JP6990515B2 - 配送支援装置及びそのプログラム - Google Patents
配送支援装置及びそのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6990515B2 JP6990515B2 JP2017042879A JP2017042879A JP6990515B2 JP 6990515 B2 JP6990515 B2 JP 6990515B2 JP 2017042879 A JP2017042879 A JP 2017042879A JP 2017042879 A JP2017042879 A JP 2017042879A JP 6990515 B2 JP6990515 B2 JP 6990515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delivery
- processor
- data
- destination
- recipient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
このようなサービスを実現するに当たっては、配送人は、狭い担当エリアにおいて小まめな配送作業を行うことが好ましい。そしてこのようなケースでは、配送物の運搬に二輪車などを用いることが想定される。
二輪車は、配送物の積載量が限られる。このため配達人は、配送拠点と担当エリアとを何度も往復しながら、配送作業を行うことになる。
このような状況においては、配送拠点からの配送物の持ち出しと、配送物の配送先への配送とを効率的に行えることが望まれる。
本実施形態に係る配送支援装置について説明するのに先立って、当該配送支援装置により支援する配送サービスについて説明する。
配送サービスの利用者1は、店舗2で購入した商品を利用者1の自宅へと配送するように依頼する。店舗2からの要請を受けた運送業者は、上記の商品を、利用者1の自宅を配送先3とする配送物4として店舗2から受け取り、トラック5によって、配送先3を管轄している集配所6へと運搬する。
運送業者の配送人は、集配所6が管轄するエリアのうちのさらに小さな担当エリア内を、自転車、小型バイク又は徒歩などにより回りながら、配送物の配送を行う。そして配送先3が属するエリアを担当する配送人8は、利用者1が帰宅した後、なるべく速やかに、配送先3へと配送物4を配送する。
配送支援装置10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インタフェース14及び伝送システム15を含む。この配送支援装置10は、例えば汎用のサーバ装置を用いて実現することができる。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、配送支援装置10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
配送支援装置10のハードウェアとして汎用のサーバ装置を用いる場合、当該サーバ装置と配送支援アプリ13aとは、それぞれ個別に配送支援装置10の使用者に譲渡される。そして、使用者又はサービスマンの操作の下に、サーバ装置に備えられた補助記憶デバイス13へと配送支援アプリ13aが書き込まれる。このときに配送支援アプリ13aの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行える。ただし、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13へと配送支援アプリ13aが書き込まれた状態の配送支援装置10が、その使用者に譲渡されてもよい。
管理データ13bは、このような構成のデータレコードの集合である。なお管理データ13bは、複数のデータレコードを、この構成のままでそれぞれ含んでいてもよいし、正規化された状態で複数のデータレコードの情報を含んでいてもよい。
伝票コードは、配送物の個々を識別するためのコードである。集荷日時は、運送業者が配送物を集荷した日時である。配送先コードは、配送物の配送先となる住所に応じたコードである。移動履歴データは、受取人端末コードで識別されるスマートフォン30の移動履歴を表したデータである。帰宅予想時刻は、配送物の受取人が配送先に到着する予想時刻である。ステータスは、配送物の現在の状況を示す。
Act1としてプロセッサ11は、後述する集荷データが通信インタフェース14により受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、集荷データが受信されていないならばNoと判定し、Act2へと進む。
Act2としてプロセッサ11は、後述する位置データが通信インタフェース14により受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、位置データが受信されていないならばNoと判定し、Act3へと進む。
Act3としてプロセッサ11は、後述する到着データが通信インタフェース14により受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、到着データが受信されていないならばNoと判定し、Act4へと進む。
Act5としてプロセッサ11は、後述する戻しデータが通信インタフェース14により受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、戻しデータが受信されていないならばNoと判定し、Act6へと進む。
Act6としてプロセッサ11は、後述する完了データが通信インタフェース14により受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、完了データが受信されていないならばNoと判定し、Act1へと戻る。
かくしてプロセッサ11はAct1-Act6としては、集荷データ、位置データ、到着データ、持出データ、戻しデータ及び完了データのうちのいずれかが受信されるのを待ち受ける。
Act11としてプロセッサ11は、Act8で見つけ出したデータレコードにおける到着予想時刻を、上記のように決定した到着時刻に更新する。プロセッサ11はこののち、Act1-Act6の待受状態に戻る。なおプロセッサ11は、到着時刻を決定できなかった場合は、Act10にてNoと判定し、Act11をパスしてAct1-Act6の待受状態に戻る。
プロセッサ11は、この表示機能を実現するための情報処理を、配送支援アプリ13aに基づいて、上記の図4に示す処理とは別に処理する。
Act21としてプロセッサ11は、リスト表示要求が受信されるのを待ち受ける。
配送人は、自分が配送のために持ち出すべき配送物を確認したい場合には、リスト表示を指示した上で、自らに予め割り当てられている従業員コードを、集配所端末40にて入力する。そうすると集配所端末40は、入力された従業員コードの通知を伴うリスト表示要求を配送支援装置10に宛てて通信ネットワーク20へと送信する。このリスト表示要求が通信ネットワーク20を介して配送支援装置10へと伝送されると、通信インタフェース14がこのリスト表示要求を受信する。そしてこれに応じてプロセッサ11は、Act21にてYesと判定し、Act22へと進む。
Act23としてプロセッサ11は、管理データ13bからデータレコードを1つ選択する。以下、ここで選択したデータレコードを選択レコードと称する。
Act24としてプロセッサ11は、選択レコードのステータスが「保留中」であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は「保留中」であるならばYesと判定し、Act25へと進む。
Act27としてプロセッサ11は、選択レコードに示された伝票コードで識別される配送物を持ち出し候補に設定する。
Act31としてプロセッサ11は、位置データが通信インタフェース14により受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ11は、前述のようにスマートフォン30から送信された位置データが通信インタフェース14で受信されるとYesと判定し、Act32へと進む。
Act34としてプロセッサ11は、該当のステータスとしてセットされているターミナルコードで識別されるハンディターミナル50に対して、配送通報を行う。プロセッサ11は具体的には、位置データに含まれた伝票コードを含んだ通報データを、通信ネットワーク20を介して上記のハンディターミナル50に送信する。そしてプロセッサ11はこの後、Act31の待受状態に戻り、次に位置データが受信されるのに備える。
利用者1が店舗2から配送先3へと移動する途中で寄り道をする場合に、それに要する時間をスマートフォン30にて利用者1が入力し、それをスマートフォン30から配送支援装置10へと通知することとしてもよい。そしてプロセッサ11は図4中のAct9としては、この通知された時間を考慮して到着予想時刻を決定する。このようにすれば、利用者1が寄り道をする場合でも、配送人8が効率的なタイミングで配送物4を集配所6から持ち出すことが可能となる。
Claims (6)
- 配送物を配送先へと配送する配送人が前記配送物を配送拠点から持ち出すタイミングを、前記配送物を前記配送先で受け取る受取人の位置の経時的な変化に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたタイミングで前記配送物を前記配送人が前記配送拠点から持ち出すことを支援するための支援動作を行う支援手段と、
前記受取人が前記配送先に居ることを判定する判定手段と、
前記受取人が前記配送先に居ると前記判定手段が判定したことを前記配送人が移動端末で確認可能とするための通知動作を行う通知手段と、
を具備した配送支援装置。 - 前記決定手段は、前記受取人の位置の経時的な変化に基づいて前記受取人が前記配送先に到達する時刻を求め、当該時刻に先立つ時刻として前記タイミングを決定する、
請求項1に記載の配送支援装置。 - 前記支援手段は、前記決定手段により決定されたタイミングを過ぎた配送物のリストを前記配送拠点に配置された表示デバイスに表示させる処理を前記支援動作として行う、請求項1又は請求項2に記載の配送支援装置。
- 前記判定手段は、前記受取人の位置と前記配送先の位置とが予め定められた関係となった場合に前記受取人が前記配送先に居ると判定する、
請求項1-請求項3のいずれか一項に記載の配送支援装置。 - 前記通知手段は、前記配送物を前記配送先に配送すべきであることを前記移動端末で表示させる処理を前記通知動作として行う、
請求項1-請求項4のいずれか一項に記載の配送支援装置。 - 配送支援装置に備えられたコンピュータを、
配送物を配送先へと配送する配送人が前記配送物を配送拠点から持ち出すタイミングを、前記配送物を前記配送先で受け取る受取人の位置の経時的な変化に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたタイミングで前記配送物を前記配送人が前記配送拠点から持ち出すことを支援するための支援動作を行う支援手段と、
前記受取人が前記配送先に居ることを判定する判定手段と、
前記受取人が前記配送先に居ると前記判定手段が判定したことを前記配送人が移動端末で確認可能とするための通知動作を行う通知手段と、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017042879A JP6990515B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 配送支援装置及びそのプログラム |
JP2021197790A JP2022037052A (ja) | 2017-03-07 | 2021-12-06 | 配送支援装置及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017042879A JP6990515B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 配送支援装置及びそのプログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021197790A Division JP2022037052A (ja) | 2017-03-07 | 2021-12-06 | 配送支援装置及びそのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018144965A JP2018144965A (ja) | 2018-09-20 |
JP6990515B2 true JP6990515B2 (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=63590621
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017042879A Active JP6990515B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 配送支援装置及びそのプログラム |
JP2021197790A Pending JP2022037052A (ja) | 2017-03-07 | 2021-12-06 | 配送支援装置及びそのプログラム |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021197790A Pending JP2022037052A (ja) | 2017-03-07 | 2021-12-06 | 配送支援装置及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP6990515B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7250239B2 (ja) * | 2018-11-01 | 2023-04-03 | 丈 ▲高▼橋 | 出版物配達業務管理装置、出版物配達業務管理システム、出版物配達業務管理方法およびプログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003085382A (ja) | 2001-08-31 | 2003-03-20 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | サービスを提供するタイミングを調整するためのシステム、サーバ、方法およびユーザ情報配信装置 |
JP2009020608A (ja) | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Fujitsu Ltd | 配達支援システム、配達支援方法、およびコンピュータプログラム |
JP2012217001A (ja) | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nifty Corp | サービス提供システム,サービス提供方法,サーバ,携帯端末,及びサービス提供プログラム |
JP2012252619A (ja) | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Panasonic Corp | 小型基地局装置、在宅情報管理方法及び配送サービス支援システム |
JP2013133210A (ja) | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Ntt Data Corp | 利用者および配送車両の位置情報を用いた配送リストを作成する方法および装置 |
-
2017
- 2017-03-07 JP JP2017042879A patent/JP6990515B2/ja active Active
-
2021
- 2021-12-06 JP JP2021197790A patent/JP2022037052A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003085382A (ja) | 2001-08-31 | 2003-03-20 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | サービスを提供するタイミングを調整するためのシステム、サーバ、方法およびユーザ情報配信装置 |
JP2009020608A (ja) | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Fujitsu Ltd | 配達支援システム、配達支援方法、およびコンピュータプログラム |
JP2012217001A (ja) | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nifty Corp | サービス提供システム,サービス提供方法,サーバ,携帯端末,及びサービス提供プログラム |
JP2012252619A (ja) | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Panasonic Corp | 小型基地局装置、在宅情報管理方法及び配送サービス支援システム |
JP2013133210A (ja) | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Ntt Data Corp | 利用者および配送車両の位置情報を用いた配送リストを作成する方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022037052A (ja) | 2022-03-08 |
JP2018144965A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10977704B2 (en) | In store voice picking system | |
KR102307147B1 (ko) | 물품 이관을 관리하는 전자 장치 및 그 정보 관리 방법 | |
US20220076260A1 (en) | Merchandise return and/or exchange systems, methods, and media | |
JP2013167972A (ja) | 配送スケジュール管理システム、配送スケジュール管理方法、および配送スケジュール管理プログラム | |
US10592964B2 (en) | Order fulfillment management | |
JP7297364B2 (ja) | 配送状態管理方法およびこれを行う電子装置 | |
TWI817267B (zh) | 用於提供關於物品運送之時間資訊的方法及裝置 | |
JP7242258B2 (ja) | 在庫管理装置 | |
KR102394988B1 (ko) | 정보 제공 방법 및 이를 이용한 전자 장치 | |
JP2022037052A (ja) | 配送支援装置及びそのプログラム | |
KR102262838B1 (ko) | 방문 택배 서비스 시스템 및 방법 | |
KR20150110988A (ko) | 기사 할당 방법 및 이를 적용한 중계서버 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체 | |
US20180268354A1 (en) | Inventory management server | |
US20220309442A1 (en) | Server and method | |
JP6547304B2 (ja) | 出荷管理装置及びプログラム | |
KR102262840B1 (ko) | 코드 송장을 사용하는 방문 택배 서비스 시스템 및 방법 | |
JP7360250B2 (ja) | 運送計画支援装置、運送計画支援システム及び運送計画支援方法 | |
JP6834813B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム | |
JP2022088066A (ja) | サーバ装置及びプログラム | |
US20200202363A1 (en) | Control device and terminal control system | |
JP6879154B2 (ja) | 消耗品管理システム | |
JP7000072B2 (ja) | 買物支援装置、買物支援方法及びプログラム | |
US10133899B2 (en) | Baggage management system | |
US11893621B2 (en) | Merchandise sales processing system | |
JP7000073B2 (ja) | 買物支援装置、買物支援システム及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210406 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6990515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |