JP6992407B2 - 音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム - Google Patents

音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6992407B2
JP6992407B2 JP2017207516A JP2017207516A JP6992407B2 JP 6992407 B2 JP6992407 B2 JP 6992407B2 JP 2017207516 A JP2017207516 A JP 2017207516A JP 2017207516 A JP2017207516 A JP 2017207516A JP 6992407 B2 JP6992407 B2 JP 6992407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic
array
transmission
sensor device
acoustic sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017207516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019078695A (ja
Inventor
真史 江村
一久 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2017207516A priority Critical patent/JP6992407B2/ja
Publication of JP2019078695A publication Critical patent/JP2019078695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6992407B2 publication Critical patent/JP6992407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

本発明は音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラムに関する。
水中航走体の周囲の海面や海底および周囲の物体を検出するために、水中航走体に音響センサを取り付けることが一般的に行われている。
この音響センサに関連して、特許文献1には、ラインアレイ送波器およびラインアレイ受波器が船底に設けられる海底地形表示装置が記載されている。特許文献1に記載の海底地形表示装置では、クロスファン方式の送受信ビームを用いて海底の地形情報を取得する。
また、特許文献2には、複数のビームを用いた流速プロファイラが記載されている。特許文献2に記載の流速プロファイラは、複数のビームを用いて海流の速度情報を取得する。
また、特許文献3には、目標物からの反射音がドップラー付でも目標物の正確な位置を特定するためのソーナーシステムが記載されている。特許文献3に記載のソーナーシステムでは、送信波として周波数ホッピング信号を使用する。
特開昭59-107285号公報 米国特許第5483499号明細書 特開2012-168122号公報
引用文献1に記載の地形表示装置では、目標との相対速度を取得することはできない。
引用文献2に記載の流速プロファイラでは、ある一点についての距離および相対速度情報のみを取得できる。
引用文献3に記載のソーナーシステムでは、送信波の送信が断続であり、目標物の情報の取得も断続的になる。
本発明は、上述の課題を解決することのできる音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、音響センサ装置は、音響センサ装置が設置されている航走体の進行方向に対して複数の固定の方位それぞれに向けて、異なる周波数かつ周波数が変化するファンビームの音響ビームにて連続信号を送信する送信用音響アレイと、前記送信用音響アレイが送信した前記複数の音響ビームの反射波を受信する受信用音響アレイと、前記送信用音響アレイを制御して前記音響ビームを送信させる送信制御部と、前記複数の音響ビームを反射した反射体までの距離、および、前記反射体との相対速度を、前記受信用音響アレイが受信した反射波に基づいて算出する受信処理部と、を備え、水中航走体または水上航走体に設置可能な音響センサ装置である。
本発明の第2の態様によれば、音響センサ信号処理方法は、音響センサ装置が設置されている航走体の進行方向に対して複数の固定の方位それぞれに向けて、異なる周波数かつ周波数が変化するファンビームの音響ビームにて連続信号を送信することと、送信した前記複数の音響ビームの反射波を受信することと、前記複数の音響ビームを反射した反射体までの距離、および、前記反射体との相対速度を、受信した前記反射波に基づいて算出することと、を含む。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、音響センサ装置が設置されている航走体の進行方向に対して複数の固定の方位それぞれに向けて、異なる周波数かつ周波数が変化するファンビームの音響ビームにて送信した連続信号を反射した反射体までの距離、および、前記反射体との相対速度を、前記反射体による反射波に基づいて算出させるためのプログラムである。
この発明によれば、複数の位置それぞれについて位置情報および相対速度情報を、より速い更新レートで取得することができる。
