JP6969504B2 - 測距装置 - Google Patents

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Description

本開示は、測距用の光を出射してから、出射した光が物体に当たって反射してくるまでの時間を計測することで、物体までの距離を測定する測距装置に関する。
この種の測距装置には、物体から反射してきた光を検出するために光検出器が備えられている。また、光検出器としては、特許文献1に記載のように、アバランシェフォトダイオード(以下、APD)をガイガーモードで動作させて光検出を行うように構成されたものが知られている。
ガイガーモードで動作するAPDは、SPADと呼ばれ、逆バイアス電圧としてブレイクダウン電圧よりも高い電圧を印加することにより動作する。なお、SPADは、「Single Photon Avalanche Diode 」の略である。
SPADは、フォトンが入射して応答するとブレイクダウンするため、SPADを備えた光検出器には、応答後にSPADをリチャージするためのクエンチ抵抗が設けられている。
クエンチ抵抗は、抵抗体若しくはMOSFET等の半導体素子にて構成され、SPADがブレイクダウンすることで流れる電流により検出信号を出力し、その電流により生じる電圧降下によって、SPADの応答を停止させて、SPADに電荷をリチャージさせる。
また、SPADは、上記のようにリチャージされて光検出が可能になると、結晶欠陥等にトラップされたキャリアにより、光の入射に依らない疑似応答を生じることがあるため、応答後、一定の不感時間(以下、デッドタイム)、を設定する必要がある。
しかし、この種の光検出器を測距装置に利用する場合、デッドタイムは、距離測定の応答性の低下の原因となり、車載システムに影響を与えることがある。
そこで、特許文献2に記載のように、測距装置には、SPADにて構成される複数の光検出器を設け、測距時には、所定時間毎に、光を検出した光検出器の数を計数して、その数が所定の閾値以上であるときに、反射光が入射したと判断することが提案されている。
特開2017−75906号公報 特許第5644294号公報
上記提案の測距装置において、複数の光検出器がランダムに応答する場合には、所定時間内に同時に応答する光検出器の数は少ないことから、同時に応答した光検出器の数が閾値以上であるか否かを判断することで、物体からの反射光の入射を検出できる。
しかし、例えば、光が入射している状態で、イネーブル信号等によって複数の光検出器が同時に応答可能になると、複数の光検出器が同時に応答することになる。また、距離測定のために出射した光がクラッタとして光検出器に入射した場合にも、複数の光検出器が同時に応答することがある。
そして、このように複数の光検出器が同時に応答すると、デッドタイム期間中は応答できないため、デッドタイム後に再び複数の光検出器が同時に応答可能になり、応答する光検出器の数が増加する。
従って、この場合、応答する光検出器の数は、リチャージに要する時間を1周期として周期的に変動することになる。そして、この変動期間中、応答できる光検出器と応答できない光検出器とが混在してくるため、次に同時に応答する光検出器の数が減り、最終的には変動が収束する。
このため、光検出器起動時の外乱光やクラッタによって、同時に応答する光検出器の数が変動して、複数の光検出器による光の検出感度が不均一になっても、最終的には、同時に応答する光検出器の数が閾値以下に収束し、検出感度が安定する。
そして、同時に応答する光検出器の数が閾値以下に収束すれば、物体からの反射光が入射することにより、応答する光検出器の数が増加するため、光を出射してから反射光が入射するまでの時間を計測することで、距離測定を実施できる。
しかし、クラッタによる検出感度の不均一と、外乱光による検出感度の不均一とが同時に発生する条件下では、測距用の光を出射してから検出感度が安定するまでの時間が長くなり、測距装置の近傍に位置する物体までの距離を測定できなくなることがある。
本開示の一局面は、SPADにて構成される複数の光検出器を備えた測距装置において、測距開始後、外乱光とクラッタとにより、複数の光検出器による光の検出感度が不均一になる期間が長くなるのを抑制することが望ましい。
本開示の一局面の測距装置は、測距用の光を出射するよう構成された照射部(10)と、複数の光検出器(2)と、時間計測部(14)と、タイミング制御部(16)と、タイミング指示部(20)と、を備える。
