JP6992870B2 - 情報処理システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
1.本開示の一実施形態による情報処理システムの概要
2.構成
2-1.全体構成
2-2.センサ装置
2-3.感情シグナルサーバ
2-4.アドバイス生成サーバ
2-5.ユーザ端末
3.動作処理
3-1.システム動作処理
3-2.アドバイス生成処理
4.表示画面例
5.変形例
5-1.ユーザA(本人)のみがセンサ装置10を有している場合
5-2.ユーザB(相手)のみがセンサ装置10を有している場合
5-3.感情シグナルスクランブル処理
6.まとめ
まず、本開示の一実施形態による情報処理システムの概要について図1を参照して説明する。図1に示すように、例えば交渉や商談といった社会的コミュニケーションを行っている際、人は自身の感情を示す感情シグナルを表出していることが想定される。感情シグナルは、例えば4つの社会的シグナル、すなわち「影響力」、「ミミクリ(mimicry;模倣)」、「活動レベル」、「一貫性」により定量化され得る。
<2-1.全体構成>
続いて、本実施形態による情報処理システムの全体構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態による情報処理システム1の全体構成を示す図である。図2に示すように、本実施形態による情報処理システム1は、ユーザに装着され、感情シグナルを算出するためのデータを検知するセンサ装置10(1a、1b)と、感情シグナルを算出する感情シグナルサーバ2と、感情シグナルに基づいてアドバイスを生成するアドバイス生成サーバ3と、生成されたアドバイスをユーザにフィードバックするユーザ端末5とを含む。センサ装置10、感情シグナルサーバ2、アドバイス生成サーバ3、およびユーザ端末5は、ネットワーク4を介して接続され得る。
図3は、本実施形態によるセンサ装置10の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態によるセンサ装置10は、センサ部11、センサデータ抽出部12、制御部13、通信部14、および記憶部15を有する。
次に、図4を参照して感情シグナルサーバ2の構成について説明する。図4は、本実施
形態による感情シグナルサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、感情シグナルサーバ2は、制御部20、通信部21、感情シグナルDB22、およびユーザ情報DB23を有する。
感情シグナル算出部20cは、例えばマイクロホンにより収音されたユーザAとユーザBの会話の音声データの解析により得られた発言の頻度、発言の長さ、声の強度、発言の重複(相手と同時に話してしまうこと)、発言を中断させられた頻度等に基づいて「影響力」を算出する。例えば、感情シグナル算出部20cは、ユーザAの発言の頻度がユーザBに比べて少ない場合、ユーザAの影響力は小さいと判定する。また、感情シグナル算出部20cは、発言の長さについても同様に判定(発言の長さが長い程「影響力」が大きいと判定)する。
感情シグナル算出部20cは、例えばカメラ、赤外線センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ等により検知されたユーザの頭の動きや、マイクロホンにより収音された発話を解析することで得られた相手に同意を示す動作(頷き、相槌、同じ言葉の繰り返し等)に基づいて「ミミクリ(模倣)」を算出する。例えば、感情シグナル算出部20cは、会話の中で同じ単語が繰り得される(出現確立が高い)場合、ミミクリが高いと判定する。また、相槌を示す特定の単語(「なるほど」「そうですか」「ええ」「はい」等)の出現確率を測定し、ミミクリを判定する。
感情シグナル算出部20cは、例えばカメラ、赤外線センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ等により検知されたユーザの両手や上半身頭の動きを解析することで得られた身振り手振りの動作に基づいて、「活動レベル」を算出する。ユーザの身振り手振りの回数や上半身の動きは、ユーザが話に夢中になったり、熱心になったりしている際に増える。感情シグナル算出部20cは、身振り手振りの回数や、上半身の動きの大きさを数値化し、
活動レベルを判定する。
感情シグナル算出部20cは、例えばマイクロセンサにより収音された発話を解析することで得られる、発言の頻度、発言の長さ、声の強度、声の周波数、発言の速さ等に基づいて、「一貫性」を算出する。例えば、感情シグナル算出部20cは、会話中における声の強度の変動や声のピッチ(周波数)の変動を時系列で測定し、その偏差と出現確率から、発言が一貫しているか、変調を来しているかを測定し、一貫性を算出する(一貫している場合は一貫性が高く、変調を来している場合は一貫性が低い)。
続いて、本実施形態によるアドバイス生成サーバ3の構成について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態によるアドバイス生成サーバ3の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、アドバイス生成サーバ3は、制御部30、通信部31、およびアドバイス情報DB32を有する。
ロボット)の社会的コミュニケーションにおいて想定される4つの分類、すなわち「交渉」、「傾聴」、「協業」、および「指導」が想定される。「交渉」は、例えば社内で上司に異動の申し出や待遇の改善を要求する場面や、社外での営業または取引先との契約締結の場面が該当し、「傾聴」は、例えば商品の不具合に苦情を言って来たお客様の応対をする場面(クレーム応対場面)が該当する。また、「協業」は、例えば仕事や当番の進め方について一緒に行うパートナーと相談する場面、「指導」は、例えば遅刻を繰り返す部下を教育する場面が該当する。
