JP6979774B2 - 渦電流探傷装置、及び渦電流探傷方法 - Google Patents
渦電流探傷装置、及び渦電流探傷方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6979774B2 JP6979774B2 JP2017038101A JP2017038101A JP6979774B2 JP 6979774 B2 JP6979774 B2 JP 6979774B2 JP 2017038101 A JP2017038101 A JP 2017038101A JP 2017038101 A JP2017038101 A JP 2017038101A JP 6979774 B2 JP6979774 B2 JP 6979774B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- row
- coils
- predetermined direction
- eddy current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
尚、本体部2の表面2aには後述する板状の台座15が取り付けられており、この台座15にコイル4が取り付けられることで、コイル4は本体部2の表面2aに配置されている。
尚、本開示において、表面保護膜16は、可撓性を有する材料から形成される。これにより、渦電流探傷装置1による探傷処理を行なう際に、ノイズ因子となることを防止できる。また、可撓性を有する材料から形成されることで、表面保護膜16は摺動性やフレキシブル性を有する。
尚、台座15は、本体部2と同様に可撓性を有する材料(ゴム材料や樹脂材料)から形成されている。図2、図6及び図7に示した実施形態では、台座15はフッ素ゴムから形成されている。
2 本体部
2a 表面
4 コイル
4a 第1コイル
4b 第2コイル
4c 第3コイル
4d 第4コイル
4e 第5コイル
4f 第6コイル
4g 第7コイル
4h 第8コイル
4i 第9コイル
4j 第10コイル
5 プローブ
6 コイルコントローラ
8 把持部
10 ケーブル
12 第1コイル行
14 第2コイル行
15 台座
16 表面保護膜
18 表面
19 外周縁
100 配管
101 壁面
G1 第1コイル群
G2 第2コイル群
S1 コイル群選択ステップ
S2 探傷処理ステップ
Claims (7)
- 配管の壁面を探傷するための渦電流探傷装置であって、
板状の本体部と、
前記本体部の表面側に配置された複数のコイルであって、
少なくとも3以上のコイルが所定方向に配列されてなる第1コイル行、
少なくとも3以上のコイルが前記所定方向に配列されてなる第2コイル行であって、前記第1コイル行に隣接して配列される第2コイル行、を含む複数のコイルと、
前記第1コイル行と前記本体部との間に設けられる第1台座であって、前記本体部の表面に配置されるとともに前記第1コイル行が取り付けられる第1台座と、
前記第2コイル行と前記本体部との間に設けられる第2台座であって、前記第1台座との間に所定の隙間を有するように前記本体部の表面に配置されるとともに前記第2コイル行が取り付けられる第2台座と、
コイルコントローラであって、
前記複数のコイルの内、前記第1コイル行において互いに隣接する2つのコイル、及び、前記第2コイル行において互いに隣接する2つのコイルであって、前記第1コイル行の前記2つのコイルと隣接する2つのコイルを含む4つのコイルからなる第1コイル群を選択する第1選択処理、及び、
前記第1選択処理において選択された前記4つのコイルの内、前記第1コイル行における前記所定方向の一方側に位置するコイル、及び、前記第2コイル行における前記所定方向の他方側に位置するコイルを前記配管の前記壁面に渦電流を生じさせる励磁コイルとして機能させ、且つ、前記第1コイル行における前記所定方向の他方側に位置するコイル、及び、前記第2コイル行における前記所定方向の一方側に位置するコイルを前記渦電流の変化を検出する検出コイルとして機能させる第1探傷処理、
を実行可能なコイルコントローラと、備え、
前記コイルの外周縁は長方形状を有し、
前記コイルは、前記外周縁の短手方向が前記所定方向に沿うように、前記本体部の表面に配置され、
前記第1台座及び前記第2台座のそれぞれは、可撓性を有する材料から形成されるとともに、
前記第1台座と前記第2台座との間には、前記所定方向の一方側から他方側に向かって連続して延在する所定の隙間が形成される、
渦電流探傷装置。 - 前記コイルコントローラは、前記第1探傷処理の実行完了後に、
前記第1探傷処理において前記励磁コイル又は前記検出コイルとして機能させた前記コイルであって、前記第1コイル行における前記所定方向の他方側に位置する前記コイル、及び該コイルに対して前記第1コイル行における他方側に隣接するコイルと、
前記第1探傷処理において前記励磁コイル又は前記検出コイルとして機能させた前記コイルであって、前記第2コイル行における前記所定方向の他方側に位置する前記コイル、及び該コイルに対して前記第2コイル行における他方側に隣接するコイルと、を含む4つのコイルからなる第2コイル群を選択する第2選択処理を実行する請求項1に記載の渦電流探傷装置。 - 前記コイルコントローラは、
前記第2選択処理において選択された前記4つのコイルの内、前記第1コイル行における前記所定方向の一方側に位置するコイル、及び、前記第2コイル行における前記所定方向の他方側に位置するコイルを前記配管の前記壁面に渦電流を生じさせる励磁コイルとして機能させ、且つ、前記第1コイル行における前記所定方向の他方側に位置するコイル、及び、前記第2コイル行における前記所定方向の一方側に位置するコイルを前記渦電流の変化を検出する検出コイルとして機能させる第2探傷処理を実行する請求項2に記載の渦電流探傷装置。 - 前記第1コイル行に位置する前記コイルと前記第2コイル行に位置する前記コイルとは、互いに前記所定方向においてずらされて配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の渦電流探傷装置。
- 前記本体部は、可撓性を有する材料から形成される請求項1から4の何れか一項に記載の渦電流探傷装置。
- 前記コイルの表面の内、前記本体部と対面する表面と反対側の表面の少なくとも一部には、表面保護膜が形成されている請求項1から5の何れか一項に記載の渦電流探傷装置。
- 板状の本体部と、
前記本体部の表面側に配置された複数のコイルであって、
少なくとも3以上のコイルが所定方向に配列されてなる第1コイル行、
少なくとも3以上のコイルが前記所定方向に配列されてなる第2コイル行であって、前記第1コイル行に隣接して配列される第2コイル行、を含む複数のコイルと、
前記第1コイル行と前記本体部との間に設けられる第1台座であって、前記本体部の表面に配置されるとともに前記第1コイル行が取り付けられる第1台座と、
前記第2コイル行と前記本体部との間に設けられる第2台座であって、前記第1台座との間に所定の隙間を有するように前記本体部の表面に配置されるとともに前記第2コイル行が取り付けられる第2台座と、を備え、
前記コイルの外周縁は長方形状を有し、
前記コイルは、前記外周縁の短手方向が前記所定方向に沿うように、前記本体部の表面に配置され、
前記第1台座及び前記第2台座のそれぞれは、可撓性を有する材料から形成されるとともに、
前記第1台座と前記第2台座との間には、前記所定方向の一方側から他方側に向かって連続して延在する所定の隙間が形成される渦電流探傷装置によって、配管の壁面を探傷する渦電流探傷方法であって、
前記複数のコイルの内、前記第1コイル行において互いに隣接する2つのコイル、及び、前記第2コイル行において互いに隣接する2つのコイルであって、前記第1コイル行の前記2つのコイルと隣接する2つのコイルを含む4つのコイルからなる第1コイル群を選択する第1選択処理を実行する第1コイル群選択ステップと、
前記第1コイル群選択ステップにおいて選択された前記4つのコイルの内、前記第1コイル行における前記所定方向の一方側に位置するコイル、及び、前記第2コイル行における前記所定方向の他方側に位置するコイルを前記配管の前記壁面に渦電流を生じさせる励磁コイルとして機能させ、且つ、前記第1コイル行における前記所定方向の他方側に位置するコイル、及び、前記第2コイル行における前記所定方向の一方側に位置するコイルを前記渦電流の変化を検出する検出コイルとして機能させる第1探傷処理を実行する第1探傷処理ステップと、を備える渦電流探傷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017038101A JP6979774B2 (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 渦電流探傷装置、及び渦電流探傷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017038101A JP6979774B2 (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 渦電流探傷装置、及び渦電流探傷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018146247A JP2018146247A (ja) | 2018-09-20 |
JP6979774B2 true JP6979774B2 (ja) | 2021-12-15 |
Family
ID=63591875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017038101A Active JP6979774B2 (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 渦電流探傷装置、及び渦電流探傷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6979774B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1151905A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-02-26 | Tokyo Gas Co Ltd | 渦流探傷装置用探傷コイルアレイおよび該探傷コイルアレイを用いた渦流探傷方法 |
JP2006046909A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Olympus Corp | 渦流探傷装置のマルチコイル式プローブ |
CA2842888C (en) * | 2012-06-21 | 2014-12-30 | Eddyfi Ndt Inc. | High resolution eddy current array probe |
JP5922633B2 (ja) * | 2013-10-22 | 2016-05-24 | 三菱重工業株式会社 | 渦電流探傷プローブ、及び、渦電流探傷方法 |
-
2017
- 2017-03-01 JP JP2017038101A patent/JP6979774B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018146247A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20160025682A1 (en) | Flexible eddy current probe | |
US10823702B2 (en) | Built-in S-typed array eddy current testing probe and method for detecting defects of tubular structure | |
JP4295774B2 (ja) | ワイヤーロープの探傷装置 | |
US10794864B2 (en) | Eddy current array probe with independent transmitters | |
JP2007024855A (ja) | 熱交換器の伝熱管状態検出装置およびその方法 | |
CN105301096A (zh) | 用于空心车轴内壁探伤的阵列式柔性涡流探头 | |
Lee et al. | Bobbin-type solid-state hall sensor array with high spatial resolution for cracks inspection in small-bore piping systems | |
JP5905285B2 (ja) | 検査位置の検出方法,検査方法及び検査装置 | |
JP6979774B2 (ja) | 渦電流探傷装置、及び渦電流探傷方法 | |
JP5959306B2 (ja) | 渦電流探傷装置及び方法 | |
JP6175091B2 (ja) | 渦電流検査装置及び渦電流検査方法 | |
KR20190010293A (ko) | 비파괴 검사를 위한 와전류 검사 장치 | |
US8723513B2 (en) | Eddy current probe for surface inspection and eddy current inspection device including the same | |
KR101977921B1 (ko) | 나선 방향 전류 유도 수단을 구비한 비파괴 검사 장치 | |
KR102265354B1 (ko) | 자기렌즈를 구비한 환형 배열 와전류프로브 비파괴검사 장치 | |
US11169116B2 (en) | Probe for nondestructive testing device using crossed gradient induced current and method for manufacturing induction coil for nondestructive testing device | |
JP5020285B2 (ja) | 非破壊検査装置および非破壊検査方法 | |
Lepage | Development of a flexible cross-wound eddy current array probe | |
JP5800696B2 (ja) | リモートフィールド渦電流探傷システムおよびリモートフィールド渦電流探傷方法 | |
JP2016065813A (ja) | 磁気センサアレイ校正方法および磁気センサアレイ校正装置 | |
JP2010223907A (ja) | シールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置 | |
EP3617698A1 (en) | Method for detecting surface breaking defects in the hardened surface of a bearing component, especially of a bearing of a wind turbine | |
JP6007923B2 (ja) | 減肉検出装置 | |
JP6715570B2 (ja) | 配管探傷装置及び配管探傷方法 | |
KR102487591B1 (ko) | 용접부 비파괴검사를 위한 플렉시블 배열형 와전류 프로브 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20200225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6979774 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |