JP6989998B1 - 動物患者用電子カルテの提供方法 - Google Patents

Abstract

【課題】より簡易で参照しやすいユーザインターフェースを提供することを目的とする。【解決手段】動物患者用電子カルテの提供方法であって、動物患者の日付毎にカルテ情報を管理し、日付の選択に応じて、対応する日付のカルテ情報を提供し、過去の日付のカルテ情報に含まれる項目を、現在のカルテ情報に含まれる項目として読み込む。【選択図】図５

Description

本発明は、動物患者向けの診療情報を管理する、動物患者用電子カルテの提供方法に関する。

従来、人間患者の診療情報を管理する電子カルテに関連する情報を検索する方法が開示されている。

例えば、電子カルテに含まれる、病名及び経過情報をキーとして該当する患者名を検索し、検索結果に患者名、その病名及び経過情報、及び受診日を一覧で表示し、受信日を選択すると、対応する電子カルテが表示される方法が開示されている（特許文献１）。

特開２０１３－１４０６０４号公報

しかしながら、特許文献１は、情報の一覧性に欠け、より簡易で参照しやすいユーザインターフェースを提供することが望まれる。

そこで、本発明では、より簡易で参照しやすいユーザインターフェースを提供することを目的とする。

本発明の一態様における、動物患者に関する電子カルテの提供方法であって、動物患者の日付毎にカルテ情報を管理し、日付の選択に応じて、対応する日付のカルテ情報を提供し、過去の日付のカルテ情報に含まれる項目を、現在のカルテ情報に含まれる項目として読み込む。

本発明によれば、より簡易で参照しやすいユーザインターフェースを提供することができる。

本発明の第一実施形態に係る電子カルテ提供システムを示すブロック構成図である。 図１のサーバ端末１００の機能ブロック構成図である。 図１の動物病院端末３００の機能ブロック構成図である。 サーバ１００に格納される電子カルテ情報の一例を示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係る、電子カルテの提供方法を説明するフローチャートの一例である。 本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示されるユーザインターフェースの一例である。 本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示される問診情報の一例である。 本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示される履歴情報の一例である。 本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示される診療情報の一例である。 本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示される診療情報（薬剤情報）の一例である。 本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示される診療情報（概要）の一例である。

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本発明の必須の構成要素であるとは限らない。

（実施形態１）
＜構成＞
図１は、本発明の実施形態１に係る電子カルテ提供システム１を示すブロック構成図である。この電子カルテ提供システム１は、一又は複数の動物病院端末のディスプレイ等を介して表示される、電子カルテの閲覧用及び／または編集用のユーザインターフェースを提供する。

電子カルテ提供システム１は、サーバ端末（データ処理装置）１００と、ユーザ端末２００と、ネットワークＮＷとを有している。サーバ端末１００と、ユーザ端末２００とは、ネットワークＮＷを介して接続される。ネットワークＮＷは、インターネット、イントラネット、無線ＬＡＮ（Local Area Network）やＷＡＮ（Wide Area Network）等により構成される。

サーバ端末１００は、動物患者ユーザ毎の電子カルテ情報を格納し、処理を行う装置であり、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。

ユーザ端末２００は、動物患者の飼い主等が所持し、利用する、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報処理装置であるが、スマートフォンや携帯電話、ＰＤＡ等により構成しても良い。

動物病院端末３００は、動物病院が管理し、動物病院の医師、看護師、スタッフ等が利用する、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報処理装置であるが、スマートフォンや携帯電話、ＰＤＡ等により構成しても良い。

本実施形態では、電子カルテ提供システム１は、サーバ端末１００、ユーザ端末２００及び動物病院端末３００を備え、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００を利用してサーバ端末１００に対する操作を行う構成として説明するが、サーバ端末１００がスタンドアローンで構成され、サーバ端末１００自身にユーザが操作を行う機能を備えても良いし、サーバ端末１００において実行されるプログラムの全部または一部を、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００にインストールすることで、サーバ端末１００により実行される機能の全部または一部を、当該ユーザ端末２００及び／動物病院端末３００によって実行されることとしてもよい。

