JP2017086448A - ウェットティッシュ及びウェットタオル - Google Patents

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Abstract

【課題】人の手・体等を拭くために使用しても皮膚の荒れを生じさせることなく、長期間保存可能な衛生・消毒・防臭・抗菌・抗ウィルスの各特性に優れたウェットティッシュ又はウェットタオルを提供する。
【解決手段】ウェットティッシュ10は、水分(液体)を含んだ不織布より成る難水溶性のティッシュペーパー10Sを、その母材として有する。複数の(多数の)白金ナノ粒子1は、ティッシュペーパー10S内に混在して含有されている。これらの白金ナノ粒子1の各々は、その粒径がナノサイズの白金の粒子(貴金属の粒子)である。一枚一枚のウェットティッシュ10は、所定のパッケージ(例えばプラスチック製の収納容器又はプラスチックフィルム等の収納袋。)内に密閉されて収納される。ウェットティッシュ10をウェットタオルに応用することも可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェットティッシュ又はウェットタオルに関する。
現在、手拭用・乳幼児のお尻拭き用或いは便座拭き用等の種々の用途向けに、ウェットティッシュが広く普及しており、この種のウェットティッシュとしては様々なものが提案されている(例えば、特許文献1又は特許文献2を参照。)。
一般的には、消毒・殺菌作用があるエタノール等のアルコールが不織布に含浸されて成るウェットティッシュが、普及している。
特開2012−85760号公報 特開2012−67180号公報 0002段落 特開2013−240591号公報 特開2014−034538号公報 特開2014−045925号公報 特開2014−083066号公報
しかしながら、アルコールを含有したウェットティッシュを手等の肌拭きのために使用する場合には、肌がアルコールに弱い人にとっては、当該ウェットティッシュによる手拭等の作業によって、皮膚の肌荒れが生じやすいという問題点がある。又、優れた抗菌性能及び抗ウィルス性能をも備えたウェットティッシュの実現が待たれるところである。
この様な問題点は、ウェットティッシュに限らず、お手拭等として使用される、湿ったタオルであるウェットタオルについても、同様に生じ得る問題点である。
(発明の目的)
この発明は斯かる問題点に鑑みて成されたものであり、その主目的は、長期に亘って人の身体を拭くために使用しても皮膚の肌荒れを生じさせることなく、且つ、長期間保存可能な衛生・消毒・防臭・抗菌・抗ウィルスの各特性に優れたウェットティッシュ又はウェットタオルを提供することにある。
本発明の主題に係るウェットティッシュは、各々の粒径がナノサイズの複数の白金ナノ粒子を含むことを特徴とする。
又、本発明の他の主題に係るウェットタオルは、各々の粒径がナノサイズの複数の白金ナノ粒子を含むことを特徴とする。
本発明の主題に係るウェットティッシュによれば、当該ウェットティッシュで人の身体の一部を拭うことで、人の皮膚に対して肌荒れを生じさせることなく、汚れをふき取る衛生効果、不快な臭いを取り除く防臭効果、大腸菌等の有害な菌に対する抗菌・消毒効果、及び、ノロウィルス等のウィルスに対する抗ウィルス効果を発揮することが出来る。しかも、ウェットティッシュ自体に含まれている白金ナノ粒子は自然に蒸発してしまうものではないため、上記の抗菌・消毒効果等の諸効果を長期間に亘って保つことが出来る、長期間保存可能(既知の包装袋の適宜選択により少なくとも約5年間は可能。)なウェットティッシュを実現することが出来る。
本発明の他の主題に係るウェットタオルに関しても、上記のウェットティッシュが奏する諸効果と同等の効果が得られる。
以下、本発明の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の実施の形態1に係るウェットティッシュの構成を模式的に示す斜視図である。 被験物質接触部位の皮膚の刺激症状の有無を確認する際の基準を示す図である。 被験物質接触部位及び対照部位の皮膚症状を肉眼的に観察・評価した結果を示す図である。 白金ナノ粒子を含むウェットティッシュの抗菌試験効果を示す図である。 白金ナノ粒子水溶液のネコカリシウィルス(ノロウィルス代替)に対する不活性化効果の検討の試験結果を示す図である。 実施の形態1に係るウェットティッシュの製造工程を示すフローチャートである。
(実施の形態1) :ウェットティッシュ
<ウェットティッシュの構成>
図1は、本実施の形態に係るウェットティッシュ10の構成を模式的に示す斜視図である。一枚のウェットティッシュ10は、本来的には、所定の収納具ないしは所定のパッケージ(例えば、プラスチック製の収納容器、又は、プラスチックフィルム或いはアルミニウム等の収納袋。)(図示せず。)内に密閉されて収納されている。しかしながら、図1に於いては、図示の便宜上、ウェットティッシュ10は、上記所定の収納具ないしは所定のパッケージ内に、密閉状態で収納されていない状態で、描かれている。
図1に示される様に、ウェットティッシュ10は、例えば、水分(液体)を含んだ不織布(例えばレーヨン・ポリエステルより成る。)より成る難水溶性のティッシュペーパー10Sを、その母材として有しており、当該ティッシュペーパー10S内に混在して含有された複数の(多数の)白金ナノ粒子1を有している。これらの白金ナノ粒子1の各々は、その粒径がナノサイズの白金の粒子(貴金属の粒子)であり、図示の便宜上、黒丸で表示されている。換言すれば、その粒径がナノサイズの多数の白金ナノ粒子1が、ティッシュペーパー10S内に存在している。斯かる白金ナノ粒子1の存在が、以下に述べる抗菌作用の様な有益な諸特性をもたらす。
尚、ウェットティッシュ10は、「白金ナノ粒子水溶液」を用いて、後述する製造方法により製造される。
ここで、「白金ナノ粒子水溶液」は、複数の(多数の)白金ナノ粒子1が水(精製水又は純粋等。)中に溶け込んで成る水溶液であり、その構成の詳細及びそれがもたらす抗菌性・消臭性・抗ウィルス性等の諸効果の詳細は、本願発明者の発明に係る特許文献3ないし6の各文献に記載されている。白金ナノ粒子水溶液の原液の定義も、これらの特許文献3ないし6に於いて、明記されている通りである。そこで、本願に於いて、本願発明者は、特許文献3ないし6の各文献の記載を、本願発明の記載の一部として援用する。
<ウェットティッシュの諸特性>
A. 白金ナノ粒子1のヒト皮膚貼付試験
本願発明者は、複数の白金ナノ粒子1を含むウェットティッシュ10で人の手・腕等の身体の一部分を拭いても、人の皮膚に対して何らの影響を及ぼさないことを実証・確認すべく、「白金ナノ粒子の固定化のクローズドバッチによるヒト皮膚貼付試験」を、生活科学研究所(大阪市西区西本町2丁目5番19号)(試験実施及び観察者は医学博士号を有する医師である。)を通じて、行った。当該試験の詳細は次の通りである。
試験方法:
健康な人20名(男性5名、女性15名)を被験者として、被験物質(0.0050g/Lの白金を含有する白金ナノ粒子水溶液の原液(0.1mL)を、パッチテスト用絆創膏(リバテープ製薬株式会社製)の円形布地部に塗布した上で、当該パッチテスト用絆創膏円形布地部を各被験者の上腕部内側に接触させた。尚、上記白金ナノ粒子水溶液の原液の塗布に於いては、当該原液に対する濃度100%、濃度10%及び濃度1%の3種類のサンプルが準備された。
又、対照として、上記被験物質が塗布されていない上記パッチテスト用絆創膏円形布地部(ブランク)のみを、上記被験物質に並列して同皮膚面に接触させた。
そして、接触48時間経過後及び接触72時間経過後の各時点に於いて、被験物質接触部位及び対照部位の皮膚症状を肉眼的に観察・評価すると共に、写真撮影をも行った。
評価方法:
被験物質接触部位の皮膚所見については、図2に記載する日本パッチテスト研究会の基準(本邦基準)により、刺激症状(紅斑、浮睡、水疱)の有無を確認した。
試験結果:閉塞貼付試験結果
被験物質接触部位及び対照部位の皮膚症状を肉眼的に観察・評価した結果を、図3に示す。尚、写真撮影の記載については、割愛するが、濃度100%、濃度10%及び濃度1%の3種類のサンプルの何れに関しても、人の皮膚反応に於ける変化は見られなかった。
図3の評価結果の表に示される通り、絆創膏の除去後に於いて、被験者20名全員に一次刺激性は全く認められなかった。
結語:
以上より、上記被験物質は、無刺激性(陰性)と判定される。換言すれば、白金ナノ粒子水溶液又はその原液を不織布のティッシュペーパーに塗布することで、複数の白金ナノ粒子が含有されることとなった当該ティッシュペーパーを用いて人の皮膚を拭っても、2日又は3日間という長期に亘って、当該人の皮膚に対して何らの反応(例:皮膚荒れ)も生じないことが、実証・判明されたのである。
B. 白金ナノ粒子1を含むウェットティッシュ10の抗菌試験
本願発明者は、複数の白金ナノ粒子1を含むウェットティッシュ10の抗菌効果を実証・確認するため、黄色ぶどう球菌及び大腸菌に対する2種の抗菌試験を実施した。被試験品は、図1に示されるウェットティッシュ10である。試験実施機関は、一般財団法人 カケンテストセンター 大阪事業所 生物テストラボ(大阪市西区江戸堀2丁目5番19号)(旧 財団法人 日本化学繊維検査協会)である。
試験方法:
JIS L 1902(2008)、菌液吸収法が準用され、供試菌は、1)黄色ぶどう球菌・Staphylococcus aureus ATCC 6538P、及び、2)大腸菌・Escherichia coli NBRC 3301である。
試験結果:
黄色ぶどう球菌及び大腸菌に対する試験結果を、それぞれ、図4(a)及び図4(b)に示す。
図4(a)に示される通り、ウェットティッシュ10を黄色ぶどう球菌の菌液に接触させた直後に於ける生菌数の常用対数値は4.0であったのが、接触後より18時間経過した時点における生菌数の常用対数値は1.3未満の値となっており、対照としての綿標準白布の場合と比較しても、ウェットティッシュ10中に生存している黄色ぶどう球菌の数が格段に減少していることが理解される。この場合の静菌活性値は4.5より大であり、殺菌活性値は3.1より大であることが検測されている。この様に、ウェットティッシュ10は、黄色ぶどう球菌という有害な菌に対する格段の殺菌能力を備えたウェットティッシュであると、言える。
又、図4(b)に示される通り、ウェットティッシュ10を大腸菌の菌液に接触させた直後に於ける生菌数の常用対数値は4.3であったのが、接触後より18時間経過した時点における生菌数の常用対数値は1.3未満の値となっており、対照としての綿標準白布の場合と比較しても、ウェットティッシュ10中に生存している大腸菌の数が格段に減少していることが理解される。この場合の静菌活性値は6.0より大であり、殺菌活性値は3.1より大であることが検測されている。この様に、ウェットティッシュ10はまた、大腸菌という有害な菌に対しても格段の殺菌能力を備えたウェットティッシュであると、言える。
以上の試験結果より、図1のウェットティッシュ10は、そこに水分と共に含まれる白金ナノ粒子の殺菌作用に応じて、長期間に亘って高抗菌作用を呈するウェットティッシュであることが、確認された。
ウェットティッシュ10は、大腸菌等に対する高い抗菌性能を奏することからして、長期間に亘って、消毒性能及び汚れを落とす衛生性能をも奏し得ることは当然に認識されるところである。
又、既述した特許文献4(特開2014−034538号公報)の表8及び表11に記載されている様に、原液を800倍及び1500倍に希釈して成る白金ナノ粒子水溶液は、アンモニア、酢酸及びイソ吉草酸という典型的な異臭の成分に対しても極めて高い消臭性能を呈する。従って、これらの希釈された白金ナノ粒子水溶液を含蓄して成る図1のウェットティッシュ10は、長期間に亘って高い消臭性能を有することも当然に認識されるところである。
C. 白金ナノ粒子1の抗ウィルス試験
次に、本願発明者は、白金ナノ粒子水溶液(ここでは、白金ナノ粒子水溶液の原液を10倍希釈化した水溶液である。)によるネコカリシウィルス(ノロウィルス代替)の不活性化効果を評価する試験(作用時間は0分及び10分である。)を実施した。試験機関は、財団法人 北里環境科学センターの微生物部ウィルス課である。
試験方法:
1)供試ウィルスの培養方法
ネコカリシウィルスは、ネコ腎臓由来細胞(以下「CRFK」という。)に感染させ、90%以上の細胞が細胞変性効果(以下「CPE」という。)を示したときに、−80℃の冷凍庫に凍結保存した。その後、凍結融解操作を2回繰り返した後、3,500rpmで10分間遠心した上澄みを、試験用ウィルスとして、使用時まで−80℃に保存した。
2)試験手順
試験管内に、900μLの試験品(上記白金ナノ粒子水溶液に該当。)と試験ウィルス液100μLとをそれぞれ加え、ボルテックスでよく混合して、室温で所定の時間反応させた。所定時間作用後、直ちに、この混合液100μLをリン酸緩衝生理食塩液(以下「PBS」という。)10mLに添加し、100倍に希釈して上記試験品の作用を停止させた。この液をウィルス感染価測定用試料原液としてウィルス感染価を測定した。尚、作用時間0分の試料には、試験品溶液の代わりに、PBSを用いた。
3)ウィルス感染価
ネコカリシウィルスの感染価測定用試料原液をPBSで10倍段階希釈した後、測定用試料原液又は希釈ウィルス液50μLと5%ウシ胎児血清を含むDulbecco‘s modified Eagle’s Medium(DMEM)に懸濁したCRFK細胞50μLを、96穴マイクロプレートに植え込んだ。その後、37℃の炭酸ガスふ卵器内で4日間培養を行った。培養後、倒立顕微鏡下でウィルスの増殖によるCPEを観察してReed−Muench法を用いてウィルス感染価(TCID50/mL)を求めた。
試験結果:
白金ナノ粒子水溶液(10倍希釈液)のネコカリシウィルス(ノロウィルス代替)に対する不活性化効果の検討の試験結果を、図5に示す。
図5に示す通り、0分(初期)のウィルスをPBS(陰性対照)に10分間作用させた場合に於けるウィルス感染価は殆ど変動していない一方、白金ナノ粒子水溶液についてのウィルス感染価は上記PBSのそれよりも4.0log10(4桁)の減少を呈している。この結果より、作用時間10分間で、ノロウィルスを不活性化(撃退化)させるために必要な遊離した白金イオン濃度が十分に得られることが推測されるのであって、希釈化された白金ナノ粒子水溶液及び当該水溶液を含む図1のウェットティッシュ10は、ノロウィルスに対する高抗ウィルス特性を奏することが確認されたのである。
(実施の形態2) :ウェットティッシュの製造方法
図6は、図1のウェットティッシュ10の製造方法を示す工程図である。
工程S1:
先ず、ロール状に巻かれた、不織布より成るウェットティッシュ原紙を、折り機(図示せず。)にセットし、当該折り機を用いて、ウェットティッシュ原紙に対して折り加工を施した上で、ウェットティッシュ原紙を一枚毎に切断する。
工程S2:
次に、予め用意されていた、所定の倍数(例えば1500倍)で希釈化された白金ナノ粒子水溶液の液体を、一枚一枚のウェットティッシュのシートに含浸させて、ウェットティッシュのシートをウェット状態にさせる。この状態で、図1に示されたウェットティッシュ10が生成される。
この工程では、白金ナノ粒子水溶液の液剤以外に、その他の液剤を、例えば、コラーゲンの様な「うるおい成分」の薬液を、追補的に各ウェットティッシュのシートに含浸させても良い。
工程S3:
その後、図1のウェットティッシュ10を、水分が蒸発せずに長期間保存可能とするために、密閉状態でパッキング加工を行う。このパッキング工程により、複数枚のウェットティッシュ10は、密閉状態で、取り出し口を有する収納容器(ケース)(図示せず。)内に、或いは、取り出し口を有するフィルム製の包み(パック)(図示せず。)内に、収納される。
以上の各工程を経て、長期間(例えば約5年間。)保存可能な、人の手・体等を拭くために使用しても皮膚の荒れを生じさせることなく、衛生・消毒・防臭・抗菌・抗ウィルスの各特性に優れた「ウェットティッシュ」が、生成される。
(変形例)
実施の形態1及び2で既述したウェットティッシュを、人の手・顔・体を拭うためのタオル状に当該ウェットティッシュを大型化したものに相当する「ウェットタオル」に応用することも出来る。例えば、ウェットタオルは、疾病のために入浴が制限される被介護者の身体を入浴代わりに拭うためのタオルとして利用されるし、一般的に戸外で身体を拭うためのタオルとしても広く利用可能なものである。
斯かるウェットタオルも、その基本的な構成は実施の形態1(図1)に係るウェットティッシュ10の構成と同等であるため、ウェットティッシュ10に関して実施の形態1で既述した有益な諸効果を奏することは自明である。そこで、本変形例では、図1及び実施の形態1に於ける対応する各記載が援用される。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
尚、本発明に言う「ウェットティッシュ」は、実施の形態1(図1)に示されたシート状のティッシュペーパー10Sを母材とする「ウェットティッシュ10」に該当する場合のみならず、一枚以上のウェットティッシュ10を密閉状態にて収納して成る「所定のパッケージ」(例えば、プラスチック製の収納容器、又は、プラスチックフィルム或いはアルミニウム等の収納袋。)をも指す用語として、定義される。この点の定義付けは、本発明に於ける「ウェットタオル」に対しても成立する。
本発明は、例えば、日常生活・乳幼児(お尻拭き等)・災害時の滞留生活・災害避難時のための備品(使用期限は少なくとも5年程度。)・自衛隊駐屯地・パンデミックの国内侵入水際対策・娯楽施設・強迫性障害用等、種々の分野に於ける衛生・消毒・防臭(消臭)・抗菌・抗ウィルス(ウィルス不活性化)用のウェットティッシュ又はウェットタオルに適用して好適である。
10 ウェットティッシュ
10S 難水溶性ティッシュペーパー
1 白金ナノ粒子

Claims (2)

  1. 粒径がナノサイズの白金の粒子である、複数の白金ナノ粒子を含む
    ことを特徴とする、ウェットティッシュ。
  2. 粒径がナノサイズの白金の粒子である、複数の白金ナノ粒子を含む
    ことを特徴とする、ウェットタオル。
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