JP6972230B2 - 開閉体装置 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の開閉体装置11は、開口部23の上縁部を挟む左右縁部に固定される一対の平行なガイドレール17に幅方向両側の縁部43が案内されて、前記開口部23を開閉する開閉体19と、
前記上縁部に沿って回転自在に配置され前記開閉体19を巻き取り繰り出す巻取軸15と、
前記上縁部の上方である上壁31に前記巻取軸15に沿って設けられる接触部25と、
前記開口部23を閉鎖した前記開閉体19の繰り出し方向基端側で前記巻取軸15に沿って前記開閉体19に設けられ、該開閉体19から延出して前記接触部25に接触する可撓性を有した隙間閉塞部材27と、
前記接触部25に前記隙間閉塞部材27に沿って設けられ、少なくとも前記隙間閉塞部材27を0℃以上に加熱する電熱線材29と、
前記各ガイドレール17に、その延在方向に沿い、前記開口部23を閉鎖する前記開閉体19に対し、前記接触部25が設けられる前記上壁31と同方向となる面に設けられる電熱線材29と、
を具備し、
前記接触部25は、前記隙間閉塞部材27の接触する面側の外側面側と、該外側面と反対側に閉鎖された電熱線材収容空間49を有し、
前記接触部25に設けられる電熱線材29は、前記隙間閉塞部材27の接触する面側と反対側の面に固定され、前記電熱線材収容空間49に配置されることを特徴とする。
前記上縁部に沿って回転自在に配置され前記開閉体19を巻き取り繰り出す巻取軸15と、
前記上縁部の上方である上壁31に前記巻取軸15に沿って設けられる接触部25と、
前記開口部23を閉鎖した前記開閉体19の繰り出し方向基端側で前記巻取軸15に沿って前記開閉体19に設けられ、該開閉体19から延出して前記接触部25に接触する可撓性を有した隙間閉塞部材27と、
前記接触部25に前記隙間閉塞部材27に沿って設けられ、少なくとも前記隙間閉塞部材27を0℃以上に加熱する電熱線材29と、
前記開口部23の上縁部に沿うカーテン出入口部33の縁部分であるまぐさに設けられる電熱線材29と、
を具備し、
前記接触部25は、前記隙間閉塞部材27の接触する面側の外側面側と、該外側面と反対側に閉鎖された電熱線材収容空間49を有し、
前記接触部25に設けられる電熱線材29は、前記隙間閉塞部材27の接触する面側と反対側の面に固定され、前記電熱線材収容空間49に配置され、
前記まぐさに設けられる電熱線材29は、前記まぐさの延在方向に沿い、前記開口部23を閉鎖する前記開閉体19に対し、前記接触部25が設けられる前記上壁31と同方向となる面に設けられることを特徴とする。
前記開口部23の上縁部に沿うカーテン出入口部33の縁部分であるまぐさに電熱線材29が設けられることを特徴としている。
この開閉体装置11によれば、開閉体19が開口部23を閉鎖した状態において、開閉体19の繰り出し方向基端側に設けられた隙間閉塞部材27が、巻取軸15に沿って接触部25に接触する。電熱線材29は、−30℃程度の低温下においても、隙間閉塞部材27が少なくとも0℃以上となるように接触部25及び隙間閉塞部材27を加熱する。これにより、隙間閉塞部材27は、低温によって硬化するのを避けることができる。つまり、隙間閉塞部材27は、例えば冷凍冷蔵倉庫の庫内が−30℃程度の低温下においても可撓性を有していることが期待でき、開閉体19の全幅方向に渡って接触部25に密着する。その結果、開閉体19と開口部23の上縁部との隙間が塞がれる。また、接触部25も、電熱線材29の加熱によって0℃以上となる。このため、隙間閉塞部材27は、接触部25に凍結によって固着してしまうのを防止でき、また、巻き取り時に破損することも防止される。また、開口部23の左右縁部に設けられるガイドレール17の電熱線材29によって、結露、凍結を防止し、開閉体19の移動に支障の生じることを防止している。さらに、左右のガイドレール17に加え、まぐさにおいても電熱線材29によって暖めることができ、このまぐさに設けられる電熱線材29は、カーテン出入口部33を暖める。これにより、まぐさの電熱線材29は、カーテン出入口部分における結露、結露後の凍結を防ぎ、開閉体19の開閉に支障の生じることを防止している。
前記ガイドレール17は、縦枠53を介して固定されているとともに、該ガイドレール17は、アウターレール37と、該アウターレール37の内側に取り付けられるインナーレール39とからなり、該インナーレール39に前記開閉体19が案内され、
前記アウターレール37には、その延在方向に沿い、電熱線材29が設けられ、
該電熱線材29は、前記アウターレール37と前記縦枠53、および前記アウターレール37が固定される開口部23の縁部とにより前後左右が囲まれた空間内に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の開閉体装置11は、請求項4記載の開閉体装置であって、前記縦枠53には、その延在方向に沿い、電熱線材29が設けられ、
該電熱線材29は、前記縦枠53と前記アウターレール37とにより前後左右が囲まれた空間内に設けられていることを特徴とする。
前記縦枠53は、断熱壁35を貫通する固定ボルト59により固定され、
前記縦枠53に設けられる前記電熱線材29は、前記固定ボルト59の頭部に近接して配置されることを特徴とする。
本発明の請求項7記載の開閉体装置11は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の開閉体装置であって、
前記接触部25に設けられる電熱線材29が配置される前記電熱線材収容空間49は、閉鎖されており、該電熱線材29は、前記接触部25の面に接触する部分以外は、前記電熱線材収容空間49の空気に接することを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る開閉体装置11の概略を示す構成図、図2は図1に示したシャッターカーテン収納部13の巻取軸15に直交する面による断面図、図3は図1に示した一方のガイドレール17とその近傍に設けられた諸部材の要部拡大平断面図である。
本実施形態に係る開閉体装置11は、例えば冷凍冷蔵倉庫21や寒冷地に設置される倉庫や建物に設けられ、開閉体として例えばシート状のシャッターカーテン19を用いて建物開口や冷凍冷蔵倉庫21の出入口である開口部23などを開閉する。なお、開閉体は、この他、スラットカーテンやスクリーンなどであってもよい。開閉体装置11は、ガイドレール17と、シャッターカーテン19と、巻取軸15と、接触部25と、隙間閉塞部材としてのフラップ27と、電熱線材29と、を主要な構成として有している。
本実施形態に係る開閉体装置11では、シャッターカーテン19が開口部23を閉鎖した状態において、シャッターカーテン19の繰り出し方向基端側に設けられたフラップ27が、巻取軸15に沿って接触部25に接触する。フラップ27は、シャッターカーテン19から袋状に膨出していることから、接触部25に面で接触する。その結果、シャッターカーテン19と上壁31との隙間は、巻取軸15の全長に渡って、フラップ27と接触部25とによって塞がれる。
15…巻取軸
17…ガイドレール
19…開閉体(シャッターカーテン)
21…冷凍冷蔵倉庫
23…開口部
25…接触部
27…隙間閉塞部材(フラップ)
29…電熱線材
43…縁部
49…電熱線材収容空間
Claims (7)
- 開口部の上縁部を挟む左右縁部に固定される一対の平行なガイドレールに幅方向両側の縁部が案内されて、前記開口部を開閉する開閉体と、
前記上縁部に沿って回転自在に配置され前記開閉体を巻き取り繰り出す巻取軸と、
前記上縁部の上方である上壁に前記巻取軸に沿って設けられる接触部と、
前記開口部を閉鎖した前記開閉体の繰り出し方向基端側で前記巻取軸に沿って前記開閉体に設けられ、前記開閉体から延出して前記接触部に接触する可撓性を有した隙間閉塞部材と、
前記接触部に前記隙間閉塞部材に沿って設けられ、少なくとも前記隙間閉塞部材を0℃以上に加熱する電熱線材と、
前記各ガイドレールに、その延在方向に沿い、前記開口部を閉鎖する前記開閉体に対し、前記接触部が設けられる前記上壁と同方向となる面に設けられる電熱線材と、
を具備し、
前記接触部は、前記隙間閉塞部材の接触する面側の外側面側と、該外側面と反対側に閉鎖された電熱線材収容空間を有し、
前記接触部に設けられる電熱線材は、前記隙間閉塞部材の接触する面側と反対側の面に固定され、前記電熱線材収容空間に配置されることを特徴とする開閉体装置。 - 開口部の上縁部を挟む左右縁部に固定される一対の平行なガイドレールに幅方向両側の縁部が案内されて、前記開口部を開閉する開閉体と、
前記上縁部に沿って回転自在に配置され前記開閉体を巻き取り繰り出す巻取軸と、
前記上縁部の上方である上壁に前記巻取軸に沿って設けられる接触部と、
前記開口部を閉鎖した前記開閉体の繰り出し方向基端側で前記巻取軸に沿って前記開閉体に設けられ、前記開閉体から延出して前記接触部に接触する可撓性を有した隙間閉塞部材と、
前記接触部に前記隙間閉塞部材に沿って設けられ、少なくとも前記隙間閉塞部材を0℃以上に加熱する電熱線材と、
前記開口部の上縁部に沿うカーテン出入口部の縁部分であるまぐさに設けられる電熱線材と、
を具備し、
前記接触部は、前記隙間閉塞部材の接触する面側の外側面側と、該外側面と反対側に閉鎖された電熱線材収容空間を有し、
前記接触部に設けられる電熱線材は、前記隙間閉塞部材の接触する面側と反対側の面に固定され、前記電熱線材収容空間に配置され、
前記まぐさに設けられる電熱線材は、前記まぐさの延在方向に沿い、前記開口部を閉鎖する前記開閉体に対し、前記接触部が設けられる前記上壁と同方向となる面に設けられることを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1記載の開閉体装置であって、
前記開口部の上縁部に沿うカーテン出入口部の縁部分であるまぐさに電熱線材が設けられることを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の開閉体装置であって、
前記ガイドレールは、縦枠を介して固定されているとともに、該ガイドレールは、アウターレールと、該アウターレールの内側に取り付けられるインナーレールとからなり、該インナーレールに前記開閉体が案内され、
前記アウターレールには、その延在方向に沿い、電熱線材が設けられ、
該電熱線材は、前記アウターレールと前記縦枠、および前記アウターレールが固定される開口部の縁部とにより前後左右が囲まれた空間内に設けられていることを特徴とする開閉体装置。 - 請求項4に記載の開閉体装置であって、
前記縦枠には、その延在方向に沿い、電熱線材が設けられ、
該電熱線材は、前記縦枠と前記アウターレールとにより前後左右が囲まれた空間内に設けられていることを特徴とする開閉体装置。 - 請求項5に記載の開閉体装置であって、
前記縦枠は、断熱壁を貫通する固定ボルトにより固定され、
前記縦枠に設けられる前記電熱線材は、前記固定ボルトの頭部に近接して配置されることを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載の開閉体装置であって、
前記接触部に設けられる電熱線材が配置される前記電熱線材収容空間は、閉鎖されており、該電熱線材は、前記接触部の面に接触する部分以外は、前記電熱線材収容空間の空気に接することを特徴とする開閉体装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2020081857A JP6972230B2 (ja) | 2015-11-10 | 2020-05-07 | 開閉体装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015220507A JP6702694B2 (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 開閉体装置 |
JP2020081857A JP6972230B2 (ja) | 2015-11-10 | 2020-05-07 | 開閉体装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015220507A Division JP6702694B2 (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 開閉体装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020125682A JP2020125682A (ja) | 2020-08-20 |
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ID=72083703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020081857A Active JP6972230B2 (ja) | 2015-11-10 | 2020-05-07 | 開閉体装置 |
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2020
- 2020-05-07 JP JP2020081857A patent/JP6972230B2/ja active Active
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