図２は、図１のサーバ端末１００を機能ブロック構成図である。サーバ端末１００は、通信部１１０と、記憶部１２０と、制御部１３０とを備える。

通信部１１０は、ネットワークＮＷを介してユーザ端末２００及び動物病院端末３００と通信を行うための通信インターフェースであり、例えばＴＣＰ／ＩＰ（Transmission Control Protocol/Internet Protocol）等の通信規約により通信が行われる。

記憶部１２０は、制御部１３０によって実行されるプログラム、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００から受信する、入力データ等を記憶するものであり、ＲＡＭ（Random Access Memory）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）等から構成される。また、記憶部１２０は、ユーザ毎の電子カルテ情報を格納する、電子カルテ情報格納部１２１を有する。さらに、記憶部１２０は、（図示しない）電子カルテユーザインターフェースを構成するアイコン等のグラフィック表現を行うためのデータ、電子カルテインターフェースを構成する各情報を表示するために必要なテキストデータ、電子カルテインターフェースのレイアウトを決定するためのレイアウト決定用データ、入力内容を基に診断情報を推奨するための診断情報推奨プログラム等、各種データまたはプログラムを格納することができる。なお、各データを格納したデータベース（図示せず）が、記憶部１２０外に構築されていてもよい。

制御部１３０は、記憶部１２０に記憶されているプログラムを実行することにより、サーバ端末１００の全体の動作を制御するものであり、ＣＰＵ（Central Processing Unit）やＧＰＵ（Graphics Processing Unit）等から構成される。制御部１３０の機能として、ユーザのユーザ端末１２０からの指示受付部１３１と、データ処理部１３２と、画面生成部１３３とを有する。この指示受付部１３１、データ処理部１３２、及び画面生成部１３３は、記憶部１２０に記憶されているプログラムにより起動されてコンピュータ（電子計算機）であるサーバ端末１００により実行される。

指示受付部１３１は、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００のディスプレイ等において表示されるウェブ画面等のユーザインターフェースを介して、ユーザ及び／または動物病院の担当者が入力を行うことで、所定の要求を行ったとき、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００から通信部１１０を介して指示を受付ける。

データ処理部１３２は、ユーザ及び／または動物病院担当者から受信した要求に基づいて、所定のデータ処理を実行する。

画面生成部１３３は、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００に表示される、ユーザインターフェースを構成するための画面情報を生成する。例えば、記憶部１２０に格納された画像及びテキストデータを素材として、所定のレイアウト規則に基づいて、各種画像及びテキストをユーザインターフェースの所定の領域に配置することで、ユーザインターフェースを生成する。画面生成部１３３に関連する処理は、ＧＰＵ（Graphics Processing Unit）によって実行することもできる。

図３は、図１の動物病院端末３００の機能ブロック構成図である。動物病院端末３００は、通信部３１０と、表示操作部３２０と、記憶部３３０と、制御部３４０とを備える。

通信部３１０は、ネットワークＮＷを介してサーバ端末１００と通信を行うための通信インターフェースであり、例えばＴＣＰ／ＩＰ等の通信規約により通信が行われる。

表示操作部３２０は、ユーザが指示を入力し、制御部３４０からの入力データに応じてテキスト、画像等を表示するために用いられるユーザインターフェースであり、動物病院端末３００がパーソナルコンピュータで構成されている場合はディスプレイとキーボードやマウスにより構成され、動物病院端末３００がタブレット端末で構成されている場合はタッチパネル等から構成される。この表示操作部３２０は、記憶部３３０に記憶されている制御プログラムにより起動されてコンピュータ（電子計算機）である動物病院端末３００により実行される。

記憶部３３０は、各種制御処理や制御部３４０内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、ＲＡＭやＲＯＭ等から構成される。また、記憶部３３０は、サーバ端末１００との通信内容を一時的に記憶する。

制御部３４０は、記憶部３３０に記憶されているプログラムを実行することにより、動物病院端末３００の全体の動作を制御するものであり、ＣＰＵやＧＰＵ等から構成される。

ここで、本実施形態において、サーバ端末１００と動物病院端末３００との情報の送受信を中心に説明するため、ユーザ端末２００の機能構成について説明を省略するが、ユーザ端末２００の機能構成は、動物病院端末３００の機能構成と実質的に同等とすることができる。

