JP6985774B1 - 三次元造形装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 粉末を走行を介してテーブル上に積層するスキージ、粉末層に対しレーザビーム又は電子ビームを走査するガルバノスキャナーを備えた三次元造形装置であって、ガルバノスキャナーは、ダイナミックフォーカスレンズを透過したレーザビーム又は電子ビームに対し、当該透過方向と直交する方向の回動中心軸を介して回動する第1ミラー及び第1ミラーの回動と独立した状態にて前記第1ミラーにおける回動中心軸の方向と直交状態にあり、かつ水平方向の回動中心軸を介して回動する第2ミラーからの反射によって、レーザビーム又は電子ビームの直交座標を基準とする二次元方向の走査を実現しており、かつ複数個のガルバノスキャナーにおけるレーザビーム又は電子ビームの発振源から第1ミラーに至るまでの長手方向の領域を、テーブル面の中心位置を基準として、第1ミラーを収容している領域を先端側として、レーザビーム又は電子ビームの発振源を収容している領域よりも近い位置とした上で、前記中心位置の周囲にて所定の交差角度を形成するような放射状に設定し、前記先端側から前記長手方向と直交する方向に突設されている各第2ミラーが前記中心位置を両側から挟んだ状態にて向かい合い、かつ各第2ミラーを、水平方向に対して最小の傾斜角度を形成した際に隣り合う第2ミラーの両側の下端が水平方向に即して相互に近接し合う状態に設定し、かつ相互に向かい合う各第2ミラーの回動角度範囲につき、一方側の第2ミラーの水平方向に対して傾斜角度が最も小さい状態にて反射したレーザビーム又は電子ビームが、他方側の第2ミラーにおいて下端から当該レーザビーム又は電子ビームに最も近い状態の傾斜角度を形成した場合に、当該下端の近傍を通過するように設定することによって、前記中心位置を囲む空間をコンパクトな状態としており、各ダイナミックフォーカスレンズにおける焦点距離の調整によって、レーザビーム又は電子ビームの焦点位置又はその近傍にて焼結面を照射している三次元造形装置。
(2)前記中心位置に対し、第2ミラーの回動中心軸の中央位置を等距離にて配列していることを特徴とする基本構成(1)の三次元造形装置、
からなる。
50mm+5mm=55mm
を設定することができ、最小値については、実際の水平方向に対する傾斜角度の最小値が約34°であることを考慮し、
50mm×cos34°
≒50mm×0.829
≒41.5mm
であることから、3.5mmの余裕幅を設定することによって、45mmを設定することを特徴とする実施形態を採用することができる。
35mm×cos34°
≒35mm×0.829
=29.0
であることから、3mmの余裕幅を考慮し、32mmに設定することも可能となる。
2 ダイナミックフォーカスレンズ
3 ガルバノスキャナー
30 回動中心軸
31 第1ミラー
32 第2ミラー
4 テーブル
5 粉末層
6 焼結面
7 レーザビーム又は電子ビーム
P テーブル面の中心位置
Q 基本構成(1)における回動中心軸30の中央位置
Claims (9)
- 粉末を走行を介してテーブル上に積層するスキージ、粉末層に対しレーザビーム又は電子ビームを走査するガルバノスキャナーを備えた三次元造形装置であって、ガルバノスキャナーは、ダイナミックフォーカスレンズを透過したレーザビーム又は電子ビームに対し、当該透過方向と直交する方向の回動中心軸を介して回動する第1ミラー及び第1ミラーの回動と独立した状態にて前記第1ミラーにおける回動中心軸の方向と直交状態にあり、かつ水平方向の回動中心軸を介して回動する第2ミラーからの反射によって、レーザビーム又は電子ビームの直交座標を基準とする二次元方向の走査を実現しており、かつ複数個のガルバノスキャナーにおけるレーザビーム又は電子ビームの発振源から第1ミラーに至るまでの長手方向の領域を、テーブル面の中心位置を基準として、第1ミラーを収容している領域を先端側として、レーザビーム又は電子ビームの発振源を収容している領域よりも近い位置とした上で、前記中心位置の周囲にて所定の交差角度を形成するような放射状に設定し、前記先端側から前記長手方向と直交する方向に突設されている各第2ミラーが前記中心位置を両側から挟んだ状態にて向かい合い、かつ各第2ミラーを、水平方向に対して最小の傾斜角度を形成した際に隣り合う第2ミラーの両側の下端が水平方向に即して相互に近接し合う状態に設定し、かつ相互に向かい合う各第2ミラーの回動角度範囲につき、一方側の第2ミラーの水平方向に対して傾斜角度が最も小さい状態にて反射したレーザビーム又は電子ビームが、他方側の第2ミラーにおいて下端から当該レーザビーム又は電子ビームに最も近い状態の傾斜角度を形成した場合に、当該下端の近傍を通過するように設定することによって、前記中心位置を囲む空間をコンパクトな状態としており、各ダイナミックフォーカスレンズにおける焦点距離の調整によって、レーザビーム又は電子ビームの焦点位置又はその近傍にて焼結面を照射している三次元造形装置。
- 前記中心位置に対し、第2ミラーの回動中心軸の中央位置を等距離にて配列していることを特徴とする請求項1記載の三次元造形装置。
- 2個のガルバノスキャナーを採用し、かつ回動段階における第2ミラーの上端から下端に至る幅を50mmとした場合、各第2ミラーの回動中心軸の中央位置同士の距離の最小値が45mmであることを特徴とする請求項1に記載の三次元造形装置。
- 2個、又は3個、又は4個、又は5個、又は6個のガルバノスキャナーが前記中心位置を基準として等角度に区分された状態にて配置されていることを特徴とする請求項2に記載の三次元造形装置。
- 各ガルバノスキャナーの長手方向を、第1ミラーを収容している先端側を上側とするような傾斜状態に配置し、第1ミラーの回動中心軸を当該傾斜角度に即して傾斜し、かつ第1ミラーがレーザビーム又は電子ビームを水平方向に反射していることを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載の三次元造形装置。
- 各ガルバノスキャナーにおける第2ミラーの突設方向を、上向きとするような傾斜状態に配置すると共に、第1ミラーの回動中心軸を当該傾斜角度に即して傾斜する方向に設定することによって、第1ミラーがレーザビーム又は電子ビームを上記傾斜する方向に反射していることを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載の三次元造形装置。
- 請求項5記載の傾斜状態及び請求項6記載の傾斜状態の双方を採用し、かつ第1ミラーの回動中心軸を鉛直方向に設定していることを特徴とする請求項1、2の何れか一項に記載の三次元造形装置。
- 各第2ミラーの反射の中心位置が、回動中心軸及びその近傍であり、かつ各第2ミラーの反射の領域が、回動段階における上端近傍及び下端近傍の範囲であることを特徴とする請求項1記載の三次元造形装置。
- 2個のガルバノスキャナーを採用し、かつ回動段階における第2ミラーの上端から下端に至る幅を50mmとした場合、各第2ミラーの回動中心軸の中央位置同士の距離の最小値が32mmであることを特徴とする請求項8に記載の三次元造形装置。
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JP2021117409A JP6985774B1 (ja) | 2021-07-15 | 2021-07-15 | 三次元造形装置 |
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JP2023013322A JP2023013322A (ja) | 2023-01-26 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116493740A (zh) * | 2023-06-26 | 2023-07-28 | 苏州菲镭泰克激光技术有限公司 | 一种多激光束振镜系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019147369A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-09-05 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | シートベースの付加製造方法及びシステム |
JP2021066922A (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-30 | 株式会社松浦機械製作所 | 三次元造形方法及び三次元造形装置 |
JP2021066059A (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-30 | 技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構 | 三次元造形方法及び三次元造形装置 |
-
2021
- 2021-07-15 JP JP2021117409A patent/JP6985774B1/ja active Active
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CN116493740A (zh) * | 2023-06-26 | 2023-07-28 | 苏州菲镭泰克激光技术有限公司 | 一种多激光束振镜系统 |
CN116493740B (zh) * | 2023-06-26 | 2023-09-19 | 苏州菲镭泰克激光技术有限公司 | 一种多激光束振镜系统 |
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---|---|
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