本発明の第1実施形態に係る音響センサ装置の運用環境の例を示した図である。 同実施形態に係る音響センサ装置の機能構成を示した概略ブロック図である。 同実施形態に係る音響アレイの配置例を示した図である。 同実施形態に係る送信用音響アレイが送信する音響ビームの形状の例を示す図である。 同実施形態に係る送信用音響アレイが送信する音波の送信波形の周波数変化を示す図である。 同実施形態に係る受信用音響アレイが受信する音響ビームの形状の例を示す図である。 同実施形態に係る受信処理部が行う信号処理の例を示す処理ブロック図である。 同実施形態に係る送信用音響アレイが送信する音波と航走体および目標との位置関係の例を示す図である。 同実施形態に係る受信用音響アレイが受信する音波の受信波形の周波数変化の例を示す図である。 同実施形態で、音響センサ信号処理方式における変調処理後の変調後受信信号の例を示す図である。 同実施形態に係る情報表示装置における情報表示の例を示す図である。 第2実施形態に係る音響センサ装置の送信ビームの概要を示している。 第3実施形態に係る音響センサ装置による送信ビームの送信方向の例を示す図である。 第4実施形態に係る航走体における音響アレイ配置の概要である。 第5実施形態に係る航走体における音響アレイの配置例を示す図である。 本発明に係る音響センサ装置の最小構成の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る音響センサ装置の運用環境の例を示した図である。
図1において音響センサ装置111は航走体112に搭載され通信用ケーブル113により母機121内の情報表示装置122に接続されている。音響センサ装置111は音波を送受信し、目標101からの直接反射音および目標101により作られたウェーキ102からの反射音を取得する。
ここで航走体112は無人航走体であり、母機121は有人潜水艇であることを基本とするが、共に有人であっても良い。
また、以下では航走体112が水中航走体である場合を例に説明するが、航走体112が水上航走体である場合も、同様に本願発明を適用可能である。
図2は、音響センサ装置111の機能構成を示した概略ブロック図である。
図1を参照して説明したように、航走体112には音響センサ装置111が搭載されている。また、母機121には情報表示装置122が搭載されている。情報表示装置122は、音響センサ装置111と通信用ケーブル113で接続されている。図1を参照して説明したように、通信用ケーブル113は航走体112と母機121との間の通信を行うケーブルであり、光通信、電気通信等の通信方式は問わない。
音響センサ装置111内では通信装置210が、航走体112に対する指令信号を受信し、航走体制御装置211へ転送する。航走体制御装置211は、指令信号内の送信制御に関する指令値を送信制御部212へ出力し、受信制御に関する指令値を受信制御部316へ出力する。
音響センサ装置111内における送信音響信号204の送信処理では、送信制御部212が指令信号に基づき送信諸元を生成する。送信波形生成部213は、送信諸元に基づき送信波形のデジタルデータを生成する。DA変換部214は、送信波形のデジタルデータから小振幅のアナログ送信波形を生成する。増幅部215は、小振幅のアナログ信号から大振幅・大電力のアナログ送信波形に変換(増幅)する。送信用音響アレイ216は、電気音響変換された送信音響信号204を送信(航走体112の外部へ出力)する。
音響センサ装置111内における音響信号206の受信処理では、送信音響信号204に対して目標101から反射された音響信号206を受信用音響アレイ221が音響電気変換する。増幅部222は、音響電気変換された信号を増幅する。AD変換部223は、増幅された信号を受信波形のデジタルデータへ変換する。受信処理部224が、受信波形のデジタルデータの受信処理を実施した後、目標検出部225が、当該データに基づいて目標情報を生成する。目標検出部225は、目標情報を航走体制御装置211へ出力し、航走体制御装置211は、目標情報を航走体112の制御に利用する。
また、航走体112の通信装置210は、受信処理部224が生成する受信信号と、目標検出部225が生成する目標情報とを、母機121の通信装置231へ送信する。母機121では、表示処理部232が、航走体112からの情報に基づいてセンサ受信情報の表示データを生成する。表示部233は、表示処理部232からの表示データに従ってセンサ受信情報を表示する。
ここで、通信用ケーブル113が切断される等により母機121と航走体112の通信が断絶された場合についても、航走体112単体で航走体制御装置211の制御によりセンサ情報に基づいて自律した動作をすることができる。
図3は、音響アレイ(送信用音響アレイ216及び受信用音響アレイ221)の配置例を示した図である。
図3において送信用音響アレイ216はラインアレイであり航走体112の進行方向に長軸が向く方向で配置される。受信用音響アレイ221はラインアレイであり送信用音響アレイに対して垂直方向に長軸が向く方向で配置される。
図4は、送信用音響アレイ216が送信する音響ビームの形状の例を示す図である。
図4において、送信用音響アレイ216は受信用音響アレイ221と共に航走体112の上面に搭載されている。送信ビーム411および412は、送信用音響アレイ216が送信した音響ビーム(音響信号)である。送信用音響アレイ216は、進行方向に狭く横方向に広い扇型で、進行方向に対して異なる2つの方向に音響ビームを送信する。このように、送信用音響アレイ216は、ファンビームの音響ビームを送信する。
