JP6980338B2 - 移載台車 - Google Patents

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本発明は、ワークを移載する移載台車に関する。
例えば自動車のエンジンアッシの組立ラインでは、コンベアで搬送されるエンジンに対して各種部品が組み付けられる。具体的には、別の組立ラインで組み立てられた部品がシュータにストックされ、この部品がシュータからコンベアに移載されてコンベア上のエンジンに組み付けられる。
上記のように、エンジンに組み付ける部品をシュータからコンベアに移載する作業は、作業者による手作業で行われることが多いため、部品の重量が重いと作業者の負担が大きくなる。このため、重い部品(重量部品)を組み付ける際には、該重量部品を一体化せずに複数の部品に分けた状態でシュータにストックし、作業者が複数回に分けて移載することで、作業者が一回あたりに運ぶ部品の重量が所定値以下となるようにしている。この場合、移載の作業効率が悪く、生産性が低下する。
例えば、ワイヤを介してワークを吊り下げ保持可能なホイストクレーン(例えば特許文献1参照)を用いて部品の移載を行えば、作業者の負担が軽減されるため、重量部品であっても一括して移載作業を行うことができる。しかし、ホイストクレーンは、工場内にレール等を設置する必要があるため、設備が大掛かりとなると共に、工程変更等によるレイアウト変更に柔軟に対応することができない。
特開2001−341977号公報
そこで、本発明者らは、重量部品を昇降可能なリフタを有する移載台車を用いることを検討した。このような移載台車を用いれば、ホイストクレーン等の大掛かりな設備を要することなく、作業者による移載作業の負担を軽減することができるため、重量部品を一括して移載して作業効率を高めることができる。
リフタを昇降させる駆動機構としては、例えば、油圧を用いたものが考えられる。しかし、油圧を用いた駆動機構は、油圧を供給するコンプレッサが必要であると共に、配管やジョイント部を高圧の油圧に耐え得る仕様にする必要があるため、移載台車の大型化や高コスト化を招く。
一方、エア圧を用いた駆動機構は、油圧を用いた駆動機構と比べて、構造が簡素化できる。しかし、エアは圧縮されやすいため、ワークの重量によってリフタの高さが変わってしまい、移載作業に支障を来たすおそれがある。
以上のような事情から、本発明は、簡素な駆動機構で、移載作業を支障なく行うことができる移載台車を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、床面上を走行可能な台車本体と、前記台車本体に対して昇降可能なリフタと、前記リフタに取り付けられた昇降シリンダと、配管を介して前記昇降シリンダと接続された入力シリンダとを備えた移載台車であって、前記昇降シリンダのピストン室、前記入力シリンダのピストン室、及び前記配管の内部に液体を密封して閉回路を構成した移載台車を提供する。
このように、本発明の移載台車では、昇降シリンダのピストン室、入力シリンダのピストン室、及び配管の内部空間に液体を密封して閉回路を構成している。すなわち、この移載台車は、外部から圧力を供給するコンプレッサ等を有さず、閉回路の液体が、入力シリンダと昇降シリンダとの間で動力を伝達する単なる動力伝達媒体として機能する。このように、閉回路に密封した液体を介して動力を伝達することで、リフタを昇降させる駆動機構を簡素化することができる。また、閉回路に、エアではなく液体を密閉することにより、リフタにワークを載置した際に媒体(液体)がほとんど圧縮されないため、ワークの重量によってリフタの高さはほとんど変わらない。
閉回路に密封する液体としては、水を用いることが好ましい。水は、油と比べて低コストであると共に、万が一、閉回路から漏れ出した場合でも処理が容易であるため、取り扱い性に優れている。
