JP6991559B2 - 遊技機 - Google Patents
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上記実施形態は、大入賞口10およびその入口11を開閉する開閉部材30を一例として当該開閉部材30の動作時における球噛みの発生が抑制されることを説明したが、大入賞口10に限らず、遊技球が進入可能な開口(入口)およびそれを開閉する開閉部材30について、同様の技術思想を適用することが可能である。
上記実施形態における特異部31は、凹部であることを説明したが、その他の形状であってもよい。つまり、直状部32と異なる形状であればよい。例えば、図7に示すように、特異部31を凸部としても球噛みを抑制することが可能である。ただし、特異部31である凸部が破損しやすいという問題がある。つまり、特異部31を凹部とした方が、開閉部材30が破損しにくいという利点がある。また、特異部31として形成される凹部の形状を円弧状としたのは一例である。内側に遊技球が入り込むことが可能な凹部であれば、その形状を円弧状以外のものとしてもよい。
上記実施形態における開閉部材30は、いわゆるスライドアタッカーであることを説明したが、動作態様が異なる開閉部材30に対しても同様の技術思想が適用可能である。例えば、図8に示すように、下端を支点として手前側に傾倒するような開動作を行う開閉部材30について、上記実施形態と同様の構造を適用したとしても、球噛み抑制効果が得られる。ただし、上記実施形態のようないわゆるスライドアタッカーである開閉部材30については、閉位置において当該開閉部材30自体が通路(特定通路20)を構成するものであるため、球噛みが発生しやすく、上記実施形態のような構造とする意義が大きいといえる。
特定通路20の後側の側壁(本実施形態では遊技盤90)および前側の側壁(本実施形態では遊技部材40)に突起が形成された構成とする。具体的には、図9に示すように、後側の側壁に形成される複数の突起(以下、後突起402と称する)と、前側の側壁に形成される複数の突起(以下、前突起401と称する)を有するものとし、左右方向(遊技球が移動する方向)において前突起401と後突起402がずれた位置関係となるように設定する。つまり、特定通路20の幅方向両側に複数の突起が設けられた構成とする。このような構成とすれば、遊技球は上記突起に衝突しつつ特定通路20を通過することになるため、大入賞口10付近で勢いが弱められることになり、大入賞口10に入賞せずに特定通路20を通過してしまう遊技球の数を少なくすることが可能となる。
図10に示すように、開閉部材30に特異部31として形成される凹部の端面が、傾斜面311を含むものとする。具体的には、凹部の端面を、その下端側から上端側にかけて後方に向かうような傾斜面311を含むものとする。このような構成とすれば、特異部31と衝突部41との間に遊技球が挟まれそうになったとき、上記傾斜面311の作用により、当該遊技球に対して加わる上方に逃がす力(図10(b)において示す矢印方向の力)が大きくなる。つまり、球噛みが発生してしまうおそれをさらに低減することが可能である。
上記実施形態では、開閉部材30に特異部31として凹部が形成され、それに対向する位置に凸部である衝突部41が形成されていることを説明したが、当該凹凸の対応関係が逆である構成としてもよい。つまり、図11に示すように、開閉部材30に特異部31として凸部が形成され(上述した第二具体例で示した開閉部材30のような構成とし)、当該特異部31に対向する位置に凹部42が形成された構成とする。上記実施形態と同様に、特異部31と凹部42は、上下にずれた位置関係にあるとよい。このような構成とすれば、凸部である特異部31に接触することで遊技球の勢いが弱められ、特異部31と凹部42との間に遊技球が挟まれそうになる蓋然性が高まるため、当該特異部31と凹部42に作用により遊技球の球噛みが発生してしまうのを抑制することが可能である。
遊技球が通過可能な開口を閉鎖する閉位置および開放する開位置との間を変位自在に設けられた開閉部材と、
前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置に変位するにつれて、当該開閉部材が近づくような位置に配置された遊技部材と、
を備え、
前記開閉部材の変位方向における先端部分には、他の部分と形状が異なる特異部が形成されており、
前記遊技部材における前記特異部に対向する部分には、遊技球が接触可能な位置に設けられた凸部である衝突部が形成されている
ことを特徴とする遊技機。
上記遊技機では、開閉部材に設けられた特異部により、開閉部材と他の部材(開口端縁を構成する部材)との間に遊技球が挟まれてしまうこと(球噛み)が抑制される。遊技部材には特異部に対向する位置に衝突部が形成されているから、遊技球は特異部が形成された箇所で勢いが低下する。したがって、特異部が形成された箇所以外の箇所で開閉部材と他の部材との間に遊技球が挟まれてしまうことが抑制される。
前記開閉部材は、前記閉位置に位置するとき、遊技球が通過する通路の底面の少なくとも一部を構成することを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このように、閉位置に位置する開閉部材自体が通路の底面を構成するような構造のものにおいて、特に有効である。
前記衝突部は、前記特異部よりも上方に設けられていることを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このような構成とすることで、特異部と衝突部の間に遊技球が挟まれてしまうことが抑制される。また、特異部と衝突部の間に遊技球が挟み込まれそうな状況が発生したときに、特異部や衝突部に過大な力が作用し、特異部や衝突部が破損してしまうことが抑制される。
さらには、衝突部に衝突する遊技球は開口に向かうことになる。つまり、衝突部は、開閉部材が開位置にあるときに、遊技球を開口に向けて導く役割も果たす。
前記特異部は、凹部であることを特徴とする手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、開閉部材と他の部材との間に遊技球が挟まれてしまうこと(球噛み)がより効果的に抑制される。また、特異部が破損等してしまうことが抑制される。
前記凹部は、遊技球よりも曲率が小さい円弧形状であることを特徴とする手段4に記載の遊技機。
このようにすることで、凹部の内側に遊技球が入り込み、当該凹部の作用により、開閉部材(凹部)と他の部材との間に遊技球が挟まれてしまうことが抑制される。
前記開閉部材が前記閉位置に位置する状態において、前記凹部と前記遊技部材によって形成される空間は、遊技球が通過不可能な大きさであることを特徴とする手段4または手段5に記載の遊技機。
このようにすることで、開閉部材が閉位置に位置しているにも拘わらず、遊技球が開口を通過する状況の発生を抑制することができる。
10 大入賞口
11 入口(開口)
20 特定通路
30 開閉部材
31 特異部
32 直状部
40 遊技部材
41 衝突部
Claims (3)
- 遊技球が通過可能な開口を閉鎖する閉位置および開放する開位置との間を変位自在に設けられた開閉部材と、
前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置に変位するにつれて、当該開閉部材が近づくような位置に配置された遊技部材と、
を備え、
前記開閉部材の変位方向における先端部分には、直線状である直状部および当該直状部間に特異部が形成されており、
前記特異部は、その両側に形成される前記直状部よりも前記開閉部材の先端側の反対側に窪む凹部であり、
前記遊技部材における前記特異部に対向する部分には、遊技球が接触可能な位置に設けられた凸部である衝突部が形成されている
ことを特徴とする遊技機。 - 前記開閉部材は、前記閉位置に位置するとき、遊技球が通過する通路の底面の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記衝突部は、前記特異部よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2017186185A JP6991559B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186185A JP6991559B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 遊技機 |
Publications (2)
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JP2019058429A JP2019058429A (ja) | 2019-04-18 |
JP6991559B2 true JP6991559B2 (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=66175743
Family Applications (1)
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JP2017186185A Active JP6991559B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 遊技機 |
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Citations (4)
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JP2014117341A (ja) | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Sanei R & D Co Ltd | 遊技機 |
JP2016123527A (ja) | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP2017023542A (ja) | 2015-07-24 | 2017-02-02 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
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2017
- 2017-09-27 JP JP2017186185A patent/JP6991559B2/ja active Active
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JP2017023542A (ja) | 2015-07-24 | 2017-02-02 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
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