JP6993632B2 - 壁紙の貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、紙の貼付方法に関し、詳しくは、従来とは異なる梱包配送形態を図れ、布のような質感を発揮でき、廃棄に際して環境に影響を与えない壁紙を用いて従来に比べて作業経験や勘等を不要にして簡単に素早く実施できるようにした壁紙の貼付方法に関する。
従来、建築物の壁や天井に内装の仕上げのために壁装材を貼付することが行われている。壁装材には化粧合板や化粧石膏ボードなど色々なものが使用されているが、一般住宅やオフィスなどの仕上げには、材料コストの安価さと手軽に施工できることから壁紙が広く使用されており、壁紙としては、従来から和紙製、布製等が用いられていたが、近年は工場で規格品として生産できる合成樹脂製の所謂ビニル製壁紙が普及している。
また、表面に印刷を施して装飾性を高めたものや、表面に特殊なフィルムをラミネートし特殊な樹脂をコーティングして汚れにくくしたもの等も使用されている。さらに、特殊な表面加工を施したものは、水蒸気を透過しないものが多く屋内結露の原因となるので、珪藻土を配合して調湿機能を高めたものも提供されており、材料や製法の違いにより多種類の壁紙が提供されている。
上記した従来の壁紙を壁面に貼付するには、貼り付けようとする壁面側又は壁紙の裏側に接着剤を塗布した後に、壁面に貼付するようにしている。接着剤としては、酢酸ビニル系のものが通常使用されているが、この種の酢酸ビニル系接着剤は、所定の割合の水と配合するなどして適当な粘度に調整してから使用する。係る接着剤の粘度は、壁紙の種類や、気温、湿度等の要因を考慮して配合する水の適切量を決定しなければならず、最適にするには、長年の施工経験や培った勘等を必要とする。
そのため、素人ではなかなか難しい調整作業であり、この接着剤の調整にムラが生じると、壁紙の貼付後にブラシやヘラなどの施工具を用いてしわが生じないように処理し、壁紙のつなぎの部分を重ね切りで隙間が生じないようにローラー等の施工具を用いて段差や目開きが生じないように処理しても、結果としては仕上がりにバラツキが生じていた。そこで、接着剤の成分に工夫を加え、その接着剤の特徴に応じた貼付方法等が提案されている(特許文献1)。
特開2001-115620
上記した従来の壁紙は、生産・販売元から使用者の注文に応じて配送される場合には、壁紙の長尺長さは通常数メートルもあり、壁紙自体にシワや折り目などをつけないためにも筒状に巻回された状態にし、少なくとも壁紙の幅サイズに収納できる配送用ボックスに梱包して配送するようにしている。和紙製の壁紙であれば、特に折り目がつきやすく、梱包には更なる注意を要するし、合成樹脂製の壁紙も表面にラミネートやコーティング処理されたものの場合、それなりの強度もあり折り畳んで梱包するのは困難で、無理に折り畳むと折り目がついてしまう。どちらにしても従来の壁紙では、梱包作業を慎重に行わねばならず作業性が悪く、ボックスタイプの配送用箱を必要とし、配送費用もかかるという問題があった。また、特に塩化ビニル系の壁紙は、可塑剤が添加されており、環境ホルモンの原因物質を多量に使用するため、環境汚染の観点からすると、脱塩ビ化が求められるようになってきており、使用を控えつつある。
このように、従来から使用されている壁紙の材質そのものも問題視されているが、壁紙の貼付時に使用される酢酸ビニル系の接着剤も環境上問題視されている。また、酢酸ビニル系接着剤による壁紙の貼付作業は、上記したように、接着剤の粘度調整に経験を要し、家庭内で一般人が自ら好みに応じて選択した壁紙を貼付するには、準備作業に時間も要し、簡単に行うことが困難であり、所謂DIYと称する動きを阻害する面があった。この点、壁紙の裏面に接着剤が塗布されたもので裏紙やフィルムを剥がして貼り付けるものも提案されているが、裏紙を剥がしながら所定の箇所に貼り付け、さらに、しわや段差等が生じないように、刷毛、ブラシ、ヘラ、ローラー等の施工具を使用して処理することは、依然、素人には困難な作業であることに変わりないという問題があった。
そこで本発明は、環境に影響を与えない材質の壁紙であって、従来のように巻き回して収容することなく、コンパクトに折り畳んでも折り目が生じない形態に梱包して配送することができる壁紙を用いることで、時間のかからない簡単な準備で施工具を不要にして、しかも施工具を使用せずに作業者の手作業でしわを生じさせずに簡単に貼付することができる壁紙の貼付方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の壁紙の貼付方法は、パルプ由来のレーヨン繊維が50%~70%の割合範囲内で、化繊のポリエステル繊維が30%~50%の割合範囲内であり、これら両繊維をそれぞれ混合して100%になる比率の混合物として形成された繊維により構成された不織布、或いは、パルプ由来のレーヨン繊維が100%割合で形成された繊維により構成された不織布からなる壁紙を使用し、当該壁紙をコンパクトに折り畳む工程と、セルロース系糊剤を溶媒水に溶かして0.8~1.5%濃度水溶液を作成する工程と、前記折り畳まれた壁紙を当該水溶液に浸漬し壁紙を揉み押ししながら全体に当該水溶液を浸潤させる工程と、水溶液が浸潤した壁紙を水溶液内に暫く静置しておく工程と、充分に浸潤した壁紙を展開して所定の壁面に貼り付ける工程とからなることを特徴としている。
請求項1に記載の壁紙の貼付方法は、パルプ由来のレーヨン繊維が50%~70%の割合範囲内で、化繊のポリエステル繊維が30%~50%の割合範囲内であり、これら両繊維をそれぞれ混合して100%になる比率の混合物として形成された繊維により構成された不織布、或いは、パルプ由来のレーヨン繊維が100%割合で形成された繊維により構成された不織布からなる壁紙を使用しているので、壁紙をコンパクトに折り畳むことができる。この折畳み工程を経ることにより、セルロース系糊剤を溶媒水に溶かして作成された0.8~1.5%濃度水溶液に、折り畳まれた状態で浸漬することができ、しかも吸水性のよい素材なので、浸漬された壁紙を揉み押ししながら全体に当該水溶液を浸潤させることができる。このセルロース系糊剤の水溶液濃度を係る濃度に調整し、当該水溶液が浸潤した壁紙を水溶液内に暫く静置して充分に浸潤させた壁紙は、この壁紙素材の特性とセルロース系糊剤水溶液の濃度割合との絶妙な相互作用により適度な貼付力が発揮されるので、折り畳んだ状態から展開して作業者の手作業によって所定の壁面に貼り付けることができる。
このように、本発明の壁紙の貼付方法によれば、コンパクトに折り畳んでも折り目が生じない形態に梱包して配送できるので、梱包作業を能率よく行え、従来のような梱包材を不要にして配送費の低減もはかることができる。また、時間のかからない簡単な準備で、しかも施工具を不要にして作業者の経験や勘などによらず、手作業でしわを生じさせずに所定の壁面に簡単に貼付することができる。
本発明に係る壁紙を用いて貼付作業をする際の折り畳む工程を説明する図である。 折り畳んだ壁紙をファスナー付きプラスチック・バッグ内に収納する場合を説明する図である。 セルロース系糊剤と溶媒水とをプラスチック・バッグ内に投入して一定濃度の水溶液を作成する工程を説明する図である。 折り畳まれた壁紙を糊剤が溶解した水溶液に浸漬し壁紙を揉み押ししながら全体に水溶液を浸潤させる工程を説明する図である。 糊剤が溶解した水溶液に充分浸潤した壁紙を展開して所定の壁面に貼り付ける工程を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
本発明に使用する壁紙は、パルプ由来のレーヨン繊維が60%、化繊のポリエステル繊維が40%の割合で混合して形成された繊維により構成された不織布を素材としている。不織布の構成としては、これらパルプ由来のレーヨン繊維と化繊のポリエステル繊維とを、それぞれ50%~70%と30%~50%との割合範囲の組み合わせで混合して100%になるようにしたものであれば使用できる。かかる両繊維の種類選択とその混合割合については、出願人が長年の試行錯誤による知見に基づいて、求められる後述の特性を発揮する壁紙として使用したものである。
不織布の分類としては、いわゆるエアスルータイプになる。また、パルプ由来のレーヨン繊維が100%割合で形成された繊維により構成された不織布を素材とすることもできる。
このように構成された不織布を素材とした壁紙は、コンパクトに折り畳んでも折り目が付かずしわにならないという特性を発揮する。また、不織布を素材としているので、布のようなマットな質感を発揮し、吸湿性能が高いにも拘わらず、ポリエステル繊維を一部に含むので、水に漬けても収縮しないという特性も発揮する。また、脱塩化ビニルの素材であることから、廃棄に際しても環境に与える影響が少なくなる。特に、パルプ由来のレーヨン繊維が100%割合で形成されたものは、生分解能を有するので、さらに環境に影響を与えなくなる。
このような特性を発揮する壁紙を使用することで、従来のように、壁紙を配送するに際して、長尺の壁紙をシワや折り目などをつけないよう筒状に巻回された状態にし、少なくとも壁紙の幅サイズに収納できる配送用ボックスに梱包して配送しなくてすむ。つまり、例えばA4サイズ位に折り畳んでその厚みが数cmであれば、ゆうパックのような封筒状のものに封入して送ることができる。このような配送ができれば、従来よりも梱包作業が容易で配送費も低減することができる。
本発明は、係る特性を発揮する壁紙を使用することにより、壁紙の壁面への貼付方法について、従来の作業に比べてより簡単に行うことができる方法を提案するものである。
図1乃至図5は、上記した本発明に係る壁紙1を用いて壁面に貼付する工程を示す図である。実施例では、先ず、図1(a)(b)(c)に示すように長尺の壁紙1を約A4サイズよりも少し大きい形態に折り畳む。次に、図2(a)(b)に示すように、折り畳んだ壁紙1のサイズよりも少し大きい所謂ファスナー付きプラスチック・バッグ2内に一旦収納できるようにする。したがって、同図(c)に示す形態に収納できるので、副次効果として注文を受けた壁紙1をこのように収納した状態に梱包して配送することが可能になる。
壁紙1を折り畳み収納する作業の前に、粉末のセルロース系糊剤3と水4とを混ぜ合わせセルロース系糊剤3を溶媒水4に溶解させた場合に、その濃度が約1%になるように、予めそれぞれの分量を用意しておき、図3(a)に示すように、これらをファスナー付きプラスチック・バッグ2内に投入して混ぜ合わせ、セルロース系糊剤3の濃度が1%の水溶液5としておく(同図(b))。この水溶液5が充填された状態のプラスチック・バッグ2内に壁紙1を収納してからファスナーを閉じて、壁紙1が水溶液5に浸漬した状態で密閉する(同図(c))。この工程で使用する粉末のセルロース系糊剤3は、英国のPalaceChemicals社製のもので、カルボキシルメチル冷水可溶性澱粉フレークを主成分とする。水溶液5の濃度としては、0.8~1.5%の範囲であればよい。このセルロース系糊剤3の採用と濃度範囲についても、上記した不織布を素材とする壁紙1の特性とこの水溶液5の濃度割合との絶妙な相互作用により適度な貼付力が発揮されることを出願人の試行錯誤によって見出したものである。
次に、図4に示すように、プラスチック・バッグ2内の水溶液5に浸漬された状態に密封した壁紙1に対し、作業者が手で壁紙1全体をプラスチック・バッグ2の外側から軽く押し込みながら揉み込み、水溶液5を壁紙1全体に浸潤させる。壁紙1を水溶液5に浸潤させた後に、約5分ほど静置しておき、壁紙1を構成する不織布繊維に水溶液5を充分に吸水させる。
上記した時間が経過すれば、プラスチック・バッグ2から壁紙1を取り出し、図5(a)に示すように、折り畳む前の状態に展開する。壁紙1には折り畳んだ際の折り目が形成されることはないので、水溶液5を吸水した状態の重みも作用して、平坦のまま一気に展開することができる。次に、同図(b)に示すように、展開した状態で壁面6の貼り付けるべき所定の箇所に貼り付けていく。この際、壁紙1の上記した素材特性とセルロース系糊剤3の水溶液5の濃度割合との絶妙な相互作用により適度な粘度と貼付力が発揮されるので、作業者7は素人の初心者であっても手作業でしわを生じさせないように押し広げながら貼り付け作業を行うことができる。作業者7の手に付いた壁紙1から滲み出る水溶液の粘性は、全く不快感を与えず、しかも、時間経過に応じて手洗いを必要としない程度に乾燥するものである。
貼り付けた壁紙1は、1昼夜で水分が蒸発し、上記した壁紙1の特性である布のようなマットな質感を発揮することができる。しかも、貼り付けた壁紙1は、使用したセルロース系糊剤3の程よい貼付力に抗して人手で簡単に剥離することもできるので、壁面6に対して好みに応じた新たな壁紙1を上記した作業に基づいて簡単に貼りかえることができ、壁面装飾の変更も自在にでき、現状のDIYに関心を有する新たなユーザーの開拓にも貢献できる。
る壁紙によれば、上記したような特性を発揮するので、従来のように巻き回して収容することなく、コンパクトに折り畳んでも折り目が生じない形態に梱包して配送することができる。このような梱包配送を行う際に、上記実施例において使用したファスナー付きプラスチック・バッグ2に折り畳んだ壁紙1を収納し、さらに、このファスナー付きプラスチック・バッグ2の内容積に応じた水をプラスチック・バッグ2内に充填した際に、上記した水溶液濃度になるセルロース系糊剤3の必要量も添付して配送するようにすればよい。
このような構成に商品をセットしておくことにより、上記した本発明に係る貼付方法にしたがって貼付作業に直ぐに取り掛かることができ、時間のかからない簡単な準備で、しかもヘラやブラシ等の施工具を不要にして作業者の手作業でしわを生じさせずに簡単に貼付することができる。このような商品のセット販売を行えば、従来とは異なる流通形態の下に壁紙の提供をより簡便に行うことができる。
上記した実施例では、壁紙1の特性を活かして、ファスナー付きプラスチック・バッグ2を使用した形態の配送を行う場合に、本発明の貼付方法を実施することで簡単に貼り付け作業を実施できることを説明した。しかしながら、この壁紙1を貼付するには、上記したセルロース系糊剤3を溶解させた水溶液5を刷毛やブラシにより壁面6側の貼付位置に塗布しておいて、従来と同様に、壁紙1を展開した状態で施工具を用いて壁面に貼り付けることもできる。手作業により水溶液5が手に付くことを苦手に感じる場合には、従来と同様な作業を行っても、この壁紙1の特性は発揮できる。
この発明で使用する壁紙は、コンパクトなサイズに折り畳んで収納できるので、例えば、一般書籍のブックケースのようなものに収納しておき、その背表紙に壁紙のデザイン内容を表示しておけば、多種類の壁紙商品を本棚に書籍を陳列するような形態で展示することも可能になり、大幅に展示スペースを節約することもできる。また、展示スペースに余裕があれば、従来とは異なる多種多様な壁紙展示を大量に行うこともでき、流通過程における新たな展示方法を色々講じることができるようになる。
また、本発明の壁紙貼付方法を用いれば、壁面全体への貼り付けではなく、デザイン化したかつ特別な形に切り抜いたものをスポット的に自在に壁面に貼り付け剥離することができ、室内の装飾演出を一層多様に行うこともできる。
1 壁紙
2 ファスナー付きプラスチック・バッグ
3 セルロース系糊剤
4 溶媒水
5 セルロース系糊剤を溶解させた水溶液
6 壁面
7 作業者

Claims (1)

  1. パルプ由来のレーヨン繊維が50%~70%の割合範囲内で、化繊のポリエステル繊維が30%~50%の割合範囲内であり、これら両繊維をそれぞれ混合して100%になる比率の混合物として形成された繊維により構成された不織布、或いは、パルプ由来のレーヨン繊維が100%割合で形成された繊維により構成された不織布からなる壁紙を使用し、当該壁紙をコンパクトに折り畳む工程と、
    セルロース系糊剤を溶媒水に溶かして0.8~1.5%濃度水溶液を作成する工程と、
    前記折り畳まれた壁紙を当該水溶液に浸漬し壁紙を揉み押ししながら全体に当該水溶液を浸潤させる工程と、
    水溶液が浸潤した壁紙を水溶液内に暫く静置しておく工程と、
    充分に浸潤した壁紙を展開して所定の壁面に貼り付ける工程とからなることを特徴とする壁紙の貼付方法。
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