以後、進行方向に対して前側の送信ビームをTxFビーム、後側の送信ビームをTxRビームと称する。なお、TxFとTxRとでは、2つのビームのビームシフト角を比較しての前後関係を示している。2つのビームが共に鉛直方向より前方、または後方を中央とする指向性を有していても良い。
図5は、送信用音響アレイ216が送信する音波の送信波形の周波数変化を示す図である。図5のグラフの横軸は時間を表し、縦軸は周波数を表す。
図5において送信波形601は、図4に示したTxRビームについての周波数変化を示す。送信波形602は、図4に示したTxFビームについての周波数変化を示してしている。これらの送信波形は共に繰り返し周期をもつ連続波である。
TxRの送信波形601は、fRLからfRHに単調増加し、繰返し周期がt-t0であるLFM(Linear Frequency Modulation)波形を示している。TxFの送信波形602も同様に、fRLからfRHに単調増加し、繰返し周期をもつLFM波形を示している。
図5の例では、TxRとTxFとで、繰返し周期および繰り返し開始時刻が同一となっているが、これらの値は異なっていてもよい。また、図5の例ではTxRのほうがTxFよりも高い周波数となっているがこの関係は逆転してもよい。また、図5の例では、周波数掃引が単調増加する波形となっているが、単調減少する波形となっていてもよい。
図6は、受信用音響アレイ221が受信する音響ビームの形状の例を示す図である。図4を参照して説明したように、本実施形態では、受信用音響アレイ221は送信用音響アレイ702と共に航走体112の上面に搭載されている。受信ビーム711は複数のビームで構成されており、ここではRx1からRxnまでのn本のビームによって構成されている。それぞれのビームは進行方向に広く、横方向に狭い扇型の形状である。
図7は、受信処理部224が行う信号処理(音響センサ信号処理)の例を示す処理ブロック図である。
図7において受信データ901は、受信用音響アレイ221が取得した音響データであり、受信用音響アレイ221を構成する各チャンネルが得た音響信号をAD変換した後の時系列の波形データである。受信データ901は、ch1からch mまでのm個の異なるデータで構成される。
変調処理902では、ch1からch mまでのm個のデータのそれぞれに対して、かつ、TxRおよびTxFそれぞれの送信ビームに対応した周波数帯域ごとに、「帯域分離」、「変調」、「FFT」の各処理を行う。「帯域分離」処理では、受信データから所定周波数を分離する。「変調」処理では、分離した所定周波数のデータに対して、送信信号の送信波形に対応した変調を行う。「FFT」処理では、変調後の受信信号に対してFFT(Fast Fourier Transform)処理を行い、細かく周波数分離された変調信号を生成する。個々の処理は連続波を用いたソーナーの受信処理では一般的であるため、ここでは詳細を示さない。
指向性合成処理903は各チャンネルの変調処理後のデータから図6に示した受信ビームに対応した指向性合成を行う処理である。各チャンネルおよび送信ビームごとに生成された変調処理済みのFFTデータより、全ての周波数BINに対して指向性合成処理を行う。ここで実施する指向性合成処理は一般的な遅延加算方式のビームフォーミングの他、アダプティブビームフォーミングの利用も可能である。
指向性合成処理の出力データとして、Rx1からRx nまでのn本のビームについて、かつ、TxR、TxFそれぞれの送信ビームごとのデータについて、変調処理におけるFFTにてBIN数分に細かく周波数分離された指向性合成データを得る。
情報算出処理904は、細かく周波数分離された指向性合成データから反射音を抽出し、目標101までの距離と目標101との相対速度を算出する処理である。情報算出処理については図8および図9を用いて以下で説明する。
図8は、送信用音響アレイ216が送信する音波と航走体112および目標101との位置関係の例を示す図である。
図8において音響センサ装置111が搭載された航走体112が速度Vで移動しており、目標101は速度Vで移動している。航走体112と目標101は鉛直方向について距離dの間隔があるものとする。航走体112に搭載された音響センサ装置111が、送信ビームTxF1003および送信ビームTxR1004を送信している。これらTxF1003および送信ビームTxR1004は、図4におけるTxFおよびTxRと同じ音響ビームを示す。
図9は、受信用音響アレイ221が受信する音波の受信波形の周波数変化の例を示す図である。図9は、図7に示した受信信号処理における各チャンネルの受信データ901の受信波形を示している。図9のグラフの横軸は時間を表し、縦軸は周波数を表す。図9では、受信信号のうち1周波数掃引分のみを抜き取った場合の例を示している。
信号1111は、送信ビームTxRを示している。また、目標101が音響センサ装置111の直近に位置し相対速度が0である場合に、目標101が送信ビームTxRを反射することにより、信号1111の受信信号を得られる。すなわち、この場合は送信信号と同じ周波数かつ同じ位相の受信信号を得られる。
信号1112は、音響センサ装置111から離れた位置に静止中の目標101が送信ビームTxRを反射して得られる受信信号である。信号1112では、送信から受信までの間にΔtの時間遅延があるが、目標101は静止しているので周波数差は無い。
受信信号1113は、音響センサ装置111から目標101までの距離が離れており、かつ相対速度がゼロでない場合に、目標101が送信ビームTxRを反射して得られる受信信号である。受信信号1113では、送信から受信までの時間差Δtに加えてドップラー現象によるΔfの周波数差が発生している。
同様に、信号1101は、送信ビームTxFを示している。また、目標101が音響センサ装置111の直近に位置し相対速度が0である場合に、目標101が送信ビームTxFを反射することにより、信号1101の受信信号を得られる。
信号1102は、音響センサ装置111から離れた位置に静止中の目標101が送信ビームTxFを反射して得られる受信信号である。
受信信号1103は、音響センサ装置111から目標101までの距離が離れており、かつ相対速度がゼロでない場合に、目標101が送信ビームTxFを反射して得られる受信信号である。
図10は、図7の音響センサ信号処理方式における変調処理後の変調後受信信号の例を示す図である。図10に示す信号は、図7に示した受信信号処理における情報算出処理904に入力される。
図10は、ある瞬間の変調後受信信号の周波数スペクトルを示している。ゼロとなる周波数は変調時の局発信号すなわち送信波形の周波数を示す。
スペクトル1202は、送信ビームTxRの送信に対する変調後の受信信号のスペクトルであり、図9に示す受信信号1113を変調した後の信号である。ここで、この変調後周波数をmfとする。
同様にスペクトル1201は送信ビームTxの送信に対する変調後の受信信号のスペクトルであり、図9に示す受信信号1103を変調した後の信号である。ここで、この変調後周波数をmfとする。
図8に示した航走体112と目標101の位置関係の場合、mf は式(1)のように表される。
Figure 0006992407000001
ここで、θは送信ビームシフト角を示す。cは水中音速を示す。Sは送信ビームTxFの周波数掃引の傾きを示す。fは目標101と航走体112の速度差からドップラー周波数を算出する関数を示す。
また、mf は式(2)のように表される。
Figure 0006992407000002
ここで、θは送信ビームTxRの送信ビームシフト角を示す。Sは送信ビームTxRの周波数掃引の傾きを示す。
図7の情報算出処理904では、式(1)および式(2)、送信ビームシフト角θ、θ、周波数掃引の傾きS、Sおよび水中音速cを既知の値として、目標101までの距離dと相対速度V-Vを算出する。
このように、送信用音響アレイ216が複数方向に音響信号を送信することで、式(1)および式(2)のように複数の等式を得ることができる。音響センサ装置111は、これら複数の等式を解くことで、航走体112から目標101までの距離dといった目標位置情報、および、航走体112と目標101との相対速度V-Vを得られる。
送信用音響アレイ216が複数方向への音響信号を連続的に送信し、音響センサ装置111が連続的に信号処理を行うことで、音響センサ装置111は、時間的連続性を有した目標位置情報および相対速度情報を得られる。従って、音響センサ装置111によれば、目標101を継続的に追跡することができる。
なお、航走体112の速度Vが別の手法によって既知である場合は、目標101の速度Vの絶対値の算出が可能であり、目標101が静止状態であることが既知である場合は、航走体112の速度Vの絶対値を算出することができる。
図11は、情報表示装置122における情報表示の例を示す図である。表示に関する処理は、図2中の表示処理部232が実施する。ユーザへの画面表示は、表示部233が実施する。
図11(a)は、航走体112を上面から俯瞰した表示例を示す。図11(a)では、縦軸を進行方向、横軸を進行方向に直行する方向として航走体112の上部の状態を表示している。
図11(b)は航走体112の側面からの断面図のイメージの表示例を示す。図11(b)では、縦軸を航走体112からのレンジ、横軸を進行方向として、航走方向における海中の鉛直方向についての状態を示している。
図11(c)は、航走体112を背面より見たイメージの表示例を示す。図11(c)は、縦軸を航走体112からのレンジ、横軸を進行方向に直行する方向として航走体112の直上の状態を示している。
図11(d)は、航走体112の上部についての3次元表示の例を示している。
これら図11に示した各表示方法について、各セルの表示の際に利用するデータは、進行方向については時系列のデータより生成する。横方向については、複数生成された受信ビームごとのデータより生成する。垂直方向については、受信信号のレンジ情報より生成する。
各セルの表示色について、受信レベルの大きさに応じて輝度を設定し、受信信号のドップラー効果に応じて色を設定することで、受信レベルとドップラー効果の情報を合わせて表示できる。
これらの表示は母機121の表示部233が行い、リアルタイムに表示を更新する。なお、航走体112が母機121と接続されずに単体で動作する場合は、この表示処理は実施されない。
以上の処理を実施することで航走中の水中航走体(航走体112)について、航走体112の上面に存在する物体の位置および相対速度についての空間分解能が高く時間的連続性を有した情報を母機121にて表示することが可能となる。
ここで、航走体112が母機121と接続されずに単体で動作する場合は、母機121における表示処理は実施されないが、音響センサ装置111により出力された航走体112の周囲に関する情報は、航走体112自身の運動制御に利用される。
以上のように、送信用音響アレイ216は、複数のファンビームの音響ビームにて連続信号を送信する。受信用音響アレイ221は、送信用音響アレイ216が送信した複数の音響ビームの反射波を受信する。送信制御部212は、送信用音響アレイ216を制御して音響ビームを送信させる。受信処理部224は、複数の音響ビームを反射した反射体までの距離、および、反射体との相対速度を、受信用音響アレイが受信した反射波に基づいて算出する。これらを備える音響センサ装置111は、水中航走体または水上航走体に設置可能である。
これにより、音響センサ装置111によれば、複数の位置それぞれについて位置情報および相対速度情報を、より速い更新レートで取得することができる。
特に、送信用音響アレイ216が、複数の音響ビームを送信することで、位置情報および相対速度情報の両方を得られる。
また、送信用音響アレイ216がファンビームの音響ビームを送信することで、1点に限らずより広い範囲の位置情報および相対速度情報を得られる。
また、送信用音響アレイ216が、ファンビームの音響ビームを連続的に送信することで、受信処理部224は、例えば位置情報および相対速度情報を連続的に取得するなど、より速い更新レートで取得することができる。
また、送信用音響アレイ216は、変調された連続信号による音響ビームを、音響センサ装置111を搭載した航走体112の進行方向に対して複数の異なる方位に向けて送信する。
このように、送信用音響アレイ216が異なった角度で信号を出力することで、受信処理部224は、より多様な情報を得られる。これによって受信処理部224が位置情報および相対速度情報をより高精度に算出ることが期待される。
また、送信用音響アレイ216は、音響センサ装置111を搭載した航走体112の進行方向を長軸方向として配置されるラインアレイである。受信用音響アレイ221は、送信用音響アレイ216に直行して配置されるラインアレイである。
これにより、受信用音響アレイ221は、送信用音響アレイ216が送信した1つの音響ビームの反射信号を、ラインアレイにおける複数の要素それぞれで受信することができる。この点で、音響センサ装置111は、分解能の高い受信データを得られる。
[第2実施形態]
第1実施形態では送信ビームを送信方向の異なる2本の音響ビームとしていたが、より多くの送信ビームを使用することができる。
図12は、第2実施形態に係る音響センサ装置の送信ビームの概要を示している。
図12における各部のうち、図4における各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(112、216、221)を示し、共通部分についての説明を省略する。
第2実施形態では、送信用音響アレイ216が3本の音響ビームを送信する点(図12参照)が、第1実施形態の場合(図4参照)と異なる。また、第2実施形態では、この相違点に伴って、音響センサ装置111(図2)が行う処理が、第1実施形態の場合と異なる。それ以外は、第1実施形態について図1から図11を参照して説明したのと同様である。
送信ビーム1411、1412および1413は、音響センサ装置111が送信した音響ビームである。音響センサ装置111は、進行方向に狭く横方向に広い扇型で、進行方向に対して異なる3つの方向に音響ビームを送信する。
音響センサ装置111は、第1実施形態より追加された送信ビームとして、残りの2つの送信ビームと周波数が重ならない範囲で他の送信ビームと同様の変調された連続信号を送信する。追加した送信ビームに対する受信処理は、第1実施形態で示した他の送信ビームに対する処理と同様である。音響センサ装置111が、追加された送信ビームに関する受信処理を追加で実施することで、目標101までの距離と速度に関する情報の精度を高めることができる。
以降に示す第3実施形態から第5実施形態においても、3本以上の送信ビームによる送受信処理が可能である。
[第3実施形態]
第1実施形態では、音響アレイ(送信用音響アレイ216および受信用音響アレイ221)を航走体112の上部に設置し、音響ビームを航走体の上面に向けることで海面および海面付近の物体に関する情報を取得している。これに限らず、音響アレイを航走体112の下部に設置し音響ビームを航走体112の下面に向けることで、海底および海底付近の物体に関する情報を取得ことができる。
図13は、第3実施形態に係る音響センサ装置による送信ビームの送信方向の例を示す図である。
図13における各部のうち、図4における各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(112、216、221)を示し、共通部分についての説明を省略する。
第3実施形態では、送信用音響アレイ216および受信用音響アレイ221が、航行体112の下面に設けられている点(図13参照)が、第1実施形態の場合(図4参照)と異なる。それ以外は、第1実施形態について図1から図11を参照して説明したのと同様である。
送信ビーム1611および1612は、音響センサ装置111が送信した音響ビームである。音響センサ装置111は、進行方向に狭く横方向に広い扇型で、進行方向に対して異なる2つの方向、かつ、下向きに送信を行う。音響センサ装置111は、これら2本の送信ビームに対して音響アレイを上面に配置した場合と同様の受信処理を行うことで、海底側の情報を取得することができる。
[第4実施形態]
第1実施形態および第3実施形態では、航走体112の上面および下面のうちいずれか1方向のみに音響アレイを設置し、単一方向のみ情報を取得している。これに対し、航走体の複数の面に音響センサ装置を設置することで、複数の方向の情報を取得することができる。
図14は、第4実施形態に係る航走体における音響アレイ配置の概要である。
図14の航走体は、図4の航走体112に対応して同様の機能を有しているため、同一の符号112を付して共通部分についての説明を省略する。
第4実施形態では、音響アレイの数および配置(図14参照)が、第1実施形態の場合(図4w参照)と異なる。また、第4実施形態では、この相違点に伴って、音響センサ装置111(図2)が行う処理が、第1実施形態の場合と異なる。それ以外は、第1実施形態について図1から図11を参照して説明したのと同様である。
図14では、航走体112に、上面用送信用音響アレイ1701と、側面用送信用音響アレイ1702および1703と、下面用送信用音響アレイ1704と、受信用音響アレイ1705とが配置されている。
上面用送信用音響アレイ1701はラインアレイであり、航走体112の上面に進行方向に沿って長軸が向く方向に配置される。側面用送信用音響アレイ1702および1703、下面用送信用音響アレイ1704も同様にラインアレイであり、航走体側面および仮面に進行方向に沿って長軸が向く方向に配置される。受信用音響アレイ1705は円周状に配置されたラインアレイであり、送信用音響アレイに対して垂直の方向に長軸が向く方向で配置される。
第1実施形態および第3実施形態では1つの送信用音響アレイに対して1つの受信用音響アレイが配置されていたのに対して、本実施形態では複数の送信用音響アレイに対して1つの受信用音響アレイが配置されている。第4実施形態における受信ビームが、他実施形態の場合と同様に、進行方向に広く進行方向の鉛直方向に鋭い指向性を有していることで、1つの受信用音響アレイで複数の送信用音響アレイに対応可能である。
図14では送信アレイを4つ配置しているが、より多くの送信アレイを配置することも可能である。
[第5実施形態]
第1実施形態から第4実施形態では、送信用音響アレイと受信用音響アレイを共に航走体112の側面に配置している。これに対し、受信用音響アレイを航走体112の前面に配置しても側面に配置する場合と同様に航走体周囲の情報の取得をすることができる。
ここでいう側面は、航走体112の本体の円筒形部分の側面であり、第4実施形態の説明における上面、側面、および下面を含む。
図15は、第5実施形態に係る航走体における音響アレイの配置例を示す図である。
図15における各部のうち、図14における各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(112、1701、1702、1703、1704)を付して説明を省略する。
第5実施形態では、受信用音響アレイ1811の配置(図15参照)が、第1実施形態の場合(図4参照)および第4実施形態の場合(図14参照)と異なる。それ以外の点は、第1実施形態について図1から11を参照して説明し、第4実施形態について図14を参照して説明したのと同様である。
図15における受信用音響アレイ1811は、航走体112の前面に搭載された平面アレイである。
第4実施形態における音響アレイの配置の場合、送信信号は、他の実施形態の場合と同様に航走体112の進行方向に対して異なるビームシフトをさせた複数の音響ビームによって構成される。受信信号は、前面に配置された平面アレイ(受信用音響アレイ1811)が受信する複数の音響ビームによって構成される。他の実施形態の場合と同様の受信信号処理を行うことで、航走体周囲の情報を取得することができる。
航走体112の前面に、他の用途で利用するための受信用音響アレイが設けられている場合、上面用送信用音響アレイ1701と、側面用送信用音響アレイ1702および1703と、下面用送信用音響アレイ1704とを追加設置することで、他の実施形態の場合と同様に情報を取得できる。この場合、受信用音響アレイ1811を別途設ける必要がない。
以上のように、上面用送信用音響アレイ1701と、側面用送信用音響アレイ1702および1703と、下面用送信用音響アレイ1704とは、音響センサ装置111を搭載した航走体112の進行方向を長軸方向として配置されるラインアレイである。受信用音響アレイ221は、航走体112の前面に配置される平面アレイである。受信用音響アレイ221が複数の送信用音響アレイそれぞれからのビームの反射波を受信することで、他の場合と同様、目的物の位置情報および相対速度情報を得られる。また、航走体112の前面に、他の用途で利用するための受信用音響アレイが設けられている場合、上面用送信用音響アレイ1701と、側面用送信用音響アレイ1702および1703と、下面用送信用音響アレイ1704とを追加設置することで、他の実施形態の場合と同様に情報を取得できる。この場合、受信用音響アレイ1811を別途設ける必要がない。
次に、図16を参照して本発明の最小構成について説明する。
図16は、本発明に係る音響センサ装置の最小構成の例を示す図である。図16に示す音響センサ装置10は、送信用音響アレイ11と、受信用音響アレイ12と、送信制御部13と、受信処理部14とを備える。
かかる構成にて、送信用音響アレイ11は、複数のファンビームの音響ビームにて連続信号を送信する。受信用音響アレイ12は、送信用音響アレイ11が送信した複数の音響ビームの反射波を受信する。送信制御部13は、送信用音響アレイ11を制御して音響ビームを送信させる。受信処理部14は、複数の音響ビームを反射した反射体までの距離、および、反射体との相対速度を、受信用音響アレイ12が受信した反射波に基づいて算出する。音響センサ装置10は、水中航走体または水上航走体に設置可能である。
