JP6980627B2 - 油のスラッジ生成性判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、油のスラッジ生成性判定方法に関する。
従来、種々の目的で使用される油について、長寿命化を図るために性能判定を行うための技術が知られている。例えばタービンの軸受の潤滑に用いられる潤滑油は、大量に使用され、また、一部のユニットでは定期的な部分交換で運用されることから、長寿命化が求められている。油の長寿命化を図る指標の一つとして、酸化による劣化に伴うスラッジの生成しやすさがある。劣化過程においてスラッジが生成されると、例えば軸受面にスラッジが堆積したり、軸受温度の上昇を招いたりする。その結果、タービンのトリップや点検が必要となる可能性がある。そのため、油の劣化過程で生じるスラッジ量の傾向を把握することが重要となる。
特許文献1には、潤滑油の酸化劣化試験を行って劣化油を生成し、生成された劣化油について、RBOT試験(回転ボンベ式酸化安定度試験、RPVOT試験)によって劣化指標となるRBOT残存率を求め、さらに、スラッジ(濾過残渣)の重量を求めることで、RBOT残存率に応じて潤滑油のスラッジの生成しやすさを判定する判定方法が記載されている。
特許第4209093号公報
上記特許文献1に記載の判定方法では、劣化油を生成する酸化劣化試験として、TOST試験(タービン油酸化安定度試験)を応用して劣化油を生成している。TOST試験は、試験管に水と潤滑油、銅および鉄の触媒を入れ、95℃の恒温槽に浸しながら大気圧下の酸素を吹き込んで、潤滑油を酸化させる試験である。特許文献1に記載の酸化劣化試験では、水を添加することなく、恒温槽の温度を120℃とすることで、潤滑油の酸化を加速させるDry TOST試験を用いている。しかしながら、Dry TOST試験においても、潤滑油を十分に劣化させるには、約500時間から約3000時間程度の時間を要することもあり、スラッジの生成しやすさを判定するための試験を速やかに実施することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、油の劣化によるスラッジの生成しやすさを、より速やかに判定することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、油および銅触媒を入れ、酸素で置換、または、酸素もしくは空気を注入して、酸素分圧が大気圧下における値よりも高い所定圧力となるまで加圧した加圧容器を、所定温度の恒温槽に浸して回転させて、前記油が酸化した劣化油を生成するステップと、生成された前記劣化油の一部について、RPVOT試験により酸化による劣化油の劣化程度を示す指標値であるRPVOT残存率を測定すると共に、濾過残渣であるスラッジの重量を測定するステップと、前記測定された前記RPVOT残存率と前記スラッジの重量との関係から、前記油の劣化による前記スラッジの生成しやすさを判定するステップと、を備えることを特徴とする。
この構成により、劣化油を生成するステップにおいて、酸素で置換、または、酸素もしくは空気の注入により、酸素分圧が大気圧下における値よりも高い所定圧力下で油を酸化させるため、速やかに劣化油を得ることができる。そして、生成した劣化油の一部について、RPVOT試験ステップでRPVOT残存率を測定すると共に、濾過残渣であるスラッジ量を測定する。これにより、劣化油のRPVOT残存率およびスラッジ量の測定を並行して行うことができる。その結果、得られたRPVOT残存率とスラッジ量とを対応づけて、油の劣化によるスラッジの生成しやすさを、より速やかに判定することが可能となる。
また、前記所定圧力は、0.3(MPa)以上1.0(MPa)以下であることが好ましい。
この構成により、劣化油を生成するステップにおいて、速やかに劣化油を得ることができる。
また、前記所定温度は、130(℃)以上150(℃)以下であることが好ましい。
この構成により、劣化油を生成するステップにおいて、速やかに劣化油を得ることができる。
また、前記加圧容器内の圧力が最大圧力から予め定められた圧力まで降圧することにより、前記RPVOT残存率の推定値がほぼ0(%)となる第1の期間が特定されており、前記劣化油を生成する前記ステップは、前記第1の期間よりも短い第2の期間で実施され、前記第2の期間は、生成すべき前記劣化油のRPVOT残存率の値に応じて調整される、ことが好ましい。
この構成により、劣化油を生成するステップにおいて、第2の期間を調整するだけで、所望のRPVOT残存率に近い劣化油を精度良く生成することができる。
前記劣化油を生成する前記ステップは、前記RPVOT試験で用いられる試験装置を用いて、前記劣化油を生成することが好ましい。
この構成により、RPVOT試験に用いる試験装置さえあれば、劣化油を生成するステップとRPVOT試験を行うステップとの双方を実施することができるため、複数の種類の試験装置を準備する必要がなくなり、コストダウンを図ることが可能となる。
また、前記RPVOT試験は、ASTM D2272で規定される試験であることが好ましい。
図1は、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法の一例を示すフローチャートである。 図2は、RPVOT試験において用いられるRPVOT試験装置を示す模式図である。 図3は、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法における各試験条件を示す説明図である。 図4は、劣化油生成ステップの実施時間にしたがった加圧容器内の圧力変化の一例を示す説明図である。 図5は、推定RPVOT残存率と実際のRPVOT残存率との関係の一例を示す説明図である。 図6は、RPVOT試験ステップで測定されたRPVOT残存率と、スラッジ量測定ステップで測定されたスラッジ量と関係の一例を示す説明図である。 図7は、劣化油生成ステップでRPVOT残存率が異なる劣化油を生成するまでに要する実施時間の一例を示す説明図である。
以下に、本発明にかかる油のスラッジ生成性判定方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法の一例を示すフローチャートである。実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法は、例えばタービンの軸受等を潤滑するための潤滑油について、劣化過程で生じるスラッジの重量(濾過残渣の重量)の傾向を把握し、劣化度合に応じた潤滑油のスラッジ生成性を判定するための方法である。なお、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法は、タービンの軸受等を潤滑するための潤滑油以外の油について、実施されるものであってもよい。
実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法は、図1に示すように、劣化油生成ステップST1と、RPVOT(Rotating Pressure Vessel Oxdation Test)試験ステップST2Aと、スラッジ量測定ステップST2Bと、判定ステップST3とを備える。図1に示す各処理は、作業者により、各種の装置を用いて実施される。
作業者は、まず、劣化油生成ステップST1を実施する。劣化油生成ステップST1は、油および銅触媒を入れ、酸素で置換、または、酸素もしくは空気を注入して、酸素分圧が大気圧下における値よりも高い所定圧力Pref(図3参照)まで加圧した加圧容器を、所定温度の恒温槽に浸して回転させて、油が酸化した劣化油を生成するステップである。劣化油生成ステップST1は、油の酸化劣化試験の一種である回転ボンベ式酸化安定度試験(以下、「RPVOT試験」と称する)に用いられる試験装置を利用して、作業者により実施される。
図2は、RPVOT試験において用いられるRPVOT試験装置を示す模式図である。RPVOT試験装置10は、図示するように、加圧容器11と、銅触媒12と、恒温槽13とを備えている。加圧容器11は、酸素で置換、または、酸素もしくは空気を注入して酸素分圧を所定圧力Prefに加圧可能なボンベ(耐圧容器)である。劣化油生成ステップST1において、加圧容器11の内部には、試料となる潤滑油1と、潤滑油1の酸化を促進するための銅触媒12とが配置される。加圧容器11は、図示しない駆動源(例えば、モータ)からの動力により恒温槽13内で回転可能とされている。また、加圧容器11内の圧力は、図示しない圧力計測器により検出される。銅触媒12は、銅触媒であり、本実施形態では、コイル状に形成されている。恒温槽13は、所定温度に保たれており、内部に加圧容器11が浸漬される。
劣化油生成ステップST1では、加圧容器11に潤滑油1および銅触媒12を入れる。次に、酸素を注入して加圧容器11内の酸素分圧を大気圧下における値よりも高い所定圧力Prefとし、加圧容器11を所定温度Tref(図3参照)とされた恒温槽13に浸漬して、図示しない駆動源からの動力により加圧容器11を恒温槽13内で回転させる。劣化油生成ステップST1は、加圧容器11を恒温槽13に浸漬したタイミングを開始時点として、実施時間t(図4参照)にわたって実施される。それにより、加圧容器11内の潤滑油1を酸化させた劣化油が生成される。
本実施形態では、同じ種類の潤滑油1について、実施時間tを変更して劣化油生成ステップST1を複数回にわたって実施することで、後述するRPVOT残存率が異なる複数の劣化油を生成する。ここで、RPVOT残存率は、酸化による劣化油の劣化程度を示す指標値であり、後工程であるRPVOT試験ステップST2Aで実測値が測定される。RPVOT残存率は、新油において100%となり、酸化による劣化が進んだ劣化油ほど値が小さくなる。本実施形態では、同じ実施時間tで劣化油生成ステップST1を2セット実施することで、RPVOT残存率が同じ劣化油を2セット作成する。
劣化油生成ステップST1の実施条件について、図3を参照しながら説明する。図3は、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法における各試験条件を示す説明図である。図3における中央欄が、劣化油生成ステップST1の試験条件を示している。また、図3においては、比較のため、ASTM D7873で規定されるDry TOST試験の試験条件を左欄に付記している。Dry TOST試験は、水を添加することなく、試験管に360mlの潤滑油と、銅および鉄の触媒(それぞれ径(φ)1.6mm、長さ3mのコイル)を入れ、試験管を120℃の恒温槽に浸しながら、大気圧下の酸素を3L/minで吹き込むことで、潤滑油を酸化させる試験法である。このDry TOST試験では、潤滑油1の種類によっては、RPVOT残存率が十分に低下した劣化油を生成するために、約500時間から約3000時間程度の実施時間を要する場合がある。
実施形態にかかる劣化油生成ステップST1では、図3に示すように、1セットごとの潤滑油1の油量が60(g)とされる。本実施形態において、劣化油生成ステップST1は2セット実施されることから、合計120(g)分の潤滑油1を試料として、2回に分けて劣化油を生成する。これにより、後述するRPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bで用いる劣化油を、十分な量だけ生成することができる。
劣化油生成ステップST1では、恒温槽13の所定温度Trefは、150℃とされる。このように、恒温槽13の所定温度をDry TOST試験における120℃よりも高い150℃とすることで、潤滑油1の酸化を加速させることができる。なお、恒温槽13の所定温度Trefは、130℃以上150℃以下であってもよい。所定温度Trefを130℃以上とすることで、Dry TOST試験における120℃に対して、10℃上昇させることができ、潤滑油1の酸化を好適に加速させることができると言える。また、所定温度Trefを、150℃以下とすることで、潤滑油に熱分解が生じ、想定している酸化による劣化とは異なるモードで劣化する恐れを低減することができる。
劣化油生成ステップST1では、酸素の注入による加圧容器11の酸素分圧の所定圧力Prefは、大気圧下における値よりも高い0.62MPaとされる。このように、加圧容器11の酸素分圧をDry TOST試験の試験条件である大気圧下における値よりも高く加圧することで、潤滑油1の酸化を加速させることができる。所定圧力Prefは、0.3(MPa)以上1.0(MPa)以下の範囲の値であってもよい。なお、酸素ではなく空気を注入して加圧容器11の酸素分圧を所定圧力Prefとしてもよい。また、加圧容器11内を酸素で置換、すなわち、加圧容器11内をすべて酸素雰囲気としてもよい。
銅触媒12としては、径(φ)が1.6mm、長さ3mのコイル状の銅線を用いる。
次に、劣化油生成ステップST1で異なるRPVOT残存率の劣化を生成するための実施時間tについて、図4を参照しながら説明する。図4は、劣化油生成ステップの実施時間にしたがった加圧容器内の圧力変化の一例を示す説明図である。図示するように、劣化油生成ステップST1の開始後(加圧容器11が恒温槽13に浸された後)、加圧容器11内の圧力が最大圧力Pmaxとなり、さらに劣化油生成ステップST1を継続していくと、ある時点で圧力が降圧し始める。すなわち、加圧容器11内の酸素が潤滑油1の酸化によって消費されることで、加圧容器11内の圧力が降圧する。ここでは、開始時点から、加圧容器11内の圧力が最大圧力Pmaxから予め定められた圧力Pに至るまでの時間を、劣化油生成ステップST1におけるRPVOT値tと称する。本実施形態において、予め定められた圧力Pは、最大圧力Pmaxから0.175MPa降圧した値である。なお、予め定められた圧力Pは、例えば最大圧力Pmaxから0.170MPa〜0.180MPa降圧した値であってもよい。RPVOT値tは、図3に示す劣化油生成ステップST1の試験条件で、加圧容器11内の圧力が最大圧力Pmaxから0.175MPa降圧した圧力Pに至るまで、劣化油生成ステップST1を実施することにより、測定することができる。
測定されたRPVOT値tに対して、X%の割合となる実施時間tAXだけ、劣化油生成ステップST1を実施したとする。このとき、生成される劣化油2は、RPVOT値tまで劣化油生成ステップST1を継続させて生成した劣化油2のX%だけ、酸化による劣化が進行したと推定することができる。上述したように、劣化油の劣化度合いの指標となるRPVOT残存率は、新油において100%であり、酸化が進んだ劣化油ほど値が小さくなる。RPVOT値tまで劣化油生成ステップST1を継続させて生成した劣化油2は、酸化が進み切っていると考えられることから、そのRPVOT残存率は、ほぼ0%(例えば、0%から3%以下の範囲)と推定することができる。すなわち、ここでのRPVOT値tは、加圧容器11内の圧力が最大圧力Pmaxから予め定められた圧力Pまで降圧することにより、RPVOT残存率の推定値がほぼ0%となる第1の期間である。したがって、劣化油2のX%だけ酸化による劣化が進んだ劣化油2は、(100−X)%のRPVOT残存率であると推定することができる。この劣化油2についてのRPVOT残存率の推定値を、推定RPVOT残存率(%)とする。例えば、図4において、RPVOT値tに対してX=75%の時間だけ劣化油生成ステップST1を実施して生成された劣化油2(X=75%)は、推定RPVOT残存率が25%となる。このように、RPVOT値tに対してX%となる実施時間tAX、すなわち第1の期間よりも短い第2の期間だけ、劣化油生成ステップST1を実施すれば、所望の推定RPVOT残存率となる劣化油2を生成することができる。言い換えると、第2の期間である実施時間tAXは、生成すべき劣化油2のRPVOT残存率の値に応じて調整される。
図5は、推定RPVOT残存率と実際のRPVOT残存率との関係の一例を示す説明図である。実際のRPVOT残存率は、劣化油生成ステップST1で生成した各劣化油2について、後述するASTM D2272に規定されるRPVOT試験により測定された値である。図示するように、推定RPVOT残存率と実際のRPVOT残存率とは、完全に一致はしないものの、互いに近い値にある。そのため、後工程のRPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bにおいてデータを取得したいRPVOT残存率の劣化油に、比較的に近い劣化油2を得ることができる。
また、図5に示すように、推定RPVOT残存率と実際のRPVOT残存率とは、線形関係にある。したがって、図5に示す点を少なくとも2点取得すれば、線形関係に基づいて推定RPVOT残存率を調整することで、後工程でデータを取得したいRPVOT残存率に近い劣化油をより精度良く生成することが可能となる。その結果、例えば劣化油生成ステップST1で一部の劣化油のみを生成し、生成した劣化油について後述するRPVOT試験ステップST2Aを実施して図5に示す点を2点取得した後、線形関係に基づいて推定RPVOT残存率を調整しながら再び劣化油生成ステップST1を実施し、残りの劣化油をより精度良く生成することも可能となる。
次に、作業者は、RPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bを実施する。RPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bは、並行して実施されてもよいし、いずれか一方から順次実施されてもよい。また、RPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bは、劣化油生成ステップST1において、すべての劣化油が生成されるまで実施できないものではない。少なくとも1種類の劣化油が生成されたタイミングで、RPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bを実施してもよい。
RPVOT試験ステップST2Aは、生成された劣化油の一部について、ASTM D2272で規定されるRPVOT試験によりRPVOT残存率を測定するステップである。RPVOT試験ステップST2Aは、劣化油生成ステップST1において2セット生成されたRPVOT残存率が同じ劣化油のうち、1セットを利用して実施される。RPVOT試験ステップST2Aは、図2に示すRPVOT試験装置10を用いて実施される。ただし、劣化油生成ステップST1とRPVOT試験ステップST2Aとは、単一のRPVOT試験装置10を用いて実施される必要はない。
RPVOT試験ステップST2Aは、図3の右欄に示すASTM D2272に規定されるRPVOT試験の試験条件にしたがって実施される。より詳細には、RPVOT試験ステップST2Aでは、加圧容器11に、劣化油生成ステップST1で生成した1セットの劣化油を50gと、水を5mlと、径(φ)が1.6mm、長さ3mのコイル状の銅触媒12とを入れる。次に、酸素で置換して加圧容器11内を酸素雰囲気とし、加圧容器11内の圧力(すなわち酸素圧力)を大気圧下における値よりも高い0.62MPaとし、加圧容器11を150℃の恒温槽13に浸漬して、図示しない駆動源からの動力により加圧容器11を恒温槽13内で回転させる。そして、加圧容器11を恒温槽13に浸漬した時点から、加圧容器11内の圧力が最大圧力から0.175MPa降圧するまでの時間であるRPVOT値を測定する。すなわち、加圧容器11内の酸素が劣化油のさらなる酸化で消費されることで、加圧容器11内の圧力が降圧する。したがって、もとの劣化油が酸化しているほど、RPVOT試験に要する時間は短くなり、RPVOT値は小さくなる。
RPVOT試験ステップST2Aでは、劣化油生成ステップST1において生成されたRPVOT残存率が異なる劣化油のすべての種類について、上述した図3に示す試験条件にしたがってRPVOT試験を実施し、RPVOT値を測定する。また、RPVOT試験ステップST2Aでは、潤滑油1の新油についても、劣化油と同様に、図3に示す試験条件にしたがってRPVOT試験を実施し、RPVOT値を測定する。これにより、測定された各劣化油のRPVOT値を新油のRPVOT値で除することにより、各劣化油の実際のRPVOT残存率(%)を算出する。すなわち、RPVOT残存率は、新油のRPVOT値に対する劣化油のRPVOT値の割合である。RPVOT残存率は、上述したように、新油において100%となり、酸化による劣化が進んだ劣化油ほど値が小さくなる。なお、PRVOT試験ステップST2Aは、劣化油の実際のRPVOT残存率(%)を測定することさえできれば、ASTM D2272以外の規格で実施されてもよい。
スラッジ量測定ステップST2Bは、生成された劣化油の残りの一部について、濾過残渣であるスラッジの重量を測定するステップである。スラッジ量測定ステップST2Bは、劣化油生成ステップST1において2セット生成されたRPVOT残存率が同じ劣化油のうち、RPVOT試験ステップST2Aで使用しなかった残りの1セットを利用して実施される。スラッジ量測定ステップST2Bは、劣化油生成ステップST1において生成されたRPVOT残存率が異なる劣化油のすべての種類について、スラッジの重量を測定する。より詳細には、スラッジ量測定ステップST2Bは、各劣化油について、図示しない濾過装置で濾過処理を実施し、濾過残渣すなわちスラッジを取得し、取得したスラッジの重量(以下、スラッジ量と称する)を測定する。
RPVOT試験ステップST2Aおよびスラッジ量測定ステップST2Bの双方が完了すると、作業者は、判定ステップST3を実施する。判定ステップST3は、測定されたRPVOT残存率とスラッジ量とを対応づけて、潤滑油1の劣化によるスラッジの生成しやすさを判定するステップである。本実施形態では、RPVOT試験ステップST2Aで測定された各劣化油のRPVOT残存率と、スラッジ量測定ステップST2Bで測定された各劣化油のスラッジ量とを対応させて、RPVOT残存率ごとにスラッジ量をプロットし、潤滑油1の劣化度合に応じたスラッジの生成しやすさを判定する。
図6は、RPVOT試験ステップで測定されたRPVOT残存率と、スラッジ量測定ステップで測定されたスラッジ量との関係の一例を示す説明図である。図6においては、公知の内挿法(補間法)によって実測点以外の部分を補間している。また、図6においては、比較例として、劣化油生成ステップST1に代えて、図3の左欄の試験条件に従ったDry TOST試験によって劣化油を生成した場合のRPVOT残存率とスラッジ量との関係もプロットしている。なお、図中のスラッジ量は、劣化油1kgあたりのスラッジ量(mg)である。
