JP6984151B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、表示部を有し、種々の情報を処理して表示させることのできる情報処理装置がある(例えば、特許文献1)。
このような情報処理装置には、衛星電波受信モジュールを備え、測位衛星からの電波を受信して現在位置を計測する測位動作を行うものも多々存在する。
特開2006−101505号公報
しかしながら、近年測位動作は、ユーザが積極的に位置情報を取得して利用する場合だけでなく、最低限の軌跡情報などを取得するのみであるなど、幅広い用途に用いられている。このような場合に、画一的に測位データの取得制御を行うのは効率が良くないという課題がある。
この発明の目的は、測位データの取得制御をより効率良く行うことのできる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、
前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、電池残量、電力消費量、高精度で位置情報を取得する必要があるか否か、の何れかによって、複数の動作モードの中から所定の動作モードを選択し、選択された動作モードに対応させ前記測位処理部により位置情報を取得させる頻度と前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合との組み合わせを変更する制御を行い、
前記複数の動作モードは、所定の時間間隔より広い休止期間を少なくとも一部で挟んで間欠的に前記測位処理部により位置情報を取得させる間欠取得モードと、前記所定の時間間隔で継続的に前記測位処理部により位置情報を取得させる連続取得モードと、を含み、
前記間欠取得モードでは、各測位結果のデータを全て記憶させる間欠モードで動作が行われ、
前記連続取得モードでは、取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させる全記録動作モードと、複数回取得された位置情報に係るデータのうち所定の条件を満たす一部のデータを前記結果記憶部に記憶させる間引き記録動作モードと、が選択的に実行可能である、
ことを特徴とする情報処理装置である。
本発明に従うと、情報処理装置において、測位データの取得制御をより効率良く行うことができるという効果がある。
本発明の実施形態のスマートウォッチの正面図である。 本実施形態のスマートウォッチの機能構成を示すブロック図である。 メインマイコンで実行されるメインマイコン状態通知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 スマートウォッチで実行可能な測位処理、当該測位処理で実行される各動作モードとその動作内容について説明する図表である。 メインマイコンで実行される位置計測制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 メインマイコンで実行される活動計測制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 メインマイコンにより実行される測位結果取得制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 出力画像の生成及び表示の範囲について説明する図である。 位置計測制御処理及び活動計測制御処理で呼び出される表示制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 サブマイコンで実行される測位制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
以下、本発明の情報処理装置の実施形態であるスマートウォッチについて説明する。
図1は、本実施形態のスマートウォッチ100の正面図である。
図1(a)に示すように、スマートウォッチ100は、バンド2を用いて本体部1をユーザの腕に装着可能な腕装着型の情報処理装置である。スマートウォッチ100の本体部1は、フレーム3と、表示画面4などを備える。
フレーム3は、一の面に表示画面4を露出させて支持し、また、内部に後述の各種動作に係る機能構成を保持する。
表示画面4には、2枚の表示部が積層されている。図1(b)に示すように、下部には、第1表示部12(図2参照)の表示画面12aが設けられ、上部には、第2表示部22(図2参照)の表示画面22aが設けられている。すなわち、図1(a)では、第1表示部12により表示がなされ、第2表示部22の表示画面22aが第1表示部12による表示を透過させている状態を示している。
第2表示部22の更に上部には、図示略のタッチセンサ(タッチパネル)が設けられてユーザ操作を受け付けることが可能となっている。フレーム3の側面には、押しボタンスイッチなどが設けられて、タッチセンサとともにユーザの操作を受付可能とされても良い。
第1表示部12は、ドットマトリクスによるカラー液晶表示画面を有し、ユーザの入力操作や各種プログラム動作などに応じて各種機能に係る種々の表示を切り替えて及び/又は並列に行う。
第2表示部22は、第1表示部12よりも低消費電力で簡略表示により時刻の表示が可能な表示画面を有し、例えば、セグメント方式による白黒液晶表示を行う。あるいは、第2表示部22の表示画面22aには、メモリインピクセル液晶(MIP液晶)が用いられても良いし、PN液晶(Polymer Network)などが用いられても良い。また、第2表示部22の表示画面22aは、所定の電圧を印加することで表示を一切行わせずに第1表示部12の表示内容を上方に透過させることができる。
図2は、本実施形態のスマートウォッチ100の機能構成を示すブロック図である。
スマートウォッチ100は、メインマイコン11(第1の制御部)と、第1表示部12と、操作受付部13と、無線通信コントローラ14と、外部記憶部15と、サブマイコン21(第2の制御部)と、第2表示部22と、計測部23と、衛星電波受信モジュール24(測位処理部)と、PMIC31(Power Management IC)などを備える。
メインマイコン11は、メインCPU111と、RAM112と、記憶部113(結果記憶部)と、計時部114などを備え、本実施形態のスマートウォッチ100における制御部のメインとなる部分である。メインマイコン11は、PMIC31を介して電源からの電力供給を受けて、第1表示部12、操作受付部13、無線通信コントローラ14及び外部記憶部15などの各部の動作を制御し、スマートウォッチ100においてユーザ操作や設定などに応じて演算(データ処理)、通信、表示といった主だった機能動作(高機能動作)を実行する。
メインCPU111は、各種演算処理を行い、スマートウォッチ100の通常の動作状態における動作を統括制御する。また、メインCPU111は、サブマイコン21から衛星電波受信モジュール24や計測部23の計測データを取得して種々の処理(情報処理)を行う。種々の処理としては、各種表示データの作成、移動速度、移動加速度や移動方向などの算出、これらの積算値、平均値、ばらつきなどの統計処理、これらのデータを用いた各種パラメータ、例えば、消費カロリーなどの演算などが挙げられる。メインCPU111は、動作の必要がない場合には、自動で又は所定の入力操作に応じて一時的に動作が停止され得る。
RAM112は、メインCPU111に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部113は、メインCPU111の実行する制御プログラム(各種アプリケーションプログラム(アプリ)を含む)や設定データなどを記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。記憶部113に記憶されるアプリには、衛星電波受信モジュール24による測位結果を利用するもの、ここでは、日常的に現在位置を取得する位置計測アプリ及びアウトドア活動の履歴取得を行う活動計測アプリが含まれている。活動計測アプリには、ランニング計測アプリ、サイクリングアプリや登山アプリなどが含まれ得る。また、その他、ナビゲーションアプリや位置情報を利用するゲームアプリなどが含まれても良い。設定データとしては、これらのアプリの命令に応じて衛星電波受信モジュール24により得られ、メインマイコン11(メインCPU111)により動作制御されて書き込まれた位置情報に係るデータ、これらの時系列データである移動軌跡データやその処理データなどが含まれる。
計時部114は、メインCPU111の制御に基づいて現在日時を計数する。計時部114は、カウンタなどを有し、メインマイコン11の動作クロック周波数に応じて後述のRTC214よりも高精度な日時の計数を行う。
上述の第1表示部12は、主にメインマイコン11(メインCPU111)の制御動作により表示動作がなされ、ここでは、メインマイコン11が休止状態の間、併せて表示がオフされるが、限定的な表示内容については、サブマイコン21(サブCPU211)による制御動作がなされることも可能とされて良い。
操作受付部13は、上述のタッチセンサを含み、外部から(すなわちユーザ)の入力操作を受け付けて、操作内容を電気信号に変換してメインCPU111に出力する。タッチセンサへの入力操作があった場合にメインCPU111が休止している(スタンバイ状態である)場合には、この電気信号が動作再開信号となってメインCPU111の動作が再開される。
無線通信コントローラ14は、外部の電子機器と無線通信を行うためのコントローラである。無線通信規格としては、特には限られないが、例えば、ブルートゥース(登録商標:Bluetooth)などの近距離無線通信や、無線LAN(IEEE802.11)などが挙げられる。メインマイコン11(メインCPU111)は、無線通信コントローラ14を介して外部から必要な情報やプログラム及びこれらの更新データなどを取得することが出来る。通信接続対象となる外部の電子機器としては、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末やPDA(Personal Digital Assistant)などが挙げられるが、これらに限られない。
外部記憶部15は、不揮発性の大容量ストレージであり、ナビゲーションや地図表示を行うための地図データなどを記憶する。この外部記憶部15は、スマートウォッチ100に内蔵されるものに限られず、フラッシュメモリなどの着脱可能な可搬型小型記憶媒体が取り付けられて設けられているものであっても良い。また、この地図データは、予め記憶媒体などで提供されるものに限られず、WiFiなどを用いてユーザが予め又は測位結果の変化に応じて取得された地図データが消去可能に随時追加記憶されるものであっても良い。
サブマイコン21は、サブCPU211と、RAM212と、記憶部213と、RTC214(リアルタイムクロック)と、バッファメモリ215(一時記憶部)などを備える。サブマイコン21は、PMIC31を介して電源から電力供給を受けて動作する。また、サブマイコン21は、第2表示部22、計測部23及び衛星電波受信モジュール24の動作及びメインマイコン11とのデータのやり取りを制御する。サブマイコン21の消費電力(通常の動作時及び最大時;主にCPUのTDP(熱設計電力)や、これにRAMの容量及び枚数などの影響を加えたものを基準とすることができる)は、メインマイコン11の消費電力(それぞれ通常の動作時及び最大時)よりも小さく、継続的に行われる動作を比較的小さい電力消費で行うためのサブの制御部である。
サブCPU211は、各種演算処理を行い、サブマイコン21の動作を統括制御する。サブCPU211は、メインCPU111よりも低消費電力(TDPなど)であって、これに伴ってメインCPU111よりも低能力であって良い。サブCPU211は、PMIC31からの電力供給が不足していない限り、ここでは、最低限の動作が維持される。なお、最低限の動作が所定の間隔で定期的に行われる場合には、当該所定の間隔で動作する期間以外の動作が休止されても(スタンバイ状態とされても)良い。
RAM212は、サブCPU211に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM212は、サブCPU211が上述のように動作を間欠的に行う場合であっても、PMIC31からの電力供給が正常に行われている限り、記憶データを保持する。
記憶部213は、サブCPU211の実行する制御プログラム(各種アプリを含む)や設定データなどを記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。記憶部213に記憶されるプログラム213aには、サブマイコン21において実行される計測部23の動作制御プログラムや衛星電波受信モジュール24の測位動作を制御する測位制御処理を行うプログラムが含まれる。
RTC214は、時刻の計時動作を行う通常のものであり、上述のように、メインマイコン11の計時部114による計時動作よりも精度が低いが一方で当該計時部114よりも計時動作に係る消費電力が小さく、メインマイコン11の停止時やサブマイコン21のスタンバイ時などでも継続的に日時の計数を行う。
バッファメモリ215は、衛星電波受信モジュール24により取得された測位結果(測位データ)を一時的に記憶する揮発性メモリであり、DRAMなどが用いられる。衛星電波受信モジュール24により取得された測位結果は、一度バッファメモリ215に蓄えられ、設定された条件に応じたタイミングでメインマイコン11に転送される。
第2表示部22は、上述のように、第1表示部12よりも消費電力が低く、また、表示動作時には、時刻の表示に用いられる。表示画面にMIP液晶が用いられる場合には、第2表示部22は、サブCPU211の制御により表示内容の更新周波数を落とすことができる。
計測部23は、スマートウォッチ100(自機)の運動状態を示す物理量を計測するセンサを有する。計測部23には、ここでは、加速度センサが含まれ、これに加えて方位センサ(地磁場センサ)や気圧センサ(高度センサとして用いられる)などが含まれても良い。また、計測部23は、スマートウォッチ100の所定の姿勢、ここでは、ユーザがスマートウォッチ100の表示画面を見やすいように腕を眼前に掲げた場合の当該スマートウォッチ100の傾斜状態を検出する傾斜センサを有している。
衛星電波受信モジュール24は、測位衛星からの電波、ここでは、少なくともGPS(Global Positioning System)に係る衛星(GPS衛星)からの電波を捕捉、受信して復調し、時刻を取得したり測位を行ったり(位置情報を取得)することが可能なモジュールである。衛星電波受信モジュール24は、図示略のアンテナを有し、サブマイコン21(サブCPU211)により動作制御される。衛星電波受信モジュール24は、L1帯の電波(GPS衛星では、1.57542GHz)を受信して逆スペクトラム拡散を行い、航法メッセージを取得、解読する。また、衛星電波受信モジュール24は、航法メッセージの取得、解読結果に基づいて測位演算を行う。得られた日時や現在位置は、所定のフォーマットにより出力される。
衛星電波受信モジュール24は、メモリ241を備え、動作に必要な一時データを記憶する。メモリ241は、揮発性メモリであり、動作時には、測位動作に必要な実行制御プログラム(ファームウェア)、各測位衛星の航法メッセージのフォーマット情報、各測位衛星などから取得された軌道情報(エフェメリス、アルマナク)が記憶される。メモリ241は、衛星電波受信モジュール24の受信動作に係る構成(受信部)の動作が停止された場合でも動作を維持させておくことが可能であるが、メモリ241の動作を停止させて再起動させた場合には、これらのうち少なくとも一部(ファームウェアなど)がサブマイコン21の記憶部213から再取得されるようになっている。衛星電波受信モジュール24は、測位に必要な数の測位衛星からの電波を捕捉し、各々エフェメリスを取得した後、継続的に測位演算を行って現在位置を求めることができる。このように継続的に測位を行う場合の現在位置の算出間隔は、特には限られないが、ここでは1秒間隔とされる。また、衛星電波受信モジュール24は、サブマイコン21からの設定に従って一回のみ測位を行って受信動作を終了することもできる。この場合、衛星電波受信モジュール24は、受信部の動作のみを終了、停止させ、制御部の動作を維持させておくことができる。
PMIC31は、電源からメインマイコン11及びサブマイコン21への電力供給を制御する。PMIC31は、例えば、メインマイコン11及びサブマイコン21への電力供給可否の切り替えスイッチや、出力電圧などを調整するDC/DCコンバータなどを備え、メインマイコン11やサブマイコン21の動作時に適切な電力をこれらに供給する。
上記各構成のうち、メインマイコン11及びサブマイコン21により本実施形態の情報処理装置であるスマートウォッチ100における制御部が構成される。
次に、本実施形態のスマートウォッチ100における動作制御について説明する。
上述のように、スマートウォッチ100は、第1表示部12による表示動作を制御して各種情報処理を行うメインマイコン11と、第2表示部22、計測部23及び衛星電波受信モジュール24の動作を制御するサブマイコン21とを有する。第1表示部12による表示動作は、不要な場合にはオフさせることができ、この場合には、入れ替わりで第2表示部22により少なくとも現在時刻(時分)の表示を行わせる。
また、メインマイコン11の動作は、上述のように、メインCPU111の動作有無を切り替えることで、動作状態と休止状態との間で切替が可能である。休止状態の場合には、メインCPU111の動作停止に伴って第1表示部12による表示もオフされる。ここでは、休止状態では、RAM112の記憶動作は維持され(スタンバイ状態)、メインCPU111の動作再開時に速やかに通常の動作に復帰することができる。あるいは、休止状態において、RAM112の記憶動作も完全に中止されても良いし(シャットダウン)、又はRAM112の記憶内容を記憶部113に退避させて復旧可能に動作を中止させても良い(スリープ状態)。また、スタンバイ状態としての休止状態とは別途、メインマイコン11をシャットダウン及び/又はスリープ状態に移行可能としても良い。メインマイコン11は、休止状態が継続されていても、所定の間隔(維持動作間隔)、例えば、10分に1回一時的に動作状態に復帰して所定の処理(維持動作)を行う。
メインマイコン11の再起動は、特には限られないが、ここでは、操作受付部13のタッチセンサが接触操作を検出した場合に自発的に、及び計測部23の傾斜センサが上述の傾斜状態を検出した場合にサブマイコン21からの起動信号によりそれぞれなされる。
サブマイコン21(サブCPU211)は、メインCPU111の動作有無及び第1表示部12による表示のオンオフの情報を随時取得し、メインCPU111及び第1表示部12の動作状態に応じた動作制御を行う。
図3は、メインマイコン11で実行されるメインマイコン状態通知制御処理のメインCPU111による制御手順を示すフローチャートである。
このメインマイコン状態通知制御処理は、メインCPU111の起動時(動作再開時も含む)に起動され、メインCPU111の動作停止時まで継続的に実行される。メインマイコン状態通知制御処理が開始されると、メインCPU111は、メインCPU111のオン通知をサブマイコン21に出力する(ステップS101)。
メインCPU111は、第1表示部12の表示動作がオン状態に切り替わったか否かを判別する(ステップS102)。オン状態に切り替わったと判別された場合には(ステップS102で“YES”)、メインCPU111は、第1表示部12の動作がオン状態に切り替わった旨サブマイコン21に通知する(ステップS103)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS104に移行する。オン状態に切り替わっていないと判別された場合には(ステップS102で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS104に移行する。
ステップS104の処理に移行すると、メインCPU111は、第1表示部12の表示動作がオフ状態に切り替わったか否かを判別する(ステップS104)。オフ状態に切り替わったと判別された場合には(ステップS104で“YES”)、メインCPU111は、第1表示部12の動作がオフ状態に切り替わった旨サブマイコン21に通知する(ステップS105)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS106に移行する。オン状態に切り替わっていないと判別された場合には(ステップS104で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS106に移行する。
ステップS106の処理に移行すると、メインCPU111は、当該メインCPU111の動作を停止するか否かを判別する(ステップS106)。停止しないと判別された場合には(ステップS106で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS102に戻る。停止すると判別された場合には(ステップS106で“YES”)、メインCPU111は、自身を停止する旨サブマイコン21に通知する(ステップS107)。そして、メインCPU111は、メインマイコン状態通知制御処理を終了する。
次に、本実施形態のスマートウォッチ100における測位動作について説明する。
スマートウォッチ100では、メインマイコン11に常駐する位置計測アプリ及びメインマイコン11において呼び出されて実行される活動計測アプリによりそれぞれ出力される要求に基づいて、衛星電波受信モジュール24により各々定められた所定の時間間隔で測位動作が行われ、現在位置の移動履歴、すなわち移動軌跡を記録することが可能になっている。また、移動軌跡は、第1表示部12により地図上に表示させることが可能となっている。測位結果の取得は、メインマイコン11の動作状況、すなわち、動作状態又は休止状態、第1表示部12による表示動作の有無、第1表示部12の表示動作中に位置計測アプリや活動計測アプリに係る位置表示を行っているか否か、及びメインマイコン11が他のアプリなどの動作を並行して行っているかなどにかかわらず、サブマイコン21がメインマイコン11から受け付けた測位開始要求に基づいて継続的に実行される。
衛星電波受信モジュール24で取得された測位結果は、サブマイコン21に出力され、バッファメモリ215に一時記憶される。一時記憶された測位結果は、メインマイコン11の動作状況に応じて定められる適切なタイミング(転送可否及び転送可の場合の転送頻度など)で当該メインマイコン11に転送されてデータ処理や表示動作が行われる。
図4は、本実施形態のスマートウォッチ100で実行可能な測位処理、当該測位処理で実行される各動作モードとその動作内容について説明する図表である。
スマートウォッチ100では、上述のように常駐する位置計測アプリによる位置計測制御処理(間欠取得モード)と、活動計測アプリによる活動計測制御処理(連続取得モード)とが実行可能となっている。
位置計測制御処理では、所定の休止期間を挟んだ時間間隔、ここでは、6分間隔で間欠的に毎回1回ずつ測位が行われて各測位結果のデータを全て取得、記憶する間欠モードで動作が行われる。活動計測制御処理では、所定の時間間隔で、ここでは毎秒、継続的(連続的)に測位が行われる。この活動計測制御処理では、高精度モードとセーブモードの二種類の動作モードが選択的に実行可能である。高精度モード(全記録動作モード)では、測位結果のデータが全て取得、記憶される。セーブモード(間引き記録動作モード)では、所定の条件を満たす一部のデータ、ここでは、1分間隔で測位結果を間引いて(ここでは、60個(所定の間引き数)ごとに1個ずつ)選択したデータの取得、記憶を行う。
これらの位置計測制御処理及び活動計測制御処理の測位要求、測位モードの設定及びこれらに対応する測位結果のデータの取得は、ここでは、メインCPU111により実行される測位結果取得ドライバーを介して、当該測位結果取得ドライバーによる測位結果取得制御処理によりまとめて管理される。これら複数の動作モードから実行されるモードが選択されることで、測位を実行する頻度及び複数回取得された測位結果データのうち履歴として記憶されるデータの割合の組み合わせが変更される。位置計測制御処理(間欠モード)と活動計測制御処理(高精度モード又はセーブモード)とは、並列に実行されることが可能である。
測位動作では、衛星電波受信モジュール24において、計時部114又はRTC214が計測している日時及び前回の測位で得られた位置などをそれぞれ初期日時及び初期位置として用い、測位衛星から送信される電波の受信タイミングのずれ(擬似距離)により正確な日時及び正確な現在位置に数値的に収束させていく処理を行う。したがって、一度の測位動作では、収束の精度がやや低下し、間欠モードで得られる測位結果は、活動計測制御処理の各モードにおいて連続的に測位を続ける場合と比較して、用途によっては問題を生じない範囲で精度がやや劣る。その一方で、間欠モードでは、不要な期間には受信動作を停止させるので、電力消費量を低減させることができる。
高精度モードとセーブモードでは、測位が連続的に行われるので、得られる測位結果の精度に差はない。一方で、セーブモードでは、高精度モードよりも記憶されるデータの割合が小さく、記憶される測位結果のデータ間の時間間隔が開くので、移動経路が複雑な場合や高速移動時などでは、移動軌跡やリアルタイムでの現在位置表示にずれが生じ得る。しかしながら、セーブモードでは、長時間の間に繰り返し行われた測位動作で得られた測位結果を取得記憶させていっても記憶容量を圧迫しにくい。
なお、各動作モードの切り替えは、ユーザによる操作受付部13による手動設定で行っても良いし、計測部23の各種センサによる計測データやスマートウォッチ100の電源である電池の残量に基づいて自動で切り替えても良い。
図5は、本実施形態のスマートウォッチ100のメインマイコン11で実行される位置計測制御処理のメインCPU111による制御手順を示すフローチャートである。この位置計測制御処理は、操作受付部13への明示的な開始操作の受付時、及び常駐設定が解除されていない限りメインCPU111の初期起動時に起動される。また、メインCPU111の動作停止時には、設定を保持してサブマイコン21による動作制御状態を維持させたまま中断され、動作再開時には、中断時の状態で動作が再開される。
位置計測制御処理が開始されると、メインCPU111は、設定データがある(RAM112に記憶されている)か否かを判別する(ステップS121)。この設定データは、メインCPU111の動作停止前などに定められた設定であり、設定データがある場合にはそのまま用いられる。設定データがあると判別された場合には(ステップS121で“YES”)、メインCPU111の処理は、ステップS123に移行する。ないと判別された場合には(ステップS121で“NO”)、メインCPU111は、記憶部113から初期設定データを読み出して初期設定を行う(ステップS122)。この初期設定には、測位を6分間に1回間欠的に行う動作を開始する命令(測位開始命令)が含まれる。それからメインCPU111の処理は、ステップS123に移行する。
ステップS123の処理に移行すると、メインCPU111は、測位開始命令が取得されたか否かを判別する(ステップS123)。取得されたと判別された場合には(ステップS123で“YES”)、メインCPU111は、測位結果取得ドライバーに対して測位開始要求を出力する(ステップS124)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS125に移行する。測位開始命令が取得されていないと判別された場合には(ステップS123で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS125に移行する。
ステップS125の処理に移行すると、メインCPU111は、測位終了命令が取得されたか否かを判別する(ステップS125)。この測位終了命令は、位置計測制御処理(常駐アプリ)自体の終了を伴わないものであり、例えば、旅客機搭乗時に設定される機内モード設定などによる一時終了などを含む。取得されたと判別された場合には(ステップS125で“YES”)、メインCPU111は、測位結果取得ドライバーに対して測位終了要求を出力する(ステップS126)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS127に移行する。測位終了命令が取得されていないと判別された場合には(ステップS125で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS127に移行する。
ステップS127の処理に移行すると、メインCPU111は、計測制御に係る常駐アプリの終了命令が取得されたか否かを判別する(ステップS127)。アプリ終了命令が取得されたと判別された場合には(ステップS127で“YES”)、メインCPU111は、測位結果取得ドライバーに対して測位終了要求を出力する(ステップS128)。メインCPU111は、アプリ終了処理を行う(ステップS129)。このアプリ終了処理には、サブマイコン21のバッファメモリ215に残っている位置情報を取得して必要な処理を行う動作を含む。それから、メインCPU111は、位置計測制御処理を終了する。
アプリ終了命令が取得されていないと判別された場合には(ステップS127で“NO”)、メインCPU111は、メインCPU111自身の停止命令、すなわち、休止モード(スタンバイ状態)への移行命令が取得されたか否かを判別する(ステップS130)。停止命令が取得されたと判別された場合には(ステップS130で“YES”)、メインCPU111は、メインマイコン11のスタンバイ状態への移行処理を行う(ステップS131)。この移行処理には、サブマイコン21からのデータの取得を中止し、また、メインマイコン11における測位データの処理を中止する処理を含む。それから、メインCPU111は、位置計測制御処理を終了する。
メインCPU111の停止命令が検出されていないと判別された場合には(ステップS130で“NO”)、メインCPU111は、サブマイコン21(測位結果取得ドライバー)から測位データが入力されたか否かを判別する(ステップS132)。入力されたと判別された場合には(ステップS132で“YES”)、メインCPU111は、後述の表示制御処理を呼び出して実行する(ステップS133)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS123に戻る。測位データが入力されていないと判別された場合には(ステップS132で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS123に戻る。
図6は、本実施形態のスマートウォッチ100のメインマイコン11で実行される活動計測制御処理のメインCPU111による制御手順を示すフローチャートである。この活動計測制御処理は、操作受付部13による所定の開始操作の受付が検出されることで起動される。この活動計測制御処理も、メインCPU111の動作停止時には、設定を保持してサブマイコン21による動作制御状態を維持させたまま中断され、動作復帰時には、動作が再開される。また、活動計測制御処理は、上述のように、位置計測制御処理と並行して実行されることが可能である。
活動計測制御処理が開始されると、メインCPU111は、設定データがある(RAM112に記憶されている)か否かを判別する(ステップS141)。この設定データは、メインCPU111の動作停止前などに実行されていた活動計測制御処理などで定められた設定であり、設定データがある場合にはそのまま用いられる。設定データがあると判別された場合には(ステップS141で“YES”)、メインCPU111の処理は、ステップS143に移行する。ないと判別された場合には(ステップS141で“NO”)、メインCPU111は、起動時に指定された動作モード、すなわち、高精度モード又はセーブモードに基づいて記憶部113から初期設定データを読み出して初期設定を行う(ステップS142)。この初期設定には、動作モードに応じた頻度でデータを記憶する(サブCPU211から取得する)設定が含まれ、また、連続的な測位動作を開始させる命令(測位開始命令)が含まれていても良い。あるいは、活動計測アプリの起動時に自動的に測位動作を開始させない場合(ユーザが所定の入力操作により別途測位動作を開始させる場合)には、初期設定に当該測位開始命令が含まれなくても良い。それからメインCPU111の処理は、ステップS143に移行する。
ステップS143の処理に移行すると、メインCPU111は、測位開始命令が取得されたか否かを判別する(ステップS143)。取得されたと判別された場合には(ステップS143で“YES”)、メインCPU111は、測位結果取得ドライバーに対して測位開始要求を出力する(ステップS144)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS145に移行する。測位開始命令が取得されていない(既に測位動作中の場合も含む)と判別された場合には(ステップS143で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS145に移行する。
ステップS145の処理に移行すると、メインCPU111は、計測モードの変更命令が取得されたか否かを判別する(ステップS145)。取得されていないと判別された場合には(ステップS145で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS149に移行する。
計測モードの変更命令が取得されたと判別された場合には(ステップS145で“YES”)、メインCPU111は、現在高精度モードであるか否かを判別する(ステップS146)。高精度モードであると判別された場合には(ステップS146で“YES”)、メインCPU111は、計測モードをセーブモードに変更する命令を測位結果取得ドライバーに出力する(ステップS147)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS149に移行する。高精度モードではない(セーブモードである)と判別された場合には(ステップS146で“NO”)、メインCPU111は、計測モードを高精度モードに変更する命令を測位結果取得ドライバーに出力する(ステップS148)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS149に移行する。
ステップS149の処理に移行すると、メインCPU111は、測位終了命令が取得されたか否かを判別する(ステップS149)。この測位終了命令は、活動計測制御処理自体の終了を伴わないものであり、一時休憩などによる一時中断を含む。取得されたと判別された場合には(ステップS149で“YES”)、メインCPU111は、測位結果取得ドライバーに対して測位終了要求を出力する(ステップS150)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS151に移行する。測位終了命令が取得されていないと判別された場合(既に測位動作を停止している状態の場合も含む)には(ステップS150で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS151に移行する。
ステップS151の処理に移行すると、メインCPU111は、活動計測アプリの終了命令が取得されたか否かを判別する(ステップS151)。アプリ終了命令が取得されたと判別された場合には(ステップS151で“YES”)、メインCPU111は、測位結果取得ドライバーに対して測位終了要求を出力する(ステップS152)。メインCPU111は、アプリ終了処理を行う(ステップS153)。このアプリ終了処理には、サブマイコン21のバッファメモリ215に残っている位置情報を取得して必要な処理を行う動作を含む。それから、メインCPU111は、位置計測制御処理を終了する。
アプリ終了命令が取得されていないと判別された場合には(ステップS151で“NO”)、メインCPU111は、メインCPU111自身の停止命令、すなわち、休止モード(スタンバイ状態)への移行命令が取得されたか否かを判別する(ステップS161)。停止命令が取得されたと判別された場合には(ステップS161で“YES”)、メインCPU111は、メインマイコン11のスタンバイ状態への移行処理を行う(ステップS162)。この移行処理には、サブマイコン21(測位結果取得ドライバー)からのデータの取得を中止し、また、メインマイコン11における測位データの処理を中止する処理を含む。それから、メインCPU111は、位置計測制御処理を終了する。
メインCPU111の停止命令が検出されていないと判別された場合には(ステップS161で“NO”)、メインCPU111は、サブマイコン21(測位結果取得ドライバー)から測位データが入力されたか否かを判別する(ステップS163)。入力されたと判別された場合には(ステップS163で“YES”)、メインCPU111は、後述の表示制御処理を呼び出して実行する(ステップS164)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS143に戻る。測位データが入力されていないと判別された場合には(ステップS163で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS143に戻る。
図7は、メインマイコン11により実行される測位結果取得ドライバーの動作内容である測位結果取得制御処理のメインCPU111による制御手順を示すフローチャートである。
この測位結果取得制御処理は、初期起動時に起動されて継続的に実行される常駐処理である。
測位結果取得制御処理が開始されると、メインCPU111は、位置計測制御処理又は活動計測制御処理から測位開始要求が取得されたか否かを判別する(ステップS181)。取得されていないと判別された場合には(ステップS181で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS187に移行する。測位開始要求が取得されたと判別された場合には(ステップS181で“YES”)、メインCPU111は、指定された測位モードの情報を取得し、モード設定に追加する(ステップS182)。
メインCPU111は、測位開始要求の出力元が活動計測制御処理(活動計測アプリ)であるか否かを判別する(ステップS183)。活動計測制御処理であると判別された場合には(ステップS183で“YES”)、メインCPU111は、要求された測位モード、すなわち、高精度モード又はセーブモードでの測位開始要求をサブマイコン21に対して出力する(ステップS184)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS187に移行する。
測位開始要求の出力元が活動計測制御処理ではない(位置計測制御処理(位置計測アプリ)である)と判別された場合には(ステップS183で“NO”)、メインCPU111は、活動計測制御処理に係る測位を実行中であるか否かを判別する(ステップS185)。実行中であると判別された場合には(ステップS185で“YES”)、メインCPU111の処理は、ステップS187に移行する。実行中ではないと判別された場合には(ステップS185で“NO”)、メインCPU111は、間欠モードで測位開始要求をサブマイコン21に対して出力する(ステップS186)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS187に移行する。
ステップS187の処理に移行すると、メインCPU111は、測位終了要求が取得されたか否かを判別する(ステップS187)。取得されていないと判別された場合には(ステップS187で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS194に移行する。
測位終了要求が取得されたと判別された場合には(ステップS187で“YES”)、メインCPU111は、測位終了要求の出力元が活動計測制御処理(活動計測アプリ)であるか否かを判別する(ステップS188)。活動計測制御処理であると判別された場合には(ステップS188で“YES”)、メインCPU111は、位置計測制御処理に係る測位を実行中であるか否かを判別する(ステップS189)。実行中であると判別された場合には(ステップS189で“YES”)、メインCPU111は、サブマイコン21に対して測位モードを間欠モードに移行させる要求を出力する(ステップS190)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS193に移行する。
ステップS189の判別処理で、位置計測制御処理に係る測位を実行中ではないと判別された場合には(ステップS189で“NO”)、メインCPU111は、サブマイコン21に対して測位動作の終了を要求する(ステップS192)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS193に移行する。
ステップS188の判別処理で、測位終了要求の出力元が活動計測制御処理ではない(位置計測制御処理(位置計測アプリ)である)と判別された場合には(ステップS188で“NO”)、メインCPU111は、活動計測制御処理に係る測位を実行中であるか否かを判別する(ステップS191)。実行中であると判別された場合には(ステップS191で“YES”)、メインCPU111の処理は、ステップS193に移行する。実行中ではないと判別された場合には(ステップS191で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS192に移行する。
ステップS190〜S192のいずれかの処理からステップS193の処理に移行すると、メインCPU111は、終了対象の測位モードに係る制御処理(アプリ)に対して測位終了命令までの測位結果のデータのうち未出力のものを取得、出力し、実行中の測位モードに係る設定から終了対象の測位モードを削除(解除)する(ステップS193)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS194に移行する。
ステップS194の処理に移行すると、メインCPU111は、測位モードの変更要求が活動計測制御処理(活動計測アプリ)から取得されたか否かを判別する(ステップS194)。取得されていないと判別された場合には(ステップS194で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS196に移行する。取得されたと判別された場合には(ステップS194で“YES”)、メインCPU111は、サブマイコン21に対して測位モードの変更要求を出力する。また、メインCPU111は、実行中の測位モードに係る設定を変更する(ステップS195)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS196に移行する。
ステップS196の処理に移行すると、メインCPU111は、サブマイコン21から測位結果のデータが取得されたか否かを判別する(ステップS196)。取得されていないと判別された場合には(ステップS196で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS181に戻る。取得されたと判別された場合には(ステップS196で“YES”)、メインCPU111は、実行中の測位モードに係るデータ記憶タイミング(データ取得頻度)に応じて各制御処理(アプリ)に対して測位結果のデータを出力する(ステップS197)。すなわち、メインCPU111は、位置計測アプリに係る測位動作と活動計測アプリに係る測位動作とが並行して実行されている場合において、取得された測位結果のデータを活動計測制御処理(活動計測アプリ)に出力するとともに、当該取得された測位結果のデータのうち6分(6個又は360個)に一回(一個)を位置計測制御処理(位置計測アプリ)に出力する。それから、メインCPU111の処理は、ステップS181に戻る。
次に、第1表示部12への現在位置情報の表示について説明する。
本実施形態のスマートウォッチ100では、第1表示部12の表示動作がオンの状態で、計測された直近の現在位置を含む範囲の地図画像と、当該地図画像内における位置の変化履歴とを重ねて表示させることができる。
図8は、スマートウォッチ100における出力画像の生成及び表示の範囲について説明する図である。
スマートウォッチ100では、直近の現在位置のデータが得られるごとに、当該直近の現在位置Pが中心エリアMc内に入るように当該中心エリアMcより広い画像形成エリアMfが設定され、当該画像形成エリアMfにおける地図画像と、測位結果の始点P0から直近の現在位置Pまでの移動軌跡Lの軌跡画像とが重ねて表示可能な表示用画像データが生成される。地図画像を生成するための地図データは、外部記憶部15から取得される。そして、実際に表示を行う場合には、直近の現在位置Pを中心とした表示エリアMdが定められ、生成画像から当該表示エリアMdの画像が切り出されて表示画面に表示される。
すなわち、直近の現在位置Pが設定された中心エリアMc内にある間は、画像形成エリアMfを更新変更しない一方で、直近の現在位置Pが移動するごとに、表示エリアMdが変化する。なお、ここでは、表示エリアMdは常に北向きが上方向となるように設定しているが、常に進行方向が上方向となるように表示エリアMdが設定されても良い。また、中心エリアMcの大きさと表示エリアMdの大きさは、同一である必要はない。画像形成エリアMfを更新変更する場合、引き続き画像形成エリアMf内にある地図範囲の地図データについてはそのまま利用し、新たに画像形成エリアMf内に入る地図範囲の地図データのみ新たに外部記憶部15から取得して、画像形成エリアMf内から外れた地図範囲の地図データと置き換えれば良い。
移動軌跡Lの軌跡画像は、計測された各点間が線でつながれていても良いし、各点のみが表示されても良い。また、移動速度が速い場合や現在位置以外の情報が不要な場合などには、表示エリアMd内に直近の現在位置Pのみが表示されることになっても良い。直近の現在位置Pの表示方法としては、前回からの進行方向が矢印などで示されていても良いし、単純な記号であっても良い。
また、スマートウォッチ100の表示画面において、軌跡画像を地図画像上から一時的に消去させる切り替えを行うことができる。このために、スマートウォッチ100では、地図画像と軌跡画像とを別個に生成し、軌跡画像を表示する場合には重ねて出力させることとするか、又は、地図画像上に軌跡が描かれた表示用画像データと描かれていない表示用画像データとの両方を用意し、操作受付部13が受け付けた操作内容などに基づいていずれかを表示させる切り替え制御が行われる。
図9は、位置計測制御処理及び活動計測制御処理で呼び出される表示制御処理のメインCPU111による制御手順を示すフローチャートである。
表示制御処理が呼び出されると、メインCPU111は、取得された測位データに基づいて位置情報(軌跡データ、直近の現在位置データ)を更新する(ステップS171)。メインCPU111は、表示用画像データがあるか否かを判別する(ステップS172)。表示用画像データがないと判別された場合(一番最初の表示制御処理など)には(ステップS172で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS174に移行する。
表示用画像データがあると判別された場合には(ステップS172で“YES”)、メインCPU111は、直近の現在位置P(直近位置)が中心エリアMc内にあるか否かを判別する(ステップS173)。中心エリアMc内にあると判別された場合には(ステップS173で“YES”)、メインCPU111の処理は、ステップS175に移行する。中心エリアMc内にないと判別された場合には(ステップS173で“NO”)、メインCPU111の処理は、ステップS174に移行する。
ステップS174の処理に移行すると、メインCPU111は、直近の現在位置Pを中心とする画像形成エリアMf内の地図データを外部記憶部15から取得する(ステップS174)。それから、メインCPU111の処理は、ステップS175に移行する。
ステップS175の処理に移行すると、メインCPU111は、画像形成エリアMfの地図画像データと、同領域内の移動軌跡Lの画像データとを重ね合わせ表示が可能に生成する(ステップS175)。メインCPU111は、第1表示部12の表示動作がオフ状態であるか、又は第1表示部12に地図表示を行わせていないかを判別する(ステップS176)。いずれかであると判別された場合には(ステップS176で“YES”)、メインCPU111は、表示制御処理を終了して処理を呼び出し元の処理に戻す。
