固定を示している部分的な詳細断面図である。 図2aは、本発明に係る携行型時計ケースの固定用ガスケットの部分的な三次元的な断面図、及びこの固定用ガスケットを用いて風防をミドル部に固定するための複数のステップを示している。 図2bは、本発明に係る携行型時計ケースの固定用ガスケットの部分的な三次元的な断面図、及びこの固定用ガスケットを用いて風防をミドル部に固定するための複数のステップを示している。 図2cは、本発明に係る携行型時計ケースの固定用ガスケットの部分的な三次元的な断面図、及びこの固定用ガスケットを用いて風防をミドル部に固定するための複数のステップを示している。 風防をミドル部に固定するための本発明の一実施形態についての部分詳細断面図である。 本発明に係る携行型時計ケースの一実施形態を上から見た図である。 図5aは、レーザーによってエッチングされて風防をミドル部に固定するための面上に刻み込みを形成することができる金属被覆がある風防を示している。 図5bは、本発明に係る刻み込みがある風防上の金属被覆の一部を示している。
以下において、当業者によく知られている、耐水性の携行型時計、特に、ダイビングウォッチ、のケースの構成要素についてはすべて簡略化した形態でのみ説明している。
図1a及び1bは、ダイビングウォッチに用いることができる携行型時計ケース1の一実施形態を示している。携行型時計ケース1は、基本的に、ミドル部2の上側に固定されサファイアや鉱物の結晶によって作ることができる風防3を備え、さらに、可能性としては、ミドル部2の下側に取り付けられる裏部4を備える。また、ミドル部2の上側にベゼル7を取り付けることもできる。携行型時計ケース1には、ケーシングサークル8内に計時器用ムーブメント又はモジュール10が配置されており、ダイビングウォッチの時間、日付又は他の機能を設定するために、ミドル部2上に又はミドル部2を貫通するように、安静位置において密封されるように、少なくとも1つの制御メンバー(図示せず)を取り付けることができる。
携行型時計ケース1の裏部4が設けられる場合、この堅固な裏部4は、内側のねじ山がある環状リム14を備えることができ、ミドル部2の下側にあるねじ山26にねじ込むようにする。裏部4の環状支持面24は、裏部4をミドル部2に取り付けるときにミドル部2の環状内側面32と接触する。これは、支持面24と相補的な形状である。支持面24と内側面32は、携行型時計ケース1の平面に垂直な軸に対して所定の角度傾斜している。概して円筒状であるミドル部の場合、面24、32は円錐状であり、携行型時計ケース1の中心軸に対して所定の角度で携行型時計ケース1の内側の方へと傾いている。このことは、各テーパーの形の頂上が携行型時計ケース1の内側の方向にあることを意味している。また、ミドル部2の下側には、裏部4がミドル部2に取り付けられているときに支持面24に接触する円環状のパッキン6を収容する環状溝16がある。チタンのような材料によって作られたミドル部2と裏部4の場合、前記角度は中心軸に対して60°±5°のオーダーであることができる。このことによって、深い深さまで潜水しているときの水圧に起因する裏部4とミドル部2の間の応力の分布を良好にすることができる。
風防3には、環状周面13があり、ミドル部2の上側の環状内側面12上に一体的な金属製の固定用ガスケット5、5’を用いて固定される。環状内側面12は、環状周面13に対して相補的な形状であることが好ましい。また、固定操作の前に、ミドル部2の風防3の接触面を補完する形状となるように、ミドル部2と風防3のインタフェースとして機能するガスケット5、5’を形成することもできる。風防3の環状周面13は、携行型時計ケース1の平面に垂直な軸に対して90°未満の所定の角度傾斜している。好ましくは、環状内側面12は、概して、中心軸に対して環状周面13と同じ角度で携行型時計ケース1の内側の方に傾斜している。
ミドル部2が概して円筒状である場合、内側周面13と環状内側面12はテーパー状であり、携行型時計ケースの内側の方に所定の角度傾斜している。このことは、各テーパーの形の頂上が携行型時計ケース1の内側の方向にあることを意味している。面12及び13の所定の傾斜角度は、中心軸に対して43°±5°のオーダーであることができる。このことのおかげで、深い深さまで潜水しているときの水圧に起因する風防3とミドル部2の間の応力の分布を良好にすることができる。ケース1の内側の方に接触面12、13が傾いているおかげで、携行型時計ケース1内の圧力と水圧の差によって、接触面12、13と固定用ガスケット5、5’の間に残る隙間をいずれも閉じる傾向が発生する。このことによって、耐水性が良好であることと耐圧力性が確実になる。
この実施形態において、一体的な金属製の固定用ガスケット5、5’は、アモルファス金属、金属性ガラス又はアモルファス金属合金によって作られる。これには、第1の部分5と第2の部分5’があることができる。固定用ガスケット5、5’は、ミドル部2上にて風防3を密封して閉じるために環状の形状をしている。概して円筒状であるミドル部2のために、ガスケットの第1の部分5はテーパー状であり、第2の部分5’は円筒状である。風防3がミドル部2上にて固定されると、第1の部分5はミドル部2と風防3の傾斜面に固定され、かつ、第2の部分5’は風防3の環状周面13の上方の風防3の環状内側壁22及び環状外側壁23に固定される。第2の部分5’は、ベゼル7のすぐ下の風防3の中間的な高さで止まることができ、かつ、ガスケットの第1の部分5は、風防3の底部とミドル部2の間のリンクの高さレベルよりも下まで延在していることができる。
断面における第1の部分5の長さは、5mmのオーダーであることができ、ガスケット5、5’の第2の部分の高さは、2.5mmのオーダーであることができる。なお、この形態には限定されない。ガスケットの厚みは、0.65mmのオーダーであることができる。
通常、環状の一体的な金属製の固定用ガスケット5、5’は、アモルファス金属合金によって形成されており、これによって、熱間加工などによって風防3をミドル部2に固定する。風防3をミドル部2に固定するときには、風防3とミドル部2の間の空間が完全に埋められるようにする。このようにして風防3をミドル部2に押し付けながらガスケットを熱間加工することによって、風防3の接触面の仕上げとミドル部2の接触面の仕上げを熱軟化ガスケットによって一度で済ます。したがって、風防3の環状周面13において、風防3とミドル部2にガスケット5、5’が良好に接着するために十分な特定の粗さを有するようにすることを考えることができる。このようにして、熱軟化アモルファス金属ガスケットは、風防3とミドル部2の仕上げを完璧に行い、これによって良好な密封性が確実になる。
また、この金属は、さらに、風防3のテーパー状の面とミドル部2のテーパー状の面の間の潜在的な角度エラーを補償し、したがって、風防3がミドル部2に完璧に支えられることを確実にする。このことによって、圧力がかかっているときの応力集中を大きく低減することができる。このことは非常に重要である。なぜなら、風防3が、一般的には、サファイアや鉱物ガラスのような脆弱な材料によって作られているためである。したがって、ミドル部2に対する風防3の接触が非常に局所的であれば、水中で圧力がかかっているときに破損が発生する可能性がある。
上で説明したように、アモルファス金属によって作られたガスケット5、5’は、ミドル部2と風防3のインタフェースとして機能する。また、このガスケットは、熱軟化ガスケット5、5’を用いて加熱下で風防3をミドル部2に固定する操作の間に、冷却操作の間に応力を蓄積するようにも機能する。このことは重要である。なぜなら、チタンによって作られたミドル部2の熱膨張係数が、サファイアによって作られた風防3の接触面の熱膨張係数よりも大きいためである。
