JP6988495B2 - 搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、荷を積載する荷台車両と、荷台車両と係止可能であり、自走可能な駆動車両と、を備えた搬送システムに関する。
近年、港湾にてコンテナの搬送で用いられる無人搬送車(AGV)の搬送システムにおいては、コンテナを搬送するために要するエネルギー消費を減少させることが可能な無人搬送車の効率的な運用が求められている。コンテナ積載時の無人搬送車の総重量は、コンテナを積載していない無人搬送車の総重量の約3倍となるという実情がある。このため、無人搬送車の走行のための駆動機構は、コンテナ積載時の無人搬送車の最大重量を基準にして設定されている。従って、コンテナ積載時の無人搬送車の総重量を基準にして設定された駆動機構を備えた無人搬送車を空荷で走行させることは、エネルギー効率の面で課題がある。
例えば特許文献1に開示された無人搬送車の搬送システムでは、無人搬送車の走行動力と、コンテナ重量に基づいて要求される走行動力とに対して、無人搬送車の走行動力が不足する場合には牽引車によって不足する走行動力を確保することで、無人搬送車の走行動力が過剰となることを回避しつつ、コンテナの搬送に必要な動力を確保することが行われている。
特許文献1に開示された無人搬送車の搬送システムでは、コンテナ積載時には牽引車が無人搬送車の不足する走行動力を補うものの、無人搬送車の備える駆動機構は、少なくとも空荷の無人搬送車を単独で走行可能である。つまり、無人搬送車において荷の積載部と駆動部とは一体となっている。
特開2016−20131号公報
しかし特許文献1に開示された無人搬送車の搬送システムでは、無人搬送車がコンテナを積載可能とするために大型の車体を有する。そのため、コンテナが積載されない空荷の無人搬送車を走行するだけでも相当なエネルギーを必要とするという問題がある。無人搬送車を用いた搬送システムでは、エネルギー効率の向上のため、無人搬送車の走行に必要なエネルギーの一層の低減が求められている。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、荷の搬送に必要なエネルギーを可及的に抑制することが可能な搬送システムの提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数の転動輪を有する自走不能な荷台車両と、前記荷台車両と係止可能であり、自走可能な複数の駆動車両と、を備えた搬送システムにおいて、前記荷台車両は、前記荷台車両に備えられる荷台本体と、前記荷台本体に設けられ、コンテナを積載する積載部と、前記積載部へのコンテナの積載時に生じる衝撃を緩和する緩衝装置と、を備え、複数の前記駆動車両は、コンテナが積載されていない前記荷台本体が上昇されている前記荷台車両を搬送する空荷用駆動車両と、コンテナが積載されている前記荷台本体が下降されている前記荷台車両を搬送する積荷用駆動車両と、を備え、前記荷台車両に積載されるコンテナの重量に基づいて荷の搬送に必要な前記駆動車両を選択し、選択した前記駆動車両によって前記荷台車両を搬送先へ搬送する運行制御を行う運行制御装置と、を備えることを特徴とする。
本発明では、運行制御装置は荷の重量に基づいて、コンテナおよび荷台車両の運搬に必要な走行動力を決定し、必要な走行動力に基づいて駆動車両を選択する。そして、選択した駆動車両によって、コンテナを積載する荷台車両を搬送先へ移動させる。つまり、荷台車両の状態によって必要となる駆動車両を変更する。駆動車両は、荷台車両と共に走行するほか、荷台車両とは別に単独で走行できる。そのため、コンテナが積載されない荷台車両のみの移動に必要なエネルギーを低減することができる。
また、本発明の搬送システムは、コンテナが積載される荷台車両と、荷台車両を搬送する複数の駆動車両を備えており、荷台車両と駆動車両とは互いに独立し、係止されることで一体となる。そのため、駆動車両は従来の無人搬送車と比較して小型化を図ることができ、駆動車両の走行に必要なエネルギーを可及的に抑制することができる。
また、緩衝装置によってコンテナの荷台車両への積載時に生じる積載部への衝撃を緩和できることから、荷や荷台車両が受ける衝撃を軽減することができる。
また、荷台車両にコンテナがある時に積荷用駆動車両を用いてコンテナと荷台車両を搬送し、荷台車両に荷がない時に空荷用駆動車両を用いて空荷の荷台車両を搬送することで、荷台車両の運搬を効率的に行うことができる。
