JP6992629B2 - 情報管理プログラム、情報管理方法及び情報管理装置 - Google Patents

情報管理プログラム、情報管理方法及び情報管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報管理プログラム、情報管理方法及び情報管理装置に関する。
ある人(Xとする)が、ある自治体(B市とする)から他の自治体(A市とする)に引っ越しする場合において、住民票はB市に残したまま、A市に引っ越しするようなケースがある。この場合、Xが勤務先に対して自己の住所がA市であることを申告すると、勤務先はA市に対してXの給与支払報告書を提出するため、A市がXに対して個人住民税を課す場合がある。このような個人住民税は、住民登録外課税と呼ばれる。
住民登録外課税を課したA市は、地方税法第294条第3項に従って、住民登録外課税をXに課したことをB市に通知する必要がある。この通知は、住民登録外課税通知と呼ばれている。
一方、住民登録外課税通知を受け付けたB市は、Xに対して二重課税を行わないように、Xを管理対象から除外する処理を行う必要がある。
特開2017-134660号公報
最近では、住民登録外課税通知をデータ化し、オンラインでやり取りする技術についての検討・開発等が進められている。この場合、データ化された住民登録外課税通知を受け付けたB市は、住民登録外課税が課された人を管理対象から自動的に除外することもできる。
しかしながら、住民登録外課税通知を受け付けたB市において、Xを管理対象から一律に除外してしまうと、様々な場面において不都合が生じる可能性がある。
1つの側面では、本発明は、住民登録外課税通知を受け付けたときに、個人住民税の管理情報を適切に管理することが可能な情報管理プログラム、情報管理方法及び情報管理装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、情報管理プログラムは、住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定し、個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定し、前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、処理をコンピュータに実行させる情報管理プログラムである。
住民登録外課税通知を受け付けたときに、個人住民税の管理情報を適切に管理することができる。
一実施形態に係る情報管理システムの構成を概略的に示す図である。 自治体システムのハードウェア構成を示す図である。 一実施形態の処理の概要を示す図である。 自治体システムの機能ブロック図である。 図5(a)は、住民登録外課税通知データ(A市送信分)の一例を示す図であり、図5(b)は、住民登録外課税通知データ(B市受付分)の一例を示す図である。 図6(a)~図6(d)は、課税管理情報に含まれる各DBを示す図である。 自治体システムによる住民登録外課税通知データの通知処理を示すフローチャートである。 自治体システムによる住民登録外課税通知データの受け取り時の処理を示すフローチャートである。 図9(a)、図9(b)は、アラートリストの一例を示す図である。 図10(a)~図10(d)は、課税管理情報に含まれる各DBを示す図であり、図8の処理を説明するための図(その1)である。 図11(a)~図11(d)は、課税管理情報に含まれる各DBを示す図であり、図8の処理を説明するための図(その2)である。 課税管理情報に含まれる個人基本情報DBを示す図であり、図8の処理を説明するための図(その3)である。
以下、情報管理システムの一実施形態について、図1~図12に基づいて詳細に説明する。図1には、一実施形態に係る情報管理システム100の構成が概略的に示されている。
図1に示すように、情報管理システム100は、通知送受信サーバ70と、情報管理装置としての複数の自治体システム10と、を備える。通知送受信サーバ70と複数の自治体システム10は、専用の回線(総合行政ネットワーク:LGWAN(Local Government Wide Area Network))であるネットワーク80に接続されている。
通知送受信サーバ70は、各自治体システム10間における住民登録外課税通知のやり取りを取りまとめる機能を有する。より具体的には、通知送受信サーバ70は、ある自治体システム10から別の自治体システム10に向けた住民登録外課税通知を受け付けると、一時的に保管しておき、別の自治体システム10からの求めに応じて住民登録外課税通知を送信する。
自治体システム10は、各自治体の職員が利用する端末、例えばPC(Personal Computer)であるものとする。自治体システム10では、各自治体で用いられる個人住民税に関する情報等を纏めて管理しており、各自治体の職員は、自治体システム10を利用して個人住民税に関する処理(賦課処理等)を行う。