複数の光検出器は、それぞれ、ガイガーモードで動作可能なアバランシェフォトダイオードであるSPAD(4)を備え、照射部から出射され、物体に当たって反射してきた反射光を、SPADにて検出するよう構成されている。
また、時間計測部は、照射部が測距用の光を出射してから、複数の光検出器のうちの所定数以上の光検出器にて光が検出されるまでの時間を計測するよう構成されている。
また、タイミング制御部は、外部からの測距指令に従い、照射部から光を出射させると共に、複数の光検出器を構成する各SPADをガイガーモードで動作させて、時間計測部による時間測定を実施させるように構成されている。
従って、タイミング制御部は、時間計測部に対し、照射部が測距用の光を出射してから、その光が、物体に当たって反射し、所定数以上の光検出器にて検出されるまでの時間を計測させることで、物体までの距離を測定させることができる。
ところで、タイミング制御部が照射部から光を出射させた際には、その光が測距装置から周囲に放射されるまでの間に、一部の光が測距装置内部で反射して、クラッタとして複数の光検出器に入射し、各光検出器が同時に応答することがある。
また、タイミング制御部が、複数の光検出器のSPADをガイガーモードで動作させると、各SPADは光を検出可能になるので、その動作開始時に、周囲の外乱光の強度が高い場合には、複数の光検出器が外乱光によって同時に応答することがある。
このため、タイミング制御部が照射部から測距用の光を出射させて、時間計測部による測距動作を開始させた際には、複数の光検出器がクラッタ若しくは外乱光により同時に応答して、複数の光検出器による光の検出感度が不均一になることがある。
そして、特に、クラッタによる検出感度の不均一と、外乱光による検出感度の不均一とが同時に発生した場合には、複数の光検出器による光の検出感度が安定するのに要する時間が長くなり、近距離での距離測定を正常に実施できなくなることがある。
これに対し、タイミング指示部は、タイミング制御部が測距指令に従い照射部から光を出射させる出射タイミング(Td_trg )、及び、各SPADをガイガーモードで動作させる動作開始タイミング(Td_en )、をそれぞれ設定するよう構成されている。
従って、本開示の測距装置によれば、タイミング指示部により、照射部からの出射タイミングと、複数の光検出器の動作開始タイミングとを調整できるようになる。よって、照射部が測距用の光を出射してから、複数の光検出器による光の検出感度が不均一となる期間を短くし、近距離での測距精度が低下するのを抑制できる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の測距装置全体の構成を表すブロック図である。 光検出器の構成を表す回路図である。 外乱光が強い場合の発光トリガ及びSPADイネーブル信号の出力タイミングの設定例を表すタイムチャートである。 外乱光が弱い場合の発光トリガ及びSPADイネーブル信号の出力タイミングの設定例を表すタイムチャートである。 外乱光が強い場合に出力タイミングを設定する際の変形例を表すタイムチャートである。 外乱光が弱い場合に出力タイミングを設定する際の変形例を表すタイムチャートである。 クラッタが発生しない場合の発光トリガ及びSPADイネーブル信号の出力タイミングの設定例を表すタイムチャートである。 第2実施形態の測距装置全体の構成を表すブロック図である。 第2実施形態のタイミング指示部にて実行されるタイミング設定処理を表すフローチャートである。 図9のタイミング設定処理による発光トリガ及びSPADイネーブル信号の出力タイミングの設定手順を説明するタイムチャートである。 第3実施形態の測距装置全体の構成を表すブロック図である。 第3実施形態のタイミング指示部にて実行されるタイミング設定処理を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
本実施形態の測距装置は、例えば、車両に搭載されて、車両周囲の障害物までの距離を測定するためのものであり、図1に示すように、照射部10と、複数の光検出器2を備えた検出部12と、時間計測部14と、タイミング制御部16とを備える。
照射部10は、車両外部に向けて測距用の光を出射するためのものであり、発光素子として、例えば、レーザ光を発生する発光ダイオードを備える。そして、照射部10は、タイミング制御部16から入力される発光トリガにより発光ダイオードを発光させ、レンズ等の所定の光学系を介して、所定方向に、測距用の光であるレーザービームを出射する。
検出部12は、照射部10から出射され、物体に当たって反射してきた光を検出するためのものであり、複数の光検出器2を縦・横方向に格子状に配置することにより、所謂受光アレイとして構成されている。
図2に示すように、複数の光検出器2は、それぞれ、SPAD4と、クエンチ抵抗6と、パルス出力部8とを備える。
SPAD4は、ガイガーモードで動作可能なAPDであり、クエンチ抵抗6は、SPAD4への通電経路に直列接続されている。
クエンチ抵抗6は、SPAD4にフォトンが入射して、SPAD4がブレイクダウンしたときに、SPAD4に流れる電流により、電圧降下を発生して、SPAD4のガイガー放電を停止させるものであり、本実施形態では、MOSFETにて構成されている。
このため、本実施形態では、クエンチ抵抗6を構成するMOSFETに所定のゲート電圧を印加することでMOSFETをオンさせ、そのオン抵抗により、SPAD4に逆バイアス電圧VSPADを印加する。
また、ゲート電圧の印加を停止して、MOSFETをオフさせることで、SPAD4への通電経路を遮断し、SPAD4の動作を停止させることができる。
なお、MOSFETのゲートには、タイミング制御部16から検出部12に入力されるイネーブル信号Venが印加され、イネーブル信号Venがハイレベルになると、MOSFETがオン状態なって、SPAD4がフォトンの入射に応答可能な状態となる。
また、クエンチ抵抗6とのSPAD4との間の接続点は、パルス出力部8に接続されている。パルス出力部8は、SPAD4がフォトンの入射によってブレイクダウンしたことを、接続点の電位から検出するためのものであり、SPAD4がブレイクダウンして接続点の電位が変化すると、検出信号Voとして、一定パルス幅のデジタルパルスを出力する。
なお、光検出器2において、SPAD4は、図2Aに示すように、カソードが、正の電源ラインに接続され、アノードが、nチャネルMOSFETにて構成されたクエンチ抵抗6を介して、グラウンドラインに接地されていてもよい。
また、図2Bに示すように、SPAD4のカソードがpチャネルMOSFETにて構成されたクエンチ抵抗6に接続され、これらの直列回路の両端のうち、クエンチ抵抗6側が正電位となり、SPAD4側が負電位となるように、直流電圧が印加されていてもよい。
そして、図2A、図2Bに示すいずれの光検出器2においても、クエンチ抵抗6を構成するMOSFETにイネーブル信号Ven(A)又はVen(B)を入力することで、SPAD4に逆バイアス電圧VSPADを印加して、光検出器2を応答可能状態とすることができる。
次に、時間計測部14は、照射部10が測距用の光を出射してから、その光が検出部12にて検出されるまでの時間を計測し、その計測結果を、自車両から周囲の物体までの距離を表す情報として、車両の走行支援を行う車載装置に出力する。
また、時間計測部14は、検出部12を構成する複数の光検出器2のうち、所定数以上の光検出器2にて測距用の光が検出されたときに、検出部12に物体からの反射光が入射したと判断する。
このため、検出部12と時間計測部14との間には、検出部12を構成する光検出器2から略同時に出力される検出信号Voの数を加算し、その加算結果が予め設定された閾値以上であるか否かを判断する、出力判定部18が設けられている。
そして、時間計測部14は、出力判定部18からの出力に基づき、検出部12に物体からの反射光が入射したと判断して、照射部10が測距用の光を出射してからの経過時間を、車両周囲の物体までの距離を表す情報として出力する。
次に、タイミング制御部16は、測距指令となる発光プレトリガが外部から入力されると、照射部10から光を出射させると共に、検出部12にイネーブル信号Venを出力することで、時間計測部14による距離測定を開始させる。
図3〜図7に例示するように、タイミング制御部16は、外部から発光プレトリガが入力されると、その後、予め設定された発光待機時間Td_trg が経過した時点で、照射部10に発光トリガを出力して、照射部10を発光させる。
また、タイミング制御部16は、外部から発光プレトリガが入力されると、その後、予め設定された検出待機時間Td_enが経過した時点で、検出部12にイネーブル信号Venを出力することで、複数の光検出器2の光検出動作を開始させる。
ところで、照射部10の出射タイミング及び複数の光検出器2の動作開始タイミングが一定であると、車両に対する測距装置の設置状態や車両周囲の環境状態によって、照射部10から光を出射させてから距離測定可能となるまでの時間が長くなることがある。
そこで、本実施形態の測距装置においては、タイミング制御部16が、発光プレトリガが入力されてから発光トリガ及びイネーブル信号Venを出力するまでの待機時間Td_trg 及びTd_enを、それぞれ、設定変更可能に構成されている。
また、本実施形態の測距装置には、タイミング制御部16における待機時間Td_trg 及びTd_enを、手動操作若しくは設定用機器を利用して外部から指示するためのタイミング指示部20が設けられている。
このため、検出部12に入射する外乱光が強い場合には、例えば、図3に示すように、発光プレトリガの入力後、検出部12にイネーブル信号Venを出力した後に、照射部10に発光トリガを出力するように、待機時間Td_trg 及びTd_enを設定することができる。
また、検出部12に入射する外乱光が弱い場合には、例えば、図4に示すように、発光プレトリガの入力後、照射部10に発光トリガを出力した後に、検出部12にイネーブル信号Venを出力するように、待機時間Td_trg 及びTd_enを設定することができる。
つまり、外乱光が強い場合、検出部12にイネーブル信号Venを出力して、複数の光検出器2を同時に動作させると、図3に示すように、各光検出器2のSPAD4が略同時に応答して検出部12から出力される検出信号Voの数Penが極めて多くなる。
このように多数の光検出器2が略同時に応答した場合、各SPAD4はクエンチ抵抗6を介してリチャージされるため、リチャージ後に同時に応答する光検出器2の数も増加する。
従って、同時に応答するSPAD4の数は、各SPAD4のリチャージに要する時間を1周期として周期的に変動し、検出部12における光の検出感度が不均一になる。
また、この場合、同時に応答するSPAD4の数は徐々に減少するが、その変動が収束して検出部12における光の検出感度が安定するまでは、物体からの反射光の検出精度が低下する。
そこで、外乱光が強い場合には、発光待機時間Td_trg を検出待機時間Td_enよりも長くすることで、検出部12の動作開始後、外乱光により応答するSPAD4の数が減少してから、照射部10から光を出射させるのである。
また、照射部10から光を出射させると、その光がクラッタとして検出部12に入射し、応答する光検出器2の数Ptrg が増加して、検出部12の感度が不均一になることがある。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、クラッタにより検出部12の感度が不均一になる期間が、外乱光により検出部12の感度が不均一になる期間と重複するように、発光待機時間Td_trg が設定される。
このため、クラッタにより応答する光検出器2の数を、外乱光に応答して変動する光検出器2の数により相殺させて、照射部10から光を出射させてから、検出部12の検出感度が安定して、正確な距離測定が実施可能となるまでの時間を短くすることができる。
なお、外乱光が強い場合には、図5に示すように、検出部12にイネーブル信号Venを出力した後、外乱光により検出部12の感度が安定してから、照射部10に発光トリガが出力されるように、発光待機時間Td_trg を設定してもよい。
一方、外乱光が弱い場合には、図4に示すように、検出部12にイネーブル信号Venを出力して、複数の光検出器2を動作させても、外乱光により応答する光検出器2の数Penは、外乱光が強い場合に比べて少なくなる。
このため、外乱光が弱い場合には、検出部12にイネーブル信号Venを出力する前に、照射部10に発光トリガを出力して、照射部10から光を出射させる。
照射部10からの光の出射により、クラッタが発生すると、クラッタにより検出部12の感度が不均一になるが、その期間中に、検出部12にイネーブル信号Venを出力して、複数の光検出器2を動作させることで、外乱光による感度不均一期間と重複させる。
この結果、検出部12が、動作開始後、外乱光により感度不均一となる期間を短くすることができるようになる。
なお、外乱光が弱い場合には、図6に示すように、照射部10に発光トリガを出力して、照射部10から光を出射させてから、クラッタにより生じる検出部12の感度不均一が収束した後に、検出部12にイネーブル信号Venを出力するようにしてもよい。
また、測距装置の車両への設置状態によっては、クラッタが発生しないことがある。このような場合には、図7に示すように、検出部12にイネーブル信号Venを出力した後、外乱光により検出部12の感度が安定してから、照射部10に発光トリガが出力されるように、検出待機時間Td_en及び発光待機時間Td_trg を設定してもよい。
以上説明したように、本実施形態の測距装置においては、発光プレトリガの入力後、照射部10に発光トリガを出力するまでの発光待機時間Td_trg と、検出部12にイネーブル信号Venを出力するまでの検出待機時間Td_enと、を設定変更できるようにされている。
このため、図3〜図7に示したように、外乱光の強度やクラッタの発生の有無等に応じて、照射部10の出射タイミング及び検出部12による動作開始タイミングを設定することができる。
よって、本実施形態の測距装置によれば、照射部10から光を出射してから、検出部12の感度が安定して、正確な距離測定を実施できるようになるまでの時間を短くすることができ、延いては、測距装置による距離測定可能範囲を広げることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、タイミング制御部16が、発光プレトリガの入力後に、発光トリガを出力するまでの発光待機時間Td_trg と、イネーブル信号Venを出力するまでの検出待機時間Td_enとを、タイミング指示部20を介して設定できるものとして説明した。
これに対し、本実施形態の測距装置は、図8に示すように、タイミング指示部20をマイコン等の演算処理回路で構成することにより、タイミング指示部20が、発光待機時間Td_trg 及び検出待機時間Td_enを、自動で設定するように構成されている。
すなわち、本実施形態においては、出力判定部18が、検出部12を構成する光検出器2から略同時に出力される検出信号Voの数を加算する加算部18Aと、加算部18Aによる加算結果が閾値以上であるか否かを判断する比較部18Bと、を備える。
そして、比較部18Bにて、加算結果が閾値以上であると判断されると、時間計測部14に検出信号が出力される。また、加算部18Aによる加算結果は、略同時に応答したSPAD4の応答数として、比較部18Bに出力されるだけでなく、ピーク検出部22にも出力される。
ピーク検出部22は、照射部10が測距用の光を出射してからクラッタにより略同時に応答したSPAD4の数Ptrg 、及び、イネーブル信号Venにより検出部12が動作してから外乱光により略同時に応答したSPAD4の数Pen、の最大値をそれぞれ検出する。
そして、ピーク検出部22で検出されたクラッタによるSPAD4の応答数Ptrg 及び外乱光によるSPAD4の応答数Penは、タイミング指示部20に入力され、タイミング指示部20は、その応答数Ptrg ,Penに基づき、待機時間Td_trg ,Td_enを設定する。
以下、このように待機時間Td_trg ,Td_enを設定するために、タイミング指示部20にて実行されるタイミング設定処理について、図9及び図10を用いて説明する。
図9に示すように、タイミング設定処理においては、まず、S110にて、設定回数カウンタiに初期値[1]を設定し、続くS120にて、待機時間Td_trg(i),Td_en(i) に予め設定された初期値を設定する。
そして、続くS130では、タイミング制御部16が、発光プレトリガの入力後に発光トリガ及びイネーブル信号Venを出力するまでの待機時間Td_trg ,Td_enとして、現在設定されている待機時間Td_trg(i),Td_en(i) を設定する。
また、S130では、待機時間の設定後、ピーク検出部22を介して、クラッタにより略同時に応答したSPAD4の最大の応答数Ptrg(i)及び外乱光により略同時に応答したSPAD4の最大の応答数Pen(i) をそれぞれ測定する。
次に、S140では、S130で測定した応答数Ptrg(i)及びPen(i) を大小比較し、クラッタによる応答数Ptrg(i)が外乱光による応答数Pen(i) よりも多い場合には、S150に移行し、そうでなければS160に移行する。
S150では、クラッタによる応答数Ptrg(i)が外乱光による応答数Pen(i) よりも多く、クラッタに比べて外乱光が弱いので、発光待機時間Td_trg が検出待機時間Td_enよりも短くなるように、次回の待機時間Td_trg(i+1)及びTd_en(i+1) を設定する。
具体的には、図10に例示するように、クラッタによる応答数Ptrg1が外乱光による応答数Pen1 よりも多い場合には、次回の発光待機時間Td_trg2が検出待機時間Td_en2 よりも短くなるように、次回の待機時間Td_trg2及びTd_en2 を設定する。
また、S150では、応答数Ptrg(i)、Pen(i)の差「Ptrg(i)−Pen(i) 」に応じて、その差が大きい程、発光待機時間Td_trg と検出待機時間Td_enとの時間差が大きくなるように、次回の待機時間Td_trg(i+1)及びTd_en(i+1) を設定する。
一方、S160では、外乱光による応答数Pen(i) がクラッタによる応答数Ptrg(i)よりも多く、クラッタに比べて外乱光が強いので、検出待機時間Td_enが発光待機時間Td_trg よりも短くなるように、次回の待機時間Td_trg(i+1)及びTd_en(i+1) を設定する。
また、S160では、応答数Ptrg(i) 、Pen(i)の差「Pen(i) −Ptrg(i)」に応じて、その差が大きい程、発光待機時間Td_trg と検出待機時間Td_enとの時間差が大きくなるように、次回の待機時間Td_trg(i+1)及びTd_en(i+1) を設定する。
そして、S150又はS160にて、次回の発光待機時間Td_trg(i+1)及び検出待機時間Td_en(i+1) が設定されると、S170に移行して、設定回数カウンタiをインクリメントすることで、設定回数カウンタiの値を更新し、S130に移行する。
以上説明したように、本実施形態においては、タイミング指示部20が、測距動作時にピーク検出部22を介して検出したクラッタによるSPAD4の応答数Ptrg 及び外乱光によるSPAD4の応答数Penに基づき、次回の待機時間Td_trg ,Td_enを設定する。
このため、図3〜図7に例示したように、外乱光の強度やクラッタの発生の有無等に応じて、照射部10の出射タイミング及び検出部12による動作開始タイミングを、自動で設定できるようになる。
よって、車両の昼間の走行時や夜間走行時等、車両走行時の周囲環境が変化しても、その変化に応じて照射部10の出射タイミング及び検出部12による動作開始タイミングを適正に設定できるようになり、本開示の測距装置の使い勝手を向上できる。
なお、S130にて測定されるクラッタによるSPAD4の応答数Ptrg 及び外乱光によるSPAD4の応答数Penからは、クラッタ若しくは外乱光による感度不均一が収束するのに要する時間を推定できる。
このため、外乱光若しくはクラッタによる感度不均一が収束してから、発光トリガ若しくはイネーブル信号を出力させる際には、S150,S160において、S130で検出した応答数Ptrg 若しくはPenから収束時間を推定するようにしてもよい。このようにすれば、待機時間Td_trg ,Td_enの時間間隔を簡単且つ適正に設定できるようになる。
[第3実施形態]
第2実施形態においては、照射部10の出射タイミング及び検出部12による動作開始タイミングを車両周囲の環境変化に応じて自動で設定するために、ピーク検出部22を設けている。
そして、ピーク検出部22では、クラッタ及び外乱光により略同時に応答したSPAD4の応答数Ptrg 及びPenの最大値をそれぞれ検出し、タイミング指示部20では、その検出結果に基づき、待機時間Td_trg ,Td_enを設定する。
これに対し、本実施形態では、図11に示すように、車載装置30から、車両の現在位置や時刻、気象状態等の自車両情報を、タイミング指示部20に入力するように構成されている。
そして、タイミング指示部20は、第2実施形態と同様、マイコン等の演算処理回路で構成され、車載装置30から入力される自車両情報に基づき、タイミング制御部16においける発光待機時間Td_trg 及び検出待機時間Td_enを設定する。
つまり、タイミング指示部20は、所定時間毎に、図12に示すタイミング制御処理を実行する。
このタイミング制御処理では、まず、S210にて、車載装置30から入力される自車両情報に基づき、検出部12に入射する外乱光の光量を推定する。
そして、続くS220では、S210にて推定した外乱光の光量は所定のしきい値以上であるか否か、つまり、外乱光が強いか否か、を判断し、外乱光が強い場合には、S230に移行し、外乱光が弱い場合には、S240に移行する。
S230では、図3若しくは図5に示したように、タイミング制御部16が、検出部12にイネーブル信号Venを出力した後に、照射部10に発光トリガを出力するように、待機時間Td_trg 及びTd_enを設定し、タイミング制御処理を一旦終了する。
また、S240では、図4若しくは図6に示したように、タイミング制御部16が、照射部10に発光トリガを出力した後に、検出部12にイネーブル信号Venを出力するように、待機時間Td_trg 及びTd_enを設定し、タイミング制御処理を一旦終了する。
従って、本実施形態の測距装置によれば、車両走行時の周囲環境が変化しても、外乱光の強度に応じて、照射部10の出射タイミング及び検出部12による動作開始タイミングを、自動で適正に設定できるようになる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、図11,図12に示した第3実施形態では、タイミング指示部20は、車載装置30から得られる自車両情報から推定した外乱光の光量に基づき、発光待機時間Td_trg 及び検出待機時間Td_enを設定するものとして説明した。
これに対し、第3実施形態の測距装置において、タイミング指示部20は、照射部10の発光後に応答したSPAD4の数からクラッタによる光量を推定し、外乱光の光量との大小関係に基づき、待機時間Td_trg ,Td_enを設定するように構成してもよい。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
2…光検出器、6…クエンチ抵抗、8…パルス出力部、10…照射部、12…検出部、14…時間計測部、16…タイミング制御部、18…出力判定部、18A…加算部、18B…比較部、20…タイミング指示部、22…ピーク検出部、30…車載装置。

Claims (3)

  1. 測距用の光を出射するよう構成された照射部(10)と、
    ガイガーモードで動作可能なアバランシェフォトダイオードであるSPAD(4)を備え、前記照射部から出射され、物体に当たって反射してきた光を、前記SPADにて検出するよう構成された複数の光検出器(2)と、
    前記照射部が前記測距用の光を出射してから、前記複数の光検出器のうちの所定数以上の光検出器にて前記光が検出されるまでの時間を計測するよう構成された時間計測部(14)と、
    外部からの測距指令に従い、前記照射部から前記光を出射させると共に、前記複数の光検出器を構成する各SPADを前記ガイガーモードで動作させて、前記時間計測部による時間測定を実施させるように構成されたタイミング制御部(16)と、
    前記タイミング制御部が前記測距指令に従い前記照射部から前記光を出射させる出射タイミング(Td_trg)、及び、前記各SPADを前記ガイガーモードで動作させる動作開始タイミング(Td_en)、をそれぞれ設定するよう構成されたタイミング指示部(20)と、
    前記複数の光検出器のうち、前記光を検出した前記光検出器の数を所定時間毎に計数する加算部(18A)と、
    を備え
    前記タイミング指示部は、前記加算部による加算結果に基づき、前回前記出射タイミングで前記照射部から前記光を出射させてからクラッタにより前記光を検出した前記光検出器の数、及び、前回前記動作開始タイミングで前記各SPADの動作を開始させてから外乱光により前記光を検出した前記光検出器の数、をそれぞれ取得し、該取得した数の大小関係に基づき、次回の前記出射タイミング及び前記動作開始タイミングを設定するよう構成されている、測距装置。
  2. 前記タイミング指示部は、
    前記動作開始タイミング後に前記外乱光によって前記光を検出した光検出器の数が、前記出射タイミング後に前記クラッタによって前記光を検出した光検出器の数よりも多いときには、前記複数の光検出器の前記各SPADの動作を開始してから、所定時間経過後に、前記照射部が前記光を出射するよう、前記動作開始タイミング及び前記出射タイミングを設定する、
    ように構成されている、請求項に記載の測距装置。
  3. 前記タイミング指示部は、
    前記出射タイミング後に前記クラッタによって前記光を検出した光検出器の数が、前記動作開始タイミング後に前記外乱光によって前記光を検出した光検出器の数よりも多いときには、前記照射部が前記光を出射してから、所定時間経過後に、前記複数の光検出器の前記各SPADの動作を開始するよう、前記出射タイミング及び前記動作開始タイミングを設定する、
    ように構成されている、請求項又は請求項に記載の測距装置。
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