これにより、音響センサ装置10によれば、複数の位置それぞれについて位置情報および相対速度情報を、より速い更新レートで取得することができる。
特に、送信用音響アレイ11が、複数の音響ビームを送信することで、位置情報および相対速度情報の両方を得られる。
また、送信用音響アレイ11がファンビームの音響ビームを送信することで、1点に限らずより広い範囲の位置情報および相対速度情報を得られる。
また、送信用音響アレイ11が、ファンビームの音響ビームを連続的に送信することで、受信処理部14は、例えば位置情報および相対速度情報を連続的に取得するなど、より速い更新レートで取得することができる。
なお、音響センサ装置111が行う処理の全部または一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10、111 音響センサ装置
11、216 送信用音響アレイ
12、221 受信用音響アレイ
13、212 送信制御部
14、224 受信処理部
101 目標
102 ウェーキ
112 航走体
113 通信用ケーブル
121 母機
122 情報表示装置
210 通信装置
211 航走体制御装置
213 送信波形生成部
214 DA変換部
215 増幅部
222 増幅部
223 AD変換部
225 目標検出部
316 受信制御部

Claims (5)

  1. 音響センサ装置が設置されている航走体の進行方向に対して複数の固定の方位それぞれに向けて、異なる周波数かつ周波数が変化するファンビームの音響ビームにて連続信号を送信する送信用音響アレイと、
    前記送信用音響アレイが送信した前記複数の音響ビームの反射波を受信する受信用音響アレイと、
    前記送信用音響アレイを制御して前記音響ビームを送信させる送信制御部と、
    前記複数の音響ビームを反射した反射体までの距離、および、前記反射体との相対速度を、前記受信用音響アレイが受信した反射波に基づいて算出する受信処理部と、
    を備え、水中航走体または水上航走体に設置されている音響センサ装置。
  2. 前記送信用音響アレイは、前記音響センサ装置を搭載した航走体の進行方向を長軸方向として配置されるラインアレイであり、
    前記受信用音響アレイは、前記送信用音響アレイに直行して配置されるラインアレイである、
    請求項1に記載の音響センサ装置。
  3. 前記送信用音響アレイは、前記音響センサ装置を搭載した航走体の進行方向を長軸方向として配置されるラインアレイであり、
    前記受信用音響アレイは、前記航走体の前面に配置される平面アレイである、
    請求項1または請求項2に記載の音響センサ装置。
  4. 音響センサ装置が設置されている航走体の進行方向に対して複数の固定の方位それぞれに向けて、異なる周波数かつ周波数が変化するファンビームの音響ビームにて連続信号を送信することと、
    送信した前記複数の音響ビームの反射波を受信することと、
    前記複数の音響ビームを反射した反射体までの距離、および、前記反射体との相対速度を、受信した前記反射波に基づいて算出することと、
    を含む、
    音響センサ信号処理方法。
  5. コンピュータに、
    音響センサ装置が設置されている航走体の進行方向に対して複数の固定の方位それぞれに向けて、異なる周波数かつ周波数が変化するファンビームの音響ビームにて送信された連続信号を反射した反射体までの距離、および、前記反射体との相対速度を、前記反射体による反射波に基づいて算出させるためのプログラム。
JP2017207516A 2017-10-26 2017-10-26 音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム Active JP6992407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207516A JP6992407B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207516A JP6992407B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019078695A JP2019078695A (ja) 2019-05-23
JP6992407B2 true JP6992407B2 (ja) 2022-01-13

Family

ID=66627672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017207516A Active JP6992407B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6992407B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7434809B2 (ja) 2019-11-05 2024-02-21 日本電気株式会社 ソーナー装置、方法、及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129749U (ja) 2006-10-13 2007-03-08 古野電気株式会社 水中探知装置
