JP6982606B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
商品の売買処理を行うサーバ等の情報処理装置には、従来より、ユーザが閲覧している商品に関連する商品である関連商品を列挙して表示し、その購入を促す、レコメンド機能を有するものがある。なお、以下ではユーザが閲覧している商品を、閲覧商品と呼ぶ。
しかしながら、従来の方法では、レコメンド機能で列挙される関連商品は、閲覧商品に関連するものとなっているので、別のユーザが同じ閲覧商品を閲覧すると、同じ関連商品が表示されることとなる。
特開2013−003797号公報
このように上記従来のレコメンド機能では、ユーザごとの嗜好や事情の相違に対応しておらず、ユーザごとに対応した関連商品を提示できるレコメンド機能の実現が求められている。
なお、特許文献1には、書籍などのコンテンツを一覧表示の有無、本体の閲覧の有無に基づき、ユーザの興味を推定する技術が開示されている。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、ユーザごとの嗜好や事情に対応した関連商品を提示できる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明の一態様は、情報処理装置であって、ユーザごとに、過去に閲覧した商品を特定する情報を含む履歴情報を取得する履歴取得手段と、指定された商品特定情報に基づいて、少なくとも一つの関連商品の商品特定情報を取得する関連情報取得手段と、ユーザが商品を閲覧したときに、当該閲覧した商品を特定する商品特定情報と、前記履歴取得手段が取得した、当該ユーザが過去に閲覧した商品を特定する履歴情報とに基づき、前記関連情報取得手段に関連商品の商品特定情報を取得させ、当該取得させた商品特定情報のうちから、出力する関連商品の商品特定情報を選択する関連情報選択手段と、を含み、前記関連情報選択手段が選択した、関連商品の商品特定情報を出力するというものである。
この態様の発明によると、ユーザごとの嗜好や事情に対応した関連商品を提示できる。
本発明の実施の形態の情報処理装置の構成例及び接続例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置が利用する商品データベースの内容例を表す説明図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置の例を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置の処理の例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置の処理のもう一つの例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置の処理のまた別の例を表すフローチャート図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る情報処理装置1は、図1に例示するように、制御部11と、記憶部12と、通信部13とを含むサーバコンピュータである。情報処理装置1は、商品データベースサーバ20や発注処理サーバ30と、ユーザ側端末装置40とにネットワークを介して通信可能に接続されている。
制御部11は、CPU等の制御デバイスであり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作する。制御部11は、例えばウェブサーバとして動作し、ユーザからの閲覧要求に基づき、当該閲覧要求された商品の商品情報を表示するウェブページを提供する。また、この提供されたウェブページにおいて、ユーザに対して関連商品の情報を提供する。関連商品は、商品ごとに、当該商品に関連する商品として予め設定された商品をいう。この関連商品の情報提供の処理については後に述べる。
また制御部11は、このウェブページにおいて、ユーザからの商品の購入の要求を受け入れる。制御部11は、購入の要求がされると、当該ウェブページで提供されている商品を特定する商品特定情報等、購入に係る情報を、発注処理サーバ30に送出して、購入や決済、発送等の処理を行う。このようなショッピングモールとしてのサービスを提供するための種々の処理については、広く知られた方法を採用できるので、ここでの詳しい説明を省略する。
また本実施の形態の一つの例では、制御部11は、ユーザに対する関連商品を表示するための処理を実行する。
本実施の形態では、制御部11は、ユーザから商品の閲覧要求を受け入れると、閲覧要求を受け入れた時点より前に閲覧していた商品を特定する商品特定情報を含む履歴情報を取得する。また制御部11は、受け入れた閲覧要求との関係で設定された条件を満足する商品特定情報を、上記取得した履歴情報のうちから選択し、当該選択した商品特定情報と、閲覧要求の対象となる商品を特定する商品特定情報とのそれぞれに関連商品として関連付けられた商品に係る商品特定情報を取得する。そして制御部11は、取得した関連商品に係る情報のうちから、表示の対象となる関連商品を選択し、閲覧要求を行ったユーザのユーザ側端末装置40に対して、当該選択した関連商品の情報を提示させる。この制御部11の詳しい動作は後に説明する。
