JP6979583B1 - 学習管理システム、学習管理方法、及び学習管理プログラム - Google Patents

学習管理システム、学習管理方法、及び学習管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 生徒自らが、学習目標及び学習目標に到達するための行動計画を立て、行動計画に沿って行動し、その行動結果に対する考察をし、考察に基づいて行動計画を改善するというような、生徒の自発的な学習態度を育成することができる、学習管理システム、学習管理方法、及び学習管理プログラムを提供する。【解決手段】 学習管理システム1は、入力された学習目標と行動計画を記憶部11に記憶させる行動前処理部P1と、入力された行動結果と考察コメントを記憶部11に記憶させる行動後処理部P2と、入力された指導者コメントを記憶部11に記憶させる指導者コメント処理部P3と、行動前処理部P1、行動後処理部P2、及び指導者コメント処理部P3からなる学習管理処理を、対象期間を単位として繰り返して行う制御部12と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、学習管理システム、学習管理方法、及び学習管理プログラムに関する。
従来、生徒の学習を管理する学習管理システムがある。例えば、特許第6627068号公報には、指導者側情報端末、生徒側情報端末及びこれら情報端末と通信手段を介して通信可能な情報管理サーバを有する学習管理システムが開示される。生徒側情報端末では、学習情報の入力が可能であり、入力された学習情報を情報管理サーバに送信する。情報管理サーバは、受信した学習情報の集計を行い、集計した学習情報を、指導者情報端末に送信し、学習情報又は集計した学習情報が所定の条件に合致するとき、条件に合致した生徒側情報端末情報、条件に合致した学習情報又は集計された学習情報及び/又は合致した条件を指導推奨情報として指導者側情報端末に送信する。指導者側情報端末は、受信した指導推奨情報を表示する。
特許第6627068号公報
しかし、従来の学習管理システムでは、生徒自らが、学習目標を定め、学習目標に到達できるように学習や学内活動等のスケジュールを検討して行動計画を立て、行動計画に沿って行動し、その行動結果に対する考察をし、考察に基づいて行動計画を改善するというような、生徒の自発的な学習態度を育成することが難しい。
そこで、本発明は、生徒自らが、学習目標及び学習目標に到達するための行動計画を立て、行動計画に沿って行動し、その行動結果に対する考察をし、考察に基づいて行動計画を改善するというような、生徒の自発的な学習態度を育成することができる、学習管理システム、学習管理方法、及び学習管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の学習管理システムは、周期的に繰り返される対象期間であって前記対象期間における学習目標と、前記学習目標に到達するための日毎の学習の開始時刻と終了時刻を含む行動計画を生徒に入力させ、入力された前記学習目標と前記行動計画を記憶部に記憶させる行動前処理部と、前記対象期間における前記行動計画に対する前記生徒の行動結果と、前記行動結果に対する考察コメントを前記生徒に入力させ、入力された前記行動結果と前記考察コメントを前記記憶部に記憶させる行動後処理部と、前記記憶部に記憶された前記行動結果と前記考察コメントを出力し、前記行動結果と前記考察コメントに対する指導者コメントを指導者に入力させ、入力された前記指導者コメントを前記記憶部に記憶させる指導者コメント処理部と、前記行動前処理部、前記行動後処理部、及び前記指導者コメント処理部によって行われる学習管理処理を、前記対象期間を単位として繰り返して行い、前記生徒の指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントを出力する、制御部と、を有し、前記制御部は、前記行動結果を集計した学習時間と前記生徒の成績に応じて入力された成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、及び/又は前記学習時間と生徒の授業の出欠状況に応じて入力された出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、通知を出力する
本発明の一態様の学習管理方法は、行動前処理部により、周期的に繰り返される対象期間であって前記対象期間における学習目標と、前記学習目標に到達するための日毎の学習の開始時刻と終了時刻を含む行動計画を生徒に入力させ、入力された前記学習目標と前記行動計画を記憶部に記憶させ、行動後処理部により、前記対象期間における前記行動計画に対する前記生徒の行動結果と、前記行動結果に対する考察コメントを前記生徒に入力させ、入力された前記行動結果と前記考察コメントを前記記憶部に記憶させ、指導者コメント処理部により、前記記憶部に記憶された前記行動結果と前記考察コメントを出力し、前記行動結果と前記考察コメントに対する指導者コメントを指導者に入力させ、入力された前記指導者コメントを前記記憶部に記憶させ、制御部により、前記行動前処理部、前記行動後処理部、及び前記指導者コメント処理部によって行われる学習管理処理を、前記対象期間を単位として繰り返して行い、前記制御部により、前記生徒の指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントを出力し、前記制御部により、前記行動結果を集計した学習時間と前記生徒の成績に応じて入力された成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、及び/又は前記学習時間と生徒の授業の出欠状況に応じて入力された出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、通知を出力する
本発明の一態様の学習管理プログラムは、周期的に繰り返される対象期間であって前記対象期間における学習目標と、前記学習目標に到達するための学習の開始日時と終了日時を含む行動計画を生徒に入力させ、入力された前記学習目標と前記行動計画を記憶部に記憶させる行動前処理部のコードと、前記対象期間における前記行動計画に対する前記生徒の行動結果と、前記行動結果に対する考察コメントを前記生徒に入力させ、入力された前記行動結果と前記考察コメントを前記記憶部に記憶させる行動後処理部のコードと、前記記憶部に記憶された前記行動結果と前記考察コメントを出力し、前記行動結果と前記考察コメントに対する指導者コメントを指導者に入力させ、入力された前記指導者コメントを前記記憶部に記憶させる指導者コメント処理部のコードと、前記行動前処理部、前記行動後処理部、及び前記指導者コメント処理部によって行われる学習管理処理を、前記対象期間を単位として繰り返して行うコードと、前記生徒の指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントを出力するコードと、前記制御部は、前記行動結果を集計した学習時間と前記生徒の成績に応じて入力された成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、及び/又は前記学習時間と生徒の授業の出欠状況に応じて入力された出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、通知を出力するコードと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、生徒自らが、学習目標及び学習目標に到達するための行動計画を立て、行動計画に沿って行動し、その行動結果に対する考察をし、考察に基づいて行動計画を改善するというような、生徒の自発的な学習態度を育成することができる、学習管理システム、学習管理方法、及び学習管理プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る、学習管理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、コメント情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、行動情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理システムの端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理システムの端末装置に表示される生徒用画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理システムの端末装置に表示されるレーダーチャート画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理システムの端末装置に表示される指導者用画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理システムの端末装置に表示されるお知らせ投稿画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理システムの端末装置に表示される保護者用画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、学習管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(構成)
以下、図面を参照しながら、実施形態の構成を説明する。
図1は、学習管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、学習管理システム1は、サーバ10、及び1又は複数の端末装置20を有する。以下、端末装置20は、1又は複数の端末装置20のすべて又は一部を示す。端末装置20は、インターネット等のネットワークを介し、有線通信又は無線通信によってサーバ10と接続される。端末装置20は、生徒S、保護者P、指導者T、及び管理者Aによって操作される。
サーバ10は、記憶部11と制御部12を有する。
記憶部11は、RAM、ROM、HDD、及びSSD等の記憶素子を有する。記憶部11は、制御部12によって読取り及び書込みが可能である。記憶部11には、コメント情報T1、行動情報T2、及び連絡情報T3の他、生徒S、保護者P、指導者T、及び管理者Aのアカウント情報や、祝祭日等を含むカレンダー情報、行事予定等、各種情報も記憶される。さらに、記憶部11には、指導者Tと例えば指導者Tが受け持つクラスの生徒Sの各々を対応付けたアカウント情報の対応付け情報、及び生徒Sと保護者Pを対応付けたアカウント情報の対応付け情報も記憶される。
図2Aは、コメント情報T1のデータ構造の一例を示す図である。コメント情報T1は、生徒ID、期間ID、学習目標、考察コメント、及び指導者コメントを含む。
生徒IDは、生徒Sの識別情報である。生徒IDは、例えば、学籍番号や、生徒Sのメールアドレス等であってもよい。
期間IDは、対象期間を識別するための識別情報であり、対象期間に応じて付与される。後述する学習管理処理は、対象期間を単位として繰り返し行われる。1つの対象期間の長さは、例えば、1週間である。
学習目標は、対象期間において、生徒Sが定めた学習の目標である。学習目標は、行動を開始する前に、端末装置20を介し、生徒Sによって入力される。
考察コメントは、対象期間における行動結果に対して生徒Sが行った考察のコメントである。考察コメントは、行動を終了した後に、端末装置20を介し、生徒Sによって入力される。
指導者コメントは、対象期間における生徒Sの行動結果及び考察コメントに対して入力される指導者Tのコメントである。指導者コメントは、次の対象期間の学習目標を定める際に生徒Sに参考にされる。
図2Bは、行動情報T2のデータ構造の一例を示す図である。行動情報T2は、識別キー、生徒ID、行動内容、開始日時、及び終了日時を含む。行動情報T2には、生徒Sの入力した行動計画が格納され、また、生徒Sの入力した行動結果が行動計画に上書きして格納される。
識別キーは、行動結果を上書きする際に、上書きされる行動計画を識別するために用いられる。
行動内容は、生徒Sが行う行動の内容である。行動内容には、学習内容として、例えば、数学、英語、国語、社会、理科、及びその他の教科の教科名が含まれる。学習内容には、例えば、「リスニング復習」等の学習内容詳細が含まれてもよい。学習内容には、学校内だけではなく、学校外の塾等における学習内容が含まれてもよい。また、行動内容には、学習内容だけでなく、委員会活動及び部活動等の活動内容が含まれてもよい。
開始日時は、行動内容に示す行動を開始する日時である。
終了日時は、行動内容に示す行動を終了する日時である。
連絡情報T3には、指導者Tによって投稿されたお知らせが格納される。連絡情報T3は、生徒ID、連絡日、タイトル、連絡内容、及び添付ファイルを含む。
連絡日は、お知らせの連絡日である。
タイトルは、お知らせのタイトルである。
連絡内容は、指導者Tから保護者Pへの連絡の内容であり、タイトルのみを表示する場合にはブランクにされてもよい。
添付ファイルは、例えば、各種お知らせやパンフレットに関するファイルであり、ファイルがない場合には格納しなくてもよい。
記憶部11には、各種情報の他、行動前処理部P1、行動後処理部P2、及び指導者コメント処理部P3を含む各種プログラムも記憶される。
行動前処理部P1と行動後処理部P2は、端末装置20を介し、生徒Sがログインすることによって制御部12に実行される。
行動前処理部P1は、対象期間における学習目標と、学習目標に到達するための行動計画を生徒Sに入力させ、入力された学習目標と行動計画を記憶部11に記憶させる。より具体的には、行動前処理部P1は、生徒Sが対象期間における行動を開始する前に、対象期間における学習目標及び学習目標に到達するための行動計画を生徒Sに入力させる。学習目標及び行動計画の入力があると、行動前処理部P1は、学習目標をコメント情報T1に格納し、行動計画を行動情報T2に格納する。
行動後処理部P2は、対象期間における行動計画に対する生徒Sの行動結果と、行動結果に対する考察コメントを生徒Sに入力させ、入力された行動結果と考察コメントを記憶部11に記憶させる。より具体的には、行動後処理部P2は、生徒Sが対象期間における行動を終了した後、行動結果及び行動結果に基づく考察コメントを生徒Sに入力させる。行動結果及び考察コメントの入力があると、行動後処理部P2は、コメント情報T1に考察コメントを格納し、行動情報T2に行動結果を格納する。
指導者コメント処理部P3は、端末装置20を介し、指導者Tがログインすることによって制御部12に実行される。
指導者コメント処理部P3は、記憶部11に記憶された行動結果と考察コメントを出力し、行動結果と考察コメントに対する指導者コメントを指導者Tに入力させ、入力された指導者コメントを記憶部11に記憶させる。より具体的には、指導者コメント処理部P3は、指導者Tに対応付けられた生徒Sについて、コメント情報T1に格納された学習目標及び考察コメントと、行動情報T2を集計した集計情報とを出力して端末装置20に表示させ、指導者コメントを入力させる。指導者Tによる指導者コメントの入力があると、指導者コメント処理部P3は、指導者コメントをコメント情報T1に格納する。
制御部12は、各種処理を実行するCPUを有し、学習管理システム1内の各種動作を制御する。制御部12の機能は、CPUが記憶部11に記憶された各種プログラムを読み込み、実行することによって実現される。
制御部12は、行動前処理部P1、行動後処理部P2、及び指導者コメント処理部P3によって行われる学習管理処理を、対象期間を単位として繰り返して行う。
制御部12は、生徒Sの指示入力に応じ、記憶部11に記憶された対象期間における学習目標、行動結果、考察コメント、及び指導者コメントの少なくとも1つに基づいて、生成した画像を出力する。画像は、例えば、後述する生徒用画面GS1とレーダーチャート画面GS2の画像である。
制御部12は、指導者Tの指示入力に応じ、例えば、後述する指導者用画面GT1とお知らせ投稿画面GT2の画像を端末装置20に出力する。
制御部12は、保護者Pの指示入力に応じ、例えば、後述する保護者用画面Gpの画像を端末装置20に出力する。
図3は、端末装置20の構成の一例を示すブロック図である。
端末装置20は、例えば、パソコン、タブレット型端末、又は携帯情報端末等の情報処理端末である。端末装置20は、指示入力部21、モニタ22、及び装置本体23を有する。
指示入力部21は、例えば、キーボード、マウス、及び/又はタッチパネル等の入力装置を有し、生徒S、保護者P、指導者T、及び管理者Aによる指示入力を装置本体23に出力する。
モニタ22は、ディスプレイ装置によって構成され、装置本体23から入力された画像を表示する。
装置本体23は、通信部24、記憶部25、及び制御部26を有する。通信部24と記憶部25は、制御部26と接続される。
通信部24は、サーバ10と接続して通信を行う。
記憶部25は、RAM、ROM、HDD、及びSSD等の記憶素子を有する。記憶部25は、制御部26によって読取りと書込みが可能である。記憶部25には、各種情報及びプログラムが記憶される。
制御部26は、各種処理を実行するCPUを有し、端末装置20内の各種動作を制御する。制御部26の機能は、CPUが記憶部25に記憶された各種プログラムを読み込み、実行することによって実現される。制御部26は、通信部24を介し、指示入力部21から入力された各種指示をサーバ10に出力する。また、制御部26は、通信部24を介し、サーバ10から読み込んだ各種情報から画像を生成し、モニタ22に表示させる。
(画面構成)
次に、学習管理システム1が端末装置20に表示させる画面の構成について、説明をする。
図4は、端末装置20に表示される生徒用画面GS1の一例を示す図である。図4において、YYYYが年を示し、MMが月を示し、DDが日を示し、DD+n(nは自然数)がDDで示した日のn日後の日付を示し、GGが学年及びクラスを示し、NAMEが生徒Sの名前を示す。他図も同様である。
生徒用画面GS1は、ヘッダーH、学習目標領域G1、スケジュール領域G2、集計結果領域G3、考察領域G4、及び指導者コメント領域G5を有する。
ヘッダーHには、対象期間の属する年月(YYYY年MM月)、学年及びクラス(GC)、生徒の名前(NAME)、週ボタンB1、月ボタンB2、及びレーダーチャート画面GS2に遷移するためのチャートボタンB3が配置される。図4の例では、週ボタンB1が選択状態にされる。
学習目標領域G1は、ヘッダーH右部の下方に設けられ、コメント情報T1に格納された学習目標が表示される。
スケジュール領域G2は、ヘッダーHの左部から中央部の下方に設けられる。スケジュール領域G2には、上部に項目名として1週間の日付と曜日が横方向に配列され、左部に項目名として時間目盛りが縦方向に配列され、日付と時間が交差した領域において、開始日時と終了日時が定められた行動内容を示す予定Bpが表示される。図4の例では、左部に「6:00」〜「0:00」の時間目盛りが表示されるが、時間目盛りは、スクロールによって24時間分表示可能である。スケジュール領域G2の左上部には、過去の対象期間の生徒用画面GS1に遷移させるための戻るボタンBbと、未来の対象期間の生徒用画面GS1に遷移させるための進むボタンBfとが設けられる。
集計結果領域G3は、学習目標領域G1の下側に隣り合うように設けられ、行動情報T2の集計結果が表示される。集計結果は、対象期間における生徒Sの学習時間と、対象期間における教科毎の学習時間を含む。教科毎の学習時間は、棒グラフ表示される。
考察領域G4は、集計結果領域G3の下側に隣り合うように設けられ、コメント情報T1に格納された考察コメントが表示される。
指導者コメント領域G5は、考察領域G4の下側に隣り合うように設けられ、コメント情報T1に格納された指導者コメントが表示される。
図5は、端末装置20に表示されるレーダーチャート画面GS2の一例を示す図である。図5におけるMM月−n(nは自然数)は、MM月のn月前の月を示す。
図5の例では、ヘッダーHに設けられたチャートボタンB3が選択状態にされる。
ヘッダーHの下方には、対象月の2月前(MM−2月)、対象月の1月前(MM−1月)、及び対象月(MM月)の3つのレーダーチャートが表示される。レーダーチャートの各々には、数学、英語、国語、社会、及び理科の5教科について、行動情報T2に基づいて集計された、対象期間におけるクラス平均の学習時間(図5の1点鎖線)と生徒Sの学習時間(図5の実線)が表示される。また、レーダーチャートの上部には、行動情報T2に基づいて集計された、1ヶ月間におけるクラス平均の学習時間と生徒Sの学習時間が数字で表示される。
図6は、端末装置20に表示される指導者用画面GT1の一例を示す図である。図6において、「MM/DD〜MM/DD+6」が、対象期間を示し、「hhmm」が時分を示し、「XXX」が考察コメントを示し、「YYY」が指導者コメントを示す。また、図6の例では、指導者用画面GT1のヘッダーHに設けられた一覧ボタンB4、チャートボタンB5、及び投稿ボタンB6のうち、一覧ボタンB4が、選択状態にされる。
ヘッダーHの下方には、指導者Tに対応付けられた複数の生徒Sの生徒情報を縦方向に配置可能な生徒情報領域G6が設けられる。生徒情報の各々には、生徒Sの名前(NAME)、週の学習時間(hhmm)、月の学習時間(hhmm)、考察コメント(XXX)、及び指導者コメント(YYY)が含まれる。生徒情報の各々の右側には、生徒情報の各々と隣り合うように、送信ボタンBsが設けられる。
図7は、端末装置20に表示されるお知らせ投稿画面GT2の一例を示す図である。図7の例では、ヘッダーHに設けられた投稿ボタンB6が選択状態にされる。
ヘッダーHの下方には、MM月における1ヶ月分のカレンダー領域G7が設けられる。カレンダー領域G7の日付欄には、連絡情報T3に基づいて生成されたお知らせのタイトルを有するお知らせバーBnが表示される。お知らせバーBnにマウスオーバー又はクリック等の操作を行うと、タイトル、連絡内容及び添付ファイルの有無を表示するための小窓Bwが、ポップアップ表示される。また、お知らせバーBnには、添付ファイルがある場合に、右端部にアイコンBiが表示される。アイコンBiが押されると、添付ファイルは、ダウンロードされる。
指導者Tは、連絡日、タイトル、連絡内容、及び添付ファイルを入力してお知らせを投稿する。お知らせは、選択された保護者Pに投稿されてもよいし、指導者Tに対応付けられた生徒Sの保護者Pに一括して投稿されてもよい。投稿されたお知らせは、制御部26から制御部12に出力され、生徒IDに対応付けられて連絡情報T3に格納される。
図8は、端末装置20に表示される保護者用画面Gpの一例を示す図である。保護者用画面GpのヘッダーHには、月ボタンB7とチャートボタンB8が設けられる。図8の例では、月ボタンB7が選択状態にされる。
ヘッダーHの下方には、YYYY年MM月における1ヶ月分のカレンダー領域G7が表示される。カレンダー領域G7の右側には、隣り合うように、お知らせ一覧Bcが表示される。お知らせ一覧Bcには、連絡情報T3に基づいて生成されたお知らせタブBtの各々が、降順にソートされ、縦方向に配列される。お知らせタブBtは、連絡日とタイトルを有し、添付ファイルがある場合には右端部に添付ファイルをダウンロードするためのアイコンBiが表示される。
お知らせ一覧Bcの下方には、集計結果領域G3が設けられる。
(動作)
次に、学習管理システム1の動作について、説明をする。
図9は、学習管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
生徒Sは、指示入力部21を操作してサーバ10にログインする。生徒Sがログインすると、制御部12は、記憶部11から行動前処理部P1のプログラムを読み込み、処理を開始する。
学習目標と行動計画の入力処理をする(S1)。制御部12が指示すると、生徒Sが操作する端末装置20の制御部26は、モニタ22に生徒用画面GS1を表示する(図4)。生徒用画面GS1は、学習目標、学習計画、考察コメント、及び指導者コメントが未入力の状態である。
生徒Sが指示入力部21を介して学習目標を入力すると、制御部26は、入力された学習目標を制御部12に出力する。また、生徒Sが開始日時、終了日時、及び行動内容を含む行動計画を入力すると、制御部26は、生徒Sが入力した行動計画を制御部12に出力する。学習目標と行動計画の入力後、学習目標領域G1には、生徒Sが入力した学習目標が表示され、また、スケジュール領域G2には、生徒Sが入力した行動計画が表示される。
学習目標と行動計画を格納する(S2)。制御部12は、制御部26から入力された学習目標を生徒IDと期間IDに対応付けてコメント情報T1に格納する。また、制御部12は、制御部26から入力された開始日時、終了日時、及び行動内容を生徒IDに対応付けて行動情報T2に格納する。
制御部12は、行動結果として記憶部11に記憶された学習時間を集計し、学習時間の集計結果を出力する。より具体的に、制御部12は、行動情報T2に基づいて、開始日時と終了日時が対象期間内にあって行動内容が学習内容である情報から、終了日時と開始日時の差によって学習時間を算出し、対象期間における学習時間を集計して集計結果を出力する。
また、制御部12は、生徒Sの行動結果として記憶部11に記憶された当該生徒Sの学習時間を教科毎に集計し、教科毎の学習時間の集計結果を出力する。より具体的に、制御部12は、行動情報T2に基づいて、開始日時と終了日時が対象期間内にあって行動内容が学習内容である情報から、終了日時と開始日時の差によって算出される学習時間を教科毎に合計し、対象期間における教科毎の学習時間を集計して集計結果を出力する。
制御部12が集計結果を出力すると、端末装置20の集計結果領域G3には、対象期間における生徒Sの学習時間と教科毎の学習時間が表示される。
行動結果と考察コメントの入力処理をする(S3)。生徒Sが行動結果を入力すると、制御部26は、行動結果を制御部12に出力する。行動結果には、行動計画に上書きするための識別キー、開始日時、終了日時、及び行動内容が含まれる。また、生徒Sが考察コメントを入力すると、制御部26は、考察コメントを制御部12に出力する。
行動結果と考察コメントの入力後、スケジュール領域G2の行動計画には、生徒Sが入力した行動結果が上書き表示され、また、考察領域G4には、生徒Sが入力した考察コメントが表示される。
行動結果と考察コメントを格納する(S4)。制御部12は、識別キーに対応付けられた行動計画に、制御部26から入力された開始日時、終了日時、及び行動内容を上書きして行動情報T2に格納する。また、制御部12は、生徒IDと期間IDに対応付け、制御部26から入力された考察コメントをコメント情報T1に格納する。制御部12は、行動情報T2に基づいて、対象期間における生徒Sの学習時間と教科毎の学習時間を集計して集計結果を制御部26に出力し、集計結果領域G3に表示させる。
次に、指導者Tは、指示入力部21を操作してサーバ10にログインする。指導者Tがログインすると、制御部12は、記憶部11から指導者コメント処理部P3のプログラムを読み込み、処理を開始する。
学習目標、考察コメント、及び集計結果を出力する(S5)。制御部12は、指導者Tの指示入力に応じ、指導者Tに対応付けられた生徒Sの生徒IDと期間IDをキーとして、各生徒Sの対象期間における考察コメントと指導者コメントをコメント情報T1から取得し、指導者Tが操作する端末装置20の制御部26に出力する。
また、制御部12は、対象期間の学習時間を表示するための集計結果を出力する。より具体的には、制御部12は、行動情報T2に基づいて、指導者Tに対応付けられた生徒S毎に、開始日時と終了日時が対象期間内にあって行動内容が学習内容である情報から、終了日時と開始日時の差によって学習時間を算出し、生徒S毎の対象期間における学習時間を集計して集計結果を出力する。
また、制御部12は、対象月の学習時間を表示するための集計結果を出力する。対象月は、ここでは対象期間の属する月である。より具体的には、制御部12は、行動情報T2に基づいて、指導者Tに対応付けられた生徒S毎に、開始日時と終了日時が対象月にあって行動内容が学習内容である情報から、終了日時と開始日時の差によって学習時間を算出し、生徒S毎の対象月における学習時間を集計して集計結果を出力する。制御部12は、集計結果を制御部26に出力する。
学習目標、考察コメント、及び集計結果を表示する(S6)。制御部26は、モニタ22に、学習目標、考察コメント、及び集計結果を含む指導者用画面GT1を表示する。
指導者コメントの入力処理をする(S7)。指導者Tが指導者コメントを入力し、送信ボタンBsを押すと、制御部26は、指導者コメントを制御部12に出力する。
指導者コメントの入力後、指導者コメント領域G5には、指導者Tが入力した指導者コメントが表示される。
指導者コメントを格納する(S8)。制御部12は、指導者コメントを生徒IDと期間IDに対応付け、制御部26から入力されたコメント情報T1に格納する。
指導者コメントを出力する(S9)。続いて、生徒Sが指示入力すると、制御部12は、コメント情報T1から生徒Sの生徒ID及び対象期間の期間IDに対応付けられた行動目標、行動結果、考察コメント、及び指導者コメントを取得し、これらの取得結果を生徒Sが操作する端末装置20の制御部26に出力する。また、制御部12は、行動情報T2から生徒Sの生徒IDに対応付けられ、かつ開始日時及び終了日時が対象期間内にある行動結果を取得し、生徒Sが操作する端末装置20の制御部26に出力する。
指導者コメントを表示する(S10)。制御部26は、モニタ22に、指導者コメントを含む生徒用画面GS1を表示する。S10の処理が終了すると、S1に戻り、制御部12は、次回の対象期間における学習管理処理を行う。
S1〜S10の処理が対象期間における学習管理処理を構成する。S1とS2が行動前処理部P1の処理であり、S3とS4が行動後処理部P2の処理であり、S5〜S10が指導者コメント処理部P3の処理である。
すなわち、学習管理方法は、行動前処理部P1により、対象期間における学習目標と、学習目標に到達するための行動計画を生徒Sに入力させ、入力された学習目標と行動計画を記憶部11に記憶させ、行動後処理部P2により、対象期間における行動計画に対する生徒の行動結果と、行動結果に対する考察コメントを生徒Sに入力させ、入力された行動結果と考察コメントを記憶部11に記憶させ、指導者コメント処理部P3により、記憶部11に記憶された行動結果と考察コメントを出力し、行動結果と考察コメントに対する指導者コメントを指導者Tに入力させ、入力された指導者コメントを記憶部11に記憶させ、制御部12により、行動前処理部P1、行動後処理部P2、及び指導者コメント処理部P3によって行われる学習管理処理を、対象期間を単位として繰り返して行い、制御部12により、生徒Sの指示入力に応じ、記憶部11に記憶された対象期間における学習目標、行動結果、考察コメント、及び指導者コメントの少なくとも1つを出力する。
すなわち、学習管理プログラムは、対象期間における学習目標と、学習目標に到達するための行動計画を生徒Sに入力させ、入力された学習目標と行動計画を記憶部11に記憶させる行動前処理部P1のコードと、対象期間における行動計画に対する生徒の行動結果と、行動結果に対する考察コメントを生徒Sに入力させ、入力された行動結果と考察コメントを記憶部11に記憶させる行動後処理部P2のコードと、記憶部11に記憶された行動結果と考察コメントを出力し、行動結果と考察コメントに対する指導者Tコメントを指導者Tに入力させ、入力された指導者コメントを記憶部11に記憶させる指導者コメント処理部P3のコードと、行動前処理部P1、行動後処理部P2、及び指導者コメント処理部P3によって行われる学習管理処理を、対象期間を単位として繰り返して行うコードと、生徒Sの指示入力に応じ、記憶部11に記憶された対象期間における学習目標、行動結果、考察コメント、及び指導者コメントの少なくとも1つを出力するコードと、をコンピュータに実行させる。
これにより、学習管理システム1は、対象期間を単位とした学習管理処理を行い、生徒Sに学習目標、行動計画、行動結果、及び考察を入力させ、指導者Tに指導者コメントを入力させ、入力された学習目標、行動結果、考察及び指導者コメントを提示し、生徒Sに次回の対象期間の行動計画の改善を促すことができる。学習管理システム1が、対象期間を単位とした学習管理処理を繰り返して行うことにより、生徒Sは、学習目標及び行動計画を立て、行動結果に応じて考察を行い、考察に基づいて次回の行動計画の改善を図ることが習慣化され、自発的な学習態度を身につけることができる。
また、学習管理システム1では、生徒Sがどの時間にどの教科を学習したかが一覧に表示され、その学習時間が集計によって定量化されて表示されることにより、生徒Sがより効果的な学習計画を立てることができ、指導者Tもより効果的な指導をすることができる。
実施形態によれば、学習管理システム1は、生徒S自らが、学習目標及び学習目標に到達するための行動計画を立て、行動計画に沿って行動し、その行動結果に対する考察をし、考察に基づいて行動計画を改善するというような、生徒Sの自発的な学習態度を育成することができる。
(実施形態の変形例1)
実施形態では、制御部12が学習時間を集計した集計結果を出力するが、制御部12は、生徒Sの成績情報T4及び生徒Sの出欠情報T5を集計した集計結果を出力してもよい(図1の2点鎖線)。本変形例では、実施形態と同じ構成は、説明を省略する。以下の変形例も同様である。
本変形例では、記憶部11に、成績情報T4と出欠情報T5が設けられる。成績情報T4は、生徒Sの成績に応じて生徒S又は指導者Tによって入力される。成績情報Tは、生徒Sが受けたテストを指導者Tが採点することによって得られた成績でもよいし、生徒Sが問題等を解いて自己採点して得られた成績でもよい。また、出欠情報T5は、生徒Sの授業の出欠状況に応じて生徒S又は指導者Tによって入力される。出欠情報T5は、指導者Tが記入した出欠薄に基づくものでもよいし、生徒Sが記入した出席カードに基づくものでもよい。
成績情報T4には、生徒Sの成績に関する情報が格納される。成績情報T4は、生徒ID、テスト日、教科名、及び生徒Sが取得した点数を含む。
出欠情報T5には、生徒Sの授業の出欠に関する情報が格納される。出欠情報T5は、生徒ID、授業日時、教科名、及び出欠を含む。
制御部12は、成績情報T4を教科毎に集計して教科毎の成績情報T4の集計結果を出力し、教科毎の学習時間の集計結果とともに、教科毎の成績情報T4の集計結果を出力する。
また、制御部12は、出欠情報T5を教科毎に集計して教科毎の出欠情報T5の集計結果を出力し、教科毎の学習時間の集計結果とともに、教科毎の出欠情報T5の集計結果を出力する。
集計結果が入力されると、制御部26は、教科毎の学習時間の集計結果とともに、成績情報T4の集計結果と出欠情報T5の集計結果も表示した集計結果領域G3を生成し、モニタ22に表示させる。また、集計結果領域G3には、学習時間と、成績情報T4及び/又は出欠情報T5との乖離が所定値よりも大きいとき、マーカーや通知等を表示させてもよい。
これにより、学習管理システム1は、学習時間、成績情報T4、及び出欠情報T5の相関関係を視覚化することができ、より効果的に、生徒Sに行動計画を改善させることができる。
(実施形態の変形例2)
実施形態の変形例2では、指導者Tが、外部アドバイザーV(図1の2点鎖線)からアドバイスを受けることができるように構成にしてもよい。
本変形例では、管理者Aは、外部アドバイザーVに、生徒Sの名前を非表示とし、生徒Sの名前に代えて生徒IDが表示された、指導者用画面GT1及びレーダーチャート画面GS2の参照権限を与える。
制御部12は、外部アドバイザーVの指示入力に応じ、記憶部11に記憶された対象期間における学習目標、行動結果、考察コメント、及び指導者コメントの少なくとも1つに基づいて生成され、生徒Sの識別情報を表示し、かつ生徒Sの名前を非表示とした、画像を出力する。
外部アドバイザーVは、指導者用画面GT1とレーダーチャート画面GS2を参照し、管理者A又は図示しない担当者に、生徒IDとともに、生徒IDに対応付けられた生徒S及び/又は指導者Tに対するアドバイスを伝える。管理者A又は担当者は、外部アドバイザーVから伝えられた生徒IDから生徒Sの名前及び指導者Tの名前を調べ、外部アドバイザーVのアドバイスに基づいて、生徒S及び/又は指導者Tに各種の改善を促すことができる。
これにより、学習管理システム1は、外部アドバイザーVに生徒Sの名前を知られることなく、外部アドバイザーVからのアドバイスによって生徒Sの自発的な学習態度を育成することができる。
なお、実施形態及び変形例において、生徒Sは、児童、学生、及び受講生等、指導者Tから指導を受ける者を含む。指導者Tは、教師、先生、講師、教授、及びインストラクター等、生徒Sを指導する者を含む。
なお、実施形態及び変形例において、指導者Tと、指導者Tが受け持つクラスの生徒Sが対応付けられる例を説明したが、これに限定されず、指導者Tが対応付けられる生徒Sは、1又は複数の他の生徒であってもよい。
なお、実施形態及び変形例では、学習管理システム1は、指導者用画面GT1に、指導者Tが受け持つクラスの生徒Sの情報を表示するが、これに限定されない。例えば、学習管理システム1は、学年全体の生徒の情報や集計結果を表示させてもよいし、学校全体の生徒の情報や集計結果を表示させてもよい。例えば、制御部12は、生徒Sの行動結果として記憶部11に記憶された生徒Sの学習時間をクラス毎又は学年毎に集計し、クラス毎の学習時間又は学年毎の学習時間の集計結果を出力してもよい。さらに、制御部12は、これらの集計結果をレーダーチャートによって表示してもよい。これにより、例えば、担任、学年主任又は教頭等である指導者Tは、教科毎の学習時間の傾向をクラス単位又は学年単位で比較することができ、さらに、学習時間の月別の推移をクラス単位又は学年単位で比較することもできる。
なお、実施形態及び変形例では、1つの学校に使用される例を説明したが、学習管理システム1は、複数の学校に使用されてもよい。
なお、実施形態及び変形例では、集計結果領域G3に教科毎の学習時間の棒グラフが表示され、また、レーダーチャート画面GS2にレーダーチャートが表示されるが、棒グラフ及びレーダーチャートの最大値は、生徒Sの学習時間の平均に応じて学校毎に設定してもよい。例えば、生徒Sの学習時間の平均が全体的に長い学校では、最大値が大きくなるように設定し、生徒Sの学習時間の平均が全体的に短い学校では、最大値が小さくなるように設定してもよい。最大値をそれぞれの学校の実態に合わせて設定することで、実態に基づいた表示をすることができ、より効果的に生徒自身が自己の行動変容に寄与することができる。また、生徒の自己肯定感や自己有用感をより効果的に育成ができ、学習効果も向上させることができる。
なお、実施形態及び変形例では、コメント情報T1〜出欠情報T5を含む各種情報が、データベース上のテーブルに格納されるが、これに限定されない。これら各種情報は、プログラム内の変数等に格納されてもよい。
なお、実施形態及び変形例では、制御部26が、ブラウザを介して各種指示の入力及び画像の表示を行うが、これに限定されず、例えば、専用のアプリケーションを用意し、制御部26がアプリケーションを実行することによってこれらの機能を実現してもよい。
なお、実施形態及び変形例では、文字の出願頻度をカウントしないが、サーバ10は、生徒Sや指導者Tが入力した文字の出現頻度をカウントし、出現頻度に応じてモニタ22に表示される文字の色や大きさを変え、強調表示を行うように構成してもよい。
なお、実施形態及び変形例では、制御部12の機能が記憶部11に記憶されたプログラム及び各種情報によって実現される例を説明したが、記憶部11に記憶されたプログラム及び各種情報の一部又はすべてが記憶部25記憶され、制御部26によって制御部12の一部又はすべての機能を実現してもよい。
本実施形態及び変形例における各手順の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。さらに、本実施形態及び変形例における各手順の各ステップのすべてあるいは一部をハードウェアにより実現してもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 学習管理システム
10 サーバ
11 記憶部
12 制御部
20 端末装置
21 指示入力部
22 モニタ
23 装置本体
24 通信部
25 記憶部
26 制御部
A 管理者
B1 週ボタン
B2 月ボタン
B3 チャートボタン
B4 一覧ボタン
B5 チャートボタン
B6 投稿ボタン
B7 月ボタン
B8 チャートボタン
Bb 戻るボタン
Bc お知らせ一覧
Bf 進むボタン
Bi アイコン
Bn お知らせバー
Bp 予定
Bs 送信ボタン
Bt お知らせタブ
Bw 小窓
G1 学習目標領域
G2 スケジュール領域
G3 集計結果領域
G4 考察領域
G5 指導者コメント領域
G6 生徒情報領域
G7 カレンダー領域
H ヘッダー
GS1 生徒用画面
GS2 レーダーチャート画面
GT1 指導者用画面
GT2 お知らせ投稿画面
Gp 保護者用画面
P 保護者
P1 行動前処理部
P2 行動後処理部
P3 指導者コメント処理部
S 生徒
T 指導者
T1 コメント情報
T2 行動情報
T3 連絡情報
T4 成績情報
T5 出欠情報
V 外部アドバイザー

Claims (8)

  1. 周期的に繰り返される対象期間であって前記対象期間における学習目標と、前記学習目標に到達するための日毎の学習の開始時刻と終了時刻を含む行動計画を生徒に入力させ、入力された前記学習目標と前記行動計画を記憶部に記憶させる行動前処理部と、
    前記対象期間における前記行動計画に対する前記生徒の行動結果と、前記行動結果に対する考察コメントを前記生徒に入力させ、入力された前記行動結果と前記考察コメントを前記記憶部に記憶させる行動後処理部と、
    前記記憶部に記憶された前記行動結果と前記考察コメントを出力し、前記行動結果と前記考察コメントに対する指導者コメントを指導者に入力させ、入力された前記指導者コメントを前記記憶部に記憶させる指導者コメント処理部と、
    前記行動前処理部、前記行動後処理部、及び前記指導者コメント処理部によって行われる学習管理処理を、前記対象期間を単位として繰り返して行い、前記生徒の指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントを出力する、制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記行動結果を集計した学習時間と前記生徒の成績に応じて入力された成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、及び/又は前記学習時間と生徒の授業の出欠状況に応じて入力された出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、通知を出力する、
    学習管理システム。
  2. 前記制御部は、外部アドバイザーの指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントの少なくとも1つに基づいて生成され、前記生徒の識別情報を表示し、かつ前記生徒の名前を非表示とした、画像を出力する、請求項1に記載の学習管理システム。
  3. 前記制御部は、前記生徒の前記行動結果として前記記憶部に記憶された当該生徒の学習時間を教科毎に集計し、教科毎の学習時間の集計結果を出力する、請求項1又は2に記載の学習管理システム。
  4. 前記制御部は、前記生徒の前記行動結果として前記記憶部に記憶された当該生徒の学習時間をクラス毎又は学年毎に集計し、クラス毎の学習時間又は学年毎の学習時間の集計結果を出力する、請求項3に記載の学習管理システム。
  5. 前記記憶部は、前記成績情報を記憶し、
    前記制御部は、当該生徒の前記成績情報を教科毎に集計して教科毎の成績情報の集計結果を出力し、前記教科毎の前記学習時間の集計結果とともに、前記教科毎の成績情報の集計結果を出力し、前記学習時間と前記成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、前記通知を出力する
    請求項3又は4に記載の学習管理システム。
  6. 前記記憶部は、前記出欠情報を記憶し、
    前記制御部は、当該生徒の前記出欠情報を教科毎に集計して教科毎の出欠情報の集計結果を出力し、前記教科毎の前記学習時間の集計結果とともに、前記教科毎の出欠情報の集計結果を出力し、前記学習時間と前記出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、前記通知を出力する
    請求項3から5のいずれか1項に記載の学習管理システム。
  7. 行動前処理部により、周期的に繰り返される対象期間であって前記対象期間における学習目標と、前記学習目標に到達するための日毎の学習の開始時刻と終了時刻を含む行動計画を生徒に入力させ、入力された前記学習目標と前記行動計画を記憶部に記憶させ、
    行動後処理部により、前記対象期間における前記行動計画に対する前記生徒の行動結果と、前記行動結果に対する考察コメントを前記生徒に入力させ、入力された前記行動結果と前記考察コメントを前記記憶部に記憶させ、
    指導者コメント処理部により、前記記憶部に記憶された前記行動結果と前記考察コメントを出力し、前記行動結果と前記考察コメントに対する指導者コメントを指導者に入力させ、入力された前記指導者コメントを前記記憶部に記憶させ、
    制御部により、前記行動前処理部、前記行動後処理部、及び前記指導者コメント処理部によって行われる学習管理処理を、前記対象期間を単位として繰り返して行い、
    前記制御部により、前記生徒の指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントを出力し、
    前記制御部により、前記行動結果を集計した学習時間と前記生徒の成績に応じて入力された成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、及び/又は前記学習時間と生徒の授業の出欠状況に応じて入力された出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、通知を出力する、
    学習管理方法。
  8. 周期的に繰り返される対象期間であって前記対象期間における学習目標と、前記学習目標に到達するための学習の開始日時と終了日時を含む行動計画を生徒に入力させ、入力された前記学習目標と前記行動計画を記憶部に記憶させる行動前処理部のコードと、
    前記対象期間における前記行動計画に対する前記生徒の行動結果と、前記行動結果に対する考察コメントを前記生徒に入力させ、入力された前記行動結果と前記考察コメントを前記記憶部に記憶させる行動後処理部のコードと、
    前記記憶部に記憶された前記行動結果と前記考察コメントを出力し、前記行動結果と前記考察コメントに対する指導者コメントを指導者に入力させ、入力された前記指導者コメントを前記記憶部に記憶させる指導者コメント処理部のコードと、
    前記行動前処理部、前記行動後処理部、及び前記指導者コメント処理部によって行われる学習管理処理を、前記対象期間を単位として繰り返して行うコードと、
    前記生徒の指示入力に応じ、前記記憶部に記憶された前記対象期間における前記学習目標、前記行動結果、前記考察コメント、及び前記指導者コメントを出力するコードと、
    前記制御部は、前記行動結果を集計した学習時間と前記生徒の成績に応じて入力された成績情報の乖離が第1所定値よりも大きいとき、及び/又は前記学習時間と生徒の授業の出欠状況に応じて入力された出欠情報の乖離が第2所定値よりも大きいとき、通知を出力するコードと、
    をコンピュータに実行させる学習管理プログラム。
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