JP6972763B2 - 車載機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、車載機器制御システム、管理サーバ、車載通信装置、コンピュータプログラム、および車載機器制御方法に関し、特に、車載機器に設定情報を設定するための車載機器制御システム、管理サーバ、車載通信装置、コンピュータプログラム、および車載機器制御方法に関する。
近年、1台の自動車などの車両を複数のユーザでシェアするカーシェアリングが普及している(例えば、特許文献1参照)。カーシェアリングシステムでは、ユーザは、車両の短期間の利用が可能であり、利用料金も手軽である。このことより、車両を保有しないユーザのみならず、車両を保有するユーザの間でもカーシェアリングを利用する機会は増えている。
例えば、電車で訪れた旅先で、短時間のドライブを楽しみたい場合には、比較的簡単な手順で利用申し込みを行うことのできるカーシェアリングは、好適である。これにより、ユーザは、気軽にドライブを楽しむことができる。
特開2017−068449号公報
しかしながら、車両を保有するユーザにとってみれば、普段運転をしている自身が保有する車両とは異なる車両を運転することになる。このため、座席の位置、ミラーの位置などの車両の設定が、保有する車両とは異なるため、車両を運転する前に設定し直さなければならず、手間である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ユーザが運転する車両を変更した場合であっても、変更後の車両を操作性良く運転することのできる車載機器制御システム、管理サーバ、車載通信装置、コンピュータプログラム、および車載機器制御方法を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の一実施態様に係る車載機器制御システムは、第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報である第1設定情報を取得し、取得した前記第1設定情報を送信する管理サーバと、前記管理サーバから前記第1設定情報を受信し、受信した前記第1設定情報を、第2車両に搭載された車載機器に設定する、前記第2車両に配置された車載通信装置と、を備える。
(9)本発明の他の実施態様に係る管理サーバは、第1車両に配置された車載通信装置から、当該第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、第2車両に配置された車載通信装置に提供する設定情報提供部と、を備える。
(10)本発明の他の実施態様に係る車載通信装置は、第2車両に配置された車載通信装置であって、管理サーバから、第1車両に搭載された車載機器の設定内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定する設定情報設定部と、を備える。
(11)本発明の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、第1車両に配置された車載通信装置から、当該第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、第2車両に配置された車載通信装置に提供する設定情報提供部と、して機能させる。
(12)本発明の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、第2車両に配置された車載通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、管理サーバから、第1車両に搭載された車載機器の設定内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定する設定情報設定部と、して機能させる。
(13)本発明の他の実施態様に係る車載機器制御方法は、管理サーバが、第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報である第1設定情報を取得し、取得した前記第1設定情報を送信するステップと、第2車両に配置された車載通信装置が、前記管理サーバから前記第1設定情報を受信し、受信した前記第1設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定するステップと、を含む。
本発明によると、ユーザが運転する車両を変更した場合であっても、変更後の車両を操作性良く運転することができる。
本発明の実施の形態に係るカーシェアリングシステムの構成及びデータの流れを示す図である。 管理サーバの構成を示すブロック図である。 管理サーバの記憶装置に記憶される設定情報およびソフトウェア情報の一例を示す図である。 シェアリングカーの主要な構成を示すブロック図である。 シェアリングカーのコントローラ上で動作するソフトウェアおよびコントローラに設定される設定情報について説明するための図である。 シェアリングカーに配置される車載通信装置の構成を示すブロック図である。 ユーザ情報登録時におけるカーシェアリングシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 エージェントサーバに登録されたユーザ情報の一例を示す図である。 マイカーの設定情報登録時のカーシェアリングシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 利用申請時およびシェアリングカーの確定時のカーシェアリングシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 シェアリングカーへの乗車時のカーシェアリングシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 カーシェアリング終了時のカーシェアリングシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 カーシェアリングシステムを運用する企業およびカーシェアリングシステム1を利用するユーザ間で受け渡しされるサービスおよび費用の流れを示す図である。 変形例に係るカーシェアリングシステムの構成及びデータの流れを示す図である。
[本願発明の実施形態の概要]
最初に本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る車載機器制御システムは、第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報である第1設定情報を取得し、取得した前記第1設定情報を送信する管理サーバと、前記管理サーバから前記第1設定情報を受信し、受信した前記第1設定情報を、第2車両に搭載された車載機器に設定する、前記第2車両に配置された車載通信装置と、を備える。
この構成によると、第1車両の車載機器の設定情報である第1設定情報を、第2車両に搭載された車載機器に設定することにより、第2車両に引き継ぐことができる。これにより、ユーザが運転する車両を第1車両から第2車両に変更した場合であっても、変更後の第2車両を操作性良く運転することができる。
