JP6976663B2 - 動力伝達装置および動力伝達装置を使用した表示装置 - Google Patents
動力伝達装置および動力伝達装置を使用した表示装置 Download PDFInfo
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Description
前記支持軸の中心線と前記第1歯車の回転中心線とを結ぶ第1方向線と、前記支持軸の中心線と前記第2歯車の回転中心線とを結ぶ第2方向線とが180度未満の角度を成しており、
前記中間歯車の支持軸の軸端部と前記支持ベースとの間に付勢支持部材が設けられ、前記付勢支持部材には、前記支持ベースに固定される固定部と、前記軸端部を支持する軸端支持部と、前記固定部と前記軸端支持部との間に位置する弾性片と、が設けられ、
前記弾性片は、前記角度を成す前記第1方向線と前記第2方向線との間に向く付勢作用線に向けて撓み変形可能であるとともに、前記支持軸の中心線と平行な線を中心としてねじれ変形可能であり、
前記支持軸が、前記支持軸と垂直な平面内の各方向に移動可能で、前記弾性片の弾性力により、前記中間歯車が、前記第1歯車と前記第2歯車の双方と噛み合う方向へ付勢されていることを特徴とするものである。
前記軸端支持部とそれぞれの前記固定部との間に、前記弾性片と、前記弾性片から折り返された固定掛止片とが形成されて、前記固定掛止片に止め爪が設けられており、前記支持ベースが、前記固定部と前記止め爪の先端とで挟持されているものが好ましい。
前記第1歯車に回転動力を与えるモータと、前記第2歯車からの回転出力で動作させられるリンク部材と、表示部材を支持するブラケットと、を有しており、
前記リンク部材の動作により、前記ブラケットおよび前記表示部材の位置と姿勢の少なくとも一方が変化させられることを特徴とするものである。
図1と図2に、本発明の実施形態の表示装置1の全体の構造が示されている。表示装置1は、Y1方向が前方で、表示方向の前方でもある。Y2方向は後方である。また、Z1方向が上方でZ2方向が下方、X1方向が左方向で、X2方向が右方向である。
図3に、固定シャーシ12aの内部に設けられている動力伝達装置30と、この動力伝達装置30で駆動させられるラック部材20、およびラック部材20と共に移動させられる移動軸27が示されている。図4ないし図7には動力伝達装置30の詳細が示され、図8に動力伝達装置30のバックラッシュの抑制機能が説明されている。
第1支持軸43のY1側の基端部と第2支持軸44のY1側の基端部を、第1支持ベース31にかしめ固定する。第1支持軸43に第1歯車41を回転自在に挿通させ、第2支持軸44に第2歯車42を回転自在に挿通させる。図3と図8に示すように、第2支持軸44の先端に抜け止めリング46を嵌着させ、第2歯車42の抜け止めを行う。
次に、表示装置1の動作を説明する。
図1と図2および図9は、初期姿勢の表示装置1を示している。初期姿勢では、第1リンク部材21と第2リンク部材22の動きにより、支持ブラケット11が後方(Y2方向)に引き付けられて、支持ブラケット11が固定シャーシ12aに密着している。表示部材2は長辺2aが上下に向けられた縦向き姿勢である。
2 表示部材
4 表示画面
6 回転ブラケット
6b 対向面
11 支持ブラケット
12a 固定シャーシ
21 第1リンク部材
22 第2リンク部材
30 動力伝達装置
31 第1支持ベース
32 第2支持ベース
35 モータ
41 第1歯車
42 第2歯車
50 中間歯車
51 中間支持軸
52 入力歯車部
53 出力歯車部
60a,60b 軸端キャップ
70a,70b 付勢支持部材
71 軸端支持部
72 固定部
73 弾性片
74 固定掛止片
81 軸端挿入穴
82 弾性片挿入穴
F0,F1,F2 付勢ベクトル
L0 付勢作用線
La 第1方向線
Lb 第2方向線
Os 中心線
Claims (5)
- 噛み合わない距離を開けて配置された第1歯車および第2歯車と、前記第1歯車と第2歯車の双方に噛み合う中間歯車と、前記中間歯車の支持軸を支持する支持ベースと、を有している動力伝達装置において、
前記支持軸の中心線と前記第1歯車の回転中心線とを結ぶ第1方向線と、前記支持軸の中心線と前記第2歯車の回転中心線とを結ぶ第2方向線とが180度未満の角度を成しており、
前記中間歯車の支持軸の軸端部と前記支持ベースとの間に付勢支持部材が設けられ、前記付勢支持部材には、前記支持ベースに固定される固定部と、前記軸端部を支持する軸端支持部と、前記固定部と前記軸端支持部との間に位置する弾性片と、が設けられ、
前記弾性片は、前記角度を成す前記第1方向線と前記第2方向線との間に向く付勢作用線に向けて撓み変形可能であるとともに、前記支持軸の中心線と平行な線を中心としてねじれ変形可能であり、
前記支持軸が、前記支持軸と垂直な平面内の各方向に移動可能で、前記弾性片の弾性力により、前記中間歯車が、前記第1歯車と前記第2歯車の双方と噛み合う方向へ付勢されていることを特徴とする動力伝達装置。 - 前記付勢支持部材の前記軸端支持部に合成樹脂製の軸端キャップが固定されており、前記軸端部が前記軸端キャップに支持されている請求項1記載の動力伝達装置。
- 前記支持軸の両端の前記軸端部のそれぞれが、前記軸端キャップおよび前記付勢支持部材で支持されている請求項2記載の動力伝達装置。
- 前記付勢支持部材は、前記軸端支持部の両側に前記固定部が設けられ、
前記軸端支持部とそれぞれの前記固定部との間に、前記弾性片と、前記弾性片から折り返された固定掛止片とが形成されて、前記固定掛止片に止め爪が設けられており、前記支持ベースが、前記固定部と前記止め爪の先端とで挟持されている請求項1ないし3のいずれかに記載の動力伝達装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載された動力伝達装置を有しており、
前記第1歯車に回転動力を与えるモータと、前記第2歯車からの回転出力で動作させられるリンク部材と、表示部材を支持するブラケットと、を有しており、
前記リンク部材の動作により、前記ブラケットおよび前記表示部材の位置と姿勢の少なくとも一方が変化させられることを特徴とする表示装置。
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JP2018070480A JP6976663B2 (ja) | 2018-03-31 | 2018-03-31 | 動力伝達装置および動力伝達装置を使用した表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018070480A JP6976663B2 (ja) | 2018-03-31 | 2018-03-31 | 動力伝達装置および動力伝達装置を使用した表示装置 |
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JP6976663B2 true JP6976663B2 (ja) | 2021-12-08 |
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Family Applications (1)
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- 2018-03-31 JP JP2018070480A patent/JP6976663B2/ja active Active
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