また、上記の搬送システムにおいて、前記荷台車両と前記駆動車両とを嵌合により係止する係止装置を備え、前記係止装置は、前記荷台車両に備えられた荷台側嵌合部と、前記駆動車両に備えられ、前記荷台側嵌合部と嵌合する駆動側嵌合部と、を有してもよい。
この場合、荷台側嵌合部と駆動側嵌合部との嵌合により、荷台車両と駆動車両とを係止することができ、駆動車両は荷台車両を搬送することができる。
また、上記の搬送システムにおいて、前記駆動側嵌合部および前記荷台側嵌合部の一方は、基端部から先端部へ向けて傾斜する凸状テーパ面を有する錐台状の凸状体を有し、前記駆動側嵌合部および前記荷台側嵌合部の他方は、前記凸状テーパ面と嵌合する凹状テーパ面を有する凹状体を有し、前記凸状体の先端部から突出され、前記凹状テーパ面に案内される突出ガイドが設けられてもよい。
この場合、凸状テーパ面および凹状テーパ面を介した駆動側嵌合部と荷台側嵌合部との嵌合により、駆動車両は荷台車両から伝わるコンテナの荷重を受けることができるほか、荷台車両は駆動車両の推進力を受けることができる。また、突出ガイドによって、凸状体を凹状体へ向けて案内することができ、荷台車両と駆動車両との係止と、駆動側嵌合部と荷台側嵌合部との位置決めを同時に行うことができる。
また、上記の搬送システムにおいて、前記積載部は、コンテナの有無に応じて昇降可能であり、前記空荷用駆動車両は前記駆動側嵌合部を昇降させる昇降機構を有してもよい。
荷台車両の荷台側嵌合部は、コンテナの有無によって高さが異なる。空荷用駆動車両の駆動側嵌合部は、昇降機構により上昇するため、荷台本体の上昇により高い位置にある荷台側嵌合部と嵌合することができる
また、上記の搬送システムにおいて、前記複数の駆動車両は、同一の駆動力を出力可能としてもよい。
この場合、駆動車両の駆動力を同一にすることにより、搬送システムの製造コストを低減させることができる。
本発明によれば、荷の搬送に必要なエネルギーを可及的に抑制することが可能な搬送システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る搬送システムの概要を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る荷台車両および駆動車両の構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る駆動車両の構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る搬送システムによるコンテナ搬送のフロー図である。 本発明の第1の実施形態に係る荷台車両および駆動車両の作用説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る荷台車両および駆動車両の構成を示す側面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る搬送システムを図1に基づいて説明する。本実施形態の搬送システムは、港湾のコンテナターミナルにおける荷としてのコンテナを搬送するコンテナ搬送システムに適用している。
図1に示すように、港湾におけるコンテナターミナルは、船舶としてのコンテナ船Sが接岸可能な岸壁Bを有する。コンテナ船Sは、荷としての多数のISO規格コンテナ(以下、「コンテナ」と表記する)16を積載可能な船体を有し、舷側と岸壁Bとを対向した状態で接岸可能である。コンテナターミナルは、接岸状態のコンテナ船Sと岸壁Bのコンテナ積み下ろし位置の間で主にコンテナ16の受け渡しを行うガントリークレーンGが、岸壁Bに沿って配設されている。コンテナターミナルは、コンテナ船Sから積み降ろされたコンテナ16を一時保管するコンテナヤードYを備えている。コンテナヤードYには、複数のコンテナ16が集積されている。コンテナヤードYにはコンテナ16を積み降ろすラバータイヤクレーンRが配設されている。
図1に示すように、搬送システムは、コンテナ16の積載が可能な荷台車両12と、複数の駆動車両としての積荷用駆動車両14および空荷用駆動車両15と、積荷用駆動車両14及び空荷用駆動車両15を運行制御する運行制御装置11と、を備える。積荷用駆動車両14又は空荷用駆動車両15と荷台車両12とは嵌合によって係止される。図1に示すように、コンテナターミナルには、周回走行経路21が設定されている。周回走行経路21は、積荷用駆動車両14又は空荷用駆動車両15と連結されて一体化された荷台車両12がガントリークレーンGとラバータイヤクレーンRとの間を周回する走行経路である。
図1に示すように、コンテナターミナルは駐車場22を備えており、駐車場22は、荷台車両12を待機させておく荷台車両駐車場22Aと、自走可能な積荷用駆動車両14を待機させておく積荷用車両駐車場22Bと、自走可能な空荷用駆動車両15を待機させておく空荷用車両駐車場22Cとを備えている。荷台車両12、積荷用駆動車両14及び空荷用駆動車両15は、コンテナ16の搬送に用いられないときには、それぞれ対応する荷台車両駐車場22A、積荷用車両駐車場22B、空荷用車両駐車場22Cで待機する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、荷台車両12は、荷台本体29と、車輪としての転動輪31と、転動輪31を懸架する懸架機構35と、を備えている。荷台本体29の上部には、平坦面に形成され、コンテナ16を積載するための積載部30が備えられている。荷台本体29は転動輪31および懸架機構35により支持されている。
転動輪31は荷台本体29の前部および後部に左右一対備えられている。なお、図2(a)、図2(b)では進行方向に向かって左側の転動輪31のみが図示されている。転動輪31は、懸架機構35に取り付けられる転動輪31の車軸(図示せず)を中心に回転するように備えられている。
懸架機構35は、荷台本体29に連結される荷台側リンク33Aと、転動輪31の車軸に連結される車輪側リンク33Bとを有したリンク機構33を備えている。荷台側リンク33Aの上端は荷台本体29の下部と回動可能に連結されており、荷台側リンク33Aの他端は、車輪側リンク33Bの一端と連結軸34によって回動可能に連結されている。車輪側リンク33Bの他端は、転動輪31の車軸を支持している。それぞれの懸架機構35は荷台本体29に対して自在に旋回可能であり、懸架機構35の旋回により転動輪31は従動し、荷台車両12の進行方向が変更される。本実施形態では、懸架機構35は積荷用駆動車両14及び空荷用駆動車両15の進行方向に合わせて転動輪31が操舵されるように旋回される。
懸架機構35は、走行時の路面からの衝撃を緩和するとともに、コンテナ16の積載時に生じる衝撃を緩和する緩衝装置32を備えている。緩衝装置32の一端は、荷台側リンク33Aに連結されており、緩衝装置32の他端は車輪側リンク33Bに連結されている。つまり、緩衝装置32は、荷台側リンク33Aと車輪側リンク33Bとの間に介在されている。緩衝装置32は、ばね36およびダンパ37を備えている。
ばね36は、コイルばねであって、圧縮ばねである。ばね36のばね定数は、コンテナ16が荷台車両12に積載されていないときに、荷台側リンク33Aおよび車輪側リンク33Bを伸張して荷台本体29を上昇させる一方、荷台車両12に空のコンテナ16が積載されたときに、荷台側リンク33Aおよび車輪側リンク33Bを屈曲させて荷台本体29を下降されるように設定されている。積載部30にコンテナ16が積載されていないとき、ばね36は伸張し、コンテナ16を積載すると、ばね36に対して縮める方向に力がはたらくため、ばね36は収縮する。ダンパ37は、ばね36の振動を減衰するために設けられる。積載部30を備える荷台本体29はコンテナ16が積載されると、コンテナ16の荷重を受けて下降するようになっている。また、コンテナ16が取り除かれると、荷台本体29はばね36の復元力によって上昇する。そのため、コンテナ16の積載に応じて昇降可能である。
ところで、荷台本体29の下部には、荷台側嵌合部40が形成されている。本実施形態では3箇所形成されている。荷台側嵌合部40は、荷台車両12を積荷用駆動車両14又は空荷用駆動車両15と嵌合させるために設けられており、前後方向に配設されている。荷台車両12は積荷用駆動車両14又は空荷用駆動車両15と嵌合するために、図2(a)および図2(b)に示すように、荷台本体29の荷台側嵌合部40に、凹状テーパ面41Aを有する凹状体41を備えている。凹状テーパ面41Aは、荷台本体29の下面から上方へ向かって円錐台状の凹部が形成されることにより形成されている。凹状テーパ面41Aの内径は上方へ向かうにつれて小さくなっている。荷台側嵌合部40の上方には、凹状テーパ面41Aを形成する凹部と連通する有底円筒状の空間部42が形成されている。
図3(a)に示すように、積荷用駆動車両14は、コンテナ船Sから荷台車両12に積載されたコンテナ16を、荷台車両12とともに搬送先としてのコンテナヤードYへ搬送するための車両である。積荷用駆動車両14は、車体45と、車体45に備えられた駆動輪52と、走行駆動源として走行モータ46と、バッテリ47と、積荷駆動側嵌合部48と、積荷突出ガイド50と、各部を制御するコントローラ28と、運行制御装置11と無線通信する通信装置53と、を備えている。走行モータ46は、駆動力を発生する電動モータであり、全ての積荷用駆動車両14で同一である。
搬送システムでは、荷台車両12と積荷用駆動車両14とを嵌合により係止可能とする係止装置38を備えるが、係止装置38は、荷台車両12に備えられた荷台側嵌合部40と、積荷用駆動車両14に備えられ、荷台側嵌合部40と嵌合する積荷駆動側嵌合部48と、を有する。積荷駆動側嵌合部48は、車体45の上部に備えられる円錐台状の積荷凸状体49を有している。積荷凸状体49は、車体45側の基端部から先端部へ向けて傾斜する積荷凸状テーパ面49Aを有する。積荷凸状テーパ面49Aは、荷台側嵌合部40の凹状テーパ面41Aと当接して、荷台車両12と積荷用駆動車両14とを嵌合により係止する。
積荷凸状体49の上部には、積荷凸状テーパ面49Aに凹状テーパ面41Aを誘導するための、半球状の積荷突出ガイド50が備えられている。積荷駆動側嵌合部48および荷台側嵌合部40が嵌合するとき、積荷突出ガイド50は、空間部42に収まる。
車体45には、積荷用駆動車両14の各部を制御するコントローラ28および運行制御装置11と無線通信する通信装置53が搭載されている。積荷用駆動車両14には、積荷駆動側嵌合部48と荷台側嵌合部40との嵌合が確実に行われたことを検知する嵌合検知部51を備えている。嵌合検知部51は車体45の上面に設けられており、下降されている荷台本体29が積荷用駆動車両14と当接することを検知する。嵌合検知部51はコントローラ28と接続されている。
空荷用駆動車両15は、コンテナ16が積載されていない荷台車両12を搬送させるための車両である。空荷用駆動車両15は車体62と、車体62に備えられた駆動輪63と、走行駆動源としての走行モータ56と、バッテリ57と、空荷駆動側嵌合部58と、空荷突出ガイド60と、油圧シリンダ(図示せず)と、昇降機構(図示せず)と、各部を制御するコントローラ54と、運行制御装置11と無線通信する通信装置65と、を備えている。走行モータ56は駆動力を発生し、コンテナ16を積載していない荷台車両12を運搬できる出力を有する電動モータである。
搬送システムでは、荷台車両12と空荷用駆動車両15とを嵌合により係止可能とする係止装置64を備える。係止装置64は、荷台車両12の荷台側嵌合部40と、空荷用駆動車両15に備えられ、荷台側嵌合部40と嵌合する空荷駆動側嵌合部58と、を有する。空荷用駆動車両15の上部には、荷台車両12に備えられた荷台側嵌合部40と嵌合する空荷駆動側嵌合部58を備えている。空荷駆動側嵌合部58は、車体62側の基端部から先端部へ向けて傾斜する空荷凸状テーパ面59Aを有する空荷凸状体59を備えている。空荷凸状体59の上部には、空荷凸状テーパ面59Aと凹状テーパ面41Aを誘導するための、半球状の空荷突出ガイド60が備えられている。また、空荷凸状体59の内部には、油圧シリンダを備えた昇降機構を備えている。油圧シリンダの内部に作動油を流出入させることにより、空荷凸状体59の突出長さを調整することができる。空荷駆動側嵌合部58は、空荷凸状テーパ面59Aが荷台車両12に備えられた荷台側嵌合部40の凹状テーパ面41Aと当接しあうことで、荷台車両12と空荷用駆動車両15とが係止される。係止装置64が荷台車両12と空荷用駆動車両15とを係止するとき、空荷突出ガイド60は、空間部42に収まる。また、空荷用駆動車両15は車両の運転制御をするコントローラ54と、運行制御装置11と通信を行う通信装置65とを備えている。
次に、本実施形態に係る搬送システムによるコンテナ16の搬送方法について説明する。本説明では、荷台車両12と積荷用駆動車両14および空荷用駆動車両15はすべて駐車場22で待機しており、荷台車両12の搬送終了後に、駐車場22に戻り再び待機するという形態について例示する。
図4に示すように、運行制御装置11は、ガントリークレーンGが荷役するコンテナに関するリストから、荷役するコンテナ16の重量に関する情報を取得する(ステップS01を参照)。次に、運行制御装置11はコンテナ16の重量に基づいて、コンテナ16および荷台車両12の搬送に必要な走行動力を算出する(ステップS02を参照)。コンテナ16および荷台車両12の搬送に必要な走行動力の算出は、積荷用駆動車両14の1台あたりの出力と台数に基づいて算出される。全ての積荷用駆動車両14は走行モータ46をはじめ同一構成であるため、コンテナ16および荷台車両12の搬送に必要な走行動力と積荷用駆動車両14の1台あたりの出力によって、搬送に必要な積荷用駆動車両14の台数が算出される。