なお、サーバ端末１００に表示操作部の機能を備える構成としても良く、この場合、ユーザ端末２００及び／または動物病院端末３００を備えない構成としても良い。

図４は、サーバ１００の記憶部１２０に格納される電子カルテ情報の一例を示す模式図である。

電子カルテ情報１０００は、例えば、ユーザ毎にユーザＩＤと関連づけて管理され、また、ユーザ毎のカルテ情報は、受診日毎に管理される。ここで、ユーザとして、動物患者が挙げられる。例えば、ユーザＩＤ１０００１で識別されるユーザの、受診日２０１９年８月２０日に入力された電子カルテ情報として、動物患者の飼い主の基本情報（氏名、住所、Ｅメール等）、動物患者（ペット）情報（ペット名、性別、種別、体重等）、問診情報（状況、出欠、期間、食欲、体調、嘔吐の有無、下痢の有無等）、身体所見、病歴、検査、診断、処理／投薬、処方、メモ、及び動物患者（ペット）の動画／画像等の情報が含まれる。ここで、飼い主情報、ペット情報、問診情報及びペットの動画／画像の入力内容は、ユーザ端末２００から受信されたデータで構成され、身体所見その他動物患者の診断に関する情報は動物病院端末３００から受信されたデータで構成することができ、また、動物病院において医師等の担当者が、動物患者の飼い主から取得した情報に基づいて動物病院端末３００に入力することで受信されたデータで構成することができる。

図５は、本発明の第一実施形態に係る、電子カルテの提供方法を説明するフローチャートの一例である。

まず、サーバ端末１００の制御部１３０の指示受付部１３１は、通信部１１０を介して、動物病院端末３００から電子カルテの表示要求を受信する（Ｓ１０１）。表示要求に応じて、制御部１３０のデータ処理部１３２は、電子カルテに含まれる電子カルテ情報を記憶部１２０の電子カルテ情報格納部１２１から取得し、画面生成部１３３は、取得した電子カルテ情報及び所定の画像及びテキストデータを基に、電子カルテ用ユーザインターフェース画面を動物病院端末３００に表示するために必要なデータを生成し、動物病院端末３００に送信する。動物病院端末３００は、動物病院端末３００に内蔵されたブラウザやアプリケーションを介して、図６に示すような電子カルテ用ユーザインターフェース４００を表示する処理を実行する。

図６は、本発明の第一実施形態に係る、動物病院端末３００において表示されるユーザインターフェースの一例である。電子カルテ用ユーザインターフェース４００は、対象とする動物患者毎に、少なくとも、受診日毎に生成された診療情報を表示する診療情報表示領域４０１と、受診日を示す情報を表示する日付表示領域４０２とで構成される。また、ユーザインターフェース４００には、動物患者の画像、動物患者の診療ステータス（診療中、検査中、診療終了、検査完了）等の情報を表示することができる。

診療情報表示領域４０１には、問診情報（状況、出欠、期間、食欲、体調、嘔吐の有無、下痢の有無等）、身体所見、病歴、検査、診断、処理／投薬、処方、メモ等の診療情報が表示される。また、診療情報に含まれる各々の項目について、情報を入力可能な領域が設けられ、動物病院端末３００の担当者による入力によって診療情報が更新される。ここで、動物の種によって、表示する診療情報に含まれる項目を変更することもできる。

日付表示領域４０２には、動物患者の受診日に対応した日付が一又は複数表示される。図６においては、日付がタブ状に表示され、日付の選択に応じて、対応する日付に関する診療情報等が、診療情報表示領域に表示される。本例においては、日付のタブに応じて診療情報等が表示される態様となっているが、日付に応じたウィンドウを開いて診療情報等が表示されてもよい。また、動物患者を診療する際に、動物病院の医師等の担当者は、新規な受診日日付を生成するとともに、診療情報表示領域に診療情報に含まれる各項目を入力することで、ユーザインターフェース４００によって、日付と診療情報と対応付けながら一覧に確認することができる。

図５に戻り、指示受付部１３１は、通信部１１０を介して、動物病院端末３００から、受診日の日付選択の表示要求を受信する（Ｓ１０２）。すなわち、動物病院端末３００において表示されるユーザインターフェース４００において、動物病院の医師等の担当者は、所望の受診日の動物患者の診療情報を確認しようと、日付表示領域４０２に表示される日付の中から所望の日付を選択する。

日付選択を受信したことに応じて、データ処理部１３２は、選択された日付に対応する診療情報を、電子カルテ情報格納部１２１から取得し、画面生成部１３３は、取得した診療情報を基に、選択した日付に対応する診療情報を表示するために必要なデータを生成し、動物病院端末３００に送信する（Ｓ１０３）。動物病院端末３００は、動物病院端末３００に内蔵されたブラウザやアプリケーションを介して、電子カルテ用ユーザインターフェース４００において、例えば、「２０１９年１２月１２日」に対応する診療情報等を表示する処理を実行する。

例えば、図７に示すように、２０１９年１２月１２日に対応する問診情報が表示される。問診情報としては、例えば、動物患者の来院理由、状況、食欲、元気、嘔吐、下痢、その他医師のメモ等が表示され、動物の画像、動画等を表示または再生させることもできる。

また、図８に示すように、選択された日付に対応した来院日の体重、対応、心拍、呼吸等の検査に関する項目を、一または複数の他の日付と比較して履歴情報として表示させることもできる。ここで、他の日付と比較して注目すべき項目（例えば、他の日付の中で最も高い数値または低い数値であって、病気と関連して注目すべきもの）をハイライトしたり着色して表示させることができる。また、例えば、体重の項目を切り出して、日付別の遷移をグラフ等により可視化して表示させることもできる。

また、図９(a)に示すように、選択された日付に対応する、診療情報に含まれる項目として、病歴に関する情報を表示させることができる。ここで、各症状が前回受診時に入力した症状に対してどう変化したか、を理解することができる。

また、図１０に示すように、選択された日付に対応する、診療情報に含まれる項目として、薬剤に関する情報を表示させることができる。本図で示すように、体重１０ｋｇの動物に対して投与する薬剤の量（１００ｍＬ／時間）が表示され、かつ、薬剤に含まれる各成分の量が表示される。

次に、指示受付部１３１は、通信部１１０を介して、動物病院端末３００から、選択されている日付に対応する診療情報に含まれる所望の項目についてデータを、他の日付に対応する診療情報に含まれる対応する項目に読み込む要求を受信する（Ｓ１０４）。要求を受信すると、データ処理部１３２は、動物病院端末３００により選択された、ある日付に対応する診療情報に含まれる項目について、他の日付（例えば、現在の日付）に対応する診療情報に含まれる、対応する項目に読み込む処理を行う。

例えば、図９（ｂ）に示すように、２０２０年１月１１日に、診療情報に含まれる病歴に関する項目を入力する際に、動物病院の獣医師は、動物病院端末３００より、同じ動物の過去の病歴に関する項目からデータを読み込む要求を行うと、データ処理部１３２は、図９（ａ）に示す、２０１９年１２月１２日に対応する、病歴に関する項目を読み込む処理を行う。これにより、図９（ｂ）に示すように、２０２０年１月１１日の病歴に関する項目のデータとして、２０１９年１２月１２日に対応する、病歴に関する項目が読み込まれる。このように、獣医師は、簡易に過去の診療情報を参照しつつ、新しい診療情報を作成するために、過去の情報のうち所望の項目のデータを活用することができる。

次に、指示受付部１３１は、通信部１１０を介して、動物病院端末３００から、読み込んだ項目に対してデータを更新する要求を受信する（Ｓ１０５）。要求を受信すると、データ処理部１３２は、動物病院端末３００により選択された、読み込まれた項目について、データを更新する処理を行う。例えば、図９（ｂ）に示す病歴に関する項目について、データ処理部１３２は、更新要求に応じて、一部の項目を更新することができる。

また、図１１に示すように、獣医師は、読み込まれた薬剤に関する項目について、更新された体重に基づいて再計算するよう要求を行うことができる。例えば、２０１９年１２月１２日に診断した際に投与した注射の薬剤成分は、当時の動物の体重を基に薬量を調整したものであり、最新の日付である２０２０年１月１１日時点で動物の体重に基づいて薬量を再調整する必要が生じる。データ処理部１３２は、更新要求に応じて、２０１９年１２月１２日の薬剤の項目と、２０２０年１月１１日の体重値と２０１９年１２月１２日の体重値との差分とに基づいて。最新の薬量を再計算することで、薬剤に関する項目のデータを更新することができる。このように、獣医師は、過去の情報を参照しながら、所望の項目のデータを読み込み、かつ更新することで、簡易な情報で新たな診療情報を作成することができる。

ここで、本実施形態においては、特定の動物病院と関連付けられたカルテ情報について、過去の情報を参照できる形態として例示しているが、例えば、特定の動物病院以外の、特定の動物病院と資本または提携関係にあるような病院が管理するカルテ情報を参照できることとしてもよい。この場合、参照されるカルテ情報を管理する動物病院は、他の病院に参照されるべきでない情報（例えば、ユーザが開示することを望まない項目や医師のメモ欄等）を選択することで、カルテ情報の一部のみを参照可能とすることもできる。また、カルテ情報を参照する側の動物病院についても、必要な情報のみを参照できるように、参照するカルテ情報の項目を選択することもできる。

以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することが出来る。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。

１ 電子カルテ提供システム １００ サーバ端末、１１０ 通信部、１２０ 記憶部、１３０ 制御部、２００ ユーザ端末、３００ 動物病院端末 ＮＷ ネットワーク

Claims (5)

1. 動物患者に関する電子カルテの提供方法であって、
   コンピュータが、
   動物患者の日付毎にカルテ情報を管理し、
   日付の選択に応じて、対応する日付のカルテ情報を提供し、
   過去の日付のカルテ情報に含まれる項目を読み込み、
   前記読み込んだ、過去の日付のカルテ情報に含まれる前記項目の指定を受け付け、指定された前記項目の内容を、現在のカルテ情報に含まれる項目にコピーし、
   前記現在のカルテ情報に含まれる、前記読み込んだ項目のうち所望の項目についての更新要求に応じて、前記所望の項目を更新し、体重に関する前記項目が更新された場合に、更新された前記体重に基づいて薬剤に関する前記項目を更新する、方法。
2. 請求項１に記載の動物患者用電子カルテの提供方法であって、
   前記コンピュータがさらに、異なる日付の前記カルテ情報に含まれる項目を比較可能に表示する、方法。
3. 請求項２に記載の動物患者用電子カルテの提供方法であって、
   前記項目は検査に関する項目である、方法。
4. 動物患者に関する電子カルテの提供システムであって、
   動物患者の日付毎にカルテ情報を管理する手段と、
   日付の選択に応じて、対応する日付のカルテ情報を提供する手段と、
   過去の日付のカルテ情報に含まれる項目を読み込む手段と、
   前記読み込んだ、過去の日付のカルテ情報に含まれる前記項目の指定を受け付け、指定された前記項目の内容を、現在のカルテ情報に含まれる項目にコピーする手段と、
   前記現在のカルテ情報に含まれる、前記読み込んだ項目のうち所望の項目についての更新要求に応じて、前記所望の項目を更新し、体重に関する前記項目が更新された場合に、更新された前記体重に基づいて薬剤に関する前記項目を更新する手段と、
   を備えることを特徴とする電子カルテ提供システム。
5. 動物患者に関する電子カルテを提供するためのプログラムであって、
   コンピュータに、
   動物患者の日付毎にカルテ情報を管理するステップと、
   日付の選択に応じて、対応する日付のカルテ情報を提供するステップと、
   過去の日付のカルテ情報に含まれる項目を読み込むステップと、
   前記読み込んだ、過去の日付のカルテ情報に含まれる前記項目の指定を受け付け、指定された前記項目の内容を、現在のカルテ情報に含まれる項目にコピーするステップと、
   前記現在のカルテ情報に含まれる、前記読み込んだ項目のうち所望の項目についての更新要求に応じて、前記所望の項目を更新し、体重に関する前記項目が更新された場合に、更新された前記体重に基づいて薬剤に関する前記項目を更新するステップと、
   を実行させるためのプログラム。
   

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