図2には、自治体システム10のハードウェア構成が示されている。図2に示すように、自治体システム10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、表示部93、入力部95、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これら自治体システム10の構成各部は、バス98に接続されている。自治体システム10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(情報管理プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(情報管理プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図4に示す、各部としての機能が実現される。なお、図4には、自治体システム10のHDD96等により実現されている記憶部としての課税管理情報格納部50も図示されている。課税管理情報格納部50は、個人住民税の賦課及び徴収のために用いる複数のデータベースを含む。なお、図4の各部の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
ここで、図3に基づいて、本実施形態の処理の流れについて説明する。本実施形態では、一例として、(1)B市に居住していた人物Xが、住民票をB市に残したままA市へ転出したとする。そして、(2)人物Xは、勤務先に対して自己の住所としてA市の住所を連絡し、(3)勤務先が人物Xの給与支払報告書をA市に提出したとする。この場合、(4)A市では、自治体システム10を用いて、人物Xに対する賦課処理(住民登録外課税を課すための計算処理)を実行する。さらに、(5)A市の自治体システム10は、地方税法第294条第3項にしたがって、人物Xの住民登録外課税通知を作成し、(6)作成した住民登録外課税通知を人物Xの住民票があるB市に送信する。なお、この住民登録外課税通知の送信は、ネットワーク80を介してオンラインで行うことができる。オンラインによる各自治体間の情報のやり取りを可能にするシステムは、eLTAXと呼ばれるシステムである。なお、eLTAXを用いる場合、住民登録外課税通知は、通知送受信サーバ70を介してやり取りされる。すなわち、A市は、住民登録外課税通知データを通知送受信サーバ70にアップロードし、B市は、通知送受信サーバ70から住民登録外課税通知データをダウンロードする。この場合、住民登録外課税通知データを受け取ったB市では、人物Xに対する二重課税を防ぐための処理を行う必要がある。なお、例えば、人物XからB市に対して確定申告書が提出されたような場合には、A市による賦課処理とは別に、B市が人物Xに対する賦課処理を行ってしまう場合がある。このような場合には、A市とB市との間で、いずれの市から人物Xに対して個人住民税を課すかを協議により決定する。
図4は、自治体システム10のCPU90がプログラムを実行することにより実現されている機能を示す機能ブロック図である。自治体システム10においては、CPU90がプログラムを実行することにより、通知作成部20、通知送信部22、通知受信部30、特定部32、判定部34、処理部36、としての機能が実現されている。
通知作成部20は、自治体が住民登録外課税を課した人物を特定し、住民登録外課税通知のデータを作成する。A市の自治体システム10の通知作成部20で作成される住民登録外課税通知データは、例えば、図5(a)に示すような形式のデータ(例えばCSVファイル)であるものとする。住民登録外課税通知データには、図5(a)に示すように、「通知年月日」、「送信先自治体」、「送信元自治体」、「氏名」、「生年月日」、「課税年度」などの情報が含まれる。「通知年月日」は、住民登録外課税通知データが作成され、送信される年月日であり、「送信先自治体」は、送信先の自治体の名称、「送信元自治体」は、送信元の自治体(住民登録外課税を課した自治体)の名称である。また、「氏名」、「生年月日」は、住民登録外課税通知を課した人物の氏名、生年月日であり、「課税年度」は、住民登録外課税を行った年度である。通知作成部20は、図4に示す課税管理情報格納部50に基づいて、住民登録外課税通知データを作成する。
通知送信部22は、作成された住民登録外課税通知データを各送信先自治体に向けて送信する。なお、実際には、通知送信部22は、eLTAXを用いて住民登録外課税通知データを通知送受信サーバ70に対してアップロードする。
通知受信部30は、他の自治体システム10で作成された住民登録外課税通知データを受け取る。なお、本実施形態では、通知受信部30は、通知送受信サーバ70が保持している住民登録外課税通知データの中から、自己の自治体に向けて送信された住民登録外課税通知データを抽出して、取得(ダウンロード)する。図5(b)には、B市受付分の住民登録外課税通知データが示されている。B市受付分の住民登録外課税通知データは、通知送受信サーバ70に対して各自治体からアップロードされた住民登録外課税通知データのうち、「送信先自治体」がB市となっているデータをまとめたものとなる。
特定部32は、通知受信部30が受け取った住民登録外課税通知データを参照して、通知に対応する人物(住民登録外課税通知データに含まれている人物)を特定する。また、特定部32は、住民登録外課税通知データの対象年度(課税年度)を特定する。
判定部34は、特定した人物の個人基本情報(個人住民税の管理情報)を個人基本情報DB40から自動的に論理削除してもよいか否かを判定する。判定部34は、判定の際に、扶養情報DB42、資料情報DB44、賦課情報DB46を参照する。ここで、各DB40~46について、説明する。なお、各DB40~46に含まれるデータは自治体システム10が管理するデータである。
図6(a)には、個人基本情報DB40のデータ構造が示されている。個人基本情報DB40は、自治体において管理すべき個人住民税の管理情報を格納するデータベースであり、図6(a)に示すように「宛名番号」、「課税年度」、「氏名」、「住基地」、「生年月日」、「性別」、「削除フラグ」等の各フィールドを有する。「宛名番号」のフィールドには、各人物に割り振られた識別番号が格納される。「課税年度」のフィールドには、どの年度の管理情報かを示す情報が格納される。「氏名」、「住基地」、「生年月日」、「性別」のフィールドには、宛名番号に対応する人物の氏名、住民票が存在する自治体、生年月日、性別の情報が格納される。「削除フラグ」には、「住民登録外課税通知受理」や「なし」が格納される。「削除フラグ」のフィールドに「住民登録外課税通知受理」が格納されている場合には、その人物の管理情報が論理削除されている(管理対象から除外されている)ことを意味している。一方、「なし」が格納されている場合には、その人物の管理情報が論理削除されていない(管理対象となっている)ことを意味している。
図6(b)には、扶養情報DB42のデータ構造が示されている。扶養情報DB42は、各人物と扶養関係にある人物がいるか否かを管理するデータベースであり、図6(b)に示すように、「宛名番号」に対応付けて「扶養関係有無区分」の情報が格納される。「扶養関係有無区分」のフィールドには、「なし」や「配偶者あり」などの情報が格納される。「宛名番号」に対応する人物に配偶者が存在すれば、「扶養関係有無区分」のフィールドには「配偶者あり」が格納され、更に具体的な人物名も格納される。
図6(c)には、資料情報DB44のデータ構造が示されている。資料情報DB44は、各人物から確定申告書の提出があったか否かを管理するデータベースであり、図6(c)に示すように、「宛名番号」に対応付けて「資料有無区分」及び「年度」が格納される。「資料有無区分」のフィールドには「なし」又は「確定申告書あり」が格納される。また、「年度」のフィールドには、確定申告書の提出年度が格納される。
図6(d)には、賦課情報DB46のデータ構造が示されている。賦課情報DB46は、自治体において各人物に対して賦課処理を行ったかを管理するデータベースであり、図6(d)に示すように、「宛名番号」に対応付けて「賦課有無区分」、「課税年度」が格納される。「賦課有無区分」には、「なし」又は「賦課あり」が格納される。また、「課税年度」のフィールドには、賦課処理を行った年度の情報が格納される。
処理部36は、判定部34の判定結果に基づいて、個人住民税の管理情報(個人基本情報DB40の情報)を論理削除したり、論理削除せずにその旨をアラートとして出力したりする。
(自治体システム10による住民登録外課税通知データの通知処理について)
以下、自治体システム10による住民登録外課税通知データの通知処理について、図7のフローチャートに沿って、その他図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明においては、住民登録外課税通知データの通知処理を、A市の自治体システム10が実行する場合について説明する。なお、A市の自治体システム10では、例えば夜間のバッチ処理により、図7の処理を実行するものとする。
図7の処理では、まず、ステップS102において、通知作成部20が、賦課情報DB46に含まれる賦課情報の1つを選択する。なお、図7の処理が1日1回行われるような場合には、1日の間に更新・追加があった賦課情報の中から1つの賦課情報を選択するようにしてもよい。
次いで、ステップS104では、通知作成部20が、選択した賦課情報を参照して、今年度の賦課処理に関するものであるか否かを判断する。このステップS104の判断が否定された場合には、住民登録外課税通知データを作成・通知する必要がないため、ステップS112に移行するが、肯定された場合にはステップS106に移行する。
ステップS106に移行すると、通知作成部20が、選択している賦課情報の「宛名番号」をキーとして、個人基本情報DB40を参照し、選択している賦課情報に対応する人物が住民登録外者か否かを判断する。すなわち、通知作成部20は、選択している賦課情報に対応する人物の住民票がA市以外にあるか否か(個人基本情報DB40において「住基地」がA市以外であるか否か)を判断する。このステップS106の判断が否定された場合(A市に住民票がある場合)には、住民登録外課税通知データを作成・通知する必要がないため、通知作成部20は、ステップS112に移行する。一方、ステップS106の判断が肯定された場合には、通知作成部20は、ステップS108に移行する。
ステップS108に移行すると、通知作成部20は、今年度の住民登録外課税通知データを未作成であるか否かを判断する。この場合、通知作成部20は、今年度に住民登録外課税通知データを作成した人物の情報を格納する不図示の履歴データを参照する。このステップS108の判断が否定された場合、すなわち今年度の住民登録外課税通知データを既に作成・通知している場合には、再度住民登録外課税通知データを作成・通知する必要がないため、ステップS112に移行する。これに対し、ステップS108の判断が肯定された場合には、ステップS110に移行する。
ステップS110に移行すると、通知作成部20は、住民登録外課税通知データを作成する。具体的には、図5(a)の1レコード(1行)分のデータを作成する。その後は、ステップS112に移行する。なお、図7の処理をA市の自治体システム10が実施しており、選択している賦課情報に対応する人物の住民票がB市に存在する場合には、図5(a)の1行目に示すように、「送信元自治体」は、「A市」となり、「送信先自治体」は「B市」となる。なお、通知作成部20は、ステップS110において新たに住民登録外課税通知データを作成したという情報を、前述した履歴データに追加する。
ステップS112に移行すると、通知作成部20は、賦課情報DB46に格納されているすべての賦課情報を選択済みか否かを判断する。このステップS112の判断が否定された場合には、ステップS102に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。一方、すべての賦課情報に対するステップS104~S110の処理・判断が行われ、ステップS112の判断が肯定されると、ステップS114に移行する。
ステップS114では、通知送信部22が、各自治体に対して住民登録外課税通知を送信する。この場合、通知送信部22は、通知送受信サーバ70に対して、図5(a)に示す住民登録外課税通知データをアップロードする。
以上により、図7に示す、自治体システム10による住民登録外課税通知データの通知処理が終了する。
(自治体システム10による住民登録外課税通知データの受け取り時の処理について)
次に、自治体システム10による住民登録外課税通知データの受け取り時の処理について、図8のフローチャートに沿って、その他図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明においては、B市の自治体システム10が図8の処理を実行する場合について説明する。図8の処理は、B市の自治体システム10の通知受信部30が、通知送受信サーバ70から、図5(b)に示すような「送信先自治体」がB市である住民登録外課税通知データを抽出して、ダウンロードした段階で開始される。通知受信部30は、住民登録外課税通知データを取得すると、特定部32に受け渡す。
図8の処理では、まずステップS10において、特定部32が、住民登録外課税通知データの中から未選択の住民登録外課税通知データ(1行分のデータ)を1つ選択する。
次いで、ステップS12では、特定部32が、選択した住民登録外課税通知データの各項目に異常がないか否かを判断する。このステップS12の判断が否定された場合、すなわち、選択した住民登録外課税通知に異常があった場合には、ステップS16に移行し、特定部32は、選択中の住民登録外課税通知データを図5(b)から除外し、ステップS10に戻る。一方、ステップS12の判断が肯定された場合、すなわち選択した住民登録外課税通知データに異常がなければ、特定部32は、ステップS14に移行する。
ステップS14に移行すると、特定部32は、個人基本情報DB40を参照し、選択中の住民登録外課税通知データの氏名、生年月日に該当する個人基本情報が1件であるか否かを判断する。このステップS14の判断が否定された場合には、1人の人物を特定することができないため、ステップS16に移行し、特定部32は、図5(b)から選択中の住民登録外課税通知を除外し、ステップS10に戻る。一方、ステップS14の判断が肯定された場合、すなわち該当する個人基本情報が1件のみであった場合には、特定部32は、ステップS18に移行する。
ステップS18に移行すると、特定部32は、選択中の住民登録外課税通知データの対象の人物の氏名、生年月日を特定し、個人基本情報DB40を参照して、特定した氏名、生年月日に該当する個人基本情報を選択する。また、特定部32は、住民登録外課税通知データの対象年度(課税年度)を特定する。
次いで、ステップS20では、判定部34が、選択した個人基本情報の削除フラグが「住民登録外課税通知受理」であるか否かを判断する。このステップS20の判断が否定された場合には、ステップS24に移行する。
ステップS24に移行すると、判定部34は、選択中の個人基本情報は、他の理由で既に廃止されていないか否かを判断する。このステップS24の判断が肯定されると、ステップS28に移行する。
ステップS28に移行すると、判定部34は、選択中の個人基本情報の「宛名番号」をキーに、扶養情報DB42から対応する扶養情報を抽出する。次いで、ステップS30では、判定部34が、抽出した扶養情報において、「扶養関係有無区分」が「扶養関係あり」であるか否かを判断する。このステップS30の判断が否定された場合、すなわち「扶養関係有無区分」が「なし」であった場合には、ステップS32に移行する。一方、ステップS30の判断が肯定された場合には、ステップS40に移行する。ここで、個人基本情報DB40が図10(a)に示すようなデータであり、選択中の個人基本情報が図10(a)の1行目の人物Xの情報であり、扶養情報DB42、資料情報DB44、賦課情報DB46が図10(b)~図10(d)に示すようなデータであったとする。この場合、人物X(宛名番号=1234)の扶養関係有無区分は、「配偶者あり」であるため、ステップS40に移行する。ステップS40に移行すると、処理部36は、選択中の個人基本情報に関連する情報をアラートリストに追加する。ここで、アラートリストは、図9(a)に示すようなリストであるものとする。