一体的な金属ガスケット5、5’全体を作るために、いくつかのタイプのアモルファス金属合金を用いることができる。最も一般的な場合では、アモルファス金属合金は、主にジルコニウムによって構成していることができる。このことによって、350℃よりも高い温度で、すなわち、合金のガラス転移温度よりも高い温度で、ガスケットを形成することが可能になる。ジルコニウムベースのアモルファス金属合金は、Zr(52.5%)、Cu(17.6%)、Ni(14.9%)、Al(10%)及びTi(5%)によって構成していることができる。また、ジルコニウムベースのアモルファス金属合金は、Zr(58.5%)、Cu(15.6%)、Ni(12.8%)、Al(10.3%)及びNb(2.8%)を含有することができる。また、ジルコニウムベースのアモルファス金属合金は、Zr(44%)、Ti(11%)、Cu(9.8%)、Ni(10.2%)及びBe(25%)を含有することができ、あるいは最後に、Zr(58%)、Cu(22%)、Fe(8%)及びAl(12%)を含有することができる。好ましくは、このようなガスケットの製造を容易にするために、アモルファス金属合金は、主に、白金によって構成していることができる。このことによって、230℃よりも高い温度でガスケットを形成することが可能になる。白金ベースのアモルファス金属合金は、Pt(57.5%)、Cu(14.7%)、Ni(5.3%)及びP(22.5%)を含有することができる。また、主にパラジウム(Pd)をベースとするアモルファス金属合金の一体的な金属ガスケット5、5’を作ることも可能である。このことによって、300℃よりも高い温度でガスケットを形成することができる。
また、アモルファス金属の他の合金についても言及することができる。チタンベースのアモルファス金属合金は、Ti(41.5%)、Zr(10%)、Cu(35%)、Pd(11%)及びSn(2.5%)を含有することができる。パラジウムベースのアモルファス金属合金は、Pd(43%)、Cu(27%)、Ni(10%)及びP(20%)を含有することができ、あるいはPd(77%)、Cu(6%)及びSi(16.5%)を含有することができ、あるいは最後に、Pd(79%)、Cu(6%)、Si(10%)及びP(5%)を含有することができる。ニッケルベースのアモルファス金属合金は、Ni(53%)、Nb(20%)、Ti(10%)、Zr(8%)、Co(6%)及びCu(3%)を含有することができ、あるいはNi(67%)、Cr(6%)、Fe(4%)、Si(7%)、C(0.25%)及びB(15.75%)を含有することができ、あるいは最後に、Ni(60%)、Pd(20%)、P(17%)及びB(3%)を含有することができる。鉄ベースのアモルファス金属合金は、Fe(45%)、Cr(20%)、Mo(14%)、C(15%)及びB(6%)を含有することができ、あるいはFe(56%)、Co(7%)、Ni(7%)、Zr(8%)、Nb(2%)及びB(20%)を含有することができる。金ベースのアモルファス金属合金は、Au(49%)、Ag(5%)、Pd(2.3%)、Cu(26.9%)及びSi(16.3%)を含有することができる。
このようなアモルファス金属によって作られたガスケット5、5’の製造は、以下のような異なる成形方法によって行うことができる。
- 溶融金属から直接製造する方法である。例えば、圧力注入、重力鋳造、遠心鋳造、抗重力鋳造、吸引鋳造、付加的粉末製造の方法である。
- ガラス転移温度よりも高い温度での熱変形によってアモルファスプレフォームから製造する方法である。例えば、電磁成形、容量性放電による成形、ガス圧下での成形、機械的成形の方法である。このステップの目的は、正確な寸法を有するプレフォームを得て、十分な割合のアモルファス相を含むようにして後述するアセンブリーステップの間にそのプレフォームの変形を可能にすることである。
図2aの部分的な三次元的断面図を用いて、テーパー状の第1の部分5と円筒状の第2の部分5’がある環状の固定用ガスケットを示している。図2b及び2cに示しているように、この2つの部分5、5’によって構成しているガスケットの形態は、風防3をミドル部2に固定するように用いられる。
図2bにおいて、まず、ガスケット5、5’をミドル部2の上側に配置する。ガスケットの第1の部分5は環状内側面12と接触しており、第2の部分5’はミドル部2の環状内側壁22の近くにある。そして、風防3をガスケット5、5’上に取り付ける。風防3の環状周面13はガスケットの第1の部分5と接触しており、環状周面13の上方の風防3の環状外側壁23はガスケットの第2の部分5’の近くにある。このようにして、ミドル部2と風防3の間にガスケット5、5’を配置する。
全体的にアモルファス金属合金によって作られたガスケット5、5’を用いて風防3をミドル部2に固定するために、ミドル部2の上側上に風防3の環状外側壁23と接触するように重なりを防ぐ道具MCを配置する。この重なりを防ぐ道具MCの目的は、ガスケットのアモルファス金属合金がミドル部2の上側から出ることを防ぐことである。また、ガスケットのアモルファス金属合金が下側から出ることを防ぐために、ガスケットの下であって携行型時計ケースの内側に、別の重なりを防ぐ道具(図示せず)を設けることもできる。上側の道具MHが風防3をミドル部2の方へと押し、下側の道具MBがミドル部2の下側を支える。
ガスケット用のジルコニウムベースのアモルファス金属合金を用いて、約10000~80000Nの圧力を用いて30~250秒間約480℃の温度で風防3をミドル部2に押す。このようにして、ガスケットの部分5にサファイア3が与える圧力は、ガスケットの部分5に含まれる材料を部分5’の方、また、下方へと、クリープさせる。この結果、風防3が下方に変位し、ミドル部2、重なりを防ぐ道具MC、内側の重なりを防ぐ道具及び風防3の間の空間をガスケットが完全に満たすまで、ガスケットの部分5が薄くなる。アモルファス金属ガスケットは、そのクリープの間に、面12、13、22及び23の詳細のすべてを型として成型される。ガスケット変形ステップの終わりにアセンブリーを冷却するときに、ミドル部2、ガスケット5、5’及び風防3の寸法はそれぞれ、それらの対応する膨張係数に比例して小さくなるようにする。しかし、風防3(例、α=5~8ppmのサファイア製)は、ミドル部2の膨張係数及びアモルファス金属(=9~18ppm)によって作られたガスケット5、5’の膨張係数よりも小さい膨張係数(例、チタンの場合はα=8.5~11ppm、ステンレス鋼の場合は12~18ppm、金の場合は12~16ppm)を有する。このことによって、円筒状のガスケットの第2の部分5’においてミドル部2とアモルファス金属によって作られたガスケット5、5’とを圧縮して風防3に対抗するようにする力が発生する。この圧縮によって、周部温度における非常に高い強度と非常に良好な密封性の両方を確実にすることができる。
また、アモルファス金属の固有の機械的性質、特に、その非常に高い降伏強さσe(例、Zrベースの場合に1700MPa、Pdベースの場合に1550MPa、Ptベースの場合に1350MPa)とその非常に高い弾性変形εe(すべてのアモルファス金属に対して1.5~2%)が組み合わさった性質は、非常に高い圧力下で応力を受けているときに風防3との接触領域におけるガスケット5、5’の可塑化を防ぐ。また、ミドル部2の機械的性質(例えば、グレード5のチタンの場合、σe:850MPa、εe:0.5~0.8%)は、ガスケット用に選択されたアモルファス金属の機械的性質よりも劣るが、ミドル部2には可塑化しないという性質もある。なぜなら、アモルファス金属によって作られたガスケット5、5’によって応力を均質化することができ、したがって、その応力がガスケット-ミドル部のインタフェースにおいて小さくなるからである。
パラジウムを主に含有するアモルファス金属合金の場合、ガスケット5、5’を用いるミドル部2に対する風防3の固定は、30~250秒間約10000~80000Nの圧力を与えつつ、380℃のオーダーの温度で行われる。
白金を主に含有するアモルファス金属合金の場合、ガスケット5、5’を用いるミドル部2に対する風防3の固定は、30~250秒間約10000~80000Nの圧力を与えつつ、280℃のオーダーの温度で行う。
上述したように、ミドル部2と風防3の膨張係数の違いに起因して、冷却している間に風防3に応力が発生する。このような力は、アセンブリーの幾何学的形状、選択された材料(ミドル部、アモルファス金属、風防)及びアセンブリーの間に用いられる温度に依存する。このような応力は、アセンブリーの強度と密封性を確実にするために有用であるが、それが大きすぎたり又は集中している場合には、風防を破壊してしまう可能性がある。このため、この問題を防ぐために、適切なアモルファス金属を選択することが重要である。具体的には、例えば、Ptベースのアモルファス金属を用いることによって、上記のような力を小さくすることができる。なぜなら、このアセンブリー方法の温度が低く(約280℃)、したがって、風防3に対するミドル部2の差動的な収縮が小さくなるからである。
上述したアセンブリー方法の後に風防3における応力を低減する別の手段として、アモルファス金属によって作られたガスケット5、5’を部分的に又は完全に結晶化させることを伴うものがある。具体的には、結晶化によって、アモルファス金属の体積を減少させ、したがって、ガスケット5、5’の体積を減少させ、このことによって、ガスケットは、ミドル部-ガスケットの接触面及びガスケット-風防の接触面がわずかに分離する。冷却の間に、ミドル部2の差動的な収縮は、まず、風防3に対するクランプを開始する前に、アモルファス金属の結晶化によって発生する空隙を埋め合わさなければならない。サファイアに最終的に存在する残留応力は、100%アモルファスのガスケットに比べて小さい。
作用段階の後に長い時間にわたってアセンブリーの温度を維持することによって、ガスケット5、5’の結晶化を行うことができる。例えば、ジルコニウムベースの合金の場合、480℃で5分間維持すると、ガスケットの結晶化を発生させることができる。また、クリープ段階の後に温度を20~100℃高くして、結晶化を促進したり、結晶化の性質を変えたりすることもできる(異なる結晶相を得る)。また、クリープ段階の後に温度を低くして、結晶化を遅くしたり細かくしたりすることもできる。
図2cは、用いた工具を取り外した後における、ミドル部2上への風防3の固定の結果を示している。ベゼル7は、ミドル部2の上側を覆っている。ガスケットの第1の部分5は、風防3の環状周面13をミドル部2の環状内側面12に堅固に接続している。ガスケットの第2の部分5’は、ミドル部2の環状内側壁22と、風防3の環状外側壁23とを堅固に接続している。通常、ガスケットの第1の部分5は、風防3の底部とミドル部2の間のリンクの高さレベルよりも下まで延在しており、したがって、ミドル部2には、図2b及び2cに示している内側くちばし部がない。
図3は、風防3をミドル部2に固定するための一実施形態における部分詳細断面図を示している。風防3には、環状周面13があり、これは、ミドル部2の上側の環状内側面12上に一体的な金属固定用ガスケット5、5’を用いて固定される。ミドル部2は全体として円筒状であるが、風防3の内側周面13はテーパー状であり、ミドル部2の内側周面12は携行型時計ケース1の平面内にありディスクの一部の形状となっている。ガスケットの第1の部分5は、内側周面13と環状内側面12の間にあり、ガスケットの第2の部分5’は、ミドル部2の環状内側壁22と風防3の環状外側壁23の間にある。
図4は、携行型時計ケース1の一実施形態を上から見た図である。この携行型時計ケース1は、ミドル部2と、風防3と、ベゼル7と、及びミドル部2を貫通するステム-リュウズの形態である制御メンバー9とを備える。ステム-リュウズには、安静位置にてミドル部2のテーパー状の内側面と接触するテーパー状の面(図示せず)があり、これによって、水密密封性及び潜水中に水圧に耐える能力を確実にする。風防3の環状周面13と固定用ガスケットの第1の部分の間の接続部に、単語、数字又は絵柄の刻み込み103が形成される。