続いて、本実施形態によるユーザ端末5の構成について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態によるユーザ端末5の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、ユーザ端末5は、制御部50、通信部51、操作入力部52、表示部53、および記憶部54を有する。また、ユーザ端末5は、図1に示すようにノートPC(パーソナルコンピュータ)により実現されていてもよいし、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末、デスクトップ型PC等により実現されていてもよい。或いは、ユーザ端末5は
、メガネ型デバイス、時計型デバイス、首掛けデバイス等のウェアラブルデバイスにより実現されていてもよい。
<3-1.システム動作処理>
次に、本実施形態による情報処理システムの動作処理について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態による情報処理システムの動作処理を示すフローチャートである。
に、「用途を選択してください」といったオープニングメッセージと共に、用途選択画面を表示する。ここで、図8に、本実施形態による用途選択画面を含む初期画面例を示す。図8に示すように、例えば初期画面100の右上に、用途選択画面113が表示されている。用途選択画面113では、交渉、傾聴、協業、指導といった4つの用途を選択し得る。図8に示す例では、一例として「傾聴」が選択されている。また、初期画面100の右下には、アドバイス表示画面114が表示され、初期画面100の左側には、各感情シグナルの値が表示されるグラフ画面111が表示されている。ここではまだ用途が選択された段階であるため、アドバイス表示画面114は空欄であって、感情シグナル値のグラフも表示されていない。また、スクランブルON/OFFボタン112の詳細に関しては後述する変形例3において説明するが、本実施形態では常時「OFF」になっている。かかる初期画面100の表示は、アドバイス生成サーバ3から受信した表示情報に基づいて行われ得る。
次に、上記S118に示すアドバイス生成サーバ3によるアドバイス生成処理について図9を参照して具体的に説明する。図9は、本実施形態によるアドバイス生成処理を示すフローチャートである。
れた用途が「交渉」である場合(ステップS133/Yes)、アドバイス情報DB32から「交渉」のアドバイスセットを抽出し、当該アドバイスセットを用いて各感情シグナル(具体的には影響力、ミミクリ、活動レベル、および一貫性)におけるアドバイスを取得する(ステップS136)。ここで、図10に、アドバイス情報DB32に格納されるアドバイスセットの一例を示す。
次に、本実施形態によるアドバイスおよび各感情シグナルの現在値・理想値を含む表示画面例について、図12~図13を用いて説明する。
図12は、本実施形態による用途「傾聴」の表示画面101の一例を示す図である。表示画面101は、図7に示すステップS121に示す表示処理において、ユーザ端末5の表示部53に表示される表示画面の一例である。図12に示すように、表示画面101は、グラフ画面111aと、用途選択画面113aと、アドバイス通知画面114aとを含む。図12に示す例では、用途選択画面113aで示されるように、「傾聴」が選択されている。
図13は、本実施形態による用途「交渉」の表示画面102の一例を示す図である。図13に示すように、表示画面102は、グラフ画面111bと、用途選択画面113bと、アドバイス通知画面114bとを含む。図13に示す例では、用途選択画面113bで示されるように、「交渉」が選択されている。
以上説明した実施形態では、ユーザAおよびユーザBの両方がセンサ装置10を有し、両ユーザの感情シグナルを取得できる場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されず、いずれか一方のユーザのみがセンサ装置10を有していてもよい。以下、システム利用者であるユーザA本人のみがセンサ装置10を有している場合と、コミュニケーション相手であるユーザBのみがセンサ装置10を有している場合について、それぞれ説明する。
本実施形態の変形例1による情報処理システムは、ユーザAのみの感情シグナルに基づいて、理想の状態に近付けるためのアドバイスを生成することが可能である。具体的には、本変形例による情報処理システムは、相手(ユーザB)がセンサ装置10を有さず、感情シグナルが取得できない状態であるため、用途毎のDefault値を採用してアドバイスを生成する。Default値は、例えば用途別に相手の過去の影響力、ミミクリ、活動レベル、および一貫性の値に基づいて算出される(例えば出現率の一番高い値等)。以下、図14を参照して具体的に説明する。
9/Yes)、「傾聴」のアドバイスセットを抽出し、「傾聴」における影響力、ミミクリ、活動レベル、および一貫性の各Default値を相手の値としてセットする(ステップS212)。
また、本実施形態の変形例2による情報処理システムは、コミュニケーション相手(ユーザB)のみの感情シグナルに基づいて、理想の状態に近付けるためのアドバイスを生成することも可能である。具体的には、本変形例による情報処理システムは、本人(ユーザA)がセンサ装置10を有さず、感情シグナルが取得できない状態であるため、相手の感情シグナルをモニターさせ、用途毎の相手の標準的な値(通常値)と比較して、アドバイスを生成する。以下、図15を参照して具体的に説明する。