US20140230567A1 (en) 2013-02-21 2014-08-21 Rowe Technologies, Inc. Acquatic velocity scanning apparatus and methods
JP2015222226A (ja) 2014-05-23 2015-12-10 日本電気株式会社 ソーナーシステムとソーナー用送信装置と受信装置及び目標物特定法並びにプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930078A (ja) * 1982-08-12 1984-02-17 Nec Corp ソ−ナ−送受信装置
US5200931A (en) * 1991-06-18 1993-04-06 Alliant Techsystems Inc. Volumetric and terrain imaging sonar
JPH07181255A (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 Oki Electric Ind Co Ltd 船舶衝突座礁予防システム
JP4060420B2 (ja) * 1997-11-28 2008-03-12 株式会社東芝 超音波診断装置及び画像処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129749U (ja) 2006-10-13 2007-03-08 古野電気株式会社 水中探知装置
US20140230567A1 (en) 2013-02-21 2014-08-21 Rowe Technologies, Inc. Acquatic velocity scanning apparatus and methods
JP2015222226A (ja) 2014-05-23 2015-12-10 日本電気株式会社 ソーナーシステムとソーナー用送信装置と受信装置及び目標物特定法並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019078695A (ja) 2019-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11609316B2 (en) Integrated sonar devices and methods
EP3096159B1 (en) Sonar systems and methods using interferometry and beamforming for 3d imaging
AU2020202507B2 (en) Aspects of sonar systems or other acoustic imaging systems
US9244168B2 (en) Sonar system using frequency bursts
CA2755783C (en) Multi-frequency, multi-beam acoustic doppler system
KR20090084877A (ko) 수중 소나 시스템을 탑재한 선박
JP2016510106A5 (ja)
WO2017158659A1 (ja) 音響測定装置、音響測定方法、動揺成分検出装置、動揺成分検出方法、マルチビーム音響測定装置及び開口合成ソナー
JP2007064768A (ja) 水中探知装置
US20180224544A1 (en) Forward scanning sonar system and method with angled fan beams
JP6258310B2 (ja) 引き波検出装置、レーダ装置、引き波検出方法、及び引き波検出プログラム
JP6724593B2 (ja) アクティブソーナーおよびアクティブソーナーの制御方法
JP2016090453A (ja) 探知装置及び水中探知装置
JP6714261B2 (ja) 水中探知装置、水中探知方法、および水中探知プログラム
JP6992407B2 (ja) 音響センサ装置、音響センサ信号処理方法およびプログラム
EP3064958B1 (en) Systems and associated methods for producing a 3d sonar image
JP7021025B2 (ja) エコー信号処理装置、エコー信号処理システム、及びエコー信号処理方法
JP2666765B2 (ja) 水中航走体用音響標的
JP3129749U (ja) 水中探知装置
JP6757083B2 (ja) 音響測深装置及びマルチビーム音響測深装置
JP2018059857A (ja) 水中探知信号処理装置、水中探知装置、及び水中探知信号処理方法
JPH04372890A (ja) 海底地形表示装置
JP2017156199A (ja) 目標検出システムおよび目標検出方法
WO2014192529A1 (ja) 流向変化点推定装置、潮目推定装置、レーダ装置、流向変化点推定方法、及び流向変化点推定プログラム
Sawa et al. 3J4-1 Sonar Mapping with Synthetic Aperture Sonar at Sanrikukaigan Coast (Ocean acoustics)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6992407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150