上記の移載台車は、前記入力シリンダとして、第1入力シリンダ及び第2入力シリンダを備え、前記第1入力シリンダのピストンロッドが、作業者が操作する操作部に取り付けられ、前記第2入力シリンダのピストンロッドが、該ピストンロッドを付勢する付勢手段に取り付けられた構成とすることができる。この場合、昇降シリンダのストロークを、作業者が操作する第1入力シリンダだけでなく、付勢手段で付勢される第2入力シリンダで受け持つことができる。これにより、作業者が操作する第1入力シリンダのストロークを短縮することができるため、操作部の操作がしやすくなる。
以上のように、本発明の移載台車によれば、閉回路に密閉した液体で動力を伝達することにより、駆動機構が簡素になると共に、重量の異なるワークであっても一定の高さに配置できるため、移載作業を支障なく行うことができる。
本発明の一実施形態に係る移載台車の斜視図である。 上記移載台車のフレームの一部を除去して示す斜視図である。 上記移載台車の駆動機構の回路図であり、リフタを上端位置まで上昇させた状態を示す。 エンジンの組立ラインを示す平面図である。 (A)(B)は、シュータから移載台車にワークを移載する様子を示す側面図である。 上記移載台車の駆動機構の回路図であり、リフタを下端位置まで降下させた状態を示す。 (A)〜(C)は、移載台車からコンベア上の台にワークを移載する様子を示す側面図である。 上記移載台車の駆動機構の回路図であり、リフタを中間位置まで上昇させた状態を示す。 他の実施形態に係る移載台車の駆動機構の回路図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の移載台車1は、図1に示すように、台車本体2と、台車本体2に対して昇降可能なリフタ3とを備える。
台車本体2は、フレーム2aと、フレーム2aの下部に設けられた車輪2bとを有する。フレーム2aには、上下方向に沿って延びるレール2cが設けられる。
リフタ3は、ワークが載置されるワーク載置部3aと、ワーク載置部3aが取り付けられたフレーム3bとを有する。フレーム3bには、台車本体2のレール2cに沿って昇降可能なガイド3cが設けられる。
図2は、台車本体2のフレーム2aの一部を省略し、移載台車1の駆動機構を見やすくした図である。駆動機構は、昇降シリンダ4と、第1入力シリンダ5と、第2入力シリンダ6とを備える。昇降シリンダ4、第1入力シリンダ5、及び第2入力シリンダ6は、配管9(図3参照)で接続されているが、図1及び図2では配管9の図示を省略している。
昇降シリンダ4は、シリンダ本体4aと、シリンダ本体4aに対して上下方向に進退可能なピストンロッド4bを備える。シリンダ本体4aは、台車本体2のフレーム2aに固定され、ピストンロッド4bの先端(図中上端)は、リフタ3のフレーム3bに固定される。
第1入力シリンダ5は、シリンダ本体5aと、シリンダ本体5aに対して進退可能なピストンロッド5bを備える。シリンダ本体5aは、台車本体2のフレーム2aに、ピンを介して回転可能に取り付けられる。第1入力シリンダ5のピストンロッド5bは、作業者により操作される。具体的には、ピストンロッド5bの先端(図中下端)に、作業者が操作する操作部としてフットペダル7が取り付けられる。フットペダル7は、台車本体2のフレーム2aにピンを介して回転可能に取り付けられる。フットペダル7の端部には、作業者が踏むペダル部7aが設けられる。フットペダル7の支点(台車本体2への取付部)から力点(ペダル部7a)までの長さは、支点から作用点(第1入力シリンダ5のピストンロッド5bの取付部)までの長さよりも長い。これにより、ペダル部7aを踏み込む力が、所定のレバー比で倍力されて、ピストンロッド5bに伝達される。
第2入力シリンダ6は、シリンダ本体6aと、シリンダ本体6aに対して進退可能なピストンロッド6bを備える。シリンダ本体6aは、台車本体2のフレーム2aに、ピンを介して回転可能に取り付けられる。第2入力シリンダ6のピストンロッド6bは、付勢手段により操作される。具体的には、ピストンロッド6bの先端(図中下端)に、アーム8a及びワイヤ8bを介して、付勢手段8c(例えばバネ等)が取り付けられる。アーム8aは、台車本体2のフレーム2aにピンを介して回転可能に取り付けられる。アーム8aは付勢手段8cにより常に上方に付勢され、これにより、第2入力シリンダ6のピストンロッド6bは、常に退入する側に付勢される。アーム8aの支点(台車本体2への取付部)から力点(ワイヤ8bの取付部)までの長さは、支点から作用点(第2入力シリンダ6のピストンロッド6bの取付部)までの長さよりも長い。これにより、付勢手段8cによる付勢力が、所定のレバー比で倍力されて、ピストンロッド6bに伝達される。
図3に示すように、昇降シリンダ4と第1入力シリンダ5及び第2入力シリンダ6とは、配管9を介して接続される。具体的に、各シリンダ4、5、6のピストン室4c、5c、6cが配管9を介して接続され、ピストン室4c、5c、6c及び配管9の内部に液体を密封して閉回路が構成される。昇降シリンダ4のピストン室4cの最大容積は、第1入力シリンダ5のピストン室5cの最大容積よりも大きい。本実施形態では、昇降シリンダ4のピストン室4cの最大容積と、両入力シリンダ5、6のピストン室5c、6cの最大容積の和とが等しい。具体的には、各シリンダ4、5、6のシリンダ径(横断面積)は等しく、昇降シリンダ4のピストンロッド4bのストロークが、両入力シリンダ5、6のピストンロッド5b、6bのストロークの和と等しい。閉回路に密封される液体としては、例えば水が用いられる。本実施形態では、駆動機構を構成する各シリンダ4、5、6や配管9等にエア回路用の部品が用いられ、エア回路用の部品で構成した閉回路に水を密封している。
配管9には、チェック弁10、11、12が設けられる。チェック弁10は、昇降シリンダ4と第1入力シリンダ5との間に設けられ、第1入力シリンダ5から昇降シリンダ4側への液体の流れを許容し(図中矢印参照)、その逆向きの流れを遮断する。チェック弁11は、昇降シリンダ4と第2入力シリンダ6との間に設けられ、第2入力シリンダ6から昇降シリンダ4側への流れを許容し(図中矢印参照)、その逆向きの流れを遮断する。チェック弁12は、昇降シリンダ4と第2入力シリンダ6との間に設けられ、昇降シリンダ4から第2入力シリンダ6側への流れを許容し(図中矢印参照)、その逆向きの流れを遮断する。
配管9には、スイッチで開閉可能なバルブ13が設けられる。バルブ13は、昇降シリンダ4から各入力シリンダ5、6へ流れる流路の途中に設けられる。バルブ13を開閉するスイッチ(図示省略)は、移載作業を行う作業者が手元で操作できる位置に設けられ、例えば作業者が台車本体2を押す取っ手付近に設けられる。
配管9には、リミットスイッチで開閉されるバルブ14が設けられる。バルブ14は、第2入力シリンダ6から昇降シリンダ4へ流れる流路の途中に設けられる。リミットスイッチ(図示省略)は、常時(OFF時)はバルブ14を開いており、リミットスイッチがONになるとバルブ14が閉じる。本実施形態では、接触式のリミットスイッチが用いられ、常時は、リミットスイッチがバルブ14を開く側に付勢され、リミットスイッチが他部材に当接するとバルブ14が閉じる。
配管9には、液体の流量を調整する流量制御弁15が設けられる。流量制御弁15は、昇降シリンダ4と第1及び第2入力シリンダ5、6との間、具体的には、昇降シリンダ4の直近(配管9の最初の分岐点よりも昇降シリンダ4側)に設けられる。
以下、上記の移載台車1を用いて、ワークを移載する手順を説明する。本実施形態では、図4に示すように、作業者が移載台車1を用いて、シュータSにストックされたワークWを、エンジンEを搬送するフロアコンベアCに設けられた台Pに移載する場合を説明する。ワークWは、20kgを超える重量部品であり、例えば駆動系足回り部品、具体的には、サスペンションメンバーとステアリングギヤケースとを一体化したユニット部品である。
まず、図5(A)に示すように、作業者が、空の移載台車1をシュータSの下方まで搬送し、シュータS上のワークWの真下にリフタ3のワーク載置部3aが配置される位置にセットする。この位置で、作業者が、フットペダル7のペダル部7aを足で踏み込む(図3の矢印A参照)。これにより、第1入力シリンダ5のピストンロッド5bが押し込まれ、第1入力シリンダ5のピストン室5cから配管9を介して昇降シリンダ4のピストン室4cに液体が送り込まれる(同点線矢印参照)。このピストン室4cの液体の圧力により、昇降シリンダ4のピストンロッド4b及びリフタ3が、第1入力シリンダ5のストローク分だけ上昇する(同矢印B参照)。これにより、図5(B)に示すように、ワークWが、シュータSから移載台車1のリフタ3のワーク載置部3aに移載される。このとき、図3に示すように、バルブ13は閉じられており、昇降シリンダ4のピストン室4cから各入力シリンダ5、6へ向けて流れる液体の流路は、チェック弁10及びバルブ13により遮断されている。従って、一旦リフタ3が上昇したら、昇降シリンダ4のピストン室4cの液体は流出しないため、リフタ3が上端位置で保持される。
こうしてワークWを搭載した移載台車1を、作業者がコンベアC上の台Pまで運搬する{図4の点線及び図7(A)参照}。そして、スイッチでバルブ13を開くことにより、昇降シリンダ4のピストン室4cから両入力シリンダ5、6のピストン室5c、6cに液体が流れ(図6の点線矢印参照)、ワークWの自重によりリフタ3が降下する{図7(A)の矢印参照}。詳しくは、リフタ3の降下に伴って昇降シリンダ4のピストン室4cから流出した液体が、まず、第1入力シリンダ5のピストン室5cが供給され、ピストンロッド5bが伸長してフットペダル7のペダル部7aが上昇する(図6の矢印A参照)。そして、第1入力シリンダ5のピストンロッド5bが最大限まで伸長すると、第2入力シリンダ6のピストン室6cに液体が供給され、付勢手段8cの付勢力に抗してピストンロッド6bが伸長する(同矢印B参照)。
そして、図7(B)に示すように、移載台車1のリフタ3が台Pに上方から当接することで、リフタ3が停止する。このとき、流量制御弁15により液体の流量を調整して、リフタ3をゆっくり降下させることにより、リフタ3を台Pにソフトタッチさせることができる。そして、作業者が、ワーク載置部3aからワークWを持ち上げてエンジンEに組み付ける。このとき、リフタ3に負荷されていたワークWの自重が取り除かれるが、リミットスイッチが台Pに当接することによりバルブ14が閉じられているため(図6参照)、第2入力シリンダ6から昇降シリンダ4側への液体の流れが遮断され、リフタ3は上昇しない。
そして、図7(C)に示すように、作業者が、空になった移載台車1を台Pから離反させることにより、リミットスイッチが台Pから離れてバルブ14が開かれる(図8参照)。これにより、付勢手段8cにより第2入力シリンダ6のピストンロッド6bが押し込まれ(図8の矢印A参照)、第2入力シリンダ6のピストン室6cの液体が、バルブ14、チェック弁11、チェック弁10、及び流量制御弁15を介して昇降シリンダ4のピストン室4cに流入する(同点線矢印参照)。これにより、ピストンロッド4b及びリフタ3が、第2入力シリンダ6のストローク分だけ上昇する{図7(C)の点線及び図8の矢印B参照}。この状態で、移載台車1を再びシュータSの下方まで搬送する。以上を繰り返すことにより、シュータSからコンベアC付近の台PにワークWが順次移載される。
以上のように、本発明の移載台車1では、第1入力シリンダ5のピストン室5c、昇降シリンダ4のピストン室4c、及びこれらを連通する配管9の内部に液体を密封し、閉回路を構成している。このように、閉回路に密閉された液体を介して第1入力シリンダ5と昇降シリンダ4との間で動力を伝達することで、コンプレッサ等で圧力を加える油圧経路と比べて、駆動機構を簡素化することができる。また、液体は、エア等の気体と比べて圧縮性が格段に低いため、閉回路に液体を密閉することで、重さの異なるワークを搭載した場合でも、リフタを一定の高さに配することができる。特に、液体として水を使用することで、油等を使用する場合と比べて、低コスト化が図られると共に、取り扱い性が向上する。尚、錆等の問題がある場合などには、閉回路に密閉する液体として油を使用してもよい。
また、上記の実施形態では、付勢手段8cで操作される第2入力シリンダ6を設けることで、作業者が操作する第1入力シリンダ5のストロークを短くすることができる。これにより、フットペダル7の操作量(ペダル部7aの押し下げ量)を小さくして作業性を高めたり、フットペダル7のレバー比を高めることで、ピストンロッド5bを押し上げる力、すなわち、昇降シリンダ4でリフタ3を押し上げる力を大きくしたりすることができる。
本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、第1入力シリンダ5のみで昇降シリンダ4のストロークを十分に確保することができる場合は、図9に示すように、第2入力シリンダ6を省略してもよい。図示例では、昇降シリンダ4のピストン室4cと第1入力シリンダ5のピストン室5cとを連通する配管9に、流量制御弁15、バルブ13、及びチェック弁10が設けられる。この場合、バルブ13を閉じた状態で、作業者がフットペダル7のペダル部7aを踏み込むことにより、第1入力シリンダ5のピストン室5cから流出した液体が、チェック弁10を介して昇降シリンダ4のピストン室4cに流入してリフタ3が上昇する。そして、チェック弁10により、昇降シリンダ4のピストン室4cから第1入力シリンダ5のピストン室5cへ向けた液体の流れが規制されることで、リフタ3が上昇した位置で保持される。その後、スイッチによりバルブ13を開くことで、リフタ3を降下させることができる。
また、上記の実施形態では、昇降シリンダ4と各入力シリンダ5、6のシリンダ径が等しい場合を示したが、これに限らず、例えば各入力シリンダ5、6のシリンダ径を、昇降シリンダ4のシリンダ径よりも小さくすることで、倍力機構を構成してもよい。
また、上記の実施形態では、エンジンに駆動系足回り部品を組み付ける場合を示したが、これに限らず、載置されたワークを持ち上げて所定の場所まで搬送した後、ワークを降下させて移載する場合であれば、部品の種類を問わず、本発明の移載台車を適用することができる。
1 移載台車
2 台車本体
3 リフタ
4 昇降シリンダ
4c ピストン室
5 第1入力シリンダ
5c ピストン室
6 第2入力シリンダ
6c ピストン室
7 フットペダル(操作部)
8c 付勢手段
9 配管
10、11、12 チェック弁
13 バルブ
14 バルブ
15 流量制御弁
C フロアコンベア
E エンジン
P 台
S シュータ
W ワーク

Claims (1)

  1. 床面上を走行可能な台車本体と、前記台車本体に対して昇降可能なリフタと、前記リフタに取り付けられた昇降シリンダと、配管を介して前記昇降シリンダと接続された入力シリンダとを備えた移載台車であって、
    前記昇降シリンダのピストン室、前記入力シリンダのピストン室、及び前記配管の内部に液体を密封して閉回路を構成し、
    前記入力シリンダとして、第一入力シリンダと第二入力シリンダとを備え、
    前記第一入力シリンダのピストンロッドが、作業者が操作する操作部取り付けられ、前記第二入力シリンダのピストンロッドが、該ピストンロッドを前記第二入力シリンダのピストン室を圧縮する向きに常に付勢する付勢手段に取り付けられ、
    前記操作部を操作することで、前記第一入力シリンダのピストン室内部の液体が前記昇降シリンダのピストン室に移動して前記リフタが上昇し、かつ前記リフタが所定の高さまで上昇した位置で保持されると共に、
    前記移載台車の所定位置に設けられたスイッチを前記作業者が操作することで、前記閉回路を変化させて、前記昇降シリンダのピストン室内部の液体が前記第一入力シリンダ及び前記第二入力シリンダのピストン室に移動して前記リフタ上の前記ワークの自重で前記リフタが下降するように、前記閉回路が構成されている移載台車。
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