第1表示部12の表示がオフではなく(オンであり)、かつ表示画面12aに地図表示を行わせていると判別された場合には(ステップS176で“NO”)、メインCPU111は、軌跡を表示させる設定であるか否かを判別する(ステップS177)。軌跡を表示させる設定であると判別された場合には(ステップS177で“YES”)、メインCPU111は、表示エリアMd内の地図画像データと軌跡画像データとを重ねた表示画像を第1表示部12の表示画面12aに表示させる(ステップS178)。そして、メインCPU111は、表示制御処理を終了して処理を呼び出し元の処理に戻す。
軌跡を表示させる設定ではないと判別された場合には(ステップS177で“NO”)、メインCPU111は、表示エリアMd内の地図画像データを表示画像として第1表示部12の表示画面12aに表示させる(ステップS179)。そして、メインCPU111は、表示制御処理を終了して処理を呼び出し元の処理に戻す。
図10は、本実施形態のスマートウォッチ100のサブマイコン21で実行される測位制御処理のサブCPU211による制御手順を示すフローチャートである。この測位制御処理は、メインマイコン11における測位結果取得制御処理(測位結果取得ドライバー)からの測位開始要求に応じて開始される。
測位制御処理が開始されると、サブCPU211は、指定された測位モードの設定を行い、また、データの転送頻度に係る設定を行う(ステップS201)。すなわち、サブCPU211は、セーブモードか否かに応じて衛星電波受信モジュール24から取得される測位結果の全てをメインマイコン11に転送するか、又は間引いて転送するかの設定を行う。また、サブCPU211は、初期設定として、転送対象となる測位結果が得られたタイミングで当該測位結果のデータを略リアルタイムで(すなわち、転送対象となる新たな測位結果がバッファメモリ215に記憶され次第)メインマイコン11に転送する設定とする。
サブCPU211は、衛星電波受信モジュール24に測位動作の設定情報及び測位開始命令を出力する(ステップS202)。この測位動作の設定情報は、連続測位であるか間欠測位に係る一回の測位であるかを示す情報であり、位置計測制御処理のみの要求による測位動作時には一回の測位に設定され、活動計測制御処理の要求による測位動作がある場合には連続測位に設定される。サブCPU211は、衛星電波受信モジュール24から出力される測位結果をバッファメモリ215に記憶させる処理を開始する(ステップS203)。
サブCPU211は、測位モードの変更命令が取得されたか否かを判別する(ステップS204)。この変更命令には、活動計測制御処理内で高精度モードとセーブモードとが切り替えられた場合に加えて、位置計測制御処理が常駐している状態で測位制御処理が開始又は終了されることによる間欠モードと他のモードとの間での変更も含まれる。取得されたと判別された場合には(ステップS204で“YES”)、サブCPU211は、取得された測位モードに設定し、また、データの転送頻度に係る設定を行う(ステップS205)。それから、サブCPU211の処理は、ステップS206に移行する。
サブCPU211は、メインCPU111の動作が停止されるか否か、すなわち、メインマイコン11が休止状態(スタンバイ状態)に移行するか否かを判別する(ステップS206)。動作が停止されると判別された場合には(ステップS206で“YES”)、サブCPU211は、測位結果のメインマイコン11への転送を休止する(ステップS207)。それから、サブCPU211の処理は、ステップS208に移行する。メインCPU111の動作が停止されない(動作継続又は既に停止状態)と判別された場合には(ステップS206で“NO”)、サブCPU211の処理は、ステップS208に移行する。
ステップS208の処理に移行すると、サブCPU211は、メインCPU111の動作が再開されたか否か、すなわち、メインマイコン11が動作状態に移行したか否かを判別する(ステップS208)。動作が再開されたと判別された場合には(ステップS208で“YES”)、サブCPU211は、バッファメモリ215に蓄えられていた測位結果のデータ(バッファデータ;セーブモードの場合にはこれらのうち間引いたもの)をメインマイコン11に転送する(ステップS209)。それから、サブCPU211の処理は、ステップS210に移行する。動作が再開されたのではない(動作状態又は休止状態が継続中である)と判別された場合には(ステップS208で“NO”)、サブCPU211の処理は、ステップS210に移行する。
ステップS210の処理に移行すると、サブCPU211は、第1表示部12の表示動作がオフ状態であり、かつ高精度モードでの測位動作中であるか否かを判別する(ステップS210)。表示動作がオフ状態でありかつ高精度モードであると判別された場合には(ステップS210で“YES”)、サブCPU211は、測位結果のデータのメインマイコン11への転送間隔を3秒に設定する(ステップS211)。すなわち、サブCPU211は、毎秒取得される測位結果を3秒ごとに3つ転送する設定とする。それから、サブCPU211の処理は、ステップS204に戻る。オフ状態ではない(オン状態である)か、又は高精度モードではないと判別された場合には(ステップS210で“NO”)、サブCPU211は、測位結果のデータのメインマイコン11への転送間隔を1秒に設定する(ステップS212)。
サブCPU211は、現在の測位モードが間欠モードであり、かつ当該間欠モードでの測位タイミング(6分おきに設定されるタイミング)であるか否かを判別する(ステップS213)。間欠モードであり、かつ間欠モードでの測位タイミングであると判別された場合には(ステップS213で“YES”)、サブCPU211は、衛星電波受信モジュール24に対して間欠モードで1回の測位を実行させる命令を出力する(ステップS214)。それから、サブCPU211の処理は、ステップS204に戻る。間欠モードではないか、又は間欠モードでの測位タイミングではないと判別された場合には(ステップS213で“NO”)、サブCPU211の処理は、ステップS204に戻る。
ステップS204の判別処理で、測位開始要求が取得されていないと判別された場合には(ステップS204で“NO”)、サブCPU211は、測位の終了要求が取得されたか否かを判別する(ステップS234)。取得されたと判別された場合には(ステップS234で“YES”)、サブCPU211は、衛星電波受信モジュール24に測位動作の終了命令を出力する(ステップS235)。サブCPU211は、バッファメモリ215に残っている未転送の測位結果のデータを全てメインマイコン11に転送する(ステップS236)。そして、サブCPU211は、測位制御処理を終了する。
ステップS234の判別処理で、測位終了要求が取得されていないと判別された場合には(ステップS234で“NO”)、サブCPU211の処理は、ステップS206に移行する。
これらの各処理のうち、ステップS201、S204、S205などが本実施形態のプログラム213aにおける取得動作変更制御ステップ及び取得動作変更制御手段を構成する。
以上のように、本実施形態のスマートウォッチ100は、測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する衛星電波受信モジュール24と、衛星電波受信モジュール24により取得される位置情報に係るデータを記憶する記憶部113と、メインマイコン11及びサブマイコン21を含む制御部と、を備える。制御部は、衛星電波受信モジュール24により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち記憶部113に記憶させるデータの割合を変更する制御を行う。
このように、測位動作を行う際に、測位動作の実行により得られたデータのうち記憶させるデータの割合を変更可能とすることで、各回の測位精度を維持しつつ、電力消費量やメインマイコン11の負荷(他の処理の有無やそれらとの優先度、すなわち、計測しながら表示を略リアルタイムで見ているかなど)などに応じた柔軟なデータ取得制御を行うことができる。よって、このスマートウォッチ100では、測位データの取得制御をより効率良く行うことができる。
また、制御部は、衛星電波受信モジュール24により位置情報を取得させる頻度、及び複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち記憶部113に記憶させるデータの割合をそれぞれ変更する制御を行う。
これにより、電力消費量やメインマイコン11の負荷に加えて、各回の測位精度、リアルタイム表示の表示精度や移動軌跡などの精度などの必要性に応じた更に柔軟なデータ取得制御を行うことができる。
また、制御部は、複数の動作モードにそれぞれ応じて測位結果のデータの取得頻度及び取得データ中の記憶させるデータの割合の組み合わせを変更する。すなわち、測位動作の回数自体の変更と、測位動作により得られたデータのうち記憶させるデータの数の変更との両方が行われるので、各回の測位精度と電力消費量とのバランスをとりながら必要に応じてデータ容量を圧縮することができる。
また、複数の動作モードには、所定の時間間隔(1秒間隔)で継続的に衛星電波受信モジュール24により位置情報を取得させる活動計測制御処理に係る各動作モードと、所定の時間間隔より広い休止期間(6分間)を少なくとも一部で挟んで間欠的に衛星電波受信モジュール24により位置情報を取得させる位置計測制御処理の間欠モードと、が含まれる。
このように、高精度、高解像度で位置情報を取得する必要のない場合には、測位動作自体を間欠的に行うことで、負荷を軽減させることができる。
また、制御部は、間欠モードでの測位動作の実行時には、休止期間の間、衛星電波受信モジュール24による受信動作を停止させる。このように、休止期間の間、受信部による受信動作自体を停止させることで、受信動作に要する電力消費を低減させることができる。
また、複数の動作モードには、取得された位置情報に係るデータを全て記憶部113に記憶させる高精度モードと、複数回取得された位置情報に係るデータのうち所定の条件を満たす一部のデータを記憶部113に記憶させるセーブモードと、が含まれる。このように、測位動作自体を続けつつ、不要なデータを記憶させないことで、測位結果の精度を落とさずにデータ容量の短時間での増大を抑えることができる。
また、セーブモードでは、取得された位置情報に係るデータのうち60個ごとに1個ずつ記憶部113に記憶させる。このように、定期的にデータを間引いて記憶させることで、自機の移動の状況などによらず容易な制御でむらなくデータ数を低減させることができる。
また、制御部は、間欠モードの実行時には、取得された位置情報に係るデータを全て記憶部113に記憶させる。間欠モードでもともと測位結果に係るデータ数を低減させている場合には、特に間引き処理を行わずに簡便な処理で順番にデータを記憶させていくことで、必要な精度で適切なデータ使用量を維持することができる。
また、制御部は、メインマイコン11と、メインマイコン11よりも消費電力の小さいサブマイコン21と、を有し、衛星電波受信モジュール24はサブマイコン21により動作制御され、記憶部113はメインマイコン11により動作制御され、サブマイコン21は、バッファメモリ215を有し、衛星電波受信モジュール24により取得された位置情報に係るデータをバッファメモリ215に記憶させ、当該バッファメモリ215に記憶された位置情報に係るデータをメインマイコン11の動作状況に応じて定められるタイミングで当該メインマイコン11に転送し、メインマイコン11は、入力された位置情報に係るデータを記憶部113に記憶させる。
このように測位動作の制御に用いられるマイコンと、測位データの記憶管理及び処理(情報処理)に用いられるマイコンとを分離することができる。各動作モードに従って長時間継続的に動作する衛星電波受信モジュール24を低消費電力のサブマイコン21で動作維持させる一方、ユーザによる地図などのデータ視認状況や入力操作などに応じて必要な場合にのみデータ処理を行えば良いメインマイコン11の動作を間欠にすることが可能とすることで、データ処理や画像表示などの高機能動作を高い消費電力で行うメインマイコン11の電力消費を効率的に低減させることができる。
また、本実施形態の情報処理装置であるスマートウォッチ100の情報処理方法は、衛星電波受信モジュール24により位置情報を取得させる頻度、及び複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち記憶部113に記憶させるデータの割合をそれぞれ変更する制御を行う取得動作変更制御ステップを含む。
この情報処理方法に従って衛星電波受信モジュール24から適切な頻度で測位結果を取得し、また、必要な時間間隔で測位結果を記憶させることができるので、所望の各位置精度、移動軌跡の精度や電力消費量などを考慮して柔軟に適切なデータの取得を行うことができる。これにより、測位結果の取得制御をより効率的に行うことが可能となる。
また、本実施形態のプログラム213aは、メインマイコン11及びサブマイコン21を含むコンピュータを、衛星電波受信モジュール24により位置情報を取得させる頻度、及び複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち記憶部113に記憶させるデータの割合をそれぞれ変更する制御を行う取得動作変更制御手段として機能させる。
このようなプログラムによりソフトウェア制御を行うことで、衛星電波受信モジュール24から適切な頻度で測位結果を取得し、また、必要な時間間隔で測位結果を記憶させることが容易になる。したがって、測位結果の取得制御を必要なデータの精度や電力消費などを考慮してより効率的に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、メインマイコン11とサブマイコン21の2つを備え、制御対象を分割して動作を行わせたが、これに限るものではない。単一の制御部(マイコン)により衛星電波受信モジュール24の動作と記憶部113の記憶動作とを統括制御することができる。また、2つのマイコンを用いる場合であっても、衛星電波受信モジュール24の動作と記憶部113の記憶動作とを制御するマイコンが異なるものでなくても良い。これらの場合には、バッファメモリ215は必須な構成ではない。また、2つのマイコンの消費電力が異なっていなくても良い。
また、上記実施の形態では、メインマイコン11において、第1表示部12への表示動作に係る各種情報処理動作を行うこととしたが、表示内容は地図上への現在位置の表示に限られず、現在の移動軌跡に係る移動距離、移動時間や移動速度などを表形式で表示するものなどであっても良い。また、これらに合わせて消費カロリーなどが表示されても良い。
また、上記実施の形態では、動作モードを設定し、選択された動作モードに従って測位動作の頻度と取得された測位結果のデータにおける記憶されるデータの割合の組み合わせが設定されることとしたが、各パラメータをユーザが各々手動で設定可能としても良い。また、動作モードの設定後、更にユーザがこれらのパラメータを調整可能としても良い。また、取得された測位結果のデータにおける記憶されるデータの割合のみを変更設定可能であっても良い。
また、上記実施の形態では、間欠モードにおいて、6分に1回測位を行うこととしたが、ユーザの移動状態、例えば、前二回の測位結果の間での位置の変化量などに応じて次回の測位までの間隔を可変としても良い。また、間欠モードは、休止期間後に1回測位動作を行う場合に限られず、休止期間後に複数回、例えば、3回程度測位を行い、連続測位に近い精度が得られるようになった最終回のデータのみを取得して記憶部113に記憶させる構成としても良い。
同様に、セーブモードにおいても、毎秒行われる測位動作による各測位結果のうち、単純に60回に一回データを取得して記憶部113に記憶させる場合に限られない。測位結果の間での位置の変化量などに応じて次回の記憶データの取得までの間隔を可変としても良い。また、この場合には、記憶部113に記憶されないデータも一度取得されるので、当該取得されたデータの変化量に基づいて次回の記憶データの取得までの間隔を定めることとして良い。
また、上記実施の形態では、間欠動作時に受信部による受信動作を停止させることとしたが、このとき、衛星電波受信モジュール24の動作全体を停止させても良い。また、反対に、測位演算を行わないものの、捕捉された測位衛星の追尾動作のみを継続して行っていても良い。
また、上記実施の形態では、情報処理装置として腕装着型のスマートウォッチ100を例に挙げて説明したが、これに限られない。タブレット状などの携帯端末や、ユーザの胸などに装着されて心拍数とともに計測、処理されるようなもの、あるいはこれらの組み合わせであっても良い。
また、上記実施の形態では、サブマイコン21が間欠測位動作の各タイミングを制御することとしたが、衛星電波受信モジュール24の制御部自身が受信動作の休止間隔を計数して間欠的に受信動作を行うこととしても良い。
また、上記実施の形態では、サブマイコン21において、バッファメモリ215に記憶された測位結果のデータのうち間引かれたデータをメインマイコン11に転送してメインマイコン11がそのまま記憶部113に記憶させることとしたが、サブマイコン21は単純に全ての測位結果のデータをメインマイコン11に転送し、メインマイコン11が必要なデータを判別して記憶部113に記憶させることとしても良い。
また、上記実施の形態では、メインマイコン11が内蔵する記憶部113に測位結果のデータを記憶させることとしたが、外部記憶部15など外付けのストレージにデータが記憶されても良い。
また、上記実施の形態では、メインマイコン11の動作有無や第1表示部12の表示動作のオンオフなどに応じてサブマイコン21からメインマイコン11へのデータ出力タイミングを制御することとしたが、メインマイコン11が停止されない構成の場合やメインCPU111の演算能力やRAM112の容量に余裕がある場合などには、単純にサブマイコン21が取得したデータをそのままメインマイコン11に出力しても良い。
また、以上の説明では、本発明に係るサブCPU211の処理動作に係る測位制御処理のプログラム213aを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体として不揮発性メモリを有する記憶部213を例に挙げて説明したが、これに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD(Hard Disk Drive)や、CD−ROMやDVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御内容や手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、
前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合を変更する制御を行う
ことを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記制御部は、前記測位処理部により位置情報を取得させる頻度及び前記割合をそれぞれ変更する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記制御部は、複数の動作モードにそれぞれ応じて前記頻度及び前記割合の組み合わせを変更することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記複数の動作モードには、
所定の時間間隔で継続的に前記測位処理部により位置情報を取得させる連続取得モードと、
前記所定の時間間隔より広い休止期間を少なくとも一部で挟んで間欠的に前記測位処理部により位置情報を取得させる間欠取得モードと、
が含まれることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記制御部は、前記間欠取得モードの実行時には、前記休止期間の間、前記測位処理部による受信動作を停止させることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
<請求項6>
前記複数の動作モードには、
取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させる全記録動作モードと、
複数回取得された位置情報に係るデータのうち所定の条件を満たす一部のデータを前記結果記憶部に記憶させる間引き記録動作モードと、
が含まれることを特徴とする請求項4又は5記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記間引き記録動作モードでは
取得された位置情報に係るデータのうち所定の間引き数ごとに1個ずつ前記結果記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記制御部は、前記間欠取得モードの実行時には、取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項9>
前記制御部は、第1の制御部と、当該第1の制御部よりも消費電力の小さい第2の制御部と、を有し、
前記測位処理部は、前記第2の制御部により動作制御され、
前記結果記憶部は、前記第1の制御部により動作制御され、
前記第2の制御部は、一時記憶部を有し、前記測位処理部により取得された位置情報に係るデータを前記一時記憶部に記憶させ、当該一時記憶部に記憶された前記位置情報に係るデータを前記第1の制御部の動作状況に応じて定められるタイミングで当該第1の制御部に転送し、
前記第1の制御部は、入力された前記位置情報に係るデータを前記結果記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項10>
測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、を備える情報処理装置の情報処理方法であって、
前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合を変更する制御を行う取得動作変更制御ステップ
を含むことを特徴とする情報処理方法。
<請求項11>
測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、を備える情報処理装置のコンピュータを、
前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合を変更する制御を行う取得動作変更制御手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 本体部
2 バンド
3 フレーム
4 表示画面
11 メインマイコン
111 メインCPU
112 RAM
113 記憶部
114 計時部
12 第1表示部
12a 表示画面
13 操作受付部
14 無線通信コントローラ
15 外部記憶部
21 サブマイコン
211 サブCPU
212 RAM
213 記憶部
213a プログラム
214 RTC
215 バッファメモリ
22 第2表示部
22a 表示画面
23 計測部
24 衛星電波受信モジュール
241 メモリ
100 スマートウォッチ
L 移動軌跡
Mc 中心エリア
Md 表示エリア
Mf 画像形成エリア
P 現在位置
P0 始点

Claims (7)

  1. 測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、
    前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、電池残量、電力消費量、高精度で位置情報を取得する必要があるか否か、の何れかによって、複数の動作モードの中から所定の動作モードを選択し、選択された動作モードに対応させ前記測位処理部により位置情報を取得させる頻度と前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合との組み合わせを変更する制御を行い、
    前記複数の動作モードは、所定の時間間隔より広い休止期間を少なくとも一部で挟んで間欠的に前記測位処理部により位置情報を取得させる間欠取得モードと、前記所定の時間間隔で継続的に前記測位処理部により位置情報を取得させる連続取得モードと、を含み、
    前記間欠取得モードでは、各測位結果のデータを全て記憶させる間欠モードで動作が行われ、
    前記連続取得モードでは、取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させる全記録動作モードと、複数回取得された位置情報に係るデータのうち所定の条件を満たす一部のデータを前記結果記憶部に記憶させる間引き記録動作モードと、が選択的に実行可能である、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記間欠取得モードの実行時には、前記休止期間の間、前記測位処理部による受信動作を停止させることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記間引き記録動作モードでは
    取得された位置情報に係るデータのうち所定の間引き数ごとに1個ずつ前記結果記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記間欠取得モードの実行時には、取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させることを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、第1の制御部と、当該第1の制御部よりも消費電力の小さい第2の制御部と、を有し、
    前記測位処理部は、前記第2の制御部により動作制御され、
    前記結果記憶部は、前記第1の制御部により動作制御され、
    前記第2の制御部は、一時記憶部を有し、前記測位処理部により取得された位置情報に係るデータを前記一時記憶部に記憶させ、当該一時記憶部に記憶された前記位置情報に係るデータを前記第1の制御部の動作状況に応じて定められるタイミングで当該第1の制御部に転送し、
    前記第1の制御部は、入力された前記位置情報に係るデータを前記結果記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、を備える情報処理装置の情報処理方法であって、
    電池残量、電力消費量、高精度で位置情報を取得する必要があるか否か、の何れかによって、複数の動作モードの中から所定の動作モードを選択し、選択された動作モードに対応させ前記測位処理部により位置情報を取得させる頻度と前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合との組み合わせを変更する制御を行う取得動作変更制御ステップ
    を含み、
    前記複数の動作モードは、所定の時間間隔より広い休止期間を少なくとも一部で挟んで間欠的に前記測位処理部により位置情報を取得させる間欠取得モードと、前記所定の時間間隔で継続的に前記測位処理部により位置情報を取得させる連続取得モードと、を含み、
    前記間欠取得モードでは、各測位結果のデータを全て記憶させる間欠モードで動作が行われ、
    前記連続取得モードでは、取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させる全記録動作モードと、複数回取得された位置情報に係るデータのうち所定の条件を満たす一部のデータを前記結果記憶部に記憶させる間引き記録動作モードと、が選択的に実行可能であることを特徴とする情報処理方法。
  7. 測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得する測位処理部と、前記測位処理部により取得される位置情報に係るデータを記憶する結果記憶部と、を備える情報処理装置のコンピュータを、
    電池残量、電力消費量、高精度で位置情報を取得する必要があるか否か、の何れかによって、複数の動作モードの中から所定の動作モードを選択し、選択された動作モードに対応させ前記測位処理部により位置情報を取得させる頻度と前記測位処理部により複数回取得された位置情報に係る当該複数のデータのうち前記結果記憶部に記憶させるデータの割合との組み合わせを変更する制御を行う取得動作変更制御手段
    として機能させ
    前記複数の動作モードは、所定の時間間隔より広い休止期間を少なくとも一部で挟んで間欠的に前記測位処理部により位置情報を取得させる間欠取得モードと、前記所定の時間間隔で継続的に前記測位処理部により位置情報を取得させる連続取得モードと、を含み、
    前記間欠取得モードでは、各測位結果のデータを全て記憶させる間欠モードで動作が行われ、
    前記連続取得モードでは、取得された位置情報に係るデータを全て前記結果記憶部に記憶させる全記録動作モードと、複数回取得された位置情報に係るデータのうち所定の条件を満たす一部のデータを前記結果記憶部に記憶させる間引き記録動作モードと、が選択的に実行可能であることを特徴とするプログラム。
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