(実施の形態1)
以下、図1から図10を参照し、実施の形態1にかかる吊革把持補助具100の形態と使用方法を説明する。本発明の吊革把持補助具100は、電車やバスその他の乗り合い車両に設けられたつり革を、直接触れることなく、使用するためのものである。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる吊革把持補助具100の平面図である。図2は、図1に示した吊革把持補助具100のA−A断面図である。図3は、図2に示した吊革把持補助具100のB部拡大断面図である。図4は、図1に示した吊革把持補助具100の底面図である。図5は、図1に示した吊革把持補助具100の正面図である。図6は、図1に示した吊革把持補助具100の右側面図である。
図1に示すように、本発明の吊革把持補助具100は、表面が大径部と小径部を交互に設けた蛇腹状であり且つ円筒の長手方向に沿って切断面を有し断面C形状の本体1と、本体両端近傍に、弾性素材からなる紐状物の両端を固定して取り付けた持ち手部12とを主に有する。
本体1は、弾性を有する合成樹脂その他の素材からなる。合成樹脂の種類について、ポリプロピレン素材や塩ビ素材を用いることができる。手触りがサラリとして快適な装着感を提供できるポリプロピレン素材のものが最適である。塩ビ素材も用いることができる。本体1には抗菌加工を施してもよい。持ち手部12は、本実施の形態1では、輪ゴムをつなげて任意の長さの紐状物を作成したうえ、両端を本体1の両端近傍に固定して作成したものを採用しているが、所定の長さの弾性素材からなる紐状物を採用することができる。弾性を有さない素材(布紐等)でも良い。また、帯状の面ファスナーを用いてもよい。持ち手部12に使用する紐状物の長さは、本体1の長手方向寸法より、すこし長めのものを使用し、持ち手部12が、本体1に対しアーチを描くように取り付けると良い。このように取り付けると、持ち手部12と本体1との間隙に、人差し指から小指まで挿入可能な空間を確保することができ、吊革把持補助具100を手に装着した際、手のひらの内側に本体1が、すっぽり収まるようになる。
吊革把持補助具100の本体1の作成方法について、大径部と小径部を交互に設けた蛇腹形状となっている樹脂製の蛇腹ホースを長手方向に沿って切断し、断面C字の筒状体とする等の方法で作成するとよい。さらに、断面C字の筒状体の端部の角は、丸みを帯びたカーブになるよう、切り取って整えておくとよい。蛇腹形状は、大径部と小径部を交互に設けられ、蛇腹部が自由に伸縮することで、筒状体を容易に曲げたり、カーブに沿わせたりすることができるので、丸型や三角型等、どんな形状の吊革にもよくフィットし、吊革補把持補助具100の本体1の構造として最適である。
図2に示すように、吊革把持補助具100の本体1の断面は、規則的に凹凸が連なっており、隣接する凸部の間隙に、溝11が設けられており、蛇腹形状となっている。本体1が蛇腹形状であることで、吊革把持補助具100を手に装着して、つり革を使用する際、溝11が通気口の役割を担うので、長時間本体1を握りしめても、べたつかず、サラリとした快適な使い心地となる。
また、吊革把持補助具100の本体1は、筒状となっており、筒内部に吊革の環を挿入して使用することから、吊革の環に直接接するのは、本体1の筒の内側となる。したがって、吊革の環の表面に付着していた雑菌やウイルス等が吊革把持補助具100に付着したとしても、本体1の筒内側に付着するため、吊革把持補助具100を使用後に、取り外して携帯する際も、汚染された可能性のある筒内部は触れることなく着脱及び携帯できるので、清潔であり、使用者にストレスがかからない。