記憶部12は、ディスクデバイスや、メモリデバイスを含み、制御部11によって実行されるプログラムを保持する。また記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。
通信部13は、ネットワークインタフェース等であり、制御部11から入力される指示に従って、商品データベースサーバ20等との間で通信を行う。また、通信部13は、商品データベースサーバ20や、発注処理サーバ30、ユーザ側端末装置40からネットワークを介して受信する種々の情報を制御部11に出力する。
商品データベースサーバ20は、図2に例示するように、商品ごとに固有に設定される商品特定情報と、商品名、商品の属するジャンル、在庫数、価格、商品画像データ、商品の説明情報等を互いに関連付けて保持するデータベースである。ジャンルは、例えば、衣料、飲食物、などの分類を示す。また各ジャンルと、それとは異なるジャンルとの間には、ジャンル間の類否に関する情報が予め設定されていてもよい。具体的に、パーソナルコンピュータの周辺機器であるマウスのジャンルと、キーボードのジャンルとは類似するものとして予め設定されていてもよい。
また、商品データベースサーバ20は、登録された各商品の商品特定情報に、当該商品に対する関連商品の商品特定情報を予め関連付けて保持しておく。
発注処理サーバ30は、情報処理装置1から商品特定情報や、購入数量等の情報を含む発注の指示を受信し、決済、発注等の処理を実行する。
ユーザ側端末装置40は、パーソナルコンピュータや、タブレット、スマートフォン等のデバイスであり、ウェブブラウザとして機能し、本実施の形態の情報処理装置1が提供するウェブサイトにアクセスして、商品の情報のブラウズや購入要求等を行う。
ここで、情報処理装置1の制御部11の動作について説明する。本実施の形態では、この制御部11は、記憶部12に格納されたプログラムを実行することで、図3に例示するように、入力部21と、履歴情報管理部22と、履歴情報取得部23と、履歴情報選択部24、関連商品取得部25と、表示制御部26と、出力部27とを含む機能的構成を実現する。
入力部21は、ユーザ側端末装置40からユーザによる商品の閲覧要求を受け入れて、履歴情報管理部22と、履歴情報取得部23と、履歴情報選択部24とに処理を開始する指示を出力する。ここで商品の閲覧要求は、例えば、商品の商品情報を表示するウェブページの閲覧要求として行われる。なお、以下では、ユーザが今回閲覧要求を行った商品を、過去に閲覧した商品と区別するため、閲覧商品と呼ぶ。また、入力部21が閲覧要求を受ける前にユーザが閲覧した商品、つまり、過去に閲覧した商品を、過去閲覧商品と呼ぶ。
また、ここで入力部21は、商品のウェブページの閲覧要求を受け入れる際に、ユーザに対してログイン名やパスワード等予め定めた認証情報の入力を要求して、ユーザを認証する。
またこの入力部21は、具体的に、履歴情報管理部22に対して、履歴情報を記録するべき旨の指示を出力し、履歴情報取得部23に対して、履歴情報を取得するべき旨の指示を出力する。また入力部21は、関連情報選択部25に対して、商品の閲覧の履歴からジャンルの情報を取得するべき旨の指示を出力する。
履歴情報管理部22は、ユーザ側端末装置40から入力部21が商品のウェブページの閲覧要求を受けるごとに、入力部21から履歴情報を記録するべき旨の指示の入力を受け入れて、当該ユーザを特定する情報と、当該閲覧要求された閲覧商品を特定する商品特定情報と、この閲覧商品のジャンルの情報とを関連付けて履歴情報を生成し、記憶部12に履歴データベースとして記録する。なお、履歴情報管理部22は、商品のジャンルの情報を、商品データベースサーバ20から取得するものとする。
また、履歴情報管理部22は、ユーザが商品のウェブページを閲覧した日時を表す情報、例えば、当該ウェブページが表示された時点の年月日及び時刻を表す情報を取得して、当該取得した日時を表す情報を、ユーザを特定する情報や商品特定情報にさらに関連付けて記録してもよい。履歴情報管理部21は、この日時を表す情報を、図示しないカレンダーICや、NTP(ネットワークタイムシステム)サーバから取得してもよい。
ここで履歴情報には、履歴情報を記録するべき旨の指示が入力された時点から過去の時点に、ユーザが閲覧した過去閲覧商品の商品特定情報が含まれる。ここでは、履歴情報を記録するべき旨の指示が入力された時点からt1,t2,…tNの時間だけ前の時点でユーザが閲覧した過去閲覧商品の商品特定情報が記録されているものとする。また、以下では、時刻ti(i=1,2,…N)だけ前の時点に閲覧した過去閲覧商品の商品特定情報をPiと表記し、それぞれの商品のジャンルの情報をJiと表記する。ここでNは1以上の自然数とする。
またユーザを特定する情報は、入力部21が受け入れたユーザのログイン情報等、認証情報であってもよい。またこのユーザを特定する情報は、例えば、情報処理装置1が発行した、固有のクッキー情報であってもよい。この場合、情報処理装置1は、ウェブページの閲覧要求を行ったユーザ側端末装置40のウェブブラウザに対し、ユーザを特定する情報としてのクッキー情報を要求する。ユーザ側端末装置40が当該クッキー情報を含む応答を送出すると、情報処理装置1は、当該クッキー情報を、ユーザを特定する情報として処理を行う。
一方、上記クッキー情報の要求に対して、ユーザ側端末装置40が対応するクッキー情報がない旨の応答を送出した場合、情報処理装置1は、固有のクッキー情報を発行してユーザ側端末装置40に送出して保持させればよい。
履歴情報取得部23は、入力部21から履歴情報を取得するべき旨の指示の入力を受けて、記憶部12に記録された履歴データベースを参照して、閲覧要求を行ったユーザを特定する情報に関連付けられた、当該ユーザの過去閲覧商品の商品特定情報と、当該商品のジャンルの情報とを含むリストを取得する。履歴情報取得部23は、上記取得したリストを、履歴情報選択部24に出力する。
履歴情報選択部24は、入力部21が受け入れた閲覧要求との関係で設定された条件を満足する商品特定情報を、履歴情報取得部23が取得したリストに含まれる履歴情報のうちから選択する。具体的にこの履歴情報選択部24は、入力部21から閲覧要求を行ったユーザを特定する情報を取得する。また履歴情報選択部24は、入力部21から、当該ユーザが閲覧要求を行った閲覧商品の商品特定情報P0を入力部21から取得する。履歴情報選択部24は、商品データベースサーバ20を参照して、当該取得した商品特定情報P0で特定される閲覧商品のジャンルの情報J0を取得する。以下の例では、閲覧要求との関係で設定された条件は、この閲覧商品のジャンルの情報と同一または類似のジャンルに属するとの条件であるものとする。
さらに履歴情報選択部24は、履歴情報取得部23から、当該ユーザを特定する情報に関連付けられた、当該ユーザの過去閲覧商品の商品特定情報P1,P2…PNと当該商品のジャンルの情報J1,J2…JNとのリストの入力を受け入れる。ここで過去とあるのは、前回以前の通信のセッションなどセッション単位の過去であってもよいし、分単位、週単位、年単位など、所定の時間単位での過去であってもよい。
履歴情報選択部24は、今回閲覧要求が行われた閲覧商品のジャンルの情報J0と、上記入力されたリストに含まれる過去閲覧商品のジャンルの情報J1,J2…JNとを比較する。履歴情報選択部24は、上記入力されたリストに含まれる過去閲覧商品のジャンルの情報J1,J2…JNのうち、今回閲覧要求が行われた閲覧商品のジャンルの情報J0と同一、または類似する商品のジャンルの情報を抽出する。履歴情報選択部24は、ここで抽出したジャンルの過去閲覧商品の商品特定情報を選択する。
関連商品取得部25は、商品データベースサーバ20を参照して、履歴情報選択部24が選択した商品特定情報に関連付けられた、少なくとも一つの関連商品の商品特定情報を取得する。なお、関連商品取得部25は、商品データベースサーバ20を参照して当該関連商品の商品特定情報を取得する際、関連商品に関連付けられている類似度をさらに取得してもよい。ここで類似度は、商品と当該商品に関連付けられた関連商品との類似度を意味する。
また関連商品取得部25は、ここで、商品データベースサーバ20を参照して、閲覧商品の商品特定情報に関連付けられた、少なくとも一つの関連商品の商品特定情報を取得してもよい。また、閲覧商品に関連付けられた関連商品に係る類似度を取得してもよい。
以下では、商品特定情報Pj(j=0,1,2,…N)に対応して取得された関連商品の商品特定情報(複数あってよい)を、
1,R2,…
と表記する。また、Riで特定される関連商品に対応する商品特定情報Pjで特定される商品を、以下では、「関連商品に対応する過去閲覧商品」と呼ぶ。
表示制御部26は、関連商品取得部25が取得した関連商品の商品特定情報R01,R02,…,R1,R2,…,RN1,RN2,…を受け入れる。表示制御部26は、受け入れた関連商品の商品特定情報R01,R02,…,R1,R2,…,RN1,RN2,…で特定される関連商品の情報を、ユーザに提示するよう、出力部27に指示する。
出力部27は、表示制御部26の指示に基づいて、指示された商品特定情報で特定される関連商品の情報をユーザに提示する。具体的に出力部27は、現在ユーザが閲覧している商品のウェブページの一部に、表示制御部26が指示した商品特定情報で特定される関連商品の一覧を含めて、ユーザ側端末装置40に表示させる。
次に、図4を参照して、本実施の形態の情報処理装置1の動作例を示す。以下の説明では情報処理装置1は、予めユーザをログイン名とパスワードとを用いて認証しておくものとする。また情報処理装置1は認証したユーザから、商品のウェブページを閲覧する要求を受けて、要求された商品のウェブページを提供する。ユーザはこのとき、ひとつの店舗に限らず、任意の店舗の商品を閲覧するものとする。例えば、以下の説明では、処理の時点から見て
5回前(時刻t5だけ前の時点):パソコンX(商品特定情報P5、ジャンルJ5)、
4回前(時刻t4だけ前の時点):パソコンY(商品特定情報P4、ジャンルJ4)、
3回前(時刻t3だけ前の時点):マウスA(商品特定情報P3、ジャンルJ3)、
2回前(時刻t2だけ前の時点):マウスB(商品特定情報P2、ジャンルJ2)、
1回前(時刻t1だけ前の時点):マウスC(商品特定情報P1、ジャンルJ1)
の商品を閲覧していたものとする。
また、マウスA,B,CのジャンルJ1,J2,J3はいずれも同じジャンルJmouseを表す情報であるとし、パソコンX,YのジャンルJ4,J5はいずれも同じジャンルJPCを表す情報であるとする。なお、以下の説明ではマウスのジャンルJmouseと、パソコンのジャンルJPCとは類似するジャンルとは設定されていないものとする。
情報処理装置1は、この閲覧の履歴に関わる情報を、ユーザを特定する情報(ユーザID)に関連付けて履歴データベースとして記録しておく。
