JP6977883B2 - 信号処理装置、方法、プログラム - Google Patents
信号処理装置、方法、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6977883B2 JP6977883B2 JP2020521241A JP2020521241A JP6977883B2 JP 6977883 B2 JP6977883 B2 JP 6977883B2 JP 2020521241 A JP2020521241 A JP 2020521241A JP 2020521241 A JP2020521241 A JP 2020521241A JP 6977883 B2 JP6977883 B2 JP 6977883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- processing
- representation
- circuit
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 476
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 218
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 200
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 189
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 130
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 72
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 62
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 241001589086 Bellapiscis medius Species 0.000 description 1
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000012804 iterative process Methods 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004148 unit process Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F17/00—Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
- G06F17/10—Complex mathematical operations
- G06F17/14—Fourier, Walsh or analogous domain transformations, e.g. Laplace, Hilbert, Karhunen-Loeve, transforms
- G06F17/141—Discrete Fourier transforms
- G06F17/142—Fast Fourier transforms, e.g. using a Cooley-Tukey type algorithm
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/50—Adding; Subtracting
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computational Mathematics (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- Mathematical Analysis (AREA)
- Mathematical Optimization (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Algebra (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Discrete Mathematics (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
Description
本発明は、日本国特許出願:特願2018−097761号(2018年5月22日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、信号処理装置、方法、プログラムに関する。
1回目には、部分データフロー505aにあたる処理が、
2回目には、部分データフロー505bにあたる処理が、
3回目には、部分データフロー505c(図示せず)にあたる処理が、それぞれ行われる。
P=(1/2)*a*C*V2*f … (1)
a:回路動作率(percentage-activity)、
C:負荷容量、
V:電圧、
f:動作周波数
である。回路動作率(percentage-activity)は、ある時間期間におけるスイッチング回数の推定値と該期間におけるクロックサイクル数の比率で与えられる。
加減算処理以外には、動作率を低減できる符号絶対値表現を使用する、ことも考えられる。
図1は、本発明の第1の例示的な実施形態に係る信号処理装置(信号処理回路)100の構成例を説明する図である。信号処理装置100は、信号データのバッファリング処理、リタイミング処理や並べ替え処理等の記憶処理を行う記憶処理部として、第1の記憶処理部101と、第2の記憶処理部103と、第3の記憶処理部105と、第4の記憶処理部108とを備えている。また、信号処理装置100は、加減算や乗除算等の演算処理を行う演算処理部として、第1の演算処理部102と、第2の演算処理部104と、第3の演算処理部106と、第4の演算処理部107とを備えている。なお、複数の記憶処理部を1つのユニット内に備えた構成としてもよい。また、複数の演算処理部を1つのユニット内に備えた構成としてもよい。
データの値が正又は0の場合(非負の場合)、該データの2の補数表現と同一であり、
データの値が負の場合は、該データの2の補数表現に対して符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現である。
・符号ビット44と符号ビット45が両方とも値0である場合には、値0を符号ビット48に出力し、
・符号ビット44と符号ビット45のいずれか一方が値1である場合には、値1を符号ビット48に出力し、
・符号ビット44と符号ビット45が両方とも値1である場合には値、値0を符号ビット48に出力することで、出力Cの符号ビットを演算して出力する。
以上説明したように、第1の例示的な実施形態では、信号処理装置100は、第1の記憶処理部101、第2の記憶処理部103、第3の記憶処理部105、及び、第4の記憶処理部108において、符号絶対値−−表現で記憶処理を行う。さらに、信号処理装置100は、第2の演算処理部104、及び第4の演算処理部107において、符号絶対値−−表現で演算処理を行う。
図14は、本発明の第2の例示的な実施形態に係るFFT装置400の構成例を示す図である。FFT装置400は、図26に示されたデータフロー500にしたがって、2段階の基数8のバタフライ処理に分解された64ポイントFFTを、パイプライン回路方式によって処理する。
ps(i)=x[8×(s−1)+i]
qs(i)=x[(s−1)+8×i]
Qs(i)=Pi+1(s−1)
{2, 3, 10, 11}から構成されるデータ組と、{16, 17, 24, 25}から構成されるデータ組との並べ替え、
{4, 5, 12, 13}から構成されるデータ組と、{32, 33, 40, 41}から構成されるデータ組との並べ替え、
{6, 7, 14, 15}から構成されるデータ組と、{48, 49, 56, 57}から構成されるデータ組との並べ替え、
{20, 21, 28, 29}から構成されるデータ組と、{34, 35, 42, 43}から構成されるデータ組との並べ替え、
{22, 23, 30, 31}から構成されるデータ組と、{50, 51, 58, 59}から構成されるデータ組との並べ替え、
{38, 39, 46, 47}から構成されるデータ組と、{52, 53, 60, 61}から構成されるデータ組との並べ替えをそれぞれ行うと、図21に示す「中間順序」になる。
{0, 1, 8, 9}から構成されるデータ組における1と8との並べ替え、
{2, 3, 10, 11}から構成されるデータ組における3と10との並べ替え、
{4, 5, 12, 13}から構成されるデータ組における5と12との並べ替え、
{6, 7, 14, 15}から構成されるデータ組における7と14との並べ替え、
{16, 17, 24, 25}から構成されるデータ組における17と24との並べ替え、
{18, 19, 26, 27}から構成されるデータ組における19と26との並べ替え、
{20, 21, 28, 29}から構成されるデータ組における21と28との並べ替え、
{22, 23, 30, 31}から構成されるデータ組における23と30との並べ替え、
{32, 33, 40, 41}から構成されるデータ組における33と40との並べ替え、
{34, 35, 42, 43}から構成されるデータ組における35と42との並べ替え、
{36, 37, 44, 45}から構成されるデータ組における37と44との並べ替え、
{38, 39, 46, 47}から構成されるデータ組における39と46との並べ替え、
{48, 49, 56, 57}から構成されるデータ組における49と56との並べ替え、
{50, 51, 58, 59}から構成されるデータ組における51と58との並べ替え、
{52, 53, 60, 61}から構成されるデータ組における53と60との並べ替え、
{54, 55, 62, 63}から構成されるデータ組における55と62との並べ替え、
をそれぞれ行うと、図16に示されている「ビットリバース順序」になる。
in0から入力したデータを205aに出力し、
in1から入力したデータを205bに出力し、
in2から入力したデータを205cに出力し、
in3から入力したデータを205dに出力し、
in4から入力したデータを205eに出力し、
in5から入力したデータを205fに出力し、
in6から入力したデータを205gに出力し、
in7から入力したデータを205hに出力する。
in0から入力したデータを205cに出力し、
in1から入力したデータを205dに出力し、
in2から入力したデータを205eに出力し、
in3から入力したデータを205fに出力し、
in4から入力したデータを205gに出力し、
in5から入力したデータを205hに出力し、
in6から入力したデータを205aに出力し、
in7から入力したデータを205bに出力する。
in0から入力したデータを205eに出力し、
in1から入力したデータを205fに出力し、
in2から入力したデータを205gに出力し、
in3から入力したデータを205hに出力し、
in4から入力したデータを205aに出力し、
in5から入力したデータを205bに出力し、
in6から入力したデータを205cに出力し、
in7から入力したデータを205dに出力する。
in0から入力したデータを205gに出力し、
in1から入力したデータを205hに出力し、
in2から入力したデータを205aに出力し、
in3から入力したデータを205bに出力し、
in4から入力したデータを205cに出力し、
in5から入力したデータを205dに出力し、
in6から入力したデータを205eに出力し、
in7から入力したデータを205fに出力する。
206aから入力したデータを207aに出力し、
206bから入力したデータを207bに出力し、
206cから入力したデータを207cに出力し、
206dから入力したデータを207dに出力し、
206eから入力したデータを207eに出力し、
206fから入力したデータを207fに出力し、
206gから入力したデータを207gに出力し、
206hから入力したデータを207hに出力する。
206aから入力したデータを207gに出力し、
206bから入力したデータを207hに出力し、
206cから入力したデータを207aに出力し、
206dから入力したデータを207bに出力し、
206eから入力したデータを207cに出力し、
206fから入力したデータを207dに出力し、
206gから入力したデータを207eに出力し、
206hから入力したデータを207fに出力する。
206aから入力したデータを207eに出力し、
206bから入力したデータを207fに出力し、
206cから入力したデータを207gに出力し、
206dから入力したデータを207hに出力し、
206eから入力したデータを207aに出力し、
206fから入力したデータを207bに出力し、
206gから入力したデータを207cに出力し、
206hから入力したデータを207dに出力する。
206aから入力したデータを207cに出力し、
206bから入力したデータを207dに出力し、
206cから入力したデータを207eに出力し、
206dから入力したデータを207fに出力し、
206eから入力したデータを207gに出力し、
206fから入力したデータを207hに出力し、
206gから入力したデータを207aに出力し、
206hから入力したデータを207bに出力する。
サイクルt8において、0,1の2つのデータを入力し、
サイクルt9において、8,9の2つのデータを入力し、
出力out0、out1に、
サイクルt9において、0,8の2つのデータを出力し、
サイクルt10において、1,9の2つのデータを出力する。
サイクルt10において、2,3の2つのデータを入力し、
サイクルt11において、10,11の2つのデータを入力し、
出力out0、out1に、
サイクルt11において、2,10の2つのデータを出力し、
サイクルt12において、3,11の2つのデータを出力する。
サイクルt12において、4,5の2つのデータを入力し、
サイクルt13において、12,13の2つのデータを入力し、
出力out0、out1に、
サイクルt13において、4,12の2つのデータを出力し、
サイクルt14において、5,13の2つのデータを出力する。
サイクルt14において、6,7の2つのデータを入力し、
サイクルt15において、14,15の2つのデータを入力し、
出力out0、out1に、
サイクルt15において、6,14の2つのデータを出力し、
サイクルt16において、7,15の2つのデータを出力する。
サイクルt8において、16,17の2つのデータを入力し、
サイクルt9において、24,25の2つのデータを入力し、
出力out2、out3に、
サイクルt9において、16,24の2つのデータを出力し、
サイクルt10において、17,25の2つのデータを出力する。
入力207c、207dから、
サイクルt10において、18,19の2つのデータを入力し、
サイクルt11において、26,27の2つのデータを入力し、
出力out2、out3に、
サイクルt11において、18,26の2つのデータを出力し、
サイクルt12において、19,27の2つのデータを出力する。
サイクルt12において、20,21の2つのデータを入力し、
サイクルt13において、28,29の2つのデータを入力し、
出力out2、out3に、
サイクルt13において、20,28の2つのデータを出力し、
サイクルt14において、21,29の2つのデータを出力する。
サイクルt14において、22,23の2つのデータを入力し、
サイクルt15において、30,31の2つのデータを入力し、
出力out2、out3に、
サイクルt15において、22,30の2つのデータを出力し、
サイクルt16において、23,31の2つのデータを出力する。
サイクルt8において、32,33の2つのデータを入力し、
サイクルt9において、40,41の2つのデータを入力し、
出力out4、out5に、
サイクルt9において、32,40の2つのデータを出力し、
サイクルt10において、33,41の2つのデータを出力する。
入力207e、207fから、
サイクルt10において、34,35の2つのデータを入力し、
サイクルt11において、42,43の2つのデータを入力し、
出力out4、out5に、
サイクルt11において、34,42の2つのデータを出力し、
サイクルt12において、35,43の2つのデータを出力する。
サイクルt12において、36,37の2つのデータを入力し、
サイクルt13において、44,45の2つのデータを入力し、
出力out4、out5に、
サイクルt13において、36,44の2つのデータを出力し、
サイクルt14において、37,45の2つのデータを出力する。
サイクルt14において、38,39の2つのデータを入力し、
サイクルt15において、46,47の2つのデータを入力し、
出力out4、out5に、
サイクルt15において、38,46の2つのデータを出力し、
サイクルt16において、39,47の2つのデータを出力する。
サイクルt8において、48,49の2つのデータを入力し、
サイクルt9において、56,57の2つのデータを入力し、
出力out6、out7に、
サイクルt9において、48,56の2つのデータを出力し、
サイクルt10において、49,57の2つのデータを出力する。
サイクルt10において、50,51の2つのデータを入力し、
サイクルt11において、58,59の2つのデータを入力し、
出力out6、out7に、
サイクルt11において、50,58の2つのデータを出力し、
サイクルt12において、51,59の2つのデータを出力する。
サイクルt12において、52,53の2つのデータを入力し、
サイクルt13において、60,61の2つのデータを入力し、
出力out6、out7に、
サイクルt13において、52,60の2つのデータを出力し、
サイクルt14において、53,61の2つのデータを出力する。
サイクルt14において、54,55の2つのデータを入力し、
サイクルt15において、62,63の2つのデータを入力し、
出力out6、out7に、
サイクルt15において、54,62の2つのデータを出力し、
サイクルt16において、55,63の2つのデータを出力する。
A=B+iC、及び、
W=X+iY
(ただし、i2=−1)を入力して、それらの複素乗算の結果である
T=AxW=(BX−CY)+i(CX+BY)
を演算して出力する。
上記したように、第2の例示的な実施形態では、FFT装置400は、バタフライ演算において必要なデータの並べ替え処理である、「逐次順序」から、「ビットリバース順序」への並べ替えや、「ビットリバース順序」から「逐次順序」への並べ替えを、符号絶対値−−表現に変換した後、「中間順序」を介した2段階のステップで実現する。そのため、2の補数表現のまま並べ替え処理を行うのに対して、第1のデータ並べ替え部201や第2のデータ並べ替え部204を構成するRAM回路、フリップフロップ回路やセレクタ回路などの回路の動作率を低減することができる。
データ値が正又は0の場合は、2の補数表現と同一であり、データ値が負の場合は、2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現形式である第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う記憶処理部と、
2の補数表現により表現されたデータ、又は、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータの少なくともいずれかに対して演算処理を行う演算処理部と、
を備えた、ことを特徴とする信号処理装置。
前記補正処理は、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、
前記Nビット(ただし、Nは所定の正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(ただし、MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する処理である、ことを特徴とする付記1に記載の信号処理装置。
前記演算処理部は、
処理する演算が乗算又は除算の場合には、
前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行ったデータのいずれかに対して演算処理を行い、
処理する演算が加算又は減算の場合には、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、ことを特徴とする付記1又は2に記載の信号処理装置。
前記記憶処理部は、
2の補数表現で表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換部と、
前記第2の表現形式でのデータの記憶処理及び出力を行う記憶回路と、
前記記憶回路から出力された前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換部について、
前記記憶回路を備えた構成と、
前記記憶回路と、前記第1の変換部又は前記第2の変換部の少なくともいずれかを備えた構成
のうちの少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の信号処理装置。
前記演算処理部は、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、2の補数表現により表現されたデータの演算処理を行う第1の演算回路と、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換部と、
前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行う補正回路と、
前記補正回路で補正処理されたデータを入力し、前記補正処理されたデータの演算処理を行う第2の演算回路と、
前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換部について、
前記第1の演算回路を備えた構成と、
前記補正回路及び前記第2の演算回路を備えた構成と、
前記補正回路及び前記第2の演算回路に、さらに前記第1の変換部又は前記第2の変換部の少なくともいずれかを備えた構成、
のうちの少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の信号処理装置。
前記第2の演算回路は、
演算対象である前記補正処理した前記第2の表現形式のデータの符号ビットの演算結果を符号ビットとして出力する符号演算回路と、
演算対象である前記補正処理した前記第2の表現形式のデータの前記符号ビット以外の絶対値部分を演算して出力する符号なし演算回路と、ことを特徴とする付記5に記載の信号処理装置。
前記第1及び第2の変換部は、前記入力したデータの最上位ビットはそのまま出力し、
前記入力したデータの前記最上位ビット以外は、前記最上位ビットとの排他的論理和を行った結果を出力する、ことを特徴とする付記4乃至6のいずれかに記載の信号処理装置。
付記1又は2に記載の信号処理装置において、データ表現形式として2の補数表現と、前記第2の表現形式の双方を使用して高速フーリエ変換又は逆高速フーリエ変換を行い、
前記演算処理部が、
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理部と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理部と、
を備え、
前記記憶処理部が、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理部を備え、
前記バタフライ演算処理部は、2の補数表現により表現されたデータに対してバタフライ演算処理を行い、
前記ひねり乗算処理部は、乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行い、
前記データ並べ替え処理部は、前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う、ことを特徴とする信号処理装置。
前記データ並べ替え処理部は、
2の補数表現で表現されたデータを入力し前記第2の表現形式へ変換する第1の変換部と、
前記第2の表現形式で表現されたデータを入力し2の補数表現へ変換する第2の変換部と、
を備え、
前記第1の変換部は、入力する2の補数表現で表現されたデータを前記第2の表現形式に変換してデータ並べ替え処理を行い、
前記第2の変換部は、前記第2の表現形式で表現されたデータ並べ替え処理後のデータを2の補数表現に変換して出力する、ことを特徴とする付記8に記載の信号処理装置。
前記第1及び第2の変換部は、前記入力したデータの最上位ビットはそのまま出力し、
前記入力したデータの前記最上位ビット以外は、前記最上位ビットとの排他的論理和を行った結果を出力する、ことを特徴とする付記8又は9に記載の信号処理装置。
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理部と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理部と、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理部と、
を備え、高速フーリエ変換(FFT)又は逆高速フーリエ変換(IFFT)を行うFFT装置であって、
データ表現形式として2の補数表現と、2の補数表現と異なる第2の表現形式の双方を使用して演算を行い、
前記第2の表現形式は、非負のデータについては2の補数表現と同一であり、負のデータについては、前記データの2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現であり、
前記バタフライ演算処理部は、
2の補数表現により表現されたデータに対して処理を行い、
前記データ並べ替え処理部は、
前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行い、
前記ひねり乗算処理部は、
乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、ことを特徴とするFFT装置。
前記補正処理は、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、前記Nビット(Nは正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する処理を行う、ことを特徴とする付記11に記載のFFT装置。
前記データ並べ替え処理部は、
データを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換部と、
前記第2の表現形式から2の補数表現へ変換する第2の変換部と、
を備え、
前記第1の変換部により、入力する2の補数表現で表現されたデータを前記第2の表現形式に変換してデータ並べ替え処理を行い、
前記第2の変換部により、前記第2の表現形式で表現されたデータ並べ替え処理後のデータを2の補数表現に変換して出力する、ことを特徴とする付記11又は12に記載のFFT装置。
前記第1及び第2の変換部は、前記入力したデータの最上位ビットはそのまま出力し、
前記入力したデータの前記最上位ビット以外は、前記最上位ビットとの排他的論理和を行った結果を出力する、ことを特徴とする付記11乃至13のいずれかに記載のFFT装置。
2の補数表現と異なる第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う工程と、
2の補数表現により表現されたデータ、又は、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータの少なくともいずれかに対して演算処理を行う工程と、
を含み、
前記第2の表現形式は、
データ値が正又は0の場合は、2の補数表現と同一であり、
データ値が負の場合は、2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現形式である、ことを特徴とする信号処理方法。
前記補正処理では、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、
前記Nビット(ただし、Nは所定の正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(ただし、MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する、ことを特徴とする付記15に記載の信号処理方法。
前記演算処理では、処理する演算が乗算又は除算の場合には、
前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行ったデータのいずれかに対して演算処理を行い、
処理する演算が加算又は減算の場合には、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、ことを特徴とする付記15又は16に記載の信号処理方法。
前記記憶処理は、
2の補数表現で表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式でのデータの記憶回路へ記憶する記憶処理と、
前記記憶回路から出力された前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換処理について、
前記記憶処理、又は、
前記記憶処理の前又は後の前記第1の変換処理又は前記第2の変換処理の少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする付記15乃至17のいずれかに記載の信号処理方法。
前記演算処理は、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、2の補数表現により表現されたデータの演算処理を行う第1の演算処理と、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式により表現されたデータに対して行う補正処理と、
前記補正処理されたデータの演算処理を行う第2の演算処理と、
前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換処理について、
前記第1の演算処理、
前記補正処理及び前記第2の演算処理、
前記補正処理及び前記第2の演算処理に、さらに前記第1の変換処理又は前記第2の変換処理の少なくともいずれか、
のうちのいずれかを含む、ことを特徴とする付記15乃至17のいずれかに記載の信号処理方法。
付記15又は16に記載の信号処理方法において、データ表現形式として2の補数表現と、前記第2の表現形式の双方を使用して高速フーリエ変換又は逆高速フーリエ変換を行い、
前記演算処理が、
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理と、
を含み、高速フーリエ変換又は逆高速フーリエ変換を行い、
前記記憶処理が、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理を含み、
前記バタフライ演算処理は、
2の補数表現により表現されたデータに対してバタフライ演算処理を行い、
前記ひねり乗算処理は、乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行い、
前記データ並べ替え処理は、前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う、ことを特徴とする信号処理方法。
前記データ並べ替え処理は、データを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式から2の補数表現へ変換する第2の変換処理と、
を含み、
前記第1の変換処理では、入力する2の補数表現で表現されたデータを前記第2の表現形式に変換してデータ並べ替え処理を行い、
前記第2の変換処理では、前記第2の表現形式で表現されたデータ並べ替え処理後のデータを2の補数表現に変換して出力する、ことを特徴とする付記20に記載の信号処理方法。
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理と、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理と、
を含み、高速フーリエ変換(FFT)又は逆高速フーリエ変換(IFFT)を行うFFT方法であって、
データ表現形式として2の補数表現と、2の補数表現と異なる第2の表現形式の双方を使用して演算を行い、
前記第2の表現形式は、非負のデータについては2の補数表現と同一であり、負のデータについては、前記データの2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現であり、
前記バタフライ演算処理では、
2の補数表現により表現されたデータに対して処理を行い、
前記データ並べ替え処理では、
前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行い、
前記ひねり乗算処理では、
乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、ことを特徴とするFFT演算方法。
前記補正処理は、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、前記Nビット(Nは正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する処理を行う、ことを特徴とする付記22に記載のFFT演算方法。
前記データ並べ替え処理は、データを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式から2の補数表現へ変換する第2の変換処理と、
を含み、
前記第1の変換処理では、入力する2の補数表現で表現されたデータを前記第2の表現形式に変換してデータ並べ替え処理を行い、
前記第2の変換処理では、前記第2の表現形式で表現されたデータ並べ替え処理後のデータを2の補数表現に変換して出力する、ことを特徴とする付記22又は23に記載のFFT演算方法。
データ値が正又は0の場合は、2の補数表現と同一であり、データ値が負の場合は、2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現形式である第2の表現形式により表現されたデータに対する記憶処理と、
2の補数表現により表現されたデータ、又は、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータの少なくともいずれかに対する演算処理と、
をプロセッサに実行させるプログラム。
前記補正処理として、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、
前記Nビット(ただし、Nは所定の正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(ただし、MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する処理を実行する、ことを特徴とする付記25に記載のプログラム。
前記演算処理として、処理する演算が乗算又は除算の場合には、
前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行ったデータのいずれかに対して演算処理を行い、
処理する演算が加算又は減算の場合には、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、付記25又は26に記載のプログラム。
前記記憶処理は、
2の補数表現で表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式でのデータの記憶回路へ記憶する記憶処理と、
前記記憶回路から出力された前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換処理について、
前記記憶処理、又は、
前記記憶処理の前又は後の前記第1の変換処理又は前記第2の変換処理の少なくともいずれかを含む、付記25乃至27のいずれかに記載のプログラム。
前記演算処理は、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、2の補数表現により表現されたデータの演算処理を行う第1の演算処理と、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式により表現されたデータに対して行う補正処理と、
前記補正処理されたデータの演算処理を行う第2の演算処理と、
前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換処理について、
前記第1の演算処理、
前記補正処理及び前記第2の演算処理、
前記補正処理及び前記第2の演算処理に、さらに前記第1の変換処理又は前記第2の変換処理の少なくともいずれか、
のうちのいずれかを含む、付記25乃至27のいずれかに記載のプログラム。
前記演算処理が、
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理と、
を含み、高速フーリエ変換又は逆高速フーリエ変換を行い、
前記記憶処理が、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理を含み、
前記バタフライ演算処理は、2の補数表現により表現されたデータに対してバタフライ演算処理を行い、
前記ひねり乗算処理は、乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行い、
前記データ並べ替え処理は、前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う、付記25又は26に記載のプログラム。
前記データ並べ替え処理は、
データを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換処理と、
前記第2の表現形式から2の補数表現へ変換する第2の変換処理と、
を含み、
前記第1の変換処理では、入力する2の補数表現で表現されたデータを前記第2の表現形式に変換してデータ並べ替え処理を行い、
前記第2の変換処理では、前記第2の表現形式で表現されたデータ並べ替え処理後のデータを2の補数表現に変換して出力する、付記30に記載のプログラム。
101、103、105、108 記憶処理部
102、104、106、107 演算処理部
10、10a〜10d 変換回路
17 XOR回路
20、20a〜20d 補正回路
21 セレクタ回路
22 加算回路
30 記憶回路
40、41 演算回路
42 符号演算回路
43 符号なし演算回路
200 データ並べ替え部
201 第1のデータ並べ替え部(第1のデータ並べ替え手段)
202 第1のデータ振り分け部(第1のデータ振り分け手段)
203 第2のデータ振り分け部(第2のデータ振り分け手段)
204 第2のデータ並べ替え部(第2のデータ並べ替え手段)
210a〜210d RAM回路
220 データ組内並べ替え部
220a〜220d データ組内並べ替え部
221、224、225 セレクタ回路
222、223 フリップフロップ
231、232 233a〜233h、234a〜234h 変換回路
240a、240b バタフライ演算処理部
250、250a、250b、260 データ並べ替え処理部
270 ひねり乗算処理部
271a〜271d 乗算回路
272a、272b 加算回路
300 プロセッサ装置
301 プロセッサ
302 プログラム記憶部
303 RAM
304 第1のインタフェース
305 第2のインタフェース
400 FFT装置
500 64ポイントFFTのデータフロー
501 データ並べ替え処理部(データ並べ替え処理)
502、503 バタフライ演算処理部(バタフライ演算処理)
504 ひねり乗算処理部(ひねり乗算処理)
600 変換回路
601 ビット反転回路
602 1加算回路
Claims (8)
- データ値が正又は0の場合は、2の補数表現と同一であり、データ値が負の場合は、2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現形式である第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う記憶処理部と、
2の補数表現により表現されたデータ、又は、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータの少なくともいずれかに対して演算処理を行う演算処理部と、
を備え、
前記補正処理は、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、
前記Nビット(ただし、Nは所定の正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(ただし、MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する処理である、ことを特徴とする信号処理装置。 - 前記演算処理部は、処理する演算が乗算又は除算の場合には、
前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行ったデータのいずれかに対して演算処理を行い、
処理する演算が加算又は減算の場合には、
2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記演算処理部は、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、2の補数表現により表現されたデータの演算処理を行う第1の演算回路と、
2の補数表現により表現されたデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現から前記第2の表現形式へ変換する第1の変換部と、
前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行う補正回路と、
前記補正回路で補正処理されたデータを入力し、前記補正処理されたデータの演算処理を行う第2の演算回路と、
前記第2の表現形式のデータを入力し、前記入力したデータを2の補数表現へ変換して出力する第2の変換部について、
前記第1の演算回路を備えた構成と、
前記補正回路及び前記第2の演算回路を備えた構成と、
前記補正回路及び前記第2の演算回路に、さらに前記第1の変換部又は前記第2の変換部の少なくともいずれかを備えた構成、
のうちの少なくともいずれかを含み、
前記第2の演算回路は、
演算対象である前記補正処理した前記第2の表現形式のデータの符号ビットの演算結果を符号ビットとして出力する符号演算回路と、
演算対象である前記補正処理した前記第2の表現形式のデータの前記符号ビット以外の絶対値部分を演算して出力する符号なし演算回路と、
を備えた、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号処理装置。 - 請求項1記載の信号処理装置において、データ表現形式として2の補数表現と前記第2の表現形式の双方を使用して高速フーリエ変換又は逆高速フーリエ変換を行い、
前記演算処理部が、
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理部と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理部と、
を備え、
前記記憶処理部が、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理部を備え、
前記バタフライ演算処理部は、2の補数表現により表現されたデータに対してバタフライ演算処理を行い、
前記ひねり乗算処理部は、乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行い、
前記データ並べ替え処理部は、前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う、ことを特徴とする信号処理装置。 - 前記データ並べ替え処理部は、
2の補数表現で表現されたデータを入力し前記第2の表現形式へ変換する第1の変換部と、
前記第2の表現形式で表現されたデータを入力し2の補数表現へ変換する第2の変換部と、
を備え、
前記第1の変換部は、入力する2の補数表現で表現されたデータを前記第2の表現形式に変換してデータ並べ替え処理を行い、
前記第2の変換部は、前記第2の表現形式で表現されたデータ並べ替え処理後のデータを2の補数表現に変換して出力する、ことを特徴とする請求項4に記載の信号処理装置。 - 2の補数表現と異なる第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う工程と、
2の補数表現により表現されたデータ、又は、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータの少なくともいずれかに対して演算処理を行う工程と、
を含み、
前記第2の表現形式は、
データ値が正又は0の場合は、2の補数表現と同一であり、
データ値が負の場合は、2の補数表現から符号を示す最上位ビット以外のビットを反転した表現形式であり、
前記補正処理では、前記第2の表現形式により表現されたNビット(Nは正整数)のデータが負の値の場合に、前記Nビット(ただし、Nは所定の正整数)のデータのうち、最下位ビットからMビット(ただし、MはM≦Nの正整数)に対して値1を加算する、ことを特徴とする信号処理方法。 - 前記演算処理では、処理する演算が乗算又は除算の場合には、前記第2の表現形式により表現されたデータに前記補正処理を行ったデータのいずれかに対して演算処理を行い、
処理する演算が加算又は減算の場合には、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行う、ことを特徴とする請求項6に記載の信号処理方法。 - 請求項6記載の信号処理方法において、データ表現形式として2の補数表現と、前記第2の表現形式の双方を使用して高速フーリエ変換又は逆高速フーリエ変換を行い、
前記演算処理が、
バタフライ演算処理を行うバタフライ演算処理と、
ひねり乗算処理を行うひねり乗算処理と、
を含み、
前記記憶処理が、
複数のデータの順序を並べ替えるデータ並べ替え処理を含み、
前記バタフライ演算処理は、2の補数表現により表現されたデータに対してバタフライ演算処理を行い、
前記ひねり乗算処理は、乗算処理については、前記第2の表現形式により表現されたデータに補正処理を行ったデータに対して演算処理を行い、
加算処理については、2の補数表現により表現されたデータに対して演算処理を行い、
前記データ並べ替え処理は、前記第2の表現形式により表現されたデータに対して記憶処理を行う、ことを特徴とする信号処理方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018097761 | 2018-05-22 | ||
JP2018097761 | 2018-05-22 | ||
PCT/JP2019/020041 WO2019225576A1 (ja) | 2018-05-22 | 2019-05-21 | 信号処理装置、方法、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019225576A1 JPWO2019225576A1 (ja) | 2021-07-01 |
JP6977883B2 true JP6977883B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=68616944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020521241A Active JP6977883B2 (ja) | 2018-05-22 | 2019-05-21 | 信号処理装置、方法、プログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US12019700B2 (ja) |
JP (1) | JP6977883B2 (ja) |
WO (1) | WO2019225576A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115833845B (zh) * | 2023-01-06 | 2023-05-19 | 北京象帝先计算技术有限公司 | 位置输出装置和位置输出方法 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4520347A (en) * | 1982-11-22 | 1985-05-28 | Motorola, Inc. | Code conversion circuit |
US4841467A (en) * | 1987-10-05 | 1989-06-20 | General Electric Company | Architecture to implement floating point multiply/accumulate operations |
JPH06100961B2 (ja) * | 1988-04-18 | 1994-12-12 | 富士通テン株式会社 | デジタル信号処理プロセッサ |
JP3213953B2 (ja) | 1991-03-11 | 2001-10-02 | 日本電気株式会社 | ディジタルシグナルプロセッサ |
JP2766133B2 (ja) * | 1992-08-06 | 1998-06-18 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | パラレル・シリアル・データ変換回路 |
JPH08137832A (ja) | 1994-11-07 | 1996-05-31 | Fujitsu Ltd | バタフライ演算回路および同回路を用いた高速フーリエ変換装置 |
JP2001056806A (ja) | 1999-06-10 | 2001-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高速フーリエ変換装置 |
JP3614065B2 (ja) | 1999-07-27 | 2005-01-26 | 株式会社デンソー | 符号付き整数乗算装置 |
JP2001306547A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-11-02 | Sony Corp | 演算装置及び演算方法 |
JP2003101415A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-04-04 | Seiko Epson Corp | データ変換装置、データ生成装置、データ変換プログラム及びデータ生成プログラム、並びにデータ変換方法及びデータ生成方法 |
JP2003143040A (ja) | 2001-11-07 | 2003-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | デジタルマッチトフィルタおよびデジタルマッチトフィルタを用いた携帯無線端末 |
US7660840B2 (en) * | 2003-09-29 | 2010-02-09 | Broadcom Corporation | Method, system, and computer program product for executing SIMD instruction for flexible FFT butterfly |
JP2005184310A (ja) | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 輪郭補正装置 |
JP5086675B2 (ja) | 2007-03-26 | 2012-11-28 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | フィルタ演算器及び動き補償装置 |
US8050173B2 (en) * | 2008-07-01 | 2011-11-01 | Broadcom Corporation | Dynamic precision for datapath modules |
JP5549442B2 (ja) | 2010-07-14 | 2014-07-16 | 三菱電機株式会社 | Fft演算装置 |
JP6358096B2 (ja) * | 2013-01-23 | 2018-07-18 | 日本電気株式会社 | 高速フーリエ変換装置、高速フーリエ変換方法、及び高速フーリエ変換プログラム |
US9934199B2 (en) * | 2013-07-23 | 2018-04-03 | Nec Corporation | Digital filter device, digital filtering method, and storage medium having digital filter program stored thereon |
KR102372362B1 (ko) * | 2015-09-22 | 2022-03-08 | 삼성전자주식회사 | 부호화된 크기 방식을 이용한 디지털 신호 프로세서 및 이를 포함하는 무선 통신 수신기 |
-
2019
- 2019-05-21 JP JP2020521241A patent/JP6977883B2/ja active Active
- 2019-05-21 US US17/057,082 patent/US12019700B2/en active Active
- 2019-05-21 WO PCT/JP2019/020041 patent/WO2019225576A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US12019700B2 (en) | 2024-06-25 |
JPWO2019225576A1 (ja) | 2021-07-01 |
US20210342102A1 (en) | 2021-11-04 |
WO2019225576A1 (ja) | 2019-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6288089B2 (ja) | デジタルフィルタ装置、デジタルフィルタ処理方法及びデジタルフィルタプログラムが記憶された記憶媒体 | |
JP6256348B2 (ja) | 高速フーリエ変換回路、高速フーリエ変換処理方法及び高速フーリエ変換処理プログラム | |
CN102652315A (zh) | 信息处理设备、其控制方法、程序及计算机可读存储媒体 | |
JP6930607B2 (ja) | 信号処理装置、方法、プログラムと記録媒体 | |
US9785614B2 (en) | Fast Fourier transform device, fast Fourier transform method, and recording medium storing fast Fourier transform program | |
JP6977883B2 (ja) | 信号処理装置、方法、プログラム | |
JP2002351858A (ja) | 処理装置 | |
JP5763911B2 (ja) | ルートi(√i)演算の保持を特徴とする基数8固定小数点FFT論理回路 | |
JP6489021B2 (ja) | デジタルフィルタ装置、デジタルフィルタ処理方法及びデジタルフィルタプログラム | |
JP6943283B2 (ja) | 高速フーリエ変換装置、データ並べ替え処理装置、高速フーリエ変換処理方法およびプログラム | |
JP6992745B2 (ja) | デジタルフィルタ装置、デジタルフィルタ処理方法およびデジタルフィルタ処理プログラム | |
JP6451647B2 (ja) | 高速フーリエ変換装置、高速フーリエ変換方法、及び高速フーリエ変換プログラム | |
JP4405452B2 (ja) | 逆変換回路 | |
WO2015045310A1 (ja) | デジタルフィルタ装置、デジタルフィルタ処理方法およびプログラムを格納する記憶媒体 | |
WO2021193947A1 (ja) | デジタルフィルタ装置 | |
WO2020195239A1 (ja) | デジタルフィルタ装置、デジタルフィルタ装置の動作方法及びプログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読媒体 | |
JP2009245407A (ja) | 複素数の積和演算装置および積和演算方法 | |
JP2023131901A (ja) | 高速フーリエ変換装置、デジタルフィルタ装置、高速フーリエ変換方法、及びプログラム | |
US20210182061A1 (en) | Information processing device, information processing method, and program | |
JP2010072981A (ja) | 複素数の積和演算装置および積和演算方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6977883 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |