JP6993052B2 - エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法 - Google Patents
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Description
本発明は、エアロゾル生成装置に係り、さらに詳細には、ヒータを用いてエアロゾル生成物質を加熱することで、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置に関する。
近来に一般的なシガレットの短所を克服するための代替方法に対する需要が増加している。例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成する方式ではない、エアロゾル生成物質を加熱することで、エアロゾルを生成する方式に対する需要が増加している。
過熱による発火を防止し、既定のバッテリ容量から既定のパフ回数を保証するために、エアロゾル生成装置は、ヒータの動作時間を制限することができる。但し、ヒータの加熱可能時間が制限される場合には、電話通話または雑談など多様な理由によって動作時間以内にユーザが意図した喫煙を完了することができない場合が発生しうる。
したがって、ユーザが喫煙を完了していない場合、動作時間の徒過によるヒータの加熱終了を防止するためには、ヒータの動作時間を延長させるための技術が要求される。
本発明が解決しようとする課題は、エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法を提供することである。
本発明がなそうとする技術的課題は、前述したような技術的課題に限定されず、以下の実施例からさらに他の技術的課題が類推される。
前述した技術的課題を解決するための手段として、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、前記エアロゾル生成装置の動きを感知するためのセンサーと、前記ヒータの動作時間において前記動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントし、前記停止時間に基づいて、前記動作時間を延長させる制御部と、を含んでもよい。
本発明によるエアロゾル生成装置及び制御方法によれば、装置の動きが感知され、感知された動きに基づいて動作時間が延びる。延長された動作時間によって追加的なパフが行われるので、動作時間の延長なしにヒータへの電力供給が遮断される場合に比べて、ユーザの満足度が向上する。
前述した技術的課題を解決するための手段として、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、前記エアロゾル生成装置の動きを感知するためのセンサーと、前記ヒータの動作時間において前記動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントし、前記停止時間に基づいて、前記動作時間を延長させる制御部と、を含んでもよい。また、前記制御部は、前記停止時間に延長係数(extension coefficient)を乗算した時間ほど前記動作時間を延長させることができる。
また、前記制御部は、前記延長係数を1/8ないし1のうち、いずれか1つに設定してもよい。
また、前記制御部は、最大延長時間以下の時間だけ前記動作時間を延長し、前記最大延長時間は、30秒ないし120秒のうち、いずれか1つでもある。
また、前記制御部は、前記停止時間に基づいて、前記動作時間を不連続的に延長してもよい。
また、前記停止時間は、前記動きが感知されない少なくとも1つの期間(period)の和であり、前記少なくとも1つの期間は、既設定の臨界時間以上でもある。また、前記既設定の臨界時間は、20秒ないし30秒のうち、いずれか1つでもある。
また、前記センサーは、前記エアロゾル生成装置の加速度を測定することで、前記動きを感知することができる。
また、前記動作時間は、210秒ないし270秒のうち、いずれか1つでもある。
本開示の他の側面によるエアロゾル生成装置を制御する方法において、エアロゾル生成物質を加熱するヒータの動作時間の間、前記ヒータに電力が供給されるように制御する段階と、前記動作時間において前記動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントする段階と、前記停止時間に基づいて、前記動作時間を延長させる段階と、を含んでもよい。
また、前記動作時間を延長させる段階は、前記停止時間に延長係数を乗算した時間ほど前記動作時間を延長させる段階を含んでもよい。
また、前記動作時間を延長させる段階は、前記延長係数を1/8ないし1のうち、いずれか1つに設定する段階を含んでもよい。
また、前記動作時間を延長させる段階は、最大延長時間以下の時間ほど前記動作時間を延長させる段階を含み、前記最大延長時間は、30秒ないし120秒のうち、いずれか1つでもある。
また、前記動作時間を延長させる段階は、前記停止時間に基づいて、前記動作時間を不連続的に延長する段階を含んでもよい。
また、前記停止時間は、前記動きが感知されない少なくとも1つの期間(period)の和であり、前記少なくとも1つの期間は、既設定の臨界時間以上でもある。
また、前記既設定の臨界時間は、20秒ないし30秒のうち、いずれか1つでもある。
また、前記方法は、前記エアロゾル生成装置の加速度を測定する段階と、前記加速度に基づいて、前記動きを感知する段階をさらに含んでもよい。
また、前記動作時間は、210秒ないし270秒のうち、いずれか1つでもある。
本開示のさらに他の側面によるエアロゾル生成装置を制御する方法を具現するためのプログラムが記録される、コンピュータで読み取り可能な記録媒体が提供される。
以下、添付された図面を参照しつつ、単に例示のための実施例を詳細に説明する。下記説明は、実施例を具体化するためのものであり、発明の権利範囲を制限するか、限定するものではないということは言うまでもない。詳細な説明及び実施例から当該技術分野の専門家が容易に類推可能なのは、権利範囲に属すると解釈される。
本明細書で使用される「構成される」または「含む」などの用語は、明細書上に記載のさまざまな構成要素またはさまざな段階をいずれも含むと解釈されてはならず、その中、一部構成要素、または一部段階は含まれないか、または、追加的な構成要素または段階がさらに含まれると解釈されねばならない。
本明細書で使用される「第1」または「第2」のような序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するのに使用されるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されてはならない。前記用語は、1つの構成要素を、他の構成要素から区別するための目的だけで使用される。
本明細書で使用される用語は、本発明での機能を考慮して、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語として選択されたが、これは、当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分でその意味が詳細に記載されるであろう。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と本発明の全般にわたる内容に基づいて定義されねばならない。
本実施例は、エアロゾル生成装置及びそれを制御する方法に係わるものであって、以下の実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者に広く知られている事項については詳細な説明を省略する。
以下の実施例において、シガレットは、エアロゾル生成物質を含むエアロゾル生成物品に用いられる。但し、エアロゾル生成物質は、シガレット以外にもエアロゾル生成装置に結合される多様な種類のエアロゾル生成物品に含まれて提供される。
図1ないし図3は、エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。
図1を参照すれば、エアロゾル生成装置1は、バッテリ11、制御部12及びヒータ13を含む。図2及び図3を参照すれば、エアロゾル生成装置1は、蒸気化器14をさらに含む。また、エアロゾル生成装置1の内部空間には、シガレット2が挿入される。
図1ないし図3に図示されたエアロゾル生成装置1には、この実施例に係わる構成要素が図示されている。したがって、図1ないし図3に図示された構成要素以外に他の汎用的な構成要素がエアロゾル生成装置1にさらに含まれるということを、この実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解することができるであろう。
また、図2及び図3には、エアロゾル生成装置1にヒータ13が含まれているが、必要に応じて、ヒータ13は、省略されうる。
図1には、バッテリ11、制御部12及びヒータ13が一列に配置されている。また、図2には、バッテリ11、制御部12、蒸気化器14及びヒータ13が一列に配置されている。また、図3には、蒸気化器14及びヒータ13が並列に配置されている。しかし、エアロゾル生成装置1の内部構造は、図1ないし図3の図示に限定されない。すなわち、エアロゾル生成装置1の設計によって、バッテリ11、制御部12、ヒータ13及び蒸気化器14の配置は、変更されうる。
シガレット2がエアロゾル生成装置1に挿入されれば、エアロゾル生成装置1は、ヒータ13及び/または蒸気化器14を作動させて、エアロゾルを発生させうる。ヒータ13及び/または蒸気化器14によって発生したエアロゾルは、シガレット2を通過してユーザに伝達される。
必要に応じて、シガレット2がエアロゾル生成装置1に挿入されていない場合にも、エアロゾル生成装置1は、ヒータ13を加熱することができる。
バッテリ11は、エアロゾル生成装置1の動作に用いられる電力を供給する。例えば、バッテリ11は、ヒータ13または蒸気化器14が加熱されるように電力を供給し、制御部12の動作に必要な電力を供給することができる。また、バッテリ11は、エアロゾル生成装置1に設けられたディスプレイ、センサー、モータなどの動作に必要な電力を供給することができる。
制御部12は、エアロゾル生成装置1の動作を全般的に制御する。具体的に、制御部12は、バッテリ11、ヒータ13及び蒸気化器14だけではなく、エアロゾル生成装置1に含まれた他の構成の動作を制御する。また、制御部12は、エアロゾル生成装置1の構成それぞれの状態を確認して、エアロゾル生成装置1が動作可能な状態であるか否かを判断する。
制御部12は、少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイとしても具現され、汎用的なマイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサで実行されるプログラムが保存されたメモリの組合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアとしても具現されるということを、当該実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
ヒータ13は、バッテリ11から供給された電力によって加熱される。例えば、シガレットがエアロゾル生成装置1に挿入されれば、ヒータ13は、シガレットの外部に位置する。したがって、加熱されたヒータ13は、シガレット内のエアロゾル生成物質の温度を上昇させうる。
ヒータ13は、電気抵抗性ヒータでもある。例えば、ヒータ13には、導電性トラック(track)を含み、導電性トラックに電流が流れることにより、ヒータ13が加熱される。しかし、ヒータ13は、上述した例に限定されず、希望温度まで加熱されるものであれば、制限なしに該当する。ここで、希望温度は、エアロゾル生成装置1に既に設定されても、ユーザによって所望の温度に設定されてもよい。
一方、他の例において、ヒータ13は、誘導加熱式ヒータでもある。具体的に、ヒータ13には、シガレットを誘導加熱方式で加熱するための導電性コイルを含み、シガレットは、誘導加熱式ヒータによって加熱されるサセプタを含んでもよい。
例えば、ヒータ13は、管状の加熱要素、板状の加熱要素、針状の加熱要素または棒状の加熱要素を含み、加熱要素の形状によってシガレット2の内部または外部を加熱することができる。
また、エアロゾル生成装置1には、ヒータ13が複数個配置されてもよい。この際、複数個のヒータ13は、シガレット2の内部に挿入されるように配置されても、シガレット2の外部に配置されてもよい。また、複数個のヒータ13の一部は、シガレット2の内部に挿入されるように配置され、残りは、シガレット2の外部に配置される。また、ヒータ13の形状は、図1ないし図3に図示された形状に限定されず、多様な形状によって作製される。
蒸気化器14は、液状組成物を加熱してエアロゾルを生成し、生成されたエアロゾルは、シガレット2を通過してユーザに伝達することができる。すなわち、蒸気化器14によって生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成装置1の気流通路に沿って移動し、気流通路は、蒸気化器14によって生成されたエアロゾルがシガレットを通過してユーザに伝達されるように構成される。
例えば、蒸気化器14は、液体保存部、液体伝達手段及び加熱要素を含んでもよいが、それらに限定されない。例えば、液体保存部、液体伝達手段及び加熱要素は、独立したモジュールとしてエアロゾル生成装置1に含まれる。
液体保存部は、液状組成物を保存することができる。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体でもあり、非タバコ物質を含む液体でもある。液体保存部は、蒸気化器14から/に脱/付着することによって作製されても、蒸気化器14と一体として作製されてもよい。
例えば、液状組成物は、水、ソルベント、エタノール、植物抽出物、香料、香味剤、またはビタミン混合物を含んでもよい。香料は、メントール、ペパーミント、スペアミントオイル、各種果物の香り成分などを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。香味剤は、ユーザに多様な香味または風味を提供する成分を含んでもよい。ビタミン混合物は、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC及びビタミンEのうち、少なくとも1つが混合されたものでもあるが、それらに制限されるものではない。また、液状組成物は、グリセリン及びプロピレングリコールのようなエアロゾル形成剤を含んでもよい。
液体伝達手段は、液体保存部の液状組成物を加熱要素に伝達する。例えば、液体伝達手段は、綿纎維、セラミック纎維、ガラスファイバ、多孔性セラミックのような芯(wick)にもなるが、それらに限定されるものではない。
加熱要素は、液体伝達手段によって伝達される液状組成物を加熱するための要素である。例えば、加熱要素は、金属熱線、金属熱板、セラミックヒータなどにもなるが、それらに限定されるものではない。また、加熱要素は、ニクロム線のような伝導性フィラメントによっても構成され、該液体伝達手段に巻かれる構造によっても配置される。加熱要素は、電流供給によって加熱され、加熱要素と接触された液体組成物に熱を伝達し、液体組成物を加熱することができる。その結果、エアロゾルが生成される。
例えば、蒸気化器14000は、カトマイザ(cartomizer)または霧化器(atomizer)とも称されるが、それらに限定されるものではない。
一方、エアロゾル生成装置1は、バッテリ11、制御部12、ヒータ13、及び蒸気化器14以外に汎用的な構成をさらに含んでもよい。例えば、エアロゾル生成装置1は、視覚情報の出力が可能なディスプレイ及び/または触覚情報の出力のためのモータを含んでもよい。また、エアロゾル生成装置1は、少なくとも1つのセンサー(パフ感知センサー、温度感知センサー、シガレット挿入感知センサーなど)を含んでもよい。また、エアロゾル生成装置1は、シガレット2が挿入された状態でも、外部空気が流入されたり、内部気体が流出されたりする構造にも作製される。
図1ないし図3には、図示されていないが、エアロゾル生成装置1は、別途のクレードルと共に、システムを構成してもよい。例えば、クレードルは、エアロゾル生成装置1のバッテリ11の充電に用いられる。または、クレードルとエアロゾル生成装置1とが結合された状態で、ヒータ13が加熱されてもよい。
シガレット2は、一般的な燃焼型シガレットと類似している。例えば、シガレット2は、エアロゾル生成物質を含む第1部分とフィルタなどを含む第2部分とに区分される。または、シガレット2の第2部分にも、エアロゾル生成物質が含まれてもよい。例えば、顆粒またはカプセルの形態に作られたエアロゾル生成物質が第2部分に挿入されてもよい。
エアロゾル生成装置1の内部には、第1部分の全体が挿入され、第2部分は、外部に露出されうる。または、エアロゾル生成装置1の内部に、第1部分の一部だけ挿入され、第1部分及び第2部分の一部が挿入されてもよい。ユーザは、第2部分を口にした状態で、エアロゾルを吸入する。この際、エアロゾルは、外部空気が第1部分を通過することで生成され、生成されたエアロゾルは、第2部分を通過して、ユーザの口に伝達される。
一例として、外部空気は、エアロゾル生成装置1に形成された少なくとも1つの空気通路を通じて流入される。例えば、エアロゾル生成装置1に形成された空気通路の開閉及び/または空気通路の大きさは、ユーザによって調節される。これにより、霧化量、喫煙感などがユーザによって調節される。他の例として、外部空気は、シガレット2の表面に形成された少なくとも1つの孔(hole)を介してシガレット2の内部に流入されてもよい。
以下、図4及び図5を参照して、シガレット2の例を説明する。
図4及び図5は、シガレットの例を示す図面である。
図4を参照すれば、シガレット2は、タバコロッド21及びフィルタロッド22を含む。図1ないし図3を参照して上述した第1部分21は、タバコロッド21を含み、第2部分22は、フィルタロッド22を含む。
図4には、フィルタロッド22が単一セグメントに図示されているが、それらに限定されない。すなわち、フィルタロッド22は、複数のセグメントで構成されてもよい。例えば、フィルタロッド22は、エアロゾルを冷却するセグメント及びエアロゾル内に含まれた所定の成分をフィルタリングするセグメントを含んでもよい。また、必要に応じて、フィルタロッド22には、他の機能を行う少なくとも1つのセグメントをさらに含んでもよい。
シガレット2は、少なくとも1枚のラッパ24によって包装されてもよい。ラッパ24には、外部空気が流入されたり、内部気体が流出されたりする少なくとも1つの孔(hole)が形成される。一例として、シガレット2は、1枚のラッパ24によって包装される。他の例として、シガレット2は、2以上のラッパ24によって重畳して包装されてもよい。例えば、第1ラッパ241によってタバコロッド21が包装され、ラッパ242、243、244によってフィルタロッド22が包装される。そして、単一ラッパ245によってシガレット2全体が再包装されてもよい。もし、フィルタロッド22が複数のセグメントで構成されているならば、それぞれのセグメントがラッパ242、243、244によっても包装される。
タバコロッド21は、エアロゾル生成物質を含む。例えば、エアロゾル生成物質は、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びオレイルアルコールのうち、少なくとも1つを含んでもよいが、それらに限定されるものではない。また、タバコロッド21は、風味剤、湿潤剤及び/または有機酸(organic acid)のような他の添加物質を含んでもよい。また、タバコロッド21には、メントールまたは、保湿剤などの加香液が、タバコロッド21に噴射されることによって添加される。
タバコロッド21は、多様に作製されうる。例えば、タバコロッド21は、シート(sheet)によっても作製され、ストランド(strand)によっても作製される。また、タバコロッド21は、タバコシートが細かく切られた刻みタバコによっても作製される。また、タバコロッド21は、熱伝導物質によっても取り囲まれる。例えば、熱伝導物質は、アルミニウムホイルのような金属ホイルでもあるが、それに限定されない。一例として、タバコロッド21を取り囲む熱伝導物質は、タバコロッド21に伝達する熱を押し並べて分散させ、タバコロッドに加えられる熱伝導率を向上させ、それにより、タバコ味を向上させることができる。また、タバコロッド21を取り囲む熱伝導物質は、誘導加熱式ヒータによって加熱されるサセプタとしての機能を行うことができる。この際、図面に図示されていないが、タバコロッド21は、外部を取り囲む熱伝導物質以外にも追加のサセプタをさらに含んでもよい。
フィルタロッド22は、酢酸セルロースフィルタでもある。一方、フィルタロッド22の形状には、制限がない。例えば、フィルタロッド22は、円柱状ロッドでもあり、内部に中空を含むチューブ状ロッドでもある。また、フィルタロッド22は、は、リセス状ロッドでもある。もし、フィルタロッド22が複数のセグメントで構成された場合、複数のセグメントのうち、少なくとも1つが異なる形状によっても作製される。
また、フィルタロッド22には、少なくとも1つのカプセル23が含まれる。ここで、カプセル23は、香味を発生させる機能も、エアロゾルを発生させる機能も行える。例えば、カプセル23は、香料を含む液体を被膜で覆い込んだ構造でもある。カプセル23は、球状または、円筒状を有することができるが、それらに制限されるものではない。
図5を参照すれば、シガレット3は、前端プラグ33をさらに含んでもよい。前端プラグ33は、タバコロッド31において、フィルタロッド32に対向しない一側に位置する。前端プラグ33は、タバコロッド31の外部への離脱を防止し、喫煙中にタバコロッド31から液状化されたエアロゾルがエアロゾル発生装置(図1ないし図3の1)に流れて行くことを防止することができる。
フィルタロッド32は、第1セグメント321及び第2セグメント322を含んでもよい。ここで、第1セグメント321は、図4のフィルタロッド22の第1セグメントに対応し、第2セグメント322は、図4のフィルタロッド22の第3セグメントに対応する。
シガレット3の直径及び全長は、図4のシガレット2の直径及び全長に対応する。例えば、前端プラグ(frontal plug)33の長さは、約7mm、タバコロッド31の長さは、約15mm、第1セグメント321の長さは、約12mm、第2セグメント322の長さは、約14mmでもあるが、それらに限定されない。
シガレット3は、少なくとも1枚のラッパ35によっても包装される。ラッパ35には、外部空気が流入されたり、内部気体が流出されたりする少なくとも1つの孔(hole)が形成される。例えば、第1ラッパ351によって前端プラグ33が包装され、第2ラッパ352によってタバコロッド31が包装され、第3ラッパ353によって第1セグメント321が包装され、第4ラッパ354によって第2セグメント322が包装される。そして、第5ラッパ355によってシガレット3全体が再包装される。
また、第5ラッパ355には、少なくとも1つの穿孔36が形成される。例えば、穿孔36は、タバコロッド31を取り囲む領域に形成されるが、それに制限されない。穿孔36は、図2及び図3に図示されたヒータ13によって形成された熱をタバコロッド31の内部に伝達する役割を行うことができる。
また、第2セグメント322には、少なくとも1つのカプセル34が含まれる。ここで、カプセル34は、香味を発生させる機能も、エアロゾルを発生させる機能も行える。例えば、カプセル34は、香料を含む液体を被膜で覆い込んだ構造でもある。カプセル34は、球状または、円筒状を有することができるが、それらに制限されるものではない。
図6は、一実施例においてエアロゾル生成装置を構成する要素を示すブロック図である。
図6を参照すれば、エアロゾル生成装置1は、ヒータ13、センサー15及び制御部12を含んでもよい。但し、その限りではなく、図6に図示される要素以外に他の汎用的な要素がエアロゾル生成装置1にさらに含まれてもよい。例えば、ヒータ13に電力を供給するバッテリ11がエアロゾル生成装置1にさらに含まれてもよい。一方、図1ないし図3のエアロゾル生成装置1、ヒータ13及び制御部12に係わる説明は、図6のエアロゾル生成装置1、ヒータ13及び制御部12についても同一に適用される。
センサー15は、エアロゾル生成装置1の動きを感知するための構成でもある。センサー15は、エアロゾル生成装置1の動きを感知するための値を測定し、制御部12は、センサー15によって測定される値を活用してエアロゾル生成装置1の動きを感知することができる。
センサー15は、エアロゾル生成装置1の加速度を測定する加速度センサーを含んでもよい。加速度センサーによってエアロゾル生成装置1の加速度が測定され、制御部12は、加速度センサーによって測定されるエアロゾル生成装置1の加速度に基づいてエアロゾル生成装置1の動きを感知することができる。例えば、制御部12は、エアロゾル生成装置1の加速度が特定数値未満である場合、動きがないと判断し、特定数値以上である場合、動きがあると判断する。
センサー15は、エアロゾル生成装置1の多様な位置に配置される。センサー15は、エアロゾル生成装置1の動きを感知するための値を測定する位置に配置される。例えば、センサー15が加速度センサーを含み、加速度センサーがユーザのタブ(tab)動作を検出するために活用される場合、加速度センサーは、ユーザのタブ動作が行われる位置の近傍に配置される。
制御部12は、動作時間の間にヒータ13に電力が供給されるように制御することができる。過熱による発火を防止するか、既定のバッテリ容量から既定のパフ回数を保証するための目的で、制御部12は、ヒータ13の動作時間を制限してもよい。したがって、動作時間が徒過する場合、ヒータ13に供給される電力が遮断されてヒータ13の加熱が行われないこともある。
動作時間は、予め設定されてエアロゾル生成装置1に保存される値でもある。動作時間は、バッテリ11が完衝される場合、エアロゾル生成装置1が使用される回数などを考慮して設定される。例えば、動作時間は、210秒ないし270秒のうち、いずれか1つに設定されうる。または、動作時間は、240秒に設定されてもよい。
制御部12は、ヒータ13の動作時間において、エアロゾル生成装置1の動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントする。エアロゾル生成装置1の動きが感知されていない場合、ユーザのパフが行われていないと判断されるので、どれ位の時間の間、ユーザのパフが行われていないかを判断するために、制御部12は、動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントすることができる。
制御部12は、停止時間に基づいて動作時間を延長させることができる。エアロゾル生成装置1の動きが感知されず、停止時間がカウントされる場合、少なくとも停止時間の間には、ユーザのパフが行われておらず、ユーザの追加的なパフの許容が要求されもする。したがって、動作時間の徒過によって、ヒータ13に電力供給が中断されることを防止するために、制御部12は、停止時間に基づいて動作時間を延長させうる。
図7は、一実施例による停止時間に基づいて動作時間を延長させる過程を説明するためのグラフである。
図7を参照すれば、停止時間が延びることにより、延びる動作時間を示すグラフ700が図示されている。停止時間がカウントされない場合、すなわち、停止時間が0である場合、動作時間は、既定の時間T_presetである。図6に基づいて前述したように、既定の時間T_presetは、210秒ないし270秒のうち、いずれか1つでもある。
制御部12は、停止時間に延長係数を乗算した時間だけ動作時間を延長させることができる。グラフ700を参照すれば、基準時間t_c以前の区間で、停止時間が延びることにより、動作時間が延びる。停止時間の増加量及び動作時間の増加量との関係は、延長係数aによって表現される。停止時間がt_0だけ増加する場合、動作時間がa*t_0だけ増加する。すなわち、基準時間t_c以前区間での直線の傾度は、aでもある。基準時間t_c以前区間において、任意の停止時間t_xに対する動作時間T_xは、下記数式1のように表現される。
制御部12は、最大延長時間以下の時間だけ動作時間を延長させることができる。グラフ700を参照すれば、停止時間が基準時間t_cである場合、動作時間は、最大動作時間T_maxでもあり、最大動作時間T_maxは、既定の時間T_presetから最大延長時間ext_maxだけ延びる動作時間でもある。
動作時間が最大延長時間ext_maxまでだけ延びるので、停止時間の増加による動作時間の増加が適切な範囲に制限される。動作時間の増加が制限されるので、動作時間の間にヒータ13の温度を保持するために消耗する電力が適切な範囲に制限されて、電力浪費が減少し、エネルギー効率が増大する。
最大延長時間ext_maxは、多様な数値に設定される。一実施例で、最大延長時間ext_maxは、既定の時間T_presetを考慮して設定される。例えば、既定の時間T_presetが240秒である場合、最大延長時間ext_maxは、既定の時間T_presetの1/8ないし1/2に該当する値であって、30秒ないし120秒のうち、いずれか1つでもある。但し、その限りではなく、最大延長時間ext_maxは、既定の時間T_preset以外にも多様な要素に基づいて他の適切な数値にも設定される。
延長係数aは、停止時間を動作時間に換算するための多様な値を有してもよい。制御部120は、多様な条件を満足する範囲で延長係数aの値を設定してもよい。延長係数aは、1以下の値にも設定される。したがって、停止時間(例えば、エアロゾル生成装置1の動きが感知されない少なくとも1つの期間の和)よりさらに大きな数値だけ動作時間が延びることが防止される。
延長係数aの値は、最大延長時間ext_maxを考慮して設定される。例えば、240秒に該当する既定の時間T_presetがいずれも停止時間としてカウントされる場合、制御部120は、動作時間が最大延長時間ext_maxだけ延びるように延長係数aの値を設定してもよい。具体的に、停止時間が240秒で最大延長時間ext_maxが30秒である場合、延長係数aは、1/8以上に設定され、停止時間が240秒で最大延長時間ext_maxが120秒である場合、延長係数aは、1/2以上に設定される。
まとめれば、制御部120は、延長係数aを1/8以上1以下の範囲のうち、いずれか1つの値に設定してもよい。または、制御部120は、延長係数aを1/2以上1以下の範囲のうち、いずれか1つの値に設定してもよい。但し、そのような例示によって制限されるものではなく、制御部120は、停止時間を動作時間に換算することができる他の適切な値として延長係数aを設定してもよい。
図8は、一実施例による動作時間を不連続的に延長する過程を示す図面である。
図8を参照すれば、停止時間が延びることにより、不連続的に延びる動作時間を示すグラフ800が図示されている。基準時間t_c以前の区間で動作時間が不連続的に延びることを除けば、グラフ800については、図7のグラフ700に係わる説明が同一に適用されうる。
制御部120は、停止時間に基づいて動作時間を不連続的に延長してもよい。グラフ800を参照すれば、制御部120は、基準時間t_c以前の区間を境界時点t1,...,t6を境界として複数の区間に区分してよい。制御部120は、複数の区間それぞれでは、動作時間が一定値を持たせ、互いに異なる区間で互いに異なる値を有することで、動作時間を不連続的に延長してもよい。
動作時間が不連続的に延びる場合、制御部120が行う演算処理過程が単純化される。停止時間に基づいて動作時間の延びる効果は、保持されつつ、制御部120の処理効率が向上するので、制御部120の構造がさらに単純になり、電力消耗が減少する。
図9は、一実施例による臨界時間に基づいて停止時間をカウントする過程を示す図面である。
図9を参照すれば、センサー15を通じて感知されるエアロゾル生成装置1の動き如何を示すグラフ900が図示されている。グラフ900の横軸によって、エアロゾル生成装置1の動きが感知されない期間(periods)が複数の時間区間(time section)p1,...,p6によって表示されている。
制御部12は、臨界時間未満の期間である場合、停止時間にカウントしなくてもよい。すなわち、制御部12は、臨界時間以上の期間のみを停止時間としてカウントする。グラフ900を参照すれば、臨界時間が基準区間p0のように表示されており、基準区間p0の大きさが臨界時間を意味する。
複数の時間区間p1,...,p6それぞれに対して、制御部12は、各時間区間の大きさが臨界時間以上の時間区間に対してのみ停止時間をカウントしてもよい。グラフ900において、時間区間p4のみが基準区間p0より長く、時間区間p4のみが臨界時間より大きいサイズを有するので、制御部12は、時間区間p4に対してのみ停止時間をカウントし、残り時間区間に対しては、停止時間をカウントしなくてもよい。
制御部12は、臨界時間に基づいて停止時間をカウントする。グラフ900において、制御部12は、基準区間p0及び時間区間p4に基づいて停止時間をカウントすることができる。例えば、制御部12は、動きが感知されていない時間のうち、臨界時間以上の時間に対する合算を停止時間としてカウントする。グラフ900の場合、制御部12は、時間区間p4の長さを停止時間としてカウントし、基準区間p0よりさらに長い他の時間区間がさらに存在する場合、制御部12は、当該時間区間の大きさ及び時間区間p4の大きさに対する合算を停止時間としてカウントする。
合算を停止時間としてカウントする例示以外にも、制御部12は、他の方式で臨界時間を活用して停止時間をカウントすることができる。例えば、制御部12は、動きが感知されない時間のうち、臨界時間以上の時間に対して、臨界時間を超過する時間のみを停止時間としてカウントする。グラフ900の場合、制御部12は、時間区間p4で基準区間p0を除いた残り区間の大きさを停止時間としてカウントする。
臨界時間は、停止時間を適切にカウントする多様な数値にも設定される。例えば、制御部12は、臨界時間を15秒ないし40秒のうち、いずれか1つにも設定される。または、制御部12は、臨界時間を20秒ないし30秒のうち、いずれか1つにも設定される。
停止時間が臨界時間に基づいてカウントされることにより、エアロゾル生成装置1の動きが感知されない時間が停止時間により正確に反映される。特に、臨界時間が活用されることにより、過度に多くの時間が停止時間としてカウントされることが防止されるので、動作時間が不要に延びることが防止される。
図10は、一実施例による動作時間の延長による効果を示す図面である。
図10を参照すれば、動作時間が延びない場合、経時的なヒータ13の温度変化を示すグラフ1010及び動作時間が延びる場合、経時的なヒータ13の温度変化を示すグラフ1020が図示されている。
グラフ1010を参照すれば、動作時間が延びない場合、制御部12は、動作時間p11の間、ヒータ13に電力が供給されるように制御し、それにより、動作時間p11の徒過時、ヒータ13への電力供給が遮断される。予熱区間p14からヒータ13の温度が待機温度T3まで予熱される。待機温度T3は、エアロゾル生成物質の気化温度T2より低温でもある。
動作時間p11において、複数のパフが行われる。パフ区間p14,...,p17は、各パフが行われる時間区間を意味する。各パフ区間において、ヒータ13の温度がパフ温度T1に上昇して保持される。パフ温度T1は、気化温度T2より高温でもある。
動作時間p11において、エアロゾル生成装置1の動きが感知されない停止時間p13が検出されうる。停止時間p13の間には、パフが行われておらず、ユーザは、追加的なパフを所望するとしても、動作時間p11の徒過によってヒータ13への電力供給が遮断される場合、追加的なパフが行われないので、ユーザの満足度が減少する。
グラフ1020を参照すれば、制御部12は、エアロゾル生成装置1の動きが感知されていない時間に対応する停止時間p13をカウントし、停止時間p13に基づいて動作時間を延長時間p12だけ延ばすことができる。制御部12によって停止時間p13の一部を補償するための延長時間p12が提供されるので、ユーザは、パフ区間p18の間、追加的なパフを行うことができ、ユーザの満足度が改善されうる。
図11は、一実施例においてエアロゾル生成装置を制御する方法を示すフローチャートである。
図11を参照すれば、エアロゾル生成装置1を制御する方法は、段階1110ないし段階1130を含む。但し、その限りではなく、図11に図示される段階以外に他の汎用的な段階が、図11のエアロゾル生成装置1を制御する方法にさらに含まれる。
図11のエアロゾル生成装置1を制御する方法は、図1ないし図10のエアロゾル生成装置1で時系列的に処理される段階によって構成される。したがって、図11の方法について以下で省略される内容であっても、図1ないし図10のエアロゾル生成装置1について前述した内容は、図11の方法にも同一に適用される。
段階1110において、エアロゾル生成装置1は、動作時間の間、エアロゾル生成物質を加熱するヒータに電力が供給されるように制御することができる。
動作時間は、210秒ないし270秒のうち、いずれか1つでもある。
段階1120において、エアロゾル生成装置1は、動作時間において、エアロゾル生成装置1の動きを感知するためのセンサー15によって動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントすることができる。
エアロゾル生成装置1は、臨界時間未満の期間を停止時間にカウントしなくてもよい。すなわち、エアロゾル生成装置1は、臨界時間以上の期間を停止時間としてカウントすることができる。
エアロゾル生成装置1は、臨界時間を20秒ないし30秒のうち、いずれか1つに設定されうる。
センサー15は、エアロゾル生成装置1の加速度を測定する加速度センサーを含み、エアロゾル生成装置1は、加速度に基づいて動きを感知することで停止時間をカウントすることができる。
段階1130において、エアロゾル生成装置1は、停止時間に基づいて動作時間を延長させうる。
エアロゾル生成装置1は、停止時間に延長係数を乗算した時間だけ動作時間を延長させうる。
エアロゾル生成装置1は、延長係数を1/8ないし1のうち、いずれか1つに設定してもよい。
エアロゾル生成装置1は、最大延長時間以下の時間だけ動作時間を延長し、最大延長時間は、30秒ないし120秒のうち、いずれか1つでもある。
エアロゾル生成装置1は、停止時間に基づいて動作時間を不連続的に延長してもよい。
図11のエアロゾル生成装置1を制御する方法は、その方法を行う命令語を含む1つ以上のプログラムが記録されるコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されうる。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、プロッピィー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD-ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、及びROM、RAM、フラッシュメモリのようなプログラム命令を保存し、実行するように、特に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令語の例には、コンパイラーによって作られる機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードが含まれてもよい。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、それに限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定義している本発明の基本概念を用いた当業者の様々な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属する。
Claims (15)
- エアロゾル生成装置において、
エアロゾル生成物質を加熱するヒータと、
前記エアロゾル生成装置の動きを感知するためのセンサーと、
前記ヒータの動作時間において前記動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントし、前記停止時間に基づいて、前記動作時間を延長させる制御部と、を含む、エアロゾル生成装置。 - 前記制御部は、
前記停止時間に延長係数(extension coefficient)を乗算した時間ほど前記動作時間を延長させる、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。 - 前記制御部は、
最大延長時間以下の時間ほど前記動作時間を延長し、
前記最大延長時間は、30秒ないし120秒のうち、いずれか1つである、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。 - 前記制御部は、
前記停止時間に基づいて、前記動作時間を不連続的に延長する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。 - 前記停止時間は、前記動きが感知されない少なくとも1つの期間(period)の和であり、
前記少なくとも1つの期間は、既設定の臨界時間以上である、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。 - 前記既設定の臨界時間は、20秒ないし30秒のうち、いずれか1つである、請求項5に記載のエアロゾル生成装置。
- 前記センサーは、
前記エアロゾル生成装置の加速度を測定することで、前記動きを感知する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。 - 前記動作時間は、210秒ないし270秒のうち、いずれか1つである、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
- エアロゾル生成装置を制御する方法において、
エアロゾル生成物質を加熱するヒータの動作時間の間、前記ヒータに電力が供給されるように制御する段階と、
前記動作時間において前記動きが感知されていない時間に対応する停止時間をカウントする段階と、
前記停止時間に基づいて、前記動作時間を延長させる段階と、を含む、方法。 - 前記動作時間を延長させる段階は、
前記停止時間に延長係数を乗算した時間ほど前記動作時間を延長させる段階を含む、請求項9に記載の方法。 - 前記動作時間を延長させる段階は、
最大延長時間以下の時間ほど前記動作時間を延長させる段階を含み、
前記最大延長時間は、30秒ないし120秒のうち、いずれか1つである、請求項9に記載の方法。 - 前記動作時間を延長させる段階は、
前記停止時間に基づいて、前記動作時間を不連続的に延長する段階を含む、請求項9に記載の方法。 - 前記停止時間は、前記動きが感知されない少なくとも1つの期間(period)の和であり、
前記少なくとも1つの期間は、既設定の臨界時間以上である、請求項9に記載の方法。 - 前記既設定の臨界時間は、20秒ないし30秒のうち、いずれか1つである、請求項13に記載の方法。
- 前記方法は、
前記エアロゾル生成装置の加速度を測定する段階と、
前記加速度に基づいて、前記動きを感知する段階と、をさらに含む、請求項9に記載の方法。
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