(2)好ましくは、前記第1設定情報は、ユーザの識別子と対応付けられており、前記管理サーバは、さらに、前記車載通信装置からユーザの識別子を受信し、受信した前記ユーザの識別子に対応付けられた前記設定情報を、当該ユーザの識別子の送信元である前記車載通信装置に送信し、前記車載通信装置は、前記第1車両のユーザの識別子を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから前記第1車両のユーザの識別子に対応付けられた前記第1設定情報を受信する。
この構成によると、設定情報がユーザの識別子と紐づけられる。このため、第2車両に配置された車載通信装置が、第1車両のユーザの識別子を管理サーバに送信することで、管理サーバより第1車両の車載機器の設定情報を取得することができる。これにより、第1設定情報を第2車両の車載機器に設定することができる。
(3)また、前記管理サーバは、さらに、前記第1車両に搭載された前記車載機器を動作させるソフトウェアおよび当該ソフトウェアの取得先情報の少なくとも一方を、前記車載通信装置に送信し、前記車載通信装置は、さらに、前記管理サーバおよび前記取得先情報が示す取得先の少なくとも一方から、前記第2車両へのインストール対象として前記ソフトウェアを取得してもよい。
この構成によると、車載通信装置は、設定情報に加えて、ユーザが第1車両で利用していたソフトウェアを、管理サーバまたは上記取得先情報が示す取得先から取得し、第2車両にインストールすることができる。これにより、ユーザは、第2車両においても、第1車両で利用していたのと同じソフトウェアを利用することができる。
(4)また、前記車載通信装置は、取得した前記ソフトウェアを、仮想化レイヤ上で実行させてもよい。
この構成によると、ハードウェアや車載ネットワーク等の環境が異なる第1車両および第2車両の双方で、同じソフトウェアを実行させることができる。
(5)また、前記第2車両は、複数のユーザが利用する車両であるシェア車両であってもよい。
この構成によると、ユーザが保有する車両の設定情報を、カーシェアリングシステムで利用される車両(シェアリングカー)や、レンタカーなどのシェア車両に引き継ぐことができる。これにより、ユーザは、シェアリングカーやレンタカーを操作性良く運転することができる。
(6)また、前記車載機器制御システムは、さらに、前記シェア車両の運用を行う運用サーバを備え、前記運用サーバは、前記車載通信装置に対して、前記シェア車両を利用するユーザの識別子を送信し、前記車載通信装置は、前記運用サーバから前記ユーザの識別子を受信し、受信した前記ユーザの識別子に対応付けられた前記設定情報を前記管理サーバから受信してもよい。
この構成によると、運用サーバから、シェアリングカーやレンタカーなどのシェア車両の利用が許可されたユーザが、設定情報をシェア車両に引き継ぐことができる。
(7)また、前記車載機器制御システムは、さらに、前記シェア車両の斡旋を行うエージェントサーバを備え、前記エージェントサーバは、前記第1車両のユーザから前記シェア車両に対する希望を受け、当該希望に合致する前記シェア車両の運用を行う前記運用サーバに対して、前記第1車両のユーザの識別子を送信してもよい。
この構成によると、ユーザの希望に合致するシェア車両の運用サーバに対して、当該シェア車両を利用するユーザの識別子を通知することができる。これにより、通知を受けた運用サーバは、当該シェア車両をユーザに使用させるための電子鍵情報の発行処理等を行うことができる。
(8)また、前記車載通信装置は、前記第2車両に搭載された前記車載機器の設定情報を、前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記車載通信装置から受信した前記設定情報で、前記第1設定情報を更新してもよい。
この構成によると、ユーザが第2車両を利用した際の設定情報を管理サーバに記憶させることができる。これにより、ユーザは、その後に他の車両を利用する際に、第2車両を利用した際の設定情報を引き継いで利用することができる。
(9)本発明の他の実施形態に係る管理サーバは、第1車両に配置された車載通信装置から、当該第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、第2車両に配置された車載通信装置に提供する設定情報提供部と、を備える。
この構成によると、第1車両の車載機器の設定情報である第1設定情報を、第2車両に配置された車載通信装置に提供することにより、第2車両に引き継ぐことができる。これにより、ユーザが運転する車両を第1車両から第2車両に変更した場合であっても、変更後の第2車両を操作性良く運転することができる。
(10)本発明の他の実施形態に係る車載通信装置は、第2車両に配置された車載通信装置であって、管理サーバから、第1車両に搭載された車載機器の設定内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定する設定情報設定部と、を備える。
この構成によると、車載通信装置は、第1車両の車載機器の設定情報である第1設定情報を管理サーバから取得し、第2車両に搭載された車載機器に設定することにより、第1設定情報を第2車両に引き継ぐことができる。これにより、ユーザが運転する車両を第1車両から第2車両に変更した場合であっても、変更後の第2車両を操作性良く運転することができる。
(11)本発明の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、第1車両に配置された車載通信装置から、当該第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、第2車両に配置された車載通信装置に提供する設定情報提供部と、して機能させる。
この構成によると、コンピュータを、上述の管理サーバとして機能させることができる。このため、上述の管理サーバと同様の作用および効果を奏することができる。
(12)本発明の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、第2車両に配置された車載通信装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、管理サーバから、第1車両に搭載された車載機器の設定内容を示す設定情報を取得する設定情報取得部と、前記設定情報取得部が取得した前記設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定する設定情報設定部と、して機能させる。
この構成によると、コンピュータを、上述の車載通信装置として機能させることができる。このため、上述の車載通信装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(13)本発明の他の実施形態に係る車載機器制御方法は、管理サーバが、第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報である第1設定情報を取得し、取得した前記第1設定情報を送信するステップと、第2車両に配置された車載通信装置が、前記管理サーバから前記第1設定情報を受信し、受信した前記第1設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定するステップと、を含む。
この構成は、上述の車載機器制御システムの構成要素の処理に対応するステップを含む。このため、上述の車載機器制御システムと同様の作用および効果を奏することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
<カーシェアリングシステムの全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るカーシェアリングシステムの構成及びデータの流れを示す図である。
図1を参照して、カーシェアリングシステム1は、ユーザの希望条件に合致するシェアリングカーを決定し、ユーザに提供するためのシステムであり、端末装置10と、管理サーバ30と、エージェントサーバ40と、複数の運用サーバ50と、シェアリングカー2とを備える。
端末装置10は、ユーザが所持するスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコンなどの通信機能を有する装置であり、後述するエージェントサーバ40との間で通信を行い、第2車両としてのシェアリングカー2の利用手続き処理を実行する。
また、端末装置10は、第1車両としてのユーザが普段利用する自動車などの車両(以下、「マイカー」とも称する。)から、当該車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報と、当該車載機器を動作させるソフトウェアの情報を抽出し、抽出した設定情報およびソフトウェア情報を、後述する管理サーバ30に送信する。例えば、車載機器がドアミラーの角度を調整するためのECU(Electronic Control Unit)である場合には、当該車載機器の設定情報は、ドアミラーの角度の情報を含む。また、車載機器がカーナビゲーションシステムである場合には、当該車載機器のソフトウェア情報は、カーナビゲーションシステム上で動作するソフトウェアを特定するための情報(ソフトウェアの名称、型番、バージョン等)を含み、当該車載機器の設定情報は、カーナビゲーションシステムに設定される目的地情報や、音声案内のボリュームなどの情報を含む。
さらに、端末装置10は、シェアリングカー2のドアを開錠するための電子鍵としても用いられる。シェアリングカー2を運用する運用会社の運用サーバ50が、シェアリングカー2の利用が許可されたユーザと、シェアリングカー2とに、事前に電子鍵情報を配布する。ユーザが端末装置10をシェアリングカー2の所定の位置に近づけることにより、端末装置10とシェアリングカー2との間で認証処理が行われ、認証が成功した場合に、シェアリングカー2のドアが開錠される。
管理サーバ30は、ユーザごとに、当該ユーザが利用する車両に搭載された車載機器の制御情報およびソフトウェア情報を管理する。管理サーバ30は、制御情報およびソフトウェア情報を管理する管理会社が運用するサーバである。ただし、管理サーバ30は、後述するエージェントサーバ40を運用するエージェント会社によって運用されてもよい。
管理サーバ30は、端末装置10から、ユーザのマイカーに対応する制御情報およびソフトウェア情報を受信し、当該ユーザのユーザID(ユーザ識別子)と対応付けて管理する。また、管理サーバ30は、シェアリングカー2から、シェアリングカー2を利用するユーザのユーザIDを受信し、ユーザIDに対応付けられた制御情報およびソフトウェア情報を、シェアリングカー2に送信する。これにより、マイカーに搭載された車載機器の制御情報およびソフトウェア情報を、シェアリングカー2に引き継ぐことができる。
エージェントサーバ40は、カーシェアリングサービスを行う複数の運用会社とユーザとの間に入り、ユーザに対して最適なシェアリングカー2を斡旋するためのサービスを提供するサーバである。エージェントサーバ40は、シェアリングカー2を斡旋するエージェント会社が運用するサーバである。
エージェントサーバ40は、端末装置10から、シェアリングカー2の希望条件を受け、当該条件に合致するシェアリングカー2を所持する運用会社を選定し、選定結果を端末装置10に送信する。また、エージェントサーバ40は、選定した運用会社の運用サーバ50に対してカーシェアリングの依頼を行う。
運用サーバ50は、カーシェアリングサービスを行う各運用会社が運用するサーバである。ここでは、運用会社A〜Cにより、それぞれ、運用サーバA〜Cが運用されているものとする。
運用サーバ50は、エージェントサーバ40からシェアリングカー2の希望条件を受け、当該条件に合致するシェアリングカー2の有無を運用サーバ50に通知する。運用サーバ50は、エージェントサーバ40からカーシェアリングの依頼を受けた場合には、シェアリングカー2とシェアリングカー2を利用するユーザとの双方に、シェアリングカー2のドアを開錠するための電子鍵情報を送信する。
<管理サーバの構成>
図2は、管理サーバ30の構成を示すブロック図である。
管理サーバ30は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、通信I/F(Interface)などを備えるコンピュータであり、通信部31と、設定情報取得部32と、記憶装置33と、ユーザID取得部34と、設定情報提供部35とを備える。
設定情報取得部32、ユーザID取得部34および設定情報提供部35は、HDDまたはROM等に記憶されたコンピュータプログラムをRAMに読み出して、CPU上で実行することにより実現される機能的な構成要素である。
通信部31は、通信I/Fを含んで構成され、端末装置10、エージェントサーバ40またはシェアリングカー2との通信を行う。
記憶装置33は、各種情報を記憶するための装置であり、HDDまたはRAM等により構成される。
ユーザID取得部34は、通信部31を介してエージェントサーバ40から、カーシェアリングサービスの利用申請を行ったユーザのユーザIDを取得し、記憶装置33に書き込む。
設定情報取得部32は、通信部31を介して端末装置10から、ユーザのマイカーの設定情報およびソフトウェア情報と、ユーザIDとを取得し、記憶装置33に記憶させる。
図3は、管理サーバ30の記憶装置33に記憶される設定情報およびソフトウェア情報の一例を示す図である。
図3を参照して、管理サーバ30の記憶装置33には、ユーザIDと、ソフトウェア情報(基本ソフトウェアおよびアプリ)と、設定情報とが組として記憶される。例えば、ユーザID「U001」のユーザが使用する基本ソフトウェアは「h1,h2,h3」であり、アプリは「hp1,hp2」であり、設定情報は「hpd1,hpd2,hpd3,hpd4」であることが示されている。
基本ソフトウェア(BSW:Basic Software)は、車両に搭載された車載機器を動作させる上で必要なOS(Operating System)、ドライバ、ミドルウェアに相当するソフトウェアモジュールを指す。
アプリは、車載機器を動作させるためのアプリケーションプログラムを指す。例えば、カーナビゲーションシステムのソフトウェアや映像コンテンツ再生ソフトウェアなどがこれに該当する。
設定情報は、車載機器の制御内容を示す情報であり、車載機器に設定される設定値と、アプリの設定値とを含む。車載機器に設定される設定値としては、例えば、ドアミラーの角度の情報、座席位置の情報、アクセルブレーキの反応(軽い/重い)の情報、エアコンの温度設定の情報、エアコンの風の吹き出し口の角度の情報などを含む。また、アプリの設定値としては、例えば、カーナビゲーションシステムに設定される目的地情報や、音声案内のボリュームなどの情報を含む。
なお、記憶装置33には、ソフトウェア情報に対応したソフトウェアも事前に記憶されているものとする。つまり、図3に示される基本ソフトウェアおよびアプリのプログラムデータが記憶装置33に事前に記憶されている。
再度図2を参照して、ユーザID取得部34は、さらに、シェアリングカー2から、ユーザIDを取得し、取得したユーザIDを設定情報提供部35に出力する。
設定情報提供部35は、ユーザID取得部34からユーザIDを受け、記憶装置33から、ユーザIDに対応するソフトウェア情報および設定情報を読み出す。設定情報提供部35は、読み出したソフトウェア情報に対応するプログラムを、記憶装置33からさらに読み出す。設定情報提供部35は、記憶装置33から読み出したソフトウェアおよび設定情報を、通信部31を介してシェアリングカー2に送信する。
<シェアリングカーの構成>
図4は、シェアリングカー2の主要な構成を示すブロック図である。図4には、本実施の形態に関連する構成のみを示しており、走行系に係る構成等の本実施の形態に関連しない構成については図示していない。
シェアリングカー2は、ハードウェア70A〜70Cと、コントローラ60と、車載通信装置20とを備える。
ハードウェア70A〜70Cは、汎用的なECUであり、コントローラ60上で実行されるソフトウェアに応じた機能を奏することができる。これにより、ハードウェア70A〜70Cは、車載機器として機能する。例えば、コントローラ60上でエアコンを制御するためのアプリを実行する場合には、ハードウェア70A〜70Cのいずれかが、エアコンを制御するためのボディ系ECUとして機能する。また、コントローラ60上でカーナビゲーションシステムのアプリを実行する場合には、ハードウェア70A〜70Cのいずれかが、カーナビゲーションシステムを実現するためのマルチメディア系ECUとして機能する。以下、ハードウェア70A〜70Cを区別しない場合には、ハードウェア70と言う。また、ハードウェア70の個数は3つに限定されるものではなく、それ以外の個数であってもよい。
コントローラ60は、ハードウェア70を制御する。例えば、コントローラ60は、例えば、ゲートウェイECUなどであり、仮想化レイヤ上で、ハードウェア70を制御するためのソフトウェアを実行する機能を有する。
車載通信装置20は、管理サーバ30や運用サーバ50などの外部のサーバや、端末装置10と通信を行うための車載用の通信ユニットであり、例えば、TCU(Telematics Communication Unit)から構成される。車載通信装置20は、3Gまたは4Gなどの通信規格に従ってサーバと通信を行う機能の他、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの規格に従って端末装置10と近距離無線通信を行う機能を有する。
車載通信装置20と、コントローラ60と、ハードウェア70A〜70Cとは、CAN(Controller Area Network)またはLIN(Local Interconnect Network)等の通信規格により接続されていてもよいし、MOST(Media Oriented Systems Transport)に代表されるマルチメディア系通信プロトコルや、FlexRay(登録商標)等のその他の適切な通信プロトコルを用いて接続されていてもよい。
図5は、シェアリングカー2のコントローラ60上で動作するソフトウェアおよびコントローラ60に設定される設定情報について説明するための図である。
コントローラ60上では、仮想化レイヤ61と呼ばれる仮想化を実現するためのソフトウェアが実行されているものとする。
コントローラ60は、仮想化レイヤ61上で、基本ソフトウェア62を実行することにより、仮想化を実現する。例えば、コントローラ60は、仮想化レイヤ61上で基本ソフトウェアh1〜h3を実行する。
また、コントローラ60は、基本ソフトウェア62上で、アプリ63を実行する。例えば、コントローラ60は、基本ソフトウェアh1上でアプリhp1を実行し、基本ソフトウェアh2上でアプリhp2を実行する。アプリhp1は、例えば、ハードウェア70Aを、エアコンを制御するボディ系ECUとして機能させるためのソフトウェアであり、アプリhp2は、例えば、ハードウェア70Bを、カーナビゲーションシステムを実現するマルチメディア系ECUとして機能させるためのソフトウェアである。
また、コントローラ60は、アプリに設定情報64を設定したり、車載機器として機能するハードウェア70に設定情報64を設定する。
例えば、コントローラ60は、エアコンを制御するためのアプリhp1に、設定温度の設定情報hpd1を設定したり、カーナビゲーションシステムのアプリhp2に、目的地の設定情報pd2を設定する。これにより、アプリhp1は、エアコンを制御するハードウェア70Aに、設定情報で示される設定温度を設定することができる。また、アプリhp2は、カーナビゲーションシステムを実現するハードウェア70Bに、目的地を設定することができる。
また、基本ソフトウェアh3が、ハードウェア70Cを、ドアミラーの角度を調整するためのECUとして機能させるためのソフトウェアである場合には、コントローラ60は、基本ソフトウェアh3に、左のドアミラーの角度を示す設定情報pd3と、右のドアミラーの角度を示す設定情報pd4とを設定する。これにより、基本ソフトウェアh3は、ドアミラーを制御するハードウェア70Cに、設定情報pd3およびpd4で示されるドアミラーの角度を設定し、ハードウェア70Cは、当該角度と等しくなるようにドアミラーの角度を調整することができる。
ただし、ハードウェア70A〜70Cの一部は専用のハードウェアであってもよい。例えば、ドアミラーを制御するハードウェア70Cは、専用のECUであってもよい。
<車載通信装置20の構成>
図6は、シェアリングカー2に配置される車載通信装置20の構成を示すブロック図である。
車載通信装置20は、通信部21と、ユーザID取得部22と、記憶装置23と、ユーザID送信部24と、設定情報取得部25と、設定情報設定部26と、電子鍵情報取得部27と、設定情報送信部28とを備える。
通信部21および記憶装置23を除く構成要素は、車載通信装置20が備えるCPU上でコンピュータプログラムを実行することにより実現される機能的な構成要素である。
通信部21は、3Gまたは4Gなどの通信規格に従ってサーバと通信を行う通信I/F、および、NFC、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの規格に従って端末装置10と近距離無線通信を行う通信I/Fを含んで構成される。
ユーザID取得部22は、通信部21を介して運用サーバ50から、シェアリングカー2を利用するユーザのユーザIDを取得し、記憶装置23に記憶させる。
記憶装置23は、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリ、またはDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリにより構成され、各種データを一時的に記憶する。
