JP6993479B1 - 大型タッチセンシングパターンの製造方法 - Google Patents

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【課題】大型タッチセンシングパターンの製造方法を提供する。【解決手段】大型タッチセンシングパターンの製造方法には、次の手順が含まれる。生成される大規模なタッチセンシングパターンを複数のサブパターンに分割し、それぞれに対応するパターンでマスクを作成する。導電層を有する基材を提供し、導電層にフォトレジスト層を設置する。第1露光プロセスでは、露光サブパターンと複数のターゲットがフォトレジスト層に形成される。順次の露光プロセスでは、順次露光サブパターンと複数のターゲットがフォトレジスト層に形成され、順次露光サブパターンと前述の元の露光サブパターンが互いに隣接して接続される。フォトレジスト層に複数の順次接続する露光サブパターンを形成し、全体露光パターンが形成されるまで前述の順次露光プロセスを繰り返す。フォトレジスト層の全体的な露光パターンを現像し、導電層をエッチングして大型タッチセンシングパターンを形成する。【選択図】図6

Description

本発明は、大型タッチセンシングパターンを製造する方法に関し、特に、複数の小面積露光サブパターンを組み合わせて大面積全体露光パターンを形成し、次に全体露光パターンをエッチングして大型タッチセンシングパターンを形成する方法に関する。
タッチパネルはさまざまな電子製品で広く使用されており、大画面のタッチパネルと組み合わせて使用されている。例えば、ATM現金自動支払機、施設内の相互支援ナビゲーションシステム、デパートの電子ホワイトボード、車載タッチ装置、およびその他のさまざまな産業用および商業用機器などである。過去には、タッチパネル製造技術やボンディング歩留まりなどの要因により、タッチアプリケーションを必要とするこれらの装置のほとんどは、低コストの抵抗式または高コストの音波式と外部光学式等の設計を採っていた。しかし、人々がスマートフォンやタブレットコンピュータのマルチタッチ(Multitouch)機能の経験に慣れてきているため、最近、業界は中型および大画面用マルチタッチアプリケーションの開発も積極的に行っている。現在、10インチを超える中型および大型マルチタッチ製品は、主に静電容量式タッチ技術に基づいている。静電容量式タッチパネルは通常、基材、基材に形成された導電層、基材に形成され導電層を取り囲む遮光層、およびフレキシブル回路基板を含む。上記導電層は通常、インジウムスズ酸化物(ITO)導電膜を使用し、これは、黄色光製造プロセス(Photo process)によって導電層にエッチングされ、複数の静電容量センシングトレースを形成する。また、伝送線を使用して、複数の静電容量センシングトレースをそれぞれフレキシブル回路基板に接続する。上述の黄色光製造プロセスは、ITO導電層上にフォトレジスト層を配置し、フォトレジスト層に静電容量センシングタンデムパターンを備えたフォトマスクで露光し、フォトレジスト材料に紫外線を照射して重合反応を発生させることを含む。硬化後、フォトレジスト層上のフォトレジスト材料の未露光部分と硬化部分が現像液で除去される。したがって、マスクパターンに対応する硬化したフォトレジスト層がITO上に形成される。
タッチパネルのサイズ要件がますます大きくなるにつれて、業界の既存の黄色光加工機がワークピースを直接受け入れることができる最大サイズ範囲を超える状況がしばしばある。その結果、黄色光製造プロセスでフォトレジスト層にタッチセンシングパターン全体を形成することができず、製造上の大きな問題が発生する。しかし、大型黄色光加工機を購入するのは費用がかかり、生産コストの大幅な増加につながる。
現在、一部の企業は、セグメント化された露出とその後の合併によってタッチセンシングパターンを生成しようとしている。すなわち、全体的なタッチセンシングパターンは、複数の部分パターンに分割され、次に、露光操作が個別に実行されて、フォトレジスト層上に対応するパターンの硬化フォトレジスト材料を形成する。したがって、複数の部分パターンがフォトレジスト層上で合併されて、完全なタッチセンシングパターンが形成される。前述の複数の部分パターンの合併プロセスは、合併後にタッチセンシングパターン全体でエラーが発生しないように正確に位置決めする必要がある。既存の露光処理機は位置決め調整システムとしてCCD観察装置を使用しており、CCD観察用の照明光源は波長450~465nmの青色光である。上記の露光プロセスにおけるフォトレジスト層のパターンは、露光後にフォトレジスト材料を硬化させることにより形成され、現像プロセスで処理されていない。実際には、硬化したフォトレジスト材料の青色光源に対する反射率が低いため、CCD観察装置には、フォトレジスト層に露光した後のターゲットパターンTXの認識率が低いという問題がある(図15を参照)。その結果、正確に位置決めすることが困難になり、合併が完了した後のタッチセンシングパターン全体にエラーが発生する。
