JP6981297B2 - データ処理装置、データ量調整方法、及びデータ量調整プログラム - Google Patents
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Description
<データ処理装置の構成例>
図1は、第1実施形態のデータ処理装置の一例を示すブロック図である。図1においてデータ処理装置10は、処理部(第1処理部)11と、処理部(第2処理部)12と、データ量制御部(制御装置)13とを有している。
第2実施形態は、より具体的な実施形態に関する。
図2は、第2実施形態のシステムの一例を示すブロック図である。図2においてシステム20は、センサ30と、データ処理装置40と、サーバ50とを有している。図2では、センサ30を1つのみ示しているが、センサ30の数はこれに限定されるものではない。
図2においてデータ処理装置40は、取得部41と、加工部42と、分析部43と、送信部44と、データ量制御部(制御装置)45とを有している。
以上の構成を有するデータ処理装置40の処理動作の一例について説明する。上記の通り、第1実施形態の処理部11と処理部12との関係は、取得部41及び加工部42、加工部42及び分析部43、並びに、分析部43及び送信部44に対して、同様に当てはまる。このため、ここでは、説明を簡潔にするために、取得部41及び加工部42に着目して説明する。
図3は、第2実施形態のデータ処理装置によるイベント破棄制御処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、第2実施形態のデータ処理装置による閾値調整制御処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、データ処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図10においてデータ処理装置100は、プロセッサ101と、メモリ102とを有している。第1実施形態及び第2実施形態で説明したデータ処理装置10,40の処理部11,12、データ量制御部13,45、取得部41、加工部42、分析部43、及び送信部44は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されてもよい。プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、データ処理装置10,40に供給することができる。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってデータ処理装置10,40に供給されてもよい。また、データ量制御部(制御装置)13,45がプロセッサ及びメモリを有して、単独でプロセッサがメモリに記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されてもよい。
入力されたデータに対して第1処理を行って第1処理後のデータを形成し、前記形成した第1処理後のデータを第1イベントとして出力する第1処理部と、
前記第1処理部から出力された前記第1イベントとしての前記第1処理後のデータに対して第2処理を行って第2処理後のデータを形成し、前記形成した第2処理後のデータを第2イベントとして出力する第2処理部と、
第1の単位期間における前記第1処理部による前記第1イベントの出力量が第1閾値の設定値に達した場合、前記第1処理部に対して、前記第1の単位期間において前記第1イベントの出力量が前記第1閾値の設定値に達した第1タイミング以降に形成された前記第1イベントを破棄させて前記第1イベントの出力を回避させると共に、第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量に基づいて、前記第1の単位期間における前記第1閾値の設定値を調整するデータ量制御部と、
を具備するデータ処理装置。
前記データ量制御部は、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が第2閾値の設定値に達した場合、前記第1閾値の第1設定値から該第1設定値よりも小さい第2設定値に減少させる、
付記1記載のデータ処理装置。
前記第2設定値は、前記第1設定値よりも所定のダウンステップ幅だけ小さい、
付記2記載のデータ処理装置。
前記データ量制御部は、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が前記第2閾値の設定値より小さく且つ前記第2の単位期間における前記第1閾値の設定値が前記第1閾値の初期値よりも小さい第3設定値である場合、前記第3設定値から前記第3設定値よりも大きく且つ前記初期値以下である第4設定値に増加させる、
付記3記載のデータ処理装置。
前記第4設定値は、前記第3設定値よりも所定のアップステップ幅だけ大きい、
付記4記載のデータ処理装置。
前記所定のダウンステップ幅は、前記アップステップ幅よりも大きい、
付記5記載のデータ処理装置。
前記データ量制御部は、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が第3閾値に達した場合、前記第2処理部に対して、前記第2の単位期間において前記第2イベントの出力量が第3閾値に達した第2タイミング以降に形成された前記第2イベントを廃棄させて前記第2イベントの出力を回避させる、
付記2から6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
前記第2閾値は、前記第3閾値に等しいか、又は、前記第3閾値よりも大きい、
付記7記載のデータ処理装置。
前記第1の単位期間は、前記第2の単位期間と同じ単位期間であるか、又は、前記第2の単位期間よりも後の単位期間である、
付記1から8のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
入力されたデータに対して第1処理を行って第1処理後のデータを形成し、前記形成した第1処理後のデータを第1イベントとして出力する第1処理部と、前記第1処理部から出力された前記第1イベントとしての前記第1処理後のデータに対して第2処理を行って第2処理後のデータを形成し、前記形成した第2処理後のデータを第2イベントとして出力する第2処理部と、を具備するデータ処理装置によって実行されるデータ量調整方法であって、
第1の単位期間における前記第1処理部による前記第1イベントの出力量が第1閾値の設定値に達した場合、前記第1処理部に対して、前記第1の単位期間において前記第1イベントの出力量が前記第1閾値の設定値に達した第1タイミング以降に形成された前記第1イベントを破棄させて前記第1イベントの出力を回避させること、及び
第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量に基づいて、前記第1の単位期間における前記第1閾値の設定値を調整すること、
を含むデータ量調整方法。
前記第1閾値の設定値の調整では、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が第2閾値の設定値に達した場合、前記第1閾値の第1設定値から該第1設定値よりも小さい第2設定値に減少させる、
付記10記載のデータ量調整方法。
前記第2設定値は、前記第1設定値よりも所定のダウンステップ幅だけ小さい、
付記11記載のデータ量調整方法。
前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が前記第2閾値の設定値より小さく且つ前記第2の単位期間における前記第1閾値の設定値が前記第1閾値の初期値よりも小さい第3設定値である場合、前記第3設定値から前記第3設定値よりも大きく且つ前記初期値以下である第4設定値に増加させる、
付記12記載のデータ量調整方法。
前記第4設定値は、前記第3設定値よりも所定のアップステップ幅だけ大きい、
付記13記載のデータ量調整方法。
前記所定のダウンステップ幅は、前記アップステップ幅よりも大きい、
付記14記載のデータ量調整方法。
前記第1の単位期間は、前記第2の単位期間と同じ単位期間であるか、又は、前記第2の単位期間よりも後の単位期間である、
付記10から15のいずれか1項に記載のデータ量調整方法。
前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が第3閾値に達した場合、前記第2処理部に対して、前記第2の単位期間において前記第2イベントの出力量が第3閾値に達した第2タイミング以降に形成された前記第2イベントを廃棄させて前記第2イベントの出力を回避させることをさらに含む、
付記10から16のいずれか1項に記載のデータ量調整方法。
入力されたデータに対して第1処理を行って第1処理後のデータを形成し、前記形成した第1処理後のデータを第1イベントとして出力する第1処理部と、前記第1処理部から出力された前記第1イベントとしての前記第1処理後のデータに対して第2処理を行って第2処理後のデータを形成し、前記形成した第2処理後のデータを第2イベントとして出力する第2処理部と、を具備するデータ処理装置に、
第1の単位期間における前記第1処理部による前記第1イベントの出力量が第1閾値の設定値に達した場合、前記第1処理部に対して、前記第1の単位期間において前記第1イベントの出力量が前記第1閾値の設定値に達した第1タイミング以降に形成された前記第1イベントを破棄させて前記第1イベントの出力を回避させること、及び
第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量に基づいて、前記第1の単位期間における前記第1閾値の設定値を調整すること、
を含む処理を実行させる、データ量調整プログラム。
11 処理部(第1処理部)
12 処理部(第2処理部)
13,45 データ量制御部
20 システム
30 センサ
41 取得部
42 加工部
43 分析部
44 送信部
45A タイマ部
45B カウント部
45C データ量調整部
45D 閾値調整部
50 サーバ
Claims (10)
- 入力されたデータに対して第1処理を行って第1処理後のデータを形成し、前記形成した第1処理後のデータを第1イベントとして出力する第1処理部と、
前記第1処理部から出力された前記第1イベントとしての前記第1処理後のデータに対して第2処理を行って第2処理後のデータを形成し、前記形成した第2処理後のデータを第2イベントとして出力する第2処理部と、
第1の単位期間における前記第1処理部による前記第1イベントの出力量が第1閾値の設定値に達した場合、前記第1処理部に対して、前記第1の単位期間において前記第1イベントの出力量が前記第1閾値の設定値に達した第1タイミング以降に形成された前記第1イベントを破棄させて前記第1イベントの出力を回避させると共に、第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量に基づいて、前記第1の単位期間における前記第1閾値の設定値を調整するデータ量制御部と、
を具備するデータ処理装置。 - 前記データ量制御部は、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が第2閾値の設定値に達した場合、前記第1閾値の第1設定値から該第1設定値よりも小さい第2設定値に減少させる、
請求項1記載のデータ処理装置。 - 前記第2設定値は、前記第1設定値よりも所定のダウンステップ幅だけ小さい、
請求項2記載のデータ処理装置。 - 前記データ量制御部は、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が前記第2閾値の設定値より小さく且つ前記第2の単位期間における前記第1閾値の設定値が前記第1閾値の初期値よりも小さい第3設定値である場合、前記第3設定値から前記第3設定値よりも大きく且つ前記初期値以下である第4設定値に増加させる、
請求項3記載のデータ処理装置。 - 前記第4設定値は、前記第3設定値よりも所定のアップステップ幅だけ大きい、
請求項4記載のデータ処理装置。 - 前記所定のダウンステップ幅は、前記アップステップ幅よりも大きい、
請求項5記載のデータ処理装置。 - 前記データ量制御部は、前記第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量が第3閾値に達した場合、前記第2処理部に対して、前記第2の単位期間において前記第2イベントの出力量が第3閾値に達した第2タイミング以降に形成された前記第2イベントを廃棄させて前記第2イベントの出力を回避させる、
請求項2から6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記第2閾値は、前記第3閾値に等しいか、又は、前記第3閾値よりも大きい、
請求項7記載のデータ処理装置。 - 入力されたデータに対して第1処理を行って第1処理後のデータを形成し、前記形成した第1処理後のデータを第1イベントとして出力する第1処理部と、前記第1処理部から出力された前記第1イベントとしての前記第1処理後のデータに対して第2処理を行って第2処理後のデータを形成し、前記形成した第2処理後のデータを第2イベントとして出力する第2処理部と、を具備するデータ処理装置によって実行されるデータ量調整方法であって、
第1の単位期間における前記第1処理部による前記第1イベントの出力量が第1閾値の設定値に達した場合、前記第1処理部に対して、前記第1の単位期間において前記第1イベントの出力量が前記第1閾値の設定値に達した第1タイミング以降に形成された前記第1イベントを破棄させて前記第1イベントの出力を回避させること、及び
第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量に基づいて、前記第1の単位期間における前記第1閾値の設定値を調整すること、
を含むデータ量調整方法。 - 入力されたデータに対して第1処理を行って第1処理後のデータを形成し、前記形成した第1処理後のデータを第1イベントとして出力する第1処理部と、前記第1処理部から出力された前記第1イベントとしての前記第1処理後のデータに対して第2処理を行って第2処理後のデータを形成し、前記形成した第2処理後のデータを第2イベントとして出力する第2処理部と、を具備するデータ処理装置に、
第1の単位期間における前記第1処理部による前記第1イベントの出力量が第1閾値の設定値に達した場合、前記第1処理部に対して、前記第1の単位期間において前記第1イベントの出力量が前記第1閾値の設定値に達した第1タイミング以降に形成された前記第1イベントを破棄させて前記第1イベントの出力を回避させること、及び
第2の単位期間における前記第2処理部による前記第2イベントの出力量に基づいて、前記第1の単位期間における前記第1閾値の設定値を調整すること、
を含む処理を実行させる、データ量調整プログラム。
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