続いて、本実施形態の変形例3による情報処理システムについて説明する。上記実施形態および各変形例では、より理想的なコミュニケーション状態を構築するためのアドバイスを生成していたが、本実施形態はこれに限定されず、例えば理想的ではないコミュニケーション状態を構築するためのアドバイスを生成することも可能である。例えば、ビジネスの場において相手と駆け引きを行う際に、こちらの考えを相手に読み取られないよう、明示的に自身の考えとは反対の態度を示して本来の意図とは異なる感情シグナルを表出することが有効な場合がある。本実施形態の変形例3では、このように本来の感情シグナルをスクランブルさせて相手に読み取られないようにするためのアドバイスを生成する感情シグナルスクランブル処理を提案する。以下、図16を参照して具体的に説明する。
ばよいのか或いは弱めればよいのかを直感的に認識することができる。
また、本変形例による表示画面例は、図16に示す例に限定されない。例えば、本変形例では、理想的な状態から離れた状態をスクランブル理想値として示してもよい。以下、図17を参照して説明する。
また、本変形例は、ユーザAのコミュニケーション相手であるユーザBのみがセンサ装置10を有し、ユーザAがセンサ装置10を有していない場合にも応用することが可能である。以下、図18を参照して説明する。
ルの値(図18に示す「相手の現在値」)と、用途「交渉」におけるスクランブル理想値を示すレーダーチャートが表示されている。これにより、ユーザAは、現在どのような感情シグナルが相手から表出されているかを把握し、「交渉」のコミュニケーションを理想的な状態にしないためには、相手の感情シグナルをスクランブル理想値に近付ければよいことを直感的に認識することができる。また、アドバイス通知画面114fには、相手の感情シグナルをスクランブル理想値にさせるためにどのような対応を取ればよいかを示すアドバイスが表示されている。
上述したように、本開示の実施形態による情報処理システムでは、ユーザの感情を示すシグナル(すなわち感情シグナル)に基づいて、理想的なコミュニケーション状態を構築するためのアドバイスを生成することを可能とする。
(1)
第1ユーザが第2ユーザとコミュニケーションを行う用途を設定する用途設定部と、
前記第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを受信する通信部と、
前記受信した感情シグナルの前記用途に応じた理想的な状態に基づいて、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する生成部と、
前記生成されたアドバイスを、前記通信部を介して前記第1ユーザに対応するクライアント端末に送信する制御部と、
を備える、情報処理システム。
(2)
前記生成部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態に近付くように、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)に記載の情報処理システム。
(3)
前記生成部は、用途毎に蓄積された、前記感情シグナルの状態とアドバイスとの対応情報に基づき、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)または(2)に記載の情報処理システム。
(4)
前記生成部は、前記受信した感情シグナルと前記用途に応じた理想的な状態の感情シグナルとを比較した比較結果に基づいて、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)~(3)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(5)
前記生成部は、前記第1ユーザの現在の感情シグナルおよび第2ユーザの現在の感情シグナルとの組み合わせ値と、前記用途に応じた理想的な状態の感情シグナルとを比較した比較結果に基づいて、前記理想的な状態に近付くための前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)~(4)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(6)
前記生成部は、前記第1ユーザの現在の感情シグナルおよび第2ユーザの感情シグナルのデフォルト値との組み合わせ値と、前記用途に応じた理想的な状態の感情シグナルとを比較した比較結果に基づいて、前記理想的な状態に近付くための前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)~(4)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(7)
前記生成部は、前記第2ユーザの現在の感情シグナルと、前記用途に応じた前記第2ユーザの通常値に基づいて、前記通常値を理想の状態として当該理想の状態に近付くための前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)~(4)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(8)
前記生成部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態から離れるように、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)に記載の情報処理システム。
(9)
前記生成部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的でない状態に近づくように、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、前記(1)に記載の情報処理システム。
(10)
前記制御部は、前記生成されたアドバイスと共に、当該アドバイスの生成に用いた前記第1ユーザまたは第2ユーザの感情シグナル、および前記理想的な状態の感情シグナルを送信するよう制御する、前記(1)~(9)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(11)
第1ユーザが第2ユーザとコミュニケーションを行う用途の選択を受付ける選択入力部と、