ユーザID送信部24は、記憶装置23に記憶されたユーザIDを読み出し、読み出したユーザIDを、通信部21を介して管理サーバ30に送信する。
設定情報取得部25は、通信部21を介して管理サーバ30から、ユーザID送信部24が管理サーバ30に送信したユーザIDに対応する設定情報およびソフトウェアを取得する。
設定情報設定部26は、設定情報取得部25が取得した設定情報およびソフトウェアをコントローラ60に出力することにより、コントローラ60にソフトウェアをインストールし、シェアリングカー2に搭載された車載機器(ハードウェア70)に設定情報を設定する。つまり、コントローラ60は、設定情報取得部25から受けたソフトウェア(図5に示す基本ソフトウェア62およびアプリ63)を仮想化レイヤ61上にインストールする。また、コントローラ60は、設定情報取得部25から受けた設定情報(図5に示す設定情報64)を、仮想化レイヤ61上にインストールしたソフトウェア(図5に示す基本ソフトウェア62およびアプリ63)に設定する。これにより、ソフトウェアが、ハードウェア70に設定情報を設定する。
なお、設定情報設定部26は、設定情報取得部25が取得した設定情報およびソフトウェアのうち、一部の設定情報または一部のソフトウェアをコントローラ60に出力してもよい。これにより、コントローラ60に一部のソフトウェアをインストールし、ハードウェア70に一部の設定情報を設定することができる。例えば、設定情報設定部26は、インストールすべきソフトウェアおよび設定すべき設定情報をユーザに問合せ、ユーザが指定したソフトウェアおよび設定情報を、それぞれ、コントローラ60に出力することで、インストールおよび設定してもよい。これにより、ユーザがシェアリングカー2で使用したいソフトウェアまたは設定情報のみをインストールまたは設定することができ、不必要なソフトウェアまたは不必要な設定情報がインストールまたは設定されるのを防ぐことができる。
電子鍵情報取得部27は、通信部21を介して運用サーバ50から、シェアリングカー2用の電子鍵情報と、電子鍵情報の有効期間の情報とを取得し、取得した電子鍵情報および有効期間情報をコントローラ60に出力する。なお、シェアリングカー2用の電子鍵情報は、運用サーバ50から端末装置10に別途送信されるユーザ用の電子鍵情報と対を成し、ユーザの認証処理に用いられる。コントローラ60は、電子鍵情報取得部27から受けたシェアリングカー2用の電子鍵情報および有効期間情報を、認証処理を行うハードウェア70に設定する。なお、認証処理を行う専用のECU等のハードウェアがシェアリングカー2に備えられている場合には、電子鍵情報取得部27は、当該ハードウェアに直接またはコントローラ60を経由して電子鍵情報および有効期間情報を出力するようにしてもよい。
設定情報送信部28は、コントローラ60がソフトウェアに設定した設定情報を、シェアリングカー2の利用終了時にコントローラ60から取得する。設定情報送信部28は、取得した設定情報を、記憶装置23に記憶されているユーザIDとともに、通信部21を介して管理サーバ30に送信する。これにより、管理サーバ30は、ユーザIDと設定情報とを受信し、管理サーバ30に記憶されているユーザIDごとの設定情報を更新することができる。
<カーシェアリングの流れ>
次に、図1および図7〜図12を参照して、ユーザがシェアリングカー2を利用するためのカーシェアリングの流れについて、各装置間での情報の流れとともに説明する。
以下、カーシェアリングの大まかな処理の流れである、「ユーザ情報登録」、「マイカーの設定情報登録」、「利用申請およびシェアリングカーの確定」、「シェアリングカーへの乗車」、「カーシェアリング終了」の順に説明する。
(ユーザ情報登録)
図7は、ユーザ情報登録時におけるカーシェアリングシステム1の処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザは、カーシェアリングサービスを利用するためのユーザ情報登録を行う。つまり、ユーザが、端末装置10を操作して、ユーザの氏名、電話番号、メールアドレス、決済方式などを含むユーザ情報を入力すると、端末装置10は、エージェントサーバ40に対して入力されたユーザ情報を送信する(S1、図1の(1)ユーザ情報)。
ユーザ情報を受信したエージェントサーバ40は、ユーザ情報に対してユーザIDを付与し、自身の記憶装置に登録する(S2)。これにより、エージェントサーバ40に、カーシェアリングサービスの利用を希望するユーザのユーザ情報が登録されたことになる。
図8は、エージェントサーバ40に登録されたユーザ情報の一例を示す図である。
ユーザ情報は、ユーザID、氏名、電話番号、メールアドレスおよび決済方式などの情報を含む。例えば、ユーザID「U001」のユーザの氏名は「A」であり、電話番号は「xxx−xxxx」であり、メールアドレスは「aaa@bbb」であり、決済方式は「クレジットカード」であることがユーザ情報に示されている。
再び図7を参照して、エージェントサーバ40は、端末装置10から受信したユーザ情報に付与したユーザIDを、管理サーバ30に送信する(S3、図1の(2)ユーザID)。例えば、エージェントサーバ40は、ユーザID「U001」を、管理サーバ30に送信する。これにより、エージェントサーバ40は、新規にユーザID「U001」のユーザが登録されたことを、管理サーバ30に通知することができる。
管理サーバ30は、エージェントサーバ40からユーザIDを受信し、自身の記憶装置に登録する(S4)。例えば、管理サーバ30は、ユーザID「U001」を受信し、自身の記憶装置に登録する。これにより、管理サーバ30は、新規登録されたユーザのユーザID「U001」を管理することができる。
また、エージェントサーバ40は、端末装置10から受信したユーザ情報に付与したユーザIDを、端末装置10に送信する(S5、図1の(3)ユーザID)。例えば、エージェントサーバ40は、ユーザID「U001」を、端末装置10に送信する。
端末装置10は、エージェントサーバ40からユーザIDを受信し、自身の記憶装置に登録する(S6)。例えば、端末装置10は、エージェントサーバ40から、ユーザID「U001」を受信し、自身の記憶装置に登録する。これにより、端末装置10を利用するユーザは、自身のユーザIDが「U001」であることを知ることができる。
(マイカーの設定情報登録)
次に、マイカーに搭載された車載機器の設定情報およびソフトウェア情報を、管理サーバ30に登録するための処理について説明する。
図9は、マイカーの設定情報登録時のカーシェアリングシステム1の処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザは、端末装置10を操作して、マイカーの設定情報およびソフトウェア情報を、ユーザIDとセットで管理サーバ30に送信する(S11、図1の(4)ユーザID・自車両の設定情報およびソフトウェア情報)。例えば、ユーザID「U001」とセットで、設定情報およびソフトウェア情報が送信される。
管理サーバ30は、受信した情報を、自身の記憶装置に登録する(S12)。つまり、管理サーバ30は、図3に示したように、ユーザIDと、設定情報およびソフトウェア情報(基本ソフトウェア、アプリ)とをセットにして記憶装置に登録する。これにより、管理サーバ30は、ユーザごとに、ユーザが普段利用する設定情報およびソフトウェア情報を管理することができる。
なお、マイカーの設定情報およびソフトウェア情報は、ユーザが端末装置10を操作して手入力してもよい。また、端末装置10と、マイカーの車載機器を制御するゲートウェイECUとを接続し、エージェントサーバ40等から提供される車両から設定情報を抽出するためのソフトウェアを端末装置10上で実行させることにより、端末装置10がゲートウェイECUからこれらの情報を取得してもよい。
(利用申請およびシェアリングカーの確定)
次に、ユーザによるカーシェアリングの利用申請処理について説明する。
図10は、利用申請時およびシェアリングカーの確定時のカーシェアリングシステム1の処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザは、端末装置10を操作して、エージェントサーバ40に対して利用申請を行う(S21、図1の(5)利用申請)。具体的には、ユーザは、乗車を希望するシェアリングカーの利用場所、利用日時、利用期間、希望料金および希望車種などの希望条件を、端末装置10に入力する。端末装置10は、入力された希望条件の情報をエージェントサーバ40に送信することにより、シェアリングカーの利用申請を行う。
利用申請を受けたエージェントサーバ40は、運用サーバA〜Cのそれぞれに対して、端末装置10から受信した希望条件の情報を送信することにより、各運用会社にユーザの希望条件を提示する(S22A〜S22C、図1の(6)希望条件)。
運用サーバA〜Cのそれぞれは、希望条件の情報を受信し、ユーザの希望条件に最も近いシェアリングカー2の情報を結果情報としてエージェントサーバ40に送信する(S23A〜S23C、図1の(7)結果)。
エージェントサーバ40は、運用サーバA〜Cより結果情報を収集し、ユーザの希望条件に最も近いシェアリングカー2を選定する(S24)。なお、エージェントサーバ40および運用サーバ50によるシェアリングカー2の選定処理は、本願の主眼ではないため、その詳細な説明は省略する。例えば、ユーザの全ての希望条件を満たすシェアリングカー2を選定するようにしてもよいし、希望条件に優先順位をつけて、優先順位の高い希望条件を満たすシェアリングカー2を優先的に選定するようにしてもよい。
エージェントサーバ40は、シェアリングカー2の選定結果情報を端末装置10に送信する(S25、図1の(8)選定結果)。以下の説明では、運用サーバAのシェアリングカー2が最もユーザの希望条件に近かったものとする。なお、選定結果情報が示すシェアリングカー2の台数は1台に限定されるものではない。例えば、希望条件に最も近いものから所定台数のシェアリングカー2の情報が選定結果情報に含まれていてもよい。
端末装置10は、エージェントサーバ40から受信した選定結果情報を表示装置に表示することによりユーザに提示する。ユーザは、提示された選定結果情報に示されるシェアリングカー2の利用を依頼するか否かを、端末装置10を操作して入力する。ユーザがシェアリングカー2の利用を依頼した場合には、端末装置10は、シェアリングカー2の利用の依頼情報を、エージェントサーバ40に送信する(S26、図1の(9)依頼)。
エージェントサーバ40は、端末装置10からシェアリングカー2の利用の依頼情報を受信し、依頼情報に従って、運用サーバAに対してカーシェアリングの依頼を行うための情報を送信する。それとともに、エージェントサーバ40は、シェアリングカー2の利用を希望するユーザのユーザIDおよびメールアドレスを、運用サーバAに通知する(S27、図1の(10)カーシェアリング依頼・ユーザID・メールアドレス)。例えば、エージェントサーバ40は、ユーザID「U001」およびメールアドレス「aaa@bbb」を、運用サーバAに通知する。
(シェアリングカーへの乗車)
図11は、シェアリングカー2への乗車時のカーシェアリングシステム1の処理の流れを示すシーケンス図である。
運用サーバAは、エージェントサーバ40からカーシェアリングの依頼情報、ユーザIDおよびメールアドレスを受信すると、シェアリングカー2のドアを開錠するためのペアの電子鍵情報(シェアリングカー2用の電子鍵情報とユーザ用の電子鍵情報)を作成する(S31)。
運用サーバAは、受信したユーザのメールアドレス(例えば、「aaa@bbb」)宛に、ユーザ用の電子鍵情報(認証鍵情報)と、シェアリングカー2の識別子(シェアリングカー2の自動車登録番号(ナンバープレートの番号))を含む電子メールを送信する(S32、図1の(11)電子鍵情報)。これにより、電子メールを受け取ったユーザは、利用するシェアリングカー2を特定することができる。なお、運用サーバAが、事前に端末装置10の通信アドレス等を知っている場合には、端末装置10に対して、ユーザ用の電子鍵情報と、シェアリングカー2の識別子の情報を直接送信してもよい。
運用サーバAは、ユーザが利用するシェアリングカー2に対して、シェアリングカー2用の電子鍵情報と、電子鍵情報の有効期間の情報とを送信する(S33、図1の(12)電子鍵情報)。
シェアリングカー2は、運用サーバAから受信した電子鍵情報を、認証処理を行うハードウェア70に設定する(S34)。
また、シェアリングカー2は、運用サーバAから受信した電子鍵情報の有効期間情報を、電子鍵情報を設定したのと同じハードウェア70に設定する(S35)。これにより、電子鍵情報の有効期間が設定される。
運用サーバAは、シェアリングカー2を利用するユーザのユーザIDを、シェアリングカー2に送信する(S36、図1の(13)ユーザID)。例えば、運用サーバAは、ユーザID「U001」をシェアリングカー2に送信する。
シェアリングカー2は、運用サーバAから受信したユーザIDを、管理サーバ30に送信する(S37、図1の(14)ユーザID)。例えば、シェアリングカー2は、ユーザID「U001」を管理サーバ30に送信する。
管理サーバ30は、シェアリングカー2から受信したユーザIDに基づいて、ユーザIDに対応付けられて記憶されたソフトウェア情報および設定情報を読み出す。また、管理サーバ30は、ソフトウェア情報が示すソフトウェアと、設定情報とをシェアリングカー2に送信する(S38、図1の(15)設定情報・ソフトウェア)。例えば、図3を参照して、管理サーバ30は、ユーザID「U001」に対応付けられた基本ソフトウェアh1、h2、h3、アプリhp1、hp2および設定情報hpd1、hpd2、hpd3、hpd4を、シェアリングカー2に送信する。
シェアリングカー2は、管理サーバ30からソフトウェアと設定情報を受信し、受信したソフトウェアをシェアリングカー2にインストールし(S39)、受信した設定情報をインストールしたソフトウェアに設定する(S40)。これにより、図5に示したように仮想化レイヤ61上で、基本ソフトウェア62およびアプリ63が実行され、設定情報64が設定されることになる。
ユーザは、利用期間内に指定場所に行き、端末装置10をシェアリングカー2の所定位置に近づけることにより、ユーザの電子鍵情報をシェアリングカー2に送信する(S41、図1の(16)電子鍵情報)。なお、シェアリングカー2の利用期間は、通常、電子鍵情報の有効期間と同じである。
シェアリングカー2は、端末装置10から受信したユーザの電子鍵情報と自信が記憶する電子鍵情報とを用いて認証処理を行い(S42)、認証に成功した場合にはシェアリングカー2のドアを開錠する(S43)。その後、シェアリングカー2は、エンジンを始動させる(S44)。
これにより、ユーザは、利用期間の間、シェアリングカー2を利用することができる。なお、図11および後述する図12において、ハッチングを施した領域80で利用期間を示している。
(カーシェアリング終了)
図12は、カーシェアリング終了時のカーシェアリングシステム1の処理の流れを示すシーケンス図である。
運用サーバAは、利用期間の終了時点より所定時間前に、端末装置10に対して利用終了時間が近づいていることを通知する(S51)。
ユーザがシェアリングカー2の利用を終え、所定の場所にシェアリングカー2を返却すると、シェアリングカー2は、シェアリングカー2に設定した設定情報を、ユーザIDとともに管理サーバ30に送信する(S52、図1の(17)設定情報・ユーザID)。これにより、管理サーバ30は、管理サーバ30に記憶されたユーザの設定情報を更新する(S53)。設定情報を更新することにより、ユーザが、次にシェアリングカー2を利用する際に同じ設定情報を利用することができる。ただし、設定情報の更新は任意の処理であり、ユーザが更新を希望しない場合には、設定情報を更新しないようにしてもよい。
シェアリングカー2は、シェアリングカー2にインストールされていたソフトウェアをアンインストールするとともに、シェアリングカー2に設定された設定情報をクリアする(S54)。これにより、シェアリングカー2を次に利用する他のユーザに、利用していたソフトウェアおよび設定情報が知られるのを防ぐことができる。
なお、ユーザが、シェアリングカー2の利用期間の延長を要求する場合には、端末装置10から運用サーバAに対して延長要請の情報を送信する。延長することを決定した運用サーバAは、シェアリングカー2の電子情報鍵の有効期間を書き換え、書き換えた電子情報鍵をシェアリングカー2に送信する。これにより、シェアリングカー2は、電子鍵情報の有効期間を再設定することができ、ユーザは、再設定後の有効期間満了までシェアリングカー2を利用することができる。
<サービスおよび費用の流れ>
図13は、カーシェアリングシステム1を運用する企業およびカーシェアリングシステム1を利用するユーザ間で受け渡しされるサービスおよび費用の流れを示す図である。
エージェントサーバ40を運用するエージェント400は、ユーザ100に対して、カーシェアリングの契約代行サービスを提供するとともに、契約代行サービスに付随したシェアリングカー2の情報提供サービスを提供する。これに対し、ユーザ100は、エージェント400に対して、カーシェアリング費用を支払う。なお、ユーザ100は、エージェント400から提供されるサービスに対する手数料を支払う場合もある。
エージェント400は、運用サーバ50およびシェアリングカー2を運用するカーシェアリング運用会社500に対して、カーシェアリングの契約代行サービスを提供する。また、エージェント400は、ユーザとの間の契約が成立した場合に、カーシェアリング運用会社500に対して、ユーザ100から預かったカーシェアリング費用を支払う。これに対し、カーシェアリング運用会社500は、エージェントサーバ40へのWebサイトの登録費用と、管理サーバ運用会社300に支払う管理サーバ30のライセンス費用とを支払う。
管理サーバ30を運用する管理サーバ運用会社300は、エージェント400に対して設定情報を管理するサービスを提供する。これに対し、エージェント400は、管理サーバ運用会社300に対し、カーシェアリング運用会社500から預かった管理サーバ30のライセンス費用を支払う。
<実施の形態の効果>
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、マイカーの車載機器の設定情報を、シェアリングカー2に搭載された車載機器としてのハードウェア70に設定することにより、シェアリングカー2に引き継ぐことができる。これにより、ユーザが運転する車両をマイカーからシェアリングカー2に変更した場合であっても、ユーザは、シェアリングカー2を操作性良く運転することができる。
なお、設定情報はユーザIDと紐づけて管理サーバ30が管理する。このため、シェアリングカー2に配置された車載通信装置20が、マイカーを利用するユーザのユーザIDを管理サーバ30に送信することで、管理サーバ30からマイカーの車載機器の設定情報を取得することができる。これにより、マイカーの設定情報をシェアリングカー2の車載機器に容易に設定することができる。
また、車載通信装置20は、設定情報に加えて、ユーザがマイカーで利用していたソフトウェアを、管理サーバ30から取得し、シェアリングカー2のコントローラ60上にインストールすることができる。これにより、ユーザは、シェアリングカー2においても、マイカーで利用していたのと同じソフトウェアを利用することができる。
また、コントローラ60は、仮想レイヤ上でソフトウェアを実行させるため、ハードウェアや車載ネットワーク等の環境が異なるマイカーおよびシェアリングカー2の双方で、同じソフトウェアを実行させることができる。
また、運用サーバ50が、シェアリングカー2の車載通信装置20に対して、シェアリングカー2を利用するユーザのユーザIDを送信し、車載通信装置20がユーザIDに基づいて管理サーバ30から設定情報およびソフトウェアを取得している。このため、運用サーバ50からシェアリングカー2の利用を許可されたユーザが、設定情報をシェアリングカー2に引き継ぐことができる。
また、エージェントサーバ40が、ユーザの希望に合致するシェアリングカー2の運用サーバ50に対して、ユーザIDを通知している。これにより、通知を受けた運用サーバ50は、シェアリングカー2をユーザに使用させるための電子鍵情報の発行処理等を行うことができる。
また、カーシェアリングの終了時には、車載通信装置20が管理サーバ30に設定情報を送信する。つまり、ユーザがシェアリングカー2を利用した際の設定情報を管理サーバ30に記憶させることができる。これにより、ユーザは、その後に他の車両を利用する際に、シェアリングカー2を利用した際の設定情報を引き継いで利用することができる。
<変形例>
上述の実施の形態では、管理サーバ30がシェアリングカー2に対してソフトウェアを提供することとしたが、ソフトウェアの取得先情報を提供してもよい。ソフトウェアの取得先情報とは、例えば、ソフトウェアのダウンロードサーバのURL(Uniform Resource Locator)情報である。
図14は、変形例に係るカーシェアリングシステムの構成及びデータの流れを示す図である。
図14を参照して、カーシェアリングシステム1Aは、図1に示したカーシェアリングシステム1の構成に加え、DL(ダウンロード)サーバ90を備える。
DLサーバ90は、ソフトウェアを提供するためのサーバであり、車両にインストールされるソフトウェアを記憶している。つまり、DLサーバ90は、図3に示した、基本ソフトウェアh1、h2…や、アプリhp1、hp2…などを記憶している。
上述の実施の形態では、管理サーバ30は、シェアリングカー2の車載通信装置20に対して、設定情報とともにソフトウェアを提供したが(図1の(15)設定情報・ソフトウェア)、本変形例では、管理サーバ30は、設定情報とともにDLサーバ90のURL情報を提供する(図14の(15)設定情報・URL)。
車載通信装置20は、管理サーバ30から提供されたURL情報に示されるURLにアクセスし(図14の(15´)URL)、DLサーバ90からソフトウェアをダウンロードする(図14の(15´´)ソフトウェア)。
<付記>
以上、本発明の実施の形態に係るカーシェアリングシステム1について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
たとえば、上述の実施の形態ではシェアリングカー2をユーザに提供するカーシェアリングシステム1について説明したが、レンタカーをユーザに提供するレンタカーシステムについても、同上に上述の実施の形態を適用することができる。つまり、複数のユーザが利用する車両であるシェア車両に、上述の実施の形態を適用することができる。
また、本発明は、車載通信装置20を備える第2車両と、端末装置10と、管理サーバ30とからなるシステムとして構成することもできる。このシステムでは、端末装置10が、マイカーなどの第1車両に搭載された車載機器の設定情報をユーザIDとともに、管理サーバ30に登録する。また、第2車両の車載通信装置20は、ユーザIDを管理サーバ30送信することにより、管理サーバ30から設定情報を取得して、第2車両の車載機器に登録する。これにより、例えば、ユーザが所有する2台のマイカー間で共通の設定情報を引き継ぐことができる。また、第1ユーザが所有する第1のマイカーの設定情報を、第2ユーザが所有する第2のマイカーに引き継ぐこともできる。
また、上述の実施の形態では、ユーザごとに設定情報およびソフトウェア情報が管理されることとしたが、車両ごとに設定情報およびソフトウェア情報が管理されてもよい。つまり、カーシェアリングシステム1において、ユーザIDの代わりに、車両を識別するための車両IDを用い、車両IDと設定情報およびソフトウェア情報とが対応付けられて、管理サーバ30に登録されていてもよい。例えば、車載通信装置20は、車両IDを管理サーバ30に通知し、管理サーバ30から車両IDに対応する設定情報およびソフトウェアを取得する。
なお、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSIから構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよい。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムをコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD−ROM、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、上記各装置は、複数のコンピュータにより実現されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 カーシェアリングシステム
1A カーシェアリングシステム
2 シェアリングカー
10 端末装置
20 車載通信装置
21 通信部
22 ユーザID取得部
23 記憶装置
24 ユーザID送信部
25 設定情報取得部
26 設定情報設定部
27 電子鍵情報取得部
28 設定情報送信部
30 管理サーバ
31 通信部
32 設定情報取得部
33 記憶装置
34 ユーザID取得部
35 設定情報提供部
40 エージェントサーバ
50 運用サーバ
60 コントローラ
61 仮想化レイヤ
62 基本ソフトウェア
63 アプリ
64 設定情報
70 ハードウェア
70A ハードウェア
70B ハードウェア
70C ハードウェア
80 領域
90 DLサーバ
100 ユーザ
300 管理サーバ運用会社
400 エージェント
500 カーシェアリング運用会社

Claims (6)

  1. 複数のユーザが利用する車両であるシェア車両である第2車両のドアの開錠に先立って、第1車両に搭載された車載機器の制御内容を示す設定情報である第1設定情報を取得し、取得した前記第1設定情報を送信する管理サーバと、
    前記第2車両のドアの開錠に先立って、前記管理サーバから前記第1設定情報を受信し、受信した前記第1設定情報を、前記第2車両に搭載された車載機器に設定する、前記第2車両に配置された車載通信装置と、
    前記シェア車両の運用を行う運用会社ごとの複数の運用サーバと、
    前記シェア車両の斡旋を行うエージェントサーバとを備え、
    前記エージェントサーバは、前記第1車両のユーザである第1車両ユーザから前記シェア車両に対する希望を受け、当該希望に合致する前記シェア車両の運用を行う運用会社を選定し、選定した運用会社の前記運用サーバに対して、前記第1車両ユーザの識別子を送信し、
    前記エージェントサーバにより選定された運用会社の前記運用サーバは、前記車載通信装置に対して、前記エージェントサーバより受信した前記シェア車両を利用する前記第1車両ユーザの識別子を送信し、
    前記車載通信装置は、前記運用サーバから前記第1車両ユーザの識別子を受信し、受信した前記第1車両ユーザの識別子に対応付けられた前記設定情報を前記管理サーバから受信する、車載機器制御システム。
  2. 前記第1設定情報は、前記第1車両ユーザの座席位置の情報を含む、請求項1に記載の車載機器制御システム。
  3. 前記第1設定情報は、前記第1車両ユーザの識別子と対応付けられており、
    前記管理サーバは、さらに、前記車載通信装置から前記第1車両ユーザの識別子を受信し、受信した前記第1車両ユーザの識別子に対応付けられた前記設定情報を、当該第1車両ユーザの識別子の送信元である前記車載通信装置に送信し、
    前記車載通信装置は、前記第1車両ユーザの識別子を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから前記第1車両ユーザの識別子に対応付けられた前記第1設定情報を受信する、請求項1又は請求項2に記載の車載機器制御システム。
  4. 前記管理サーバは、さらに、前記第1車両に搭載された前記車載機器を動作させるソフトウェアおよび当該ソフトウェアの取得先情報の少なくとも一方を、前記車載通信装置に送信し、
    前記車載通信装置は、さらに、前記管理サーバおよび前記取得先情報が示す取得先の少なくとも一方から、前記第2車両へのインストール対象として前記ソフトウェアを取得する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
  5. 前記車載通信装置は、取得した前記ソフトウェアを、仮想化レイヤ上で実行させる、請求項4に記載の車載機器制御システム。
  6. 前記車載通信装置は、前記第2車両に搭載された前記車載機器の設定情報を、前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記車載通信装置から受信した前記設定情報で、前記第1設定情報を更新する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車載機器制御システム。
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