ここでユーザが商品特定情報P0の商品であるマウスDのウェブページの閲覧を要求すると、情報処理装置1の制御部11は、当該ユーザを特定する情報に関連付けて履歴データベースに記録されている履歴情報からユーザの過去閲覧商品の商品特定情報とジャンルの情報とを含むリストを取得する(S1)。以下では、このリストを例えば
[[P1,Jmouse],
[P2,Jmouse],
[P3,Jmouse],
[P4,JPC],
[P5,JPC]]
と表記する。
情報処理装置1は、閲覧商品の商品特定情報P0に関連付けて商品データベースサーバ20が保持しているジャンルの情報J0を取得する(S2)。このジャンルの情報J0は、閲覧商品がマウスDであるので、J1,J2,J3と同じくJmouseを表す情報となる。
情報処理装置1は、ステップS1で取得したリストのうちから、閲覧商品のジャンルの情報Jmouseと同じまたは類似のジャンルの情報に関連する商品特定情報を選択する(S3)。ここでは、ステップS1で取得したリストに含まれるジャンルの情報のうち、JPCは、Jmouseと類似しないものとしているので、情報処理装置1は、閲覧商品のジャンルであるJmouseと同じ、または類似するジャンルの情報に関連する商品特定情報として、商品特定情報P1,P2,P3を選択する。
情報処理装置1は、閲覧商品に関連する関連商品の商品特定情報R01,R02,…を、商品データベースサーバ20から取得し(S4)、また、ステップS3で選択した商品特定情報に関連付けられた関連商品の商品特定情報R01,R02,…,R1,R2,…R1,R2,…,R1,R2,…を、商品データベースサーバ20から取得する(S5)。
そして情報処理装置1は、ステップS4とステップS5とで取得した商品特定情報R01,R02,…,R1,R2,…R1,R2,…,R1,R2,…で特定される商品の情報を、商品データベースサーバ20から取得して、ユーザが要求した、閲覧商品に係るウェブページの一部に、「おすすめ商品」として含めて、当該ウェブページの情報を、ユーザ側端末装置40に送信して、表示させる(S6)。
これによりユーザは、過去に閲覧した商品のうち、現在閲覧している閲覧商品と同じジャンルの商品に関係する関連商品の一覧を得ることとなり、過去に閲覧した商品のうち、現在閲覧している商品に関係している関連商品を知ることができる。
[ジャンル以外の情報を利用する例]
なお、ここでは予め商品ごとに設定したジャンルの情報を用いる例について説明したが、本実施の形態はこれに限られない。例えば、商品のブランドの情報や、サイズや容量(ハードディスクやSSDであれば記憶容量、洗濯機等であれば、洗濯容量など性能に関する指標)等に基づいて商品を予め分類し、ジャンルの情報の代わりに、この分類を利用してもよい。
この場合は、各分類に固有の識別情報を付して、商品データベースサーバ20に記録してもよい。履歴情報取得部23は閲覧要求を行ったユーザが過去に閲覧した商品の商品特定情報と、上記識別情報とを含むリストを取得して履歴情報選択部24に出力することとなる。
そして履歴情報選択部24は、ジャンルの情報に代えて、当該リストに含まれる識別情報を用い、今回閲覧要求が行われた商品の識別情報と、上記リストに含まれる識別情報とを比較する。履歴情報選択部24は、上記リストのうちから、その商品特定情報Pjに関連付けられた識別情報が、閲覧商品の商品特定情報P0に関連付けられた識別情報に一致または類似する識別情報を抽出する。なお、識別情報間の類否については、例えばブランドZ1とブランドZ2とは類似する…などとして予め設定しておくものとする。履歴情報選択部24は当該抽出した識別情報に係る商品特定情報を、関連商品の商品特定情報として選択する。
[変形例1]
また、ここでは表示制御部26が、関連商品取得部25が取得した関連商品の商品特定情報R01,R02,…,R1,R2,…,RN1,RN2,…を受け入れて、当該受け入れた関連商品の商品特定情報R01,R02,…,R1,R2,…,RN1,RN2,…で特定される関連商品の情報を、ユーザに提示するよう、出力部27に指示することとしていた。しかし、例えば次に説明する方法で、出力部27に指示する関連商品の商品特定情報をさらに絞り込んで選択してもよい。
本実施の形態の情報処理装置1の制御部11が、表示制御部26として機能する際に、同種の商品を重複した商品として、当該重複を排除して選択する例について説明する。本実施の形態の一例では、各関連商品の商品名に基づいて重複を排除する。
また、この例の表示制御部26は、現在ユーザが閲覧している閲覧商品のウェブページの一部に、関連商品取得部25が取得した関連商品の商品特定情報で特定される関連商品を、所定の規則に従い順序づけた一覧として、出力部27に対して、当該一覧を、ユーザ側端末装置40に表示するよう指示する。
具体的に、この例の表示制御部26は、関連商品取得部25から、当該関連商品取得部25が得た、関連商品の商品特定情報と類似度との情報を受け入れて、関連商品の商品特定情報と各関連商品の類似度とを関連付けたリスト
(R01,S01),(R02,S02),…,(R1,S1),(R2,S2),…,(RN1,SN1),(RN2,SN2),…
を生成する。
表示制御部26は、上記リストに含まれる商品特定情報で特定される商品のうちに、重複した商品が含まれる場合、予め定めた選択条件に基づいて当該重複した商品のいずれか一つを選択して重複を除き、出力の対象とする商品特定情報のリストを得る。重複した商品を除く方法を以下に記載する。
表示制御部26は、リストに含まれる商品特定情報に関連付けられた取得した関連商品の商品名を参照し、同一の商品名があれば、入力部21が閲覧要求を受けた時点から、関連商品に対応する過去閲覧商品を閲覧した時点までの差に相当する時刻t(単位は秒,分,時,あるいは日などどのような単位でもよい)と、この時刻tに応じて単調減少する減衰関数D(t)とを用いて、重複した関連商品の類似度S′を、
S′k=ΣD(tj)・S
の計算式を用いて算出する。
この減衰関数は例えば、D(t)=α・Exp[−β|t|]としてよい。ここでExp[x]は、xの指数関数を意味し、α,βは別途定められる係数である。また|x|はxの絶対値を意味する。
表示制御部26は、例えば、類似度Skの大きい順に、対応する商品特定情報Rkで特定される商品の情報を配列し、現在ユーザが閲覧している商品のウェブページに含め、出力部27に、ユーザ側端末装置40に表示させるよう指示する。
一例として、表示制御部26は、関連商品取得部25から、当該関連商品取得部25が得た、関連商品の商品特定情報と類似度との情報を受け入れて、関連商品の商品特定情報と各関連商品の類似度とを関連付けたリスト
(R01,S01),(R02,S02),…,(R1,S1),(R2,S2),…,(RN1,SN1),(RN2,SN2),…
を生成する。そして表示制御部26は、このリストに含まれる、商品特定情報R1が表す商品と、商品特定情報R1が表す商品とが同一の商品もしくは商品名が同一の商品である場合、商品特定情報R1,R1にそれぞれ対応する類似度S1,S1を取得し、これらの類似度を用いて、この共通の商品に係る類似度S′を、
S′=D(t3)・S1+D(t2)・S
を用いて算出する。
これにより、履歴情報に基づいて得た関連商品ついては、関連商品に対応する商品を閲覧した日時と現在の日時との差及び当該関連商品に関連づいた類似度に応じて、算出された類似度が求められることとなる。
図5にこの変形例1に基づく動作例を示す。既に述べた例と同様に、情報処理装置1は、予めユーザをログイン名とパスワードとを用いて認証しておくものとする。
図5において、図4の処理と同じステップS1乃至S5については、同じ符号を付して、繰り返しての説明は割愛する。また、図示の都合上、図面においても簡略化して示す。
情報処理装置1は、次に、ステップS4で取得した商品特定情報Rkのそれぞれが表す関連商品について、閲覧商品との類似度Skを取得する。また、ステップS5で取得した商品特定情報Rkのそれぞれが表す関連商品について、当該関連商品に対応する過去閲覧商品との類似度Skを取得する(S16)。
情報処理装置1は、ステップS4,S5で取得した関連商品の商品特定情報と、それに対応する類似度とを関連付けたリスト
(R01,S01),(R02,S02),…,(R1,S1),(R2,S2),…,(RN1,SN1),(RN2,SN2),…
を生成する。以下、このリストを、処理対象リストと呼び、リストに含まれる商品特定情報と類似度との組をエントリーと呼ぶ。
情報処理装置1は、処理対象リストに含まれるエントリーを、所定の順に、例えばエントリーに含まれる商品特定情報で特定される関連商品に対応する商品を閲覧した時間が最近のものから順に選択して、次の処理を実行する。
情報処理装置1は、選択したエントリーに含まれる商品特定情報Rjkが特定する商品と重複した商品を特定する商品特定情報が、未だ選択していないエントリーのうちにあるか否かを判断する(S17)。
具体的に、情報処理装置1は、選択したエントリーに含まれる商品特定情報Rjkに関連付けられた取得した関連商品の商品名を参照し、同一の商品名の関連商品を特定する商品特定情報Rlm,…があるか否かを判断する。そしてそのような商品特定情報があれば(S17:Yes)、これら同一の商品名の関連商品を特定する商品特定情報に関連付けてエントリーに含まれている類似度Sjk,Slm,…を合成して、次の式により、当該関連商品の類似度S′を求める(S18)。なおここで、少なくとも、j≠lであるか、k≠mであるものとする。
S′k=ΣD(tj)・S
の計算式を用いて算出する。
ここで、入力部21が閲覧要求を受けた時点から、関連商品に対応する過去閲覧商品Pjを閲覧した時点までの差に相当する時刻をtj(単位は秒,分,時,あるいは日などどのような単位でもよい)とし、この時刻tjに応じて単調減少する減衰関数をD(tj)としている。
また、この減衰関数は例えば、D(t)=α・Exp[−β|t|]としてよい。ここでExp[x]は、xの指数関数を意味し、α,βは別途定められる係数である。また|x|はxの絶対値を意味する。
情報処理装置1は、ステップS18で演算した類似度S′で、選択したエントリーに含まれる類似度を置き換えておく。
情報処理装置1は、ステップS17で、既に類似度を求めた関連商品に係る商品特定情報を含むエントリーを、処理対象リストから削除する。これにより、同一の商品が重複して列挙されることを防止する。
そして情報処理装置1は、処理対象リストに含まれる未選択のエントリーがあれば、当該未選択のエントリーを上記所定の順に選択して、ステップS17に戻って処理を続ける。
また情報処理装置1は、ステップS17において、選択したエントリーに含まれる商品特定情報Rjkに関連付けられた取得した関連商品の商品名を参照し、同一と見なせる商品名の関連商品を特定する商品特定情報Rlm,…がなければ(S17:No)、当該選択したエントリーに含まれる商品特定情報が特定する関連商品の類似度を、選択したエントリーに含まれる類似度とすることとして、処理対象リストに含まれる未選択のエントリーがあれば、当該未選択のエントリーを上記所定の順に選択して、ステップS17に戻って処理を続ける。
情報処理装置1は、また、ステップS18の処理の後、またはステップS17でNoであったときに、処理対象リストに未選択のエントリーがなくなっていれば、処理対象リストに含まれるエントリーを類似度の大きい順にソートする(S19)。
情報処理装置1は、関連商品のリストを初期化して、ステップS19でソートした順に、エントリーに含まれる商品特定情報を取り出して、当該取り出した商品特定情報で特定される関連商品の情報を取得して、関連商品のリストに追加して、関連商品のリストを生成する(S20)。
情報処理装置1は、ステップS20で生成した関連商品のリストに基づいて、この関連商品のリストに含まれている順で、関連商品の情報を、現在ユーザが閲覧している商品のウェブページに、例えば「おすすめ商品」として含めてユーザ側端末装置40に表示させるよう、出力部27に指示する(S21)。
なお、ここでの例では、ステップS17において、重複を排除する際、重複している関連商品のうち、選択しているエントリーに含まれる商品特定情報を処理対象リストに残しているが、本実施の形態はこれに限られない。
つまり、処理対象リストに残す商品特定情報は、選択しているエントリーのものに限らなくてもよい。例えば、情報処理装置1は、すべてのユーザによって閲覧された回数の合計を閲覧回数として記録しておくものとし、重複している関連商品の商品特定情報ごとに集計された閲覧回数の最も多い関連商品の商品特定情報を、処理対象リストに残してもよい。
また、情報処理装置1は、重複している関連商品の商品特定情報のうち、価格が最も低い関連商品に係る商品特定情報、あるいは納期が最も早い関連商品に係る商品特定情報、など、ユーザにより予め指定された基準、あるいは情報処理装置1の管理者側で予め設定した基準で、処理対象リストに残す商品特定情報を決定してもよい。
本実施の形態のこの例によると、ユーザが過去に閲覧した商品と、現在閲覧している商品とに関係している関連商品とで、現在閲覧している商品とで同一の商品もしくは同一の商品名の商品が含まれる場合であっても、当該ユーザのユーザ側端末装置40に、複数の同じ商品が繰り返し表示されることがない。
また情報処理装置1は、ステップS20で関連商品のリストを生成した後、フィルタリング処理を行ってもよい。このフィルタリングの処理は、例えば閲覧商品を検索した際の検索キーワードに基づいて予め設定したジャンルの商品を当該リストから削除することで行う。具体的には、ユーザが「インナー」を検索した場合には、関連商品として、「水着」のジャンルの商品を表示しない、などとして予め定めておく。また、このフィルタリングの処理は、ユーザの過去の購買履歴に基づいて行ってもよい。例えば、既にユーザが購入している商品については、関連商品のリストから削除することとしてもよい。
[変形例2]
また本実施の形態の情報処理装置1は、複数の店舗の商品の情報を提供していてもよい。この場合に、各店舗で、同じ商品であっても互いに異なる商品特定情報が設定されてもよい。つまり、各店舗で、同じ商品であっても、商品名や、商品画像データが相違していてもよい。
以下では、このような場合に、情報処理装置1の制御部11が、表示制御部26として機能する際に、同一の商品を、重複した商品として、当該重複を排除して選択する例について説明する。
この例では表示制御部26は、関連商品取得部25から、当該関連商品取得部25が得た、関連商品の商品特定情報と類似度との情報を受け入れて、関連商品の商品特定情報と各関連商品の類似度とを関連付けたリスト
(R01,S01),(R02,S02),…,(R1,S1),(R2,S2),…,(RN1,SN1),(RN2,SN2),…
を生成する。
表示制御部26は、生成したリストに含まれる商品特定情報で特定される関連商品のうちに、同一の関連商品を特定する商品特定情報があるか否かを判断する。ここで関連商品が同一であるか否かは、
・商品名が類似するか
・ジャンルが同一もしくは類似するか
・商品の画像データが類似するか
等の条件に基づいて判断すればよい。
具体的に、商品名が類似するか否かの判断は、例えば編集距離またはレーベンシュタイン距離等を用いて行うことができる。また、画像データの類似性は、広く知られた種々の画像データの類似度を演算する処理を採用できる。
表示制御部26は、商品名に基づく類似度、画像データに基づく類似度など、類似度ごとに予め閾値を定めておく。そして表示制御部26は、例えば、比較の対象とした商品について、上記類似度の少なくとも一つが、対応して定められた閾値を超え、かつ、ジャンルが同一もしくは類似する商品である場合に、当該商品が同一の商品であると判断する。
表示制御部26は、生成したリストに含まれる商品特定情報が特定する関連商品のうちに、上記の方法等で同一の商品に係る商品特定情報が含まれると判断すると、当該同一の商品ごとに固有の識別子を発行する。ここで発行した識別子を以下、中間データと呼ぶ。表示制御部26は、同一の商品に係る商品特定情報に、当該商品に固有の中間データを関連付けて記憶する。なお、ここでは表示制御部26が中間データを発行することとしたが、予め、同一の商品に係る商品特定情報に、当該商品に固有の中間データが関連付けられて記憶されてもよい。
表示制御部26は、固有の中間データごとに、中間データに関連付けられた商品特定情報を参照し、共通の中間データに関連付けられた商品特定情報のいずれか一つを選択する。具体的に表示制御部26は、変形例1で説明した方法と同様、共通の中間データに関連付けられた商品特定情報のうち、商品特定情報で特定される商品が閲覧された回数など、予め指定された基準に基づいて、ここでの選択を行えばよい。
図6は、変形例2における情報処理装置1の動作例を示す。以下の説明では、情報処理装置1は、複数の店舗の商品の情報を提供するものとし、同じ商品であっても店舗ごとに異なる商品名や商品特定情報が設定されるものとする。
また図6に例示する処理においても、情報処理装置1は、予めユーザをログイン名とパスワードとを用いて認証しておくものとする。
この例では、情報処理装置1は、図5に例示したステップS1からS19の処理を実行して、関連商品の商品特定情報と類似度との組であるエントリーを、類似度の大きい順にソートした処理対象リストを生成する。
そして情報処理装置1は、この処理対象リストに含まれる商品特定情報のそれぞれに関連付けて商品データベースサーバ20に記録されている商品名や、ジャンル、関連商品の画像データ等の情報を取得する(S41)。
情報処理装置1は、ステップS41で取得した情報に基づき、処理対象リスト内に、同一の関連商品があるか否かを判断する(S42)。既に述べたように、ここで関連商品が同一であるか否かは、
・商品名が類似するか
・ジャンルが同一もしくは類似するか
・商品の画像データが類似するか
等の条件に基づいて判断するものとする。
ここで同一の関連商品があると判断すると(S42:Yes)、情報処理装置1は、当該同じ関連商品を特定する商品特定情報のそれぞれに共通の中間データを関連づけて記憶する。この中間データは、この関連商品に固有のものとする(S43)。
情報処理装置1は、共通の中間データに関連付けられた商品特定情報があれば、当該商品特定情報で特定される関連商品のうちいずれか一つを選択する(S44)。この選択は、例えば、共通の中間データに関連付けられた商品特定情報で特定される関連商品のうち、閲覧回数が最も多い関連商品を選択すればよい。
情報処理装置1は、共通の中間データに関連付けられた商品特定情報のうち、選択した関連商品の商品特定情報を除く、選択されなかった関連商品の商品特定情報のエントリーを、処理対象リストから除外する(S45)。
情報処理装置1は、ステップS45で生成した関連商品のリストに基づいて、この関連商品のリストに含まれている順で、関連商品の情報を、現在ユーザが閲覧している商品のウェブページに、例えば「おすすめ商品」として含めてユーザ側端末装置40に表示させるよう、出力部27に指示する(S46)。また、ステップS42で同一の関連商品がなければ(S42:No)、情報処理装置1は、ステップS46に移行して、関連商品のリストに含まれている順で、関連商品の情報を、現在ユーザが閲覧している商品のウェブページに、例えば「おすすめ商品」として含めてユーザ側端末装置40に表示させるよう、出力部27に指示する。
これによりユーザは、自らの過去閲覧商品と、現在閲覧している商品とに関係している関連商品を知ることができる。またこのとき、複数の店舗で互いに同じ商品が提供されている場合であっても、複数の同じ商品が繰り返し表示されることがない。
このように本実施の形態では、ユーザごとの、カスタマイズされた関連情報が、現在閲覧している商品と関わりないものを除いたり、重複を排除したりといった、所定のフィルタリング処理により選別されて提供されるので、ユーザごとの嗜好や事情に対応した関連商品を提示できる。
1 情報処理装置、11 制御部、12 記憶部、13 通信部、20 商品データベースサーバ、21 入力部、22 履歴情報管理部、23 履歴情報取得部、24 履歴情報選択部、25 関連商品取得部、26 表示制御部、27 出力部、30 発注処理サーバ、40 ユーザ側端末装置。

Claims (8)

  1. ユーザから商品の閲覧要求を受け入れる手段と、
    前記閲覧要求を受け入れた時点より前に閲覧した商品を特定する商品特定情報を含む履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記受け入れた閲覧要求との関係で設定された条件を満足する商品特定情報を、前記履歴情報のうちから選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記履歴情報のうちから選択した商品特定情報と、前記閲覧要求の対象となる商品を特定する商品特定情報とのそれぞれに関連商品として関連付けられた商品に係る商品特定情報を取得する関連商品取得手段と、
    前記関連商品取得手段が取得した前記関連商品に係る情報のうちから、表示の対象となる関連商品を選択し、前記閲覧要求を行ったユーザに提示させる提示制御手段と、
    を含み、
    前記商品は、ジャンルに分類されており、
    前記閲覧要求との関係で設定された条件は、前記閲覧要求の対象となる商品のジャンルと、同一もしくは類似するジャンルに属するとの条件である情報処理装置。
  2. ユーザから商品の閲覧要求を受け入れる手段と、
    前記閲覧要求を受け入れた時点より前に閲覧した商品を特定する商品特定情報を含む履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記受け入れた閲覧要求との関係で設定された条件を満足する商品特定情報を、前記履歴情報のうちから選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記履歴情報のうちから選択した商品特定情報と、前記閲覧要求の対象となる商品を特定する商品特定情報とのそれぞれに関連商品として関連付けられた商品に係る商品特定情報を取得する関連商品取得手段と、
    前記関連商品取得手段が取得した前記関連商品に係る情報のうちから、表示の対象となる関連商品を選択し、前記閲覧要求を行ったユーザに提示させる提示制御手段と、
    を含み、
    前記提示制御手段は、前記関連商品取得手段が取得する関連商品の商品特定情報で特定される商品のうちに、重複した商品が含まれるか否かを判断し、重複する商品が含まれる場合は、予め定めた選択条件に基づいて、当該重複する商品のいずれか一つを選択する情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記提示制御手段は、前記関連商品取得手段が取得した商品特定情報で特定される商品を、所定の規則に従い順序づけてユーザに提示させる情報処理装置。
  4. ユーザから商品の閲覧要求を受け入れる手段と、
    前記閲覧要求を受け入れた時点より前に閲覧した商品を特定する商品特定情報を含む履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記受け入れた閲覧要求との関係で設定された条件を満足する商品特定情報を、前記履歴情報のうちから選択する選択手段と、
    前記選択手段が前記履歴情報のうちから選択した商品特定情報と、前記閲覧要求の対象となる商品を特定する商品特定情報とのそれぞれに関連商品として関連付けられた商品に係る商品特定情報を取得する関連商品取得手段と、
    前記関連商品取得手段が取得した前記関連商品に係る情報のうちから、表示の対象となる関連商品を選択し、前記閲覧要求を行ったユーザに提示させる提示制御手段と、
    を含み、
    前記提示制御手段は、前記関連商品取得手段が取得した商品特定情報で特定される商品を、所定の規則に従い順序づけてユーザに提示させる情報処理装置。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記商品は、ジャンルに分類されており、
    前記閲覧要求との関係で設定された条件は、前記閲覧要求の対象となる商品のジャンルと、同一もしくは類似するジャンルに属するとの条件である情報処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記履歴取得手段は、前記閲覧要求を受け入れた時点より前の、所定の通信セッションにおいて閲覧した商品を特定する商品特定情報を含む履歴情報を取得する情報処理装置。
  7. コンピュータを用い、
    履歴取得手段が、ユーザごとに、過去に当該ユーザが閲覧した商品を特定する情報を含む履歴情報を取得し、
    関連情報取得手段が、指定された商品特定情報に基づいて、少なくとも一つの関連商品の商品特定情報を取得し、
    関連情報選択手段が、ユーザが商品を閲覧したときに、当該閲覧した商品を特定する商品特定情報と、前記履歴取得手段が取得した、当該ユーザが過去に閲覧した商品を特定する履歴情報とに基づき、前記関連情報取得手段に関連商品の商品特定情報を取得させ、当該取得させた商品特定情報のうちから、出力する関連商品の商品特定情報を選択して、
    前記関連情報選択手段が選択した、関連商品の商品特定情報を出力する際に、前記関連情報取得手段が取得する関連商品の商品特定情報で特定される商品のうちに、重複した商品が含まれるか否かを判断し、重複する商品が含まれる場合は、予め定めた選択条件に基づいて、当該重複する商品のいずれか一つを選択して出力する情報処理方法。
  8. コンピュータを、
    ユーザごとに、過去に当該ユーザが閲覧した商品を特定する情報を含む履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    指定された商品特定情報に基づいて、少なくとも一つの関連商品の商品特定情報を取得する関連情報取得手段と、
    ユーザが商品を閲覧したときに、当該閲覧した商品を特定する商品特定情報と、前記履歴取得手段が取得した、当該ユーザが過去に閲覧した商品を特定する履歴情報とに基づき、前記関連情報取得手段に関連商品の商品特定情報を取得させ、当該取得させた商品特定情報のうちから、出力する関連商品の商品特定情報を選択する関連情報選択手段と、
    前記関連情報選択手段が選択した、関連商品の商品特定情報を出力する手段と、
    として機能させ
    前記関連商品の商品特定情報を出力する際には、前記関連情報取得手段が取得する関連商品の商品特定情報で特定される商品のうちに、重複した商品が含まれるか否かを判断し、重複する商品が含まれる場合は、予め定めた選択条件に基づいて、当該重複する商品のいずれか一つを選択させるプログラム。
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