上記の状況に鑑み、小型の露光機で大型の露光パターンを作成する方法を提供する必要がある。複数の露光パターンと正確な位置決めにより、複数の小面積露光サブパターンが正確に接続されて大面積露光パターンが形成され、それに応じて大規模なタッチセンシングパターンが生成される。
上記目的を達成するために、本発明は、次のステップを含む大型タッチセンシングパターンの製造方法である。
生成される大型タッチセンシングパターンは複数のサブパターンに分割され、複数のサブパターンは第1サブパターンと複数の順序したサブパターンを含み、そして、複数の前記サブパターンに従って、対応するパターンを有する複数のフォトマスクがそれぞれ作成され、複数の前記サブパターンのエッジ部分は、オーバーラップパターンを含む。
導電層を有する基材を提供する。
導電層上にフォトレジスト層が設置され、フォトレジスト層は紫外光に対して感光性である。
第1露光プロセスは、第1フォトマスクを使用してフォトレジスト層を露光し、第1フォトマスクは、第1サブパターンモールドおよび複数のターゲットパターンモールドを有する。第1サブパターンモールドのパターンは、大型タッチセンシングパターンの第1サブパターンを反映している。紫外線を使用して、第1フォトマスクを通してフォトレジスト層に照射し、第1フォトマスクのパターンをフォトレジスト層に転写して、露光サブパターンと複数のターゲットを形成する。
続いて露光プロセスでは、波長範囲620nm~750nmの光源を使用してフォトレジスト層の複数のターゲットを照明し、位置決め操作を行い、フォトレジスト層の露光サブパターンと順次フォトマスクの間を位置決めした後、順次フォトマスクを使用して、フォトレジスト層を露光する。順次フォトマスクには、順次サブパターンモールドと複数のターゲットパターンモールドがあり、順次サブパターンモールドのパターンは、大型タッチセンシングパターンの複数の順次サブパターンの1つを反映している。紫外線を使用して順次フォトマスクを介してフォトレジスト層を照射し、順次フォトマスクのパターンをフォトレジスト層に転写して、順次露光サブパターンと複数のターゲットを形成する。順次露光サブパターンと元のフォトレジスト層上の露光サブパターンは、互いに隣接して接続されている。
順次露光プロセスを繰り返して、フォトレジスト層上に複数の順次併合露光サブパターンを形成し、そして、全体露光パターンが形成されるまで併合されている。全体露光パターンと大型タッチセンシングパターンは対照的なパターンである。
フォトレジスト層に現像プロセスを実行して、導電層上に全体的な露光パターンを有する硬化フォトレジスト材料層を形成する。
基材の導電層上に大型タッチセンシングパターンを形成するために、導電層上でエッチングプロセスが行われる。
複数のサブパターンのオーバーラップパターンの幅寸法は、0.1mm未満である。フォトレジスト層は、変色剤(Color Changing Agent)を含み、紫外線にさらされたときにフォトレジスト層が無色から着色に変化するのを促進し、操作の過程におけるパターンによって識別できる。
変色剤の材料は、ロイコクリスタルバイオレット(Leuco Crystal Violet)、ジフェニルアミン(Diphenylamine)、トリフェニルアニリン(Triphenylaniline)またはジベンジルアニリン(Dibenzylaniline)から選択される。
複数のターゲットは、露光サブパターン範囲外に配置され、それぞれのターゲットは、可能な限り離されて配置される。
この「発明内容」では、選択した概念の一部を簡略化した形で説明し、以下の「実施方式」で詳しく説明する。
この「発明内容」は、特許出願の主題の重要な特徴または基本的特徴を特定することを意図するものではなく、特許出願の主題の範囲を限定することも意図していない。
複数の露光パターンと正確な位置決めにより、複数の小面積露光サブパターンが正確に接続されて大面積露光パターンが形成され、それに応じて大規模なタッチセンシングパターンが生成される。
本発明の実施形態に係る製造方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、生成される大型タッチセンシングパターンSの複数のサブパターンに分割された概略図である。 本発明の実施形態による第1フォトマスクの平面図である。 本発明の実施形態による第1マスクを使用する露光プロセスの概略図である。 本発明の実施形態による第2フォトマスクの平面図である。 本発明の実施形態による第1露光サブパターンと第2フォトマスクとの間の設置および位置決めの概略図である。 本発明の実施形態によるCCD観測装置が行う第1位置決めターゲット認識の模式図である。 図6におけるDの部分拡大平面図である。 本発明の実施形態における第3マスクの平面図である。 本発明の実施形態における第2露光サブパターンと第3フォトマスクとの間の設置および位置決めの概略図である。 本発明の実施形態における現像プロセス後のフォトレジスト層の側断面概略図である。 本発明の実施形態におけるフォトレジスト層の現像プロセス後の平面図である。 本発明の実施形態における導電層のエッチングプロセス後の側断面概略図である。 本発明の実施形態における導電層のエッチングプロセス後の平面図である。 既存のフォトレジスト層に露光した後のターゲットパターンTXが低い認識率であることを示す概略図である。
本発明の以下の実施形態は、例として、元の処理サイズが550mm×600mmの露光機上での幅550mm×長さ1100mmの大型タッチセンシングパターンの生成を取り上げる。その製造方法は、生成される大型タッチセンシングパターンを3つの部分の画像に適切に分割し、それに応じたパターンを持つ3つのマスクを作成する。次に、3つの露光プロセスを経て、フォトレジスト層に3つの露光サブパターン及び位置決めターゲットをそれぞれ形成し、そして、2回目の露光プロセス後の露光プロセスでは、前の露光プロセスで形成された位置決めターゲットを位置合わせの基準として、設置された接続する露光サブパターンの位置を調整する。これによれば、様々な露光サブパターンが正確に組み合わされて、幅550mm×長さ1100mmの全体的な露光パターンが形成される。そして、全面露光パターンを用いて導電層をエッチングし、幅550mm×長さ1100mmの大型タッチセンシングパターンを作成する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る大型タッチセンシングパターンの製造方法は、以下のステップを含む。
(a)生成される大型タッチセンシングパターンSを第1サブパターンから第3サブパターンS1~S3に分割し、それぞれに対応するパターンで第1フォトマスク~第3フォトマスクM1~M3を形成する。図2に示すように、幅550mm×長さ1100mmの大型タッチセンシングパターンSは、ほぼ同じサイズの3つのサブパターンに分割され、3つのサブパターンのサイズは、露光機の元の作業サイズ(幅550mm×長さ600mm)より小さい。例えば、各サブパターンのサイズは、幅550mm×長さ400.1mmであり、各サブパターンの長さには、幅0.1mmのオーバーラップパターンOLが含まれる(図8を参照)。オーバーラップパターン部分より、サブパターンが併合して組み合わされた後に確実に一体に接続されるようにする。
(b)基材10に導電層20を設ける。基材10は、PET薄膜などの柔軟な薄層である。導電層20は、インジウムスズ酸化物膜(ITO)などの透明導電薄膜である。導電層20は基材10上に覆われており、導電層20のサイズは550mm×1100mmより大きい。
(c)導電層20上にフォトレジスト層(Photopolymer Resist)30が設置される。ロールツーロールプロセス(Roll to Roll、RTR)を採用して、ドライフィルムフォトレジストのフォトレジスト層30を前述の導電層20に取り付ける。フォトレジスト層30は、紫外光に対する感光性材料であり、フォトレジスト層は、以下のような変色剤成分を含み、例えばフェードクリスタルバイオレットである。変色剤は、紫外線に曝されるとフォトレジスト層を無色から有色(青)に変化させるのを促進することができ、これは操作の過程におけるパターンの認識に便利である。
(d)フォトレジスト層30上に第1露光サブパターンEX1および複数の第1位置決めターゲットT1を形成する。図3および図4に示すように、前述の基材10、導電層20およびフォトレジスト層30の組み合わせのオーバーラップ層は、露光機の作業台40上に配置される。第1フォトマスクM1は、露光機の作業台40の上に設置され、第1フォトマスクM1には、大型タッチセンシングパターンの第1サブパターンS1に対応するパターンである、第1パターンモールドMS1と複数の第1位置決めターゲットパターンMT1を有する。紫外線UVを使用して、第1フォトマスクM1を通してフォトレジスト層30を照射し、それにより、露光された部分のフォトレジスト材料が重合反応を起こし、硬化される。これにより、第1フォトマスクM1のパターンがフォトレジスト層30に転写され、フォトレジスト層30に第1露光サブパターンEX1および複数の第1位置決めターゲットT1が形成される。また、フォトレジスト層30には変色剤成分が含まれているため、露光部のフォトレジスト材と未露光部のフォトレジスト材との間に明らかな色収差が形成され、第1位置決めターゲットT1を明確に特定しやすくなる。また、前述の第1位置決めターゲットT1は、第1露光サブパターンEX1の範囲外に配置され、各第1位置決めターゲットT1は、可能な限り離れて配置され、キャリブレーションおよび位置決めの精度を向上させる。
(e)フォトレジスト層30の第1露光サブパターンEX1および第2フォトマスクM2の間を正確に位置決めした後、フォトレジスト層30に、第2露光サブパターンEX2および複数の第2位置決めターゲットT2を形成する。図5から図7に示すように、第2フォトマスクM2には、大型タッチセンシングパターンの第2サブパターンS2に対応する、第2パターンモールドMS2と複数の第2位置決めターゲットパターンMT2とを有する。第2フォトマスクM2が露光機の作業台40に設置された後、作業台40に置かれたワークピースと校正され、位置合わせされなければならない。620nm~750nmの波長範囲の光を光源として使用して、第1位置決めターゲットT1を照明し、CCD観測装置を使用して、位置決め調整のために第1位置決めターゲットT1の画像情報を識別してキャプチャし、第2フォトマスクM2とフォトレジスト層30の第1露光サブパターンEX1との間に正確に位置決めされるようにする。特に実験結果が示すように、フォトレジスト層30では、露光領域のフォトレジスト材料と非露光領域のフォトレジスト材料が620nm~750nmの波長範囲の光源の照射で明らかな色収差を形成することを示している。この現象は、第1位置決めターゲットT1の明確な識別を提供できる。次に、紫外光UVを使用して、第2フォトマスクM2を通してフォトレジスト層30を照射し、第2フォトマスクM2上のパターンをフォトレジスト層30に転写し、フォトレジスト層30に第2露光サブパターンEX2と複数の第2位置決めターゲットT2を形成する。第2露光サブパターンEX2は、前述の第1露光サブパターンEX1の一側で隣接して併合される。上記第2位置決めターゲットT2は、第2露光サブパターンEX2の範囲外に配置され、各第2位置決めターゲットT2は、キャリブレーションおよび位置決めの精度を向上させるため、可能な限り離れて配置される。
(f)フォトレジスト層30の第2露光サブパターンEX2と第3フォトマスクM3の間を正確に位置決めした後、第3露光サブパターンEX3がフォトレジスト層30上に形成される。図9および図10に示すように、第3フォトマスクM3は、大型タッチセンシングパターンの第3サブパターンS3に対応する第3パターンモールドMS3を有する。第3フォトマスクM3が露光機の作業台40の上に設置された後、作業台40上に置かれたワークピースと校正及び位置合わせされなければならない。波長範囲620nm~750nmを光源として使用して、第2位置決めターゲットT2を照明し、CCD観測装置を使用して、位置決め調整のために第2位置決めターゲットT2の画像情報を識別してキャプチャし、第3フォトマスクM3とフォトレジスト層30の第2露光サブパターンEX2との間に正確に位置決めされるようにする。次に、紫外光UVを使用して、第3フォトマスクM3を通してフォトレジスト層30を照射し、第3フォトマスクM3上のパターンをフォトレジスト層30に転写し、フォトレジスト層30に第3露光サブパターンEX3を形成する。第3露光サブパターンEX3は、前述の第2露光サブパターンEX2の一側で隣接して併合される。上記第1露光サブパターンEX1、第2露光サブパターンEX2、第3露光サブパターンEX3をつなぎ合わせて、幅550mm×長さ1100mmの全体露光パターンEXを形成する。全体露光パターンEXは、前述の大型タッチセンシングパターンSに対応するパターンである。
(g)フォトレジスト層30を現像して、全体露光パターンEXを形成する。炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウムなどのアルカリ性溶媒などの現像液をフォトレジスト層30に噴霧し、フォトレジスト層30の未露光および硬化部分のフォトレジスト材料を除去する。したがって、全体露光パターンEXを有する硬化したフォトレジスト材料層が導電層20上に形成される(詳細は図11および図12に示されている)。
(h)導電層20をエッチングして、必要な大型タッチセンシングパターンSを形成する塩酸ベースのITOエッチング剤などのITOエッチング剤を導電層20上にスプレーして、硬化したフォトレジスト材料によって遮蔽されていないITO材料をエッチングして除去する。したがって、必要なITO材料部分を導電層20上に残して、必要な大型タッチセンシングパターンSを形成することができる。次に、水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムなどの剥離剤を使用して導電層20にスプレーし、導電層20のフォトレジスト材料を除去し、次に、きれいな水などの洗浄液を使用して導電層20および基材10を洗浄する。したがって、幅550mm×長さ1100mmのサイズの大型タッチセンシングパターンSが基板上に作成される(詳細は図13および図14に示されている)。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。したがって、本発明の保護範囲は、添付の発明の請求項の定義の対象となる。
10 基材
20 導電層
30 フォトレジスト層
40 作業台
S 大型タッチセンシングパターン
EX 全体露光パターン
EX1 第1露光サブパターン
EX2 第2露光サブパターン
EX3 第3露光サブパターン
T1 第1位置決めターゲット
T2 第2位置決めターゲット
M1 第1フォトマスク
M2 第2フォトマスク
M3 第3フォトマスク
S1 第1サブパターン
S2 第2サブパターン
MS1 第1パターンモールド
MS2 第2パターンモールド
MS3 第3パターンモールド
MT1 第1位置決めターゲットパターンモールド
MT2 第2位置決めターゲットパターンモールド
OL オーバーラップパターン部分
TX ターゲットパターン

Claims (5)

  1. 次のステップを含む大型タッチセンシングパターンの製造方法であり、
    生成される大型タッチセンシングパターンは複数のサブパターンに分割され、前記複数のサブパターンは第1サブパターンと複数の順序したサブパターンを含み、そして、複数の前記サブパターンに従って、対応するパターンを有する複数のフォトマスクがそれぞれ作成され、複数の前記サブパターンのエッジ部分は、オーバーラップパターンを含み、
    導電層を有する基材を提供し、
    前記導電層上にフォトレジスト層が設置され、前記フォトレジスト層は紫外光に対して感光性であり、
    第1露光プロセスは、第1フォトマスクを使用して前記フォトレジスト層を露光し、前記第1フォトマスクは、第1サブパターンモールドおよび複数のターゲットパターンモールドを有し、前記第1サブパターンモールドのパターンは、前記大型タッチセンシングパターンの前記第1サブパターンを反映し、紫外線を使用して、前記第1フォトマスクを通して前記フォトレジスト層に照射し、前記第1フォトマスクのパターンを前記フォトレジスト層に転写して、露光サブパターンと複数のターゲットを形成し、
    続いて露光プロセスでは、波長範囲620nm~750nmの光源を使用して前記フォトレジスト層の前記複数のターゲットを照明し、位置決め操作を行い、前記フォトレジスト層の露光サブパターンと順次フォトマスクの間を位置決めした後、前記順次フォトマスクを使用して、前記フォトレジスト層を露光し、前記順次フォトマスクには、順次サブパターンモールドと複数のターゲットパターンモールドがあり、前記順次サブパターンモールドのパターンは、前記大型タッチセンシングパターンの複数の前記順次サブパターンの1つを反映し、紫外線を使用して前記順次フォトマスクを介して前記フォトレジスト層を照射し、前記順次フォトマスクのパターンを前記フォトレジスト層に転写して、順次露光サブパターンと複数のターゲットを形成し、順次の前記露光サブパターンと元の前記フォトレジスト層上の露光サブパターンは、互いに隣接して接続され、
    順次露光プロセスを繰り返して、前記フォトレジスト層上に複数の順次併合露光サブパターンを形成し、そして、全体露光パターンが形成されるまで併合され、前記全体露光パターンと前記大型タッチセンシングパターンは対照的なパターンであり、
    前記フォトレジスト層に現像プロセスを実行して、前記導電層上に前記全体露光パターンを有する硬化フォトレジスト材料層を形成し、
    前記基材の導電層上に前記大型タッチセンシングパターンを形成するために、前記導電層上でエッチングプロセスが行われることを特徴とする、大型タッチセンシングパターンの製造方法。
  2. 前記オーバーラップパターンの幅寸法は、0.1mm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の大型タッチセンシングパターンの製造方法。
  3. 前記フォトレジスト層は、変色剤を含み、紫外線にさらされたときに前記フォトレジスト層が無色から着色に変化することを促進することを特徴とする、請求項1に記載の大型タッチセンシングパターンの製造方法。
  4. 前記変色剤の材料は、ロイコクリスタルバイオレット、ジフェニルアミン、トリフェニルアニリンまたはジベンジルアニリンから選択されることを特徴とする、請求項3に記載の大型タッチセンシングパターンの製造方法。
  5. 複数の前記ターゲットは、前記露光サブパターン範囲外に配置され、それぞれの前記ターゲットは、可能な限り離れて配置されることを特徴とする、請求項1に記載の大型タッチセンシングパターンの製造方法。
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