前記第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方から検出された感情シグナルの、前記選択入力部により選択された用途に応じた理想的な状態に基づいて、前記第1ユーザにアドバイスを生成する外部サーバに前記選択された用途を送信し、前記用途と感情シグナルに応じて生成された前記第1ユーザへのアドバイスを受信する通信部と、
前記第1ユーザへのアドバイスを通知する通知部と、
を備える、情報処理システム。
(12)
前記情報処理システムは、
前記第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを検出する検出部をさらに備え、
前記通信部は、前記外部サーバに、前記検出された感情シグナルを送信する、前記(11)に記載の情報処理システム。
(13)
前記通知部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記選択入力部により選択された用途に応じた理想的な状態に近付くように前記第1ユーザへアドバイスを通知する、前記(11)または(12)に記載の情報処理システム。
(14)
前記通知部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記選択入力部により選択された用途に応じた理想的な状態から離れるように前記第1ユーザへアドバイスを通知する、前記(11)~(13)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(15)
前記通知部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記選択入力部により選択された用途に応じた理想的でない状態に近づくように前記第1ユーザへのアドバイスを通知する、前記(11)~(13)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(16)
前記通知部は、前記生成されたアドバイスと共に、当該アドバイスの生成に用いた前記第1ユーザまたは第2ユーザの感情シグナルと前記理想的な状態の感情シグナルを示すグラフを通知する、前記(11)~(15)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(17)
前記通知部は、頭部装着型デバイスに搭載された振動部により、前記第1ユーザに振動で通知を行う、前記(11)~(15)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(18)
第1ユーザが第2ユーザとコミュニケーションを行う用途を設定することと、
前記第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを通信部により受信することと、
前記受信した感情シグナルの前記用途に応じた理想的な状態に基づいて、前記第1ユーザへのアドバイスを生成することと、
前記生成されたアドバイスを、前記通信部を介して前記第1ユーザに対応するクライアント端末に送信するよう制御部により制御することと、
を含む、制御方法。
(19)
コンピュータを、
第1ユーザが第2ユーザとコミュニケーションを行う用途の選択を受付ける選択入力部と、
前記第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方から検出された感情シグナルの、前記選択入力部により選択された用途に応じた理想的な状態に基づいて、前記第1ユーザにアドバイスを生成する外部サーバに前記選択された用途を送信し、前記用途と感情シグナルに応じて生成された前記第1ユーザへのアドバイスを受信する通信部と、
前記第1ユーザへのアドバイスを通知する通知部と、
として機能させるための、プログラム。
10 センサ装置
11 センサ部
12 センサデータ抽出部
13 制御部
14 通信部
15 記憶部
2 感情シグナルサーバ
20 制御部
20a データ処理部
20b データ解析部
20c 感情シグナル算出部
20d ユーザ管理部
21 通信部
22 感情シグナルDB
23 ユーザ情報DB
3 アドバイス生成サーバ
30 制御部
30a 用途設定部
30b 比較部
30c アドバイス生成部
31 通信部
32 アドバイス情報DB
5 ユーザ端末
50 制御部
51 通信部
52 操作入力部
53 表示部
54 記憶部
Claims (16)
- 第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを受信する通信部と、
前記第1ユーザが前記第2ユーザとコミュニケーションを行う用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とアドバイスとの対応情報を参照して、前記通信部により受信された感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態に近付くように、前記受信した感情シグナルの状態と前記用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とを比較した比較結果に基づき、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する生成部と、
前記生成されたアドバイスを、前記通信部を介して前記第1ユーザに対応するクライアント端末に送信する制御部と、
を備える、情報処理システム。 - 前記生成部は、前記第1ユーザの現在の感情シグナルおよび前記第2ユーザの現在の感情シグナルの組み合わせ値と、前記用途に応じた理想的な状態の感情シグナルとを比較した比較結果に基づいて、前記理想的な状態に近付くための前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記生成部は、前記第1ユーザの現在の感情シグナルおよび前記第2ユーザの感情シグナルのデフォルト値の組み合わせ値と、前記用途に応じた理想的な状態の感情シグナルとを比較した比較結果に基づいて、前記理想的な状態に近付くための前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記生成部は、前記第2ユーザの現在の感情シグナルと、前記用途に応じた前記第2ユーザの通常値とに基づいて、前記通常値を理想の状態として当該理想の状態に近付くための前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記生成部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態から離れるように、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理システム。
- 前記生成部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的でない状態に近づくように、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する、請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理システム。
- 前記制御部は、前記生成されたアドバイスと共に、当該アドバイスの生成に用いた前記第1ユーザまたは前記第2ユーザの感情シグナル、および前記理想的な状態の感情シグナルを送信するよう制御する、請求項1~6のいずれか1つに記載の情報処理システム。
- 第1ユーザが第2ユーザとコミュニケーションを行う用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とアドバイスとの対応情報を参照して、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態に近付くように、前記感情シグナルの状態と前記用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とを比較した比較結果に基づき、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する外部サーバに前記用途と前記感情シグナルを送信し、前記用途と前記感情シグナルに応じて生成された前記第1ユーザへのアドバイスを受信する通信部と、
前記第1ユーザへのアドバイスを通知する通知部と、
を備える、情報処理システム。 - 前記情報処理システムは、
前記第1ユーザおよび前記第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを検出する検出部をさらに備え、
前記通信部は、前記外部サーバに、前記検出された感情シグナルを送信する、請求項8に記載の情報処理システム。 - 前記通知部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態に近付くように前記第1ユーザへアドバイスを通知する、請求項8または9に記載の情報処理システム。
- 前記通知部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態から離れるように前記第1ユーザへアドバイスを通知する、請求項8または9に記載の情報処理システム。
- 前記通知部は、前記第1ユーザの感情シグナルが、前記用途に応じた理想的でない状態に近づくように前記第1ユーザへアドバイスを通知する、請求項8または9に記載の情報処理システム。
- 前記通知部は、前記生成されたアドバイスと共に、当該アドバイスの生成に用いた前記第1ユーザまたは前記第2ユーザの感情シグナルと前記理想的な状態の感情シグナルを示すグラフを通知する、請求項8~12のいずれか1つに記載の情報処理システム。
- 前記通知部は、頭部装着型デバイスに搭載された振動部により、前記第1ユーザに振動で通知を行う、請求項8~12のいずれか1つに記載の情報処理システム。
- プロセッサが、
第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを受信することと、
前記第1ユーザが前記第2ユーザとコミュニケーションを行う用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とアドバイスとの対応情報を参照して、前記受信した感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態に近付くように、前記受信した感情シグナルの状態と前記用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とを比較した比較結果に基づき、前記第1ユーザへのアドバイスを生成することと、
前記生成されたアドバイスを、前記第1ユーザに対応するクライアント端末に送信することと、
を含む、制御方法。 - コンピュータを、
第1ユーザおよび第2ユーザのうち少なくともいずれか一方の感情シグナルを受信する通信部と、
前記第1ユーザが前記第2ユーザとコミュニケーションを行う用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とアドバイスとの対応情報を参照して、前記通信部により受信された感情シグナルが、前記用途に応じた理想的な状態に近付くように、前記受信した感情シグナルの状態と前記用途に応じた理想的な感情シグナルの状態とを比較した比較結果に基づき、前記第1ユーザへのアドバイスを生成する生成部と、
前記生成されたアドバイスを、前記通信部を介して前記第1ユーザに対応するクライアント端末に送信する制御部、
として機能させるための、プログラム。
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