図9(a)のアラートリストには、「氏名」、「生年月日」、「課税年度」、「課税年1月1日住所」、「課税年1月1日住基地」、「メッセージ内容」、「宛名番号」、「扶養関係有無区分」、「資料有無区分」、「賦課有無区分」などの各情報が含まれる。
「氏名」、「生年月日」、「課税年度」は、住民登録外課税通知データの人物の氏名、生年月日、課税年度の情報であり、「課税年1月1日住所」は、住民登録外課税通知データの送信元の自治体名、「課税年1月1日住基地」は、送信先の自治体名の情報である。「メッセージ内容」は、アラートの内容を示す情報であり、例えばステップS40に移行した場合のメッセージ内容は、「E:扶養関係・資料・賦課あり」である。「宛名番号」は、住民登録外課税通知データの人物の宛名番号である。「扶養関係有無区分」、「資料有無区分」、「賦課有無区分」は、「あり」、「なし」のいずれかである。例えば、図10(b)の宛名番号=1234の場合、「扶養関係有無区分」が「配偶者あり(Y)」となる。
なお、ステップS40の処理が実行された後は、ステップS42に移行する。
一方、ステップS30の判断が否定されてステップS32に移行すると、判定部34は、選択中の個人基本情報の「宛名番号」をキーに、資料情報と賦課情報を抽出する。
次いで、ステップS34では、判定部34が、住民登録外課税通知データの対象年度(ステップS18で特定された対象年度)について資料ありか否かを判断する。このステップS34の判断が肯定された場合には、ステップS40に移行する。一方、ステップS34の判断が否定された場合には、ステップS36に移行する。そして、ステップS36では、判定部34が、住民登録外課税通知データの対象年度(ステップS18で特定された対象年度)について賦課ありか否かを判断する。ステップS36の判断が肯定された場合には、ステップS40に移行するが、否定された場合にはステップS38に移行する。なお、個人基本情報DB40に図11(a)に示すようなデータが含まれており、扶養情報DB42、資料情報DB44、賦課情報DB46に図11(b)~図11(d)に示すようなデータが含まれており、個人基本情報DB40において人物Xの情報が選択されていたとする。この場合、人物X(宛名番号=1234)の2018年度の「資料有無区分」が「確定申告書あり」であり(図11(c)参照)、「賦課有無区分」が「賦課あり」である(図11(d)参照)。したがって、この場合には、ステップS34の判断が肯定されて、ステップS40に移行することになる。そして、ステップS40では、処理部36が、アラートリストに図9(b)に示すようなデータを追加する。図9(b)のデータのメッセージ内容は、「E:扶養関係・資料・賦課あり」である。そして、「扶養関係有無区分」、「資料有無区分」、「賦課有無区分」のうち、「資料有無区分」と「賦課有無区分」が「あり」となる。
図8に戻り、ステップS38に移行すると、処理部36は、図12(1行目)に示すように、選択した個人基本情報の削除フラグを「住民登録外課税通知受理」に更新する。すなわち、選択した個人基本情報を論理削除する。ステップS38の処理が行われた後は、ステップS42に移行する。
ところで、前述したステップS20の判断が肯定された場合、すなわち、選択中の個人基本情報の削除フラグが「住民登録外課税通知受理」であった場合には、ステップS22に移行し、処理部36は、アラートリストに選択中の個人基本情報に基づいてデータを追加する。なお、この場合のメッセージ内容は、「E:住登地・課税地登録あり」である。このステップS22の処理が終了した後は、ステップS42に移行する。
また、ステップS24の判断が否定された場合、すなわち、選択している個人基本情報が、他の理由で既に廃止されていた場合には、ステップS26に移行する。ステップS26に移行した場合、処理部36は、アラートリストに選択した個人基本情報に基づいてデータを追加する。なお、この場合のメッセージ内容は、「E:個人基本廃止済み」である。このステップS26の処理が終了した後は、ステップS42に移行する。
上述した処理を経て、ステップS42に移行すると、特定部32は、住民登録外課税通知データが全て選択済みであるか否かを判断する。このステップS42の判断が否定された場合には、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。そして、ステップS42の判断が肯定された段階で、図8の全処理が終了する。
なお、アラートリストは、表示部93に表示されたり、自治体システム10に接続されたプリンタから出力(印刷)されたりする。自治体の職員は、アラートリストを参照することで、住民登録外課税通知データが通知されたにもかかわらず、自動的に論理削除されなかった個人基本情報を確認することができる。これにより、自治体の職員は、アラートリストに対応する個人基本情報をどのように処理すべきかを個別に検討することができるようになる。
本実施形態では、住民登録外課税通知データに対応する人物に扶養関係を有する人物が存在する場合、当該人物が確定申告書を提出している場合、あるいは既に当該人物に対する賦課処理が行われている場合に、通知に対応する人物の個人基本情報を自動的に論理削除せずに、アラートリストに追加する。一方、データに問題がなく、住民登録外課税通知データに対応する人物に扶養関係を有する人物が存在せず、当該人物が確定申告書を提出しておらず、当該人物に対する賦課処理が行われていない場合には、自動的に当該人物の個人基本情報を論理削除する。このように、本実施形態では、個人基本情報を論理削除しても支障がない場合に自動的に論理削除することで、自治体の職員による個人基本情報の管理労力を低減することができる。また、自動的に論理削除すべきでない個人基本情報は論理削除せず、アラートリストに追加することで、自治体の職員は、アラートリストを参照しながら、アラートリストに対応する個人基本情報をどのように管理すべきかを個別に判断することができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、自治体システム10において住民登録外課税通知データを受け付けた場合に、特定部32は、住民登録外課税通知の対象の人物を特定し(S18)、判定部34は、課税管理情報格納部50(扶養情報DB42)を参照して、特定した人物が扶養関係を有するか否かを判定する(S30)。そして、処理部36は、判定部34の判定結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、対象の人物の個人基本情報の論理削除をせず、アラートリストに追加して出力する(S40)。このように、住民登録外課税通知の対象の人物が扶養関係を有しており、個人基本情報を論理削除すると、他の事務処理(例えば福祉関係の事務処理)において支障をきたすような場合に、個人情報を論理削除しないようにしている。これにより、扶養関係を有する人物の個人基本情報を適切に管理することができるようになる。また、住民登録外課税通知の対象の人物が扶養関係を有する場合に、アラートリストに追加して出力するため、自治体の職員は、アラートリストを参照することで、住民登録外課税通知の対象の人物の個人基本情報をどのように管理すべきかを個別に判断することができる。
また、本実施形態によると、住民登録外課税通知データを受け付けた際に、特定部32は、住民登録外課税通知の対象の人物と通知の対象年度を特定し(S18)、判定部34は、課税管理情報格納部50(賦課情報DB46)を参照して、特定した人物が対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報(賦課あり)が記憶されていたかを判定する(S36)。そして、処理部36は、賦課ありが記憶されていた場合に、対象の人物の個人基本情報の論理削除をせず、アラートリストに追加して出力する(S40)。すなわち、住民登録外課税通知の対象の人物に対して既に賦課処理が行われており、個人基本情報を論理削除すると既に行った賦課処理が無駄になるような場合に、個人情報を論理削除しないようにしている。これにより、既に賦課処理が行われた人物の個人基本情報を適切に管理することができるようになる。また、住民登録外課税通知の対象の人物に対して既に賦課処理が行われていた場合に、アラートリストに追加して出力するので、自治体の職員は、アラートリストを参照することで、住民登録外課税通知の送信先の自治体と対象の人物に対する課税についての協議を行うことができる。
また、本実施形態によると、住民登録外課税通知データを受け付けた際に、特定部32は、住民登録外課税通知の対象の人物と通知の対象年度を特定し(S18)、判定部34は、課税管理情報格納部50(賦課情報DB46)を参照して、特定した人物が対象年度の確定申告書を提出したことを示す情報(資料あり)が記憶されていたかを判定する(S34)。そして、処理部36は、資料ありが記憶されていた場合に、対象の人物の個人基本情報の論理削除をせず、アラートリストに追加して出力する(S40)。すなわち、住民登録外課税通知の対象の人物が確定申告書を提出しており、既に賦課処理を行った可能性が高く、個人基本情報を論理削除すると既に行った賦課処理が無駄になるような場合に、個人情報を論理削除しないようにしている。これにより、確定申告書を提出した人物の個人基本情報を適切に管理することができるようになる。また、住民登録外課税通知の対象の人物が確定申告書を提出していた場合に、アラートリストに追加して出力するので、自治体の職員は、アラートリストを参照することで、住民登録外課税通知の送信先の自治体と対象の人物に対する課税についての協議を行うことができる。
なお、上記実施形態では、住民登録外課税通知データを受け取ったときに、対応する人物の個人基本情報を論理削除する場合について説明したが、これに限らず、対応する人物の個人基本情報を物理削除することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、判定部34は、ステップS30、S34、S36の各判断を実行し、いずれかの判断が肯定された場合にステップS40に移行する場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、判定部34は、ステップS30、S34,S36の少なくとも1つの判断を実行し、いずれかの判断が肯定された場合にステップS40に移行するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、ステップS40に移行した場合、処理部36は、個人基本情報を論理削除せずに、アラートリストに追加して出力する場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、処理部36は、論理削除しないことと、アラートリストに追加して出力することの少なくとも一方を実行するようにすればよい。
なお、上記実施形態では、各自治体の自治体システム10が、住民登録外課税通知データを通知送受信サーバ70を介してやり取りする場合について説明したが、これに限らず、各自治体の自治体システム10が住民登録外課税通知データを直接的に送受信することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、自治体システム10が複数の装置を含んでいてもよい。例えば、図4の通知作成部20、通知送信部22、通知受信部30、特定部32、判定部34、及び処理部36の各機能を端末が有し、図4の課税管理情報格納部50をデータサーバが有していてもよい。また、住民登録外課税通知の送受信に関する機能を有する端末と、各自治体の職員が賦課処理を行う際に利用する端末とを異ならせてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記憶媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記憶媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記憶媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定し、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定し、
前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
(付記2) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者に関して特定した前記対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
(付記3) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者から特定した前記対象年度の確定申告書が提出されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
(付記4) 前記記憶部は、個人住民税の賦課及び徴収のために用いるデータベースであることを特徴とする付記1~3のいずれかに記載の情報管理プログラム。
(付記5) 前記管理情報の更新は、前記管理情報の論理削除又は物理削除であることを特徴とする付記1~4のいずれかに記載の情報管理プログラム。
(付記6) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定し、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定し、
前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報管理方法。
(付記7) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者に関して特定した前記対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報管理方法。
(付記8) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者から特定した前記対象年度の確定申告書が提出されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報管理方法。
(付記9) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定する特定部と、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定する判定部と、
前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する処理部と、
を備える情報管理装置。
(付記10) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定する特定部と、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者に関して特定した前記対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する処理部と、
を備える情報管理装置。
(付記11) 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定する特定部(32)と、