積荷用駆動車両14の必要台数の算出と同時に、運行制御装置11は空荷用駆動車両15に対して、コンテナ16の搬送で用いる荷台車両12をガントリークレーンGまで移動させるよう指令する(ステップS02を参照)。空荷用駆動車両15は運行制御装置11からの指令を受け、駐車場22に停留している荷台車両12まで移動する(ステップS03を参照)。駐車場22に停留している荷台車両12では、懸架機構35が伸長しており、荷台本体29は上昇した位置にある。空荷用駆動車両15は、荷台側嵌合部40の下方に空荷駆動側嵌合部58が位置するように荷台車両12の下部に入り込む。そして、図5(a)に示すように、空荷用駆動車両15は、油圧シリンダを伸張させることで空荷駆動側嵌合部58を上昇させ、荷台車両12の荷台側嵌合部40と当接させ嵌合する。これにより、空荷用駆動車両15と荷台車両12とが係止される(ステップS04を参照)。
荷台車両12と係止された空荷用駆動車両15は、運行制御装置11からの指令に基づいて、駐車場22からガントリークレーンGまで荷台車両12とともに移動する(ステップS05を参照)。一方で、運行制御装置11は積荷用駆動車両14に対し、算出した台数に基づいて選択した複数(本実施形態では2台)の積荷用駆動車両14のすべてに対し、駐車場22からガントリークレーンGまで移動するように指令する(ステップS06を参照)。選択された2台の積荷用駆動車両14は運行制御装置11からの指令を受け、ガントリークレーンGまで移動する(ステップS07を参照)。本実施形態では、積荷用駆動車両14は2台の形態を示しているが、搬送するコンテナ16の重量に応じて適宜変更される。
ガントリークレーンGの周辺に荷台車両12と係止された空荷用駆動車両15と積荷用駆動車両14が到着後、図5(b)に示すように、荷台車両12と係止された空荷用駆動車両15は、空荷駆動側嵌合部58を下降させ、荷台車両12との係止を解除するとともに、荷台車両12から退避する。このため、空荷用駆動車両15は荷台車両12と分離する(ステップS08を参照)。一方、選択された2台の積荷用駆動車両14は、荷台側嵌合部40の下方に積荷駆動側嵌合部48が位置するように荷台本体29の下部に入り込み、前後に整列して停止する。選択された2台の積荷用駆動車両14の整列後、コンテナ16が荷台車両12の積載部30に積載される。積載部30にコンテナ16が積載されると、荷台車両12はコンテナ16の荷重によって下降する。すると、図5(c)に示すように、荷台側嵌合部40と積荷駆動側嵌合部48とが当接し、積荷用駆動車両14と荷台車両12とが係止される(ステップS09を参照)。積荷駆動側嵌合部48と荷台側嵌合部40との嵌合の際に、積荷駆動側嵌合部48が荷台側嵌合部40に対して位置ずれしている場合でも、積荷突出ガイド50は、荷台本体29の下降時において凹状テーパ面41Aに当接して案内されることで位置決めが行われるため、荷台側嵌合部40と係止されやすい。また、コンテナ16や荷台車両12は緩衝装置32を備えるため、コンテナ16を積載部30へ積載する際の衝撃は緩和されつつ、コンテナ16は積載部30に積載される。コンテナ16の積載ならびに積荷用駆動車両14と荷台車両12との係止は、積荷用駆動車両14に備えられた嵌合検知部51によって検出される。
コンテナ16の荷台車両12への積載ならびに積荷用駆動車両14と荷台車両12との係止後、運行制御装置11は、コンテナヤードYへ空荷用駆動車両15を移動するよう指令する(ステップS10を参照)。運行制御装置11は、コンテナヤードYへ空荷用駆動車両15を移動する指令と同時に、空荷用駆動車両15に対して、ラバータイヤクレーンR付近まで移動するよう指令する(ステップS10を参照)。荷台車両12と係止された積荷用駆動車両14は周回走行経路21を走行し、コンテナ16および荷台車両12をコンテナヤードYへ移動する(ステップS11を参照)。荷台車両12と係止された積荷用駆動車両14のコンテナヤードYへ到着後、ラバータイヤクレーンRによって荷台車両12に積載されているコンテナ16がコンテナヤードYに積み降ろされる。コンテナ16がコンテナヤードYに積み降ろされるとき、図5(d)に示すように、荷台車両12は懸架機構35のばね36の復元力によって上昇するため、荷台車両12と積荷用駆動車両14との係止が解除され分離される(ステップS12を参照)。荷台車両12と積荷用駆動車両14との係止が解除された後には、積荷用駆動車両14は荷台車両12から退避する。そして、再び空荷用駆動車両15が荷台車両12の下方に入り込む。そして、空荷用駆動車両15は空荷駆動側嵌合部58を上方へ向けて突出させ、荷台車両12と係止される(ステップS13を参照)。
空荷用駆動車両15と荷台車両12との係止後、運行制御装置11は空荷用駆動車両15に対して、荷台車両12をガントリークレーンGへ移動させる指令をする(ステップS14を参照)。空荷用駆動車両15は運行制御装置11からの指令を受け、荷台車両12をガントリークレーンGへと移動させる(ステップS15を参照)。荷台車両12は、運行制御装置11からの指令を受けた空荷用駆動車両15による次の搬送を待機することで、荷台車両12におけるフローが終了する(ステップS16を参照)。空荷用駆動車両15は、荷台車両12をガントリークレーンGへと移動させた後、運行制御装置11からの指令を待機することで、空荷用駆動車両15におけるフローが終了する(ステップS17を参照)。
運行制御装置11は、空荷用駆動車両15に対して指令をするのと同時に、積荷用駆動車両14に対して、駐車場22へ移動させる指令をする(ステップS14を参照)。積荷用駆動車両14は指令を受け、駐車場22へと移動し、待機することで、積荷用駆動車両14におけるフローが終了する(ステップS18を参照)。
第1の実施形態に係る搬送システムは、以下の作用効果を奏する。
(1)搬送システムでは、搬送するコンテナ16の重量に基づいて、積荷用駆動車両14に求められる走行動力を算出し、コンテナ16を搬送先へ搬送する。これにより、コンテナ16を積載した荷台車両12の搬送に必要な走行動力を過不足なく用意することができる。
(2)搬送システムは、コンテナ16の搬送に使用される積荷用駆動車両14を複数台備えており、複数台の積荷用駆動車両14によって荷台車両12に積載されたコンテナ16を搬送する。これにより、積荷用駆動車両14および空荷用駆動車両15の1台に要求される走行動力を小さくすることができるため、積荷用駆動車両14および空荷用駆動車両15を小型化することができる。また、積荷用駆動車両14および空荷用駆動車両15の小型化により、コンテナ16を積載していない荷台車両12の搬送に必要とするエネルギーを可及的に低減できる。
(3)積荷用駆動車両14に搭載された走行モータ46は、各車同一である。これにより、積荷用駆動車両14の種類が少なくすみ、コストを低減させることができる。また、積荷用駆動車両14の走行動力を、駆動車両1台あたりの走行モータ46の出力と積荷用駆動車両14の台数によって算出できるようになるため、コンテナ16および荷台車両12の搬送に必要な積荷用駆動車両14の走行動力から、積荷用駆動車両14の台数を容易に算出することができる。
(4)懸架機構35にはばね36とダンパ37による緩衝装置32を備えている。緩衝装置32を構成するばね36のばね定数は、コンテナ16が荷台車両12に積載されていないときに伸張し荷台本体29を上昇させる。一方、荷台車両12に空のコンテナ16が積載されたときに、荷台側リンク33Aおよび車輪側リンク33Bを屈曲させて荷台本体29を下降されるように設定されている。これにより、コンテナ16の積載によって生じる衝撃を吸収することができるため、コンテナ16に収められた物品や積荷用駆動車両14を保護することができる。また、コンテナ16の搬送中においても、緩衝装置32は路面から伝わる振動を吸収することができる。さらに、積載部30へコンテナ16を積載する時に、荷台本体29が確実に降下するため、荷台車両12と積荷用駆動車両14とを係止させやすい。
(5)荷台車両12と積荷用駆動車両14(空荷用駆動車両15)との係止に用いられる係止装置38(64)は、荷台車両12に備えられた荷台側嵌合部40と、積荷用駆動車両14(空荷用駆動車両15)に備えられ、荷台側嵌合部40と嵌合する積荷駆動側嵌合部48(空荷駆動側嵌合部58)と、を有する。積荷駆動側嵌合部48(空荷駆動側嵌合部58)に積荷凸状テーパ面49A(空荷凸状テーパ面59A)を持ち、荷台側嵌合部40には凹状テーパ面41Aを備えており、積荷凸状テーパ面49A(空荷凸状テーパ面59A)と凹状テーパ面41Aとが接触することで荷台車両12と積荷用駆動車両14(空荷用駆動車両15)とが係止される構成となっている。これにより、荷台側嵌合部40及び積荷駆動側嵌合部48(空荷駆動側嵌合部58)は、コンテナ16の荷重を受け止めることができ、かつ移動方向に対する力を荷台車両12に伝達することができる。
(6)荷台車両12と積荷用駆動車両14との係止は、コンテナ16の積載によって荷台本体29が下降し、荷台側嵌合部40と積荷駆動側嵌合部48とが当接することで行われる。これにより、積荷用駆動車両14と荷台車両12とを係止させるために、積荷用駆動車両14に昇降機構を別途備える必要がなくなるため、積荷用駆動車両14の重量の増加を抑制し、積荷用駆動車両14の移動に必要なエネルギーを低減できる。
(7)積荷用駆動車両14の車体45の上面には、荷台車両12と接触することで検知する嵌合検知部51を備えている。これにより、コントローラ28は荷台側嵌合部40と積荷駆動側嵌合部48が確実に嵌合したことを検知することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、係止装置の構成が、第1の実施形態と異なる。係止装置を除くその他の構成は第1の実施形態と同一であり、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
本実施形態に係る搬送システムでは、荷台側当接部79と積荷側当接部76(空荷側当接部77)を有する係止装置78を備える。図6(a)に示すように、荷台車両71は荷台本体72の下部に、荷台側当接部79を備えている。荷台本体72は積載部73を有する。図6(b)に示すように、積荷用駆動車両74の上部には、積荷側当接部76を備えており、積荷側当接部76の上部には当接検出部81を備えている。図6(c)に示すように、空荷用駆動車両75は、空荷側当接部77と、油圧シリンダ(図示せず)と、昇降機構(図示せず)とを備えている。空荷側当接部77の取り付けられる部分には、油圧シリンダを備えた昇降機構を備えている。油圧シリンダの内部に作動油を流出入させることにより、空荷側当接部77の高さを調整することができる。また、荷台側当接部79および積荷側当接部76と、空荷側当接部77は、それぞれ摩擦係数の高い材料で形成されている。
コンテナ16を搬送する際、図4のステップS04において、荷台車両71と空荷用駆動車両75とが係止されるにあたり、空荷用駆動車両75は、荷台側当接部79の下方に空荷側当接部77が位置するように荷台車両71の下部に入り込む。そして、空荷用駆動車両75は、油圧シリンダを伸張させることで空荷側当接部77を上昇させ、荷台車両71の荷台側当接部79と当接させ嵌合する。これにより、空荷用駆動車両75と荷台車両71とが係止される。荷台側当接部79と空荷側当接部77とは摩擦係数の高い材料であることから、空荷用駆動車両75を運転させ荷台車両12を前後方向に移動させる際に、荷台側当接部79および空荷側当接部77同士は滑らない。ステップS13においても、同様の作用によって荷台車両12と空荷用駆動車両75とが係止される。
同様に、図4のステップS09において、積荷用駆動車両74は、荷台側当接部79の下方に積荷側当接部76が位置するように荷台本体29の下部に入り込み、前後に整列して停止する。選択された2台の積荷用駆動車両74の整列後、コンテナ16が荷台車両71の積載部73に積載される。積載部73にコンテナ16が積載されると、荷台車両71はコンテナ16の荷重によって下降する。すると、荷台側当接部79と積荷側当接部76とが当接し、積荷用駆動車両74と荷台車両71とが係止される。積荷用駆動車両74と荷台車両71との係止は、荷台側当接部79と積荷側当接部76とが当接することを、当接検出部81が検知される。その他については、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態は、第1の実施形態の(1)〜(4)の効果に加え、次の作用効果を奏する。
(8)荷台車両12と積荷用駆動車両74(空荷用駆動車両75)との係止に用いられる係止装置78は、荷台車両71に備えられた荷台側当接部79と、積荷用駆動車両74(空荷用駆動車両75)に備えられ、荷台側当接部79と嵌合する積荷側当接部76(空荷側当接部77)と、を有する。荷台側当接部79、積荷側当接部76、空荷側当接部77は摩擦係数の高い材料で形成されており、荷台側当接部79と積荷側当接部76(空荷側当接部77)とが接触することで荷台車両12と積荷用駆動車両74(空荷用駆動車両75)とが係止される。これにより、コンテナ16の荷重を受け止めることができ、かつ移動方向に対する力を荷台車両71に伝達することができる。また、複雑な形状を備えないため、製造に要する時間が少なくなり、コストを低減することができる。
(9)積荷用駆動車両74の車体45の上面には、荷台車両71と接触することで検知する当接検出部81を備えている。これにより、荷台側当接部79と積荷側当接部76とが確実に当接したことを検知することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○上記の実施形態では、複数の積荷用駆動車両は同一の駆動力を出力可能としたが、これに限定されない。駆動車両(主に積荷用駆動車両)の駆動力が異なる出力を発揮する複数の種類を備えていてもよく、運行制御装置11は駆動車両の駆動力に基づいて、コンテナ16の搬送で使用する駆動車両の種類と台数を調整してもよい。その場合、互いに異なる駆動力を出力可能とする駆動車両V1、駆動車両V2および駆動車両V3とを配置させ、例えば、駆動車両V2だけ用いることで、荷台車両を移動させることができる。
○上記の実施形態では、駆動車両の動力源としてモータとバッテリによる電動車両の構成を示したが、エンジンを備えた車両や燃料電池を備えた車両に本発明を適用してもよい。
○上記の実施形態では、昇降機構は油圧シリンダによる構成を示したが、上下方向に突出量を調整可能で、かつ目標の突出量に到達して強固に固定できればよいため、例えばモータとボールネジによる構成を用いてもよい。
○上記の実施形態では、駆動側嵌合部は凸状体を有し、荷台側嵌合部は凹状体を有したが、この限りではない。駆動側嵌合部は凹状体を有し、荷台側嵌合部は凸状体を有してもよい。
11…運行制御装置、12…荷台車両、14…駆動車両としての積荷用駆動車両、15…駆動車両としての空荷用駆動車両、16…荷としてのコンテナ、29…荷台本体、30…積載部、31…転動輪、32…緩衝装置、38…係止装置、40…荷台側嵌合部、41…凹状体、41A…凹状テーパ面、48…駆動側嵌合部としての積荷駆動側嵌合部、49…積荷凸状体、49a…凸状テーパ面としての積荷凸状テーパ面、50…突出ガイドとしての積荷突出ガイド、58…駆動側嵌合部としての空荷駆動側嵌合部、59…空荷凸状体、59a…凸状テーパ面としての空荷凸状テーパ面、60…突出ガイドとしての空荷突出ガイド。

Claims (5)

  1. 複数の転動輪を有する自走不能な荷台車両と、
    前記荷台車両と係止可能であり、自走可能な複数の駆動車両と、
    を備えた搬送システムにおいて、
    前記荷台車両は、
    前記荷台車両に備えられる荷台本体と、
    前記荷台本体に設けられ、コンテナを積載する積載部と、
    前記積載部へのコンテナの積載時に生じる衝撃を緩和する緩衝装置と、を備え、
    複数の前記駆動車両は、
    コンテナが積載されていない前記荷台本体が上昇されている前記荷台車両を搬送する空荷用駆動車両と、
    コンテナが積載されている前記荷台本体が下降されている前記荷台車両を搬送する積荷用駆動車両と、を備え、
    前記荷台車両に積載されるコンテナの重量に基づいて荷の搬送に必要な前記駆動車両を選択し、選択した前記駆動車両によって前記荷台車両を搬送先へ搬送する運行制御を行う運行制御装置と、を備えることを特徴とする搬送システム。
  2. 前記荷台車両と前記駆動車両とを嵌合により係止する係止装置を備え、
    前記係止装置は、
    前記荷台車両に備えられた荷台側嵌合部と、
    前記駆動車両に備えられ、前記荷台側嵌合部と嵌合する駆動側嵌合部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記駆動側嵌合部および前記荷台側嵌合部の一方は、基端部から先端部へ向けて傾斜する凸状テーパ面を有する錐台状の凸状体を有し、
    前記駆動側嵌合部および前記荷台側嵌合部の他方は、前記凸状テーパ面と嵌合する凹状テーパ面を有する凹状体を有し、
    前記凸状体の先端部から突出され、前記凹状テーパ面に案内される突出ガイドが設けられることを特徴とする請求項2に記載の搬送システム。
  4. 前記積載部は、コンテナの有無に応じて昇降可能であり、
    前記空荷用駆動車両は前記駆動側嵌合部を昇降させる昇降機構を有していることを特徴とする請求項3に記載の搬送システム。
  5. 前記複数の駆動車両は、同一の駆動力を出力可能とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送システム。
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