図示するように、本実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法において測定されたRPVOT残存率とスラッジ量との関係は、比較例と概ね近い変化傾向を示している。図6に示す例において、後述する判定基準の一例となるRPVOT値25%で、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法ではスラッジ量が75.8mg/kg、比較例ではスラッジ量が68.0mg/kgであり、概ね近い値を得ている。また、図6に示す例において、実施形態と比較例との偏差は11.5%である。本実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法は、Dry TOST試験によって劣化油を生成する場合の比較例に近い精度で、潤滑油1の劣化度合に応じたスラッジの生成しやすさを判定することができると言える。
潤滑油1の劣化度合に応じたスラッジの生成しやすさが良好であるか否かの判定基準は、一例として、所定のRPVOT残存率未満の領域において、スラッジ量が所定値未満であることが挙げられる。所定のRPVOT残存率は、例えば、ASTM D4378で規定されるタービン潤滑油の基準である25%を採用することができる。また、スラッジ量の所定値は、例えば、タービン実機においてフィルター目詰まりといったスラッジ起因のトラブルが発生した実績に基づいて、100mg/kgを採用することができる。
実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法による劣化油の生成の加速効果について、図7を参照しながら説明する。図7は、劣化油生成ステップでRPVOT残存率が異なる劣化油を生成するまでに要する実施時間の一例を示す説明図である。ここでのRPVOT残存率は、RPVOT試験ステップST2で測定された実際のRPVOT残存率である。図7においては、公知の内挿法(補間法)によって実測点以外の部分を補間している。また、図7においても、図6と同様に、比較例として図3の左欄の試験条件に従ったDry TOST試験によって劣化油を生成した場合の値もプロットしている。図示するように、比較例では、上述した判定基準の一例となる劣化油のRPVOT残存率が25%に至るまでに、467時間を要する。これに対して、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法では、劣化油のRPVOT残存率が25%に至るまでに、19.7時間しか要していない。したがって、本実施形態の劣化油生成ステップST1によれば、比較例に対して、23.7倍だけ加速的に劣化を進めることができる。
以上説明したように、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法では、劣化油生成ステップST1において、酸素で置換、または、酸素もしくは空気の注入により、酸素分圧が大気圧下における値よりも高い所定圧力Pref下で潤滑油1を酸化させるため、速やかに劣化油を得ることができる。そして、生成した劣化油の一部(1セット分)について、RPVOT試験ステップST2AでRPVOT残存率を測定し、残りの一部(1セット分)について、スラッジ量測定ステップST2Bでスラッジ量を測定する。これにより、劣化油のRPVOT残存率およびスラッジ量の測定を並行して行うことができる。その結果、得られたRPVOT残存率とスラッジ量とを対応づけて、より速やかに潤滑油1の劣化によるスラッジの生成しやすさを判定することが可能となる。
また、所定圧力Prefは、0.3(MPa)以上1.0(MPa)以下であることが好ましい。また、所定圧力Prefは、0.62(MPa)であることが、より好ましい。
この構成により、劣化油生成ステップST1において、速やかに劣化油を得ることができる。ただし、所定圧力Prefは、大気圧よりも高く、潤滑油1の酸化を十分に加速させることができる値であればよい。
また、所定温度Trefは、130(℃)以上150(℃)以下であることが好ましい。また、所定温度Trefは、150(℃)であることが、より好ましい。
この構成により、劣化油生成ステップST1において、速やかに劣化油を得ることができる。ただし、所定温度Trefは、従来のDry TOST試験に比べて、潤滑油1の酸化を加速させることができ、かつ、潤滑油1が酸化以外の劣化モードによって劣化し得る温度未満の値であればよい。
また、加圧容器11内の圧力が最大圧力Pmaxから予め定められた圧力Pまで降圧することにより、RPVOT残存率の推定値がほぼ0(%)となる第1の期間(RPVOT値t)が特定されており、劣化油生成ステップST1は、第1の期間よりも短い第2の期間(実施時間tAX)で実施され、第2の期間は、生成すべき劣化油のRPVOT残存率の値に応じて調整される。
この構成により、劣化油生成ステップST1において、第2の期間(実施時間tAX)を調整するだけで、所望のRPVOT残存率に近い劣化油を精度良く生成することができる。ただし、実施時間tの決定手法は、本実施形態で説明したものに限られない。例えば、特定の種類の潤滑油1について、実施時間tと、生成される劣化油の実際のRPVOT残存率との関係を、実施形態にかかる油のスラッジ生成性判定方法の過去の実施結果や実験によりデータとして蓄積しておき、蓄積したデータに基づいて所望のRPVOT残存率を得るように実施時間tを設定してもよい。また、上記蓄積したデータに基づいて、特定の種類の潤滑油1について、RPVOT残存率が所定の残存率、例えば、ほぼ0(3%以下程度)となるときの圧力P、RPVOT値tを予め特定しておいてもよい。
また、劣化油生成ステップST1は、RPVOT試験で用いるRPVOT試験装置10を用いて、劣化油を生成する。
この構成により、RPVOT試験に用いるRPVOT試験装置10さえあれば、劣化油生成ステップST1とRPVOT試験ステップST2Aとの双方を実施することができるため、複数の種類の試験装置を準備する必要がなくなり、コストダウンを図ることが可能となる。なお、上述したように、劣化油生成ステップST1とRPVOT試験ステップST2Aとで、単一のRPVOT試験装置10を用いる必要はない。また、劣化油生成ステップST1は、本実施形態で説明した処理内容を実施することさえできれば、RPVOT試験に用いる専用装置とは異なる装置を用いて実施されてもよい。
1 潤滑油
10 RPVOT試験装置
11 加圧容器
12 銅触媒
13 恒温槽

Claims (5)

  1. 油および銅触媒を入れ、酸素で置換、または、酸素もしくは空気を注入して、酸素分圧が大気圧下における値よりも高い所定圧力となるまで加圧した加圧容器を、所定温度の恒温槽に浸して回転させて、前記油が酸化した劣化油を生成するステップと、
    生成された前記劣化油の一部について、RPVOT試験により酸化による劣化油の劣化程度を示す指標値であるRPVOT残存率を測定すると共に、濾過残渣であるスラッジの重量を測定するステップと、
    前記測定された前記RPVOT残存率と前記スラッジの重量との関係から、前記油の劣化による前記スラッジの生成しやすさを判定するステップと、
    を備え
    前記加圧容器内の圧力が最大圧力から予め定められた圧力まで降圧することにより、前記RPVOT残存率の推定値がほぼ0(%)となる第1の期間が特定されており、
    前記劣化油を生成する前記ステップは、前記第1の期間よりも短い第2の期間で実施され、
    前記第2の期間は、生成すべき前記劣化油のRPVOT残存率の値に応じて調整される、
    ことを特徴とする油のスラッジ生成性判定方法。
  2. 前記所定圧力は、0.3(MPa)以上1.0(MPa)以下であることを特徴とする請求項1に記載の油のスラッジ生成性判定方法。
  3. 前記所定温度は、130(℃)以上150(℃)以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の油のスラッジ生成性判定方法。
  4. 前記劣化油を生成する前記ステップは、前記RPVOT試験で用いられる試験装置を用いて、前記劣化油を生成することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の油のスラッジ生成性判定方法。
  5. 前記RPVOT試験は、ASTM D2272で規定される試験であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の油のスラッジ生成性判定方法。
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