JP6993846B2 - 抗菌剤 - Google Patents
抗菌剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6993846B2 JP6993846B2 JP2017211902A JP2017211902A JP6993846B2 JP 6993846 B2 JP6993846 B2 JP 6993846B2 JP 2017211902 A JP2017211902 A JP 2017211902A JP 2017211902 A JP2017211902 A JP 2017211902A JP 6993846 B2 JP6993846 B2 JP 6993846B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platinum
- mesoporous silica
- test
- antibacterial
- antibacterial agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
メソポーラスシリカは、大きな比表面積(最大1300m2/g)と細孔容積(最大1.5cm3/g)を有していることが知られている。この細孔に白金を担持させた白金担持メソポーラスシリカは、水素中の一酸化炭素除去能を有する触媒や、エチレン分解触媒として利用することが提案されている(特許文献1、特許文献2、非特許文献1)。また、金属粒子は、ナノ細孔内で金属還元生成を行なうことで高度にメソポーラスシリカ内に均一に分散した金属ナノ粒子担持メソポーラスシリカが得られる。さらに、この技術の応用として、白金担持メソポーラスシリカを冷蔵庫内の野菜や果物の鮮度保持剤として使用する技術が開発されている(非特許文献2)。
すなわち、本発明は、白金担持メソポーラスシリカを有効成分として含有する抗菌剤を提供することを課題とする。
(1)白金又は白金含有化合物を担持させたメソポーラスシリカを有効成分として含有する抗菌剤。
(2)少なくともEscherichia coli、Staphylococcus aureus、Staphylococcus epidermidis、Pseudomonas aeruginosa、Corynebacterium sp.、Moraxella osloensis、Klebsiella pneumoniae、Methicillin resistant Staphylococcus aureusに対して抗菌性を有する(1)に記載の抗菌剤。
(3)粉末状の形態である(1)又は(2)に記載の抗菌剤。
(4)賦形剤を加えてペレット状に成形した(1)~(3)のいずれかに記載の抗菌剤。
(5)(1)~(4)のいずれかに記載の抗菌剤を含有する抗菌性を有する布又は不織布。
また水不溶性のため、衣類などの抗菌剤として使用した場合、洗浄によって抗菌性が低下しない。また除湿装置内に封入し、空気清浄機を通過する水分を多く含む空気を殺菌や除菌するための抗菌剤として利用するに適している。
本発明におけるメソポーラスシリカとは、多孔質構造を持つケイ素酸化物を主成分とし、規則的な細孔を有する物質を意味する。
また本発明で言う抗菌作用とは、細菌の増殖の抑制又は減少作用をいう。
例えば次のようにして製造できる。まず、無機原料と有機原料を混合し、反応させることにより、有機物を鋳型としてそのまわりに無機物の骨格が形成された有機物と無機物の複合体を形成させる。次いで、得られた複合体から有機物を除去することにより、メソポーラスシリカが得られる。
メソポーラスシリカに担持された白金又は白金含有化合物の粒子は、好ましくは0.5~7nmであり、より好ましくは1~4nmである。
斯くして得られる白金担持メソポーラスシリカは、抗菌作用に加えてエチレン分解作用や一酸化炭素除去能などの触媒作用を有している。
白金原料は、塩化白金酸、ジニトロジアンミン白金、硝酸テトラアンミン白金等を例示できる。
白金原料を含む水溶液に含浸したメソポーラスシリカは、50~200℃程度の温度で乾燥させ、ついで還元条件で白金原料を還元させる。
還元は、還元剤、熱、光等の条件で実施するが、メソポーラスシリカに含まれる白金原料が分解して白金粒子を生成する条件を還元方法に応じて適宜設定することができる。
塩化白金酸を白金原料として用いた場合には、還元剤に水素を使用し、100~400℃の温度条件下で、処理することが好ましい。
なお、本発明の抗菌剤は、触媒として市販されている白金担持メソポーラスシリカを、本発明の目的に使用することもできる。このような白金担持メソポーラスシリカとしては、太陽化学株式会社製プラチナ触媒TMPS-Ptを例示できる。
また平均粒子径を2μm以下の微粉末とすると、化粧水や化粧用乳液など、粘性を有する溶液においては、沈降せずに分散するため、これらの化粧料や乳液、或いはクリームに添加して腐敗防止のための防腐剤として使用することができる。また化粧石鹸に練りこみ抗菌作用を有する石鹸としたり、粉末洗剤にビルダーの一部とともに混合するかあるいは液体洗剤に混合して、洗浄後の衣類に抗菌作用を付与したりすることもできる。さらに化粧料や乳液の防腐剤として使用する場合は、白金担持メソポーラスシリカを0.01~1質量%含有させることが好ましい。
1.白金担持メソポーラスシリカ粉末
今回の実験で使用する試料は、メソポーラスシリカに白金を担持したことを特徴とする組成物を用いた。メソポーラスシリカとは、メソポーラス構造を持つシリカであり、メソポーラスシリカに白金を担持したことを特徴とする組成物は、例えば白金を含む化合物、錯体などの白金原料とメソポーラスシリカとの混合物を還元し、白金粒子をメソポーラスシリカの細孔内に生成することにより得ることができる。製造方法としては、特に限定されるものではないが、特開2017-23889号公報に挙げられる方法を参照することができ、白金化合物である塩化白金酸を水溶液に調製した後、メソポーラスシリカに含浸させ、90℃で静置し加熱乾燥した後、200℃で水素雰囲気下にて加熱還元剤を用いて還元することにより、メソポーラスシリカに白金を担持したことを特徴とする組成物を得ることができる。