図5a及び5bに示しているように、刻み込み103を形成するために、風防3の構造化接触面を設けること、及び/又は装飾層を風防3の面上に堆積させることもできる。この構造化及び/又は堆積物63は、風防3の環状周面13上に堆積させることができる。また、レーザーデバイス50から発するレーザービームLを用いて堆積物63をエッチングすることによって、一又は複数の単語、数字又は絵柄を書き込むこともできる。堆積物63は、固定用ガスケットの第1の部分の色とは異なる色を有することができる。この結果、堆積物63上にて刻み込み103をエッチングした後、堆積物63の色とは異なる色を有する固定用ガスケットの第1の部分上に風防3の環状周面13を配置したり固定したりすることができる。
また、風防3の面を選択的に構造化することによって、風防3の接触面上にパターンを形成することもできる。この面は、例えば、レーザー、化学的方法によって、又はさらには機械的方法(例、研削又はミリング)によって、構造化することができる。このようにして、風防3をミドル部2に固定した後には、形成した刻み込みを風防3を通して読むことができる。この刻み込みは、携行型時計のブランドを示すこともできる。
なお、上述した変形実施形態にしたがってミドル部2に風防3を固定すること及び風防3とミドル部2の間のテーパー状の面の接触によって、風防3とミドル部2の間の耐水性及び応力分布が良好であることが確実になる。このことは、携行型時計が深い深さの水の中において内部の圧力と水圧との間の圧力差に起因する高い応力に耐えなければならないために必要である。このテーパー状の形のためにミドル部2、ガスケット5、5’及び風防3の間の接触面が非常に大きいため、より広い面積にわたって応力伝達が良好に行われる。このことは、深くまで潜水しているときに、風防における応力集中を低減させて破損を防ぐ上で重要である。また、このことによって、携行型時計ケースの耐水性能を確実にすることもできる。この構成によって、携行型時計ケース上に与えられる水圧は、接触面の間のいずれの隙間をも閉じようとする。また、このことによって、固定用ガスケットの押し出しを防ぐ。
以上の説明から、当業者であれば、請求の範囲において定められた本発明の範囲から逸脱することなく、携行型時計ケースのいくつかの代替的な実施形態を設計することができる。携行型時計ケースのミドル部の全体的な形は、円筒状ではない形であることができる。
1 携行型時計ケース
2 ミドル部
3 風防
5 ガスケットの第1の部分
5’ ガスケットの第2の部分
10 計時器用ムーブメント
12 環状内側面
13 環状周面
22 環状内側壁
23 環状外側壁
63 堆積物
103 装飾

Claims (15)

  1. 特にダイビングウォッチのための、耐水性の携行型時計ケース(1)であって、
    当該ケース(1)は、ミドル部(2)の上側に取り付けられた少なくとも1つの風防(3)を備え、
    前記風防(3)には、当該携行型時計ケース(1)の金属ガスケット(5、5’)を用いて前記ミドル部(2)の上側上の環状内側面(12)に固定される環状周面(13)があり、
    前記風防(3)の前記環状周面(13)が、当該ケース(1)の平面に垂直な中心軸に対して当該ケース(1)の内側の方へと90°未満の所定の角度傾斜しており、これによって、潜水時の水圧に起因する応力を前記風防(3)と前記ミドル部(2)の間で分散させ、
    前記風防(3)の前記環状周面(13)には、レーザービームによってエッチングして刻み込み(103)を形成するための堆積物(63)がある
    ことを特徴とする携行型時計ケース(1)。
  2. 特にダイビングウォッチのための、耐水性の携行型時計ケース(1)であって、
    当該ケース(1)は、ミドル部(2)の上側に取り付けられた少なくとも1つの風防(3)を備え、
    前記風防(3)には、当該携行型時計ケース(1)の金属ガスケット(5、5’)を用いて前記ミドル部(2)の上側上の環状内側面(12)に固定される環状周面(13)があり、
    前記風防(3)の前記環状周面(13)が、当該ケース(1)の平面に垂直な中心軸に対して当該ケース(1)の内側の方へと90°未満の所定の角度傾斜しており、これによって、潜水時の水圧に起因する応力を前記風防(3)と前記ミドル部(2)の間で分散させ、
    前記風防(3)の前記環状周面(13)には、装飾(103)を形成する構造がある
    ことを特徴とする携行型時計ケース(1)。
  3. 一体的な前記金属ガスケット(5、5’)は、前記風防(3)が前記ミドル部(2)に固定される段階において少なくとも部分的にアモルファスである金属合金によって作られている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携行型時計ケース(1)。
  4. 一体的な前記金属ガスケット(5、5’)は、少なくとも部分的にアモルファスである金属合金によって作られている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携行型時計ケース(1)。
  5. 前記風防(3)は、熱間加工の後に少なくとも部分的にアモルファスである金属合金によって作られている前記金属ガスケット(5、5’)によって前記ミドル部(2)に固定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の携行型時計ケース(1)。
  6. 前記ミドル部(2)の上側上の前記環状内側面(12)の形は、前記風防の前記環状周面(13)に対して相補的な形である
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の携行型時計ケース(1)。
  7. 一体的な前記金属ガスケット(5、5’)は、前記風防(3)の前記環状周面(13)と前記ミドル部(2)の環状内側面(12)の間にある第1の部分(5)と、及び第2の部分(5’)とによって構成しており、この第2の部分(5’)は、前記環状内側面(12)の上の前記ミドル部(2)の状内側壁(22)と前記環状周面(13)の上の前記風防(3)の環状外側壁(23)との間にてこれらと接触している
    ことを特徴とする請求項6に記載の携行型時計ケース(1)。
  8. 前記環状内側壁(22)及び前記環状外側壁(23)は、前記中心軸と平行である
    ことを特徴とする請求項7に記載の携行型時計ケース(1)。
  9. 前記ガスケットのアモルファス金属合金(5、5’)は、主にジルコニウムをベースとしている
    ことを特徴とする請求項4に記載の携行型時計ケース(1)。
  10. 前記ガスケットのアモルファス金属合金(5、5’)は、主に白金をベースとしている
    ことを特徴とする請求項4に記載の携行型時計ケース(1)。
  11. 前記ガスケットのアモルファス金属合金(5、5’)は、主にパラジウムをベースとしている
    ことを特徴とする請求項4に記載の携行型時計ケース(1)。
  12. 前記風防(3)の前記環状周面(13)及び前記ミドル部(2)の前記環状内側面(12)は、テーパー状の面であり、
    前記ミドル部(2)の前記環状内側壁(22)及び前記風防(3)の前記環状外側壁(23)は、円筒状である
    ことを特徴とする請求項7に記載の携行型時計ケース(1)。
  13. 前記風防(3)の前記環状周面(13)の前記所定の傾斜角度は、前記中心軸に対して43°±5°のオーダーの角度である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携行型時計ケース(1)。
  14. 前記風防(3)の前記環状周面(13)及び前記ミドル部(2)の前記環状内側面(12)の前記所定の傾斜角度は、前記中心軸に対して43°±5°のオーダーの角度である
    ことを特徴とする請求項7に記載の携行型時計ケース(1)。
  15. 前記堆積物(63)の色は、前記固定用ガスケットの第1の部分(5)の色とは異なっており、これによって、当該ケースの外側から前記風防(3)を通して前記刻み込みを見ることができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携行型時計ケース(1)。
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