個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者から特定した前記対象年度の確定申告書が提出されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する処理部と、
を備える情報管理装置。
(付記12) 前記記憶部は、個人住民税の賦課及び徴収のために用いるデータベースであることを特徴とする付記9~11のいずれかに記載の情報管理装置。
(付記13) 前記管理情報の更新は、前記管理情報の論理削除又は物理削除であることを特徴とする付記9~12のいずれかに記載の情報管理装置。
10 自治体システム(情報管理装置)
32 特定部
34 判定部
36 処理部
50 課税管理情報格納部(記憶部)

Claims (11)

  1. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定し、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定し、
    前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
  2. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者に関して特定した前記対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
  3. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者から特定した前記対象年度の確定申告書が提出されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
  4. 前記記憶部は、個人住民税の賦課及び徴収のために用いるデータベースであることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報管理プログラム。
  5. 前記管理情報の更新は、前記管理情報の論理削除又は物理削除であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の情報管理プログラム。
  6. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定し、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定し、
    前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報管理方法。
  7. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者に関して特定した前記対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報管理方法。
  8. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定し、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者から特定した前記対象年度の確定申告書が提出されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報管理方法。
  9. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者を特定する特定部と、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者が扶養関係を有するか否か判定する判定部と、
    前記判定の結果が扶養関係を有することを示すことを条件に、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する処理部と、
    を備える情報管理装置。
  10. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定する特定部と、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者に関して特定した前記対象年度に関して既に賦課処理が実行されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する処理部と、
    を備える情報管理装置。
  11. 住民登録外課税通知を受け付けた際に、前記住民登録外課税通知に含まれる前記住民登録外課税通知の対象者と通知の対象年度を特定する特定部と、
    個人住民税の管理情報を記憶する記憶部を参照して、特定した前記対象者から特定した前記対象年度の確定申告書が提出されたことを示す情報が記憶されていることが検出されると、前記住民登録外課税通知に応じた前記対象者の個人住民税の管理情報の更新を抑制及び/又はアラートを出力する処理部と、
    を備える情報管理装置。
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