図3に示すように、本体1の蛇腹形状は、大径部と小径部が交互に設けられた蛇腹形状であって、大径部と小径部とで構成される隆起は、丸みを帯びた滑らかなカーブを描く隆起となっている。本体1の小径部は、溝11を構成している。溝11は、あまり深すぎると、手で本体1を握る際に、蛇腹の凹凸が当たって痛いので、細かいピッチの溝11が設けられた蛇腹形状素材を用いるとよい。溝11の幅は、0.02ミリメートル以上3ミリメートル以下のものがよく、1ミリメートル以上2ミリメートル以下の幅の溝11が最適である。
図4に示すように、吊革把持補助具100の本体1は、断面C字の筒状体である。本体1の筒状体は、断面C字になるよう、長手方向に切断され、切断面は、本体上側端部14aと本体下側端部14bとなっている。本体1の長手方向に沿って設けられた端縁である本体上側端部14a及び本体下側端部14bは、中央近傍は、略直線に切断されているが、両端は、丸みを帯びたカーブ形状に切断されている。したがって、本体角部15は丸みを帯びた角部となっている。本実施の形態1の吊革把持補助具100は、本体上側端部14a及び本体下側端部14bをつり革にあてがって、本体1の筒状体内部につり革を挿入して嵌合させて使用するが、本体角部15が、丸みを帯びた形状になっていることで、本体上側端部14a及び本体下側端部14bからつり革を挿入する際、スムーズに挿入できる。
図5に示すように、本実施の形態1の吊革把持補助具100は、表面が蛇腹形状の筒状体を長手方向に切断した形状となっている。本体寸法は、長手方向が5センチメートル以上9センチメートル以下がよく、6センチメートル以上8センチメートル以下が最適である。また、本体1の筒状体の直径は1センチメートル以上2.5センチメートル以下のものを用いるとよい。本体1の表面の蛇腹形状は、溝11の幅1ミリメートル以3ミリメートル以下の間のもの、凸部の幅は溝11と同じ寸法のものを採用するとよい。
図6に示すように、本実施の形態1の吊革把持補助具100は、断面C字形状であって、C字形状の略中央部分に、持ち手部12が取り付けられている。吊革把持補助具100が、吊革にスムーズに装着できるためには、吊革把持補助具100の中央近傍における切断部分の距離、すなわち、本体上側端部14aと本体下側端部14bの間の距離Cは、1センチメートル以上2センチメートル以下とすることが望ましい。
持ち手部12は、紐状物であって、両端を本体1の両端近傍に固定されている。持ち手部12の取付方法について、本体1の両端近傍に、それぞれ、小さな孔を設け、当該孔に持ち手部12の紐状物の両端を通したうえ、紐状物の端が当該孔から抜けないよう、紐状物の末端に大きな結び目を作り本体1に固定する。持ち手部12は、本体1の両端に孔をあけて固定するほか、本体1の両端近傍に接着剤その他で接着して固定してもよい。
次に、図7から図10を示しながら、吊革把持補助具100の使用方法について、説明する。図7から図10は、図1に示した吊革把持補助具100の使用方法を説明するための参考図である。
まず最初に、図7に示すように、吊革把持補助具100を手に装着する。吊革把持補助具100の持ち手部12をつまんで、持ち手部12と本体1の間隙に、指先を挿入する。このとき、手のひら側に本体1が来るように手を挿入する。手のひらと指のつけ根部分に本体1がくるように装着するか、または、指の第二関節近傍に本体1がくるように装着すると、吊革把持補助具100を使用しやすい。
吊革把持補助具100は、図8に示すように、握ったときに、本体1が手の平の中にすっぽりと隠れる。持ち手部12は、細い紐状物であり、手の甲と指の付け根の境界部分に位置するので、手を上にあげて、つり革を持った際、周囲からは、吊革把持補助具100を装着していることが見えにくい。吊革を握るのと同じ握り方で、吊革に直接触れずに吊革を使用することができる。また、電車や乗り合い車両等、人目の多い場所でも、周囲の目を気にすることなく、吊革把持補助具100を使用できる。
電車や乗り合い車両内での使用方法について説明する。電車や乗り合い車両に乗車したら、図9に示すように、つり革を持つ前に、手に吊革把持補助具100を装着する。吊革把持補助具100は、手のひらにすっぽり収まるサイズであり、軽量かつコンパクトであるため、鞄に入れても場所を取らず携帯に便利であり、装着したままでも邪魔にならない。また、持ち手部12を手に引っ掛けるだけで簡単に装着できるので、混雑した車内でも、迅速かつ簡単に装着できる。吊革把持補助具100は、利き手(つり革を持つ手)に装着する。吊革把持補助具100は、右手でも左手でも、どちらにも装着できる構造になっている。吊革把持補助具100を装着したら、本体上側端部14a及び本体下側端部14bを、つり革の環状部分にあてがって圧迫すると、弾性を有する樹脂素材からなる本体1がつり革の環状部分の形状に沿って変形し、本体1の筒状体の内部空間に、つり革の環状部分が嵌合する。
図10に示すように、吊革把持補助具100の長手方向寸法は、手の横幅と、略変わらないので、吊革把持補助具100を装着してつり革を利用しても、外観上、吊革把持補助具100は目立たない。したがって、周囲の目を気にすることなく、つり革を直接触れずに利用することができる。また、電車や乗り合い車両を降りる際は、つり革から手を離して引っ張れば、簡単に本体1をつり革から外すことができるので、着脱が大変容易である。さらに、持ち手部12によって手にぴったり装着できるので、着脱後に、落としてしまったり、置き忘れてしまうこともない。
電車や乗り合い車両等の公共交通機関に備え付けられたつり革は、毎日、多数の者が素手で利用するものであり、ウイルスや雑菌が付着していつ可能性が高く、とくに、風邪やインフルエンザ等の感染症が流行する季節は、できれば直接触れたくないと思う者が多い。吊革把持補助具100は、いつでも持ち歩くことができ、迅速に装着できるので、大変有用である。
(実施の形態2)
次に、図11から図14を示しながら、実施の形態2にかかる把持補助具200について説明する。
図11は、本発明の実施の形態2にかかる把持補助具200の斜視図である。図12は、図11に示した把持補助具200の右側面図である。図13は、図11に示した把持補助具200の平面図である。図14は、本実施の形態2の把持補助具200の使用方法を説明するための参考図である。
図11に示すように、実施の形態2の把持補助具200は、持ち手部12が設けられておらず、弾性を有する樹脂等の素材からなる本体1を主に有する把持補助具200である。把持補助具200は、断面C字の短い筒状体の本体1の中空部に、指輪のように指を挿入し、指に固定して使用する把持補助具200である。
把持補助具200は、実施の形態1の吊革把持補助具100の本体1を、筒状体の長手方向を1.5センチメートルから3センチメートル程度み、短くしたものである。把持補助具200は、合成樹脂等の弾性を有する素材からなり、表面は蛇腹形状であり、断面C字の短い筒状体である。
図12に示すように、把持補助具200は、右側面視、C字形状であって、C字の内側の中空部は、ちょうど、指が挿入できる大きさとなっている。把持補助具200は、親指に装着するもの、人差し指に装着するもの、小指に装着するもの、それぞれ、使用する指に応じて、異なったサイズの把持補助具200を用意してもよいし、1つの把持補助具200を、状況に応じて、好みの指に装着して使用することもできる。把持補助具200は、合成樹脂等の弾性を有する素材からなるので、挿入する指の太さは、ある程度、幅を持たせることが可能である。
図13に示すように、把持補助具200の表面は、蛇腹状の凹凸が設けられており、凸部と凸部との間隙は、凹部の溝が設けられている。蛇腹状の凹凸は、把持補助具200の内側面にも設けられているので、把持補助具200を、指に装着した際、通気性がよいため汗をかきにくく、使い心地がサラリとして快適である。
図14に示すように、把持補助具200は、指の付け根に、指輪のように装着して使用する。把持補助具200の筒状体の中に、指を挿入し、そのまま指の付け根まで押し入れて、装着する。装着する際、把持補助具200のC字形状の開口部分が手のひらの内側に来るように装着するとよい。把持補助具200を装着したら、手を軽く握るようにして、エレベーターのボタン等、操作したいボタンに向けて、ボタンに把持補助具200を押し付けるようにして、ボタンを押して操作する。券売機等や自動販売機のボタンも同じようにして把持補助具200で操作できる。把持補助具200は、コンパクトで指に嵌めたままにしても邪魔にならないので、ずっと装着したままにしてもよいし、未使用時は、ポケットや鞄に収納しておき、使用する際だけ取り出して装着してもよい。
(実施の形態3)
次に、図15から図17を示しながら、実施の形態3の吊革把持補助具300を説明する。
図15は、本実施の形態3にかかる吊革把持補助具300の斜視図である。図16は、図15に示した吊革把持補助具300の底面図である。
実施の形態3の吊革把持補助具300は、吊革を把持する際に使用する補助具であって、実施の形態1の吊革把持補助具100よりも長手方向寸法が短い構造であること、本体1が蛇腹形状でないこと、持ち手部12が、ゴム紐等の弾性紐状物ではなく、布帯等の帯状物であることを特徴とする。
図15に示すように、吊革補助具300は、長手方向に沿って切断面を有する断面C形状の筒状体からなる本体1と、本体両端近傍に、帯状物の両端を固定してアーチ形状に取り付けた持ち手部12とを主に有する。
本体1は、弾性を有する合成樹脂その他の素材からなる。合成樹脂の種類について、ポリプロピレン素材や塩ビ素材を用いることができる。本体1は、蛇腹形状ではないため、なるべく、柔らかく弾性の高い素材を採用することが良い。手触りがサラリとして快適な装着感を提供できるポリプロピレン素材のものが最適である。塩ビ素材も用いることができる。持ち手部12は、本実施の形態3では、帯状物の両端を本体1に固定し、アーチ形状としたものであるが、輪ゴムをつなげて任意の長さの紐状物を作成したうえ、両端を本体1の両端近傍に固定して作成したものを採用してもよい。また、帯状の面ファスナーを用いて持ち手部12を設けてもよい。持ち手部12に使用する帯状物の長さは、本体1の長手方向寸法より、すこし長めのものを使用し、持ち手部12が、本体1に対しアーチを描くように取り付けると良い。
吊革把持補助具300の本体1の作成方法について、筒状物を所定長さに切断し、さらに、長手方向に沿って切り目を入れて略長方形状に切り取って、断面C字の本体1を作成する。断面C字の筒状体の金型から、一体成型してもよい。図16に示すように、断面C字の筒状体の端縁である本体上側端部14a及び本体下側端部14bの、それぞれの両端にある本体角部15は、丸みを帯びたカーブになるよう、切り取って整える。
吊革把持補助具300の本体1は、筒状となっており、筒内部に吊革の環を挿入して使用することから、吊革の環に直接接するのは、本体1の筒の内側となる。したがって、吊革の環の表面に付着していた雑菌やウイルス等が吊革把持補助具100に付着したとしても、本体1の筒内側に付着するため、吊革把持補助具100を使用後に、取り外して携帯する際も、汚染された可能性のある筒内部は触れることなく着脱及び携帯できるので、清潔であり、使用者にストレスがかからない。
図4に示すように、吊革把持補助具100の本体1は、断面C字の筒状体である。本体1の長手方向寸法は、5.5センチメートル以上7.5センチメートル以下とすることが望ましい。この寸法にすると、ちょうど、人差し指、中指及び薬指の3本に持ち手部12を通し、吊革把持補助具300を装着できる。また、小柄な人か子供も使用できる。把持補助具300は、大きさがコンパクトで、装着したままでも邪魔にならず、また、鞄に入れて運搬する際も、かさばらず携帯に便利である。
本体1の筒状体は、断面C字になるよう、長手方向に切断され、切断面は、本体上側端部14aと本体下側端部14bとなっている。本体1の長手方向に沿って設けられた端縁である本体上側端部14a及び本体下側端部14bは、中央近傍は、略直線に切断されているが、両端は、丸みを帯びたカーブ形状に切断されている。したがって、本体角部15は丸みを帯びた角部となっている。本実施の形態1の吊革把持補助具100は、本体上側端部14a及び本体下側端部14bをつり革にあてがって、本体1の筒状体内部につり革を挿入して嵌合させて使用するが、本体角部15が、丸みを帯びた形状になっていることで、本体上側端部14a及び本体下側端部14bからつり革を挿入する際、スムーズに挿入できる。
本実施の形態3の吊革把持補助具300は、断面C字形状であって、C字形状の略中央部分に、持ち手部12が取り付けられている。吊革把持補助具300が、吊革にスムーズに装着できるためには、吊革把持補助具300の中央近傍における切断部分の距離、すなわち、本体上側端部14aと本体下側端部14bの間の距離を、1センチメートル以上2.5センチメートル以下とすることが望ましい。
次に、図17を示しながら、吊革把持補助具300の使用方法について、説明する。図17は、図15に示した吊革把持補助具300の使用方法を説明するための参考図である。
まず最初に、図17に示すように、吊革把持補助具300を手に装着する。吊革把持補助具300の持ち手部12をつまんで、持ち手部12と本体1の間隙に、人差し指、中指及び薬指を挿入する。このとき、手のひら側に本体1が来るように手を挿入する。手のひらと指のつけ根部分に本体1がくるように装着するか、または、指の第二関節近傍に本体1がくるように装着すると、吊革把持補助具300を使用しやすい。
吊革把持補助具300は、握ったときに、本体1が手の平の中にすっぽりと隠れ、つり革を持った際も、周囲からは、吊革把持補助具300を装着していることが見えにくい。吊革を握るのと同じ握り方で、吊革に直接触れずに吊革を使用することができる。
電車や乗り合い車両内での使用方法について説明する。電車や乗り合い車両に乗車したら、つり革を持つ前に、手に吊革把持補助具300を装着する。乗車前や、出かける際に、既に、装着しておいてもよい。吊革把持補助具300は、手のひらにすっぽり収まるサイズであり、軽量かつコンパクトであるため、装着したままでも邪魔にならない。また、持ち手部12に指を通すだけで簡単に装着できるので、混雑した車内でも、迅速かつ簡単に装着できる。吊革把持補助具300は、利き手(つり革を持つ手)に装着する。吊革把持補助具300は、右手でも左手でも、どちらにも装着できる構造になっている。吊革把持補助具300を装着したら、本体上側端部14a及び本体下側端部14bを、つり革の環状部分にあてがって圧迫すると、弾性を有する樹脂素材からなる本体1がつり革の環状部分の形状に沿って変形し、本体1の筒状体の内部空間に、つり革の環状部分が嵌合する。
吊革把持補助具100、把持補助具200、吊革把持補助具300は、それぞれ、本体1に様々なデザインを施したり、着色したりして、御洒落を楽しむように、色違い、デザイン違いで複数種類所持して、その日の洋服や気分にあわせてコーディネートするように好みの把持補助具を選択して楽しむこともできる。また、使い捨てにして衛生的に毎日使えるようにしてもよい。
本実施の形態では、電車や乗り合い車両のつり革に使用できる吊革把持補助具100、300と、エレベーター等のボタンを押す際に使用できる把持補助具200を説明したが、大きい寸法の筒状体からなる本体1を用いて、乗物の手すりを持つ際に使用できる把持補助具としてもよい。使用したい物の寸法にあわせた本体1を作成して把持補助具を作成すると良い。