今回の実験で使用する白金担持メソポーラスシリカペレットは、賦形剤を用いてペレット状に成形した白金担持メソポーラスシリカで、製造方法としては、特に限定されるものではないが、前記白金担持メソポーラスシリカ粉末に賦形剤を添加し、ペレット状に成形することで、メソポーラスシリカに白金を担持したことを特徴とするペレット状の組成物を得ることができる。
抗菌力試験として、日本薬局方に定める「微生物限度試験」「保存効力試験」に準じて、細菌の増加を抑制する効果(抗菌効果)を試験した。
(1)試験菌株
試験菌株は、日本薬局方記載の保存効力試験に記載の細菌3株、洗濯物の生乾き臭の原因となる細菌類3株を選択した。
<日本薬局方記載菌株>
Escherichia coli(NBRC3972)
Staphylococcus aureus(NBRC13276)
Pseudomonas aeruginosa(NBRC13275)
<臭いの原因となる菌株>
Corynebacterium sp.(JCM1326)
Moraxella osloensis(NBRC111460)
Staphylococcus epidermidis(NBRC12993)
上記菌株をそれぞれ培養した斜面寒天培地から1白金耳採取して、ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト(SCD)斜面寒天培地で35 ℃で培養した。この斜面培養から1白金耳採取して、さらにSCD培地に植えつぎ、35℃で18~20時間振盪培養した。培養終了後、5℃で3000rpmの条件で10分間遠心分離を行い、沈殿を回収した。さらに滅菌生理食塩水で回収した菌体を洗浄後、さらに滅菌生理食塩水に菌体を分散させ、約107CFU/mLの生菌を含む接種菌液を調製した。
下記表1の試験品の評価を行った。
1)本発明品1を用いた試験液1、2
白金担持メソポーラスシリカ粉末(TMPS-Pt粉末)を濃度10質量%(試験試料1)、2質量%(試験試料2)になるように秤量し、それぞれに滅菌蒸留水を必要量加えた後、15分間マグネチックスターラーを用いて撹拌して分散液を調製し、これを試験液1、試験液2とした。
ペレット状に成形した白金担持メソポーラスシリカペレット(TMPS-Pt)を、100mL容量のガラスビーカーに10g秤量し、滅菌蒸留水を90g加えた後、15分間マグネチックスターラーを用いて撹拌して、これを試験液3とした。また同様にペレット状に成形した白金担持メソポーラスシリカペレット(TMPS-Pt)を、100mL容量のガラスビーカーに1g秤量し、滅菌蒸留水を99g加えた後、15分間マグネチックスターラーを用いて撹拌して、これを試験液4とした。
白金担持していないメソポーラスシリカ粉末(TMPS-4R)を濃度10質量%(試験試料5)、2質量%(試験試料6)になるように秤量し、それぞれに滅菌蒸留水を必要量加えた後、15分間マグネチックスターラーを用いて撹拌して分散液を調製し、これを試験液5、試験液6とした。
白金担持多孔質シリカ粉末を濃度10質量%、2質量%になるように秤量し、それぞれに滅菌蒸留水を必要量加え、15分間マグネチックスターラーを用いて撹拌して分散液を調製し、これを試験液7、試験液8とした。なお白金担持多孔質シリカは、本発明で言う規則的に配列した細孔を有していない物質である。
白金ナノコロイド(比較品3)をそのまま試験液9とした。
試験液1、2、5~9について10~20gを密封栓付試験管に採取し、これに上記の各菌の接種菌液の希釈液を1質量%添加し、混合し試験菌株の接種を行った。次いで、25℃のインキュベータ中で保管した。
菌株の接種から、30分、1時間、3時間、24時間経過後に試料を採取し、細菌数の変化を測定した。細菌数の測定は、レシチン、ポリソルベート含有SCD寒天培地(SCDLP寒天培地)を用いた段階希釈平板培養法によって行った。
Escherichia coli(NBRC3972)、Staphylococcus aureus(NBRC13276)、Pseudomonas aeruginosa(NBRC13275)の3菌株の希釈液を1:1:1の比率で混合した溶液を調製し、これを試験液3、4に同様に添加し、試験菌株の接種を行った。次いで、25℃のインキュベータ中で保管した。
菌株の接種から、3日、7日経過後に試料を採取し、細菌数の変化を測定した。細菌数の測定は、レシチン、ポリソルベート含有SCD寒天培地(SCDLP寒天培地)を用いた段階希釈平板培養法によって行った。
(1)抗菌力評価試験1
接種時の菌数を100%とし、採取時間ごとの生菌数を相対%で表示した結果を下記の表2~7に示した。また、Escherichia coli(NBRC3972)、Staphylococcus aureus(NBRC13276)、Pseudomonas aeruginosa(NBRC13275)の3菌株については、24時間経過後の評価を、さらにCorynebacterium sp.(JCM1326)、Moraxella osloensis(NBRC111460)、Staphylococcus epidermidis(NBRC12993)の3菌株については3時間経過後の評価を下記のとおり評価ランク付けし、表2~7に記載した。
:開始時に対する相対値(%)
☆:1.0未満
◎:1.0以上10未満
○:10以上25未満
△:25以上50未満
×:50以上100以下
また表5~7に示すように、Corynebacterium sp.(JCM1326)、Moraxella osloensis(NBRC111460)、Staphylococcus epidermidis(NBRC12993)の3菌株については3時間経過後に生菌数をほぼ0にすることができた。
試験液3、4にEscherichia coli(NBRC3972)、Staphylococcus aureus(NBRC13276)、Pseudomonas aeruginosa(NBRC13275)の3株の混合菌液を接種した時の菌数を100%とし、3日、7日経過後の生菌数を相対%で表示した結果を下記の表8に示した。
以上の試験(1)、(2)の結果から、本発明品1及び2はいずれも強い抗菌効果を示している。またグラム陽性細菌、グラム陰性細菌の種類による抗菌効果の変化も少ないことから、本発明品は細菌に対する広い抗菌性を有することが示された。また粉末状もペレット状も強い抗菌効果を示しており、本発明の抗菌剤は多様な形状で使用できることが判明した。本発明品を、様々な形状に加工して、抗菌製品として提供可能であることが示唆された。
繊維製品に本発明の抗菌剤を塗布したときの繊維製品の抗菌性を試験した。
試験は、JISL1902「繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果」に準じて行った。
(1)試験菌株
試験菌株として次の4菌株を選択した。
Staphylococcus aureus(NBRC12732)
Klebsiella pneumoniae(NBRC13277)
MRSA(Methicillin resistant Staphylococcus aureus(IID1677)
Moraxella osloensis(ATCC19976)
オレフィン製不織布(厚さ0.2mm、目付25g/m2)1m2を、白金担持メソポーラスシリカ粉末(TMPS-Pt粉末)0.5質量%、アクリル系増粘剤(DIC株式会社製 ボンコート AN-678A-E)0.5質量%を含有する水溶液100mLに含浸させた後、乾燥させることにより、白金担持メソポーラスシリカを0.5g/m2付着させた布を試験用布1とした。
同様にしてオレフィン製不織布(厚さ0.2mm、目付25g/m2)1m2を、白金担持メソポーラスシリカ粉末(TMPS-Pt粉末)1質量%、アクリル系バインダー(DIC株式会社製 ボンコート AN-678A-E)1質量%を含有する水溶液100mLに含浸させた後、乾燥させることにより、白金担持メソポーラスシリカを1.0g/m2付着させた試験用布2を調製した。
(1)菌株の培養
予め前培養した、前記の菌株の培養液(ニュートリエント培地(NB)、菌濃度1×108CFU/mL~3×108CFU/mL)20mLを、100mLの三角フラスコに入れ、温度:37℃±2℃振り幅30mmで110回/分の速度で振盪しながら、培養時間:3時間±1時間培養し、菌濃度の目標値は、107CFU/mLの接種液を得た。この接種液は氷冷で保持した。
上記の培養液の菌濃度を分光光度計又はマクファーランドのネフェロメータによって、室温の水で20倍希釈したニュートリエント培地(NB)若しくはトリプトンソーヤ培地(TSB)を用いて、1×105CFU/mL~3×105CFU/mLに調製した。調製した接種液は氷冷で保持した。
前記の試験布1、試験布2を0.40g±0.05gの質量で、適切な大きさに裁断し、これを各試験布6検体、及び無処理の対照試料(不織布)を6検体、それぞれ採取した。それぞれの試験片を別々のバイアル瓶に入れた。
試験片が入ったバイアル瓶の開口部をアルミニウムホイルで包み、バイアル瓶のキャップを別のアルミニウムホイルで包み、次いで15分間~20分間オートクレーブで処理した。
前記の試験接種菌液を試験布および対象試料にピペットで0.2mLずつ数箇所に分けて接種した。
接種直後に、試験布3検体及び対照試料3検体のバイアル瓶のそれぞれの中に、20mLのSCDLP培地を添加した。次に、バイアル瓶のキャップを締め、ボルテックスミキサで5秒×5サイクルの振盪を行った。
洗い出さなかった試験布3検体、および対照試料3検体のバイアル瓶を37℃±2℃で18時間~24時間培養した。
培養後、試験布3検体、および対照試料3検体のバイアル瓶のそれぞれの中に20mLのSCDLP培地を添加した。次に、バイアル瓶のキャップを締め、ボルテックスミキサで5秒×5サイクルの振盪を行った。
処理後のバイアル瓶の生菌数を平板混釈法で生菌数を測定した。生菌数は3検体の単純平均値を検体の生菌数とした。
試験布の抗菌性の評価は、上記の試験で得た生菌数測定結果から次の計算式により求めた。
A(抗菌活性値)=(logCt-logC0)-(logTt-logT0)
F(対照布の増殖値)=logCt-logC0
logC0:対照布の試験菌接種直後の3検体の生菌数の算術平均の常用対数
logCt:対照布の18時間培養後の3検体の生菌数の算術平均の常用対数
logT0:試験布の試験菌接種直後の3検体の生菌数の算術平均の常用対数
logTt:試験布の18時間培養後の3検体の生菌数の算術平均の常用対数
なお、試験布の抗菌性評価は、A値とF値を比較することで行うことができ、評語と記号は次の基準で判定した。
<評価基準>
A>F:◎ 強い抗菌性を有する
A=F:○ 殆ど抗菌性を示さない
A<F:△ 雑菌性を示す
試験結果を下記表9に示す。
Claims (5)
- 白金又は白金含有化合物を担持させたメソポーラスシリカを有効成分として含有する抗菌剤であって、
メソポーラスシリカは、平均細孔直径が0.5~15nm、比表面積が300~2000m 2 /g、X線回折のd値が2.0nmより大きい位置に少なくとも1つのピークを有することを特徴とする抗菌剤。 - 少なくともEscherichia coli、Staphylococcus aureus、Staphylococcus epidermidis、Pseudomonas aeruginosa、Corynebacterium sp.、Moraxella osloensis、Klebsiella pneumoniae、Methicillin resistant Staphylococcus aureusに対して抗菌性を有する請求項1に記載の抗菌剤。
- 粉末状の形態である請求項1又は2に記載の抗菌剤。
- 賦形剤を加えてペレット状に成形した請求項1~3のいずれかに記載の抗菌剤。
- 請求項1~4のいずれかに記載の抗菌剤を含有する抗菌性を有する布又は不織布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211902A JP6993846B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | 抗菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211902A JP6993846B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | 抗菌剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019085336A JP2019085336A (ja) | 2019-06-06 |
JP6993846B2 true JP6993846B2 (ja) | 2022-01-14 |
Family
ID=66762299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017211902A Active JP6993846B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | 抗菌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6993846B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7219539B2 (ja) * | 2018-02-09 | 2023-02-08 | 株式会社Furuya Eco-Front Technology | 防カビ用多孔質材料及びそれを含む防カビ加工製品、並びにそれを用いた防カビ方法 |
JP2019136655A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 株式会社フルヤ金属 | 抗菌用多孔質材料及びそれを含む抗菌加工製品、並びにそれを用いた抗菌方法 |
WO2021153713A1 (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | リンテック株式会社 | シート、及びシートの製造方法 |
WO2021153714A1 (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | リンテック株式会社 | シート、及びシートの製造方法 |
WO2024181494A1 (ja) * | 2023-02-28 | 2024-09-06 | 三菱ケミカル株式会社 | 抗菌剤 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000154340A (ja) | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Kenji Nakamura | 抗菌性無機多孔質体組成物とその使用 |
JP2006089380A (ja) | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 抗菌・消臭性酸化チタンコロイド溶液の製造方法 |
JP2007237065A (ja) | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 光触媒活性を有する抗菌剤及び抗菌処理方法 |
JP2017086448A (ja) | 2015-11-10 | 2017-05-25 | バイオエポック株式会社 | ウェットティッシュ及びウェットタオル |
-
2017
- 2017-11-01 JP JP2017211902A patent/JP6993846B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000154340A (ja) | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Kenji Nakamura | 抗菌性無機多孔質体組成物とその使用 |
JP2006089380A (ja) | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 抗菌・消臭性酸化チタンコロイド溶液の製造方法 |
JP2007237065A (ja) | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 光触媒活性を有する抗菌剤及び抗菌処理方法 |
JP2017086448A (ja) | 2015-11-10 | 2017-05-25 | バイオエポック株式会社 | ウェットティッシュ及びウェットタオル |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
日本雪氷学会誌雪氷,78巻5号,2016年09月,p.281-290 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019085336A (ja) | 2019-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6993846B2 (ja) | 抗菌剤 | |
Kedziora et al. | Synthesis and antibacterial activity of novel titanium dioxide doped with silver | |
Tang et al. | Highly antibacterial materials constructed from silver molybdate nanoparticles immobilized in chitin matrix | |
Sohrabnezhad et al. | Synthesis and characterization of CuO–montmorillonite nanocomposite by thermal decomposition method and antibacterial activity of nanocomposite | |
JP6793117B2 (ja) | デブリードマンのための多孔質デバイス、キット、及び方法 | |
EP2214493B1 (en) | Process for limiting the growth of microorganisms | |
Li et al. | Development of an antibacterial nanobiomaterial for wound-care based on the absorption of AgNPs on the eggshell membrane | |
Sacourbaravi et al. | Fabrication of Ag NPs/Zn-MOF nanocomposites and their application as antibacterial agents | |
Jamshidi et al. | Antibacterial activity of a novel biocomposite chitosan/graphite based on zinc-grafted mesoporous silica nanoparticles | |
Younis et al. | Synthesis and characterization of TiO2 nanoparticles combined with geraniol and their synergistic antibacterial activity | |
Ahmad et al. | Eco-friendly method for synthesis of zeolitic imidazolate framework 8 decorated graphene oxide for antibacterial activity enhancement | |
Sharma et al. | Antibacterial activity of vinyl imidazole (VI) functionalized silica polymer nanocomposites (SBA/VI) against Gram negative and Gram positive bacteria | |
Iqbal et al. | Interrelationships between the structural, spectroscopic, and antibacterial properties of nanoscale (< 50 nm) cerium oxides | |
Chen et al. | Silver nanoparticles on UiO-66 (Zr) metal-organic frameworks for water disinfection application | |
Youssef et al. | Evaluation of antimicrobial activity of different silver-exchanged nano and micronized zeolites prepared by microwave technique | |
Hidayat et al. | Antimicrobial air filter made of chitosan-ZnO nanoparticles immobilized on white silica gel beads | |
Tuncer et al. | Single step sol-gel made silver chloride on Titania xerogels to inhibit E. coli bacteria growth: effect of preparation and chloride ion on bactericidal activity | |
WO2011045623A1 (en) | Titanium dioxide nanostructured materials comprising silver and their use as antimicrobials | |
Ma et al. | Antibacterial activity and mechanism of ZnO/Cu2+-chitosan/montmorillonite | |
Montaser et al. | Formulating of the sustained release of Tebuconazole pesticide using chitosan aerogel reinforced NFC/CaCO3 nanocomposite | |
Vosmanská et al. | Reaction parameters of in situ silver chloride precipitation on cellulose fibres | |
Ziksari et al. | Green synthesis of CuO/RHA-MCM-41 nanocomposite by solid state reaction: Characterization and antibacterial activity | |
Gan et al. | Konjac Glucomannan hydrogel loaded with UIO-66 and silver: Antibacterial efficacy and dye adsorption | |
JP5704623B2 (ja) | 金属−トロポロン錯体を無機層間に担持した抗レジオネラ属菌材料 | |
Arreche et al. | Synthesis of antimicrobial siliceous materials by adding sunflowers ashes with silver and copper particles |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210617 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6993846 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |